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【SS】凛「まゆの手首?」
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加蓮「うん。いつもリボン撒いて隠してるからさ」
奈緒「あれはほら、こう言っちゃなんだけどキャラ作りの一環だろ? アイドルとしての」
凛「……本当にそうなのかな?」
加蓮「そんなに気にして、どうしたの」
凛「隠してる事って暴きたくなるじゃん」
奈緒「えぇ……」
加蓮「もし、もしだよ? まゆの手首に、その……アレがあったら?」
凛「その時はその時だよ」
奈緒「うぅん……」
まゆ「……♪」
加蓮「あっ」
凛「ちょうどよかった。まゆ、ちょっといい?」
まゆ「あらぁ凛ちゃん。どうしたんですかぁ?」
凛「まゆのさ、その手首のリボン……どうしていつもつけてるの?」
まゆ「……>>4」
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一度つけたら取れなくなった
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乳首?
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リスカ
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左手の封印が
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やってしまいましたなあ
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えぇ・・・
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すまない…ただちょっと鬱SSが欲しくて…
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http://i.imgur.com/kXcSZKh.jpg
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だが待ってほしい
まゆがいきなり真実を言うだろうか
ドン引きさせるためのアレだよアレほら
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いきなり終わってしまうじゃないか
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まゆ「リストカットですよぉ」
加蓮「っ」
凛「見せてくれる?」
奈緒「おい凛! やめとけって!」
まゆ「いいですけど、みんなには内緒にしてくださいねぇ」シュル
凛「…………」
奈緒「ま、まゆ……お前……」
加蓮「本当に……」
凛「ねぇ、まゆ。どうして痕を消さないの?」
奈緒「凛?」
凛「今の時代、整形手術で痕なら消せる。わざわざ残して、隠して……どうしてそんなリスキーなことするの?」
まゆ「…………」
凛「言いたくないなら、言わなくて――」
まゆ「>>14」
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他者に迷惑をかけてはいけないから
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リスカ痕って消せるのか・・・
安価なら下
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うんちして…?
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戒め
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衝動にかられて
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はーつっかえ
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まゆ「うんち、してください」
奈緒「ぶふっ!! な、なに言ってんだまゆ!?」
加蓮「なんで急に小学生みたいな……」
凛「…………」
まゆ「…………」
凛「ふざけてる? それとも、試してるの?」
奈緒「えっ?」
まゆ「うふふ……凛ちゃんのそういうところ、好きです」
凛「ありがとう」
まゆ「そうですねぇ、ごめんなさい。でも、人前で粗相するくらいの覚悟が無いのなら聞くことはオススメしません」
加蓮「そ、そういうことなんだ」
凛「……>>22」
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もうそのままリスカ跡が消せる事を知らなかった事にしよう(提案)
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すいまさん>>16にしてください
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するよ
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って進んでた
センセンシャル!
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草
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あーもうめちゃくちゃだよ
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凛「……するよ」スルッ
奈緒「凛!?」
加蓮「こんなとこで何考えてるの!」
凛「そうだね、ここじゃ汚しちゃうかな。トイレ行こうか」
まゆ「待ってください」
凛「なに?」
まゆ「ふぅ……まゆは脅しかけたつもりでしたよ?」
凛「うん」
まゆ「……どうして理由を聞くまででそこまでするんですか? 凛ちゃんにとってまゆは同じ事務所の仲間というだけでしょう?」
凛「そうだよ、仲間」
まゆ「え?」
凛「同じ事務所の、同じアイドルで高い場所を目指してる仲間だから、聞きたいの」
まゆ「………………」
奈緒「凛、お前そこまで……」
凛「今の説明じゃ不満?」
まゆ「…………いえ、わかりましたぁ」
加蓮「!」
まゆ「お話しますね、この傷跡のこと。これは>>28」
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愛です
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封印の証
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まゆ「お話しますね、この傷跡のこと。これは封印の証なんです」
凛「封印?」
まゆ「ええ。みなさんは封印って聞くと何を思い浮かべますか?」
凛「……蓋、かな。何かを仕舞っておくための」
奈緒「蝶結びじゃなくて固結びみたいな?」
加蓮「うーん……」
まゆ「あまりピンとはきませんよねぇ。でも、凛ちゃんが言ってることが近いです」
凛「何かを仕舞ってるってこと?」
まゆ「そうですよぉ」
奈緒「仕舞うも何も……え? サイボーグ?」
加蓮「そんなわけないでしょ」
まゆ「封印の証……これは>>31」
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愛の封印です
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奈緒かわいいっすね…
安価下
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愛よ
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また抽象的な…
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まゆ「封印の証……これは愛なんですよ」
奈緒「あ、あああ愛ってお前それこっここここっ恋人いたってことかぁ!?」
凛「落ち着きなよ奈緒」
まゆ「わたしぃ思うんですよぉ。愛しい人との繋がりを最も深く感じることができるのは、血と血の交わりじゃないかって」
加蓮「血って……血液、だよね」
まゆ「はい」
凛「それで?」
まゆ「これはあの人との繋がりを記す証明なんです。彼と交わった絶対的な」
奈緒「ま、まゆ、なぁ。もしかして……」ブルッ
凛「奈緒?」
加蓮「だ、大丈夫? 顔真っ青だよ?」
まゆ「ああ、奈緒ちゃんが一番にわかっちゃいましたかぁ」
奈緒「そん、お前、いや、おかしくないけど……おかしいぞ!?」
加蓮「ちょ、ちょっと……」
奈緒「わかんないのか二人とも!? 血と血の……相手と自分の手首切って血を混ぜて、混ぜてんだよ!! そうだろ!?」
まゆ「はい、正解です♪」
凛「それで封印ね、わかったよ」
まゆ「…………?」
凛「? どうかした?」
まゆ「えっと……もういいんですかぁ?」
凛「うん」
加蓮「えっ」
奈緒「えっ」
まゆ「……アイドルなのに男の人が居て、手首も傷跡あるんですよぉ? しかも奈緒ちゃんが怒るほどの理由で……」
凛「まぁ人によってはそうじゃないかな」
奈緒「そうじゃないかなって……」
凛「冷静に考えてみてよ。今までまゆは傷跡について徹底的に隠してるんだからこれからもそうだし、私たちが理由知ったからって何か起こるの?」
加蓮「……そうだけど」
凛「愛の形はそれぞれだよ。まゆは確かにアイドルとしては危ういことしてるかもしれないけど……ああ、奈緒と加蓮はそこが納得いかない?」
奈緒「いやそういうわけじゃ……ああもう! いいよ! 今日の事は忘れる……自信が無いからぜっっったいに喋らない!!」
加蓮「ま、私もこの事は、うん」
凛「そういう訳だから、まゆ。話してくれてありがとう」
まゆ「…………ふふ、どういたしまして」
奈緒「あ、待て」
凛「どうかした?」
奈緒「もういっそのこと話せる事全部話してくれ」
加蓮「ええ?」
奈緒「だってまゆが好きなやつ気になるだろ! それにほら、恋バナとか……したいし……」
まゆ「あらぁ」
凛「そこまでは……どう、まゆ?」
まゆ「別にいいですよぉ。今更隠すような事もありませんから」
奈緒「そ、そっか。じゃあ、その男とはどういう出会いだったんだ?」
まゆ「>>36」
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あれは真夏の夜の事でした…
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仙台の小っちゃいライブハウスでたまたま
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運命的
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病院
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まゆ「仙台の小さなライブハウスで偶然の出会いでした♪」
奈緒「へぇ……仙台のライブハウスってことは、まだラジオのレギュラー貰ってない時だよな?」
まゆ「ええ。まだ駆け出しの頃でした」
凛「仙台ってことは地元だよね。もしかして知り合いだったり?」
まゆ「いいえ、いいえ。まったく知らない人です」
凛「ふーん……」
加蓮「どういうきっかけだったの? ライブハウスってことはファン? スタッフ?」
まゆ「>>41」
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ファン
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雨宿り
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まゆ「実はライブハウスまでは一人で移動だったんですけど、途中で雨に降られちゃいまして……」
凛(……ん?)
奈緒「それで?」
まゆ「近くにあった屋根付きの建物に避難したら同じく雨に降られて雨宿りしてた方がいまして」
奈緒「ほうほう」
まゆ「雨が止むまでそこでなんとなく会話が始まって」
奈緒「はぁー」
まゆ「それで、時間も迫ってたから雨には構ってられないってライブハウスを探しにそこを離れようとしたんですよぉ」
奈緒「ふぅーん?」
まゆ「するとその人が、『ライブハウスはこの二階だよ』って」
奈緒「ははぁ」
加蓮(奈緒うるさい……)
まゆ「それで、もっと驚いたのはその人が――」
凛「ふ――――――ん」
奈緒「凛?」
まゆ「凛ちゃん?」
凛「ちょっとトイレ行くね」
加蓮「えっ? ちょっと?」
奈緒「話の途中……」
バタン
まゆ「…………」
奈緒「なんだよ凛の奴。もしかして飽きたのか?」
まゆ「いえ……多分、凛ちゃんはわかったんじゃないでしょうか」
加蓮「何を?」
まゆ「まゆの大事な人が、誰なのか」
-
pの手首きったのか…
-
カッ カッ カッ ガチャッ
卯月「あ、凛ちゃん!」
凛「卯月、プロデューサーは?」
卯月「へ? 確か、レッスンルームに行って……そろそろ戻ってくると思いますよ?」
凛「ありがとう」
卯月「あ……」
バタン
武内P(多田さんの仕上がりは上々ですね)クビサワ
凛「――居た」
武内P「渋谷さん? どうか――」
凛「ちょっとごめんね」グイッ
武内P「!!」バッ
凛「…………なんで逃げるの?」
武内P「急に腕を掴まれれば誰でも驚きます」
凛「そう。じゃあこっちに背中向けて?」
武内P「は、はぁ」クルッ
凛「……」スッ
武内P「――」クビサワ
凛「首に触らないで!!!!」グッ
武内P「っ!!」
凛「………………………………そうなんだ」
武内P「渋谷さん、まさか……」
凛「前にした話で確認したいことがあるんだけど」
武内P「…………なんでしょうか」
凛「あんたが駆け出しの頃にプロデュースしてたのは松山さん、佐藤さん、あずき、七海――それとまゆで、間違いない?」
武内P「はい」
凛「最初にまゆをプロデューサーとしてプロデュースした場所――『仙台のライブハウス』だったよね?」
武内P「そうです」
凛「………………そう」
武内P「…………」
凛「もういいよ。ありがとうプロデューサー。ごめんねいきなり」
武内P「渋谷さん」
凛「じゃ、私はレッスンに行くから」
カッ カッ カッ
奈緒「はぁ? 手首どうしじゃないのか?」
まゆ「そうですよぉ。大事なのは血と血の交わり、繋がり……それなら腕でも脚でも変わりません」
加蓮「なるほどね。一理ある」
奈緒「ねーよ……で、相手はどこの血をくれたんだ?」
まゆ「うふふ……一番血が出る所――首、です♪」
完
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おつ
首切られても元気そうなP怖い
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オッツオッツ
うんちして…?からのリカバリーがすごいと思った(小並感)
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封印の証や愛など抽象的な安価もうまくさばいてる、+114541点
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普通w 三点w(自己採点)
なんだか最近は筆がのらないんだよなぁ(激寒自分語り)
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はえーすっごく上手な安価捌き…
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上手いぞ安価捌き(空気)
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クビサワは古傷だったのか……
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安価捌きが巧すぎでしょ
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ええぞ!武まゆええぞ!
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