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武内P「胡蝶丸、ですか?」
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志希「そうそう♪ せっかく新年を迎えたのに初夢を見られないのは嫌だっていう子が多いから作ってみたんだ〜」
武内P「とすると、その胡蝶丸というのは夢を見るためのお薬という訳ですか」
志希「その通り。夢だなんていう不定形の曖昧な現象、あるいは単に脳の自然的整頓行為に傾倒するつもりなんてなかったんだけど、相応の対価は出して貰っちゃったから」
武内P「はぁ……」
志希「そういう訳で、はい」
武内P「なぜ私に?」
志希「余ったから♪」
武内P「そういう事でしたら、有り難くいただきます」
武内P「さて、そろそろ寝る時間ですね」
武内P「一月二日……今晩の夢が初夢になるわけですか」
武内P「一般的には一富士二鷹三茄子を引き当てた場合は、その年が幸運に満ちたものになると言われていますが……」
武内P「もしもの時には鷹富士さんを拝むことにしましょう」
武内P「では」ゴクン
武内P「……もう眠気が……なるほど、誘眠効果もあるとは抜け目のない……」
武内P「……グー」
武内Pの夢の内容 >>5
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旧ユーゴ圏の内戦に巻き込まれた輿水幸子ちゃんを救いにいく
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鷹富士茄子さんと濃厚ラブラブセックス
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>>3
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元旦の夜の淫夢
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「かこ」ですよー
http://i.imgur.com/B4n8mjL.png
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しきにゃんから胡蝶丸をもらって夢をみる夢
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武志希の淫夢見たいけどな〜俺もな〜
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武内P「う……ここは……?」
武内P「夢の中、でしょうか。明晰夢とは……これも一ノ瀬さんの薬の力なんですね」
武内P「しかし、ベッドの上……」
>>10「プロデューサー……」
武内P「あ、あなたは……」
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茄子
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楓さん
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杉坂海
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やったぜ。
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お正月特有の脱出不可能茄子さんゾーン
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茄子「ふふふ……♪」
武内P「た、鷹富士さん……!? その格好は……」
茄子「プロデューサーはこういう衣装の方がお好きだって仰ってましたから……♥」
武内P(際どい衣装で半裸に……! 確かに寝る前に『もしもの時は鷹富士さんに』とは考えましたが、まさかそのせいで彼女を初夢に見てしまっているのでは……)
茄子「プロデューサー……♥」
武内P(……いいのでしょうか。夢の中とはいえ、自社のアイドルの方を淫夢に見るなど)
茄子「プロデューサー……? もしかして、私にはもう飽きてしまわれたのですか……?」
武内P「! 鷹富士さん……!」ガシッ
茄子「ひゃっ」
武内P(これは夢……内容はともかくとして、鷹富士さんは一富士二鷹三茄子の理に適っている。こういう機会はないのですから、割り切りましょう)
武内P「すみません、余りにも美しいので見蕩れてしまいました」
茄子「あ……そんな……♥」
武内P「鷹富士さん……」
茄子「ま、待ってください……名前で、呼んでほしいです」
武内P「……茄子」
茄子「はいっ♥ んっ♥」
武内P(柔らかい……本人も、このように甘く柔らかな唇をしているのでしょうか)
茄子「んぅ……♥ ちゅ、はふ♥」
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やったぜ。
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茄子「ちゅ……ぷは♥」
武内P「ふぅ……凄いですね、もうこんなに」
茄子「あんっ♥ プロデューサーとキスすると、我慢できなくなっちゃうんです……♥」
武内P「一応、慣らしておきましょう」クチュ
茄子「んっ、んーっ♥ そこっ、クリクリしちゃ……♥」
武内P「胸が溢れてしまいそうですね」ムニッ
茄子「はぅ♥」
武内P「指は……余裕ですね」ズニュ
茄子「あっ♥ プロデューサーの指っ、私の中でゴリゴリしてますぅ♥」
武内P「絡みついてきてますよ、茄子?」
茄子「あっ、ぃ♥ プロデューサー……っ♥」グイッ
茄子「もう……もう我慢できませんっ……♥」
武内P「仕方ありませんね。では……」グッ
茄子「あ……♥ プロデューサーのおちんちんが中に――」
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――――
武内P「…………?」
武内P「あ、さ……?」
武内P(いつの間に……確かに夢は見たはず。鷹富士さんとの淫夢というのは本人には申し訳ありませんが)
武内P(しかし、やけに鮮明であったのに途中で途切れてしまったかのような消化不良感……)
武内P「これはいったい……」
武内P「おはようございます。一ノ瀬さん、昨日の薬の件なのですが……」
志希「薬? なんのお話?」
武内P「えっ。胡蝶丸です、夢を見るための」
志希「夢を見るためのお薬? ニャハハ、プロデューサー、私はあんまりはっきり証明できないものって好きじゃないからそんな薬作らないよ」
武内P「そんな……」
志希「じゃあそのお薬ある?」
武内P「い、いえ。貰ったのは一錠分でしたので……」
志希「うーん……」スンスン
志希「嘘ついてる匂いじゃないけど……ふふふ、それこそ夢だったんじゃない?」
武内P「…………どう、なのでしょう」
志希「今日は何月何日?」
武内P「一月二日です」
志希「自分の名前は?」
武内P「武内駿輔」
志希「うん大丈夫。きっと夢でも見てたんだよ」
武内P「はぁ……」
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雲行きがあやしいですね...
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武内P(妙な夢を見てしまったようですね。となると、尚更鷹富士さんとは顔を合わせづらくなってしまいました)
武内P(もし薬が実在のものなら薬のせいにもできましたが、それが自分の夢、想像の産物とあっては……)
武内P(つまりそれは、鷹富士さんへ抱いた劣情を別のモノへ責任転嫁する為にわざわざあんな回りくどい理由付けの夢を見たということに他ならないのですから……)
茄子「あ、プロデューサー」
武内P「た、鷹富士さん」
茄子「どうかしたんですか? ものすごく驚いた顔してますよ?」
武内P「い、いえ。なんでもありません」
茄子「そうですか。顔に何かついてるかと思ってびっくりしちゃいましたよー」
武内P「失礼しました。それでは」
茄子「あっ、待ってください!」
武内P「えっ……」
茄子「プロデューサー……なんだか冷たいです」
武内P「そ、そのようなことは決して」
茄子「だって、今も鷹富士さんって……いつもは茄子って呼んでくださるのに」
武内P(……え?)
茄子「それに、なんだか逃げるように会話を切り上げられたような感じがしてしまって……」
武内P「…………大変失礼を承知してお尋ねします。私はいつごろから鷹富士さんを下のお名前でお呼びし始めたでしょうか?」
茄子「え…………」
武内P「っ……」
武内P(……これは……なんという……)
武内P(あの笑顔を絶やさぬ鷹富士さんが、ここまで表情を曇らせるとは……)
茄子「…………私とプロデューサーが想いを遂げた日からです」グスッ
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武内P(想いを……遂げた日……)
武内P(つまりそれは……いやしかし、あれは夢だったはずでは……)
武内P(いや、こちらが夢ということでしょうか。薬が不完全で内容が前後して……)
武内P(一ノ瀬さんがそんな失敗をするとは思えませんね。もしかすると、薬の話からここまでは全て夢……?)
武内P(……!)
武内P「すみません、茄子。少々疲れが溜まってボケていたようです。妙な事を聞いてしまって申し訳ありませんでした」
茄子「えっ、プロデューサーがそんなに疲れてるなんて……ごめんなさい、私……」
武内P「いえ、心配には及びません。休養はしっかり取るようにします」
茄子「……よかった。プロデューサーが私のことを忘れてしまったのかと思って、ちょっと驚いてしまいました」
武内P「……大丈夫です、そのようなことはありません」
茄子「その……確かめる意味でも、キス……して欲しいです」
武内P「こ、ここでですか?」
茄子「心配無用ですっ。いつものように、例え外だって誰にも見られません」
武内P「…………では」チュッ
茄子「んっ……♥」
武内P「これで、よろしいでしょうか?」
茄子「はいっ♪」
武内P「それでは、私は早引きすることにします」
茄子「後でお家にご飯、作りに行きますね」
武内P「それは……いえ、ありがとうございます。では」
武内P(夢の中と今日の日付はどちらも一月二日だった。とすると、寝て日付を更新すればどちらが夢だったのか分かるはず)
武内P(……いや、そもそも私が鷹富士さんと関係を持つには交流があまりにも欠けている。この欠点がある限り、これは夢だと断言できる)
武内P(それに、その『想いを遂げた日』は私には記憶にありません)
武内P(本当に……妙な夢を見てしまいましたね。早く帰って寝てから目を覚ましましょう)
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あくしろよ
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――――
武内P「くっ……なかなか、きついですね」
茄子「あっ、ぅ……っ♥ プロデューサーのっ……おっきいおちんちんで茄子の中いっぱいです……っ♥」
武内P「根元までいきますよ……っ」ズプッ
茄子「はぅっ♥ あ……すごいぃ♥ 奥まで届いてますぅ……っ♥」
武内P「搾り取るようですね、まるで……徐々にペースを上げていきますので」ズリッ
茄子「んぁっ♥ はぁ……っ♥ めくれちゃいますよぉっ……♥」
武内P「茄子は引き抜くのと……」パンッ
茄子「ふあぁぁっ♥」
武内P「奥を突かれるのがお好きでしたね」パンッパンッ
茄子「はいっ♥ そうですっ♥ あっあっ♥」
武内P「もう膣内がひくついてますね。そんなに気持ちいいですか?」パンッパンッ
茄子「きもちいいですっ♥ プロデューサーのっ、あっ♥ おっきいのでっ♥ ぱんぱんされてっ♥」
武内P「素直な人は好きです」パンパンパン
茄子「ひゃぁああっ♥ そんなぁっ♥ いきなり激しくっ……♥」
武内P「遠慮なく感じて下さい」パンパンパンッ
茄子「あ――っ♥ だめっ、だめですっ♥ もうイッちゃいますぅっ♥ や、あ――」
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――――
武内P(……朝、ですか)
武内P(日付は一月三日……しかし)
武内P(またしても鷹富士さんとの夢を……しかもあれは前回の続きでした)
武内P「とにかく出社しましょう」
武内P「おはようございます」
ちひろ「おはようございます、プロデューサーさん♪ これ、お預かりしてますよ」
武内P「これは?」
ちひろ「ふふふふふ♪ いつものです、い・つ・も・の♪」
武内P「……?」ガサッ
『プロデューサーへ。今日のお弁当は頑張って三段です♪ いっぱい食べて頑張って下さいね! 明日はオフなので、今晩もお家にお邪魔します♥ 茄子』
武内P「……!?」
ちひろ「いくら茄子ちゃんが幸運でも限度がありますから、派手に動きすぎないで下さいね?」
武内P「…………」
ちひろ「それにしても妬けちゃいますね。私にも恋人がいたr」
武内P「……千川、さん」
ちひろ「はい?」
武内P「昨日……私は早引きしました……そう、ですよね?」
ちひろ「えっ。なに言ってるんですか、プロデューサーはいつも通り定時に帰られたじゃないですか」
武内P「…………」
ちひろ「タイムカードにもちゃんと記録されてますよ?」
武内P(……なんだ、これは)
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なんだこれは……たまげたなぁ……
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ちひろ「プロデューサーさん、大丈夫ですか? 顔が真っ青ですよ? 具合が悪いのでしたら……」
武内P「失礼します……っ」
ちひろ「あっ、プロデューサーさん!?」
ダッダッダッ
武内P「一ノ瀬さん! 一ノ瀬さんは居ませんか!」
志希「ど、どうしたの? 君にしては珍しいくらい取り乱してるけど」
武内P「よかった……! 教えてください、これは……私は今夢でも見ているのでしょうか!?」
志希「胡蝶の話? わっかんないなーそんなの。もしかしたら私たちが今見てる光景は誰かが見ている夢かもしれないし、そうじゃないのかm」
武内P「そういう話ではなくっ……!」
志希「ちょっとちょっと落ち着きなよ。深呼吸して」
武内P「っ……すー、はー……」
志希「……大丈夫?」
武内P「失礼しました」
志希「それで、夢がどうしたの?」
武内P「一からお話します。私は一月二日のお昼に、貴方から胡蝶丸という夢を見るための薬を頂きました」
志希「寝てみる方の」
武内P「はい。その晩に服用し、実際に夢を見ました。口外しないで下さい、鷹富士さんとの淫夢です」
志希「……それで?」
武内P「夢は中途半端な所で終わり、目が覚めて事務所に行くと、私は鷹富士さんと関係を持っている事になっていました」
志希「実際は違うの?」
武内P「はい。彼女とはCPほども交流はありませんし、そのような記憶も事実も、本来ならばまったく」
志希「ふーん」
武内P「その日……昨日です。夢を見た翌日のはずが、一月二日のままでした。日付を進める……あるいは目覚める為に急いで帰宅して就寝し、今日です」
志希「その様子だと、変わってなかった……いや戻ってなかった?」
武内P「……はい」
志希「へぇ……」
武内P「…………」
志希「…………例えば、不干渉事実の時間軸に乗ったまま連続してるとして。君はどっちがいいの?」
武内P「勿論、元の方に……」
志希「ホントに?」
武内P「は……?」
志希「だってさぁ、薬でも夢でも鷹富士茄子ちゃんと結ばれてるならそっちの方が良いと思ってたってことでしょ?」
武内P「そのようなことは……仮にそうだったとしても、一介のプロデューサーとアイドルが関係を持つことは問題です」
志希「夢なら問題ないじゃん」
武内P「っ!?」
志希「ここが現実じゃない、夢の中だって君が思うならそんなの関係ないよねぇ? だって夢から醒めれば全部終わることだし。むしろ現実で味わえないことなら存分に堪能しておくべきだと思うけどなぁ。にゃはは」
武内P「それ、は……」
志希「んふふふ……ね、どっちがいいの?」
武内P「…………」
志希「どっちがいい? 夢と、事実。理想と、現実。ねぇ……どっち?」
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ヒィ…
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ちょっと世にも奇妙っぽくていいっすね〜
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まさかのホラー路線
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いいねぇ!
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これは夢なのか、現実なのか…。過熱した欲望は、遂に危険な領域へと突入する。
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武内Pなら黄金の精神で切り抜けそう
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――――
茄子「ふぁっ♥ あ、あ、あっ♥ プロデューサーっ、イッ――♥」
武内P「私もいきますよ……っ」パンッ
茄子「ああぁ――――――っ♥♥」ビクンッ
武内P「ぐっ……!」ビュクビュクッ
茄子「ひぁぁっ♥ ぷろりゅさぁのが……っ♥ ぁ、でてぇっ……♥」ビクビクッ
武内P「ふぅっ……ふぅっ……!」
茄子「あ……♥ すごぃぃ……っ♥」
武内P(…………――!!)ギュッ
茄子「ふぇ……? プロデューサー……?」
武内P「茄子……いえ、鷹富士さん。私は……私ではありません」
茄子「え……ぷ、プロデューサー……?」
武内P「聞いて、下さい。私の話を……」
茄子「………………」コクッ
武内P「以上が、この数日での話です」
茄子「…………」
武内P「……申し訳……」サワッ
武内P「……鷹富士、さん?」
茄子「謝らないで下さい、プロデューサー。あなたは何も悪くないじゃないですか」
武内P「しかし……!」
茄子「正直に話して下さってありがとうございます。ふふ、悲しくないと言ったら嘘になりますけど……」
武内P「……鷹富士さんは、どう思われているのですか?」
茄子「例え夢でも……お慕いしてる方の言うことは信じます」
武内P「鷹富士さん……」
茄子「えへへ、でもやっぱり寂しいですね。これできっと離れ離れですから」
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武内P「それは、どういう……」
茄子「話の通りなら今までプロデューサーは夢の夢を見ていたことになります。それがここで、プロデューサーはここを夢だと理解した」
茄子「夢では自覚しても目覚めることができなかった原因は多分ここ、私のせいです。この夢の中の夢を、現実で見ている夢だとわかっていなかったせいで起きられなかったのではないのでしょうか」
武内P「そういえば、こちらでこうして自覚を持って体を動かしたり喋ったりしたのは初めてですね……」
茄子「もしかするとこちらが夢で、こちらから目覚めた方が夢の夢だったのかもしれませんが……どっちも夢ですからね。私とプロデューサーが結ばれてはいない方が、現実です」
武内P「っ……」
茄子「……優しいんですね。夢だったとしても、人を傷つけられない、傷つけたくないと思われるなんて」
武内P「確かにこれは夢かもしれません。所詮、自分の脳内で繰り広げられている喜劇かもしれません。ですが……」
武内P「愛した女性を、無下にすることなど……私には……!!」
茄子「……ダメですよ、プロデューサー」コツン
武内P「…………鷹富士さん……」
茄子「ちゃんと起きて、頑張ってお仕事して下さい。みんなきっと待ってるはずですから」
武内P「くっ……っ……!」
茄子「……もしよかったら、あちらに戻ったら……ほんの少しだけでいいですから、私と触れ合ってみてください」
茄子「きっと、プロデューサーに幸運が訪れますから。保証しますっ」ニコッ
武内P「はい……! はい……! 必ず……!」
フワッ
茄子「あ…………」
武内P「周りが……白く……」
茄子「やっぱり、プロデューサーはちゃんと起きられるみたいです。これで安心できました」
武内P「…………」
茄子「……最後に一つだけ、お願いを聞いてもらっていいですか?」
武内P「私にできることであれば、なんでも」
茄子「名前で、呼んでください」
武内P「……」
武内P「…………」
武内P「………………茄子」
茄子「!」
武内P「愛していました」
茄子「ふふふ……ありがとう、プロデューサー」
――私も、愛していましたよ。
-
――――
バサッ
武内P「………………」ポロポロ
武内P「………………」
武内P「………………」ハッ
武内P(一月、三日……)
武内P「……出社しましょう」
武内P「おはようございます」
志希「やーやーおはよう。ぐっすり眠れた?」
武内P「一ノ瀬さん、あの薬は他の方はもう試されたのですよね?」
志希「うん、君で最後のレポートになるかな。内容は色々だけど、みんな理想的な夢を見られたって喜んでたよ」
武内P「そうですか。では私もそのように記しておいてください」
志希「内容聞いてもいい?」
武内P「一富士二鷹三茄子でした」
志希「にゃはは、そりゃラッキーだねぇ」カキカキ
志希「よっし、レポート完成! それじゃあねー♪」
武内P「…………」ガタッ
-
悲しいなぁ
-
アーナキソ
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――――
茄子「うーんっ……うーんっ」
武内P「大丈夫ですか?」
茄子「あっ、えっと……CPの」
武内P「武内です。蓋が開かないようですが、よろしければ私が」
茄子「じゃあお言葉に甘えて。いつもは簡単に開くはずなんですけど、不思議だなぁ」
武内P「そういうこともありますよ。……ふっ」カシュッ
茄子「わっ、凄いです! ありがとうございます♪」
武内P「いえ。どうぞ」スッ
サワッ
茄子「……!」
武内P「……? 鷹富士さん?」
茄子「あ、ごめんなさい……なんだか知ってるような感触を、プロデューサーの手から感じて……」
武内P「…………気のせいではないでしょうか」
茄子「……ふふ、そうですよねぇ。変な事言ってごめんなさい」
武内P「いえ、そんな……」
茄子「…………」
武内P「…………それでは」
茄子「あのっ」
武内P「はい?」
茄子「武内プロデューサーは、いつもお昼はお弁当を?」
武内P「いえ。社員食堂か外の定食屋に」
茄子「でしたら、お礼をさせて下さい。明日のお昼の分として、お弁当を作ってきますから!」
武内P「…………っ」
武内P「お気遣い、なく。ただ瓶の蓋を開けただけですので」
茄子「それでは私の気が済みません。恩には義で報いるのが礼儀です。……ご迷惑でしたら、無理にとは」
武内P「………………」
茄子「………………」グッ
武内P「……わかり、ました」
茄子「!」パァッ
茄子「では、明日ここにお持ちします! 絶対に! お待ちしてますから!」
武内P「はい。それではよろしくお願いします」クルッ
茄子「……プロデューサー!」
武内P「?」
茄子「また、明日」
武内P「!」
武内P「……はい。また、明日」ニコリ
おわり
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少し不思議なSFっぽい
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少し不思議系SSええぞ!ええぞ!
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無骨な男と日本美人とかいう黄金の組み合わせ
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なんかすごくて草
乙シャス!
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やるやんけ
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少し不思議な馴れ初めいいゾ〜これ
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いいじゃんいいじゃん…
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エッチなSSかと思ったら…やるじゃん…
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夢の内容自体が淫夢だったからこうなったんですね...はぇ〜すっごい
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はえ〜淫夢が見事に生かされてるさ
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