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ダージリン「……好き、というからには覚悟は出来ているの?」
-
ダージリン「誰かに好きという時、そこには覚悟が必要だわ」
ダージリン「決して浮気しないという覚悟、誰か一人だけを愛する覚悟……その他諸々のね」
ダージリン「ところで、あなたはそういった覚悟を持っているのかしら?」
ダージリン「……なるほど」
ダージリン「それじゃ、私の問いに答えてくれるかしら? ……こんな格言を知っている?」
ダージリン「ほどほどに愛しなさい。長続きする恋はそういう恋だよ」
ダージリン「……シェイクスピア? そうね、よく分かったわね」
ダージリン「そういうことなら……付き合ってみましょうか」
ダージリン「どうなるかは神のみぞ知る、ってところかしらね」
-
ダージリン「……お待たせ」
ダージリン「遅刻、しなかったのね? 遅刻したら、こういうお試しにも付き合うのは止めるつもりだったけれど」
ダージリン「……30分前から待ってた? そうなの」
ダージリン「それじゃ、私が来るまで……かなり焦ったんじゃないかしら?」
ダージリン「……その顔が答えみたいね」
ダージリン「まぁ、いいわ。それじゃ、行きましょうか。どこに行きたいの?」
ダージリン「……私に合わせる? ふふっ、まったく」
ダージリン「あなたは本当に……気を遣うのね」
ダージリン「まぁ、そうね。私の性格をよく知ってるものね……」
-
想像できないくらの攻略難易度
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とりあえずここまでです
相当な難易度になりそうですね
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ダジッ
リーン
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……お待たせ←どこかで聞き覚えのある台詞ですね
お待たせ、紅茶、女の子…
あっ…
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>>6
チミ、やめたまえよ
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隠しキャラとかそういうの以上に難易度高そうっすね…
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もろちん格言暗記は必修ですね
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>>9
たまに格言を言い返すぐらいの知識が必要そう
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ペコちゃん以上のスペックが求められるって事ですかね
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大切なのは格言に対する反応
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逆にペコと付き合えれば向こうからつまみ食いしてくそう
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>>10
毎回言い返したら機嫌悪くなりそう
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「あなたのデータもたまには役立つのね」とか言いながら
アッサムから恋愛関連の知識仕入れてそう
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攻略難易度もSS難易度も高そう
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メシマズ嫁という風潮
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看病する時に普通のおいしいおかゆは作れるからセーフ
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ドリームクラブにいそうなんだよなぁ・・・
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ダージリンの様に思考することを反発しつつも大切にしながら
しっかりと自分の立ち位置を持って接することができる、
それこそ蒼天航路の夏侯惇みたいな人物でもないと付き合うのは無理みたいですね・・・
-
ダージリン「というわけで。あなたにエスコートをお願いするわね」
ダージリン「期待してもいいのかしら? 期待外れな場所になったら、その場で中止……というのはジョークよ」
ダージリン「じっくり、見定めさせてもらうわね。今日一日、空けてきてあげたのだから」
ダージリン「……なるほど。喫茶店ね」
ダージリン「いい雰囲気の場所を見つけたのね。……私のために?」
ダージリン「私も喫茶店は好きよ。特に、個人経営の喫茶店はね」
ダージリン「注文は任せるわ。……ダージリン二つ?」
ダージリン「私に合わせたつもり? あなたが好きなのは別の物じゃないの?」
ダージリン「……ふふっ。からかいすぎたかしら?」
-
ダージリン「――さて」
ダージリン「ここのオススメのメニューは? ……三つあるけど、どれがいいか?」
ダージリン「そうね。ここは……シェフの気まぐれランチとでも洒落こみましょうか」
ダージリン「……意外と博打好きかって? どうなのかしらね」
ダージリン「……あら、おいしい」
ダージリン「なかなかよく出来た味ね。……あなたも同じ物を?」
ダージリン「もう。私の真似事ばかりしていても仕方ないじゃない」
ダージリン「あなたもあなたらしく頼みなさい。……同じのが欲しいんだからしょうがない?」
ダージリン「まったく、もう……」
-
もう始まってる!
-
ダージリン「……ところで、こんな格言を知っている?」
ダージリン「『恋の始まりは晴れたり曇ったりの4月のようだ』」
ダージリン「……そう。これもシェイクスピア。よく分かったわね」
ダージリン「もしかして、あなたも名言集を嗜んでいたりするのかしら? ……内緒?」
ダージリン「そう。話したくないのね?」
ダージリン「……まぁ、いいわ。隠し事にも可愛げがあるものとないものがあるし」
ダージリン「今のあなたのそれは……きっと前者ね」
ダージリン「答えは、もしかしたらすぐに明るみに出るかもしれないけれど。ふふっ」
-
もう始まってる!
-
ダージリン「ごちそうさま。美味しかったわ」
ダージリン「それじゃ今日は帰りましょうか。……まだ続きがある?」
ダージリン「……さて。ここからが問題ね。私を早く帰すのを優先するか、あなたが私の期待を裏切らないか」
ダージリン「……後者に賭けたい? そう、わかったわ」
ダージリン「――噴水?」
ダージリン「そういえばこの公園は、なかなか来たことがなかったわね」
ダージリン「もう少し、見ていてほしい? そう……」
ダージリン「……あっ、ライトアップされたわ」
ダージリン「そうなのね……曜日は限定されているけれど、この時間になると綺麗になるものね」
ダージリン「なかなかいいコントラストね」
-
ダージリン「……さて、ここで問題」
ダージリン「格言じゃないわ、安心して? 今、私はどう思ってるかしら?」
ダージリン「期待通り? 期待外れ? ……前者だと思いたい?」
ダージリン「……答えは、取っておこうかしら」
ダージリン「……まぁ、答えは見せているんだけどね」
ダージリン「さて、どこに答えがあるでしょう? ……顔?」
ダージリン「あら、やだ。そんなに女性の顔を見つめるものじゃないわよ。……なんて、ね」
ダージリン「それじゃ、帰りましょうか」
ダージリン「さすがにこれ以上の外出は出来ないわ。……ところで」
ダージリン「どこまでエスコートしてくれるのかしら?」
ダージリン「……そこで迷う所は何となくあなたらしいわね」
ダージリン「やっぱり本質は奥手? ……いじめ過ぎかしら」
ダージリン「まぁ、あなたの格言の知識の『仕入れ先』……見当は付いているのよ?」
ダージリン「今日、その『仕入れ先』に連絡してみてもいいかしら?」
ダージリン「……しないでほしい? さて、どうしようかしら? ふふっ」
-
ダー様のデートは面倒くさそう…と言いつつ
-
>>28
淡い恋心感じるんでしたよね?
-
うわあこれはペコちゃんの入れ知恵ですねぇたまげたなぁ
-
――翌日・大学構内
オレンジペコ「はい、この格言は誰の物でしょうか?」
オレンジペコ「そうです。ゲーテです。よく勉強してきましたね」
オレンジペコ「意外とマイナーな所を突いたつもりなのですが……」
オレンジペコ「……ところで昨日はどうでしたか?」
オレンジペコ「何とかなったかも? ……あまり自信なさそうですね」
オレンジペコ「まぁ後輩としては、私は応援するつもりですが」
オレンジペコ「……ダージリン様はあなたのことをどう思ってるのやら」
オレンジペコ「割とお茶目な方というのはあなたもご存知だと思うのですが……それでも考えは昔から読みにくいんです」
オレンジペコ「私に出来るのはせめて、先輩に格言のテストをすることくらいですね」
-
オレンジペコ「――あっ、ダージリン様が!」
オレンジペコ「そ、それでは私、一旦失礼しますね!」
ダージリン「……バレバレ、ね」
ダージリン「昨日、連絡しないでおいてあげたわ。今、目の前で答えが出てしまったけれど……」
ダージリン「やっぱり、ペコだったのね。予想通りというべきか何というか」
ダージリン「……昨日、面白い物を見せてくれたお礼に、ちょっとしたお返しよ」
ダージリン「はい、どうぞ。私の持っている格言集の一つよ」
ダージリン「もう何度も読み返して全て暗記してしまったから、あなたにあげるわ」
ダージリン「……いつか暗記して返す? ふふっ、なかなか本気なのね」
オレンジペコ「……」
オレンジペコ(何? もしかして、意外と上手く行きそう……?)
-
一旦ここまで
アッサムの口調が分からないんですがそれは……出るかどうかも不明ですが
これからどうなっていくのかは考え中です
-
ドラマCD5がおすすめ
-
ダー様の手のひらの上で転がされたい人生だった
-
ダージリン「……さて。講義の時間ね」
ダージリン「今日は小テストだったと思うけど、あなたはきちんと勉強してきたの?」
ダージリン「……分かったわ。それじゃ、条件をつけましょう」
ダージリン「このテストで私より高い点数を取ったら」
ダージリン「『お試し』から、どうするか……考えてあげるわ」
ダージリン「……得意教科だからってイジワル? そんな弱音を言ってはダメよ?」
ダージリン「……」
ダージリン「い、意外と難しかったわね。どうだった?」
ダージリン「……そ、その自信満々な顔は少しマイナスよ?」
――
ダージリン「……意外と早く結果が出たわね」
ダージリン「そして、あなたのが僅差で上ね……やられたわ」
ダージリン「……く、口約束とはいえ、約束は約束だしね」
ダージリン「いいわ。少し、考えてみるから」
ダージリン「ペコの所で格言の勉強でもしてきたら?」
-
相手の男もダー様に負けず劣らず強かですね
-
ダージリン「……さて。私は一体、どう思ってるのかしら」
アッサム「それ、私に聞くんですか?」
ダージリン「あら? これは言外に彼のデータを集めてきてほしいという意味よ?」
アッサム「どこも言外になってない気がしますが……」
アッサム「……元々、私は彼と隊長が付き合うことにはちょっと」
ダージリン「あら、不満?」
アッサム「い、いえ。……果たしてふさわしい相手なのかという疑問が」
ダージリン「……アッサム。あれをご覧なさい」
アッサム「え?」
オレンジペコ「そう、これはニーチェで、こっちがナポレオンです」
オレンジペコ「ナポレオンはパリと絡めることもちょくちょくあるので、覚えやすいかもしれませんね」
オレンジペコ「……え? これは?」
オレンジペコ「教えてくれるお礼って……そ、それは自分で買います! おいくらでした?」
オレンジペコ「……受け取ってほしい、って……先輩にそう言われたら受け取らないわけにはいかないじゃないですか。もう」
オレンジペコ「……ありがとうございます。この紅茶、美味しいですね」
アッサム「……」
ダージリン「少なくとも、私たちの大事な後輩への扱いを見ていたら」
ダージリン「彼を貶める気にはなれないのよ」
アッサム「……わかり、ました」
アッサム「調べましょう。彼のことを」
ダージリン「ふふっ、ありがとね」
-
アッサム「……色々、調べてきました」
ダージリン「彼と直接、接触はしたの?」
アッサム「まぁ、一応……」
ダージリン「どう思った?」
アッサム「思ったより、強かですね……とぼけてるふりをしながら鋭さを感じたりしました」
ダージリン「そう。私と大体、同じ感じ方ね」
アッサム「……隊長」
ダージリン「なにかしら?」
アッサム「隊長は、彼と……どうなりたいんですか?」
ダージリン「……そう、ね」
ダージリン「私はきっと――彼のことが嫌いじゃないのよ」
アッサム「……」
ダージリン「でもね。私、今まで……恋愛というものをしたことがないの」
ダージリン「誰かを好きになったことも、好きになられたことも記憶にないのよ」
ダージリン「まぁ、女子校で戦車道一本だったから……出会い自体が少なかったのかもしれないけれど」
アッサム「……それ、分かる気がします」
-
ダージリン「だから。彼と一緒にいて、感じる気持ちが……『恋愛』と言えるものなのか」
ダージリン「それが分からないの。だから……困ってるのね」
アッサム「……」
ダージリン「さて、アッサム? 彼の情報で何か気になった点は?」
アッサム「……気が変わりました」
ダージリン「え? ちょ、ちょっと?」
アッサム「その気持ちの答えは、隊長自身が見つけることじゃないかと思います」
ダージリン「……」
アッサム「ですから、私は敢えて何も言わないことが望ましいと判断しました」
ダージリン「アッサム……」
アッサム「――まったく。私たちの後輩に面倒をかけて」
アッサム「それなのに優しさも見せたり、鋭かったり……厄介な方ですよ」
ダージリン「……」
アッサム「でも――」
アッサム「隊長は、そんな彼と一緒にいて……少なくとも楽しいのでは?」
ダージリン「……!」
アッサム「……あっ。そろそろペコとの勉強が終わったみたいですね」
アッサム「行ってあげたらどうでしょうか?」
ダージリン「……そう、ね」
ダージリン「この答えは……私自身が出さないと、ね」
-
いいゾ〜これ
-
ダージリン「……こんな格言を知ってる?」
ダージリン「そう。これはカント。次は――」
ダージリン「そうね。これはアリストテレス。……本当によく勉強したのね」
ダージリン「ペコにも感謝しないとダメよ? ……今度、ご飯をおごる約束をした?」
ダージリン「そ、そうなのね……いいことね」
ダージリン「……」
ダージリン「べ、別に、何も思ってないわよ?」
ダージリン「ただ……私を差し置いて、ペコとだけなんて」
ダージリン「い、今の言葉は忘れてちょうだい!」アセアセ
-
ダージリン「……え?」
ダージリン「私も誘うつもりだった? ……そ、そうなの」
ダージリン「あ、あなた、意外とイジワルでしょう?」
ダージリン「……その沈黙が答えで良さそうね」
ダージリン「……まぁ、いいわ」
ダージリン「なんにせよ――私も、もうそろそろ『答え』を出せそうだから」
ダージリン「……あ、あまり期待しないで? もしも裏切られたら辛いでしょう?」
ダージリン「――え?」
ダージリン「さっきの会話で満足した? ……そ、それってどういう」
ダージリン「い、言わない? ……ひ、卑怯ね」
ダージリン「うう……さっきのは私のミスね」カァァ
-
オレンジペコ「……バ、バレてしまってたんですか」
ダージリン「バレないと思ってる方がおかしいんじゃなくて?」
オレンジペコ「い、言われてみれば……で、でも。私は先輩にもダージリン様にも幸せに」
ダージリン「ペ、ペコ!」
オレンジペコ「わっ!? ご、ごめんなさい……」
ダージリン「……また、この喫茶店なのね」
ダージリン「この子には相当お世話になったから? ……そうよね」
オレンジペコ「ほ、本当に私も一緒でいいんでしょうか?」
ダージリン「いえ。全く構わないわ。三人で食べましょう」
オレンジペコ「……ありがとうございます」
オレンジペコ「あっ。お手洗いですか? 行ってらっしゃいです」
ダージリン「……ペコ。ちょっといいかしら?」
オレンジペコ「な、なんですか?」
ダージリン「……ペコは彼のことが気にならないの?」
オレンジペコ「……うーん」
-
オレンジペコ「私にとっては、あくまでも『先輩』というだけで」
オレンジペコ「放っておけなかったというだけです。これは本当ですよ?」
ダージリン「……そう、なのね」
オレンジペコ「……そういうことをお聞きになるということは」
オレンジペコ「ダージリン様は、もう――」
ダージリン「ペ、ペコ! 静かに!」アセアセ
ダージリン「……な、なんでもないのよ? さあ、座って?」
ダージリン「そ、それでは格言コンテストでもしましょうか? 私が言う格言の作者を先に言った方が勝ちで――」
オレンジペコ「……ダージリン様」
ダージリン「……わ、分かったわ。これはやめましょう」
ダージリン「――なんにせよ」
ダージリン「あなたとは、まだ……そ、それなりに長い付き合いになりそうね」
ダージリン「こ、これは付き合うというのとは別というか、何というか……そ、そういうことよ!」
オレンジペコ「……先輩。ダージリン様を大事にしてあげてくださいね」
ダージリン「ペ、ペコ!」カァァ
-
一旦ここまでかも
こんなにあっさりダージリンが落ちるのかは疑問ですね……
ローズヒップも出そうかと思いましたが出すタイミングが分からないので出ないかもしれません
-
あ^〜いいっすね〜
-
一波乱あった方がいいのやら
何も波乱なく付き合ったほうがいいのか
どっちがいいですかね
-
両方書くんだよあくしろよ
-
>>49
両方はいやーキツイっす
とりあえずどっちかに決めますね
-
付き合いの壁一枚越えたらいつものアヘアヘ格言おねえさんになるものだと思ってる
-
ダー様の玩具になるのも気持ち良いし、玩具にしても気持ち良い
-
なんだおまえ!?ただの天才か?
堕ちつつあるダー様いいぞぉ
-
ここまで仲良くなれたらもう一直線にらぶらぶ作戦できそう(適当)
-
ダージリン「……そ、それじゃ、この辺りで」
オレンジペコ「そうですね。先輩もお気をつけて」
オレンジペコ「……あっ。私、先にお暇しましょうか?」
ダージリン「え?」
オレンジペコ「いや……ダージリン様、先輩と二人きりの方がいいのではないかと」
ダージリン「ペ、ペコ……」
オレンジペコ「――今度、紅茶おごってくださるんですか?」
オレンジペコ「もう。私ばっかり不公平じゃないですか? 先輩も私に甘すぎると思います」
オレンジペコ「こんなのお気遣いにも入らないのに……」
ダージリン「な、なにを勝手に話をつけてるの!」
オレンジペコ「それでは、さよならー!」
ダージリン「ちょ、ちょっと……」
-
ダージリン「……コホン」
ダージリン「そ、それじゃ、私たちもここでお別れね」
ダージリン「……え? 後輩の気遣いを無駄にしたくない?」
ダージリン「あ、あなたね……ペコを巻き込むのは卑怯よ」
ダージリン「まぁ、私もあの子の残念そうな顔は見たくないから……いいわ」
ダージリン「一緒に帰りましょうか……な、何故か恥ずかしいけれど」カァァ
-
ダージリン「……はぁ」
ダージリン「あなたとペコのおかげで、調子を狂わされっぱなしね」
ダージリン「まったく。私も慣れていないのに……」
ダージリン「……よく分からないけれど」
ダージリン「この気持ちは――なんて言えばいいのか分からないの」
ダージリン「……あなたと一緒にいること自体は嫌じゃないのよ、きっと」
ダージリン「初めての、その……お試しのデートで、私はもうある程度、分かってしまったから」
ダージリン「――この気持ちを、その……す、『好き』というのなら」
ダージリン「一体、私はこれからどうしたら」
ダージリン「……ゆっくりでいい?」
ダージリン「ゆっくり待ってるから? ……もう、あなたったら」
ダージリン「そういうところで……私は甘えてしまうのね」
-
アッサム「――それで、どうなりました?」
ダージリン「……お、お試しで付き合うことになったわ」
アッサム「どこまでもお試しなんですね……」
ダージリン「しょ、しょうがないでしょう? 私もそうだし、聞いてみたら相手も初めてなんだから」
アッサム「そうですか……ところで」
オレンジペコ「そうそう。それはプラトンで、こっちがソクラテスです!」
オレンジペコ「ふふっ、どんどん飲み込んでいっちゃいますね。抜かされないように私も勉強しないと……」
アッサム「……一応とはいえ彼女になった以上」
アッサム「後輩と、その相手が仲良しなことはどうお考えで?」
ダージリン「……」
アッサム「あ。今、ちょっとだけ表情変わりました」
ダージリン「……い、いいのよ。あれはあれで」
ダージリン「私のために頑張ってくれているのだから……」
アッサム「……あまり無理しないで、気持ちは正直に伝えた方がいいかと」
ダージリン「……うう」
-
ダージリン「……そ、その。ふ、二人とも?」
オレンジペコ「あっ、ダージリン様! どうかされました?」
ダージリン「い、いえ、その……えっと」
ダージリン「わ、私がこれからは格言を、その……」
オレンジペコ「あっ! そういうことなんですね!」
オレンジペコ「そういうことでしたら喜んで! 先輩、応援してますからね?」
ダージリン「い、いえ! それではペコに申し訳ないわ!」
オレンジペコ「……え?」
ダージリン「ペ、ペコも彼のことが、その――」
オレンジペコ「……ああ。そういうことなら何の問題もありません」
オレンジペコ「私、ずっと先輩といましたけど、そういう気持ちになったことないですから」
ダージリン「……ちょ、直球ね」
オレンジペコ「いえ。先輩には度々、申し上げてますし」
オレンジペコ「ね、先輩? 先輩の一番はダージリン様で、私は……先輩のこと、そういう風には見れませんでした」
ダージリン「……」
オレンジペコ「ですから、心配しないでください!」
オレンジペコ「私……決してダージリン様から先輩を――」
ダージリン「ペ、ペコ! 声が大きいわ!」
オレンジペコ「あっ。……ご、ごめんなさい」
アッサム「……はぁ」
アッサム「まったく。隊長といいペコといい……素直になりすぎですわ」
-
何だかネタが尽きてきた感があります……
思いついたら書いていきたいです
もう少し段階を積んでからの方が良かったかもしれませんね
-
おまえのありったけをみせてみろ
-
ダージリン「……きょ、今日は映画ですわね」
ダージリン「それでは向かいましょうか……」
ダージリン「ど、どうかしました? ……顔が赤くて気になる?」
ダージリン「そ、そういうことはいちいち追及してはいけないんですのよ?」
ダージリン「……お、面白かったですわね」
ダージリン「軍事物と恋愛物、なかなかここまでうまく絡めた物は見たことが」
ダージリン「先ほどの映画で使用されていた戦車はチャーチル。私が大好きな――」
ダージリン「ご、ごめんなさい……語りすぎましたわね」
ダージリン「……え? 嬉しいからもっと話してほしい?」
ダージリン「そ、それは……いい、ですが」
ダージリン「ま、まったく。あなたはデリカシーというものが……ごめんなさい。この場合は関係ありませんでしたわね」
ダージリン「……私、恋愛というものが未だによく分かりません」
ダージリン「『好き』という気持ちが何なのかも……実は分かりません」
ダージリン「あなたは分かるのですか? ……何となく?」
ダージリン「そ、それでいいのですか? ……い、いえ」
ダージリン「たしかに……私が今、あなたとこうしているのも何となく、なのかもしれませんね」
-
ダージリン「――そ、それでは」
ダージリン「これからどこに行きましょうか? 合わせましょう」
ダージリン「……え? わ、私が行きたい所がいい?」
ダージリン「あ、あなた? お試しとはいえ、彼女に対して甘すぎるのではなくて?」
ダージリン「……いいえ。嬉しいわ」
ダージリン「ありがとう。それでは――あちらの美術館とか、どうかしら?」
-
眠いのでそろそろ今はここまでかと
先の展開が見えなくなってきたので何かアドバイス等アリましたら是非ともオナシャス!
読んでくださる方に感謝です
-
戦車乗ればいいじゃん
-
ラストはキスして格言言えなくさせるとかよさそう
-
幸せなキスをしよう
-
もうデレッデレで草
一旦何かの事情で会えなくなって、ダー様が自分の恋心をはっきり自覚する展開オナシャス
-
営みの途中でも格言を言うのか素が出てしまうのか。私、気になります!
でもこのままプラトニックなお付き合いも見たいけどな俺もな〜
-
このままお試し60年契約になりそう
-
>>70
99年租借するだけなんだよなぁ
-
ダージリン「……なかなかいい絵画が揃っているわね」
ダージリン「あなたはどの絵画が一番好き? ……そう」
ダージリン「わ、私と同じね……」
ダージリン「……だ、だからって照れなくてもいいわよね」
ダージリン「被ることなんてよくあるし。そうよね」
ダージリン「……まったく」
ダージリン「あなたとペコのせいで、意識しすぎてる気がするわ」
ダージリン「……それなら嬉しい? あ、あなたね……」
ダージリン「わ、私がどれだけ苦労してると――」
ダージリン「……ご、ごめんなさい」
ダージリン「私、あなたを悲しませるつもりはなかったの」
ダージリン「さっき感じた、そして今も感じてる……す、好き、という気持ちが分からなくて」
ダージリン「だ、だから……気持ちを安定させることが難しくて」
-
ダージリン「……え?」
ダージリン「ゆっくりでいい? ……もう」
ダージリン「そう言いながら、あなた……実は、焦っているでしょう?」
ダージリン「……図星? ふふっ、一本取ってしまったかしら?」
ダージリン「今日、ここに来てから……ずっとあなたの視線を感じていたのだから」
ダージリン「――さて」
ダージリン「そこのカフェで一服してから帰りましょうか? ……エスコートはよろしくね?」
ダージリン「ふふっ、もう――」
ダージリン「私の気持ちは決まっていて」
ダージリン「それを言語化できないだけ、なのかもしれないわね」
ダージリン「……い、今のは忘れてちょうだい?」
ダージリン「自分でも何を言ってるのか分からなくなってて……ど、どうして笑ってるの!」
ダージリン「もうっ! と、とにかく今日は帰るわよ――」
ダージリン「え?」
ダージリン「明日から……ご学友と旅行?」
ダージリン「……」
ダージリン「そ、それなら、その……も、もう少し一緒にいても」
ダージリン「そ、そうね。特別に、ね」
-
色々な意見ありがとナス!
とりあえずダージリンに自分の気持ちを自覚させるまでの時間が必要だと思ったので
>>68の出してくださったアイデアに感謝しています
もしかしたら一旦ここまでです
-
>>74
なーにが一旦じゃい!恋する乙女書ききらんかい
-
ダージリン「……」
ダージリン「はぁ……」
オレンジペコ「ど、どうかされましたか?」
ダージリン「いえ……」
ダージリン「たった数日いないだけで、ここまでダメになるのね……と思っただけよ」
アッサム「もう、すっかり惚れ込んでますね……」
ダージリン「べ、別に惚れ込んでいるわけじゃ!」
ダージリン「……はぁ」
ダージリン「ねぇ、二人とも? 二人は、その……こ、恋したことってある?」
オレンジペコ「ないですね」
アッサム「ありません」
ダージリン「そ、即答……」
アッサム「ですから、隊長の気持ちに寄り添うことはなかなか難しいかと」
オレンジペコ「私もですね。先輩と一緒にいても全然そういう気持ちになりませんでしたし」
ダージリン「……そう、なのね」
-
オレンジペコ「ですので、ダージリン様もあまり難しく考えなくていいのではないでしょうか?」
オレンジペコ「もう……好き、という気持ちは存分に伝わっているので」
ダージリン「……これが『好き』という感覚でいいのかしら?」
アッサム「おそらくは」
ダージリン「……はぁ」
ダージリン「――とりあえず、待ってみましょうか」
オレンジペコ「私たちがお相手しますよ。寂しいのなら」
アッサム「そうですね」
ダージリン「……ありがとう。二人とも」
――その後
ダージリン「お、お帰りなさい」
ダージリン「旅行は楽しかった? ……そ、そう」
ダージリン「と、ところで。そのご学友に、その……じょ、女性の方は?」
ダージリン「……そ、その顔はなに? 何か引っかかる表情ね」
ダージリン「ヤキモチ? ……そ、そういうものではないから!」カァァ
ダージリン「……そ、その」
ダージリン「疲れてなければ……今日は一日、一緒にいてくれないかしら?」
ダージリン「私、きっとあなたと一緒にいないと寂しくてたまらなくなってしまっているから」
ダージリン「……一つ、質問いいかしら?」
ダージリン「こういう気持ちをなんて言えばいいの?」
ダージリン「……自分で考えてほしい? も、もう」
ダージリン「私は本当に困っているのに……」
ダージリン「――気づいてくれたら嬉しい?」
ダージリン「そ、そう……そういうことなら、考えてみるわね」
ダージリン「……きっと」
ダージリン「――『これ』がそういう気持ち、なのかもしれないわね」
ダージリン「い、今のは聞き流してちょうだい!」カァァ
-
ダージリン「……お試しも長くなってきたわね」
ダージリン「どう? あなたは? ……気持ちは変わらない?」
ダージリン「そ、そう……それなら私はどう反応すればいいのかしらね」
ダージリン「……」
ダージリン「――あなたと一緒にいると、ドキドキするの」
ダージリン「鼓動がね。速くなるのよ」
ダージリン「……これ、どういう症状なのかしら? 病院に行ったほうがいいのかしら」
ダージリン「……もう、答えは出せるんじゃないかって?」
ダージリン「そ、それは……うう」
ダージリン「わ、私は。こんな気持ち初めてで――」
-
ダージリン「……え?」
ダージリン「あなたも初めて? ドキドキしてる?」
ダージリン「……そ、そう、なのね」
ダージリン「――わ、わかった、わ」
ダージリン「答え、出しましょうか」
ダージリン「私は――」
オレンジペコ「……ダージリン様。ついに」
アッサム「ちょっ、ペコ! バレたらダメでしょう!?」
ダージリン「」
ダージリン「私は……あの子たちを注意しに行ってくるわね」
オレンジペコ「ア、アッサム様! 逃げましょう!」
アッサム「そうね! 戦略的撤退!」
ダージリン「ま、待ちなさい! ……ほら、あなたも来て!」
ダージリン「私の手を握って……一緒に走ってちょうだい」
ダージリン「……嬉しい? ど、どうして?」
ダージリン「こんな形で頼られるなんて思わなかったから? ……も、もうっ!」
-
恋する乙女いいぞ〜これ
-
続きまでま〜だ時間かかりそうですかね?
-
ダージリン「……」
http://i.imgur.com/tnMCJ2W.jpg
ダージリン(こ、こんなの見せられないわね……)カァァ
ダージリン(もし見られたら卒倒する自信があるわ……)
ダージリン「……というわけで。思い出は思い出としてしまっておきましょう」
ダージリン「……」
ダージリン「――いつか」
ダージリン(彼にも、これを見られる日が来るのかしら……?)
ダージリン「……!」
――
ダージリン「い、いい!? 人のアルバムは覗いたらダメよ?」
ダージリン「い、いきなりなにかって……こ、こっちにもこっちの事情があるの!」
ダージリン「……はぁ。恥ずかしい」
オレンジペコ「……そういえばダージリン様、ハリーポッターがお好きでしたね」
アッサム「そうですね。昔からファンだったような」
ダージリン「そ、そこの二人! 隠れる気が無いならせめて声くらい抑えてちょうだい!」
-
久しぶりにもう始まってる!
-
更新いいゾ〜これ
-
ダージリン「……」
ダージリン「あの……女子寮にどう入れると思ってるの?」
ダージリン「無理なのよ。こればっかりは」
ダージリン「……え?」
ダージリン「あ、あなたのお家にお邪魔する? ご両親は出張しがちでほとんどいらっしゃらない?」
ダージリン「……か、考えさせてちょうだい」
――
オレンジペコ「もう行きましょうよ。この前、一緒に先輩と向かってダージリン様の気持ちは少なくとも私にはわかりますよ?」
ダージリン「わ、私は別に。初の……そうね。男子の友人?ということで」
オレンジペコ「……まだ認められないんですか?」
ダージリン「……」
オレンジペコ「まあ、私には初恋もまだですし。先輩と一緒にいても恋心は持ちませんでした」
オレンジペコ「ただ……ダージリン様はもうお分かりになるのでは?」
ダージリン「……私にもわからないのよ」
ダージリン「たしかに彼は嫌いじゃないわ。でも、ただそれだけよ」
オレンジペコ「……」
ダージリン「授業のテストで勝たれておごったりおごらされたり、一緒に格言を言い合ったり」
ダージリン「そんなことして、一緒に格言の本を読んだり、同じお店でからかいながらご飯を――」
オレンジペコ「ダージリン様。そこまでして誰かに認めてほしいんですか?」
ダージリン「――!」
オレンジペコ「もうそこまで聞いて、誰が『そうじゃない』といえるんですか?」
オレンジペコ「アッサム様も同じことおっしゃいますよ。断言できるレベルで――」
オレンジペコ「ダージリン様は先輩が大好きじゃないですか」
-
ダージリン「……」
オレンジペコ「たしかに私もアドバイス出来る立場じゃないと思います。誰も好きになれませんでした」
オレンジペコ「でも……ダージリン様のことは分かるつもりです」
ダージリン「!」
オレンジペコ「……あっ、先輩がいらっしゃいましたね。また格言でも教わるつもりでしょうか?」
ダージリン「え? ちょっ、そ、それなら」
オレンジペコ「逃げちゃダメです」
ダージリン「……」
オレンジペコ「この前、一緒にお店でお食事をした時、もう私にはなんとなくわかりました」
オレンジペコ「『こういうのをコンビというんだな』と」
ダージリン「……」
オレンジペコ「私は席を外します」
オレンジペコ「今度はダージリン様が格言をお教えになるなり、そうですね……イチャイチャなさるなりしてください」
-
ダージリン「……ペコはいないわ。よって格言の話は出来ないわ」
ダージリン「わ、私にも出来るけれど……それは私にとって難しすぎるの。色んな意味で」
ダージリン「……もう」
ダージリン「どうして――私はあなたが……」
ダージリン「……こ、この先は無しよ!」
ダージリン「た、ただ! 今日はここまでに――」
ダージリン「……ど、どうして手を掴んでるの?」
ダージリン「なんとなく? どうしても? ……も、もう」
ダージリン「――後輩にも諭された手前、仕方ないわね」
ダージリン「『お試し』に。……これでいいかしら?」
ダージリン「……もう本気の顔してる? な、何でそう思うの?」
ダージリン「顔が真っ赤? ……も、もうっ!」
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夜更かししすぎですね。おやすみなさい
こっからイチャイチャパート開始予定です。
シリアスは苦手なのでそうはならないかと。
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いいゾ��これ
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また始まってた!(今更)
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現状実に理想的な好感度スレ
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田尻さんすき
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誕生日おめでとうございます
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