■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■
【SS】もう五十鈴寝ると
-
大晦日 時刻:一八〇〇
〜提督執務室〜
♪パッパパッパパッパパッパパパパパパパパーン
(終業ラッパ)
提督「終わった……」ガクッ
五十鈴「はい、一年お疲れ様でした」
提督「よっしゃ正月休みだー!飲むぞ遊ぶぞ寝るぞ!」
五十鈴「何もなければ、ね。深海棲艦にもお正月があればいいんだけど」
提督「だなー。港湾哨戒とオリョクルはシフト組んで回すし大丈夫だとは思うが」
五十鈴「むしろ今年は平和な方ね」
提督「よし、先に帰るわ」
五十鈴「ちょっと待って」
提督「ん?どうした?」
五十鈴「もう買い出し済ませちゃったし……その、たまには一緒に帰らない?」
提督「……そっか」ニヤニヤ
五十鈴「な、何よ?イヤなの?」
提督「いや別に、じゃ帰るか!」パッ
五十鈴「待って、手は恥ずかし……ちょっと、ちょっと待ってってばー!」
-
もう仕事納めとかホワイト鎮守府ですねぇ
-
〜鎮守府別館 ・提督居室〜
提督「なあ五十鈴、まだ怒ってんのか?」
五十鈴「全く……公私混同よ……駆逐艦たちに見られたし……」ブツブツ
提督「悪かったって、調子乗りすぎた。ほれ、あーん」ミカンヒョイ
五十鈴「……ん」ハムッ
五十鈴「……甘い」
提督「だろ?機嫌が直ったらそば茹でてくれよな〜」
五十鈴「んもう、わかったわよ」スタッ
提督「俺正月特番の録画予約しとくから」
-
華さんじゃないのか・・・(困惑)
-
も始
五十鈴の話題あまり見かけないからうれしい
-
十五分後
五十鈴「おまたせ、出来たわよ」ゴトン
提督「おーサンキュー、……あ〜これこれ、いい匂いだわ〜」
五十鈴「暖かいうちに食べましょ」
提督「そうだな、いただきます」ズズズ
五十鈴「…ふー」チュルル
提督「うん、おいしい!」
五十鈴「茹で具合もバッチリね」
提督「あ“ー、今年一年頑張ってきてよかった」
五十鈴「なんかオジサンみたい」クスクス
提督「む、なんだとぉ?」
五十鈴「だって、何よその声」
提督「染みたんだよ。五臓六腑ってやつに。……それに、五十鈴と初めて二人で正月か、と思ってな」
五十鈴「な、何急に変なこと言ってんのよ」カァァ
-
提督「……と、そろそろ紅白始まるな。リモコン取って」
五十鈴「あなたの方に落ちてるじゃない」
提督「ほんとだ。どれ、うーん……届かない」
五十鈴「無精しないでコタツから出なさいよ」
提督「やだ、寒いし。うーん、ぬーーーん………っと、取れたっ!」ブゥッ!
提督「あっ」
五十鈴「……サイテー」ジトメ
提督「ごめんごめん体をよじったらつい--」
??「ゲホッゲホッ!くさい!くさいですって!」バッ
五十鈴「きゃっ!?」
提督「ぬわっ!!誰だお前!?」
-
長良型はえっちすぎる
-
呂500「♪まがったーことがだいきらい〜、はーらーだろーちゃんですっ!」ビシッ
五十鈴「相変わらずよくわかんないセンスね…」
提督「なんだろーちゃんか、びっくりさせやがって……もう戻ってきてたのか」
呂500「さっきオリョール納めしてきたって」
提督「そうかお疲れ様。……いつも思ってたんだが何時の間にコタツに潜ってるんだ?」
呂500「え?潜水艦寮とこのコタツの下がトンネルで繋がってるんですって」
提督「ファッ!?………ほんとだ、なんかフタが出来てる!なんでこんなものを」
呂500「でっちが『いつか寝込みを襲って殺す』って言ってたって」
提督「今すぐ塞がなきゃ…」
キュルルルルルゥ
提督「……ん?」
呂500「……えへへぇ、ろーちゃんちょっとおなか空いたって」
五十鈴「今年一年お疲れさま。ろーちゃんの分もお蕎麦作ってあげるから待ってて」
呂500「ほんとぉ?お・そ・ば、おそばですって!ありがとうですって!」
-
十分後
呂500「おそばおいしいって!」
五十鈴「ふふ、でしょ?」
提督「まあドイツには無いタイプの食べ物だよな……五十鈴、おかわり!」
五十鈴「もう無いわよ」
提督「えー」
五十鈴「まだ今から色々出すから我慢しなさい」
呂500「提督、これがこーはく?」
提督「そう。紅白歌合戦。日本の大晦日の風物詩だな」
五十鈴「最近は惰性で観てる感あるけどね」
提督「まあでもこれ流してないと大晦日の気分が出ないしな」
呂500「かわいい女の子がいっぱい踊ってるって」
-
>呂500「でっちが『いつか寝込みを襲って殺す』って言ってたって」
良い度胸だゴゴゴゴーレム君!君には年越しオリョクルをくれてやる!
-
〜
五十鈴「今夜はお刺身と間宮さんのオードブルよ」
提督「うわ、すげえ豪華」
呂500「おーどぶるー、がるるー」
五十鈴「ほんとはちゃんと作りたかったんだけどね」
提督「仕事だったししゃーない」
五十鈴「熱燗でよかったわよね?」
提督「お!流石わかってるじゃないか!五十鈴愛してる!」
五十鈴「や、やめなさいよろーちゃんの前で…」
提督「んん〜、寒ブリの刺身と日本酒が合うこと合うこと……ほれ、五十鈴にも注いでやるから」
五十鈴「あら、気が利くようになったじゃない………あー、美味しいわ」ホワーン
呂500「あつかん、ろーちゃんもほしいって」
提督「あと10年したらな」
-
五十鈴「……よいしょっと」スタッ
提督「ん、どこ行くんだ?」
五十鈴「キッチンよ。お雑煮仕込んでるの」
提督「お雑煮!待ってました……早く食べようぜ」
五十鈴「は?ダメよ。お雑煮はお正月の朝に食べるものなんだから」
提督「え?俺の地元だと大晦日から食べてたぞ?」
五十鈴「え、何それ、あなたの家がせっかちなんじゃないの?」
提督「いやいやほんとだって」
呂500「にほんの文化、にほんの中でも違って面白いって」
五十鈴「ドイツも地域で全然違うわよね、そういうところは似てるのかしら」
提督「とにかくもう待ちきれないよ!早く出してくれ!」
五十鈴「もー……わかったわ。後は具を少しとお餅入れるだけだから」
-
〜数十分後〜
五十鈴「おまたせ、五十鈴特製お雑煮よ」
http://imgur.com/rUuOcKo.png
提督「待ってました!」パチパチ
呂500「よ!だいそうとう!」パチパチ
五十鈴「誰が総統よ……とにかく、こっちも冷めないうちにどうぞ」
提督「いただきまーす!……ん、これは、赤味噌か?」
呂500「大きい貝が入ってるって!」
提督「これは……ハマグリ?」
五十鈴「私の地元の伊勢地方はハマグリを入れるの。赤味噌なのは名古屋に近いからね。西の方だと白味噌や醤油だったりするらしいけど。お餅も東西で角もちと丸もちに分かれてるんですって」
提督「はえ〜、同じ料理でも場所が変われば全然違うんだな」
呂500「おもち、にゅい〜〜ん……ぱくっ!」
提督「おいおい、そんな食べ方してると」
呂500「ん!?けほっ、ごほっ!ごほっ!のどに詰まったですって!」
五十鈴「お餅は焦らず細かく噛みきって食べないとダメよ」トントン
-
〜〜
\アーイサレタイネ!キットミスゴシタ〜/
呂500「この白塗りの人面白いって!」
提督「もはや恒例となってきたな」
五十鈴「は〜、やっと人心地ついたわ」
提督「お疲れさま、ほれ、みかん作っといたから!」ポイ
五十鈴「あなたねぇ、こねくり回したみかんを人にあげるのやめなさいよ」
提督「ばかやろー、みかんはな、刺激を与えると甘くなるんだぞ!科学的根拠があるんだぞ!」
五十鈴「あなたはやりすぎなのよ……返すわ」ポイ
提督「食べてみろって!」ポイ
五十鈴「自分で剥くわよ!」ポイ
提督「提督謹製みかんが食えぬと申すか」ポイー!
五十鈴「要ら--」ボコッ
提督「あ、ごめん」
呂500「がんめんセーフ!ですって」
五十鈴「……いやアウトね。そこに直りなさい」
提督「す、すいませんでした……」
呂500「けんかするほど仲がいいって」
-
〜〜
呂500「いすずの膝気持ちいいって…」ウトッ
五十鈴「あら、眠たくなってきた?」
提督「潜水艦寮に送るか?」
五十鈴「今夜は隣の部屋で休ませていいんじゃない?」
提督「外寒いしな」
五十鈴「……よしよし」ナデナデ
呂500「スピー…」スヤスヤ
五十鈴「あらあら、寝入っちゃった」
提督「まあ今日もオリョール50回は回ったしな」
五十鈴「ふふふ……それにしても、静かないい大晦日ね」
提督「ああ、日頃の忙しさが嘘みたいだ」
五十鈴「私も寝ちゃおうかしら」ゴロン
提督「俺の膝なんて固くて寝れないだろ」
五十鈴「あら?意外と具合がいいわよ?」ゴロゴロ
提督「お前なあ--」
ドンドンドン
「こんばんわー!提督くんいますかー!!」
-
提督「こ、この声は……」ビクッ
五十鈴「もしかして…!」トビオキッ
「提督ー!忘年会に来てやったわよー!開けなさーい!」
「ヒャッハー!そこにいるのはわかってんだぞー、てーいーとーくー!返事しないなら力ずくで開けちゃうぞー!」
「そうだぞー」
「やっちゃう?」
「その為の彗星?あとその為の流星……?」
「酒!暴力!」
「エセックス!!」
「エセックス……ウッアタマガ……」
提督「我が鎮守府最強最悪のグループ、『軽空母の会』…!」カタカタ
-
五十鈴「しかも完全に出来上がってるわ。鳳翔さんのとこで飲んできたのね……どうする?」
提督「総員待避!五十鈴、ろーちゃんを連れて寝室へ!俺はバリケードを作る!」
五十鈴「わかったわ!」
提督「五十鈴、鍵は閉めてるだろうな?」
五十鈴「鍵?……最後に入ったのはあなたじゃなかったっけ?」
提督「……あっ」
ガチャ
「お、開いてんじゃ〜ん!」
-
提督「しまった--」サーッ
隼鷹「提督ー!邪魔するよ〜」
祥鳳「あら〜あったかい部屋ね〜」
千歳「こんばんは提督、五十鈴さん、ちゃんと飲んでるー?」
瑞鳳「飲んでるぅー?」
五十鈴「こんばんは……」
提督「酒くせえ……」
隼鷹「私たちさぁ〜、そういえばちゃんと提督に一年の労を労ってないな〜と思ってさぁ、鳳翔さんとこからいい酒たくさん持ってきたよ、ほらあ」ブンブン
提督「先週の金曜に忘年会しただろ!」
千歳「細かいことはいいからさ、ねえ〜一緒に楽しみましょうよ〜」ドサッ
提督「お、重い!重いし酒くさいからのし掛かってくるなって」
千代田「……あら、今提督さんップ、千歳お姉のこと『おもロロい』って」ギロッ
提督「おいこいつ今にも吐きそうじゃねーかなんで連れてくるんだよ!……五十鈴、ビニール袋!」
五十鈴「わかったわ!」
隼鷹「提督〜、私たちもさぁ、お二人さんの邪魔をいつまでもするほど無粋じゃないだよ?ただやっぱさぁ、一年の最後に提督の顔を拝んどこうと思って寄っただけだって。すぐ帰るからさ、一緒に飲もうよ〜」
提督「そんなこと言って、お前ら朝まで粘るだろ?」
隼鷹「大丈夫へーきへーきすぐ帰るから楽勝だって……30分でぇ、5本!」
提督「それめっちゃハイペースじゃねーか!」
千歳「パパパッと飲んで、終わりっ!」
提督「本当に少しだけだぞ?」
-
〜1時間後〜
ワイワイ ヤンノヤンノ
提督「ダメじゃねーか!」
隼鷹「まあまあ〜あと十分したら帰るからさ」グイグイ
千歳「あら、グラスが空ですよ?提督さんも飲んのんで」ギュウウ
提督「くっ、両サイドを固めて動けなくするとは卑怯な…」
龍驤「なんでやあああ!!軽巡のくせになんやこのおっぱいはああ!!(血涙)」モミモミ
瑞鳳「そうだぞー!」モミモミ
五十鈴「やめ、やめてくださいー!」
龍驤「改の時は並乳やったやん!ウチは改二になっても一ミリも膨らまんかったのにいい!あれか、提督か!提督に近代化改修されたんか!揉みしだかれて成長したんかオォン?」
祥鳳「軽空母祥鳳、脱ぎまああああす!!」シュバッ
提督「脱ぐなァァ!」
呂500「きゅー……」グルグル
提督「おいろーちゃんに酒飲ませたやつ誰だ出てこい」
隼鷹「おっと提督暴れんな、暴れんなって」
千歳「このグラス空にしてくれたら帰りますから」
提督「二人して挟むな!苦しいって」
千代田「……ちょっと提督ぅ」ヒック
-
千代田「千歳お姉とップ、距離近すぎプじゃないですかあ?」ヒック
提督「お前まだ居たのか!空母寮に帰って寝ろよ!」
千代田「だってぇ、千歳お姉が心配でえ……」
千歳「あらあら、千代田もこっちに来たいのね?もう〜素直じゃないんだから。ほら、こっちにいらっしゃい」ヒキヨセー
提督「おま馬鹿そんな勢いよく--」
ドン
千代田「オロロロロロロロロロ」ドバァ
提督「ぎゃああああああああ!!」
千歳「まあ」
提督「まあ、じゃねえよ!誰かー!バケツとティッシュー!!」
瑞鳳「今行きますよぉ……きゃあ!」ズルッ
提督「うぉっ!?大丈夫か?」
瑞鳳「いたたたた……うわ提督くさオボロロロロロ」ビチャ
提督「便乗ゲロおおおお!!」
隼鷹「もう全身ゲロまみれだな」ケラケラ
提督「笑い事じゃねーよ!」
千歳「はいはい今拭きますから--」
バァーン��
提督「こ、今度は何だ?」
-
金剛「テートクぅー!!」ガバッ
提督「げぇっ!?金剛!」
金剛「やっぱり私諦めきれないネー!2号サンでも良いからmarriageを--うわなんかくさっ」
提督「うっせーよ!というかお前も酒のにおいすごいぞ」
榛名「……すいません、急に押し掛けてしまって」
提督「榛名!榛名じゃないか!早く助けてくれ!」
榛名「はい、榛名お手伝いします!……それと提督、榛名もお話があるんですが」
提督「何だ?」
榛名「その……お腹の中の子のことなんですけど……」サスサス
提督「ファッ!?」
五十鈴「ちょっとあなた、どういうこと?」ギロッ
金剛「テートク、私というものがありながら……」
提督「いやお前も違うからな?というか全く身に覚えが無いです」
榛名「認知さえしていただければおめかけでも、榛名は大丈夫です!」
提督「僕が大丈夫じゃないです!」
隼鷹「お、高そうなワインあるじゃん」
千歳「このウイスキーも買うと高いわよ」
提督「お前らは酒棚を漁るなああああ!!ああもぉぉぉ誰か助けてくれええええええ!」
/デデン!\
-
これはひどい(褒め言葉)
-
♪チャチャチャチャチャチャチャチャッチャーチャチャチャ〜
五十鈴「この前奏は、もしかして…!」
ガガガ ウィーン……
提督「あ!天井が開いてなんかステージが下りてきた!」
駆逐艦娘たち「「わー!!」」ドドド
提督「なんだお前ら!?」
五十鈴「ちょっと押さないで!部屋に入りきらないわ!」
千歳「あれは……加賀さん!?」
隼鷹「よ!真打ち!待ってました!」
五十鈴「すごい衣装……」
ガチャ
青葉「飛沫く白浪 猛る風 万里の波濤を乗り越えて この場所だけは譲れない 愛する貴方のその隣……鎮守府紅白歌合戦、紅組大トリはもちろんこの人!歌っていただきましょう!石加賀さゆりさんで、『加賀岬』」
加賀「……スゥ」
-
霧島助けて!
-
流れ変わったな
-
〜時刻:二三四〇・提督居室〜
元帥「♪ああ^〜〜〜祭りだ祭りだ祭りだ」
艦娘一同「「「はいはい!」」」」
元帥「♪大漁祭り〜」
提督「あ、やっぱり音楽は世界の架け橋なんやなって」ウルッ
五十鈴「この歌を深海棲艦も聴けばみんな分かり合えるのにね」グスッ
青葉「土方元帥、素晴らしい歌をありがとうございました!これにて鎮守府紅白歌合戦、お別れのお時間……と言いたいところですが、本日はスペシャルゲストォ……」
提督「お、誰だ誰だ?」
青葉「ミスターYou The Rock★!んぁ!」
提督「うおおー!!マジかよ!」パチパチパチ
五十鈴「きゃーっ!本物よー!」パチパチ
YTR★「みんな明るい新年に向かってイクゾオオオオオオ!」
青葉「新曲!」
YTR★「ダイハツ感覚!ダイハツ感覚!YOYOYOYO!」
青葉「RJRJ…」
\ワァァァァァアア!/
……
-
〜元旦 時刻:〇一〇〇〜
鎮守府別館玄関
ワイワイ ガヤガヤ
隼鷹「じゃあな提督!今年もよろしくな!」
提督「おう、帰り転ばないように気を付けろよ〜」
大鯨「じゃあ提督、私も帰りますね」
提督「今日はいいけど、これから潜水艦寮の管理はしっかり頼んだぞ」
呂500「スピー…ムニャムニャ…」スヤスヤ
大鯨「はい!お任せください」
金剛「ぅー、テイトク……私まだ諦めてないからネ……」
提督「おう戦勲次第じゃ考えといてやるよ」
金剛「言いましたネ?忘れたらNOだからネ?それじゃテイトク、イスズ、ハッピーニューイヤー!」
-
元帥「……にいちゃん、ええ艦娘たちに恵まれとるやないか」
提督「元帥!この度はわざわざこんな僻地の鎮守府まで御足労いただき、誠に--」ビシッ
元帥「あー、ええんやええんや。むしろ楽しませてもらったのはこっちやからな。……ほれ、お年玉や」ドサッ
提督「へぇ!?こ、こんな分厚い封筒……受け取れませんよ!」
元帥「何もにいちゃんだけにやったんやないわ。それで艦娘たちにええもん食わせたれ。あと、そのべっぴんな嫁さんにもな」
五十鈴「べ、べっ……」カァァ
提督「心遣い痛み入ります……これからも艦隊勤務に邁進いたします!」ビシッ
元帥「おう、にいちゃんという人間にもわしは興味出てきたわ。今度一緒に飲もうや。岡山の県北で会えるなら最高や。まあ呉鎮までなら行けるで。じゃあな」
提督「はい!お気を付けて!」
-
〜提督居室〜
提督「はあ〜、疲れた……」
五十鈴「賑やかな年越しだったわね」
提督「ああ……楽しかったけど新年早々疲れ果てたわ……元帥まで突然やって来るし」
五十鈴「穏やかな大晦日ってウチには無いものね」
提督「五十鈴、ごめんな?」
五十鈴「え?何がよ」
提督「ほんとは二人きりで年越ししたいと思ってたんじゃないかと」
五十鈴「バカね、そんなことないわ!……いや、まあ確かにそうなったらいいなとちょっと思ってたけど、最初からこうなるって分かってたし。それに……」
提督「それに?」
五十鈴「……こんなにみんなに慕われてる提督を独り占めにしちゃったら、それこそバチ当たりじゃない?」ニコッ
提督「……五十鈴」ガバッ
-
五十鈴「きゃっ……んむ!?」
提督「ん……」
五十鈴「んあっ……ん……」
提督「…………ぷはっ……なぁ五十鈴。さっそくだけど、姫初めといかないか?」
-
元帥の嫁艦は曙ですね、間違いない・・・
-
俺はそう言うと再び五十鈴の唇を塞いだ。最初はついばむように、徐々に深く、深く舌を差し込んだ。
「やぁっ、お酒、お酒飲んでるから……」
言葉通り、舌に感じる唾液の味には五十鈴特有の甘さのほか、ほんのりアルコールが香っていた。俺がいやいやをする五十鈴に構わずそれを吸い込み、前歯の裏に舌を這わせてやると、五十鈴の身体が小さく震えた。
「もう……」
その呟きからは不満と諦め、そして期待感が聞いて取れた。瞳は潤み、息はなまめかしく、上気した頬は酒ばかりのためではないだろう。
「五十鈴……五十鈴……」
何度も囁きながら上着を脱がし、その柔肌に舌を落とすと今度はビクゥンと、明らかな反応を見せた。それが嬉しくて俺は鎖骨の滑らかな窪み、谷間からお腹にかけての美しい正中線をゆっくり、ゆっくりなぞる。五十鈴はもはや色っぽい吐息を出すのみだ。
そのうちに愛撫がその臍まで至った時、突然好奇心と悪戯心が俺の頭をもたげた。
「……えい」
そしてその衝動に従うまま、五十鈴の臍の中を思いきり、もうぐちゃぐちゃに舐め回してやった。
「ひゃああっ!?」
五十鈴の肉体が激しく波打ち、脚が痙攣したかのようにピクピク跳ねる。負けじとさらに舌を大きく踊らせると、ついに一声、嬌声が漏れた。するともう堰を切って喘ぎ始めたので、俺も潮の味がしなくなるまで、存分に五十鈴の臍をなぶった。
「はぁ……はぁ……」
流石に舌の筋肉に限界が来て、五十鈴の臍から顔を放し、しばらく息を整えた。真冬の正月だが、下の畳は二人の汗でじっとりと湿っている。ふと五十鈴を見ると、厳しい目付きでこっちを睨んでいる。やりすぎた、怒られる、と思って俺が身をすくめたその瞬間。
五十鈴が跳ね起きて、思いきり俺の唇に吸い付いてきた。
「んんっ……」
実際は一分くらいだろうか。何時間にも感じる密接な交接の後、ようやく唇が離れた時には二人とも窒息寸前で息絶え絶えであった。
「自分で……外すから」
消え入るように五十鈴が言う。ゆっくりと手をかけ、その豊かなバストが詰まったブラのホックをつまむと、それを外した。
-
バハシャー兄貴もエロとか描くんですねぇ(ゲス顔)
-
http://imgur.com/6zWzw9W.jpg
-
??「長良ちゃんや夕張ちゃんだけでなく、五十鈴ちゃんにまで・・・」
-
は?(威圧)
-
ファッキューネッコ(F5連打)
-
〜翌朝 時刻〇九〇〇〜
提督居室
提督「ファ〜ア……おはよう、五十鈴」
五十鈴「おはよう。遅かったわね?」
提督「精魂尽き果てたわ……初日の出見れなかったし」
五十鈴「あら?これまで一度だって見れたことあったかしら?」
提督「……ないです」
五十鈴「それよりねえ……他に何か言うことないの?」
提督「……おお、すげえ」
五十鈴「何よそれ。すっっごく時間かかったんだからね。ちゃんと誉めなさい」
提督「……うん、すっげえ似合ってる。目が覚めた」
五十鈴「まだ言葉が足りない気がするけど……よろしい!さ、早く初詣に行くわよ!」
提督「……お前が一番だよ、五十鈴」
五十鈴「……んもう!……ほら早く着替えて着替えてっ!」ギュッ
提督「ちょっ、おまっ、手を引っ張るのはやめろって……おおっ!?」
五十鈴「……うふふっ」
艦!
-
オツシャス!
唐突な糞親父やYTR★で草生やしてたらいつの間にか濃厚なエロ展開になってた
何を言ってry
-
五十鈴の魅力が凝縮された素晴らしいSS +1145141919810893364364点
-
>>21の文字化けは「!!」です
-
556名前:訴える名無しさん。[]投稿日:2016/01/06(日)00:17:36.52ID:KONDODSK
去年の鎮守府紅白歌合戦でユウちゃん久々に見たけど、顔はまだ全然いけるしピッカピカの新しいのブリンブリンぶら下げて卸したてのヴィトンのタオル腰に付けてなんかまだまだ金ある様子なのが若々しかった
あの人新しいチェーンも余裕で買えるぐらい活躍してるんだよな
557名前:訴える名無しさん。[]投稿日:2016/01/06(日)00:23:15.40ID:KONDODSK
んで「帰ってきたぜ」的な感じでステージに現れたら、艦娘たちが「イグゾオオオオオオオオオオオオオ」みたいになってた
-
いいSSやこれは…
-
>>43
優しい世界
-
お雑煮は元旦からが主流とは知らなかった
うちもそば共々大晦日に食ってたわ
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■