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【SS】西絹代「紅茶って飲んだこと無いんだよなぁ」
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西絹代「しかし聖グロのお茶会に呼ばれた以上、作法を身につけなくては…どうすれば…」
玉田「西隊長!こんなこともあろうかと、玉田、英国流茶道の教本映像を入手したであります!」
西絹代「でかした玉田!それにしても英国流茶道の教本とは一体どんなものなのだ?」
玉田「はい!『真夏の夜の淫夢』と言う、英国の文豪・沙翁(シェイクスピア)が書いた戯曲を元にした教本映像であります!」
西絹代「沙翁なら世界史の授業で習ったな。英国が誇る最も偉大な作家らしい」
玉田「この『真夏の夜の淫夢』は全4章でありまして、そのうちの最後の4章が英国流茶道の良き手本となるとのことであります!」
西絹代「なるほど…それでは早速見てみようか」
玉田「ハイ!それでは吶喊するであります!」
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アメリカ大統領が出演してるんですが大丈夫なんですかね?
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チハたんで淫夢が流行った結果毎日昏睡レイプされるはめになる西隊長
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(第四章「昏睡レイプ!野獣と化した先輩」)
西絹代「なぁ玉田、『レイプ』とは一体どういう意味だろうか?」
玉田「玉田、外来語は苦手であります…」
西絹代「まぁ続きを見れば自ずと分かるだろう。いざ、戦車前進!」
(田所「こ↑こ↓」)
(遠野「はえ^〜すっごい・・・」)
西絹代「どうやらこの二人が主人公みたいだな。察するにこの体格の良い男が『オベロン』で、蜥蜴に似た男のような奴が『ティターニア』だろう」
玉田「この『オベロン』が指を差したのがお茶会の会場でありますか?」
西絹代「おそらくそうだろうな。それにしても流石は妖精王、豪邸に住んでいるな」
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やったぜ。
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(遠野「今日は本当疲れましたよ〜」)
(田所「大会近いからね、しょうがないよね」)
玉田「やはり大会というのは戦車道の大会でありますか?」
西絹代「どうやら戦車道とお茶会は切っても切り離せない関係にあるらしい…」
(田所「まずうちさぁ、屋上…あんだけど…」)
(遠野「はぇ^〜」)
(田所「焼いてかない?」)
(遠野「あ^〜いいっすね〜」)
西絹代「お茶会の前に日光浴をしないといけないのか。水着持参とは聞いていなかったが、どうやら持って行ったほうが良さそうだな」
玉田「西隊長!なにやら体に脂のようなものを塗っているであります!」
西絹代「ラードでも塗っているのか?食堂にあったかな〜」
玉田「お茶会には色々と下準備が必要なのでありますなあ」
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(田所「固くなってんぜ」)
(遠野「そんなことないですよ」)
(田所「溜まってんなぁオイ」)
(田所「どんぐらい☆※△」)
(遠野「2ヶ月位」)
(田所「だいぶ溜まってんじゃんアゼルバイジャン」)
西絹代「アゼルバイジャン??」
玉田「ダジャレでありますかね?英国風の冗談かと思われるであります」
(田所「勃ってきちゃったよ…」)
玉田「横になっているのに『立ってきた』とはどういうことなのでありますか?」
西絹代「おそらく気持ちが高揚しているのだろう。それにしてもまだ紅茶を飲まないのか」
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(田所「喉渇いた…喉渇かない?」)
(遠野「あ^〜渇きましたね」)
(田所「何か飲み物を」)
(遠野「ハイ」)
(田所「ちょっと待ってて」)
玉田「西隊長!ついにお茶会が始まるであります!」
西絹代「ようやくか…しかし何か飲み物と言うが、お茶会何だから紅茶しか無いだろうに」
(サーッ!!)
西絹代「ん?今、オベロンが紅茶に何か入れたな」
玉田「一体何を入れたのでありますか?」
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(田所「おまたせ!アイスティーしか無かったけど、いいかな?」)
(遠野「いただきまーす」)
(田所「どーぞー」)
玉田「ティターニア殿、一気に紅茶を飲み干したであります」
西絹代「なんというか、それほど細かい作法はないように見えるが…無礼講なのか?」
(田所「焼けたかな?これもうわかんねぇな。お前どう?」)
西絹代「お茶会の描写はさっきので終わりなのか?」
玉田「もしかしたら日本の茶道のようにお茶を飲むだけではなく前後の所作も重要視されるのでありますか?」
西絹代「だとしたらこれは長丁場になるな〜」
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(田所「曇ってきたなぁ。そろそろ中に入るか?」)
(遠野よろける)
(田所「オッス大丈夫か?」)
玉田「ティターニアが突然眠気を催したであります!」
西絹代「オベロンは花の汁から媚薬を作ることができるらしいが、もしやさっきの白い粉は媚薬だったのか?」
玉田「媚薬というよりも睡眠薬のような…」
西絹代「それだ!戦車道の大会が近いから睡眠薬でティターニアを眠らせて疲れをとってあげようとしているのだ!」
玉田「何やら場面が地下室に移ったであります」
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(田所「暴れるなよ…暴れんな…」)
(遠野「ティターニアさん!?ちょっと本当マズイですよ!」)
西絹代「ティターニアはこのガタイのいい男だったのか!?」
玉田「どう見ても男でありますが、実は女だったのでありましょうか?」
(遠野「う、羽毛」)
(田所「気持ちいいか?気持ちいいだろ?」)
(遠野「う、うん・・・」)
(田所「お前のことが好きだったんだよ!」)
玉田「お茶会を終えた後は相手に思いを伝えるのでありましょうか?」
西絹代「英国人は随分と大胆なのだな…」
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(田所「ああ、気持ちいい…。いいよぉ…ハァ、ハァアアッー!オォン!アォン!」)
(田所「アアッー!ハァハァ、イキすぎィ!イクゥ、イクイクゥ…」)
(田所「ンアッー!(≧Д≦)」)
(田所「ウン、ウン、ウン、ウン、フン、ウン、ウン、ウン、ウンッ!ウンッ!ウンッ!ンッ!」)
(遠野「イキそ…」)
(田所「いいよ、来いよ!胸にかけて!胸に!」)
(田所「アッー、胸にかけて、アッー!…ファッ!?」)
〜二人は幸せなキスをして終了 〜
西絹代「最後は裸になって激しい運動をして接吻か…英国人、恐るべし」
玉田「西隊長、恐れながら申し上げますがお茶会への参加は見合わせたほうが良いかと…」
西絹代「何を言う玉田!知波単学園の興廃この一席にあり!突撃あるのみ!」
玉田「かしこまりました!この玉田、陰ながら応援させていただきます!!」
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こいつらの頭の中はどうなってんですかね(暴言)
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これが西ダジですか(錯乱)
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西隊長は天然ジゴロ
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また女の子説信者が増えやがった
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草
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野獣先輩を見たNaNじぇい民「あはは」
野獣先輩を見た知波単生「あはは」
あ、やっぱり同じ日本人なんやな…って
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1週間後 聖グロリアーナ女学院・テラス
ダージリン「西さん、いらっしゃい。お待ちしておりましたわ」
西絹代「今日はお招き頂き、誠にありがとうございます!」
アッサム「西さん、今日のお茶会は作法とかはそれほど気になさらなくても良いので気兼ねなく楽しんでください」
西絹代「アッサム殿、心配ご無用であります!自分、この日の為に英国流茶道の教本映像で勉強してきたのであります!」
ダージリン「あら、それは楽しみね。もしかしたらローズヒップよりもマナーが身についているのかもしれないわね」
ローズヒップ「ダージリン様、私も負けていられませんわ!」
オレンジペコ「ローズヒップさん、お茶会は勝負の場ではありませんので…」
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西絹代「実はダージリン殿にお願いがあるのでありますが」
ダージリン「あら、何かしら?」
西絹代「自分、今回のお茶会で亭主を務めさせていただきたいのであります!」
ダージリン「それは面白そうね。アッサムもそれで良いかしら?」
アッサム「ええ、良いわ」
ダージリン「じゃあローズヒップが正客を務めなさい。まあ、西さんの学んだ作法にそんな役割があるかはわからないけど」
ローズヒップ「かしこまりでございますわダージリン様!」
西絹代「それでは早速・・・(フクヌギー)」
ダージリン「ちょっと西さん!?どうしていきなり服を脱いでいらっしゃるの!?」
西絹代「え?どうしても何も、教本映像では皆水着姿になっていたのでありますが…」
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草
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ダージリン「もしかしたらそんな作法が私の知らないところであるのかもしれないわね…」
オレンジペコ「へ?」
ダージリン「ペコ、こんなことわざはご存知?『when in Rome、do as the Romans do』って」
オレンジペコ「『郷に入れば郷に従え』ですね。もちろん知ってますが、でもここってうちの学園艦ですよね?」
ダージリン「西さん、本日は私水着を用意してございませんので下着姿で構いませんこと?」
西絹代「もちろん大丈夫であります!」
ダージリン「それでは皆さん、下着姿になりますわよ」
オレンジペコ「ダージリン様、マジですか?」
ダージリン「それはもう本気と書いてマジと読むくらいにマジですわ」
オレンジペコ「えぇ…(困惑)」
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天然とか関係なくわりと真面目に説教したくなる
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・・・・・・・
オレンジペコ「ダージリン様、他の生徒が遠巻きに私達を見ていますが…」
ダージリン「ペコ、気にしてはダメよ。これはれっきとしたお茶会なのよ?」
西絹代「それでは皆様方半裸になったところでこの油を体に塗りましょうぞ!」
アッサム「え?油って…これってゴマ油ですか?」
西絹代「ラードが手に入らなくて、今回はゴマ油で代用させていただきます」
ダージリン「随分と変わったお茶会の作法ですわね」
オレンジペコ「なんだか宮沢賢治の『注文の多い料理店』みたいですね」
ローズヒップ「それでは私達、食べられてしまいますの…?」
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ある意味食べられちゃいますね
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ヌッ!
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何やってんだこいつら…
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・・・・・・
西絹代「それでは皆様、体に油は塗れたみたいでありますので、横になって日光浴をしましょうぞ!」
アッサム「日光浴をするお茶会…北欧の作法でしょうか?」
ダージリン「いずれにせよ聞いたことはないわね」
ローズヒップ「なんだか体が香ばしい香りに包まれてるでございますわ」
オレンジペコ「私達は一体何をやっているのでしょうか…?」
西絹代「そろそろ焼けたかな?それでは皆様、アイスティーしか無かったけど、良いでありますか?」
ダージリン「しかって…まあ今日はアイスティーのほうが良いかもしれませんわね」
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西絹代「それでは早速準備いたします!」
(サーッ!!)
ダージリン「?」
オレンジペコ「アイスティーに今何かを入れましたね…」
アッサム「何かしら…お砂糖?」
ダージリン「いえ、違うわね…」
西絹代「それでは皆様、召し上がれ!」
ローズヒップ「もう喉がカラカラでございますわ!(ズズーッ!!)」
ダージリン「待ちなさいローズヒップ!!その紅茶は…」
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ティターニアさん!?で草はえた
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ローズヒップ「プハーッ!麦酒でございますわ!…(ガタッ!!)」
ダージリン「ローズヒップしっかりなさい!!ローズヒップ!」
ローズヒップ「…ZZZ」
オレンジペコ「どうやら眠っているようですね」
ダージリン「西さん、これは一体どういうことなのか説明してもらえるかしら?」
西絹代「いえ、この教本映像のとおりにやったまででありますが…」
ダージリン「…『真夏の夜の淫夢』?」
西絹代「はい。英国が誇る偉大な作家・沙翁が書いた戯曲であります」
ダージリン「それは『真夏の夜の夢』でしょう?」
西絹代「…はて?」
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未成年で飲酒する高校生の屑
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アッサム「西さん、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『真夏の夜の夢』が書かれた時にはまだ英国に紅茶は伝わってないですよ?」
西絹代「え!?それは本当でありますか!?」
アッサム「『真夏の夜の夢』は1594年〜96年に執筆されてますが、オランダ東インド会社によってヨーロッパにお茶が紹介されたのは1610年ですね」
西絹代「なんと…」
アッサム「それ以前にポルトガル人がマカオで中国茶を見つけていますので、シェイクスピアが知識としてお茶を知っていた可能性はありますけどね」
西絹代「だとすればこの教本映像は一体…?」
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ローズヒップ「クォクォア…?」
オレンジペコ「ダージリン様!ローズヒップさんが起きました!」
ダージリン「ローズヒップ、大丈夫?」
ローズヒップ「ダージリン様、どうやら私、眠ってしまっていたみたいでございますわ…」
ダージリン「貴方は疲れていたのよ、ローズヒップ」
ローズヒップ「ダージリン様、その手に持っているものは…?」
ダージリン「これ?これは西さんがシェイクスピアの『真夏の夜の夢』と間違えていたDVDよ」
ローズヒップ「これって夏夜のおっさんが出てるホモビじゃん!…ですわ!」
ダージリン「・・・はい?」
お し ま い
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紅茶って飲んだことがない(聖グロの生徒は食ったことがない)
って意味かと思った
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>>35
西隊長女ジゴロ説もっとやれ
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ホモガキローズヒップは微笑ましいのでもっとやれ
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