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仗助「あれェ? あそこに居んの花屋の凛ちゃんじゃねーか?」
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-昼/杜王町の中心街-
承太郎「どうした仗助、何かあったのか?」
仗助「いやぁ……近所に住んでるコをたまたま遠くに見かけましてね……」
客引き「おねーさんカラオケどうですかァ〜? 今日は風強いし室内の方がいいですよォ〜」
凛「……」スタスタ…
客引き「ケッ、シカトかよ……そのイヤホン引っこ抜いてやりたいねェ……」
仗助「こんな人の多い中心街を1人きりか……。なーんかいっつも1人でいる気がすんだよなァ〜、友達いねーのかなァ〜」
承太郎「……ああ、渋谷凛か」
仗助「え? 知ってるんスか?」
承太郎「ああ、彼女はおまえと同じ――」
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四部マスつけて
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父親はジョセフなのか……
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ビュオオオオオッ!!!!
承太郎「おっと、また突風か……」
仗助「ったく、髪のセットが崩れちまうぜ――」
バキ…バキバキバキ…!!
承太郎「ん?」
女「キャアアアアアアーーーーーッ!!」
男「逃げろォォォーーーーーッ!!」
凛「えっ? なに急に? 何でみんな私の周りから逃げて……」
仗助「オイ……オイオイオイ……!! ジョーダンだろォ〜〜〜ッ!?」
承太郎「行くぞ仗助ッ!!」ダッ!!
仗助「あ、うっス!!」(つってもこの遠距離じゃおれも承太郎さんもとても間に合わねえッ!! 絶体絶命だッ!!)ダッ!!
承太郎「おい凛ッ!!」
凛「あ、承太――」
ヒュウウウウンッ!!!!
承太郎「上だッ!! ビルの巨大広告看板が降ってきているッ!!」
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四部マスいいゾ〜これ
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しぶマス
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凛「ッ!?」バッ!!
凛(――不覚!! イヤホンと日陰で落下に気付かなかった……!!)
凛「……『不運』。まぁ、悪くないかな」ズオッ…!!
仗助「!? スッ……」(スタンドだとォ〜〜〜ッ!?)
凛「ただ『遅延』させればそれでいい……。『ニルヴァーナ』ッ!! 看板の落下を『遅延』させろッ!!」
ヒュウウ……ピタアアッ!!
凛(――これでいい。『ニルヴァーナ』の『遅延』は最大5秒。走って逃げればギリギリ間に合――)ダッ…!!
少年「あ……あああ……」ヘタァ…
凛(〜〜〜〜ッ!! よりによって私の背後にッ!! 何で逃げ遅れてるの!?)キキイーッ!! ダッ!!
凛(助ける!!)「手を伸ばして!!」
少年「え、あ……」スッ…
パシイッ!!
凛(手を掴んだ!! このまま引き寄せるッ!!)
グイッ!! ギュッ…!!
少年「うぶっ……」
凛(――男の子を抱きかかえた……!! このまま走れば間に合――)
ヒュウウウウンッ!!
凛(――わないッ……!! くそっ、何を、何を『遅延』させれば助かる……!?)
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正義感溢れる正統派しぶりんイイゾ〜
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承太郎「凛ッ!! 俺の『時止めの制限時間』を『遅延』させろォォーーーーーッ!!」ズオッ…!!
凛「――『ニルヴァーナ』ッ!! 『スター・プラチナ』に時間を!!」
承太郎「――よし! このまま行くぞ仗助!!」ガシッ!!
仗助「ぐえ!!」
承太郎「『スター・プラチナ・ザ・ワールド』ッ!!」
ピシィィィーーーン…!!
凛「――」
仗助「――」
男「――」
女「――」
承太郎(……『ニルヴァーナ』に与えられた『5秒』を足しても制限時間は『7秒』)ダダダダダ…!!
承太郎(本気で走ってもとてもじゃないが間に合わない……だから)ダダダダダ…!!
承太郎「おまえに任せる仗助ッ!! 『7秒』分の距離は稼いだ!! このままおまえを『スター・プラチナ』で凛の元までブン投げるッ!!」
ブゥンンッ!!!!
承太郎「そして時は動き出すッ!!」
仗助「――う、お、おおおおおおおおッ!? 何だあコリャああああああああッ!!」ビュウウウウウン!!
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ぶん殴られた仗助がかわいそう
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凛(か、看板が――もう間に合わな――)「ひっ!!」ギュッ!!
仗助「――分かったぜ承太郎さん!! 看板を『直せ』ッ!! 『クレイジー・ダイヤモンド』ッ!! ドラアアアッ!!」バギイッ!!
ヒュウウ……フワアアアッ……
凛「……え? 看板が……元に戻って……」
ピタアッ!!
凛「……ハア〜〜〜ッ……」ヘタッ…
仗助「うぎゃああああああーーーーーッ!!」ドザザザザー!! ゴロゴロゴロゴロ… ドガシャン!!
承太郎「やれやれ、何とか間に合ったぜ……」
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かっこいい
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ザワザワザワザワ……!!
男「あ、あれェ? さっき確かに看板が落ちてきてたはずなのに……」
女「集団幻覚ってやつゥ?」
仗助「イッテテテ……ヒデー事しやがるぜ……」ガラガラ…
少年(!? ?)
凛「ねえ、大丈夫?」
少年「えっ!? あ、うん……ありがとう」
凛「まったく、ちゃんと周りを見てなきゃダメでしょ?」(私が言えた義理じゃないけど……)
少年「で、でも……ぼくのロボットが壊れちゃって……」
凛(あ……そうか……おもちゃのロボットを落として……)
仗助「壊れたロボットだぁ〜〜〜? そんなのどこにあんだよ?」
少年「!? えっ!? あれ!? 壊れてない!!」
凛「……」
母親「ぼうやァ〜〜〜ッ!? どこにいるのォ〜〜〜ッ!?」
仗助「ホレ、ママが呼んでるぜ! 早く行きな」
少年「う、うん!! ありがとう!! じゃあね!!」ダッ!!
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仗助「……なあ……」
凛「今日はいつもに増してツイてなかった……けど」
凛「『幸運』。アンタも『スタンド使い』?」
仗助「あ、ああ……おれの『クレイジー・ダイヤモンド』は……『治す』……スタンドだ……」
凛「ふーん。私のスタンド『ニルヴァーナ』は……『遅延』させるスタンド」
凛「音でも……銃弾でも……残りの命でも……何でも『5秒』遅らせられる」
仗助(時間を操るスタンド……まるで承太郎さんに聞いた『DIO』ってヤツみてーだぜ……!)
凛「……ま、その人には『モラトリアムのスタンドだ』って言われちゃったけど」
承太郎「……」
仗助「じょ、承太郎さん……まさかきょうおれを呼び出した理由って……」
承太郎「ああ、おまえたちを会わせるためだ……。『渋谷凛』と『東方仗助』は……」
承太郎「血縁関係にある」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
仗助「……!!」
凛「……ま、よろしくね」
つづかない(つづかない)
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いいぞ。
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ジョセフ以外ないよなぁ...
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母方の親戚かもしれないだろ!
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teen spiritって名前の香水つけてそう
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>>18
ティーンスピリットは制汗剤です、とりとり
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シャンプーらしいゾ
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