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【四部マスSS】本田未央は追いつきたい
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【四部マスSS】渋谷凛は決してあきらめない http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/20196/1463307890/l50
の続きです。ネタがないとキッパリ言ったばかりなのに・・・スマン、ありゃウソだった
【???】
???「やれやれ・・・まさか『ネバー・セイ・ネバー』が負けてしまうとは・・・」
???「あれは私が開花させた『スタンド』の中で最も強力だと思っていたのですが・・・」
???「まあ過ぎたことを気にしていてもしょうがありません。次の手を打つとしましょう」
???「未央さん、次はあなたが出てください」
未央「はい・・・私と『トライアド・スター』で奴らを始末してみせますッ!」
???「頼みましたよ・・・」
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【杜王町グランドホテル】
承太郎「さて・・・それでは今日も『定例報告会』を始めるとするか」
康一「僕の方は特に異常はありませんでした。あっそういえば下校途中に由花子さんの学生証を拾ったんだった。明日渡してあげないと」
仗助「俺は異常ねえけどよォ〜〜今日の昼飯に購買部で買ったラスト一つの『焼きそばパン』をうっかり落としてふんずけられちまったんだよォ〜〜!おかげで今日はひもじいぜェ〜〜!!」
億泰「オメェの『クレイジー・ダイヤモンド』で治せばまだ食えたんじゃあねえのか?」
仗助「あほかッ!他人に踏まれたパンなんか治しても食えるかよッ!」
億泰「俺はそうだなァ〜〜〜・・・今日の小テストも赤点で特に変わりはなかったな」
露伴「おいお前らッ!何『晩御飯中の家族の会話』みたいなこといってんだッ!もっとまじめに報告しろッ!」
億泰「ところで前から気になってるんスけどォ〜〜なんでこんなことやってんスかァ〜?」
仗助「これを始める時に最初に説明しただろうがッ!もう忘れてんのかッ!」
承太郎「・・・お前らの会話を聞いていると頭が痛くなってくるぜ・・・いいか、もう一度説明するぞ」
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承太郎「この間俺たちを襲撃してきた『渋谷凛』とヤツが所属している『組織』、目的はわからんが俺と仗助、さらにはお前らまで『始末』しようとしているらしい。いつ次の襲撃が来てもおかしくねぇ」
承太郎「だから放課後になった後集まれるやつらは集まり、全員の安否確認および『敵スタンド使い』の襲撃がなかったかを報告するんだ」
承太郎「とはいえ・・・これを始めて1カ月近くになるが全く音沙汰がないな」
康一「玉美さんは自分の仕事があるって途中で来なくなりましたし、間田くんは一緒にいると逆に襲われそうだってきたがりませんしね」
承太郎「まあしょうがないさ・・・もしかしたら敵は俺たちを焦らして消耗させようとしているのかもしれないしな。だからここに来るのが苦にならないように来たやつにはキチッと飯を振る舞っているんだろうが」
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仗助「ウッヒョ〜〜!今日の飯はチキンステーキかァ〜〜!最近はこれが1日の最高の楽しみだぜェ〜ッ!」
億泰「パリッと焼けた皮ッ!対照的にほぐれる柔らかな肉ッ!硬さと柔らかさのコントラストがたまらねえぜェ〜!」
露伴「フム、コリャなかなか美味いな。今度漫画で描いてみるとしよう」
康一「でも・・・毎日ごちそうしてもらってお金とか大丈夫なんですか?」
承太郎「問題ない、SPW財団が全額もってくれる」
承太郎「しかし・・・今日も『異常なし』か・・・まあ平和なのはいいことなんだがな・・・」
未央「・・・・・・・・・」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
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未央(『定例報告会』か・・・ちょっと厄介だね・・・)
未央(しぶりんの襲撃もあってかなり警戒している・・もし正面から挑もうならすぐに撤退され、準備を万全にしてから反撃に来るだろうね・・・)
未央(おまけにこの『定例報告会』は毎日やっているみたいだ・・・襲撃してから日をまたいではしぶりんの時の様に対策を練られるかもしれない・・・)
未央(だが問題ない。私の『トライアド・スター』はしぶりんの『ネバー・セイ・ネバー』と違って闇討ち用のスタンドだ、一人一人始末すればいい・・・)
承太郎「そろそろいい時間だな・・・お前ら気を付けて帰れよ」
仗助「ウィッス!今日もごちそうさんでしたッ!」
億泰「そしたらまた明日っスねェ〜!」
康一「明日も何もなければいいけどこうして焦らされているってのもなんかやだなァ〜」
露伴「同感だな。まったくこれじゃ漫画を描く時間が少なくなってしまう」
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【帰り道】
露伴「フゥ、まあ奴らの話もたまにはマンガのネタになるかな・・・」
未央「ねえ、そこのお兄さん」
露伴「ン?僕のことを言っているのか?」
未央「そう。今日ってさぁ〜〜夜空に『星』が輝いてるよね〜」
露伴「・・・?まあ、そうだが」
未央「あの瞬きの一つ一つって今輝いているように見えるけど、実際は何万年も昔の輝きが今やっと地球に届いているんだよね。ロマンチックだと思わない?」
露伴「わるいが僕は女子校生のポエムバトルに付き合っているほど暇じゃあないんだ。恥ずかしい詩ならノートの隅っこにでも書いているんだな」
未央「・・・アンタを狙うことになったのは、この道を通っていたのが『アンタ一人』だったからだ」
露伴「・・・ッ!貴様ッ!まさか『渋谷凛』の―――――――」
露伴のバッグ「ドサッ」
シィーーーーーーーーーーーーーーーーン
未央「・・・まずは1人、とりあえず『空条承太郎』と『東方仗助』は後回しにしよう」
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乙ゥ〜
ズッケェロみたいな捕獲用スタンドなんすかね
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ポエムバトルでちょっと草
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>>由花子さんの学生証を拾った
あっ(察し)やべぇよやべぇよ……
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【翌日】
仗助「オッ〜ス、億泰」
億泰「ヨオ仗助、康一、今日って学校何がアンだっけ?」
康一「億泰君・・・時間割ぐらい持ってないの?」
億泰「最初は持ってたんだがよくよく考えれば学校に貼ってるからよォ〜〜捨てちまったんだがそしたら家で確認ができなくなったってわけだッ!」
仗助「何自信満々に言ってんだお前は・・・今日は確か午後はクラス合同で体育だな」
億泰「オオッやりいッ!体育だけは得意なんだよな俺〜〜」
康一「体育以外が苦手の間違いなんじゃ・・・」
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【学校・午後】
億泰「ヨォ〜〜ッシ!眠くなるような授業は全部終わってッ!ついに体育だぜェ〜〜!」
仗助「オメェ『眠くなるような』って全部寝てたじゃあねえか・・・ん?康一大丈夫か?」
康一「う・・・ちょっとオナカが痛くなって・・・体育は無理かも・・・」
仗助「それなら俺の『クレイジー・ダイヤモンド』で治してやるよ、ホイッ」ドギャン!
康一「うう・・・」
億泰「おかしいなァ〜〜全然治ってねえぞ?」
康一「実は・・・晩御飯がいつも肉ばっかりだからここんとこお通じがなくて・・・」
仗助「ってことは便秘かァ〜〜!?さすがにそれは『クレイジー・ダイヤモンド』じゃあどうにもできねえなァ〜」
康一「ごめん・・・ちょっと僕午後は保健室で休むね・・・」
億泰「ワリイな康一、いつも俺らが晩飯に肉をリクエストしててよォ〜〜〜次からはもっと野菜も食うようにリクエストしとくぜェ〜〜」
-
【授業後】
億泰「イヤァ〜いい汗かいたぜッ!」
仗助「あとは帰りのホームルームだけだな、その前に保健室に康一の見舞いに行こうぜェ〜」
【保健室】
仗助「ウ〜〜ッス、康一大丈夫か?」
保険医「ちょっとあなた・・・保健室では静かにしてください」
仗助「あっスンマセン、ここに広瀬康一ってやつ来てませんかァ〜?」
保険医「ああ広瀬君ね、さっき康一君の『お姉さん』って方が来て、かなり具合が悪そうって言っていたから連れて帰ってもらったわ」
億泰「『お姉さん』?康一のやつ姉貴なんていたのか?」
仗助「ああ、俺も見たことはないんだがたしか女子高の高校三年だっけか?玉美が前にそんなことを言ってたぜ」
億泰「ホォオ〜一度会ってみたいもんだなッ!」
仗助「何言ってんだお前は・・・ん?カバンがおきっぱなしじゃねえか」
保険医「あら、気づかずに帰っちゃったのかしら?どうしましょう・・・学校の課題とかもきっと入っているわよね・・・」
億泰「ああ、そしたら俺たちが康一の見舞いがてらもっていくッスよォ〜!」
保険医「本当?お願いね」
-
【放課後・康一宅】
ピンポーーン
億泰「スンマセーン!康一の友人のものなんですけどォー!」
ガチャ
康一姉「あら、康一のお友達さん?どうかしたの?」
億泰「いやぁ実は康一がカバンを置きっぱなしのまま帰ったらしくてですねェ〜届けに来たんスよ」
康一姉「あれま、わざわざありがとうね。それにしても康一、カバンを学校に置き忘れて遊びほうけているなんていったいどういうことかしら!」
仗助「ん?『遊びほうけている』?康一の具合ってもうよくなったんスか?」
康一姉「具合?何のこと言ってるの?」
仗助「康一が腹を痛めて・・・それでお姉さんが学校から連れて帰ったんじゃあないんスか?」
康一姉「何の話?あたし康一の学校になんか行っていないわよ」
仗助「・・・・・・なんだと?」
仗助「・・・スンマセン!俺たち用事思い出したんで帰らさせてもらいますッ!」
康一姉「えっ?ああうん。カバンありがとうね」
-
ダッダッッダッダッダ・・・
億泰「どういうことだこりゃあよォ〜『康一の姉貴』を名乗るやつが康一を連れ去っただと?」
仗助「ああ・・・それも保険医が気付いていないんなら康一が『叫んだりするヒマなく』やったってわけだ」
億泰「どうするよぉ〜〜仗助ッ!?」
仗助「とりあえず杜王町ホテルグランドに行くが・・・その前に承太郎さんに電話だッ!電話ボックスを探すぞッ!」
億泰「あったッ!仗助今金もってるか!?」
仗助「ああ、あるぜッ!俺が電話をするからお前は念のため周りを見張っててくれッ!」
億泰「オウわかったッ!」
-
プルルルルルルルプルルルルルル・・・
承太郎『もしもし・・・空条だが・・・』
仗助「承太郎さんッ!康一が何者かに連れ去られましたッ!もしかしたら『渋谷凛』の仲間かもしれませんッ!」
承太郎『なんだと?詳しい話は聞けるか?』
仗助「俺たちも正直何があったかわかんないスけど・・・今そちらに向かってる途中ですッ!」
承太郎『わかった・・・露伴君にもこっちに来るように伝えよう』ピッ
仗助「よしッ!億泰!すぐに杜王町グランドホテルに行くぞッ!」
シィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
仗助「お、おい億泰!?こんな時にいったい何ふざけてんだッ!」
シィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
仗助「オイッ!億泰返事をしろッ!」
シィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
仗助「く・・・クソッ!もう一度承太郎さんに伝えなければッ!」ガチャ
-
プルルルルルルルプルルルルルル・・・
仗助「もしもし承太郎さんですかッ!?億泰までいなくなりましたッ!」
承太郎『なんだと・・・!俺も露伴君に電話をしたんだが一向に出る気配がない。この時間は家にいるはずなんだが』
仗助「クソッ!承太郎さんッ!俺だけでもそっちに向かいますッ!!」
承太郎『待て!うかつに動くんじゃあないッ!億泰だけが連れ去られてお前が連れ去られなかったのは相手が『1人ずつ』しか攻撃ができないからかもしれんッ!』
承太郎『どんなに些細なことでも構わんッ!敵の『スタンド能力』で気を付けるべきことはないかッ!』
仗助「そんなこと言われても・・・何の前触れもなく、まったく痕跡を残さずに『連れ去る』スタンドなんて何に気を付ければ・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
保険医「ああ広瀬君ね、さっき康一君の『お姉さん』って方が来て、かなり具合が悪そうって言ってたから連れて帰ってもらったわ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
仗助「まてよ・・・敵は『渋谷凛』と違って全く姿を見せようとしない癖に『連れ去る時にわざわざ康一の前に姿を現した』。『敵とある程度近づくこと』それが能力発動の鍵なのかッ!?」
承太郎『なるほど・・・仗助ッ!お前はできる限り人気のないところに行けッ!そして近づく人間すべてに注意しろッ!見晴らしがいいところに行くんだぞッ!』
仗助「わかりました!」ガチャ
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ちょっといったん休憩します
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【下水道・開けた場所】
露伴「グっ・・・康一君・・・大丈夫か・・・」
康一「・・・・・・今はちょっと・・・大丈夫じゃないです・・・」
億泰「クソッ・・・いきなり『女』が近づいてきたと思ったらこんなところに飛ばされちまった・・・ダメージが大きすぎて体が全く動かねぇ・・・」
康一「一瞬でこんなところに飛ばされたと思ったら・・・すでに全身がボロボロだなんて・・・」
未央「やあ皆の衆、気分はどうかな?」
億泰「このアマッ!お前『渋谷凛』の仲間かッ!」
未央「そうだよ、この前はしぶりんがお世話になったね」
露伴「コソコソと僕らに近づき・・・1人1人僕らを『誘拐』し・・・監禁するなんて恥ずかしくないのか・・・」
未央「あんまり喋んない方がいいんじゃないの?そんなにボロボロだと『スタンド』を出すのはおろか喋るのもきついでしょ」
露伴「まったく・・・『渋谷凛』は堂々と正面からやってきたってのにな・・・仲間だというのにまるで違うんだな・・・」
未央「・・・っ」ピクッ
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もう『始まっている』っ!
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
???「本田さん・・・正直に言ってあなたの『スタンド』は渋谷さん、島村さんと比べて劣っています」
???「それは他の2人が、パワーがあるとか能力が便利だとかそういう次元の話ではありません・・・一言でいうならば『素質』です」
???「『スタンド使いとしての素質』あなたにはそれが2人よりも劣っています」
???「渋谷さんならば敵すべてを正面から迎え撃っても勝てるかもしれません、島村さんなら敵すべてを無力化することが可能かもしれません。あの2人にはそれだけの『素質』があります」
???「ですが本田さん、あなたはあまり多くを求めないでください。『仲間のみの始末』もしくは『空条承太郎と東方仗助のみの始末』で良しとしてください」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
未央「何も違わない・・・!私だってあの二人に追いつけるはずだッ!!」
未央「何も知らない癖にッ!知ったような口をきくんじゃあないッ!!」バギッ
露伴「うぐっ・・・!」
康一「露伴先生ッ!大丈夫ですかッ!」
未央「何もできず私に『誘拐』されているくせに・・・今のお前たちに何ができるッ!」バギッ
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正真正銘のクズで草生える
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未央(康一が突如保健室に行ったのは誤算だね・・・早く康一を連れ去ることができたが、まさか『カバン』を忘れているなんて・・・ばれるのが早まってしまった)
未央(『空条承太郎』と『東方仗助』はきっと警戒している・・・目の前に姿を現しても射程内に入れてくれないだろう・・・)
未央(どうすればいいの・・・?こんな時しぶりんがいてくれたら・・・)
未央(・・・そういえばなんで『あの人』はわざわざ1人ずつ向かわせるんだろう?)
未央(3人同時で始末に向かえば間違いなく勝てる、なのにそうしないなんて・・・)
未央(まるで、『あたし達』と『ヤツら』のどちらも試しているかのような・・・)
プルルルルルルルルプルルルルルルル・・・
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未央「はい、もしもし」ピッ
???『私です、本田さん。状況を報告してください』
未央「はいっ!『岸部露伴』『広瀬康一』『虹村億泰』をとらえました。もうすこし痛めつけて再起不能にしてやるつもりです」
???『・・・『痛めつける』?いったい何を言っているんですか?』
未央「えっ・・・?」
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すいません、ちょっと用事があるのであとは残っていたら夜にかきます。
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スタンド能力を持ってむしろコンプレックスが増大するっていうのは皮肉ですね・・・
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Pのセリフからすると島村さんはスタンドを無効化する能力のスタンドかな?
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???『あなた『東方仗助』を忘れたわけではないでしょうね。他の『スタンド使い』がどれだけ傷つこうともヤツの『クレイジー・ダイヤモンド』があればすぐに回復しますよ。今確実に殺しなさい』
未央「でっでも!何もそこまでしなくてもッ!」
???「『始末する』という命令を受けてから『殺人』なんて覚悟したんじゃあないんですか?渋谷さんは全員『始末』するつもりでしたよ」
未央「し、しぶりんが・・・?」
???『・・・あなたがあの2人に追いつきたい気持ちはよく理解しています。この仕事が成功すれば2人の中でのあなたの評価も高くなるはずです』
未央「・・・・・・」
???『そろそろ切ります、良い成果を期待しています』ピッ
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未央「殺す・・・私が・・・殺す・・・」
未央「本当にいいの・・・?『人殺し』だなんて・・・」
未央「でも・・・でも・・・」
未央「・・・・・・・」バシュウ!
億泰「こいつは・・・『渋谷凛』と形状は似ているが色が橙色で2機の『衛星』がある・・・これがヤツの『スタンド』・・・!」
未央「私は・・・私はあの2人に追いつく・・・そのためならばッ!!」スッ
康一「うぅッ!」
未央「あんたたち全員ッ!『始末』してやるッ!!」
ドガァアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
康一(ああ・・・目の前が真っ暗だ・・・これが死んだってことなのかな・・・)
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煽られて人殺しに手を染めても、『対応者』の覚悟でしかないんだよなあ(男の世界)
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康一(全身が暖かいものに包まれているようだ・・・ごめん仗助君、承太郎さん)
・・・・・・ッ!!・・・・・・・んッ!!!!!
康一(なんだろう・・・誰かが僕を呼んでいる?)
由花子「康一君ッ!!!目を覚ましてッ!!!」
康一「えッ!由花子さん!?」
由花子「よかった・・・!康一君が死んだら、あたし・・・あたし・・・!!」
康一「まさか・・・この黒いのは『ラブ・デラックス』?由香子さんが助けに来てくれたの?でもどうやってここが・・・」
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由花子「康一君、あたしの『学生証』をもっているでしょ」
康一「あっ・・・そういえば今日渡そうと学生服のポケットに入れていたんだった・・・」
由花子「あたし大切なものには『ラブ・デラックス』を一緒に入れておいて、もしなくしたときに場所がわかるようにしているのよ。昨日落としていたことも帰ってから分かったんだけど、康一君の家に反応があったから拾ってくれたんだなって思って・・・」
康一「そうだったんだ・・・うっかり今日帰すのを忘れてたけど、そのおかげで助かったんだね」
由花子「ええっ!私たちやっぱり『運命の赤い糸』ってやつで結ばれてるのよっ!」
億泰「助かったぜ由花子ォ〜〜まさかお前が助けに来てくれるとはなッ!」
露伴「間一髪ってところだ・・・だがこれで形勢逆転かな?」
未央「くっ・・・」
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髪だけに間一髪(激ウマギャグ)
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由花子「さて・・・」ギロリ!
未央「うぅっ!」
由花子「あんたが康一君をこんな目に合わせたのね・・・!服もボロボロでかわいそう・・・」
由花子「・・・お前だけはッ!許さないッ!あたしの『ラブ・デラックス』で引きちぎってやるッ!!」
未央(ま・・・まずい・・・ここは逃げるしか・・・)
由花子「逃がすかぁああーーッ!!このクソがああああーー!!!」
バシャアアアアアアアアアアアアア!!
未央「うおおっ!と、『トライアド・スター』ッ!」シュン!
ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!
パラ・・・・パラ・・・・
由花子「チッ!逃げられたわね」
億泰「お、恐ろしいぜェ〜〜〜髪の毛で石が粉々にできるか?フツー」
露伴「恋する乙女ってのは恐ろしいもんだな・・・」
由花子「とりあえずこんな陰気くさいとこ抜け出しましょ、髪の毛が痛んじゃうわ」
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>>26
能力の平均化とか・・・?
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スタプラが全ステCになったらと考えると結構エグい能力ですね
しぶりんと組んで来られたら勝ち目ないゾ
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未央(地上への移動のため『衛星』を一機外に出していたから逃げられたけど・・・あの3人をとり逃してしまった!)
未央(顔もばれた!もう闇討ちしようにもそれすら難しい!)
未央(どうする・・・!成果なしで帰ったらきっと私はもう使われないッ!)
未央(こうなったら・・・まだ顔を見られていない『空条承太郎』と『東方仗助』を始末するしかないッ!)
未央(まずは『承太郎』だッ!あいつならいつも杜王町グランドホテルにいるッ!)
未央(ルームサービスを装って・・・あいつを連れ去ってやるッ!)
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http://ultraparadise.doorblog.jp/
JK○秘恥部
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【杜王町グランドホテル】
承太郎「ああわかった・・・そっちも気をつけろよ」ピッ
承太郎「フー、腹が減ったな・・・」
承太郎「もしもしフロントか?ルームサービスで軽食Aセットを頼む」ガチャ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
未央「お待たせしました、軽食Aセットです」カタカタ
承太郎「ああ、そこに置いてくれ」
未央「かしこまりました・・・」スタスタ
未央(うまくルームサービスとして入れたぞッ!射程まで残り5メートル!)
未央(運がいいことにこの軽食セットを置くことで射程内に入れるッ!)
未央(空条承太郎・・・お前だけでも始末してやるッ!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
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未央(残り4メートルッ!)スタスタ
承太郎「・・・」
未央(残り3メートルッ!)スタスタ
承太郎「おい」
未央「ッ!な、なんでしょうか?」
承太郎「見たことのない顔だな、新人か?」
未央「はっはい〜〜最近はいったんですよ〜〜」
承太郎「そうか・・・『敵』がこんなに堂々と近づくわけがないか・・・イヤすまん、少々気が立っていたようだ」
未央(気づいていないッ!これならやれるッ!)
未央(あと1メートル・・・)
ブワッ
未央(えっ?なんでいきなり『テーブル』が目の前に・・・?)
ドガァアン!
未央「ぐわあああああ!!」
承太郎「『相手が勝ち誇った時が最も隙がある瞬間だ』、ジジイの言葉もたまには役に立つもんだ」
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未央「ど・・・どうして・・・?あんたは私の顔を知らないはずなのに・・・?」
承太郎「気づいていないようだな、お前の頭頂部に不釣り合いな黒い髪の毛が生えていることに」
未央「なんだって・・・!?」
ラブ・デラックス「ウネウネ」
承太郎「由花子がお前に植え付けてくれたんだ。俺と仗助はまだお前の顔を知らないからな・・・それだけわかりやすい特徴があればすぐにわかる。あとは『スタープラチナ・ザ・ワールド』で時を止めた隙にテーブルを投げたってわけだ」
未央「クソッ・・・私は結局・・・あの2人には追いつけないの・・・?」ガクッ
承太郎「どうやら気絶したようだな。しかし『あの2人』とは・・・1人は渋谷凛だとしてもう一人はいったい・・・?」
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【数十分後】
由花子「間違いないわ、こいつが康一君を連れ去ったやつよ」
億泰「オイオイ〜一応俺と露伴も連れ去られてんだぜェ〜」
由花子「そんなのどうだっていいわ、大切なのは康一君が無事かどうかよ」
露伴「まったく、自分勝手な奴だ・・・」
康一「しかし恐ろしいスタンドだった・・・射程に入った時点で好きな場所にボロボロの状態で送ることができるんだから」
承太郎「まあ一方で直接対峙したら案外大したことのない『スタンド』だったな。露伴君、『ヘブンズ・ドアー』でこいつから情報を引き出してくれないか?」
露伴「わかりました・・・『ヘブンズ・ドアー』ッ!」ドギャン!
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未央(本)『私は【本田未央】15歳、しぶりんとしまむーと同じアイドル事務所に所属している』
承太郎「『しぶりん』ってのはおそらく『渋谷凛』のことだろうな、少なくともまだ一人いるってわけだ」
未央(本)『【あの人】からこの能力、【トライアド・スター】を貰った。でも私のスタンドは2人よりも劣っているらしい、私もあの2人に追いつきたい』
露伴「また『あの人』か・・・こいつは何が目的で『スタンド』を与え、なぜ僕たちを襲ってくるんだ?」
未央(本)『【あの人】からの命令だ、【空条承太郎】と【東方仗助】、その仲間たちを【始末】しろとのことだ・・・』
未央『でも・・・なんで【始末】なんかするんだろう?【あの人】はいったい何を考えているの?』
未央『それに【始末】って・・・なんだか怖いな・・・』
康一「あれ?なんか雲行きが変だね?特に理由も説明聞かずに僕たちを襲ってきたのか?」
露伴「いや、『渋谷凛』を本にした時は迷ってるようなことは書いていなかった。もう少し読んでみるか・・・うおッ!?」ペラッ
承太郎「なんだこれは・・・!」
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未央(本)『【始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する】なんで?【始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する】おかしい【始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する】いったい私は何を【始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する】何を考えているの【始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する始末する】だれか助けて』
億泰「なんだコリャ・・・『始末する』って単語で埋め尽くされてやがる・・・!」
由花子「何ともおぞましいわね・・・こんなにドス黒い感情が渦巻いているなんて」
康一「で、でも途中途中にこの子の『心の叫び』みたいなものがあるよッ!」
露伴「お前たち・・・注目するところはそこじゃあない。『始末する』という文字とほかのページの文字を見比べてみろ・・・」
承太郎「何かあるのか?」
露伴「『始末する』という文字だけがこいつの中で『別の筆跡』をしている・・・この文章は本田未央の心の底の思いだとか二重人格だとかそういうものじゃない、『別の誰かにかかれた』んだ・・・」
康一「ばかなッ・・・!だってそんなことができるのはッ・・・!」
露伴「ああ・・・僕の『ヘブンズ・ドアー』ぐらいだッ・・・!」
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承太郎「こいつはなかなか『ヘビィ』な問題かもしれんな・・・」
露伴「承太郎さん、いったいどうしますか?」
承太郎「とりあえず『定例報告会』は継続する・・・だが待っているままじゃあだめだ」
承太郎「SPW財団の力を借り、こいつらの組織を徹底的に調べる。いたいけな少女にこんな命令をして自分は高みの見物をするようなクソ野郎は放っておけないからな・・・」
億泰「そうっスねェ〜〜やっとぶっ飛ばすべき奴もわかってこれからが『本番』ってことだなッ!」
康一「許せないね・・・僕たちと同じ年の女の子にこんなことをさせる外道は・・・!」
由花子「『ほかの女の子のため』ってのがちょっと嫉妬しちゃうけど・・・やっぱり康一君ってカッコイイわッ!」
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敵は強大ですね
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承太郎「それはそうと腹が減ったな。さっき頼んだ『ルームサービス』は床にぶちまけられちまったようだし・・・どうせだから全員分何か注文するか」
億泰「ヤリィ〜〜〜ッ!!あっ承太郎さんッ!たまには『サラダ』とか食べましょうよッ!」
承太郎「めずらしいな。いつも肉、肉、肉って感じだったのに」
康一「ははは・・・ありがとう億泰君」
由花子「私もごちそうになっていいのかしら?」
承太郎「気にするな、もう無関係じゃあないんだからな」
露伴「ウ〜〜〜〜〜〜〜ン、何か忘れているような・・・・・・」
【人気のない野原】
少女「お兄ちゃんどうしたの?キョロキョロしているけど迷子になっちゃったの?」
仗助「ハァーッハァーッ、ど、どこから・・・いつ襲ってくるんだッ!?俺は!俺はッ!」
仗助「オレのそばに近寄るなあああーーーーーーーッ!!!」
スタンド名---『トライアド・スター』
本体---本田未央(15歳)
【破壊力-C / スピード-A / 射程距離-C(『衛星』の射程A) / 持続力-D / 精密動作性-E / 成長性-D】
『人型』と『衛星2機』のスタンド。まず『衛星』が攻撃対象のビジョンを映し出し、『人型』がそれに対し攻撃を加える。この時点では攻撃対象には何も起こらないが、攻撃対象の前に現れ、『人型』の射程に入ることにより対象を『衛星』の場所に転送した上で攻撃が発現する。攻撃自体は転送より前に行われているため転送時に防御することは不可能。『星のまたたきは地球に届いている時点ですでに何万年もたっている』ように『人型』の射程に入った時点で攻撃と誘拐は決定されている。また、攻撃を加えず転送のみを行うことも可能。
【本田未央は追いつきたい】END
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以上です
未央は二人に嫉妬しているのではなく、二人と同じ高みにいない自分を恥じているだけです。それだけは真実を伝えたかった
(しまむー編は)ないです
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乙ゥ
いつか追いついて欲しいけどなー俺もなー
射程距離100mくらいになったら強い(確信)
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キンクリみたいな感じか
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オツシャス!
仗助で草
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射程に入ればほぼ戦闘不能もしくは殺傷できて味方の脱出支援も出来るとか怖すぎる
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型にハマればとんでもなく強力ですねクォレハ…
もっと慎重に動いてれば全滅もあり得ましたね
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数で劣ってるときの戦力の逐次投入は下策、はっきりわかんだね
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うーん、視聴者様全開で申し訳ないけど前のしぶりんのがクオリティ高かっただけに『ボロボロの状態にしてワープさせる』だけじゃちょっと雑に感じたゾ
この能力にするなら『触れた相手を好きな位置へワープさせる』『ワープ中の謎空間の中では一方的に攻撃出来る』みたいな補足が欲しかったゾ。何はともあれ乙シャス!
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