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【4部マス】仗助「着ぐるみ少女がやって来たッ!」
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仁奈「ありがとうごぜーました!すっかり元気になったですよ!」
仗助「礼はいいけどよぉ〜、お前、なんであんな所で倒れてたんだ?」
仗助「服もボロボロだったし、こう言っちゃあナンだがよぉ〜、顔も酷ぇもんだったぜ?」
仁奈「あ、あれは…ちょっと転んだだけでごぜーますよ…全部仁奈が悪いんでごぜーます……全部…」
仗助「へぇ〜、気を付けろよなぁ、女の子なんだし、傷が残ったら親御さんも悲しむぜ、きっとよぉ」
仁奈「う、うん…」
仗助(…?なんだ、この顔は…この、まるで治りかけの青タンに、不意に物ぶつけちまった時みてぇな…なにか『触れてほしくない』所に触れられたみてぇな…フクザツな表情…こんな小さい娘が…)
仁奈「ど、どうしたでごぜーますか…お兄さん…凄く怖い顔をしてやがります…」
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期待
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仗助「あ〜、悪い、何でもねぇよ」
仗助「それと、俺の名前は東方仗助だ、よろしくな、仁奈」
仁奈「なんで仗助は仁奈の名前を知ってやがるですか!?びっくりでごぜーます!」
仗助(呼び捨てかよ…ま、いいケドよォ〜)
仗助「何でって、さっきも今も自分の事『仁奈』って呼んでたじゃあねースか」
仁奈「あ、そうだったでごぜーます」
仗助(……いや、考えすぎだ、こんなチビ助が…ヤバそうな事に関わってるなんて…マジにあり得ない話だぜ)
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仁奈「仗助はすげーです、ちょっと手をかざしただけで擦り傷が治りやがりました」
仗助(スタンドは見えてねぇみてぇだな…)
仗助「ああ、ありゃあ手品みたいなもんだぜ」
仁奈「仗助はマジシャンなんでごぜーますか!?すげーです!」キラキラ
仗助(や、やり辛えなぁ、この子供の…純粋な眼差しっつーのはよぉ…)ポリポリ
仗助「別に手品師って訳じゃあねーけどよ…」
仁奈「テレビに出たりしねーですか?」
仗助「しねぇしねぇ…テレビは専ら見るだけッスよ」
仁奈「仗助と一緒にテレビに出られたら楽しそうだと思ったのに…残念でごぜーます」シュン
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仗助「仁奈はテレビに出たりすんのか?子役か何かか?」
仁奈「仁奈はアイドルでごぜーます!色んな着ぐるみを着て、色んな生き物の気持ちになるですよ!」ピョンピョン
仗助「ほへぇ〜、アイドルかぁ…(着ぐるみ…?)」
仗助(アイドルって全然わかんねーなぁ…モーニング娘。は名前くらい知ってるけどよぉ〜)
仗助「じゃぁよぉ〜、フリフリの衣装着て、踊りながら歌ったりすんのか?」
仁奈「うん!そのためにレッスンもいっぱい頑張ってるですよ!」
仗助「すげぇなぁ、こんなに小さいのに」
仁奈「仗助はとってもおっきいでごぜーますね!シンデレラプロジェクトのプロデューサーみてーです!」
仗助「なんだぁ、そりゃ…?」
仁奈「仗助と同じくらい大きくて、怖い顔で、でも、とっても優しいプロデューサーでごぜーますよ!」
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仗助「まぁ、なんにせよ、アイドルやってんだったら、ケガには特に気を付けねぇとなぁ」
仁奈「!」
仁奈「…そ、そうでごぜーますね」
仗助「…」
仗助(またこの『顔』だ…なんだ、一体…こいつは何か…『普通』じゃねぇと…俺の直感が告げてるぜ)
ゴゴゴゴゴゴ
『スタンド使い同士ってのは…どういう理由か…正体を知らなくても…知らず知らずのうちに引き合うんだ…』
仗助(まさかこいつも…)
仗助(いや、やっぱりあり得ねぇ…さっきケガや服を『治した』時も…仁奈には俺の『クレイジー・ダイヤモンド』が見えていなかった…)
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仗助(いや、物は試しだ…クレイジー・ダイヤモンドッ!)ギュオンッ
仗助(仁奈の首に手をやって…まるで首を絞めようとする一歩手前みてぇに…もし仁奈が『スタンド使い』ならよぉ、これで何かしらの反応を示すはずだぜ)ジッ
仁奈「…?」キョトン
仗助(反応なし、やっぱり仁奈はスタンド使いじゃ…)
仁奈「仗助、どうしたですか?仁奈はもうどこも怪我してやがらねーですよ?」
仗助「ッ!?」
仗助「仁奈!?この『手』が見えるのかっ!?」
仁奈「さっきもこの手をかざして仁奈の怪我を治してくれたじゃねーですか」
仗助(さっきの『手をかざして』ってのは俺の手じゃなくスタンドの手のことを言っていたってのかッ!!じゃあ仁奈は『スタンド使い』…ッ!?)
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ド ド ド ド ド ド ド
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『貴様、何ヲスルツモリダッ!!』
仗助「ッ!!」ゾクッ
仗助(まずいッ!!何か来るッ!?)バッ
ギュオン!! ドッバァァアアア!!
仗助(危ねぇ!!危機一髪…回避行動は取れたが…今俺は…どこから『攻撃』されたんだ…ッ!?)
仗助(しかし、コイツはグレートにヤバそうな『スタンド』だぜ…)
仗助(コンクリートで出来た電信柱が…まるで紙粘土みてぇに…ひしゃげちまってる…)
グラグラ
仗助(倒れてくる…ッ!!)
仗助「クレイジー・ダイヤモンドッ!!」
クレイジー・D『ドラァッ!!』
仗助「よし、なんとか『治せ』たな…」
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支援
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自動的に攻撃してくるのかしら
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仗助「おい、仁奈…今のはテメーの『スタンド』か…?」ゴゴゴゴゴ
仁奈「す、『スタンド』…?何のことでごぜーますか…?わからねーでごぜーますよ…」
仗助(嘘をついてるって風には…見えねえが…これは仁奈の『スタンド』じゃねぇのか…?)
仗助(だとしたら…本体は別にいる…?一体どこに…?)キョロキョロ
『許サン…ッ!!許サンゾッ!!!』
仗助「また声が…一体どこに居やがるッ!?」
仁奈「仗助!後ろ!危ねーです!!!」
仗助「何ッ!?」バッ
『UAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!』ギュオンッ
仗助(この『影』のように黒い人型がスタンドの正体ッ!!)
仗助(マズいッ!!ガードが間に合わないッ!!)
「エコーズッ!!3(スリー)FREEZEッ!!」
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康一くんステキ…
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康一君はほんとに康一君だな!
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『ウガァアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!』バゴンッ!!
『グッ、新タナ『スタンド使イ』カッ!小癪ナッ!』メキメキメキ
康一「だ、大丈夫ッ!?仗助くんッ!」
Act3『フゥゥウーッ、ギリギリセーフ、トイウ奴デスネ…』
仗助「康一ッ!?」
康一「何かスゴい音がしたから駆けつけてみたら」
仗助「やっぱ頼りになるなぁ、オメーってヤツはよぉ〜…流石に冷や冷やしたぜ…」
Act3「ッ!!」
Act3『油断ハ禁物デス!!私ノ能力ハ、近ヅクコトデ、相手ヲ『重ク』スルコトガデキマス…シカシ』
Act3『アイツ…アノ『スタンド』ニハ…殆ドダメージヲ与エラレテイマセンッ!!』
仗助「何っ!?」
康一「そんな…こんなに近くで『3FREEZE』の能力を発動しているのに!!」
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『UAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!』ガバッ
康一「うわあっ!?」
仗助「康一ッ!!危ねぇッ!!」
バキィィッ!!
康一「ぐああああああああああああああああ!!!!!!」ズササーッ!!
仗助「おい!!康一!大丈夫か!?」
『許サン…決シテ…!!』
康一「うぅ…」
仗助「ッッ!!」プッツン
仗助「『許さん』…だとぉ?それはこっちのセリフだぜぇッッ!!」バッ
仗助「なッ!?い、居ない…また姿を『消し』やがった…」
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仗助(今は康一の怪我を治すのが先か…ッ!)
仗助「康一ッ!しっかりしろ!康一ッ!」
仗助(ダメージは与えられなかったが…エコーズの能力が効いてて全力を出せなかったみてぇだな…怪我は大したことねぇ)
仗助「クレイジー・ダイヤモンドッ!!」
康一「……」
仗助「目を覚まさねぇ…息もしてるし…心臓だって動いてるのに…」
仗助(いや、全力じゃないとはいえパワー型のスタンドに殴られたんだ…気絶くらいするか…?)
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仁奈「仗助!また後ろでごぜーます!!」
『許サン…傷ツケル事ハ…決シテッ!!!』ギュオン
仗助「ッ!!」
『UUUUUUUUUUAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!』バッ
仁奈「仗助!!」
仗助(康一を抱えた状態じゃ避けられねぇッ!!)
仗助(迎え撃つしか…無ぇッ!!!)
クレイジー・D『ドラララララララララララァァッ!!!!!!』
『UIIIIIAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!』ズガガガガガガ
仗助(やっぱり…!ハンパじゃないパワーだッ!このままじゃ押し負ける!!)
『UAAAAAAAAAッ!!!!!!!』ドガッ!!!
仗助(体勢を崩された!!次の攻撃は…防ぐことも、迎え撃つことも…出来ないッ!!)
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『AAAAAAAAAAAAAAAッ!!』ガバッ
仗助「ッ!!」
仁奈「だ、ダメ!!」バッ
仗助「仁奈ッ!危ねぇ!!下がってろ!!」
『……』ピタッ
仗助「『スタンド』の…動きが、止まった…?」
仁奈「仗助は…独りで泣いてる仁奈に…優しくしてくれやがりました…」
仁奈「仗助は仁奈の『友達』でごぜーます…」
仁奈「友達を傷つけるやがるのは…許さねーですッ!!」キッ
『……』
『……』
『ア、アア…ソウカ…ソウダッタノカ…』サラサラ
仗助「な、なんだ!?スタンドが消えていくぞ…?」
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仁奈「だ、大丈夫でごぜーますか…?」
仗助「ああ、お陰さんでな…」
仗助(い、今のはマジに危なかったぜ…ッ!なんだったんだ…あの『スタンド』は…?)
「仁奈ッ!!」
仗助(なんだぁ?このオッサンは…今度は何だってんだ)
仗助(億泰じゃあねぇけどよォ〜、色々な事が目まぐるしく起こりすぎて頭痛がしてきそうだぜぇ〜)
仁奈「パパっ!」
仗助(ぱ、パパ…?あのオッサン、仁奈の親父さんか…)
仗助(倒れてる康一を見られたらメンドくせーことになりそうだな…気絶してるだけのようだし…クレイジー・ダイヤモンドで電信柱の影に隠しておくか)
「仁奈ッ!いきなり家を飛び出して…心配したんだぞ!」ギュウ
仁奈「うぅ…ごめんなさい…」グスッ
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「仁奈……」
「いや…パパが悪いんだ…煙草の火を消さずに…一時的にとはいえ…別の場所へ行ってしまったのだからね」
仁奈「パパ…もう怒ってやがりませんか…?」
「ああ…さぁ、帰ろう…ママも心配していたよ」
仁奈「うん!」
仗助「あ、あのよぉ…全然話が呑み込めねぇんだけど…」
「あ、あなたは…?」
仗助(し、しまったぁ〜、つい声をかけちまったけどよォ〜…よく見たらこのオッサン…こんな不良ガクセーにはまったく縁が無さそーな結構良い身なりだ…)
仗助(娘の手前、無碍には出来ねぇーけど、あんまり関わりたくねぇなぁ〜…ってツラだぜ、こりゃあよぉ〜)
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仁奈「仗助は仁奈のお友達でごぜーます!仁奈を助けてくれたですよ!」
「助けて…?」
仁奈「仁奈が転んで泣いてた時に…手当をしてくれやがりました!」
「そ、そうなのですか…申し訳ありません、仁奈がご迷惑をおかけしたようで…」
仗助「い、いや、それは別に良いんスけど…」
仗助「ケンカでもしたんスか…?仁奈…あ、いや、お宅の娘さん、随分落ち込んでたみてーっスけど」
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「はい、それは…些細な事と言うか…人様にわざわざ聞かせるような事でもないのですが…」
「仁奈が、普段から入ってはいけないと言っている私の書斎に入ったものですから…いえ、それだけならいいのですが…」
「書斎には仕事に使う資料もいくつか置いてありましてね…今日、その整理をしていた時に…煙草を吸いながらやっていまして」
「すこしトイレに立った隙に、仁奈が書斎に入って…火のついた煙草の入った灰皿を、ひっくり返してしまったのですよ」
「仁奈が火傷などしていないのかという心配と、入ってはいけない場所に勝手に入ったというのを叱りつけるつもりで…少し強く言いすぎてしまいまして…」
仗助「そうだっだんスか…」
仁奈「パパ、ごめんなさい、もう二度と勝手に入ったりしねーですよ…」
「良いんだよ、仁奈、わかってくれれば…」ナデナデ
「それで、その…仁奈を混乱させてしまい、このような事に」
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お父さんのスタンドなんですかね?
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仗助「でもよぉ…仁奈、良かったじゃあねぇか、パパと仲直り出来て」
仁奈「…うん」
「仁奈の手当てをしていただいたようで…本当にありがとうございました」
仗助「礼を言われるほどのことじゃねーッスよ」
「いえ、このお礼は、後日必ず…それでは」
康一「!」パチッ
康一「ま、待ってください!!」
仗助「こ、康一!目ぇ覚ましたのか!」
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康一「その…いきなり出て来て差し出がましいようですけど…仁奈ちゃんの話…聞いてあげてくれませんか…?」
「仁奈の…話…ですか…?」
仗助「な、何言ってんだ…?」
康一「仁奈ちゃんは…寂しがってるんですよ…お父さんが海外で仕事をしていて、お母さんも中々仁奈ちゃんの面倒を見られない状況で…」
「た、確かに…私も、日本に帰ってくるのは久しぶりですが…そうなのか?仁奈…」
仁奈「うぅ…」
仗助(ど、どういうことだぁ〜こりゃあよぉ〜…ミステリーだぜ…)
仗助(康一は俺があの『スタンド』と戦ってるときに来たんだから、仁奈の親の仕事を知ってるどころか、名前だって知らないはずなんじゃねぇのか…?)
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康一「それでも仁奈ちゃんは、自分が『アイドル』として活躍すれば、『パパとママが喜んでくれる』と思って、必死に頑張ってきたんですよ…ッ!」
康一「それで、こうして、やっと父親が帰ってきたのに…沢山お話を聞いてほしくてお父さんの所に行こうとしただけなのに…」
康一「些細な事で怒られて、どうして良いかわからなくなって…家を飛び出して…」
康一「そんなの…悲しすぎるじゃないですか…」
「……そう、ですか…仁奈は、そんな風に、思っていたのですね」
仁奈「パパ…」
「今までだって…日本に帰ってこられなかったわけじゃあないんです…ただ、仁奈はいい子だし、家にも何も問題が無いと聞いていたから…」
「わざわざたまの休日に飛行機に乗ってまで日本に行かなくてもいいや、と…そう考えていました」
「父親…失格…ですね…」
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仗助「……そんな事ぁねぇーんじゃねーの…?」
「えっ?」
仗助「今の話を聞いてよぉ〜…『自分は父親失格だ』って思えるんなら、まだ…いくらでもやり直せる気がするけどなぁ〜俺ぁよぉ〜」
仗助「俺も色々事情があってよ、ついこの間まで父親の名前も顔も知らなかったんだけどよぉ…」
仗助「今更父親なんて…って思ったし、実際会ってみても気まずいのが殆どで全然感慨深いって感じでもなかったし」
仗助「だけど、色々あってやっぱし、この人が俺の『父親』なんだって思えたんだ…ちょびっとだけだがよ」
仗助「こんな俺でもそう思えたんだからよ、それに比べたら、まだまだやり直せると思うぜ、アンタらはよ」
康一「仗助くん…」
「ありがとうございます…」
「仁奈…パパ、これからはなるべく…日本に帰ってくるようにするよ」
仁奈「本当でごぜーますか!?」
「ああ、今まで済まなかった…こんなパパでも、許してくれるかい…?」
仁奈「あ、当たり前でごぜーます!パパは…パパは、仁奈のたった一人のパパでごぜーます!!」ギュウッ
康一「良かった、良かったね…ッ!仁奈ちゃん!」ウルウル
-
―
――
―――
康一「仁奈ちゃん、お父さんとうまくやれるかな…?」
仗助「さぁなー、まぁ、でもうまくいくんじゃねーかな…あの親父さん、結構人が良さそうだったしよ」
康一「そうだね…」
仗助「ところでよぉ、康一、お前、なんで仁奈の名前とか父親が海外で働いてる事なんて知ってたんだ?」
康一「うん、その事なんだけど…なんというか、ちょっと『奇妙』な体験をしたんだ…」
仗助「『奇妙』…どういうことだ…?」
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康一「あの『スタンド』に殴られたとき…色々な、『イメージ』が頭の中に流れ込んできたんだ」
仗助「『イメージ』…?」
康一「うん、家に帰って、暗い部屋で…一人でカップラーメンを食べているところとか…友達が親に迎えに来て貰ってるのに…自分は一人で駅に向かう場面とか…他にも色々…」
仗助「それってもしかして…」
康一「うん、あれは…仁奈ちゃんの『記憶』だったんだと思う…確証はないけど…きっとそうだって…思うよ」
康一「それから、声が聞こえてきたんだ」
康一「『仁奈を一人にしねーでくだせー』って…」
康一「その声を聞いたとき…、まるで僕自身が『仁奈ちゃんの気持ち』になったみたいに…凄く…寂しくて、苦しい気持ちになったんだ…」
仗助「……」
康一「きっとあの『スタンド』は…仁奈ちゃんの『心の声』とか、『気持ち』みたいなものを伝えたい、『誰かにわかってほしい』っていう意思が…無意識に生み出したものだと思うんだ」
仗助「そっか……」
仗助「なぁ…康一…仁奈の奴…家族とうまくいくといいな」
康一「うん…そうだね…」
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しばらくして
仗助「仁奈の親父さん…キッチリ『お礼』をしようっつーその心意気はいいし、仁奈のライブチケットくれたのはありがてぇけどよォ〜〜」
康一「まさか、ライブに来たファンも着ぐるみを着ないといけないなんて…想定外だよぉ〜〜〜!」
仗助「ご丁寧に二人分の着ぐるみまで用意してあるし…良く見つけてきたもんだぜェ〜、俺でも着られるサイズの着ぐるみなんてよぉ〜」
康一「仗助くんが狼で…僕は…カエルなのかなぁ…これ…」
仗助「しかしよぉ、康一…ここまで来たら…腹ぁ括るしかねぇーぜッ!」
康一「うん…そうだね…やってやろうッ!」
仁奈「みんなー!動物さんの気持ちになるですよー!せーのっ!!」
仁奈「がおーっ!!」
仗助(仁奈…今のお前、グレートに良い『笑顔』だぜ…)
仗助・康一「が、がおーーーーーーーっ!!!」
←to be continued…
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面白かった
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スタンド名-『ロンリー・ガール』
本体-市原仁奈(9歳)
破壊力 - A / スピード - B / 射程距離 - D / 持続力 - A / 精密動作性 - D / 成長性 - B
黒い人型のスタンド。完全自律型。
本体である市原仁奈を『守る』ことを最優先に行動する。圧倒的なパワーに加え、影に潜む能力を持っている。
市原仁奈が無意識のうちに生み出したスタンドで、仁奈自身はスタンドという存在すら把握していない。
仁奈の精神の象徴であり、仁奈の『守って欲しい』、『孤独を癒してほしい』という口に出せない『気持ち』を外に伝える役割も果たしている。
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>『仁奈ちゃんの気持ち』になったみたいに
ええスタンドやこれは…絶対ピンチに成長する(確信)
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オチも含めてグレートに乙ですよこいつは・・・
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面白いしいい話だった
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読み応えあって面白かった
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後日「アイドルのライブに行った」って話だけを聞いた億泰が泣き出しそう
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仁奈ちゃんのSSはどうしてこうもヒヤヒヤするのか
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これの上から虐待出来るニナママとは一体…
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>>40
究極生物かな?
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仁奈ちゃんが母親を傷付けることを許さないから発動すらしないよ多分
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はぇ〜…すっごい凝ってる…(称賛)
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ブラボー……おおブラボー!
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あ、みんな幸せなんやなって
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4部は杖助がジョセフに肩貸すシーンとか
虹村兄弟のパパが写真を抱いて泣くシーンとか
親子関係で泣かせるシーンがあるから余計に良いですね
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親子でみたい作品
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