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【四部マスSS】バッティングセンターに行こう
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前作:
マツタケを狩りにいこう
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映画を観に行こう
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向井拓海はスジを通したい
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三船美優は変わりたい
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短編ですが一部設定上繋がりがありますのでご了承ください
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〜通学路〜
億泰「あれェ〜〜〜?」
幸子「どうしたんですか億泰くん、いつもに増してあほみたいな声を出して」
億泰「おい二人とも見ろよあのカンバン…今まであんなものあったっけなあ〜?」
仗助「いや…覚えがねーな、何だって書いてあるんだ?」
『姫川バッティングセンター この先200m』
億泰「ほォ〜〜〜バッティングセンターだってよ」
幸子「あ、この先のバッティングセンターなら昔からありますよ!すンごぉ〜いボロっちいのが」
仗助「すンごぉ〜いボロっちい店の看板にしちゃピカピカだぜ?いかにも『昨日立てました』って感じのよォー」
幸子「確かにヘンですねえ…リニューアルでもしたんでしょうか?」
億泰「考えてても仕方ねーだろ、仗助!幸子!行こうぜッ!」
仗助「おいおい、今からバッティングセンター行くのかよ…ま、別にやることねーからいーケド」
幸子「フフーン!たまには運動して汗を流さないとボクのカワイさがくすんでしまうかも知れませんからね!いいですよ!」
億泰「よぉーしッ!打ちまくるぜェ〜〜〜!」
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既に“始まっている”!!!!
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ピッカピカァ〜〜〜〜ッ
仗助「幸子…おめーさっき『すンごぉ〜いボロっちい店』って言ってたよなあ〜?」
幸子「い、いや…前来た時とはまるで別物ですよこの設備…ホントにリニューアルしたんですねえ…」
億泰「おい見ろよ二人とも!向こうにシャワー室やサウナまでありやがるぜッ!」
億泰「マシンの台数だってよォ〜〜ひぃ…ふぅ…みぃ………とにかく無茶苦茶たくさんあるッ!」
億泰「あっちには『手揉みマッサージ店』まで提携してるじゃあねーかッ!」
億泰「こりゃ下手なスポーツクラブ顔負けだなあ〜、『すンごぉ〜いボロっちい』なんて口が裂けても言えんぜ」
仗助「おいおい…まさかとは思うが金持ち用のセンターじゃあねーだろうな…料金設定はどうなってんのよ?」
『球速80km〜100km級コース 30球300円』
『球速100km〜120km級コース 30球300円』
『球速120km〜150km級コース 30球500円』
幸子「あら、意外と普通…」
仗助「妙だな…こんな値段でこんな設備、ちゃんと経営が成り立ってんのかあ?」
億泰「いいから早く行こうぜッ!俺早く打ちてえよォー!」
仗助「わかったわかった、えーっと…バットはどこで借りれるんだぁ〜?」
『球速120km〜150km級コース 30球500円』
・
・
・
・
『プロ野球選手“完全再現”コース 30球50000円』 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
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単純に迫真で楽しむのかそれともバトルするのか・・・
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ヒュゴゥッ
仗助「チャー…シュー…メン、ッと!」 カキィィ〜〜〜ッン
幸子「おお〜〜、さすがですね仗助くん!ホームランですよ!」
仗助「ま…120kmそこそこだしな、銃撃してくるスタンド使いと比べちゃあ楽勝ッスよぉ〜」
幸子「そうは言いましてももう片方の戦い慣れたスタンド使いは…」
億泰「うだらァッ!」
ガコッ ヒュルルルル…
億泰「チックショ〜〜〜!なんでポップフライになっちまうんだ!ちゃんとストライク投げてんだろーなコラッ!」
幸子「億泰くん、相手は機械ですよ。怒っても仕方ないじゃないですか」
億泰「るせーッ!俺だってホームラン打ちたいんだよッ!次だ、次ッ!」
???「あっはっは!そのフォームじゃあ300球打っても無理だね!」
億泰「な…なんだとォ〜〜?てめえ、誰だッ!」
姫川友紀「『通りすがりの野球好き』…なんちゃって!そんなことよりもキミ!」
プシュッ グビッ グビッ
幸子(ひ、昼間っから缶ビールですかあ〜〜〜ッ?)
友紀「プッハァ〜〜〜…そのフォーム、私が改善したげるよ!」
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酒!飲まずにはいられないッ!
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友紀「まずはここ、アゴ引いて」 ツン
億泰「お、おお…」 グッ
億泰(ち、近け〜〜〜ッ!お姉さん近けえよッ!イイ匂いするなあ〜〜〜……だいぶ酒くせーケド)
幸子「あっ、あれは億泰くんスケベなことを考えている顔ですね!なんてだらしのない!」
仗助「なあ幸子、あの人は一体誰なんだあ?」
幸子「さあ?『通りすがりの野球好き』って言ってましたけど…」
仗助「『通りすがり』にしちゃあ妙だぜ、ありゃバッティングセンターで運動するカッコじゃねー……俺らも学ランだケド」
仗助「それに『缶ビール』だ、昼間から『缶ビール』を空けてやがる…こんな所であのくつろぎっぷりはおかしいぜ」
幸子「うーん…言われてみれば確かに妙ですが……でもこの町、ヘンな人多いですからねえ……仗助くんたちも含めて」
仗助「ただの『ヘンな人』で済めばいいんだがな…」
友紀「それで、『手』じゃなくて『腰』で打つんだよ!体全体の『遠心力』だね!」
億泰「こ、こうかあッ?」 ブルンッ
友紀「おー、イイ感じイイ感じ!さながら五番ファースト、豪快な一発のあるパワーヒッターって所だね!」
億泰「へへ…照れるぜェ〜〜〜」
友紀「それじゃ、マシン起動するよ!ピッチャー第一球……投げましたッ」
ヒュゴウッ
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億泰「アゴを引いて、飛ばしたい方向に踏み込む!」 ググッ
億泰「そしてェェ〜〜〜『引き絞った弓矢』を放つみてーに腰から回転ッ!」 グルリ
億泰「『遠心力』をバットのヘッドに乗せるイメージでッ、ボールを弾き返すッ!!」
パッカァァァ〜〜〜〜ン
億泰「おッほォーーーッ!ホームランッ!気ン持ちイイ〜〜〜ッ!」
幸子「ほへぇ〜、指導ひとつでこんなに変わるとは…さっきまでとはまるで別人のような弾道ですよ!」
仗助「グレート!ありゃあ俺のホームランより飛距離あるんじゃあねーか?」
友紀「もともと身体能力はあるみたいだったからね!ちゃんとしたフォームに矯正すればザッとこんなもんよ!」
仗助「…お姉さん、野球関係の指導者か何かスか?」
友紀「いーや、ただのイチ野球ファンだよ!名前は姫川友紀!好きな球団は『キャッツ』!」
仗助「ああ、あのプロ野球チームの…」
億泰「ンなことよりも早く次の球投げさせてくれよォ〜!この感覚を忘れない内によッ!」
友紀「おっ、いいねえ!ノッてきたねえ!どんどん行こう!どんどん!」
幸子「さっきまで文句言ってたのに億泰くんはホント単純ですねえ………あれ?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ピッチングマシン『カシャカシャ』『カシャカシャ』
幸子(向こうのコースのピッチングマシン…ボクたちのとは全然形状が違う…)
幸子(『最新型』なんですかねえ…)
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カキィィーーーン パッカァーーーン グワッキィィーーーン
億泰「よォォーーーーしッ!完ペキにバッティングの『極意』を掴んだぜッ、俺はよ!」
億泰「今ならプロ野球選手の球だってホームランにできる気がするぜッ」
友紀「あっはっは!それは言いすぎだよ!プロってのはそんな甘くないからね!」
億泰「いーやッ、いけるねッ!この虹村億泰、今この瞬間から『メジャーリーガー』を目指すぜッ!」
億泰「日本の チンケ な球団なんかに留まらずよォ〜〜〜ッ!」
友紀「…」 ピクッ
友紀「あっははは!そりゃあ大きく出たね、じゃあ『ホンモノのプロ野球選手の投球』試してみる?」
億泰「えッ?このバッティングセンター、そんなコースもあるんスかあ〜?」
友紀「うん!これは“ある特別なお客さん”にしか使えないコースなんだけど…君たちには特別にね!」
仗助「お、おいおい待ってくれよ、何の権限があって友紀さんがそんな許可できるんだ?」
幸子「あ!ちょっと待ってください!姫川バッティングセンターに……姫川友紀……まさか!」
友紀「あれ?言ってなかったっけ?ここ、私のおじさんが経営してるバッティングセンターなんだ!」
仗助「いいッ!?初耳ッスよ!」
幸子「どーりで昼間っからヘーキで缶ビール飲めてたんですねえ………いや、それでもどうかと思うケド」
友紀「そんなことはいいからいいから!こっちこっち!」 グイグイ
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ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ピッチングマシン『カシャカシャ…』
億泰「ほォ〜〜〜、プロ野球選手級だけあってなかなか威圧感あるマシンじゃん?」
友紀「ええ〜ッと……『誰』にしようかな……」 ペラペラ
幸子(『選手名鑑』……?)
友紀「決めたッ!『シャークス』の背番号『16』!“海賊投法”波島!」
仗助「『決めた』?友紀さん、アンタ何言って………ハッ!」
ピッチングマシン『『シャークス』!『背番号16』!』 ガシャガシャガシャキン
億泰「な、なんだあ〜〜〜ッ!?マシンが変形し始めたぞッ!!」
幸子「ひええッ!身長およそ180cm!横幅のガッチリした筋肉質な男の人の形にぃ〜〜〜ッ!」
仗助「こ…これはスタンド能力だッ!スタンドが『ピッチングマシン』に化けてやがったんだッ!」
友紀「あれ?君たち“スタンド”を知ってるの?しかも見えてるし……ま、いいや、それなら話が早いや!」
友紀「私のスタンドは『ユニフォーム』と『背番号』から特定したスポーツ選手を完全再現する能力を持ってるんだ!」
友紀「お陰でこの店にも『他球団の投手を予習しとこう』ってプロ野球選手の常連さんどんどん増えてくんだよ!」
友紀「ツブれかけだったこの店がここまで繁栄するんだから、いやあ〜…いい能力を手に入れたもんさ!」
スタンド『登板ッ!!』 グワッキィィ〜〜〜ン
幸子(…なんか…スタンドを悪用してる感じじゃなさそうですね) ヒソヒソ
億泰(…ちょっとビビっちまったがよぉ〜、スタンド自身もなんだか無害そうじゃねーか) ヒソヒソ
仗助(…ま、これでなんとなく謎が解けたぜ、『P』の手下でもなさそうだしよォー) ヒソヒソ
友紀「ほらほら!早く打席に立って立って!私の『ワイルド・シング』と勝負だよーっ!」
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Wシング『イクゾ、高坊』 グググググ
億泰「ゴクリ…」
億泰(チックショォォ〜〜〜、この威圧感!マジにプロ野球選手と対戦してるみてーじゃねーかよォォ〜〜〜)
億泰(だけど打ってやるッ!俺はバッティングの『極意』を身に着けたんだからなあーーーッ!)
Wシング『フンッ』 グオンッ
ギュゴォォォォォッ
億泰「う、うおおおッ!?」
億泰(マ、マシンとは比較にならねえーーッ!これがプロ野球選手の『投球』ッ!?)
億泰(球が『生きてる』っつーんスかあ〜〜〜ッ!?明確な『ブッ倒してやろう』って意思を持って飛んできやがるッ!)
億泰(で…でも振らなきゃよォォーーー!うだらあーーーッ!!)
ブルン ズッバァァァ〜〜〜ン
友紀「ストラーーーイクッ!いやあー、敵チームのピッチャーながら惚れ惚れするストレートだねえ!」
友紀「だけど億泰くんもよく手が出せたよ!『才能』はあるんじゃないかな、『才能』は」
億泰「クッソォォ〜〜〜もう少しだったんだ!もう一球!もう一球やらせてくれッ!」
友紀「えーっ?せっかく『一球だけにしといてあげよう』と思ったのに仕方ないなあ…」
友紀「『プロ野球選手“完全再現”コース』だね」 ニッコリ
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映画『メジャーリーガー』の歌ですな
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ズバンッ ズバンッ ズッバァァァ〜〜〜ン
Wシング『投球完了!完全試合達成ッ!』 シュウウウウ…
億泰「ゼェゼェ…ス、スゲーなプロ……俺、かなりナメてたかも……」 ガックリ
幸子「なんというか…『赤子の手を捻る』を通り越して『赤ちゃんを蹴り転がす』といいますか……」
仗助「まッ〜〜〜たく相手になってなかったな……これがプロと素人の差ってワケか……」
友紀「うんうん!プロ野球選手の凄さを分かってくれて嬉しいよ!それじゃあ…」
友紀「『プロ野球選手“完全再現”コース』の“五万円”、支払って貰おうかなっ!」
幸子「ごッ…」
億泰「五マン円〜〜〜〜ッ!?」 ドギャーーーーン
仗助「お、おいおい!いくらなんでも五万はねーだろ、五万は!たかがバッティングセンターだぜッ!?」
友紀「『たかが』じゃないよね?なんたって“ホンモノのプロ野球選手”と対戦できたも同然なんだから!」
友紀「料金表だってほら、ここに書いてあるし…」
幸子「ホ…ホントだ…下の方に書いてありますよッ!」
友紀「選手の人たちだってちゃんと払ってくれてるからね!ほらほら、早く財布だしなよ〜!」
億泰「ふ、ふざけるんじゃあねーーーッ!払えるかッ、『30球で五万』なんてよォーッ!」
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草生えた
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友紀「ええーッ、払えないのォ〜?だったらウチも『出るとこ出る』しかないんだけどさあ〜」
億泰「で、出るとこだとォ〜〜?」
仗助(ここでモメるのはまずいぜ億泰…今回は向こうに『言い分』があるからよォー…) ヒソヒソ
億泰(だ、だからって五万なんて払えるかタコッ!今月の生活費がなくなっちまうぜッ!) ヒソヒソ
幸子(じゃあもうこれは『身体』で返すしかないんじゃないですかねえ…) ヒソヒソ
億泰(か、『身体』でッ!?ゴクリ…) ヒソヒソ
幸子(あ、いや、働いて返すって意味だったんですケド…) ヒソヒソ
仗助(その話にノッてくれる相手ならいいんだがよォ〜〜〜……ン?) ヒソヒソ
『ホームランダービーコース』
『30球 50000円』
『うち20球ホームランで』
・
・
・
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
『賞金五十万円』
仗助・億泰・幸子「「「しょッ、賞金五十万〜〜〜〜〜ッ!?」」」 ドッギャァァァーーーン
友紀「あー、『ホームランダービーコース』のコト?それも私の『ワイルド・シング』と勝負だよ!」
友紀「いやー、コース作ってみたのはいいんだけど誰も挑戦してくれなくてねー!」
友紀「ま、ピッチャーマウンドの上なら無敵ッ!最強ッ!の私の『ワイルド・シング』のせいなんだけどさー」 フフン
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承太郎〜はやく来てくれーー!!
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ドドドドドドドドドドドドド
億泰「ご、五十万あったらよォ〜〜〜俺の借金と挑戦費あわせても四十万のプラスだぜッ!」
仗助「……億泰、幸子、今いくら持ってる?」
幸子「ま、まさか挑戦する気ですか仗助くんッ!?相手はプロ野球選手のコピーですよッ!?」
仗助「ああ、俺なら打てねーだろうな…だがよォ〜〜〜」 ドギュン
クレイジーD『ドラァッ!』 ブォンッ
仗助「あっちがスタンドだってんならよぉ〜〜〜、こっちもスタンドで打ってもいいってコトだよなッ?」
億泰「な、ナルホドぉ〜!仗助お前アタマいいよな!」
幸子「た…確かにクレイジーDのパワー・スピード・精密動作性ならいけるかも知れませんッ!」
仗助「いくぜ、億泰!幸子!俺たち『三人』で賞金五十万を頂きだあッ!」
友紀「ほうほう、『近接パワー型』のスタンド…こりゃ〜楽な相手じゃないかも知れないなあ」
友紀「よーっし、燃えてきたぞ!やっぱ勝負はこうじゃなくっちゃあね!」
友紀「もし君たちが負けて『十万円』払えなかったら……3ヶ月間毎日無償で『球磨き』と『球拾い』をやってもらおうかな!」
仗助「上等だッ!バッチ来いコラァーーーッ!」
Wシング『ホームランダービーィィィ! 開催ッ!』 ズギャン
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To be continued →
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ホームランダービー・・・うっ頭が
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【朗報】プ・リーグ、杜王町で開催
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ボヘミアン・ラプソディで出てきたプニ キ達がバッセンに現れるのを想像して草
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これ警官呼んでユッキのスタンドを抑えつけて何もさせなければ
誇大広告とかで支払免れられませんかね…
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>>23
プロが打ちに常連として通ってるぐらいだし無理じゃないかな…
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四部マスの雰囲気すき
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久々の四部マスいいゾ〜これ
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やっぱり142兄貴の…四部マスを…最高やな!
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>>21
プーさんはパワー型スタンドだった…?
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トニオさん臭さを感じる
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>>28
丸太で200m飛ばすなら頷けますねぇ!
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お前のSSを待ってたんだよっ!
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今回は命のやりとりは無さそうですね…ほんわかする
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プロ選手からすればこの近くに引っ越すのもアリかもしれませんね
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いつものことだけど何の説明もなく仗助サイドに平然といる幸子に草生える
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無害そうとは言われてますが仮にプロ野球選手並みの打撃や投球が何時でも出来るんなら結構な戦力になりそうですね…
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ノリさんが通ってたのかな?
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ドドドドドドドドドドド
クレイジーD『……』 ググ…
友紀(ふむふむ…『パワー』も『スピード』もありそーなスタンドだね!構えだって大したものだよ!)
友紀(…でも、『プロ』をナメちゃあいけないね!打席に立って最重視されるもの、それは……)
Wシング『行クゾ…!』 グググ
友紀(それは『勝負経験』ッ!マシン打撃なんかとは違う、『意志』と『意志』とのぶつかり合い!)
友紀(『プロ』と『シロート』はそこに差があるッ!サバンナのライオンと養鶏場のニワトリのように大きな差がッ!)
Wシング『フンッ!』 ブォン
ギュゴォォォォォォッ
仗助「回転は真っ直ぐ…ストレートだな、狙いはアウトコース低めってトコかあ〜〜〜?」
友紀「えッ!?」
仗助「友紀サン!俺はよォー、『億泰の30球の打席を見ていた』んだぜッ!ピッチャー交代しねーのはよォ〜〜〜」
クレイジーD『ドラァッ!!』
グワァラゴワガキィィィーーーーン ボスッ
仗助「『炎上』のもとだぜ」
幸子「や、やったあ〜〜〜〜ッ!!初球ホームランですよッ!!」 ピョンコピョンコ
億泰「すげえよ仗助ッ!!こりゃマジにイケるかも知れねーーーッ!!」 ピョンコピョンコ
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長距離から中村勝に投げさせたら戦略兵器になるな
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・
・
・
カッキィィィーーーーーッン
幸子「またホームラン!10球連発でーーーすッ!」
億泰「あと半分ッ!残り10球だぜ仗助ェーーーッ!」
友紀「うっひゃー…こりゃあ驚いた、日本球界を代表する10人を登板させたのに全員打たれるなんて…」
友紀(どうやらこの東方仗助くん…相当の『修羅場』を潜り抜けてきたみたいだねー)
仗助「へっへっへ、クレイジーDは銃撃ですら弾けるくらい『眼』がいいスタンドなのよォー!」
仗助「このままストレート勝ちして賞金五十万!いただきまっせーッ!」
友紀「そりゃあ困るよ!なんたってこの『ホームランダービーコース』はおじさんに内緒で作ったものだからね!」
友紀「『野球勝負で五十万失いました』なんて言ったらムチャクチャに怒られちゃうよー!」
友紀「だから………」
Wシング『ピッチャー交代ッ!』 ガシャガシャガシャコン
友紀「ここから先は……」
Wシング『『100エーカーズ』ッ!『背番号99』ッ!』
友紀「“一球たりともバットに触れさせない”と予告するよ!」
Wシング『“魔術師”オウル!』 グワッキィィィ〜〜〜ン
-
もうやめにしませんか。
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やっぱりプ・リーグじゃないか(憤怒)
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書き込みがあっという間に心折れてて草
-
ドドドドドドドドドド
幸子「メ、メジャーリーガーですよ!メジャーリーガーが出てきましたッ!」
億泰「構うかよ!どうせニンゲンが投げる球だッ!クレイジーDに打てねえワケがねえッ!」
友紀「さぁ〜て、それはどうかなーーーッ!」
Wシング『フフフ…』 ググググ
Wシング『ヌン!』 ブォンッ
ギャルギャルギャルギャルッ
仗助(な、なんだあ〜〜〜ッ!?この物凄ェー勢いで左右にブレまくる球はッ!?)
仗助(『シュート』かッ、『スライダー』かッ!?分からねえッ、クレイジーDの『眼』でも見切れねえッ)
仗助「おおぉぉッ、ここかあーーーッ!?」
クレイジーD『ド、ドラァッ!!』 ブォン
ズッバァァァ〜〜〜ン
友紀「『空振り』!ようやく1ストライクだね!」
友紀「さて、私の方も残り『10球』!このまま一気に空振り取っちゃうよー!」
億泰「お、おいコラァッ!なんだ今のインチキボールはッ!」
幸子「あんなボール投げられる選手が居るワケないでしょ!ニンゲン以外を呼んで来るのはナシですよッ!」
友紀「それがいたんだよ、ホントに」 ニンマリ
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30球中19球打たれたとしても負けを認めないアイドルの屑
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もう十万払って終わりでいいじゃん
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ロビンはやっぱり背番号18なのだろうか
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あのフォームで投げてると思うと草
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時は1926年ッ!メジャーリーグチーム・100エーカーズ!
『魔球』と呼ばれるナックルボールをさらに独自進化させたベテラン投手、それが“魔術師”オウルである!
彼は当時の物理科学では解析不可能な『軌道上で回転がランダムに変化するボール』を開発!『魔術師』と呼ばれた!
その『オウルボール』の変化は彼自身ですら予測不能!ただしどんな軌道を描こうとも狙ったミットには必ず到達する!
あらゆるバッターが『オウルボール』の前に倒れ、攻略した打者は過去たった一人!『プー・サンダース』のみ!
しかしこの『魔球』は肩肘に尋常ではない負担がかかり、オウル自身も選手生命を断たれたため『オウルボール』は球界の闇として葬られたのである…
友紀「そんな“おとぎ話”みたいな『オウルボール』も投げられちゃうんだよねえ…」
友紀「この『ワイルド・シング』にはッ!」
Wシング『ヌゥン!』 グォォン
ギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルッ
仗助「うおぉぉッ!?」
クレイジーD『ド…ドラッ!!』 ブンッ
スッカァァァ〜〜〜 ズバァンッ
幸子「ああ〜〜〜ッ、掠りもしてないですよォォ〜〜〜!」
億泰「じょ、仗助ェェ〜!なんとかしてくれえ〜〜〜ッ!」
友紀「いやー、ゴメンねー!大人気ないとは思うんだけどこれも勝負だからさあ〜!」
仗助「くっ…」
ドドドドドドドドドド
仗助「ターーーーイム!作戦会議ターーーーイムッ!」
友紀「オッケー!『許可』するよ」
-
もう終わりだぁ!!(レ)
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プロ野球選手(NPBだけとは言っていない)
-
仗助(まずいことになったぜ…あの球は俺のクレイジーダイヤモンドじゃ攻略できねえ…) ヒソヒソ
億泰(どッ、どうするんだよォォ〜〜〜、負けたら『十万』だぜッ、『十万』!) ヒソヒソ
仗助(そこでだ億泰、この勝負はよォ〜〜〜俺たち『三人』の勝負だよな?) ヒソヒソ
幸子(まあ、三人でお金出しましたからねえ…) ヒソヒソ
仗助(つまり幸子!ここからはおめーの力が必要だぜッ!) ヒソヒソ
・
・
・
仗助「フー……」
友紀「お?作戦会議はもう終わり?いい作戦は思い浮かんだ?」
仗助「ああ、完ペキな作戦がなッ!もう一回投げてきなよ、『オウルボール』!」
友紀「ふふふ…きみが言うと本当にそうっぽいから怖いなあ〜!」
友紀(ま、ハッタリだろうケドね…)
Wシング『ヌヌ…』 ググググ
Wシング『ヌンッ!』 グォォォッ
ギャルギャルギャルギャルギャルッ
仗助「おーっし、予想通りだッ!見えてきたぜ〜〜〜ッ、『オウルボール』!」
友紀「えッ!?」
クレイジーD『ドラァッ!!』 ブォンッ
ガキコンッ テンッテンテンテン…
-
幸子「ああッ、当たりはしましたけど詰まってしまいましたかー」
億泰「『サードゴロ』って感じだぜェー、あの当たりはよォーーー」
仗助「だがこれで『分かった』、次は打てるぜ……来いッ!」
ドドドドドドドドドドドドドド
友紀(…『オウルボール』に『掠らせた』…?)
友紀(いくら銃弾を弾き返せるスタンドと言ってもこのボールを見切ることは『不可能』なハズ…)
友紀(こんな高校生が…まさか伝説のバッター、プー・サンダースじゃあるまいし…)
Wシング『ムム…』
友紀「ハッ…!」
友紀「『ワイルド・シング』!気にすることはない!ちゃんとアウトにできてるからねッ!」
友紀「さあ!気を取り直して!シマって行こーーーッ!」
Wシング『……』 コクッ
Wシング『ヌンッ!』 グォォォッ
ギャルギャルギャルギャルギャルッ
仗助「来たぜ来たぜーーーッ!今度は『見えた』ぁ〜〜〜ッ!」
友紀(なッ…何だってえ〜〜〜ッ!?)
クレイジーD『ドラァーーーッ!!』 ブンッ
グワァラゴワガキィィィーーーーン
-
シィィーーーーーーーーン
幸子「ほッ…!」
幸子「ホームラーーーンッ!やったあーッ!やりましたよーッ!のッ、残り9球ッ!!」 ピョンコピョンコ
億泰「どわーっはははははは!!やったぜ仗助ェェェ〜〜〜!!五十万が見えてきたあ〜〜〜ッ!!」 ピョンコピョンコ
友紀「う、嘘でしょーーーーーーッ!?」 ドギャーーーーン
仗助「『オウルボール』、完全攻略だぜ」 ドーーーーン
Wシング『グヌヌヌ…ファッキン…!』
友紀「たッ、単なる『まぐれ』でチョーシに乗ってるんじゃあないよッ!『まぐれ』なんだから!」
仗助「だったらもっと投げてきてくださいッスよォーーー『オウルボール』!」
友紀「言われなくともやってやるってんのよーーーッ!」
・
・
・
―――…26球投球完了……うちホームラン……18本ッ!!
幸子「あ…あ…あと、に…2本……」 ドクン ドクン
億泰「あと2本で…ごッ、五十万……」 ドクン ドクン
友紀(あああ〜〜〜ッ、まずいよッ!まずいよコレぇ〜〜〜ッ、『オウルボール』がこんなに打たれるなんてえ〜〜…)
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友紀(だいたいあの『作戦会議』から急にバカスカ打ちだしちゃって……何か『イカサマ』してるな!あいつらッ!)
友紀(多分、後ろの二人のどっちかがスタンド能力を使ってるんだろうけど………んん?)
友紀(仗助くんの打席の『バックネット裏』に……何か……)
ドドドドドドドドドドドド
トゥー・マイ・ダーリン『ピギギギギ……』 ジジジジジジジ…
友紀(……何?あの『ブサイクなヌイグルミ』みたいな小型スタンドは………―――まさかッ!)
友紀「『ワイルド・シング』ッ!次は『ストレート』!『アウトコース高めいっぱい』!狙ってッ!」
Wシング『了解ッ!』 グンッ
ギュゴォォォォォッ
仗助「いいッ!?『ストレート』かよッ!『仕掛け』がバレちまったかあ〜〜〜ッ!?」
クレイジーD『ドラァッ!!』 ブンッ
パッカァァァァ〜〜〜〜〜ン
億泰「ホ…ホームラーーーン!だ、だけどよォーーー…」
友紀「『アウトコース高めいっぱい』…そう指示したハズなのに、今のコースは『ど真ん中』……」
友紀「ちょうど『バックネット裏』の、あのブサイクなスタンドが陣取ってるコース……」
幸子「し、失礼ですねッ!『トゥー・マイ・ダーリン』はカワイイでしょうッ!」
友紀「ナルホドね〜〜〜ッ…『オウルボール』じゃあ変化が大きいから気付かなかったよ……」
友紀「そのスタンドで『ワイルド・シング』の『投球コース』を操作してたんだなッ!?」
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>>38
最終的にボールが一巡先の世界に行きそう
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ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
仗助(そう…幸子の『トゥー・マイ・ダーリン』は『攻撃を引きつける』スタンド……)
億泰(『ワイルド・シング』が“打ち取ってやろう”っつー『攻撃意思』を持ってる限り引きつけることができるのよォー…)
幸子(それを使って『投球コース』を密かに操作してたんですケド……反則ですかねぇ、やっぱり……)
友紀「ま、いいや!」 ニパッ
仗助「えッ!?いいんスかッ!?」
友紀「そっちは『三人』で勝負するッて言ってたでしょ?ユッキ的にはそれもアリだね!」
億泰「ほ、ほへぇ〜〜〜ッ……五十万がかかってるってのに『器が大きい』っつーか……」
幸子「じゃ…じゃあもうボクたちはあと1本打つだけですよねッ!?」
友紀「うん!『あと1本』……」
ドドドドドドドドドドドド…
Wシング『ピッチャー交代ッ!!』 ガシャガシャガシャコン
友紀「例え『投球コース』が分かっていても……」
Wシング『『100エーカーズ』ッ!『背番号334』ッ!』
友紀「打てるものならねッ!!」
Wシング『“猛虎の守護神”ティガー!』 グワッキィィィ〜〜〜ン
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なんつーネタまみれのスタンドじゃ
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―――…27球投球完了……うちホームラン……19本ッ!!
億泰「ま、また『100エーカーズ』のピッチャーかあ〜〜〜ッ!?」
幸子「でッ、でもあと『1本』ですッ!あと『1本』ッ!仗助くんならやってくれますよ!」
仗助(ッてカンタンに言ってくれるけどよォ〜〜〜…)
Wシング『フン……』 ドドドドドドドド
仗助(この2m越えの体格ッ!ユニフォームの上からでも分かる見事なギリシャ彫刻みてーな筋肉ッ!)
仗助(『オウル』とは迫力がダンチだぜェ〜〜〜ッ!?)
友紀「さあ、『ワイルド・シング』!状況は九回裏のノーアウト二、三塁!」
友紀「一球も打たせられないよ〜〜〜ッ?シマって行こう!」
Wシング『承知シタ…、任セテオケ…』 グググググ
Wシング『フンッ!』 ギュワンッ
ズゴォォォォォォ〜〜〜〜ッ
仗助(なんだ…?ピッチャーの手から離れたボール……妙に『遅い』ぞ…)
仗助(スッポ抜けた……のか?まさか、『ワイルド・シング』が…)
ズゴォォォ…… フッ
仗助「な、何ィィィ〜〜〜ッ!?ボールが『消えた』ッ!?」
………バスッ コロコロコロ…
友紀「『ど真ん中ストレート』……モチロン、『ストライク』だよね?」
仗助「ま……マジに『消えちまう魔球』……だと……?」 ドドドドドドドドド
-
時は“魔術師”オウルと同じく1926年ッ!メジャーリーグチーム・100エーカーズ!
伝説のバッター、プー・サンダース最大のライバルとされたのが『猛虎の守護神』ティガーである!
彼はプーを抑えるためにありとあらゆる投法を研究!ついに『消える魔球』を編み出すに至ったッ!
その正体は『初速と終速に極度の差をつけ打者の“認識から消える”ボール』!究極のトリック!
キャッチャーミットに到達するまでに急加速するそのボールは名だたるメジャーリーガーをして攻略不能と言わしめた!ただ一人!プー・サンダースを除いては!
その『ティガーボール』は誰かに伝授される前に、プーに攻略されたティガーがショックから拳銃自殺してしまったため『幻のボール』として言い伝えられている…
ズゴォォォ〜〜〜…… フッ
仗助「ま、また消えたあ〜〜〜〜ッ!?」
クレイジーD『ド…ドラァッ!』 ブォンッ…
ズバァァ〜〜〜ンッ
友紀「『振り遅れ』ぇ〜〜〜…んっふっふ、『消える直前』とは球速が違うのだよ、球速がッ!」
億泰「ひっでェ〜〜〜!そんなボールありかよッ!」
幸子「インチキですよ、インチキッ!……ってボクたちが言えたコトではないですケド」
友紀「うわっはっはーッ!この姫川友紀サンを本気にさせたきみたちが悪いのだあ〜〜〜ッ!」
友紀「さあ、あと『1球』ッ!次でホームランにできなかったらきみたちの負けだよッ!!」
ドドドドドドドドドド
仗助「さ、作戦会議ターーーーイムッ!」
友紀「『許可』」
-
幸子(も、もうダメですよぉ〜〜〜!あんな球、打てっこないですッ!) ヒソヒソ
億泰(チックショオ〜〜〜!3ヶ月ここでタダ働きかよぉ〜〜〜!) ヒソヒソ
仗助(う、後ろで見てるおめーらが先に諦めんじゃねえコラッ!打ってんのは俺だぞッ!) ヒソヒソ
幸子(で…でも『消える魔球』なんてどうやって攻略すれば……) ヒソヒソ
仗助(あるぜ、たったひとつだけ『打開策』がよォー…) ヒソヒソ
億泰(ホ、ホントかッ仗助!?) ヒソヒソ
仗助(ああ……おめーの『ザ・ハンド』がカギだ、億泰) ヒソヒソ
・
・
・
仗助「フー……」
友紀「次はどんな策を立てたのかは分からないけど…もうきみたちを甘く見ることはしないよ」
仗助「ああ、俺も……いや、『俺たち』もだ」
友紀「泣いても笑ってもこれが『最後の一球』……」
仗助「おう……」
ドドドドドドドドドド
仗助・友紀「「勝負ッ!!」」
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>ショックから拳銃自殺
こマ?
自分のすべてをかけた魔球だったんですね…
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まぁ星飛雄馬も魔球打たれる度に死にそうなぐらい苦悶してたから多少はね
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Wシング『フンッ!!』 グォォッ
ズゴォォォォォォ〜〜〜〜ッ
仗助「来たぞッ!!億泰ゥーーーッ!!」
億泰「おおッ、『ザ・ハンド』!『空間を削り取る』ッ!!」 ガオンッ
億泰「するとぉぉ〜〜〜〜ッ」
グイイィィ〜〜〜…
友紀「!? ボールが『速度を保ったまま』引き寄せられたッ!?」
億泰「速度が変わらなきゃ『消えない』ッ!!ドンピシャだぜ、仗助ェッ!!」
仗助「ああ…だが…!」
フッ
幸子「き、消えたあ〜〜〜ッ!?」
友紀「あっははは!『引き寄せる距離』がちょっとばかし足りなかったみたいだね!」
億泰「ク…クソッ!『削り』が甘かったってのかあ〜〜〜ッ!?」
仗助「いや!これで十分だぜッ!『消える距離』は十分縮めたッ!!あとはよォーーー…」
仗助「『気合』だけだッ!クレイジーダイヤモンドッ!!」
クレイジーD『ドッラァーーーーッ!!』 ブォンッ
ガキィィィーーーーン
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・
・
・
友紀「まさかティガーまで打たれちゃうとはねー…ここまでやるとは思わなかったよ!」
仗助「だが『三人がかり』じゃなきゃ勝てなかった……マジにグレートなスタンドですよ、こいつは…」
友紀「それでも負けは負けさ!あっはは!久しぶりに勝負したなあ〜〜〜ッ」
幸子「あのー…スッゴく爽やかな雰囲気になってるトコ申し訳ないんですが……」
億泰「賞金の五十万円!ちゃんとくれるんだよなッ!?そのためにガンバったんだからよォ〜ッ!」
友紀「ああッ!そういやそうだったね!それじゃあ…」 ゴソゴソ
友紀「はい!五十万円!」 ペラッ
仗助・億泰・幸子「「「ハァ!?」」」
友紀「姫川バッティングセンター、五十万円分のタダ券(※転売不可)でェ〜〜す!」
億泰「てッ、てめーーー!フザケんじゃねえぞコラァッ!!」
仗助「賞金は五十万円のハズだったろうがよォーーー!!」
幸子「あッ!仗助くん、億泰くん!こ…ここを見てくださいッ!!」
『うち20球ホームランで賞金五十万円・・・・・・・・・・・・・・・・・分の利用券』 ドドドドドドドド
億泰「ち、小さい字でホントに書いてあるぜェ……」 ヘナヘナ
幸子「セ、セコい…セコすぎます……」 ヘナヘナ
仗助「お、俺の苦労はなんだったってんだ……」 ヘナヘナ
友紀「いや〜〜〜、やっぱ楽しいよねッ!野球!」
Wシング『ゲームセット!』 チャンチャン
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スタンド名-『ワイルド・シング』
本体-姫川友紀(20歳)
破壊力 - C / スピード - C / 射程距離 - C / 持続力 - B / 精密動作性 - C / 成長性 - D
不定形型のスタンド。ニュートラルの状態ではなんらかの機械のような形をしている。
『ユニフォームの柄』と『背番号』を入力することにより『そのユニフォームを着て最後にプレーしたスポーツ選手』を再現できる。
再現後はスタンドが再現元に酷似した自律意思を持ち、本体の命令には従うが細かい動作はスタンド自身の意思で行う。
(そのため、例えば気性の荒いスポーツ選手を再現する時は注意が必要)
姫川友紀はこのスタンドを「すごく精密な動きができるピッチングマシン」と称してプロ野球選手相手の商売に利用している。
なお『ユニフォーム』と『背番号』さえあれば野球選手以外も再現可能(友紀がしないだけ)。
(元スレ:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/20196/1462404565/-100)
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五十万円(現金とは言っていない)
いい落ちがついた乙
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例の如く元スレとは展開が大きく違ってますがご了承ください
承太郎出したら野球にならないから仕方ないね
(野球選手はぜんぶフィクションです)
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ユッキらしい畜生なオチで良かったゾ
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これは承りだったら治療費50万円分痛めつけられますね…
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66
(五十万円相当の価値とは?)
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迫真のプリーグ選手解説で草生えた
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戦闘に転用できそうな背番号とユニフォームはパワプロキャラとかですかね…?
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野球以外ならイナイレとかも…
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億泰や幸子も活躍するええ展開やこれは…承りも見たかったけど確かに勝負にならないししょうがないね
オチのユッキらしさとプリーグは草生えまくった
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ところどころクレヨンしんちゃんの劇場版のようなノリがあったんですがやっぱりそうなんですかね?
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更にとんでもない選手がまだまだ控えているという事実
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スタンド×3でようやく対抗出来たこいつらを一人で悉く攻略したプー・サンダースはマジでバケモンですね…
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今までSSスレスルーしてたけどすっげぇ面白かったゾ
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戦闘向きでない役に立つのか立たないのかよく分からないスタンドが出てくるのも四部ならではだと思う
五十万のタダ券なら実質フリーパスみたいなもんですね
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魔球打つために必死に時止める承り想像して草
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化け物投手筆頭が野球に疎い国で生まれた小学生という事実
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プリーグ解説は民明書房かなにか?
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>>77
人間辞めてるかスタンドに近づく技術でも持ってるかもしれない
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熊だろ!いい加減にしろ!
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たまにはこんな平和な四部SSもいいですね
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熊出没注意!
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