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若葉「まだ起きていたのか」

1 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2016/10/18(火) 23:42:53 bWmK3bVk
提督「そりゃこっちの台詞だ。もう丑三つ時って時に何を彷徨いてるんだ」

若葉「なんとなく目が覚めて散歩をしていたら、執務室の灯りが見えたから来たんだ」

提督「そういうことか」

若葉「執務が溜まっているのなら手伝う」

提督「いいよいいよ。単なる私事で眠気を押して作業してただけだ」

若葉「提督は不真面目だったのか」

提督「ちゃんと執務こなしてるから大目に見て欲しいもんだ」

若葉「じゃあ不健康だ」

提督「どこも悪くない」

若葉「不健全」

提督「わかった。お前意味知らないで言ってるな?」

若葉「……そんなことはない」

提督「なんだ今の間はコラ。まぁ、せっかくだから若葉には不養生に付き合って貰うかな」ゴトッ

若葉「お酒は好きだ。初春によく分けてもらう」

提督「はい営倉行き」

若葉「!? じ、冗談だ! 初春はそんなことをしていない!」

提督「ウソウソ、そんなんで営倉行きになんかしないって。息抜きは必要だしな。っていうか自分のは否定しないのかよ」

若葉「沢山は呑めないが、好きだ」

提督「よし。では若葉にはこの獺祭をお酌してやろう」カッ トットットッ

若葉「ありがたい」

提督「杯は持ったな? ――乾杯」

若葉「乾杯」

提督「…………ふぅ、こいつは呑みやすくていいな」ゴトッ

若葉「彩りのある味と香りだ。美味しいぞ」クンクン

提督「すげェ例えしてんな。美味いってんならよかったよ」

若葉「悪くな――ヒック」

提督「えっ」

若葉「……後から来た。意外と強かった」

提督「あらら、一杯が限度だったか」

若葉「大丈夫だ、問題ない」フラフラ

提督「あー揺れてる揺れてる。頭がふらふらしてるから」ガシッ

若葉「すまない」

提督「勧めたのは俺だからな。今度は度数が低いのを用意しておこう。今日はもうお開きだ」

若葉「ん。提督はもう寝るのか?」

提督「お前を部屋まで送ったらな」ヒョイッ

若葉「っ、こ、これは……」

提督「これが楽な持ち方なんだ。背負うと揺らして酔いを回すかもしれない」スタスタ

若葉「……前に中破した初霜を同じようにしてドッグまで運んだ事がある。その時に恥かしいから下ろせと言われたんだ」

提督「うん?」

若葉「『あなたも同じことを誰かにされればわかる』という意味が、今よくわかった」ギュッ

提督「恥ずかしいのか」

若葉「うむ」

提督「お姫様だっこされんのが」

若葉「うむ」

提督「お前は……ほんっとにかわいい奴だな」

若葉「い、いきなりプロポーズは困る……」

提督「なぁに言ってんだ。酒呑めるようになってから出直せ」ケタケタ


2 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2016/10/19(水) 00:07:24 KVS42hYc
寝る前の若葉スレいいぞ〜
続けて、どうぞ


3 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2016/10/19(水) 00:16:16 u26teS7.
あぁ^〜


4 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2016/10/19(水) 00:19:05 2oFBUJ0Q
これはいいものだ…


5 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2016/10/19(水) 00:21:15 hk6QVKLw
あーサイコサイコ…


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