明石「あーっ！ あーっ！ さては私の発明品を疑ってますね！？ よろしい、ならば実演して差し上げましょう！」
ショタ提督「まぁなんでもいいけど……」
明石「さて、じゃあまずはテキトーに工廠の入り口辺りでも撮りましょうか。ピントを合わせて……パシャっとな！」
ﾊﾟｼｬｯ! ﾍﾞｰｯ
明石「撮影すると普通のポラロイドカメラと同様、こんな風に写真が吐き出されます。この写真こそが未来を写した写真なんですが……んん？」
ショタ提督「能代が全身ジュースまみれになってる写真だね。何だこりゃ」
ｶﾞﾁｬｯ!
能代「提督っ！ やっぱりこちらにいらしたんですね。ジュースとお菓子を用意しましたので少し休憩でも……」ｽﾀｽﾀ
ｸﾞﾗｸﾞﾗｸﾞﾗｯ!!
ショタ提督「うわっ！？ 地震だ！！」（最近大きい地震が多いな……気を付けなきゃ）
能代「あわわっ、お盆のバランスがっ！！ きゃあーーーっ！？」
ﾄﾞﾃｯ!! ﾊﾞｯｼｬｱｱｱﾝ!!
能代「ひゃあーーーっ！！ うう……ジュースまみれ……」
ショタ提督「……冗談でしょ？ 明石っ！！ 早くさっきの写真見せて！！」
明石「あっはい！」
ショタ提督「……はは、凄いや……！！ ジュースのシミの位置や形まで完全に一致してる……！ 本物じゃないかこのカメラ！！」
明石「お？ フフフー！ 凄いでしょう！ どれくらい先の未来を撮れるのか指定できないのは難点ですけどね」
ショタ提督「それでも十分すぎるほど凄いよ！ こんなの未来予知ができるも同然じゃないか！」
ショタ提督「海戦でこのカメラの未来予知を使えばいとも簡単に必殺級のアドバンテージが手に入る！ 明石っ！ 君は救世の大発明家になったのかも知れないよ！」
明石「そ、それほどでも……ありがとうございます！」（いたずらグッズとして作ったことは黙っとこう）
能代（冷たい……）
さっさと迎撃準備しなさい
親 の 顔 よ り 見 た 光 景