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若葉「まだ起きていたのか」
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提督「そりゃこっちの台詞だ。もう丑三つ時って時に何を彷徨いてるんだ」
若葉「なんとなく目が覚めて散歩をしていたら、執務室の灯りが見えたから来たんだ」
提督「そういうことか」
若葉「執務が溜まっているのなら手伝う」
提督「いいよいいよ。単なる私事で眠気を押して作業してただけだ」
若葉「提督は不真面目だったのか」
提督「ちゃんと執務こなしてるから大目に見て欲しいもんだ」
若葉「じゃあ不健康だ」
提督「どこも悪くない」
若葉「不健全」
提督「わかった。お前意味知らないで言ってるな?」
若葉「……そんなことはない」
提督「なんだ今の間はコラ。まぁ、せっかくだから若葉には不養生に付き合って貰うかな」ゴトッ
若葉「お酒は好きだ。初春によく分けてもらう」
提督「はい営倉行き」
若葉「!? じ、冗談だ! 初春はそんなことをしていない!」
提督「ウソウソ、そんなんで営倉行きになんかしないって。息抜きは必要だしな。っていうか自分のは否定しないのかよ」
若葉「沢山は呑めないが、好きだ」
提督「よし。では若葉にはこの獺祭をお酌してやろう」カッ トットットッ
若葉「ありがたい」
提督「杯は持ったな? ――乾杯」
若葉「乾杯」
提督「…………ふぅ、こいつは呑みやすくていいな」ゴトッ
若葉「彩りのある味と香りだ。美味しいぞ」クンクン
提督「すげェ例えしてんな。美味いってんならよかったよ」
若葉「悪くな――ヒック」
提督「えっ」
若葉「……後から来た。意外と強かった」
提督「あらら、一杯が限度だったか」
若葉「大丈夫だ、問題ない」フラフラ
提督「あー揺れてる揺れてる。頭がふらふらしてるから」ガシッ
若葉「すまない」
提督「勧めたのは俺だからな。今度は度数が低いのを用意しておこう。今日はもうお開きだ」
若葉「ん。提督はもう寝るのか?」
提督「お前を部屋まで送ったらな」ヒョイッ
若葉「っ、こ、これは……」
提督「これが楽な持ち方なんだ。背負うと揺らして酔いを回すかもしれない」スタスタ
若葉「……前に中破した初霜を同じようにしてドッグまで運んだ事がある。その時に恥かしいから下ろせと言われたんだ」
提督「うん?」
若葉「『あなたも同じことを誰かにされればわかる』という意味が、今よくわかった」ギュッ
提督「恥ずかしいのか」
若葉「うむ」
提督「お姫様だっこされんのが」
若葉「うむ」
提督「お前は……ほんっとにかわいい奴だな」
若葉「い、いきなりプロポーズは困る……」
提督「なぁに言ってんだ。酒呑めるようになってから出直せ」ケタケタ
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寝る前の若葉スレいいぞ〜
続けて、どうぞ
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あぁ^〜
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これはいいものだ…
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あーサイコサイコ…
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