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【ももくりSS】りひと・のりか「友達だったはず…」
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ホモ、レズ、ノンケ要素全部詰め込みました
IFストーリーです
原作はりひとが別な人とフラグたててるから見とけよ見とけよ〜
書きながらなので遅くなり、少し変な表現あるかもしれませんが許して
ではどうぞ
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彼女ができた
桃月にある日突然言われた。まさか、あの華奢でかわいい桃月にそんなことが
りひと「おかしい…ももに彼女なんてできるわけないじゃん」
犬っぽいと言われたので茶化してみたけど、心底は落ち着いていなかった
友達、だよな…
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ももくんって呼ばれてる男の子が好きだってことは前から聞いてた
でも、ゆきは暴走しすぎて犯罪スレスレのことやるんだよね
たぶんその子が知ったら引いて振られるに違いない。そんな黒い感情を持ちながら、ゆきにアドバイスしてた。自分だけをむいてくれると思ってた
写真100枚記念に告白し、成功したと聞いた
のりか「じゃあその癖やめること」
心から歓迎したい
友達だから
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相変わらず、ゆきはももくんの話をし出すと止まらない
それはストーキングしてた前からも同じだけど、なぜか付き合ってからは少し心に霧が立ち込める
自分で言うのもアレだけどクールだと言われてる。だから伝わってるかわからないけど、大声を出して逃げ出したい気分に時々なる
ゆき「ももくんのストローは正規のルートだから捨てないでー!」
のりか「だめ、第一本物と毎日会ってるのになんでそんなことするの」
ゆき「ももくんの、全てを知りたいの」
のりか「方向が間違ってる」
突っ込みを入れてみたが、羨ましいと思ったところがあったかもしれない。
私なら、ゆきがどんな人でも離れない
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りひと「で、彼女とはどこまでいったの?」
ニヤニヤしながら、茶化して聞いてみる。確かにくり先輩はかわいい人だった。こんな先輩となら、ある程度進んでるかもしれない。
不安感は笑えば消える。あまり役に立たないおまじないをしながらももの返事を待った
ももくん「いや、まだ一緒に帰るくらいだけだから!」
ももが赤くなって叫ぶ。まあももはそんなところもかわいいんだけどな。業を煮やして逃げられてしまわないか、不安と当時に期待もしていた。
りひと「ていうか、栗原さんって呼ぶのなんかよそよそしくない?」
異性と見られたいなら名前で呼ぶべし。これはももにはハードルが高いと思う。それでもがんばるももが、少しかっこよかった
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翔太「へー、ももちゃん名前で呼べたんだ」
りひと「お、ももにしてはやるじゃん」
彼女のおかげで成長できてる。友達として嬉しく思いたい。でも、なんだろうこの気持ち
りひと「で、なんて呼んであげたの?」ニヤニヤ
ももくん「うー//この話終わり!」
やっぱり小さな1歩だったみたい
少しずつ、2人だけの世界に入っていくようで怖かった
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ゆき「ももくんと勉強会するよ!」
ももくんの友人から、赤点だと夏休みが減ると聞いたゆきがあせりながらこういってきた
勉強会…きっとふたりきりでなんだろうなと勝手に想像してたら
ゆき「だから、のりかも来てよ!ももくんのお友達もくるからさ!」
のりか「私はいいけど、いいの?」
ゆき「?」
ここ最近察したことがある。ゆきは焼きもちはあまりやかない。だから、ちゃんと友達を大切にしてくれる。やっぱりあんたといれてよかったよ。
のりか「それなら私にも…」
ゆき「どうしたの?」
のりか「なんでもない。ゆきがももくんの布団に入らない様に監視しとこうかなって」
ゆき「そそそんな恐れ多い!」
のりか「あんたの倫理観よくわかんないんだけど…」
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りひと「ももー、やっぱり今回赤点か?」
ももくん「うるせー!自信ないけど…」
だから勉強会やるんだと語ってた。俺がついてきていいのか、ももは少し残念そうだったけどくり先輩の好意に甘えよう
りひと「あの人特進だからなー、ももじゃ釣り合わないんじゃね?」
ももくん「そろそろ泣いていい?」
おっと、からかいすぎた。でも、ももに合わせるよ。俺は
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ももくりSS流行らせコラ!
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どうやら勉強会を夜までやるから夕食も作るらしい
肉じゃがをやりたいとかガチすぎる
本格的にさみしいぞ私は
ゆき「男爵芋とメークインってどっちがいいのかなあ」
そんなこと常識だけどあえて言わなかった。これで失敗してしまえと思う自分がいた。その後、慰めてあげたい
でもそううまくは行かなかった
さかき「にくずれしにくいのがメークインですよ。そのメークインを3つ使うのでくださいな」
さかきさん、ももくんのクラスメイトみたいだけど女の子によくもてる
あんな風になれば、私も女の子に想いを言えるのかな
ね、ゆき
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勉強会が始まってから、くり先輩の様子がおかしい
少し覗いて見たら、もものベッドに入ってた
ももは天然だから体調が悪いって思いこんでたみたいだけど、アレ違うよな…
ゆき「アイツなにやってるんだろう…」
りひと「うわっ!?先輩驚かさないでください」
ゆき「おー。なんかからかいがいがあるよね、あのふたり」
りひと「そうっすね。でも少し寂しいかもっす」
あれ、俺なに言ってるんだ?
ゆき「…私も。今度話さない?」
俺は何故か水山先輩と会う約束をしてしまった
これから運命が変わるとも知らずに…
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りひと「先輩、お疲れっす」
のりか「ごめん、遅れて」
といっても約束の時間5分前に来てた。気だるげな雰囲気にしてはしっかりとした人なのだろう。
そして、こういう人はまだまだ意外なものを持ってる。例えば、鋭いとか
のりか「ところでだけどさ、りひと君はももくんのこと好きみたいに見えるんだけど気のせい?」
飲んでたコーヒーを吹きそうになった
りひと「突然どうしたんですか?確かに恥ずかしいけど、大切な友人です」
のりか「ふーん。私から言った方がいいかな。私はゆきが好き。女性としてね」
この人は結構毒舌って聞いてる。でも本当は思いやりのある人なんだ。ここは自分も、正直にいおう
りひと「あのっ、そういうのわからないんですけど、俺は…」
思いをぶつけ合い、お互いに決行する
夏真っ盛り、空き地にヌスビトハギが生えていてペタペタと服に貼り付いてきた
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私はピアノを聞いてほしいとゆきを呼び出した
幻想曲D940、覚えるのが大変だったけどこの日のために練習した
美しい音色が響く。この舞台の役者が、後は動くかどうかにかかっていた
のりか「…どうだった?変なところない?」
ゆき「ううん!すごく綺麗だった!のりかのは変じゃないよ!」
のりか「そう、なら今から変なことするから。私は暑さでやられてるだけ。忘れて」
ゆきが戸惑ってる間、私は少し長めにマウストゥーマウスで友達であった人にキスをした
ありがとう
またねとは言えないな。でもこれで振り払えた
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今日もももの相談に乗ってた
ももくん「俺、男と思われてないのかなぁ」
りひと「そうじゃね?」
ももくん「否定してよ!でもかわいいなんて男の褒め言葉じゃないし」
りひと「女の子は、確かにそうかもしれないな。でも、かわいい男の子は褒め言葉だと思う。ももはかわいいんだよ」
何か言い返そうとしたももの口を口で塞ぐ。
罪悪感がこみ上げるが、それでもいい。これで、もう合わないと思う
そのまま無言で逃げ去った。
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いろいろと奪われた帰り道、2人は出会った
ゆき「あ、ももくん。帰ろっか」
ももくん「は、はい栗原さん!」
2人はいつも通り振る舞おうとした。でも、自分が思わず目の前にいる人意外に心を踊らせてしまったことが刺さった。バス停につくと雨がポツポツと降り出した
ももくん「あの、俺独占欲強いと思う。でも、それなのにひどいことした。それ話すよ」
ゆき「え?私もももくんに謝らないといけないことあるから…」
そして、お互いに目を見合わせた。同じことが2人に起きてたと。まずはこれからの対応を本気で話し合うことにした。
そこには、逃亡者もいた
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共犯者は頭を下げるしか無かった。
友達でいる資格はないと語った。
でも、りひとたちはまだ誤解してるな
ももくん「栗原さん、俺は世界の女性で一番好きだよ」
ゆき「ももく…しんやくん。私も、ももくんはかわいいけど男性として好き」
ももくん「りひと、おれも好きだよ」
ゆき「のりか、これからもよろしく」
降っていた雨はまだ続いていた。しかし太陽がさしこみ、キラキラと美しい光景を作り出していた
ゆき「ももくんは異性として好きだからのりかは別と判断しました」
ももくん「最初は納得行かなかったけど、自分の気持ちがこれじゃないと生理できないんだよ///」
ももくん「あ、でもゆきに変な事聞かないでくださいね!」
のりか「さあ?ニヤニヤ」
りひと「ですよねでニヤニヤ」
複雑な関係も本人がよければいいと思う。だから私はゆきのストーキングを注意しなくなった。もちろん法に触れるのはべつだけど
おわり
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オツシャス!
ももくりSSまた読みたいゾ
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