オルガ「名瀬先生の兄貴。んで、相手は？」
名瀬「サンダース大付属だ。実力で廃校を退けたウチに興味があるようだった」
オルガ「……マジすか。サンダースと言ったら、どういうところかぐらいかは知ってるぞ。ウチとは正反対だぜ」
名瀬「全くと言っていいな。向こうの戦力はハッキリ言って底無しだ、フラッグ戦ルール以外じゃ勝ち目はねえ」
名瀬「継続の懐事情を察してかどうかは知らんが、今度の試合はフラッグ戦だ。しっかり経験しとけ」
オルガ「うす。毎度有難いっす、失礼します」
ｷｨｰ……ﾊﾞﾀﾝｯ
名瀬（……継続も強くなったもんよなァ）ﾌｩ
・
・
ビスケット「サンダース大付属かぁ……２年前はあの天才クリムがいたんだけど、今はね」
オルガ「んじゃあ、まともにやりあっても勝てるってことか？」
ビスケット「そうもならないと思う。最近噂を聞くよ、とんでもない腕前の新一年とモビルスーツがいるって」
ビスケット「悪魔みたいに強いって。まだ公式戦に映像が残ってないから、どれほどのものかってのは……」
アキ「悪魔って。うちのバルバトスと三日月よりも？」
オルガ「今度のモビルスーツ投入上限は五機分。ガンダム・タイプは二機分の上限を食っちまう」
オルガ「勝ちを狙いに行くなら、足りねえのは情報だな。さて、どうするか」
ユージン「偵察ってのはどうだ？」
オルガ「それだな！じゃあ、誰を行かせるか……お前ら、他の奴らを全員集めてくれ」
オルガ「却下だ」
シノ「なぜだよ！！」
オルガ「お前目立ちすぎんだよ！それに、どうせなんか邪な目的があるに決まってんだろ」
シノ「な、何もねえよ！」
三日月「女の子のレベル高いとかなんとか言ってたよね」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
ヤマギ「言ってた」
シノ「ミカアァァ！！」
ミカ「呼んだかな？」ﾎﾟﾛﾛﾝ
シノ「いいこと言った！そうだろ、俺流星号のパイロット！」
ミカ「お決まりのネタで飽きたかもしれないけどせめて何か言って欲しいな」ﾎﾟﾛﾃﾞｪﾝ
オルガ（すげぇよミカは……スルーされても動じねえ）
オルガ「ミッコの言葉にも一理ある……んじゃあ、シノとヤマギに行かせる。これでどうだ、ヤマギはしっかりシノを見とけよ」
「「了解！」」
シノ（よっしゃああ！！ついに俺にも連絡先をくれるような彼女ができるかもしれねえええ！！）
ヤマギ（シノと二人きりで……///）
オルガ（なんかダメそうな気がしてならねえ）
シノ「オルガ見てるかー……潜入できたぜ、何事もなくなァー」ﾋｿﾋｿ
シノ「これからトイレでサンダースの制服に着替えて、例のモビルスーツの謎を見に行くから、見とけよぉ」ﾋｿﾋｿ
ヤマギ「シノ、カメラは持つから」
シノ「おう、頼むぅ……んじゃ、行くぞぉ！」
・
・
ヤマギ「始めはまず格納庫から行ってみます。にしても、なんて広さ……見つかりやすそうだ」ﾋｿﾋｿ
ヤマギ「うちにこれだけの広さのものがあればいいのになぁと思います。で、モビルスーツが並んでまぁす……」
（カメラに映るG-セルフ、G-アルケイン、G-ルシファー、モンテーロ、ダハック……etc）
シノ「す、すげぇ戦力だぜ……ハンパ無ェ。ガンダムが三機もいやがる」
ベルリ「ハッパさぁああん！！」ｳｲｲｨｨｨﾝ……
ヤマギ「あ、前角ガンダムから……パイロット？シノ、隠れよう」ｻｻｯ
ベルリ「いやあ、それはそれでいいんですがぁ！次にパックを使うなら、いつまでに決めておけばァ！？」
ハッパ「今日中ぐらいじゃないと困るって、こっちは！」
ベルリ「今日中ぅ゛！？そりゃないでしょ！ケイさんたちと話つけろってのかぁ！」ﾀﾀｯ
ヤマギ「行ったよシノ」
シノ「思いきってメカニックに話をするのはどうだ？」
ヤマギ「んーう、どうだろう……やってみようか？」
夜にまた続きます
続きお待ちしてナス！
楽しみにしてます
どの辺に興味を持ったんですかね
以前プラウダともガチでやりあったりしてるし
噂伝いで広がったのでは
アルケインは戦力勘定するとラライヤのG-ルシファーの実質半分以下ですね・・・
ハッパ「ああー？」
シノ「あいつのガンダム、すごいんスよねェ！」
ハッパ「当ったり前だろおー！それで、あんたたちは野次馬？G-セルフの名前が売れ始めたってことかァ、ハハハハ！！」
ハッパ「パーフェクトなパックがもうすぐ出来上がるんだよ、どんな武器を積んでるか聞きたいよなあ？」
シノ「そりゃもちろん！！」
ヤマギ（やりました！！こんなにうまいこと行くとは！！）
ハッパ「Iフィールド・マッスルで馬力はエネルギーの続く限り上げていける、バリアがあるし、全方位レーザー、メガ・キャノンまでも！」
シノ「えっ」
ハッパ「飛行機能に、ビーム吸収までもだ！！こりゃあ夢の追加装備ってヤツだよ！」
シノ「あ、そ……そうっすか、ありがとうございまーす……」ｿｿｸｻｰ
ハッパ「ああおい！？あれ……あら」
ハッパ「……整備員なのをいい事に、おだてられたァ？」
シノ「や、ヤベぇぞ。マジにあのメカニックが言った通りのものができんなら勝ち目が無ェ」
シノ「低温なんとかのくだりはよくわかんなかったけどな……！」ｷﾘｯ
ヤマギ「でも、次の試合中にはできないって叫んでなかったっけ」
シノ「そ、そうか！うわあー助かったぜ、そんな化け物相手にできるかってんだ！」
ヤマギ「それで、次はどうしよう？もう帰ってもいいかな……」
シノ「いいやまだまだこんなもんじゃ終われねえだろ！作戦の内容も盗み聞きに行かねえと」
ベルリ「ケイさんたち！ありゃ、クリム大尉に姉さんが？」
クリム「ベルリ一年生じゃないか！そろそろ呼びに行こうと思ったところよ。今度の作戦について助力を頼まれたのでな」
ケイ「天才クリム！正直言って頼んだ覚えはないのだけど」
クリム「面倒見の良さと考えておけ。継続高のモビルスーツってのはなァ、阿頼耶識ってものがある」
ケイ「少しだけなら聞く。モビルスーツと人間が直結して、とんでもない反応をするんでしょう」
アリサ「痛そうなそうでもないような手術するんだよねぇ。あたしはごめんだけど」
クリム「そうともよ。そのために、我々は阿頼耶識マシンに経験があって高校生徒諸君にそれを分けに来たと言う訳だ」
シノ（こっそりだ、こっそり！何か聞こえるか）
ヤマギ（僕らの対策をしてるよ！こいつもまた大当たりだ）
クリム「勘がいいじゃないか、ベルリ生徒。奴らは弱点を晒している訳だ。モビルスーツを乱せば、パイロットも乱れるというわけよ」
クリム「ついでに言えば、奴らの機体はフレームがある。フラッシュ・アタックを当てれば、装甲は剥がれて丸裸なのさ」
ケイ「よ、て・ん・さ・い！」ﾍﾞｼｯ
ベルリ「あた！あ、へへ」
アイーダ「ベル！上級生におだてられて、調子に乗ってはいませんか。学校では行儀よくなさい！」
ベルリ「姉さんはよしてよ！家でも僕は優等生ぶるんだから、機甲道ぐらいはでしょ！」
ケイ「いいじゃないですか、アイーダさん。ベルリはよくできる奴ですよぉ」
ケイ「けども最近はちょっと雑。フェアプレーだとか、機甲道ってものを少し……」ﾋｿﾋｿ
アイーダ「それは大丈夫ですよ。ベルは優しい子です、わかります」ﾎﾞｿｯ
ケイ「？」
ヤマギ（撤退しよう！聞くことは聞いた、作戦は無理だけど、フラッシュ・アタックってやつに気をつければいい！）ｻｻｯ
クリム（ドアの向こう？……はン）
クリム「ケイ、ナオミ、アリサ。今年中に言ったよなァ、ネズミの対策はきっちりしておけっとさぁ」
ナオミ「なに、天才！まさか」
ケイ「また潜入されたってわけ……？かぁ！もじゃ子から何も学んでないじゃない！」
クリム「防諜対策も今年の課題になると心得ろよ。後はやってみせろ！」ｽﾀｽﾀ
アリサ「……天才おかんむりねぇ。どうします？」
ケイ「怒ってるわけじゃないわよ、クリムは。スパイを今度こそとっつかまえて、私たちは戦車戦の作戦を組む！それだけよっ」
ベルリ「継続高校と僕らサンダースの試合。スパイを取り逃し、不利が見え始めてる」（ﾃﾞﾚﾚﾚｰﾃﾞﾚﾚﾚｰ
ベルリ「油断をして気にかけなかった僕だけど、ノレドとラライア、アイーダ姉さんにおだてられてトリッキーで出る」（ﾃﾞﾚﾚﾚｰﾃﾞｰﾃﾞﾚﾃﾞｰﾝ
ベルリ「けれど向こうは人間のように動くし、トリッキーは上の射角を邪魔する。光攻撃をやると、予想以上に効いてしまった……」（ﾃﾞﾚﾚｰﾝﾃﾞｰﾝﾃﾞｰﾝﾃﾞｪｰﾝ↑
ベルリ「次回、GuPのレコンギスタ！『悪魔は力』！」（間奏）
ベルリ「見といておきなさいよっ！」（ﾃﾞｯ！ﾃﾞﾚﾚﾚﾃﾞﾚﾚｯ
ﾃﾞｯ！ﾃﾞｯﾃﾞﾃﾞﾃﾞｯ！
続きはまた夜に
っていうかタイトルからオルフェンズ完全にハブられてるじゃないか(憤怒)
登場人物が生きてる
高トルクモードに馬力で勝てるかはともかく鉄血メイスでブン殴り倒すのは最適解かもしれない
鉄血ガンダムでビーム軽減・無効なのに光学兵器なら全吸収とかほんとパーフェクトパックはラスボス機やな
ヤマギ「よし、つながった」
シノ「こちら偵察隊！オルガ、ミカ、聞こえてっかあ！」
ミカ『聞こえているよ。さて、成果はいかほどかな』
ヤマギ「前角のG-セルフってのがモビルスーツの正体だ。とんでもない武装を積む予定らしいけど、それは次の試合では来ない」
ヤマギ「それより、フラッシュ・アタックっていう攻撃がヤバいみたいだ。うちのモビルスーツが喰らえばどうなるかわからない」
ビスケット『具体的な効果はわかる？』
ヤマギ「恐らくは阿頼耶識を無効化してくる。それどころか、パイロットにダメージが行って装甲も全部パージされるって」
オルガ『ヤバい奴がいるな……その他は』
シノ「ガンダム・タイプは3機ある。もしかしたら、とっかえてくるかも……」ｻﾞｻﾞｯ
ﾌﾟﾂｯ……
ヤマギ「通信状態が急に？……は！！」
ｶﾞｻｶﾞｻｶﾞｻｯ！！
アリサ「見つけたわよネズミ共！！覚悟なさい、ものどもかかれーッ！！」
シノ「うおおおおおお！見つかっただとぉおおおお！？」ﾀﾞｯ！
ヤマギ「ど、どうしてここが……！」
アリサ「通信傍受と逆探でしょおおぉぉぉオラァ！！とっととお縄をかけさせなさせぇぇ！！」ﾜｰﾜｰ
シノ「邪魔だ！」ﾄﾞｺﾞｫｯ
クリム「ぶあっ！？」ﾄﾞｻｯ
ベルリ「大尉は前に出たなら、なんか手を出しなさいってのに！！」ｶﾞｼｯ
シノ「があああああ！！があああああ！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
ヤマギ「ひいいいいいいいいいい！！」
アイーダ「クリムは喧嘩が弱いからそうなろうものでしょう！そこの子は、おとなしくなさいね」
クリム「はっきり言うなッ！！」ﾄﾞｸﾄﾞｸ
ナオミ「…………」ﾌﾟｯ
クリム「笑ったか！！貴様！！」
ヤマギ（し、しまったあ〜〜……！情報は伝わったけど、捕虜になっちゃあ帰れない！！）
ヤマギ（流星号が、動かせないっ！！）
・
・
ミック「迎えに来てみれば鬼ごっこで転んで鼻血ですか。大尉は馬鹿でいらっしゃるか？」
クリム「喧嘩は不得意なだけだッ！悪いようにはしないから、大人しくしているんだぞ！！」
ｷﾞｨ……ｶﾞｯﾁｬﾝ！
シノ「はァ……やらかしちまったな」
ヤマギ「ごめんシノ……シノはちゃんとやっていたのに、僕がミスをするなんて」
シノ「気にすんな、相手のが一枚上手だったと思おうぜ」
シノ「捕まったら捕まったで行こうじゃねえか、継続よりうまい飯が出るかもしれねえ、出会いがあるかも……！」
ヤマギ「わざとじゃないんだよね」ｼﾞﾄ
シノ「あ、あったり前だろぉ！？」
・
・
ユージン「……んで」
オルガ「……手紙だ。捕まっちまいやがったらしい」
三日月「ああ、やっぱり」
アキ「やっぱりじゃないでしょうがあ！！」
ミッコ「どおおおおすんだよおおおおお！！流星号なしで対抗しろってのお！？」
ミカ「戦力の低下は痛い、だが確かに彼らは情報を届けた。向こうのモビルスーツの戦い方がわかる」
オルガ「やれるだけのことをやるしかねえ。そうだろ、ミカ」
ミカ「そういうことかな。こういう経験もある……本戦に向けて意義ある戦いにしようじゃないか」ﾎﾟﾛﾛﾝ
ユージン「流星号の穴は、俺が埋めてやる。やってみせるともよ……！」
オルガ「できるようにしてみろ、ユージン。やるしかねえんだ」
ハッパ「トリッキーパックの最終調整は、済んでいるんだから！とっとと顔合わせに行ってこい！！」
ベルリ「ありあとあす！！ほら、捕虜の人達も返還されるんですから！」
シノ（ありがとナス？）
ノレド「ベル！今日の試合あたしも姉さんも見てるんだからね！」
ベルリ「おうさ、やってみせるともよ！」
シノ「ええー！！お前、お前彼女持ちかよお！！」
ベルリ「なに？なーああ、そんなんじゃないよ！ほら歩いて」
ノレド（……いつまでも待ってやらないよ？）ﾑｽｯ
・
・
ケイ「今日はよろしく、オルガ・イツカ。まず捕虜を帰してあげましょうか」
ベルリ「ほら早く来て！」
シノ「お、オルガァ〜〜……すまねえ！！」
ヤマギ「…………」
オルガ「……しゃあねえんだからさっさと戻れ、出れない分しっかり見てろよ」
シノ「おう……」
ケイ「これで後腐れなし。いい試合になるようにしましょう！」
ミカ「もう待ちきれないよ。早く出すとしようか」ﾎﾟﾛﾛﾝ
『試合――開始！』
明日中に終わらすゾ
G-セルフくんに勝てるんですかねぇ…
ベルリに一瞬で返り討ちに遭ったりロックパイに情けないチョップかましながら腹パンされてたの当時ほんと草まみれになった
http://i.imgur.com/LFZ1vjt.png
http://i.imgur.com/kuXZxFo.jpg
いっぺんに機体の全箇所のエラー吐いたのがフィードバックされて頭焼き切られそう
オルガ「前角が光ったら警戒、絶対に避けろ！戦車もだ！電子機器の類いは無効化されるぞ」
昭宏「了解……！」
ビスケット「シノとヤマギはこっち。大人しく見てなよ」
シノ「わかってるよ……ところでビスケットぉ」
ビスケット「ええ？」
シノ「帰ったら聞こうと思ってたが、低温対消滅ってなんだ？G-セルフは、今後そいつができるらしいけど」
ビスケット「」
ヤマギ「らしいけど」
ビスケット「ありえない……！仮にそんな弾を撃てるとするよ。なら、当たったら球形にその部分が切り取られる。残骸も残らないっ」
ビスケット「装甲なんて関係ない！当たったら一発アウトの超兵器だよ！」
シノ「」
シノ「……そ、それだけじゃないんだぞ。メガ粒子砲に、光吸収に、バリアに、飛行もできてこれでも一部だ。化け物じゃねえか！」
（ビスケット、頭を抱える）
ヤマギ「……来年ってとんでもないガンダムが相手になるんじゃ」
ビスケット「どうすりゃいいんだよ……レギュレーションに引っかかるのを祈るしかないじゃん……」
ビスケット「そこは情報のおかげさ。相手が光るのを教えてくれたから、言葉で夜に戦場を持ち込めた」
ビスケット「少なくとも前角が出てくるなら、目立ってしょうがないはず……！オルガたちがやってくれるさ」
シノ「……来年の話してたらバルバトスが笑うぜ！オルガァ！頑張って行けええ！！」
ヤマギ「僕たちの分までー！！」
アイーダ「ベルぅ！！上手にやれたら好きなシナモンクッキーを私が焼いて差し上げるのよ！！」
・
・
ベルリ「戦車隊とラライアさん。予定通り僕が注意を引きつけます」
ラライア「ベルは充分気をつけて。一人になるからね」
ベルリ「ラライアさんこそ、G-ルシファーはあの蝶を使えばエネルギーがオケラなんですからね」
ケイ「G-セルフは光るから、夜中に映える。そいつは逆手になる……日を落とさせたこと、後悔なさいよ！」
ケイ「戦車隊は普段のように。サンダース流は数で押して押しまくる！」
アリサ「了解！」
ケイ「機甲道の始まりよ！発っ進！！」
・
・
ユージン「来るなら来てみろってんだ……ピンクは目立つぜ！」
オルガ『流星号！前に出過ぎんな！』
三日月「ん。あれ、G-セルフ？」
昭宏『なに！……来た！各車、赤いG-セルフだ、森ん中から浮かび上がった！』
三日月「なるほど。確かに前角だね」
オルガ『……陽動にしちゃ、あからさますぎるぞ。なんだ？ここから撃てるわけが』
オルガ「んな！！？」
ユージン「おわあああああ！！」ﾁﾞｯ……
オルガ（メガ、粒子砲か？流星号に当てに来やがった。この距離を、寸分違わず、ラミネートを剥がして充分に落とせる威力で！）
ﾄﾞｷﾞｭﾝ！ﾄﾞｷﾞｭﾝ！ﾄﾞｷﾞｭｳｩﾝ！！
昭宏『連射だと、あの出力で！！』
オルガ『ボサッとしてんなァ！こっちは撤退だ、狙い撃ちだぞ！』
ユージン「ひいいいいい！め、滅茶苦茶じゃねえか！クソが！」
三日月（…………）
三日月（前角のあいつ、たぶん俺じゃないと無理かな）
オルガ『ミカ、すまねえ、こっちは無理だ！モビルスーツ一機に……！』
ミカ『大丈夫。面白いじゃないか、ただしこちらも……！そろそろ会敵だ、合流には注意』
オルガ（余裕たっぷりか……やっぱミカはすげえよ……）
・
・
ベルリ『アサルトのメガビームが狙いましたけど、当たりません。やっぱ反応がいい！』
ケイ『オーライ！それでいいわ、追い込みをかけて、囲んで徹底的にやる！』
ベルリ『例のスチュアート二両は配置終わりましたか！』
アリサ『少し待ちなさい！にしても、そんな無茶ができるっての！？』
ベルリ『ベルリ・ゼナムはやりますよ！』
アリサ『大口を！ならやってみせんの！』
ベルリ（反応がいいのがたくさんいた。こっからだよな……！やるさ、ベルリは男の子！）
ベルリ『「一両目」に移動します！準備早めにくださいね！』
鉄華団キャラに彼岸島語録を言わせないといけない病気にかかったからちくしょう！！
ほんへでも出た何かに当たるとガオンする粉をたくさんばらまく兵器だゾ
そのときに出た光はGセルフに取り込まれるからエネルギー補給と最強威力の攻撃を延々同時にできるゾ
チート過ぎて草
ミカ「来たね。地形的にはアウェイだけど……さあ、やろうか」ﾎﾟﾛﾛﾝ
ミッカ「左だな！」
ミカ「そうだ、行くよ。トゥータ」ｽﾞﾄﾞﾝ！
ナオミ（継続のBT-42は、突出で一騎駆けをやる。知っての事だが……当てられないな）
ナオミ（１、２、３、４つ。向こうのMSも迫るとなると、ファイアフライの無茶は避けたい。ラライアの援護でG-セルフを待つか）
ﾄﾞｷﾞｭｳｳｩﾝｯ！！
ミカ「森を焼く雨が来る？」
アキ『すごいビームは、G-セルフなんじゃ！』
ラライア「ルシファーのメガ砲にっ！！」ﾄﾞｷﾞｭﾝ！ﾄﾞｷﾞｭﾝｯ！
継続生徒B『もう一機のガンダムはこっちか……！』
ミカ「落ち着いて、的の大きなスラスターを狙えばいい。アキ、装填……いいね。トゥータ！」ｽﾞﾄﾞﾝ！
ｺﾞｫﾝｯ、ﾄﾞｯ、ﾎﾞｵｵｫｯ！！
ラライア（逆噴射の着地の一瞬に！スカートの基部が……スラスターとファンネルが全損、なんて腕）
ナオミ（ルシファーの一番弱い場所が）
ラライア「バランスがぁ↑あー！」ﾄﾞｼｬｱ
ミッコ「凄ェ！流石ミカァ！！」
アリサ『伊達じゃないのが来るのよおおおおおおおおッ！？』ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
ミッコ「一両増援！早い！顔見せんときの軽戦車が、何を引きずってきた！？」
オルガ『ミカァ！前角の発光だ！！森を伝ってそっちに』
ミカ「まさか」
ベルリ『アサルトはパージ！高トルクドッキングセンサー！』
ｶﾞｯｼｲｲｨｨﾝ！！
アキ『お、オルガが合体した！ガンダムは戦車のパーツと合体するんだ！』
オルガ『何言ってんだ！！』
ここ凄く富野っぽい
何が言いたいかはわかるけど字面で草を抑えられない
アリサ「二重三重の換装作戦！！G-セルフの、レコンギスタ作戦であるッ！！」
アリサ「たかしぃ！！見てるんでしょう！？あたしは、五十鈴華よりできるでしょうよおおぉ！！」
ベルリ「アリサさんの高トルクキックはァ！！」
継続生徒A『どわっ！！戦車を蹴り転がすのかあー！？』ｺﾞｼｬｱｯ！
ミカ（これは、やられる……！）
ミカ『オルガ、いいかい！G-セルフは、状況で装甲を変えてくるんだ。力持ちのとビームのと！それぞれを軽戦車が牽引して助けてる！』
ベルリ『中の人は！戦車同士ぶつけますからねええええ！！』ｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｯ
継続生徒B「持ち上げられちゃってぇぇ！？」ﾌﾞｫﾝｯ！
ラライア「ベルがうまくいってる！」
オルガ『わかったんだな！』
ミカ『軽戦車は2両、どっちも叩いて作戦を壊せ。こっちは……諦めてくれ。7両にガンダム2機、不利すぎるっ』
『継続高校T-34、一番二番走行不能！』
オルガ『心配ねえ！残り4両は……着いたぜ！』
ミカ『なんと！？』
ﾄﾞﾝ！ﾄﾞﾋｭｳ！ﾄﾞｫｵﾝ！
アリサ「なんとおおぉぉ↑っ！？」
アリサ『MSに狙い撃ちよ！？ラライアは早く！！』
オルガ「戦車砲が当たれば、モビルスーツは耐えられねえんだよ！」
ベルリ「反撃来たなっ！……の゛お゛お゛っ↑！？」ｺﾞｶﾞﾝｯ！
三日月「上取った」
ベルリ「マウントポジション！……スコードォ！」
ﾊﾞｯｼｲｲｨｨｨｨｯ！！
三日月「うわ？……ﾁｯ」
ベルリ「レイハントン！！」ｷｭﾋﾟﾝ！
ベルリ（フォトンシールドは、バッテリーを食わされる！）
オルガ『凄ェッ！！流石ミカァァァァ！！！！』
ミカ『……やるね、オルガも』ﾎﾟﾛﾛﾝ
ケイ『森の中が大変なことになってるわよ！大丈夫！？』
ナオミ『大丈夫じゃない。撤退援護を』
ケイ『見えた！そこでG-セルフがキックを猛烈に回転させているのね！』
ベルリ「回転蹴りだぞぉ！」ﾌﾞｫﾝﾌﾞｫﾝｯ！
三日月「くそ、メイスが持ってかれるパワー……？」ｶﾞｧﾝｯ！
ナオミ（問題はそこじゃない）
ケイ『よしきた、撤退戦よ！みんなシャーマンは乗ってるわね！行くぞォ！！』
どんどん長くなっていくけど明日こそは終わらせます（小声）
彼岸島とも富野節とも馴染むなんてやっぱりミカはすげぇよ・・・
これアニメだったら動きが凄そうですね
Gレコの作画で見てみたい
公式だとアリサ→たかし→華さんらしいから恋敵だゾ
勝てないだろうけどがんばれ
華さんからたかしに矢印向くことはないから多少はね
三日月「バルバトスが……負ける？」
昭弘「上から狙えば……シャーマンが軽戦車を守りやがる！」ﾄﾞﾝ！ﾄﾞﾝ！
『サンダース付属M4中戦車五番、走行不能！』
ベルリ「アリサさん？させるかあああ！」ﾄﾞｱｱｱｧｵ！
三日月（早さも反応も、俺とバルバトスより……！）
オルガ『昭弘ォ！』
昭弘「なん？だッが』ﾒｷｨｯ……！
ｶﾞｧｧｧｱﾝｯ！ｺﾞｼｬｱｯ、ﾊﾞｷﾊﾞｷﾊﾞｷ！
三日月「モロに……！」
昭弘「」ﾎﾟｽｯ
『継続高校、ガンダム・グシオン！操縦者失神により行動不能！』
三日月「お前……！」
（レンチメイスが開く音）
ベルリ「やりすぎか？着地際ァ！……なにい！？ハンマーが挟むぅ！？」
ｶﾞｷﾞｬｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞ！！
ベルリ「高トルクパージぃ！」ﾊﾞｼｭｳ！
三日月（これもかわす……！）
ベルリ『坊やじゃありません！！』
三日月「逃がすか……」
オルガ『三日月！追撃はナシだァ！』
三日月「…………」ﾋﾟﾀｯ
ベルリ『向こうのガンダムさん！怪我しないでねぇっ！！』
ミカ『撤退と、昭弘の様子見だ。聞こえてるだろ？気を利かせてくれてるよ』
・
・
ケイ「残り7両とMSは健在、パックはまだトリッキーとアサルトがある……間違いなく優勢よ！」
アリサ「またぶつける数を減らすんですか、隊長」
ケイ「まさか！フェアプレーって言うのは、本気を隠して相手を侮るのとは違うのよ」
ケイ「……あ〜！根に持ってるんでしょ！」
アリサ「ま、まっさかぁ！」
ケイ「いいのよ、それでも。大洗戦のアレは、考えれば私がスパイをほっといたから焦らせちゃったのもあるものね」
アリサ「隊長」
ケイ「あなたのレコンギスタ作戦だって、大当たりじゃない。ベルがいれば来年再来年と手札にできる」
ケイ（フラッグが私になるからつまんないけど）
ケイ「ベル？」
ベルリ「強いし硬い、高トルクじゃなきゃ勝ててなかった。自分より強いかもしれない奴と当たるのは、僕は初めてなんですよ」
ベルリ「……どうしたらいいです？」
ケイ「……気にしないこと！自分のいつも通りを発揮してみせなさい！負い目はあるかもだけど、それはフェアプレーの結果なのよ」
ケイ「ベルは優しいって、こういうことかぁ。That's機甲道！戦争じゃないの。最後まで楽しんで行きましょう！」
ベルリ「誰から聞きました！？ラライアさん！」
ラライア「違うって！」
ベルリ「アイーダ姉さんは、また余計なことをペラペラと喋りなさって……！」
ケイ「さ、後半戦よ！次で決める！」
ラライア「ケイさん、月光蝶をやりましょう。10秒ぐらいしかもたないけど、目くらましになら」
ケイ「よし、やっちゃいましょう！」
・
・
ミッコ「うわあ……グシオンの頭が半分になっちまってる」
アキ「昭弘！無事なの！？」
昭弘「お、おお……とんでもねえパワーだ、あいつ。倒したか？」
オルガ「装甲は倒したが、中身はダメだ。逃げられた」
ミッコ「汚ねえよ、あいつ！次々模様替えしやがって」
オルガ「サンダースのくせに2両も軽戦車を出したのはどういう訳だと考えたが、こういうことか……奴ら、あの装備を運ばせるために」
オルガ『……なるほど、いい仕事だぜユージン。うっし』
オルガ『みんな、いいか！向こうは残りの前角ガンダムの装甲をアテに作戦をやるはずだ』
オルガ『そこを突いていい位置取りを確保できれば、必ず勝てる！後詰めに行くぞッ！！』
三日月「…………」
オルガ「……三日月、どうした」
三日月「オルガ、前角の奴が来たらみんな下げて。あいつは俺がやらなきゃ駄目だ」
三日月「昭弘に行かなきゃ、さっきで俺たぶん負けてた。あいつはそれぐらい強い。パワーはバルバトスより、反応は俺より……」
三日月「レンチメイスの一撃も、正直言ってまぐれだ。かわされれば後がなかった」
ミカ（三日月が行舌。そこまでの相手かい）
三日月「は？」
オルガ「負けたくねえんじゃねえのか？」
三日月「…………」
三日月「そうかも」ﾌｯ
アキ（み、三日月が笑ったあああああ！！）
ミカ（…………）ﾎﾟﾛﾃﾞｪﾝ
昭弘（明日はメイスの雨が降るのか！？）
三日月「聖グロ戦でやった、バルバトスの全力を使う。だからさオルガ」
三日月「三日は右手動かないだろ。打ち上げがあったら、誰か箸を持って俺に食わせてくれないかな」
オルガ「俺がやってやんよ。気にせずかませ」
三日月「ありがとう」
ミカ「戦車の方としては、ひっくり返る程度ならMSがいれば走行不能にはならない」
ミカ「数の有利をどうかわすかかな、その為にもバルバトスには勝って欲しい。頼むよ、三日月」
こっからすげミカする布石なんだよなあ
最後まで終わってから言って、どうぞ
元の性能差考えたら上手くしのいで書いてると思いますよ
Gレコ本編のベルリ無双を鑑みるとこれくらいなら当然なんだよなぁ
・
・
オルガ『攻撃開始だ！ユージンは……』
ラライア「G-ルシファーはサンダースに春を呼ぶ！！」
アリサ「怖いか機甲ネズミ！！己の非力を嘆きなさああああい！！」
アリサ「月 光 蝶 で あ る ！ ！」
ﾄﾞﾜｱｱｱｱｱｧｧｧｧｧｧｧｯ！！
ユージン『う゛おおおおなんだっこｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ』
ミカ「夜中の夜明けだと……！」
オルガ「落ち着け！アレに近づくな……通信遮断！？」
アリサ「はああああああ！？誰、巻き込まれたの！」
ベルリ「六番は軽戦車に……！まずい、通信遮断！！」
ベルリ「……ラライア・アクパールさぁん！！中止ですよぉっ！！お願いだあああああ！！」
『サンダース付属、G-ルシファー！エネルギー消費により行動不能！』
ラライア「どうなって……？」
オルガ『通しｻﾞｻﾞ戻ったか！？ユージン！』
『継続高校流星号、サンダース付属M3軽戦車二番！行動不能！』
オルガ『なんだ、相討ち！？』
アリサ「トリッキーパックが、させさせられてしまったァ！？」
ケイ（読まれていた！）
ミカ「少々見通しが甘かった……けども」
ミカ「図らずもGがひとつと戦車がふたつ。いいじゃないか……アキ、ミッコ。わかるかい？流れが来たよ」ﾎﾟﾛﾛﾝ
アキ「エネルギー消費。あの夜明けがG-ルシファーの……？」
ミッコ「あの紫ガンダムも化け物だな」
ユージン『ｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｯるか！悪い、光に巻き込まれたら、繭にくるまれてそのまま動かねえ！んで、戦車もだ』
オルガ『十分だユージン、MVPはお前のもんだぜ！！』
ユージン『ああ嫌だよ繭が……俺のコックにいいひいいいいいい！！嫌ァァァァァァ！！』
オルガ（何が起きてんだ……）
ケイ『メガビームでフラッグ車を焼きなさい！ベルリ生徒ッ！！』
ベルリ『おうさっ！』
ﾄﾞｷﾞｭﾝｯ！ﾄﾞｷﾞｭﾝｯ！ﾄﾞｷﾞｭｳｳｩﾝｯ！！
オルガ「へ、こっちはもう森ン中よ！」
オルガ『突撃だ！バルバトスに道を開かせろォ！』
ﾜｰ
ﾜｰ
三日月（なんかいる）
アリサ「撃ちなさいよっ！スチュアート砲だって、モビルスーツを落とせるのよォ！！」
三日月「邪魔」ﾊﾞｷｨｯ
アリサ「たかしいいいいぃぃぃぃッ！！」ﾎﾟｽｯ
『サンダース付属、M3軽戦車一番走行不能！』
アリサ「本気やってんだぞ！！ちくしょう！！」
ナオミ「真正面から……ﾁｯ」ﾄﾞｫﾝｯ！
『継続高校BT-7一番、走行不能！』
ミカ「ファイアフライが狙うか。だが、勢いは止まらない」
三日月「何出てきてるんだ？ま、いいや」
ケイ（いつもの癖がしまってしまった……！！）
ベルリ『ケイさん下がれえええええっ！！』ﾄﾞｷﾞｭﾝｯ！ﾄﾞｷﾞｭﾝｯ！ﾄﾞｷﾞｭｳｳｩﾝｯ！！
三日月「ちぃ……！」ﾊﾞﾁｨｯ！
ケイ『ベル！！』
三日月「当たってるんだよ、バルバトス。ラミネートが剥がれて次はないんだからもっとよこせよ……！！」
ベルリ『回転対戦車サーベル！！』ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙｯ！！
（コマのように回転するアサルトパックのサーベルを、バルバトスがブリッジで躱す瞬間で富野特有の背景と止め絵になる）
ベルリ「ブリッジでかわすう！？」
（レンチメイスがアサルトパックのミサイルコンテナを捕まえる）
ベルリ「うわあ、アサルトパージッ！」ﾊﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｯ！！
ベルリ（反応が早くなって……それに、あのメイスが嫌だ）
ケイ『ベル！丸太を掴むのよっ！！』
ベルリ『丸太ぁ！？そうかっ！』
（サーベルを抜いてから、滑るように出てきた方向に戻るG-セルフ）
ベルリ「挟めてえ、取るッ！！」
ｶﾞﾝ！ﾊﾞﾁﾞｨｯ！！
三日月（レンチ部分に、あいつが倒した樹を挟めて固定された……！？）
ベルリ『やりましたよお！』
ケイ『Hellyeah！！』ｸﾞｯ
三日月（重りをサーベルで落とされたらもうメイスじゃない。刀で……）
ベルリ（向こうは最後の武器だけど、こっちももうサーベルくらいしか……ライフルをトリッキーにつけておくんじゃなかった！）
ベルリ（でも、近接戦闘には隠し玉がある！こっちから……動く！）ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙ！
ベルリ（避けたすれ違いざまに、斬りつけてくる。待ってた！）ﾋﾟｶｧｯ……
ﾊﾞｼｭｳｳｩｯ！！
三日月「う゛わ……っ゛！」ﾊﾞｯ
ベルリ「トリッキーじゃなくても、フラッシュは屋敷マシンに効くだろおっ！！」
三日月（操縦桿から手が……！なんで両眼を抑えた）ﾊﾞﾁﾞｨｯ……！
（しゃがみこんだG-セルフが、上に向かってバルバトスを二本のサーベルで観音開きのように両断する）
ベルリ「なにいいバッテリー切れ！？なんで！落ちるうううっ！！」
（サッカー選手のゴールパフォーマンスのように上体を逸らしつつサーベルを両手に持ち地面を滑るG-セルフ）
参考画像：http://i.imgur.com/DSODB7q.jpg
（バルバトスの上半身が地面に落ちると同時にアイカメラが消える。G-セルフは上を見上げている）
『継続高校、ガンダム・バルバトスは損傷甚大により、サンダース付属、G-セルフはエネルギー消費により行動不能！』
三日月「…………負けた」
・
・
ミカ「ああ、負けたね」
ビスケット「数はいかんともしがたいもんな……」
オルガ「継続高校機甲道チーム・鉄華団結成から初めての負けか」
ミカ「思えば一度も負けたことはなかったのか……辛酸を舐める、とはこういうことか」
ミカ「また一つ戦車道から学んでしまった」ﾎﾟﾛﾛﾝ
オルガ「……次は勝ちてえな」
ミカ「もちろんだとも。次に戦うときは今よりもっと粋がっている君を見せておくれよ、オルガ・イツカ」
ケイ「こら、もっと行儀よくなさい！」
オルガ「そこの奴が前角のパイロットだよな。話がある奴がいるんだ」
ベルリ「話い？あっ」
三日月「…………」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
ベルリ（こ、殺されるうぅ！？）
ベルリ「え？」
三日月「またよろしく」
ベルリ「ええ？あーはい。こちらこそ！」
ベルリ「ああ、悪魔ガンダムの人かあ！強かったです！」
三日月「…………」ｷﾞｭｯ
ベルリ「いっだだだだいっ！！」
ラライア「調子に乗るから怒らせるんでしょう」
オルガ（バルバトスが、負けちまうんだもんなァ……）
・
・
三日月「オルガ」
オルガ「あん？」
三日月「次会ってあいつに勝つために、俺は何をしたらいい？次はどうすればいい？」
三日月「その為なら、俺はなんだってやるよ」
オルガ「……おう、考えてやる。俺のためじゃねえお前の為に強くなれ。ミカ」
三日月「俺のため、か」
http://i.imgur.com/YpJdTNi.png
完！
まるで独裁者にでもなったつもりではないか！！
つまりバルバトスは眩しくて顔を抑えた体勢のまま上半身を切り離されました
クンタラマスク見えてんぞ
ここほんと絵面が完璧に思い浮かんで草しか生えない
バルバトスにはニンジャソウルが入っている……？
Gの影忍＝サンの大気圏突入奥義イヅナ落としリスペクトもしてるしバルバトス＝サンとミカヅキ＝サンはほとんどニンジャ
屋敷マシンが完全に富野だった
富野ワールドと化した戦場に草ぼうぼうや！
https://www.youtube.com/watch?v=_rbaOw6822I
ロラン「ぼくとホワイトドールは戦った。千代美お嬢さんが名乗るアンチョビ、ドゥーチェのために」
ロラン「だけど、ある日様子がおかしい。それは、月光蝶に呼ばれてしまったからだ」
ロラン「次回∀ガンダム『月光蝶の吹雪』」
ロラン「新スレッドで、∀の風が吹く」
覆面キャラが集まってきてる黒森峰かな？