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【安価】京太郎「部長に悪戯する」
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誠「えっ」
京太郎「部長に悪戯するって言ってんだよ」
誠「ぶ、部長ってあの学生議会長の竹井先輩だよな?」
京太郎「おうよ、いっつもいっつも雑用ばっかやらされてよ、まあ嫌じゃないんだけどさ」
誠「あっ、嫌じゃねえのか。じゃあやらなきゃいいんじゃ……」
京太郎「でもな、このまま軽い扱いされて、麻雀も出来ずにのうのうと3年間過ごすつもりも無いわけだ」
誠「だったら、それこそネト麻…だっけか。それで練習して強くなりゃ注目されるだろ」
京太郎「馬鹿野郎ッ!!」バキィッ
誠「おふぉっ…痛ッ!何しやがるんだこのッ!!」
京太郎「……してるさ」
誠「えっ?」
京太郎「ネト麻で日々特訓しまくってこの体たらくなんだよ!!!」
誠「え、あ、そ、…そうなんだ」
京太郎「もう、この状況を打開するには部長を何とかするしかねぇ……」
誠「(そうかなぁ)」
京太郎「ということで、俺は何をしたらいいと思う?」
誠「そうさなぁ…>>5とかいいんじゃないか?」
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ロッカー
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ロッカー
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スカートめくり
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部長名義のラブレターをタコスに送る
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よっしゃ部長スレや!
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誠「竹井さん名義のラブレターを片岡さんに送るとか?」
京太郎「はぁ…?」
誠「な、なんだよ。殴るなよ?」
京太郎「……まあ、いいか。ラブレターか、じゃあ書く内容決めなきゃな」
誠「うん」
京太郎「うーん、じゃあ…7行くらいにまとめて手紙をしたためるか」
誠「おっ、じゃあ協力するぜ」
片岡優希さんへ
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2行目 >>12
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4行目 >>14
5行目 >>15
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7行目 >>17
あなたを愛する竹井久より
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ksk
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お前を犯す
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ksk
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Do you like watching me?
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京ちゃんレイプ!野獣と化した和
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アナタガ、好キデス!
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ハンバーーーーーーーーーグ!
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知ってる?青いサファイアは赤いルビーと同じ素材の宝石なのよ
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泣け叫べそして死ねえ!!
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みつを
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なんだこの怪文書…
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なにこれ
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暗号かな?
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片岡優希さんへ
Do you like watching me?
京ちゃんレイプ!野獣と化した和
アナタガ、好キデス!
ハンバーーーーーーーーーグ!
知ってる?青いサファイアは赤いルビーと同じ素材の宝石なのよ
泣け叫べそして死ねえ!!
みつを
貴女を愛する竹井久より
誠「お前の言ったとおり書いたけどさ、何なのこれ?」
京太郎「俺にも分からん」
誠「大丈夫かお前、さっきから言動おかしいぞ?」
京太郎「ああ、正常な、はず……だけど。それにしてもお前えげつないな、筆跡が部長と一緒じゃねえか」
誠「へへっ、数ある俺の特技の一つだ。感謝しやがれ?」
京太郎「おう、サンキュな。この件が成功に終わったら昼飯奢るよ」
誠「おっ、そりゃありがたい。楽しみにしとくぜ」
〜〜〜
京太郎「さぁて、と…。どのタイミングで優希に渡すべきか」
京太郎「やっぱり靴箱か?それとも……、ちょっと考えてみるか」
京太郎「うん、そうだな。見つからない時間帯に>>25に入れとこう」
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アナル
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口の中
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机の中
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部長のタイツの中
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部長の後ろの穴
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靴底
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タイツに包んで渡すのか(困惑)
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京太郎「部長のタイツの中か…、それだな!我ながら妙案じゃないかっ!」
〜〜〜〜
京太郎「んん?だが、部長のタイツにどうやって入れよう……」
久「あれ?須賀くんじゃない」
京太郎「あっ、ぶ、部長じゃないっすかー、奇遇っすねぇ〜」
久「奇遇も何も校舎内の廊下なら誰でも会うんじゃないい、変な須賀くんね」
京太郎「それもそうですねぇ」
久「ところで、今背中に隠した何かは、何かしら?」
京太郎「えーっと、そのぉ、これは……ですね」
久「なぁに?言わないと後でひどいわよ?」
京太郎「あはは…、でもこれは、まずいやつで…」
久「……なぁんちゃって」
京太郎「へ?」
久「須賀くんにもプライベートはあるものね。ちょっと悪戯しちゃった。ごめんね」
悪戯っぽい可愛らしい表情から舌を覗かせる。
――してやられた。だが、不思議とその表情に惹かれるようなものがあり――
久「須賀くん?おーい、須賀くん」
京太郎「あ、はい」
あろうことか見惚れてしまっていた。我を取り戻すと、
意思の弱い自分を戒めながら、久に悟られないように手紙をポケットに隠した。
久「私、次の時間体育だから、ちょっと急ぐわね。それじゃ」
急ぎ足でかけていった。
もしかして、自分とじゃれあうためだけに時間を使っていたのか……?
京太郎「(いいや、そんなこと関係ねぇ!俺は部長に悪戯するんだッ!)」
京太郎「まてよ?部長は体育って行ってたよな」
-
タコスの部長を見る目がヤバイ
-
体育が終わる十数分前、女子はシャワー室に入る。
思春期特有の滾るリビドーの使い先を、女子行動パターン分析に多分に割いていた京太郎は、
久がいつシャワー室に入るか大方の予想がついていた。
京太郎「(だったら、次の授業はサボる必要があるな……)」
授業の始まりを知らせる鐘の音が鳴った。
京太郎「(よし、今からおよそ35分後…、それが勝負のときだ)」
――35分後――
〜〜シャワー室前のロッカールーム〜〜
京太郎「おじゃましまーす……」
京太郎「えーっと、部長のロッカーは」
辺りを見回す。『竹井久』と書かれたロッカーは思ったよりもはやく見つかった。
恐る恐る近づき、取っ手を引く。キィィ、という音を立てて、ロッカーが広がった。
体育の後特有の汗の匂いや、それと甘い匂い―竹井久、という女性固有の体臭、とでもいうのだろうか―
が鼻腔をくすぐり、少々の興奮を覚えてしまう。
京太郎「い、いかんいかんっ。えーっと…部長のタイツ、タイツはどこだ」
魅惑的な、生暖かい布たちを掻き分ける。久の制服、ショーツ、ブラ。全てを手にとって、更に下をまさぐっていく。
なんだかとても背徳かつ禁忌的なことをしているようで、ある種の高揚感と今すぐ退散したいという葛藤が手の動きを早くさせた。
京太郎「……見つけた」
仄かな体温を残した久のタイツを見つけた。これが、いつも久の生足を包んでいる、あの……。
妄想を繰り広げつつ、可愛らしい便箋にハートマークのシールをつけたラブレターをタイツの中に忍ばせた。
ふと、シャワー室の向こう側から話声が聞こえた。
京太郎「ヤバっ、部長、いや…女子たちが…ッ!」
久のロッカーを急ぎ、閉めると、手に暖かな感触を思い出しつつ、足早にロッカールームから退散した。
-
京太郎「つ、つい部長のタイツ持ってきちゃったけど……どうしよう」
誠「どうしようじゃねえよ。お前、それ変態だぞ?ちょっと引くわ…」
京太郎「ち、ちがわいっ!つ、つい手がコイツから離れなかっただけで」
誠「はぁ……、とりあえずさ。どうでもいいから、靴箱にでもラブレター入れて来いよ」
京太郎「あっ、やっぱりそれがベストだっけか」
誠「お前、ほんと大丈夫か?」
京太郎「す、すまん。じゃあ、ちょっくら行ってくるわ」
誠「忙しいな、お前……。いってら、誰にも見つかんなよ」
京太郎「おうよ」
〜〜〜〜
京太郎「優希の靴箱は、ここだったよな」
京太郎「……ええいままよ!!」
タイツごと優希の靴箱に投げ込み、走って教室へ戻った。
京太郎「(ウッヒヒ、今日の部活が楽しみだなァ……)」
-
タイツは持って帰って使えや!
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意味不明すぎて草
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この京ちゃん大丈夫ですかね…
-
放課後、予想したとおり、いつも騒いでいるはずの優希の口数が妙に少なかった。
久は久で何者かにタイツを盗まれた、と恐怖半分、怒り半分の表情でみんなに説明している。
優希「ぶちょーがタイツを持っていないのは当たり前だじょ……」
隣にいる京太郎にしか聞こえない声の大きさで話す。
京太郎「ん?そりゃまたどうして」
優希「ぶちょーがラブレターを私に送ってきたんだが、その……タイツに包まれてあったんだじぇ」
京太郎「嘘だろ……、おい。だとしたら、部長は分かってて……」
優希「そうに違いないじぇ……」
京太郎「マジかよ……」
優希「それにラブレターにしては言葉が支離滅裂で、死ねとか書いてあったりして…」
京太郎「ひっでぇなぁ、おい。部長は優希に何の恨みがあるってんだ」
優希「知らない……けど、部長がそういう気持ちで私と接してたかもしれないって思うと、なんか話辛くて」
京太郎「そりゃあ……そう、だよな。男だったならまだしも――」
久「そこッ!何内緒話してるの?今は部活中よっ」
京太郎「部長……あんた、あんたなぁ、いい加減にしろよ」
優希「い、いいって。きょーたろー、私が我慢しとけばいい話だじぇっ!」
京太郎「いいや、言わせてもらうぜ!>>41」
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京ちゃん酷すぎィ!
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何たる演技力
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ゲスゥイ!
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でもやっぱ優希にも問題あるんじゃねえの?
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みんな踊れー!ダイナモ感覚!
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ひでしね
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ファッ!?
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(頭が)ダメみたいですね…
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俺が犯人んですゆるして
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この京ちゃんにはさすがの咲さんも苦笑い
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京太郎「みんな踊れー!ダイナモ感覚!ダイナモ感覚!YO!YO!YO!YEAH!」
一同「!?!?」
流れてくるBGM、その音楽にノり、歌いながら踊りだす。
唐突な京太郎の変わりように、優希、久、咲、まこ、和。皆が呆然とした顔で
その最高のパフォーマンスを眺める。
京太郎「中居さんありがとう!フラーッシュ!!」
まこ「中居さんって誰じゃ?」
一人は冷静に疑問に思い
久「知らないわよっ、何なのこれぇ!」
一人はパニックに陥り
咲「京ちゃん、どうしちゃったの!ねえ、京ちゃん!!」
一人は狂いだした幼馴染を見て、変わりように驚き
優希「ふ、ぇぇ…京太郎ぉ…きょ、た、ろ、うわあああああんっ!!」
一人は自分のせいで狂ったのかと勘違いして泣き出す始末。
和「す、素晴らしいです。これが、これが音楽!!」
ただ一人、そのパフォーマンスに賞賛と歓喜を露にする少女がいた。
京太郎「ついに…ついに分かってくれる奴が出てきたか」
和「ええ、須賀くん…、いいえ、京太郎くん。あなたのソウルフルな想い、届きました」
京太郎「そうか…和にそう言ってもらえると、…へへっ、俺も嬉しいぜ」
和「一緒に…世界を目指しませんか?」
京太郎「えっ、だって…お前、麻雀は……」
和「いいえ、いいんです。私、分かったんです。ああ、あなたとJ-POPをするために生まれてきたんだと」
京太郎「和……でも、俺は一人で行くよ」
和「連れてって、くれないんですか……?」
京太郎「だって、お前を危険な旅に連れて行きたくねえよ」
和「京太郎、さん……私、私は」
京太郎「だからさ、待っててくれないか?」
和「えっ」
京太郎「俺がいつか世界をとって帰ってきたら、そのときは、俺と結婚してくれ」
和「…………はいっ!」
こうして、須賀京太郎は旅に出た。数年後、全世界に名を轟かせ、世界のスガと呼ばれるようになった彼は
故郷に帰ってくると、約束を果たし、和と結婚し、今では子供も4人ほどいるらしいですよ?
BADEND 1 「世界を獲った男」
最初から >>52
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部長のタイツに精液をかける
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スカートをめくってどんなパンツかを実況
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壁ドン
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ksk
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タイツ下さい!と土下座で叫ぶ
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イカサマをする
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最後唐突すぎて草
安価なら↓
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男子高校生のあるべき姿やね
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ええぞ!ええぞ!
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誠「(へへっ、冗談で言ってやろ)タイツくださいって、土下座してみればいいじゃないか?」
京太郎「!!!妙案じゃないか!お前天才だなぁ!」
誠「ひょっ?」
京太郎「んじゃあちょっくら行ってくらぁ!ありがとなっ!」
誠「行ってしまった……。良かったんだろうか、これで」
〜〜〜学生議会室〜〜〜
京太郎「部長ー!ちょっといいすかー!」
久「なぁに?須賀くん。今ちょっと忙しいのだけど」
京太郎「緊急の用事なんですっ!」
久「そうなの?……困ったわねぇ、どうしようかしら」
一太「行ってあげてください」
久「内木くん?」
一太「大事な用事なんですよね、行ってあげてください。ここは僕がなんとかします」
久「……そう?だったら、お言葉に甘えようかしら」
一太「ええ、そうしてください。(少年、頑張れよ!)」
京太郎に向けてサムズアップする。
京太郎「(内木先輩……分かりました。俺、絶対に部長のタイツ手に入れますからっ!)」
-
BAD ENDなのか(困惑)
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京ちゃん頭おかしい…(小声)
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安価スレじゃなくて普通のSSも読んでみたい
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>>60
普通のはエロSSを数本くらいしか書いたことないので、自信がないです……
久「ふふっ、それにしても須賀くんが私に緊急の用事か。珍しいわね」
京太郎「ええ、部長にしか言えないことなんです」
久「えっ、なになに?……もしかして、告白とか?私も隅におけないわねぇ」
少しうれしそうな顔をしながら一人勝手に盛り上がっている。
京太郎「あ、ちがいます」
久「あ、違うんだ」
京太郎「でも、こう人が多いところだと…、話しにくい話っていうか…」
久「んー?よく分からないけど、若き青少年の悩みってやつ?」
京太郎「まあ、そんなとこです」
久「ふふっ、しょうがないなぁ。お姉さんが特別に相談を受け付けましょう」
久「旧校舎なら誰もいないでしょ?あっちに行きましょ」
京太郎「そうですね、あそこなら人が来ないし、ホントに都合がいい、……ふふっ」
久「??」
――部室――
京太郎「で、結局部室ですか」
久「勝手をしってる場所の方が話しやすいでしょ。さあ、用事って何?」
京太郎「あの、その……こんなこと部長に言っていいか分からなくて、でもそうしたくて……」
久「ふふっ、そんな畏まらなくてもいいわよ。どうしたの?言ってごらんなさいな」
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>>61
ファッ!?
こんだけ書けるんだから安価じゃなくても普通にいけると思うゾ
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京太郎「じゃあ、言います。部長の、部長のォォォ!!」
久「うん、…うん?」
京太郎「部長のタイツくださいっ!お願いしますッッ!!このとおり!!」
床に頭を擦りつけながら叫ぶように懇願する。
久「あ、あなた…私のタイツって」
京太郎「ほしいんです、部長の黒タイツ……」
久「プライドはないの?そんな、土下座なんかして」
京太郎「部長の生足をコーティングしているその黒タイツのためにはプライドなんか殴り捨てますゥ!」
久「えっ、何?悪戯じゃなくて、本気、なの?」
京太郎「はい……、部長のじゃなきゃ嫌なんです」
久「えぇ…、どうしよっ。正直さ、悪い気はしないわよ?私のだから欲しいってのは……」
京太郎「!!だったらッ」
久「でもねぇ、気持ち悪いってのもあるし、……だって、用途っていっても高が知れてるでしょ…?その、なんだっけ……」
京太郎「ダメ、…なんですか?」
久「そうねぇ、>>67をしてくれるなら、あげないこともないわ」
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クンニだよクンニ!クンニしろオラァ!!
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ksk
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犬の真似
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野良犬と交尾
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雄犬か雌犬かが問題だ
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ダメみたいですね…
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安価が鬼畜すぎる
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野良犬(タコス)
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http://i.imz4.com/6AhP.jpg「よろしくたのむで」
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久もダメみたいですね…
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久「野良犬と交尾なさい」
京太郎「え゛っ」
久「そこまで欲しいのなら、できるでしょう?」
京太郎「ちょ、ちょっと待ってくださいよっ、俺、そんなっ」
久「できないんだぁ、せっかくあげようかなって思ってたのになぁ」
京太郎「ぐぅぅ……!!やぁってやりますよ……!!」
久「ふふん♪そぉ?じゃ、早速野良犬を連れてくるわね?」
どんな野良犬? >>79
雄?雌? >>80
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>>72
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ksk
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ボルゾイ
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柴犬
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犬ハサのダックスフント
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http://www.amazon.co.jp/ゴンゾ-京まふ限定-犬とハサミは使いよう%E3%80%80風呂敷「春海和人Ver-」%E3%80%80京都国際マンガ・アニメフェア2013/dp/B00KYPUTT8/ref=sr_1_77?ie=UTF8&qid=1450578974&sr=8-77&keywords=犬とハサミは使いよう
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シーシェパード
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オス
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雄
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咲-Saki-と犬ハサのコラボいいゾ 〜これ
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まさかの犬ハサコラボで草
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実質京ちゃんと春海和人とのホモセックス
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こんなコラボがあるか
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犬ハサ実は知らないのでガバガバになるかもしれないですが、ゆるして
久「さっ、連れてきたわよ」
和人「ハッハッハッハッ(あれっ、ここは、どこだ?)」
京太郎「わっ、可愛い。ダックスじゃないですか。でも、こいつとしろっていうと…」
和人「(何だこいつら、俺、何されるんだ?)」
久「うん、しかもこの子、オスらしいから、必然的にアナルセ○クスになっちゃうわね」
京太郎「えっ」
久「犬とアナルでやるだなんて…、須賀くんも相当のド変態ねぇ」
京太郎「えっ、ちょ、ちょっと待って下さい?雄なんすか?こいつ」
久「ええ」
和人「(マジかこいつらッ!冗談じゃねえよ、話してくれ」
京太郎「う、嘘ですよね?し、しかもこいつ暴れだしたしっ。話分かってるんじゃぁ…」
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ペットのピンチに主人は駆けつけるのだろうか
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犬ハサのドM編集と部長の声が同じという事実
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久「こんな時のために行為用のローションもあるのよ?」
京太郎「こんな時ってどんな時ですかッ!冗談じゃないですよッ!もういいです、帰らせてもらいますから」
部室のドアに手をかける。何度もノブを捻ったが、開く気配は無かった。
―まさか。
そのまさかだった。外側から何者かに鍵を掛けられていて、外に出ることが出来なくなっていた。
辛うじてベランダから外に出たとしても、五体満足とはいえないことは明らかで……。
久「ふふっ、出られると思った?」
京太郎「やらないと、出さないつもりですか……?」
久「うん♪私、見てみたいの。男の子とオスの犬が交尾してるとこ、だから、ね?お願い」
京太郎「(選択肢は…ないってことか)」
久「はい、ローション。好きなだけ使っていいわよ」
京太郎「分かりました。すぐに終わらせましょう……」
諦めた京太郎はローションを受け取るとすぐに学生ズボンを脱ごうとして
久「きゃっ!何してるのよ!」
京太郎「えっ、何って、ナニにローションつけようと」
久「私が見えないところでやってよね。……びっくりするじゃない」
久「いーい?犬に挿れたら呼ぶのよ?」
京太郎「(何だよ今更)はい…分かりました」
-
ほんと今更だよ
-
部室に備え付けてあるベッドの上に座り、カーテンを閉めて、部長は待機した。
布一枚隔てた向こうに久がいる。そう思って無理やり己を鼓舞し、興奮させようとしながら
ローションを垂らす。ひんやりとした感覚に一瞬、身体を跳ねさせるが、それは体温にすぐに順応し、
右手で擦ってみると、潤滑性が遥かに増しているのが確かに分かった。
京太郎「挿れるん、だよな?」
和人「(マジかよ。この兄ちゃん本気だ、やばっ…逃げないとッ!)」
京太郎「待てっ……俺も嫌なんだっ!だけど、こうしないとここから出れないし、部長のタイツも手に入れられねぇ!」
和人「(ぐ、ぅ!なんだ、こいつの力。ハンパじゃねえ!身動きが、あ、ああっ!)」
京太郎「悪いな…、俺のせいだ。許してくれ……」
中途半端に勃起した肉棒を和人のアナルへとゆっくり挿入していく。
京太郎「う、…あ、熱い…。これが雄犬の、アナル……!」
和人「キャンッ!(う、うお、ぁ…あ、ぁぁ…や、やめろぉ…!)」
ローション効果を得た肉棒は、犬の体温が直に伝わるその肛内にズブブブ…とゆっくり埋没していく。
コーティングされたそれが幸いとして、止まることなく、一直線に根元まで肉棒が挿入させられた。
京太郎「ぶ、部長…はいり、ました……」
-
盛り上がってまいりました
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なんかの病気になりそう
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すごいですねこれ
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へんなやつらだった。
-
久「開けていいのね?」
京太郎「は、はい…っ!」
音を立ててカーテンが開かれると、それを視認した久は目を輝かせてその光景に釘付けになる。
久「うっわー、須賀くん本当に犬とセックスしてるんだぁ…」
京太郎「う、……そ、そんな…」
そう言われただけで、少し興奮してしまう自分がいることに京太郎は気づく。
同時に、肉棒が除々にその肉穴の中で膨張してしまう。
和人「(うわ…っ、この兄ちゃん。見られただけで、興奮しやがった…!)」
久「ねえ、動かして…、気持ちよくなってみてよ」
京太郎「わ、分かりました。…んぐ、ぅぅうっ!」
和人の胴を持ち、性玩具のように突き入れ、抜いてのストロークをゆっくりと始める。
迷いや遠慮のないその動きに犬が苦しそうなくぐもったうめきを上げたが、それも気にせずに
肉棒をほどよく、きゅうきゅうと締め付ける肉穴に擦り付ける。
-
見抜きと考えれば…
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エロSS書いてた経験が生きたね(ニッコリ
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まさか>>1も犬とのホモセックス描写を書くなんて思いもしなかったでしょうね…
-
もう既に濡らしていた肉棒のせいで、ぬちゃ、ぬちゅっと水音が響き、それがかえって返させるはずなのに
久「ほら、須賀くん。頑張って、おちんちん気持ちよくなって、たくさん出しちゃいましょう?ね?」
久「頑張れ、須賀くんっ、頑張れっ」
手拍子をしながら淫語を放つ、いつもとは違う久に妙な昂ぶりを覚え、手の緩みがその度に正される。
全てはタイツのため。そう思い、部長を一点に見つめて、彼女の衣服の布地に隠された裸体を想像しながら
和人をオナホールにして、抽送を続ける。
和人「(う、ぁ、ああっ!何だっ、急に、動きが…け、ケツが…尻穴が…ぁっ!)」
京太郎「ふっ、んんっ、ぐ、…ぅぁっ、ぬぅっ!」
久「んっ、須賀くん…、すごい、すごいわぁ……」
久はその光景を見ながら、自身の乳房を撫でるように揉みながら
ショーツに手を潜らせて、自身の秘所に指を埋没させて、扇情的な声を上げる。
この異常な光景に久はどうしようもなく興奮していた。
止められようのない興奮を抑えるために濡れそぼった秘裂を、膣穴を激しく苛め始めた。
京太郎「う、ぁ、ぉ、ぉおっ……、ぶ、部長ぉ!ぬおおおおおっ!!」
パンパンと音を立てて、和人とのピストン運動を早めた。最早これは間接的な情交に相違なかった。
それを嫌がり、ジタバタと身体をくねらせる和人の肉穴は搾り取るように絡みつき、射精を促す淫売のようであった。
体中から男根の根元に向けて、熱が集まってくる感覚。間違いなく、この抽送は射精へと近づいていた。
和人「(ぬ、ぐ、ぉおあぁ!や、やめろ!俺に、俺に出すんじゃねぇっ!そ、それだけはぁ!!)」
ビクビクと自分の中で蠢動する肉棒に射精の予兆を感じた和人は絶望し、一際暴れだす。
それが尚更肉棒に刺激を与え、精液の射出を早めているとは一握ほども知らずに。
-
久「んっ、いいわよぉ…すっごい素敵。一緒に、一緒にイきましょう?」
ぐちゅっぐちゅっと水音を立てて、隠れていても分かるくらいにスカートが揺れる手の動きに見惚れさせられる。
気持ちよくなるために肉襞を擦り、淫核を圧して捏ね繰り回しながら、絶頂へと向かうためにそれをより速くさせ――
見たこともない久の淫猥に乱れる姿により興奮と快感を増幅させ続ける京太郎は、射精をするために
ひたすら和人のアナルを亀頭で、雁首で、掻く。じわじわと増長するその感覚に肉幹、亀頭、鈴口はパンパンに膨れ上がっていた。
京太郎「ぬ、ぅ、ああああああっ!で、出る…う、ぐぉっ、……うッッ!!」
びゅるるるっ、びゅっ、ぶびゅるっ、びゅうううっ!!
肉棒の先から体中の精気が抜けていく感覚。瞬間的に迸る快感。
耐え切れないほど駆け巡る感覚が地にどっしりとつけている足をガクガクと震わせた。
久「イっくうううううううううううっ!!」
ビクン、ビクンと背中を逸らして大きく痙攣する。顔を紅潮させ、涎を垂らし、だらしない表情を見るに、
彼女も彼女で自慰を愉しみ、相当の快感を味わっていたのだろうと見当がつく。
和人「(あ、ああ…で、出てる…俺の中に、熱いのが…)」
射精を全て終えると、すぐにそこから肉棒を引き抜く。
腸液と精液の混ざり合った淫靡な匂いを放つ液体が糸を引き、ボトボトと床に零れ落ちて
半透明のドロドロとした水溜りを形成していく。
京太郎「は、はは…やっちまった……!」
久「素晴らしいわ!グレイトフル!!須賀くん、あなたって本当に最高よっ!!」
-
犬とガチセックスとはたまげましたね……
-
悪戯とはなんだったのか
-
この人たち頭おかしい…(小声)
-
京太郎「これでいいでしょう!?だから、タイツくださ――」
身体が徐々に縮んでいるのが分かった。
久「えっ、あれ?須賀、……くん?」
久の目に映る光景、それは、身体が縮小していき、先程までアナルセックスしていた犬と酷似した
ダックスフントに変容する京太郎の姿だった。
和人「えっ…俺、……これって!」
それと同時に、和人の姿は犬から、人間へと変容し―――
久「え、何?どうして、どうしてこうなっちゃったの?」
京太郎「ワン!ワンワワン!ワォーン!!(あんたのせいだろうがぁぁ!!馬鹿野郎ォォ!!)」
その後、裸で校内を徘徊していた不審者として春海和人容疑者は警察に連行され、
清澄高校の伝説に残る事件として後世まで伝えられたという。
そして、京太郎と久は…
久「んっ、きて…っ、もっとたくさん出してぇ!」
京太郎「(クソ!あんたのせいでクソ!クソォォ!!」
犬特有の怒涛の腰振りに何度も何度も絶頂させられ、収縮して肉棒を握りつぶさんとする膣内を
ダックスの短小な肉棒で突き、只管に快感を貪る。
京太郎「(部長、中に出しますよっ!)」
びゅるるるるるっ!どびゅるっ、どぶじゅぶるる!ビュッ!びゅるっ!
子宮を破裂させるのではないかと思わせるほどに久に精液を流し込んだ。
思えばこれが全ての始まりだった。
時は西暦2100年。人間と犬との間に産まれた獣人が生まれ、人間を妊娠させる精子を持つ個体として
須賀京太郎の銅像が世界各地に建てられていた。新たな種族、獣人。彼らは人間と同等かそれ以上の知能を持ち
人間の数倍の身体能力を持つ新人類として今や世界の中枢さえも牛耳る存在となっていた。
次第に人間と獣人との間に亀裂は生まれ、アインシュタインも想像すらしていなかったであろう形で第三次世界大戦が勃発するのだが、
それはまた別の話。
BADEND 2 『獣人社会の到来』
お昼食ってくるのでちょっと休憩します
安価は>>112
-
犬はさはクソってはっきりわかんだね
-
なんだこの壮大なBADEND(驚愕)
-
ひんぬー作家的にはハッピーですかね
-
告白
-
普通に告白
-
福路美穂子さんをそそのかして部長をレズレイプさせる
-
犬はさは新人類
-
>>112
やったぜ。
-
犬ハサ次元の部長に似た声の変態も同類だしセーフ
-
櫻井×福山とかその筋の人は大歓喜でしょうねぇ・・・
-
コードギアスかな
-
誠「竹井さんに告白しちゃえばいいんじゃねえか?あわよくば彼氏になって部内でも有利になるだろ」
京太郎「部長がそんなことで部活内の優先順位上げるとは思えねぇけど……」
誠「一番穏便に済ませるっていったらこういうもんだろ?」
京太郎「いやいや、よく考えてみろよ。これで部の雰囲気が拗れれば崩壊待ったなしだぞ」
京太郎「それに…、俺は和が好きだし……!」
誠「馬鹿野郎だからお前は童貞なんだよ」
京太郎「関係ないだろそれは!…告白すりゃいいんだな?」
誠「おっ、やるのか?」
京太郎「どのみち俺は、何したって優位に立てないんだ……。だから」
誠「おう、行ってこい」
京太郎「……ちょっと待って」
誠「ん?」
京太郎「告白ってどうすればいいんだ?」
誠「そりゃお前>>124して>>125すればいいだろ」
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校舎裏に呼び出し
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屋上で日焼け
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土下座
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放課後呼び出し
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熱々のあんかけをぶっかけて
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告白
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またあんかけなのか…
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だからあんかけはやめロッテ・・・
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白馬に乗って
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どうしましょう?また容赦ない文章書くかもしれません
見たくないって人がいれば再安価とりますが
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見たいです
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餡かけて餡!
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お願いします
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最安価オナシャス!
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かけていいよかけて!
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どっちなのだよ
じゃあ
>>139で再安価か続行かを決めます
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続行
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普通に告白の概念が薄れるけどあんかけヒッサを見たいので続行で
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最安価オナシャス!
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再安価
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紛らわしくてすいません>>132は続行希望のお願いします。です
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セフセフ
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じゃあ再安価で
もしこれであんかけがきたらあんかけで進めますので悪しからず
誠「>>146して>>147すればいいだろ」
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ムーミンの仮装
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一緒に食事
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ロッカー
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リンボーダンス
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ロッカー
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意味がわからない(クリリン)
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草
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願掛け
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わざわざ再安価して連続で安価とってまでリンボーダンスしたいのか(困惑)
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最安価とってリンボーダンスわろた
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なんてことだ…
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まだあんかけの方が書きやすいだろ!いい加減にしろ!
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しょうがないのでこれで進めます
誠「リンボーダンスしてロッカーに一緒に閉じこもればいいだろ」
京太郎「はぁ?誠、俺が殴ってちょっと頭おかしくなったか?」
誠「いや……、普通にいい案だと思うんだが、俺が…おかしいのかな」
京太郎「お前さっきからあんかけぶっかろって言ったり、リンボーダンスって言ったり、…ホント真面目にやってくれよな」
誠「……悪い、俺どうかしてるわ」
京太郎「まあ、いいさ。じゃあちょっくらいってくるわ」
誠「えっ……」
京太郎「せっかくお前が出してくれた案だ。妙案かもしれん」
誠「京太郎、お前……」
〜〜廊下〜〜
京太郎「とはいえ、そんな奇行をして告白なんて成功するのか?」
久「あら、須賀くん?どうしたの、難しい顔して」
京太郎「あっ、部長。丁度いいところに。今から一緒に部室に行きましょう」
久の手を引き、旧校舎へと連れて行こうとする。
久「えっ、ちょっ…今から授業なんだけど」
京太郎「お願いです。今、部長に話したいことがあるんです」
真摯な目で久を見つめる。迷惑そうな顔が一変、神妙な顔になり
何かを察して諦めたような表情をし。
久「分かったわ。行きましょう、大事なことなのね」
京太郎「はい……とても、とても大切なことなんです」
-
とても大切なこと(リンボーダンス)
-
ドアを押し開く。軋むような音を立てて古い扉が開いていく。
今から告白をしなければならない。その緊張に、木製の扉の音も
脈動する心臓の音も、無意識な久の息遣いさえもが、澄んで聞こえる気がした。
来客用のテーブルを隔て、向かい合うように椅子に座るとそのまま沈黙が続いた。
どう切り出して告白してリンボーダンスに持っていこうか。兆候するたびにどんどん気持ちが重たくなっていく。
久「ねえ、大切なことって、話したいことって何?……もしかして、部活の扱い、とか」
京太郎「!!……そう、ですけど、そうじゃないんです」
久「…?どういうこと」
京太郎「俺は…、俺は部長のことが…っ」
久「あっ……、うん」
京太郎「部長のことが好きなんですっ!付き合ってください!」
久「あ、あの……須賀くん。ごめんね、急に言われてもその…気持ちの準備が」
京太郎「へ、へへっ……です、よね」
久「………あっ、あーあー!!誤解しないでっ。嫌ってワケじゃないのよ?けど、ね。唐突過ぎるっていうか」
京太郎「俺もそう思います、ほんと…すみません。だけど、部長のことが好きなんです。どうしようもないくらい」
久「う、うん。分かった……。分かったから、ね?……でも、須賀くんはてっきり和の事が好きなんだと……」
京太郎「あ、そ、それは!そのぉ……、なんていうか憧れと、恋愛の対象が違うアレっていうか」
久「あっ、そういう……なるほど。うー、でも…弱ったなぁ。須賀くんが私のことを……」
京太郎「だったら、だったら!俺は自分に試練を課します、それを達成できたら、そのときは…!!」
久「え、う…ん?試練、って?」
-
ここまではけっこう素敵なのになぁ
-
京太郎「カモーーーーーンヌッ!カリプソミュージーーーーック!!」
指をパチンと鳴らすと天井がガコン、ガコンと音を立てて変形し、屋根裏から炎が燃え盛るバーが降りてくる。
同時にカリブ系の軽快なリズムや音色が流れ出し、それに合わせて慣れた動きでステップを踏み出す京太郎。
京太郎「へへっ、今日のリンボーはちょっと難易度が高ぇな……、俺でもできるかどうか分からねェぜ」
久「えっ、なにっ?何なのこれェ!」
京太郎「部長、見ててください!俺のッ!リンボォーッ!!」
見ると細かい切れ目が入っている制服を素手で破り捨てると、上半身の肌が露になる。
ハンドボールで鍛えられた身体は非常にガッシリと筋肉がついていて、頼もしささえ感じる。
久「いやっ、やめて須賀くん。危ないわっ!」
京太郎「男が一度決めたことだ。ここで諦めさせて、恥をかかせるようなマネはやめてくださいよ」
白い歯を見せながら屈託のない笑顔で久を見つめた後、燃え盛るバーに向かって恐れも無く、堂々と歩み寄る。
京太郎「フッ…、う、…しょ、っとォッ!」
上体を倒れる寸前までなんとか逸らし、背筋と腹筋、支え、前進するための足のみに全神経を集中させる。
ゆっくり、ゆっくりと前へ進む。炎がズボンに触れそうになり、その度に不安そうな声を久が上げる。
久「やめて、こんな……私なんかのためn――」
京太郎「これは、どれだけ俺が部長を愛してるかっていう証明なんだッ!ここで諦めたらそれじゃあ俺は部長も諦めることになる、そんなの俺は嫌だ……!!」
京太郎「俺は部長を諦めたくねぇ!だから、せめて気持ちだけども無茶させてくださいッ!これが、俺の答えだからッッ!!」
久「須賀、くん……!!」
-
バカヤロウ・・・っ!無茶しやがって・・・
-
大草原の小さな天使ブッシュベイビー
-
えっ何これは…
-
アツゥイ!
-
これもうわかんねぇな
-
がんばれ
-
熱い(確信)
-
焼き焦がすような熱さが腹部を襲う、だが前進はやめない。
しっかりと両足を地につけ、確実に、一つ一つ歩みを進める。
京太郎「ぬ、ぐ、おおおおお!!倒れて、たまるもんかッ!」
灼熱を反射的に身体が避けようとして身体がぐらつき、歩みを止める。
背筋、腹筋に乳酸が溜まり、力をこめるのもやっとのことであった。
京太郎「ぐ、ぅぉあ…、あ、足がッ!」
付け焼刃の技術で、あまりに足に負担を強いる体勢に足の感覚が無くなる。
気持ちは先に行こうとするのにどうにも足が動かない。
「動けってんだ!このっ…!なんで、なんでなんだよッ!」
焦燥感と絶望感が心を黒く染める。――諦観。次第にそれだけが心を支配しているような気がして。
身体の動きは完全に止まり、このままでは後ろに倒れる時を待つばかり、という姿勢で止まってしまう。
「(ダメ……なのか……)」
久「……頑張れ、……須賀くん、頑張ってっ!」
背後から、ただ己を支える為だけに贈られる純粋なエール。
京太郎「(そうさ、自分の身体に気持ちで負けたら身体にも力が入らねぇってもんだ)」
彼女の声を受け取り、不敵に笑うと、感覚の無くなった足に無理やり鞭を打って前進を再開する。
もう燃え盛る棒も目前となっていた。首を掠めそうな炎に辟易するが、後ろで見守る久のことを考えると
それすらも何ら恐れるものではない、と逡巡する暇すら与えず、進み続けた。
久「(お願い、神様っ!もし存在するのなら、一生のお願いです!もう今後一切あなたに頼るなんてしないから、だからっ!)」
久「(彼の、彼のリンボーを成功させてあげてッ!)」
-
なんだこれ
-
まさかの感動ストーリー
-
まけないで
-
ジャンプで連載決定
-
えぇ・・・(困惑)
-
全力でバカなことやるのほんとすき
-
京太郎「ぬううううん!!はっ、ふっ、うぬぬぬっ!ぬおおおっ!?」
最後の力を振り絞り、力強く、前へ前へと進む、進む、進む。
そうして、棒から頭部を潜り抜けさせる。
だが、安堵する暇などこの状況は微塵も与えてはくれない。
久「須賀くん……?まさかッ!!」
支えることに集中し続けた腹筋、背筋にもう力が入らなかった。
京太郎「(けど、ここで終わるわけなんて、ないよな!)」
身体が軋む音を立てて明らかな悲鳴をあげる。
もうやめておけ、お前は十分頑張ったと賞賛を与え、甘く堕落した方へと心を誘おうとする。
京太郎「(うるせぇ!今だけは俺の言うことを聞くんだよ!馬鹿野郎!!)」
久「そうよ、今のあなたは誰にもまけない。見ている私が一番知ってる!だから、だから立ってっ、立つのよ須賀くんッ!!」
京太郎・久「ぬうううおおおおおおたてええええええええええ!!!!」
血液を沸騰させ、心臓を脈動させ、全神経を、筋肉を、総動員する。
重力に引かれる背中を最早気合だけで上半身が持ち上がっていく。
京太郎「これがッ!俺のッ!俺たちのッッ!!!答えだああああああああああッッッ!!!!!!!!!」
両腕を天に掲げ、京太郎は試練を達成させた雄叫びを上げた。
-
成し遂げたぜ。
-
やったぜ。
-
完全勝利した須賀君
-
熱すぎィ!
-
やったぜ。
-
棒が天井へと帰り、再びガコン、ガコンと音を立てて、屋根裏への門は閉まり、部室は元の状態に戻った。
京太郎「ふ、へへへ……、やった。やってやったぞ……」
力尽きるようにその場に音を立てて倒れる京太郎。
無理もなかった。あれだけ身体を酷使したのだ。
久「須賀くんッ!!」
心配した様子で駆け寄り、久は京太郎を抱き上げた。
京太郎「部長、俺……やりましたよ………」
久「うん……うん!」
京太郎「どう、でした?俺の、リンボー」
久「すごい、すごいかっこよかったよ。須賀くん」
京太郎「はははっ、そっか。嬉しいぜ……。だけどよ」
久「えっ」
京太郎の震える腕で瞼を拭われて初めて気づいた。
顔が涙に濡れていた。それほどまでに彼を心配して、
それほどまでに心を動かされたのだ、と確信した。
京太郎「部長、あんたの顔にゃぁ、涙は似合わねぇなぁ」
久「………!!もう、馬鹿ぁ!」
〜〜〜〜〜〜〜
しばらくすると、身体が動くようになってきた。だのに、久は京太郎を立たせようとはしない。
まだ身体が万全じゃないのを理解しているのか、あれからずっと、安静にするように命令しながら、膝枕をしていた。
京太郎「あの、部長?俺、もう立てるんですけど」
久「まだダメよ。あんな無茶しちゃったんだから」
京太郎「でも、このままじゃ俺も部長も他の奴らにこの状態見られて恥かしい思いしますよ」
久「ええ、いいわよ。そのときは一人じゃなくて、私たち二人で恥かしい思いをすればいいんだもの……」
京太郎「部長ぉ……勘弁してくれよぉ」
-
ここからどうロッカーに持ち込むのか
-
これは難しいですねえ
-
頭上にロッカーが降ってきて京ちゃんが死んでも
おかしくない展開
-
タッタッタッタッ。足音が聞こえた。
京太郎「……!?この足音はっ、まずいッ!」
急に飛び起きると、隠れられる場所がないか部室内を隈なく見渡す。
久「きゃっ…!須賀くん。どうしたの!?」
京太郎「”ヤツ”が来たんですよ」
久「ヤツ?」
京太郎「説明している暇はありません、あそこに隠れましょう」
目に留まったのは比較的大きいロッカー。
元々この部屋が何の目的にあった部屋かは定かではないが、
御誂え向きに二人が入っても少々窮屈なくらいだと瞬時に推定した。
久「あっ、ちょっとぉ!足が痺れて、立てないわよぉ!」
京太郎「ああ、もう!しょうがない!いきますよ」
久を横抱き―通称、お姫様だっこともいう―してロッカーへと飛び込む。
入り込んだ際、足を引っ掛けて激しくガゴンッ!と音を立てて二人はもつれ込んでしまった。
久「あっ、ちょっ……どこ触ってるのっ?」
京太郎「ええい、動くなっ!」
京太郎「扉を閉めますよっ」
急ぎ足を引っ込めてロッカーの扉を閉めた。視界は暗くなり、お互いの体温と息遣いと
女子特有の柔らかい肌の感触が如何ともし難く、男の本能を微妙な程度に昂ぶらせる。
なんとか祖母の顔を思い浮かべてそれを収めようとするが、この状況でそれが容易であるはずもなく。
久「……須賀くん…、その、悪いんだけど、当たってる」
京太郎「あててんのよ」
久「はぁ?」
京太郎「あ、痛いっ!叩かないで、冗談です!生理現象だから仕方ないじゃないですか!」
久「だったら余計なこと言わないっ!」
言い合いをしていると勢いよく扉が開け放たれる音が聞こえた。
京太郎「――!部長、ちょっと声抑えて!」
-
魔王でも来たのか
-
優希「きょーたろー!大丈夫かー!!……あれ?」
優希は部室を見回した。
何故か少々焦げ臭いような匂いもして、少し嫌そうな顔をする。
優希「いない……。でも、確かに聞こえたのに」
和「はぁ……はぁぁぁ……、どうしたんですか優希。急に走り出したりなんかして」
優希「ん、京太郎の声が聞こえた気がしたんだが、気のせいだったじぇ……」
和「そうなんですか……。幻聴?」
優希「うぅ…そうなのか?おかしくなった覚えはないのだが」
和「私は年がら年中咲さんの幻聴を聞きますし、おあいこですよ、優希」
優希「あっはは!それもそっか!それじゃ、お昼食べに戻るじぇ」
和「ええ、行きましょう」
反響する足音が遠ざかり、旧校舎の扉が開かれる音が聞こえるまで待つ。
扉が閉まる音が聞こえてから数秒経ってから、ロッカーのドアを開いた。
新鮮で冷えた空気が閉鎖されていた空間に流れ込み、火照った空気を循環させる。
久「あの子たち……、よく足音に気づいたわね」
京太郎「まあ、そういうのだけが取り柄ですから」
久「ふふっ、さっきのを見せられてからそんなこと言われても嘘っぱちにしか聞こえないわ」
-
久「というより早く離れなさいよ。この体勢、よく見てみるとすごい恥かしいわ」
京太郎は久を片腕で抱きしめながらのっかかっている状態で倒れこんでいた。
京太郎「え、あっ…あああ、ごめんなさい!決してやましい気持ちとかそんなんじゃっ!」
久「分かった、分かったって。だから退いてよ」
京太郎「あ、はい」
〜〜〜〜〜〜〜〜
一騒動から少し落ち着いてまたあのテーブルで向かい合っていた。
京太郎「それで、その…部長、お返事は」
久「ふむ……そうね、そりゃもう当然>>192よ」
-
続きは郊外のお城のような建物で
-
YES
-
OK牧場
-
ごちそうさm・・・あれ、まだこんなところにご飯粒が残ってるよ〜
君の頬に・・・ね♥(ペロゥリ
-
金次第よ
-
Yes we can!
-
悲しいなぁ・・・
-
部長ゲス過ぎィ!
-
かなしい
-
結婚を前提に考えてるのかもしれないから・・・
-
久「ふむ……そうね、そりゃもう当然金次第よ!」
京太郎「えっ、いや……でも、結構応援してくれたり、とか色々してくれたじゃあないですか……」
久「うん、ハッキリ言うけど、私は須賀くんのこと、好きよ。確かに、貴方を見て、こう…なんていうのかな」
久「胸がドキドキさせられたもの、けどね……。私もただではお付き合いできないわ」
京太郎「何で、何でそうなるんですか。俺、先輩と通じ合えた気がして、嬉しかったのにっ!」
久「……ごめんね、私、実は両親から仕送りを止められてて、こうやってお金を稼ぐしか、方法がないのよ……」
京太郎「そんな……っていうことは、部長は……ッ!」
久「そうよ、だから私とお付き合いしようだなんて考えないことね」
嫌な考えが色々と頭を巡り、想像もしたくないような妄想が一つ、二つと現れて、心に切り傷をつけていく。
それと同時に、自分は和が好きだったはずなのに、久の言葉一つ一つに明らかな喜怒哀楽を浮かべていることに当惑する。
もしや、本当に自分は久のことが……。
そう思い至ったせいでなお、辛かった。もしかしたら、久は不純な道に身を染めているのかもしれない。
吐き気がするような妄想に劣情を覚えてしまう。どうすれば、どうすればいいんだ。
久は、…久をどうにかするには……。
――思考に光明が差した。
そうだ、だったら、その通りに自分もしてしまえばいいのだ。
京太郎「いくら、ですか?」
久「えっ……?」
京太郎「いくらだったら、部長を買いきれますか」
久「えっ…なっ、……本気なの?」
京太郎「ええ、そうすれば、部長は付き合ってくれるんでしょう?」
久「え、ええ……」
久「>>203くらいよ」
-
30分で5万
-
千円
-
15万
-
月8万
-
月16万
-
150万
-
結婚条件か何かかな?
-
これはプロポーズですね…
-
高いと思ったけど年収192万円でもいいなら十分じゃないですかね
-
長野県に手取り16万以上の求人なんて存在しないんじゃ…
-
>>208
初任給で満足しようなんてそんなんじゃ甘いよ
-
麻雀でプロ目指せばいいんじゃないですか?
-
久「月16万くらいよ、あなたに準備できるの?」
京太郎「月………16、万?」
それは、高校生が学業を両立しながら稼げる程度働いたとして
手が届くか届かないか。もどかしい水準の値だった。
久「……やっぱ、無理、よね」
悲しげな視線がこちらに向けられている。どういう意図なのか。
はっきりと分かった気がした。
京太郎「いえ、やってみます。月16万ですか?」
久「う、うん……出来るの?須賀くんに」
京太郎「出来るんじゃなくて、やるんですよ……、貴女は絶対に助けてみせますから」
久「…須賀くん」
京太郎(とはいっても何で稼げばいいってんだ)」
どうやってお金稼ぐ?
>>216
-
カピの世話の経験を活かしたトリマー
-
ハンドボールのインストラクター
-
自分を売る
-
土木系ならなんとかなるでしょ
-
そら麻雀よ
-
うんこ
-
京太郎「(ハンドボール…土木…?いや、違う。今の俺には麻雀しか、無い!)」
それから、京太郎は気持ちを切り替え、今までより真剣に麻雀と向き合うようになった。
元々、内に秘めていたセンスはそれなりのモノだったらしく、洗練するほどにメキメキと力をつけていった。
部内に魔物がそろっていたせいか、その実感すら沸かなかったせいか、
そのモチベーションを維持することがとても困難であったと後に語っている。
数年後、その結果、京太郎は
月16万の目標を達成できたか、否か。
>>222
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15万2千円どまり
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でけた
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30分で5万
-
できた
-
できました
-
やりますねぇ!
-
やったぜ
-
ハッピーエンドやったぜ。
-
―――数年後
リポーター「ということで、今回のMVPにヒーローインタビューをしていきましょう」
リポーター「須賀プロ、今回はあの赤木プロを抑えての日本シリーズ制覇、ということで、何か一言お願いします。
京太郎「そうですね。一言、ものすごい嬉しいです。いつもあの場面で赤木プロに振り込む、みたいな苦い思いをしていたので」
京太郎「今回にしても、寸でのところでの勝利、ということで。これをまぐれにしないためにも、彼のね、行動パターンを日々研鑽を重ねていきたいと思います」
リポーター「なるほど、そういえば須賀プロといえば、出身はあの清澄高校だとか」
京太郎「ああ、はい」
リポーター「つまり、強さの秘訣は現在世界で活躍中の宮永プロと原村プロに揉まれたお陰、とか」
京太郎「まあ、それもありますけどね。やっぱり、故郷のみんなが応援してくれてるっていうのが一番ですかね」
リポーター「ほう、故郷のおかげ、と」
京太郎「ええ、ですので、今年は少し早めに長野に帰って、故郷に錦を飾りたいと思います」
―――――――――――――――――――――
久「故郷に錦を飾りたいと思います、だってさ?」
京太郎「真似しないでくださいよ。俺だって何言っていいか分からないくらい緊張してたんだから」
久「あら、そうなの?」
京太郎「だって、まぐれですよ、まぐれ!あんな化け物とまともにやり合って勝てるわけないじゃないですか」
-
アカギに競り勝つのか…(困惑)
-
高校を卒業した後、まだ原石であった才能を熊倉トシによって見抜かれ
二十代も半ばになる頃には長野県でじわじわと地味に活躍をしているプロ雀士として多少名が知れるようになっていた。
必然的にそれなりの収入を得ていた京太郎は、月16万という水準を容易に達成し、
今では借家を借り、久との同棲生活を満喫していた。
一方の竹井久は、全国で優勝を惜しくも逃したが、皆で全国に行く目標を達成し、
現在は地元に麻雀教室を開いて、子どもたちに麻雀を教えているようだが、
肝心の先生のマナーが悪い、というのと、気さくに何でも教えてくれるということで評価は半々に分かれている。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
久「ねえ」
京太郎「ん?何です?」
久「そろそろ……ねえ」
京太郎「そろそろ……何?」
久「私から言わせないでよ」
京太郎「…?あっ」
前から交わしていた約束があった。なるほど、そろそろ頃合か。
確かに、生活も安定してきたし、適当なタイミングなのかもしれない。
京太郎「わかった。>>234しようか」
-
kskst
-
東京進出
-
結婚
-
親御さんにあいさつ
-
結婚
-
やったぜ。
-
やったぜ。
-
成し遂げたぜ。
-
結婚
-
新婚旅行
-
いいゾ〜これ
-
やったあ!
-
やりましたわ。
-
悪戯から結婚まで完遂させるSS
-
ころしますよ
-
京太郎「結婚しよう、久」
久「うん……っ!」
こうして京太郎と久は結ばれた。
思えばこんな関係になったのも、あの時誠がリンボーダンスを提案してくれたからなのかもしれない。
京太郎は、自分のキューピッドである今は何をしているのかも分からない誠に感謝をしつつ、幸せをかみ締めた。
彼女と付き合うまでに随分苦労を強いられた気がした。そして今後も恐らく困難や壁が立ちはだかるだろう。
けど、不安は無かった。もう彼らは一人ではなかったから。今が幸せに包まれているから。
願わくば彼らに幸多からんことを祈って。
HAPPY END 「結婚」
-
くぅ疲w
何か目的忘れてませんかね?
兎に角、これで一先ず丸く収まったので、エロなんていりませんよね?
ということで、終わり!平定!
-
乙ナス!
-
なんでですか
やめてください
-
アホみたいな安価から想像もつかないほっこりエンドすき
-
おつかれさまです!
すげえおもしろかったゾ
-
京ちゃんと犬のセックスが見れるのはここぐらいだと思うんですけど(名推理)
乙シャス!
-
感動大作いいゾ〜これ
-
お疲れ様です!
短くても過激じゃなくても良いので熱々あんかけぶっかけからの告白ルート書いて欲しいです…(懇願)
-
>>253
あっそっかぁ……
じゃあモチベが溜まり次第そっちも書くゾ
-
大作だったなあ…
おつかれナス!
-
リンボーダンスとロッカーでこんな大作が書けるのか
乙です
-
なんだこの熱血からSFから感動までとりそろえた大作(賞賛)
-
お疲れナス!
いい話だったなあ
-
あんかけ√
誠「じゃあ、熱々のあんかけをぶっかけて告白すればいいじゃないか」
京太郎「はぁ…?何言ってんだお前」
誠「何って…あんかけぶっかけて告白するだけだろ?」
京太郎「あのなぁ、俺は大事にするつもりはないんだが……」
誠「心配なのか?大丈夫、大丈夫だって。ほら、持ってけ」
京太郎「何で都合よくあるんだよ」
誠「まーまー、細かいことは気にすんな」
京太郎「………持ってくだけだからな」
誠「はははっ、どうだかな?」
京太郎「なんだよ、その言い方」
誠「どうでもいいじゃねえか、そんなこと」
不敵に笑う誠にどこか悪意、というか漠然とした不気味さを感じた。
何だか、いつも話している誠とは別人の気がした。
得体の知れない気持ち悪さを拭いたくて、足早にそこから立ち去った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
京太郎「とは言っても、これ……どうやって処理するかなぁ」
???「あら、須賀くんじゃない」
京太郎「えっ」
久「どうしたの?そんな大きい鍋抱えて」
京太郎「あの、これは……」
久「んん?この匂いは……!分かった、中華丼の餡ね?」
京太郎「よ、よくわかりましたね」
-
やべぇよ…やべぇよ…
-
もう始まってる!
-
書いてくれてありがとうございます!(歓喜)
-
ちょっと早すぎんよー
-
リョナはやめやめろ!
-
仲良く食べるだけで終わってくださいオナシャス!
-
あんかけの匂いがするローションでしょ(適当)
-
ドロッとした液体が身体に絡みついて大火傷しそう
-
久「ねえ、その量、一人で処理するつもり?」
京太郎「あぁ……いや、どうにかしようと困ってまして」
久「じゃあ、私が貰っても―――」
京太郎「ダメですよっ!!」
とにかく久からこれを遠ざけた方がいい、直感的に理解した京太郎は
つい声を荒げてしまう。
久「!?」
京太郎「ああ、すみません、怒鳴っちゃって」
久「い、いいえ。いいのよ。そうよね、後輩からお昼をたかろうとするのもおかしいわ」
久「こちらこそ、ごめんなさい」
京太郎「そ、そういうつもりじゃあ……」
久「……?だったら、私が貰ってもいいの?」
京太郎「だからそれは……」
久「だめぇ?」
そこまでして何故に、この中華餡を欲しがるのかとかいう疑問はさて置いて、
上目遣いであざとい表情を取り繕っている久に少し胸を高鳴らせる。
演技だと分かっていても、その表情に若干狼狽させられた。
よくよく考えてみれば、久も美少女と呼ばれるほどには容姿端麗ではあった。
いつも、部長とか、こちらを指導してくる人、という意識が邪魔して
じっくりと彼女の顔や体つきを見ることは無かった気がする。
要するに、圧されていた。ただでさえ、そのような仕草に過敏な時期の青少年に取って、
誘惑するような懇願から逃れられるわけも無く……。
心の中に忍ばせておいた「久に鍋を触れさせない」という選択肢が徐々に消えうせていることに気づいた。
京太郎「…仕方、ないですねぇ」
ようやく発した言葉がそれであった。
意思が弱く、誘惑に流されやすい姿を自戒した。
久「やりぃ!私もたまにはおねだりしてみるものねっ!」
京太郎「(やって、しまったか……)」
こうなってしまってはもう仕方がない。
悪戯をする、ということは最早念頭には無く、どうやってこの次を展開させて
無難に過ごすか、頭の中で思考を駆け巡らせた。
-
>>1さんが書きたいように書いてくれればそれで良いです
-
普通に食べればいいだろ!いい加減にしろ!
-
久「ねえ、だったらさ、学生議会室に来ない?」
京太郎「そうなんですか。だったら、お言葉に甘えて」
久「いやー、助かったわ。お昼はどうしようかってすっごい悩んでたし」
京太郎「そうなんですか?」
久「ええ、合宿とかあったでしょ?あれでちょっと予算足りなくて、私のポケットマネーも少し投入したのよね」
京太郎「合宿、ですか……」
苦い思い出が蘇る。
そうか、あの時も、自分は不遇な環境にいることを強いられてたじゃないか。
―――『じゃあ、あんかけをぶっかけて『告白』すればいいじゃないか』
あの言葉が脳裏をよぎる。そのせいで、少しの復讐心が芽生えた気がして――
京太郎「(いやいや、イカンイカン!それでも、俺にだって部員として…)」
京太郎「(あれ……?部長って、俺に対して特別なんかしてくれたっけか?)」
ふつふつと湧き上がる悪意を押し込もうとする。
久「……須賀くん?」
京太郎「……………」
久「須賀くんったら!」
京太郎「は、はい!」
久「何ぼーっとしてるの?もう着いたわよ。そっちは行きすぎ」
京太郎「あっ、すみません」
-
議会室のドアを開ける。一見すると、資料が散乱しているように見えるが……。
久「あ、あらっ?何で、片付けたはずなんだけど」
京太郎「何か机に散らばってますね」
久「ご、ごめんなさい。すぐに片付けるから」
京太郎「あっ、それなら俺も」
いつの間にか染み付いた奴隷根性が
無意識に身体を動かし、久を手伝おうとする。
久「あっ、いいわよ。須賀くん、座ってて」
京太郎「え?いつもなら手伝ってって言うところじゃ」
久「ふふっ、そうかしら。だったら、本当にごめんなさいね。そう思うほど、雑用任しきりで」
久「全国に向けて一生懸命になりすぎて、須賀くんの事があまり見えてなかったかもしれないわ」
京太郎「部長……」
胸にジンと暖かさが広がった。やっぱり、部長に悪意は無かったんだ。
安心しきって、その言葉に甘えるように、唯一まっさらに整頓されている机に鍋を置こうと歩み寄る。
久「なーんて、今更言っても、部長失格かしらね?」
京太郎「いえ、……いえっ!そんなことないですっ!」
京太郎「俺、嬉しくて…、部長がちゃんと俺のことも考えようとしてくれてたのが、嬉しくて」
久「そうなの?……ふふっ、須賀くんって案外可愛いのね」
その言葉が、そのやり取りが嬉しくて、歩き続けながら、久を見つめてしまったのが、間違いだった。
-
あっ…
-
やべぇよ…やべぇよ…
-
ゴツン、と。何かにつま先が当たってしまう。
見下ろすと、見たことも無い正方形をした真っ黒な謎の物体だった。
京太郎「えっ」
完全に足元への気配りを欠いていた京太郎は、そのままふらつき
京太郎「うぉォッ!?」
久「どうしたの?須賀く――」
前のめりに倒れる。それでも話さないように鍋の取っ手を握ろうとしたが
京太郎「熱ッ!?」
熱された部分に手を触れて、手から取っ手が滑り
京太郎「しまった!」
鍋は回転しながら放物線を描き、屈んでいた久の目の前に金属音を立てて、倒れ
中に大量にあった餡が全て久の方へ流れ落ちた。
久「きゃああああっ!!熱いっ!あっ、ぎゃっ、やあああっ!!」
流動性の低い餡が久の頭上から垂れ落ちて、その身体に満遍なく降り注いだ。
久「きゃ、あっ、熱いっ!何、これ…あ、ああっ!!た、たす…けっ、…す、がくんっ」
京太郎「部長ッ!な、なんとか…なんとかしないと…」
あたりを見回す。机の上に未開封の2Lのスポーツドリンクが置いてあった。
京太郎「(あれしかないっ!)」
-
興奮する
-
とりあえず服脱がしてあんかけ拭わなきゃ…
-
全身火傷不可避
-
あああああああああもうやだあああああああああああああああ!!!!!!!!
-
おしっこかけよう(提案)
-
アツゥイ!
-
それを一目散に取ると、久の方へ迅速に駆け寄って声をかける。
京太郎「部長、服脱がしちゃいますけど、いいですか!?」
久「あ、う、ぐ、ぅぅ…何でもいいから早くして、熱いのぉっ!はやくぅ!!」
火傷をしている人に急に冷たいものをかけるとかえって悪影響だとどこか、
TVのワイドショーなので聞いた気がした京太郎は、まず服を脱がして餡を拭うことにした。
京太郎「部長、セーラー服脱がせますんで、手ぇ上げてください!」
久「う、うん…。分かったわ」
言うとおりにすぐ動いたところをみると、まだ久は辛うじて冷静な部分がある。
少し安堵しつつも、服を脱がせる。熱いものが肌に触れたせいか、ところどころ仄かに赤くなっている久の柔肌が露出した。
しかし、それに歓喜していられるほど緩やかな状況ではなかった。
拭くものは、……あたりに見当たらない。焦燥する気持ちだけが増長する。
ふと、思いつく。自分も服を着ているじゃないか、と。
京太郎「仕方ねえっ!……ええいままよ!」
自分の制服を脱ぐとそれを手ぬぐいのようにして、久の身体にかかった餡を素早く拭い取っていく。
久「あっ、あ、痛っ、痛いってばっ。もっと、優しく……っぅぅ!」
京太郎「す、すみませんっ!」
久「あと、足、足もお願いっ…」
京太郎「えっ、それは……」
久「早くっ!!お願い!!!」
京太郎「分かりました」
手早くスカートのファスナーを下ろすと、へたり込んでいる久の足を通して、少し時間をかけてスカートを脱がした。
下着姿で苦しそうに濡れている少女の前に佇む上半身裸の男、客観視すると、とても危険な気がした。
見つかったらただではすまない。だが、今は目の前の彼女を助けなければならない。
昂ぶってきた気持ちを抑えて、久の太腿を優しく、撫でるように拭った。
久「んっ…、そう、そうよ。あっ、…う、ぅん、はっ、ぁん…」
京太郎「……?」
彼女は何故、こうもくぐもった、艶のある声を発しているんだ、と拭いながら疑問に思った。
-
拭いている間に感じちゃったのかな?
-
味もみておこう(提案)
-
なめとろう!
-
舐めて冷やそう
-
そうやって、ある程度餡を拭い終わると、冷たい飲料水をシャツに垂らして
久の肌を冷やしながら、拭こうとした。
京太郎「ちょっとヒリヒリするかもしれませんが、我慢してくださいよ」
久「お、お願い」
もう最大限に急ぐ必要もなくり、少し余裕を取り戻しながら、
まず、彼女の肩や背中の餡が垂れていた場所を沿うように押し当てて、滑らせていく。
久「んっ……、つめた、ひゃっ、んぅぅ……っ」
京太郎「痛く、ないっすか?」
久「大丈夫、よ。んっ、やっ…ぁんっ」
京太郎「じゃあ変な声上げないでくださいよ……」
久「だって、冷たいんだものっ」
――――――――――
―――――――
――
京太郎「さて、背中は拭き終わりましたよ。あとは自分で――」
久「前も拭いてよ」
京太郎「えっ?そこはいくらなんでも自分で……」
久「手がヒリヒリしてモノが掴めないの、お願い」
京太郎「……分かりました」
-
ええぞ!ええぞ!
-
あっ…
-
これは誘ってますねぇ〜間違いない
-
なるべくブラに触れないように胸部を遠慮がちに拭く。
向かい合って、拭いているせいもあって、手の行き先が不安定になるほど緊張していた。
久はその様子をじっと見ているのだが、どうも、時々口角を上げているような気がして
彼女の顔を見つめなおすと、決まって、不安そうな顔をしている。
――気のせいなのか?
勘違いしかけている己の心を抑制し、無心になろうとつとめながら、腹部の方を拭い始める。
久「は、んっ!く、くすぐったいっ!」
京太郎「しょうがないじゃないっすか。火傷したまんまがいいですか?」
久「もぉ、やめてとは言ってないじゃないっ、意地悪!」
障害の少ない腹部を満遍なく拭きながら冷やす。
久「あとさ、ここ…拭き忘れてるんだけど」
胸部に手をあてて抗議するような顔で見つめてくる。
京太郎「あはは…ご冗談を。そこはいくらなんでも」
久「拭き忘れてて火傷の後が出来たらどうしようかしら。須賀くんにキズモノにされたって言えばいい?」
京太郎「分かりましたよ……(どういうつもりなんだ。この人)」
シャツをブラの内部に潜り込ませ、丁寧に拭いていく。
人並みに膨らんだ乳房の柔らかさがシャツの薄い布地を通じて、伝わる。
京太郎「(これが、女の子の……)」
ふと、指先に弾力のある突起が触れた。それは紛れも無く――。
久「あっ……」
素の吐息が普段より少し高めの声とともに口から漏れ出した。
京太郎「!!!す、すす、すみませんっ!」
思わずどもってしまう。無理も無かった。
女性経験のない京太郎は、こういうときどういう反応をすればいいか皆目見当もつかなかった。
-
アッイイ,アッイイヨイイヨイイヨ〜
-
久「いいから、続けなさい」
京太郎「は、はい……」
〜〜〜〜〜〜〜
微妙に顔が紅潮している気がしたが、それでも平然と表情を一変させない
彼女に違和感を覚えつつ、なんとか拭き終えた。
京太郎「す、すみません。次って下半身です、よね」
久「足はいいわ。ありがとう、助かったわ」
京太郎「あ、いいんですか?……そうですか」
安心したような、少し残念なような、複雑な気持ちが心を落ち着かせた。
久「須賀くんが迅速な行動を取ってくれたおかげで、大事にはならなかったし…あのドジは大目に見ましょう」
京太郎「あ、ありがとうございますっ!本当に、本当にすみませんでした!
京太郎「……あの、それで…着替え、どうしましょうか」
一応下着を露出してはいけないので、京太郎のシャツを着せていたが
依然として、目に悪い状況であることには違いなかった。
久「……そうねぇ、>>298」
-
いらない
-
京太郎のジャージを借りる
-
京ちゃんも私も全裸で
-
ロッカーに探しに行く
-
いらない
-
須賀くんの貸してよ
-
痴女かな?
-
ああ^〜たまらねえぜ
-
NAGANO STYLEか…
-
凶悪な誘い受け
-
久「須賀くんのを貸してよ」
京太郎「お、俺の…って言っても、俺制服一着しか持ってないし」
久「馬鹿ねぇ、何言ってるのよ。須賀くん、ジャージ持ってるでしょ?」
京太郎「え、あ、はい」
久「貸してくれないかしら?流石にこれじゃあ、恥かしいわ」
京太郎「(今更な気がするんだが…)」
久「ダメかしら?」
京太郎「あの、のジャージ借りるってのも相当アレですよ?……まあいいですけど」
久「ふふっ、ありがとうね」
誰も察知されないよう、一言断り入れてから学生議会室の鍵を閉めてから
上半身裸の状態になりながら、一度教室へ戻った。
誠「おう、京太郎。そんな格好でどうしたんだよ、先生に怒られるぞ」
京太郎「仕方ねえだろ。お前があんなもん渡すから!」
誠「は?あんなもん?なんだよそりゃあ」
京太郎「鍋だよ!鍋、あんかけが入ったさ」
誠「何言ってんだお前……俺がそんなもんいつ渡したよ?」
京太郎「はぁ?」
誠「……ちょっと待て、何でそんな不機嫌な顔してんだよ。俺が何かしたか?」
京太郎「……ああ、いいや。今はお前にかまってる暇は無かったんだ。じゃあな」
自分のバッグを見つけると、そそくさとそれを手に取り、誠を怪訝な顔で見つけながら教室を後にする。
誠「何だってんだ?」
-
ん?
-
なにかようすがおかしい
-
議会室の鍵を開ける。部屋を確認すると、京太郎のシャツを着た久が椅子の上に座って
帰りをじっと待っていたのか、不安そうな面持ちでこちらを向くと、緊張が解れたのか嬉しそうにこちらを向いた。
京太郎「すみません、遅れました。ジャージです」
ジャージを手渡す。
久「ありがとう。……その、あっち向いててくれない?」
京太郎「ですよね」
入り口の方へ身体を向けると、ジャージに腕を通す音や、ズボンを履く、布擦れの音が聞こえて、
京太郎「………」
生唾をゴクリと飲みこむ音が響いた。
気持ちが昂ぶる。今、久が自分のジャージを着ているという実感が何より、本能的な衝動を滾らせた。
久「いいわよ」
言われるまま振り向くと、青いジャージを身にまとった久が恥かしそうにしていた。
もじもじした仕草が更にその気持ちをそそらせて、胸が高鳴っているのが手で抑えずとも分かった。
京太郎「…………」
久「ちょっと、じろじろ見ないでよ」
京太郎「すみません、でも………、あっ(そうだった)」
大事な目的を今更思い出した。
――まだ告白をしていない。
京太郎「あの、部長。唐突なんですけど、伝えたいことがありまして」
久「……?なぁに?」
京太郎「>>310」
-
ジャージ?
-
好きです、付き合って下さい
-
好きです
-
やったぜ。
-
成し遂げたぜ。
-
よう言うた!それでこそ男や!
-
京太郎「好きです、部長のことが」
久「ふふっ、そんな一時の感情で言っちゃダメでしょ?下着をくらいで」
京太郎「そ、そういうんじゃなくて、本当に部長のことが好きなんです!」
久「だって、貴方は和のことが好きなんじゃ」
京太郎「違います。あれはそういうんじゃないです」
京太郎「俺が一番好きなのは、部長なんです」
京太郎「(ハッ……俺は何を口走ってガチ告白を)」
久「……ふふっ、言質はとったわよ」
背後からいつ忍ばせていたのか、ボイスレコーダーをチラつかせて、笑顔を見せる。
京太郎「ひっ……!」
それは一見すると何の混り気の無い笑顔だった。
だというのに、どうしてだろう。背筋を通る寒気のせいで鳥肌が止まらない。
京太郎「や、やっぱり――」
久「冗談とか言わないわよね?私のこと、好きだって言ったじゃない」
京太郎「!!」
後退りして、入り口のドアノブ捻る。
――開かない。鍵を掛けた覚えは無い。
ましてや、鍵を持っているのは京太郎自身のはずなのに、扉は開く気配が無い。
京太郎「えっ、あれ!?」
久「逃げなくてもいいわよ。怖いことなんて一切しないんだから」
-
あっ…
-
蛇に睨まれたように動けなくなった京太郎はされるがままに久に押し倒される。
久「ねえ、須賀くんは、本当はここ…もっと触ってたかったんだよね?」
手を握られ、彼女の胸元へと誘導させられる。
手のひらでその膨らみに触れると、指が沈んでいくような柔らかさと仄かな体温を感じた。
久「遠慮なく手を動かして…和よりは小さいけど、私だって少しはあるのよ?」
本能が乳房を求めた。無意識に腕が動き出し、円を描くように撫でまわした。
自分の動かすとおりに乳房は形を変え、それだけで充足感と興奮が顕在する。
恐怖よりも上回ったそれらが目前とする女体を欲しがっているのが分かった。
久「ふーん、それだけで興奮しちゃうんだ」
立派に隆起した陰茎は布地を突き破りそうなくらいに自己主張をしていた。
久はそれに目をやると、すぐに手を伸ばして、根元から先端までを指先でなぞり上げる。
久「ねえ、……これ、気持ちよくして欲しい?」
悪戯っぽく笑う。その顔を見つめると、何度も力強く頷いた。
久「あらぁ、言葉で言わないとだめよ?」
京太郎「ぐ、ぬ…お、お願い、します……」
そう言葉を発するしかなかった。
非現実的な現状。予想だにしなかった好機(?)に無口でいられるはずもなく、羞恥を覚悟で催促をした。
久「ふふっ、よろしい」
-
よし!
-
ヌッ!
-
あぁ^〜
-
あんかけルートがまさかのノンケ展開とはたまげたなぁ…
いいゾ^〜〜
-
せっかく貸したジャージを目の前で脱ぎ、下着姿になると、こちらに寄り添うように寝そべり、
控えめな胸を胴部に押し当てるようにしながら股間のファスナーを下げていく。
その中に手を入れて、ついに硬化した陰茎を握り締められる。
ひんやりすべすべとした手によって露出させられた陰茎はもう握られただけで脈を打っていた。
久「もうドクドクいってるわよ。須賀くんの、ココ」
顔を見つめながら、肉幹は扱かれ始めた。
態度の割にはたどたどしい手つきで、確かめるように、しゅっ、しゅっと刺激を与える。
いつも自分で与える刺激より一層弱いものであるはずなのに、
久の手で以って肉棒を弄っているという実感が僅かなそれを増幅させた。
久「ふふっ、気持ちいいのね?……ほら、先から何か垂れて来てるわよ」
尿道球腺から分泌される天然の潤滑油、所謂カウパーが、垂れ落ち、久の手を穢していた。
潤滑性の増した肉棒を離さないように強く握り、上下に動くその速さも次第に加速していく。
――にちゅっ、にちっ、にちにちっ、くちゅっ、しこっ、しこっ、しこっ
臨戦態勢に荒ぶる息遣いと、手で扱かれる肉棒の水音が静けさの中に際立つ。
ビク、ビクと性快感への明らかな反応を陰茎を通じて理解した久はこちらを見て微笑んだ。
久「どう?もう出そう?」
京太郎「いえ、これじゃあまだ……」
久「えぇー?じゃあどうすればいいっていうのよっ」
京太郎「……だったら、部長。お願いがあるんですが」
久「ん?」
京太郎「口でくわえてもらえませんか?」
久「えぇっ!?こ、これを?」
久「……うん、分かった。やってみるわね?」
-
京太郎は上体を起こさせて、久にやってほしいことを一通りレクチャーした。
久「そんなこと……するんだ。初めて知ったわ」
久「まあ、やってみましょう。何事も挑戦よね」
そういうと恐る恐る、股間に顔を潜らせて、肉棒とご対面する。
久「こうしてみるとかなりグロテスクね……」
京太郎「怖気づきました?」
久「ま、まさかっ、そんなこと!」
そういうと、困ったような顔でじっとこちらを見て、深く溜息をつくと
久「れろぉぉ、んれるっ、ちゅっ……、うぇぇ、何この……」
舌先で亀頭を舐めまわしながら吸い付くと、文句でも言うように呟く。
そして、嫌そうな顔も束の間、決心した顔で肉棒を咥え、どんどん喉奥へと収納していく。
久「んっ、はむっ…、んっ、んんんっ…えぉっ、おほっ、ん゛ん゛」
無茶をして根元まで咥えたせいで、えづいてしまう。
京太郎「くぉっ…ほぉっ、…ぶ、部長。ああっ、あんま無茶しないでくださいよ」
-
展開早いっすね…(賞賛)
-
興奮する
-
久「ちゅぱっ…、無理はしてないわよ。今のでだいぶコツは掴んだわ」
京太郎「……嘘っぽい」
久「ほ、本当よっ!みてなさい、腰抜けにしてあげるんだから、はんっ、むぅぅ、ちゅっ」
亀頭を咥え、ゆっくりと顔を動かして、肉棒を飲み込んでは、引いて、と上下運動を繰り返しながら
舌先でチロチロと尿道口を舐めて、じわじわとした快感が下半身に浸透していく。
京太郎「う、ぉ、おおっ……う、嘘だろ、オイ……」
急に上達した口淫のテクニックに驚き、いきなり具合のよくなった久の口のせいで
すぐに根元にドロドロとした白濁が溜まりつつあることを認知した。
久「んじゅるるるっ、ちゅうっ、ちゅるっ、ちゅぶっ、じゅうううっ!!」
吸い上げるようにしながら、動きを早め、今度は舌全体を使って、
亀頭を絡みつかせながら、雁首をコリッコリッと強く刺激をした。
快感に下半身の自由が奪われる。
不慣れだとは思わせないフェラチオは急速に射精を促すように強烈な悦楽を連続的に与え続ける。
しかし、もっとこの時間を長く味わっていたい。彼女の誘惑に確実に心を溶かされた京太郎は、
それを邪魔するように頭を撫で始めた。
久「んちゅぅっ、んはぁっ、……どうしたの?」
京太郎「いえ……その」
久「須賀くん、私ね、邪魔はよくないと思うんだ」
京太郎「だって、イったらそれで終わりじゃないですか」
久「……あら?私は1回出しただけで終わるつもりはないのだけど…?」
京太郎「男は、そうも都合よくいかないんですよっ」
久「そんなものかしら、……でも、1回はお口で射精してもらうわよ?」
どうしても本番へと漕ぎ着けたかった京太郎は、本心を明らかにするが
それでも彼女はどうしても早速身に着けたフェラテクで自分をイかせるつもりらしい。
諦めた京太郎は、2回戦が出来ることを願いつつ、久に全てを任せることにした。
-
久「んぐっ、ぶじゅじゅじゅっ、じゅるっ、じゅばっ、ちゅっ、ちゅるるっ、ちゅぞぞぞぞっ!」
口を上半身ごと動かしながら、最初のリアクションとは反転すて、美味しそうに肉棒を頬張っていた。
いつも、みんなを指導しながら、的確に指導しているクールな部長がちょうど見下ろした位置で
自分を射精させるが為だけに一生懸命に肉棒を口で奉仕していた。その事実に優越感と背徳感を感じた。
それがより一層、性的興奮と快感を覚えさせ、口に含まれた肉棒が更に膨張し、カチカチに硬くなった。
久「―!んふふっ、じゅるっ!じゅぶっ!じゅばっ!じゅっ!じゅるっ!じゅうううううう!!」
感じているのが表情に表れていたのか、久はこちらの顔を見上げながら得意げな顔をして、更に勢いづいた。
京太郎「う、ぐ、ぅ、ぉおおっ、ぶ、部長…、もう、…もう俺……!」
射精感が高まった。与え続けられる刺激によって敏感にさせられた肉棒を
彼女は容赦なくしゃぶり、返事をするように射精を促した。
もう、限界が近づいていた。絶頂を前にして緊張の糸がピンと張り、最高潮まで高まる。
尿道がパンパンに張り、もう発射まで間もなかった。
京太郎「おほぁっ…ぐうっ!っ!!」
ぶびゅるるるるるっ!びゅっ!びゅっ!びゅううっ!
根元から一気に発射された精液は尿道を駆け巡り、鈴口を掻き分けて久の口腔内へと凶悪な圧をもって流れ込んだ。
久「んっ!?んむうっ!!んんんんんんんんんっ!!んぷふわぁっ!」
その精液を全て飲み込もうとするも、喉奥を刺激する射精に気圧させ、口を離してしまう。
噴水のように撒き散らされる精液が彼女の髪、顔、胸にかかり、淫らな匂いの立ち込める白でコーティングされていた。
京太郎「はぁぁ、あ、あぁぁぁぁ……」
射精の快感と、出してしまったという事実に深く溜息をついた。
-
久「出しちゃった、わね」
京太郎「ハイ……」
久「うわっ……本当におちんちんしょんぼりしてる」
京太郎「グスッ…だから言ったじゃないすかぁ……」
久「(ど、どうしよ。ここで終わっても…いいえ、それじゃあダメよ…どうすれば)」
そのとき、天啓が下った。原村和、という少女の名前に思い至る。京太郎が片思いをしていた少女。
彼女は並々ならぬ大きさの乳房を持っていた。
京太郎の好きな部位でアピールしてみよう。少し、覚悟をした久は、おもむろにブラジャーのホックを外し、
惜しげもなくそのブラジャーから和からすれば二周り以上も小さな乳房を露出させた。
京太郎「―!!」
その様子にいち早く気づいた京太郎は、少女らしい大きさに凸んだ乳房と、薄桃色の乳輪に浮かぶ乳頭を確認した。
久「須賀くん。私のおっぱい、好きにしていいから、元気だして、ね?」
その言葉にじっと固まり、しばらくの間、京太郎は静止した。
久「(やっぱり大きくないとダメか)」
京太郎「う、うあぁっ、……」
久「ん?す、須賀くん。どうしたの?そんな盛りのついた犬みたいな顔して」
京太郎「うおおおおあああああああ!!」
久「きゃああっ!!」
理性を失ったように久を押し倒すと、彼女の乳房に顔を埋めて、胸いっぱいに息を吸った。
ほどよく汗ばんだ柔肌は、鼻腔を通り、脳に刺激が与えられた。この女を欲せ、と。
-
片腕で思うがままに乳房を揉みしだきながら、右の乳房に舌を這わせて
その緩やかな弾力を感じながら汗を舐め取った。
久「ひゃ、ぁんっ、くすぐったいっ」
そのまま舌を這わせていると、まるで引力に引かれるように京太郎の狙いは乳首へと向かった。
京太郎「んっ、ちゅっ、れるっ、ちゅうっ、ちゅうううっ!」
乳輪ごと乳首を吸い上げると、舌で押しつぶすように乳頭を舐めまわした。
仄かに母乳のような甘みが口に広がる。それを味わうたびに安心感が心を満たし、
吸い上げる動きと、乳房を揉みしだく手の動きが緩慢でしつこくなっていく。
久「んっ、ぁっ…す、すごい。そ、そんなにおっぱい、吸って、ぁんっ!赤ちゃん、みたい」
事実その通りで夢中になって乳首を引っ張りながら吸い付く様子は赤子そのものだった。
揉みしだいている方の手も乳首に集中し、親指と人差し指でそれを挟むと、コリコリと摘みながら、揉み扱き始めた。
久「んっ…はぁ、やはぁぁ!!(この子っ、私がシているときの乳首の弄り方を的確にっ!)」
仕返しとばかりに、乳首責めは、喘ぎ声を上げても続行させられた。
久の身体はピク、ピクと微弱に痙攣し始めた。
京太郎「ちゅううっ!れろれろぉぉっ、ちゅうっ、れろっ、ちゅるるるっ!ちゅずうううう!!」
ただ只管に乳房を求める欲求だけが暴走して自分勝手に彼女の乳房を貪り続ける。
久「んっ、ふう、ぅうん!い、いいわよっ…もっと、揉んで、もっと吸ってぇ……!」
かすれるような色気のある声を上げて、懇願しながら京太郎の頭を抱きしめる。
久「ん、ひゃああああっ、んあっ、ひゃっ、んんんんっ!!」
ビクン、ビクンと乳房だけで与えられた快感で身体を激しく痙攣させて、絶頂した。
それなのに、京太郎の暴走は解けず、理性を取り戻したのは、久が3回乳首イキをした後だった。
-
なに書いてんだ俺
-
賢者になるのはNG
-
すみません、冗談抜きで眠いので明日残ってたら続き書きます。
-
リンボーダンスやあんかけからどうしてここまで発展させることができるのか
天才なんだろうか
-
ちんちんイライラしてきた
-
冷静になってて草
-
ああ^〜たまらねえぜ
-
ヌッ!
-
続きいります?
-
当たり前だよなぁ?
-
こいよ!こいよ!
-
オッスお願いしま〜す
-
オナシャス!
-
京太郎「あれ……?」
我を取り戻した京太郎は違和感を感じて、下腹部を見下ろした。
痛いほどに膨張した陰茎がはちきれんばかりにその存在感を主張している。
久「あ、あれ……?ちょっと、計算違いだった、かしら」
想定を遥かに超えた規格外の大きさにたじろぐ。
今から何をするか分かっているから、耐え切れるかどうかという不安が一際募った。
固まった表情に無理を感じた京太郎は、耐え切れずに声を出した。
京太郎「あの、もういいですから。終わりにしましょう」
久「えっ、ど、どうして」
京太郎「だって、部長すごいビビってるじゃないですか」
いくら誘惑してきたとはいえ、初々しい彼女の行動を見る限り、
彼女にそういった経験が一寸もないということは童貞の京太郎にも察することができた。
久「で、でもまだそんなに大きいじゃない」
京太郎「俺はもう満足しました。……それによく考えたらその」
久「その?」
京太郎「俺、ゴムとかそういうの持ってなくて」
久「別に良いじゃないっ」
久「それに、外に出せば、妊娠のリスクはないらしいわよ?」
京太郎「でも」
久「須賀くんはそれで今日一日我慢できるの?」
京太郎「…………できます」
否、できるわけがない。彼女のことを差し引いたとしても、麻雀部のことが気掛かりであった。
もしものことがあれば。そのせいで、手に入れた全国への切符を、
今まで彼女たちが頑張ってきた成果を水泡に帰すことがあれば。
無責任なマネをしてしまえば、それを自分のエゴで掻き消してしまう気がした。
僅かに蘇った理性が、性衝動を抑えて頭を冷静にさせ、余計に心持を重くさせる。
久「だったらすぐにそれを小さくしなさいよ」
京太郎「それは……」
久「……したいんでしょ?セックス」
顔を赤らめて、言葉を捻り出す。
京太郎「せっ!?な、なんてことを」
-
久「どうなの?」
京太郎「ええ、したいですよ。…でも、そんなことして麻雀部が――」
久「大丈夫、大丈夫だから。今は、貴方が何をしたいか、それだけを考えてちょうだい」
京太郎「……………………………」
本心から、久が好きではないはずなのに、一生懸命彼女と部活のことを考えている自分がいる。
一時の衝動で、仮初の愛を感じて動いてはいけない。自分が一番好きなのは和なんだ。
そう思いつつも、目の前でショーツとニーソ以外何も着飾っていない裸体を目に入れると、
やはり、思春期の湧き上がる欲望が湧き上がるわけで。
要するに、逡巡していた。この先と今を天秤にかけ、如何様にすべきか答えを出し渋っていた。
久「須賀くんのを口でしてあげたり、胸を弄られて我慢できないの………なんて、言わせないでよ」
京太郎「だけど」
久「ここまでさせて……、あなたに逃げられたんじゃ、もうそれじゃあ赤っ恥じゃない、だから、お願いよ」
京太郎「わかり、ました。……そのかわり、ヘタなことはしないでくださいよ」
久「ふふっ、分かってるわ。あっ、あれ?」
京太郎「どうしたんですか?」
久「腰が、抜けちゃってるみたい」
苦笑いをしながら可愛らしく舌を出した。
あれだけ連続として絶頂させられれば成る程仕方ないだろう。
京太郎は久を抱き上げると、応接用のソファへと向かった。
-
一人だけ裸にさせたくなかった京太郎は、乱雑に服を脱ぎ捨てると
ソファに寝そべっている久の方へ向かい、気恥ずかしそうにしている彼女を、優しく押し倒す。
二人分の重みがソファ全体に伝わり、ギシッとソファのスプリングが軋む音がした。
久「ねえ、ショーツ…脱がして」
言われるまま、久の腰に手を触れて、生温かい布地をゆっくりと引いていく。
薄く生えそろった陰毛が顔を出す。目にそれを捉えただけで、鼻息が荒くなってしまう。
手の動きを止めずに引くと、愛液で濡れた臀部が糸を引いて露になる。
感じたり、興奮していたのは嘘ではなかったらしい。
そのままショーツは太腿を通り、つま先を抜けた。脱ぎたてのショーツはホカホカと湿り、淫らな匂いがした。
久「ちょっ、嗅がないでよ。変態っ!」
硬い表情で笑いながら、一言謝り、タイツを残し、ほぼ全ての部分を露出させ、目を潤ませて見つめる久を見つめ返した。
そのまま吸い寄せられるように柔らかい唇に唇を重ねる。唾液を交換する。
久「んっ、ふ、ぅぅ…ちゅっ、んふふっ……、ふ、むぅ、ふぅぅぅ、んっ」
先程口に含んだ乳房よりも、一層甘い味。それはまるで媚薬のようで、二人の顔を、身体をぼぅっと熱く火照らせた。
久「ちゅっ、んむっ、はぁ……、須賀くん。挿れて、いいわよ」
持ちこたえていた理性をお役御免にする。曰く、自分のことを考えていればいいというらしいので、遠慮はしたくなかった。
大腿部を持ち上げるようにして開かせると、臀部と陰部がはっきりと目に映る。
濡れそぼった恥部に指を挿れてみると、膣肉はそれを押し戻すようにきゅうきゅうと締め付けて圧迫をしてくる。
久「………っ」
本当にこの穴に肥大化した自分の陰茎が入るのだろうか。直前になって不安になる。
だが、もう止められはしなかった。合意は得ているのだ、我慢しなくていいんだ。と本能が背中を押した。
陰茎を手で掴み、位置を固定しながら、割れ目へ亀頭をピトっと押し当てる。
そうしてようやく、今から竹井久という女性の処女を貰うという実感が沸き、おかしいほどに胸が音を立てて、それが頭まで響いた。
-
久「いいわよ。そのまま……まっすぐ」
言われた通りに腰を進める。ゆっくりと亀頭が割れ目へと埋没していくと、徐々に、徐々に膣内へと進入していく。
久「あっ……っ、入って……」
挿入が始まると、より不安そうな顔に少し苦しそうな表情が混ざり、久はソファの端をぎゅっと握っていた。
その様相に戸惑い、挿入のペースを落とし、亀頭まで入ったところで止まってしまう。
それだけでも、彼女の膣は至高のものであるというのは身を以って実感できた。
亀頭に吸い付くように膣肉が痛いほど締め付けてきて、彼女の体温をダイレクトに伝えてくる。
未知の快感に平然とした表情を保っていられず、その様子を見て久は少し緊張を解したように微笑んだ。
久「ね、ねえ?もう、……全部、入ったの?」
半分も入っていないこと伝えると嘘でしょ、と狼狽していた。
尚更、腰が動かせなくなる。とりあえず、現状維持をしながら、亀頭だけで膣内の具合を愉しむことにした。
久「……?」
優しく久の髪を梳くように頭を撫でながら、愛の言葉を囁いた。
そうして、背中をぎゅっと抱きしめながら彼女の不安が落ち着くまで待った。
――そろそろ頃合だろう。彼女の緊張がだんだん解れてきているのが分かった。
表情、肩、股、全体に入っていた力は弛緩されて、亀頭を締め付ける力も緩まっていた。
挿入を再開した。それでも依然として締め付ける膣肉を押し広げながら陰茎が温かさに包まれていく。
久「……く、ぅっ、……ぃっ、あっ、ぁあっ、んふううっ!?」
苦悶の声があがる。
ごめん、もう少しだから、部長。我慢して、と伝えると涙目の顔でコクコクと頷き返事をした。
グッと腰に力を入れて、暴発しないように蠢動する膣内の快感に耐えながら押し進める。
絡みつく肉襞が鈴口を擦らせて、ビリビリと痺れて、意識を麻痺させるような刺激を与える。
久「ま、まだなの……?」
京太郎「もう、……ちょっとです!」
最後の最後で気を抜いてしまい、腰を一気に突き下ろしてしまい、ぱちゅっ!と言う音とともに
久「〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
急速に進入した陰茎は膣壁を掻きながら最奥まで挿入し、亀頭が子宮口にコツンとぶつかる。
久は漏れそうな悲鳴を手で抑えるが、それでも裏返りそうな声が室内に響いてしまう。
京太郎「(ヤバッ…!)」
大きな声を上げさせてしまい、入り口を注視する。足音はおろか、人気もない。
首の皮一枚繋がった。安堵の溜息をつく。
-
久「うぅ…、いじわるぅ……」
京太郎「す、すみません。つい」
久「……じゃあ、好きって言って」
京太郎「………好きです、部長」
久「名前よ」
京太郎「えっ」
久「名前で呼んで、呼び捨ててよ。私も呼ぶから」
京太郎「……好きだ、久」
久「………うん、だったら許してあげる。京太郎くん」
京太郎「――!!」
不意の一撃に悶えてしまう。一体目の前の女性は誰なんだ。自分の知っている久がこんなに可愛らしく甘えてくるはずがない。
心をかき乱す愛らしさと違和感が胸の中で交錯する。
そうだ、まず第一に久が自分に惚れている節など一つも無かったはずであり、滾る性欲を受け入れてくれるような間柄でもなかったはず。
だというのに、目の前の彼女は、破瓜と愛の囁きに喜び、涙を一筋垂らしながら、愛しそうにこちらを見つめている。
久「ね、動いて……、そのままじゃ辛いでしょう?」
どうやら考える暇は与えられないらしい。膣内に陰茎が全て収まっている今の状態ですら、蠢きながら快感を与え続けられ、
堪えるのがやっとだというのに続きをしてほしいような催促をされる。
そうまでされても留まり思考に耽るほど、京太郎の精神は成熟してはいなかった。
腰をゆっくり引くと、ひったりと吸い付く淫肉に雁首が引っかかり、白濁が一気にこみ上げて声が出そうになる。
それを必死に我慢して、亀頭が顔を出す直前に、また秘裂へと腰を下ろしていく。すると、肉棒を揉み扱くように
きゅっきゅっと強く締め付けて、肉壁が亀頭や尿道口を引っ掻いた。
京太郎「う、……ぉぁああっ!な、なんだ、これ……っ!!」
久「んっ…、ぁっ、ふふっ……いいわよ、出しても」
京太郎「う、ぐ…ぅぅ、まだ…まだだ」
取り繕われた余裕ぶった表情に意地になる。絶対に彼女を絶頂させてから果てようと決心した。
乳房に吸い付いていたとき、異様に感じていた乳首に目をつける。乳輪を舌先でなぞるようにする。
極度の興奮に十分すぎるほど固まっている乳頭を口で啄ばみ、わざとらしく音を立てて、吸い付き、唇で扱く。
久「んぅ…っ!?そ、そんなぁ…ぁんっ!」
追い討ちをかけるように淫核を指でコリコリと掻くように押し上げながら乳房を掬い上げるように揉みしだいた。
久「きょ、京太郎くん。だ、ダメ…、そんな一気にされたら…やぁん…んぁ、はぁん……おかしく、なっちゃうっ」
眉根を寄せて、喘ぎ声を抑えながら、身体をもぞもぞと動かす。だが、強い抵抗はしなかった。
嫌がってはいない。寧ろこれは――
思うように久を感じさせることができて、優位に立てたと思ったのも一瞬だけだった。
責めれば責めるほどその喘ぐ反応は膣内に反映され続け、抽送運動すらしていないのに
膣肉が勝手に蠢き、精液を欲しがるように奉仕していた。
-
もう形振り構っていられなかった。何とか中に出さないように下半身に意識を集中させながら
やっと、ストロークを開始させ、性のまぐわいの幕は開けた。
――ぱちゅっ、ぱんっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぱんっ、ぱんっ!
興奮と、痺れるような快感が作用して、緩慢なピストンをするつもりが、やや早めに腰を振ってしまい、
濡れそぼった陰部と陰部がぶつかり、跳ねるように水音が鳴り響く。
最早、扉を隔てた向こう側のことを気にする余裕もなく、久の身体を貪る。
久「んっ…やんっ!んっ、んんぅっ、ふっん、ううっ!ちょ、…はげし…きょ…たろ、く…んんぅ!」
少し前までは苦しそうにしていたのに、彼女から官能的な喘ぎが響き、セミロングの頭髪を揺らしていた。
のしかかるようにして、腰を振り下ろすたびに、低反発のソファが凹みながら、ぎぃ、ぎぃと悲鳴をあげる。
京太郎「や、やべぇ……、久の膣内、気持ちよすぎて…もうっ」
精一杯の抵抗とばかりに、ダイナミックに腰を動かして、膣内をかき回しながら、子宮口を亀頭で抉るように突き上げる。
その度に鉄を打つ音のように明瞭な刺激が増長し続け、肉棒全体が熱が篭っていく。
久「ひゃっ、ぁんっ!京太郎くんの熱いのぉ…っ、子宮、コツン、コツンって…ノックしてるの……っ、すごっ、こんなのされたら……っ!!」
久は咄嗟に足をクロスさせて、肉棒が抜ききらないように陰部を京太郎の腰へと押し付けた。
京太郎「ちょ、…うぉっ、う、ぐ、ぅぉあっ!まずいってそりゃあっ!は、離して、ください、よぉっ!」
火が燃え盛るほどに駆動する蒸気機関のように留めることが出来なくなった腰が動き続け、確実に射精へと近づく中、
京太郎は、膣内射精以外の選択肢を外されながらもその媚肉を貪り続けるしか無かった。
そういった危機感が、脳を誤作動させ、より早いピストンを促され、激しいセックスに歯止めが利かなくなる。
ぐちゅッ、ぱちゅっ、ぐちゅっ、ぱちゅんっ、ぱんぱんぱんぱんっ、ぱちゅんっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ
結合部がぶつかり、弾ける音が外にも響くくらいに大きくなり、本能が久を妊娠させるために身体を突き動かす。
久「はぁ、んゃぁん!…ん、ふぅ、ちょ、頂戴。京太郎くんの精液、全部膣内に、どぴゅどぴゅってしてぇっ!!」
-
京太郎「(本当にまずい、このままじゃあ)」
必然的に深いところを小刻みにピストンせざるを得なくなった京太郎は、
性快感に喘ぎ、ぐにゅぐにゅと激しく蠢く彼女の膣内を掻き混ぜて、快楽を高めていく。
久「んぁっ!ふ、ぁっんぅ!んひゃ、はんっ!ああっ、あんっ、あっ、あっ、あんっ!」
声を抑える手が外れて、卑猥な喘ぎが廊下まで響く。
背中に腕を絡めて、肌を密着させてくる。彼女の胸が胸板につぶれて、心地いい感触を味わいながら
二人とも汗だくになり、お互いの匂いを確かめあいながら、汗や体液の染みたソファを壊れるほどに軋ませた。
上気し、ほんのり赤みがかり、蕩けた彼女の顔が、押し当てられる乳房が、気持ちよく包み込み、射精をねだる蜜壷が、
全てを自分のものになったというのに、未だ渇望し、貪欲に肉欲を満たそうとする。下半身が度重なる快楽に支配されていた。
頭を真っ白にさせながらも続く直線的なストロークが、解れきって、心地良いキツさで陰茎に絡みつく膣穴を蹂躙し続ける。
『あの』竹井久と性交を愉しんでいるという実感、多幸感、充足感と、彼女への情愛、止め処なく与えられ続ける悦楽に
もうそこまで射精がこみ上げてきているのが分かった。
京太郎「ぐっ、うぅっ!まずい、ですって…っ!本気で、出ちゃい、ます、からっ!」
なんとか射精しないように堪えながら、言葉とは裏腹に口いっぱいに頬張る淫猥な割れ目へ特大の肉棒を乱暴に出し入れして、
自分のものだと言わんばかりに、肉棒の味を、匂いを擦りつけ、抉るように子宮口を鈴口とドッキングさせた。
ぐじゅっ!ぱちゅっ!ぐちゅっ!ぐちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!!ぱんぱんぱんぱんっ!!
ぴく、ぴくと断続的であった久の痙攣は次第に間隔を短くしていき、大きな波が訪れる前兆を報せる。
久「はっ、ぁぁああんっ!も、ダメよっ……、イっちゃう。イく、…っ!から、お願い、…最初だけは、一緒にぃいっ!!」
京太郎の身体が応えるようにガクガクと震わせながら、膣内射精はもう避けられない運命だと悟った。
最後に一片残っていた理性は誘惑の炎に消失し、自暴自棄になってしまい――
京太郎「う、うおォォ!!な、膣内に…出すぞっ、久ぁっ!!」
-
今まで自分とは違う華奢な彼女の身体に遠慮していたのだろう。
その気配りすら消え去った容赦ない腰の動きが陰部を打ち付ける。
ピストンの動きが際限なく加速され、我慢して溜め込んでいた分の大量の精液を子宮に流し込むために、スパートをかける。
久「うん…ふっ、ぁっ、あっん!来てっ、来てぇぇぇっ!!」
ドクン、と心臓が高鳴る。その瞬間に膣内の一番深いところまで肉棒を突き入れると、亀頭を子宮口にぴったりとあてがった。
京太郎「う、うぉあっ!で、出る……ッッ!!」
ぶびゅるるるるるるっ!!びゅぶぶっ!びゅるっ!びゅっ!びゅっ!ぶびゅううううううう!!どくっ、どくんっ!!
溜まりに溜まった精液は、パンパンに膨張した尿道をそれでも狭いと言うほどに掻き毟りながら鈴口へと汲み上げられ、
一直線に久の子宮の天井に噴射され、その中を白く染め上げていく。
久「あっ、やっ、はぁぁっ、んぁ、っ、射精、しゅごっ、あっ、あぐっ、ひゃあああああああっ!!」
あまりの射精圧にビクンッビクンッと激しく身体を痙攣させ、最大限の力でぎゅっと京太郎の身体を抱きしめる。
ほとばしる快感に膣内も強烈に波を打つが如く、ぎゅうぎゅうと射精中の肉棒を搾り上げる。
京太郎「あっ、うぁっ、何だ、これっ!」
苛烈に与えられ続け多大な刺激により、脳の処理が追いつかず、オーバーヒートしかける。
快楽のビッグバン。須賀少年の人生史上初の夥しい量の射精が未だ続きながら、
リズミカルに収縮する膣内によって、強制的に速度を落としながら腰を振り続けていた。
久「あっ、んっ…そ、そんなぁ…す、京太郎くん…と、止まってっ、あっ、はぁあっ、お、おかしくなっちゃう、ほ、本当に、これ。あっ…ああっ!!」
まるで、心の奥底では絶対に久を妊娠させたがっているように、膣壁と肉棒の隙間から溢れ出る精液を
押し戻すように引いては押しこんで、を繰り返し、そうして延長される性交の快楽に射精は間延びしていく。
最後の射精が終わり、全ての体重を久に預けてしまう頃には、もう拘束は解けていた。
盛り上がりは通り過ぎ、議会室の中には未だ落ち着かぬキスの応酬と鼻から抜ける彼女の妖艶な息遣いだった。
「(や、やっちまった……)」
-
――――――――――
―――――――
――
気持ちが落ち着き、やけに距離が近くなった二人は裸のままソファに座りながらくっついていた。
久の肩を抱きかかえながら、冷静になった京太郎は幸福だが最悪に至った事態に気持ちを落ち込ませ、
今後どうすればいいかをどうしても足りない頭を使って必死に思考を巡らせていた。
久「京太郎くん、すごいのね。腰使いだけで本気で妊娠させようとしてくるのが分かったもの。……少し怖かったわ」
京太郎「あ、あれはっ、ぶちょ…久が、逃げられないようにしたからであって、その……」
久「あら、言い訳するの?中出ししたのに……?ひどい男ね、あなたって」
久「……それに私、あれで初めてだったのよ?ああいうことするの」
京太郎「(ええ、知ってましたとも……)」
京太郎「ぐ、ぬ、そう言われると何も言えないじゃないですか」
久「ふふっ、……ともあれ、既成事実は出来たわけね」
京太郎「…………………………………………」
久「責任、……とってくれるわよねぇ?」
ねっとりとした口調で耳元に囁く。
得体の知れない恐怖と、魅力的な声に、何故か再び勃起は始まってしまい。
京太郎「分かりました。……やってしまったことは仕方ないです。責任取りますよ」
久「ふふっ……、それじゃあこれからよろしくね、京太郎くん」
京太郎「でも、その前に」
久「えっ、きゃあっ!」
久の方を向き、以前から密かに目をつけていて、ずっと触りたいと思っていた彼女の尻肉を好きなように揉み続ける。
京太郎「お願いします。まだ収まんないみたいで」
久「嘘でしょ。2回も、それもあんなに出したのに」
京太郎「久の身体を触るとこれが不思議でいくらでも勃っちゃうんだよなぁ」
久「もうっ、お下品っ!」
〜〜〜〜〜
その後、数回体位を変えつつ、彼女の膣内に、臀部に、陰部に、腹部、乳房、顔
あらゆる場所に射精をしながら、どれだけ射精の快楽をその身に刻み続けようとも
とどまることを知らない性欲を鎮めるためのセックスが続き、彼女の全身が白濁に塗れ、
最後にもう一度口の奉仕をしながら肉棒を綺麗にしてもらった頃には議会室の窓には斜陽の光が差し込んでいた。
-
結局、今日の授業が全て終わりを告げたことを知らせる鐘がなるまで肌を重ね続けた二人は、
もうそろそろこの部屋に誰かが―恐らく内木副会長辺り―くることを考え、大慌てで事後処理を始めた。
餡をぶちまける原因となった、黒い正方形の物体をその途中で探したが、そんなものがあった痕跡すら残っていなかった。
奇妙な気持ち悪さが心の中にぐるぐると溶け込んだ。
ともかくとして、好き放題に暴れた割にはすぐに辺りを片付けることは出来たことは重畳であった。
寧ろ一番厄介だったのは、回収することを忘れて、もう冷えた状態になっているぶちまけられた中華餡であった。
多少の時間をかけて、全てを終えた後も、やはり二人の纏う性臭は僅かに残っているようで、
それをどうしようかと悩んでいると、コツ、コツ…とこちらへ歩みよる足音が聞こえた。
――ガチャリ、ドアノブが捻られる。
京太郎「(あれ……?鍵、閉まってたんじゃ)」
久「うわっ、ちょっ、まずいわよっ!」
京太郎「あなたが仕組んだことでしょっ?なんとかしてくださいよっ!」
久「はぁ?え?何の話よ、それ」
確かにドアノブは捻ってもビクともしなかったし、鍵は今も室内にある。
だというのに、まるで最初から鍵なんてかかっていなかったかのように扉が開いた。
???「その声、……やっぱり、久と京太郎か」
久「まこっ!?」
京太郎「染谷先輩っ!?」
まこ「おう、お疲れ。何じゃその顔は。わしの顔に何かついとるか?」
まこ「……まあいい、おんしらどこで何やってたんじゃ?」
京太郎「ま、まあ、色々と野暮用で」
久「そ、そうなの。ちょっと、須賀くんと一緒に学生議会の雑務を終わらしてて」
まこ「……?それは有り得んじゃろう?」
京太郎「えっ、ど、どうしてですか?」
-
まこ「5限目と6限目の中休みにここへ来たけど、内木しかおらんかったし」
まこ「それに、校外探しても、京太郎はともかく、久がどこにもおらん、って学生議会の生徒が昼休みに大騒ぎしとったよ」
京太郎「えっ、そんなはずは」
久「確かに私たちはずっと、ここにいたわよ?」
まこ「んん?辻褄が合わんなあ。そんなガバガバなアリバイ工作で、何をひた隠ししたいんじゃ?」
京太郎「(一体、どういうことなんだ……?)」
その後、適当に話を誤魔化して部室に向かった二人は、部員全員に心配そうに声を掛けられた。
どうやら、少しの時間だけ、本当に自分たちはどこか違う別の場所にいたような気がしてきた。
あんかけについて何もしらない誠、自分を転ばすために出てきたとしか思えない黒い何か。
そして、数時間の間異世界のような場所にいたとしか思えない現象。
非現実的な現象の連続に京太郎は、精神を幾らか磨り減らされたような感覚を覚えた。
その後、あの時のような奇妙な現象は1回たりとも起きなかった。
もう終わったことなんだ、そう安堵した二人は、次第に日常への猜疑心を取っ払った。
――そして
部長への悪戯はあんかけをぶっかけるということである種成功したが、部内での環境はあまり変わってはいなかった。
代わりといっては何だが、部活以外のときに、活動外のときに久と接触する回数が日を重ねるごとに増えていった。
最初は、名目上、麻雀に強くなるための指導、ということだったが、その大義名分すら忘れる頃には
部活内でも、乳繰り合うようになり、最初は辟易していた咲、和、まこ、優希だったが、次第にそれも麻雀部の日常の一つとして受け入れられるようになった。
部活も休みの日となれば、終日くっついて行動し、日が暮れた後は、必ず肌を重ねる、などと高校生にしては充実した毎日を送っていた。
――あのときのあんかけは
今でも忘れることなく、度々思い出してしまう。だが、あれがきっかけで、久という女性と恋仲になり、幸福な日常を送っている。
奇妙ではあったが、思えばあれは神様が彼女と引き合わせるために起こした不可解な出来事だったのではないか、と思うようになった。
前向きに考える京太郎は気づいてはいなかった。違和感のないほどに縮まりつつある久との仲。
怠惰に色におぼれていく二人の意識。それが、無意識的にあれからずっと日常を侵食し続けていることに。
HAPPY END(?) 「破綻への片道切符」
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これで、本当に終わります。
最後に長ったらしく文章書き連ねました。
お目汚し失礼しました。
また安価スレ立てる機会があれば、今度はうまく安価さばけるようにします。
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最後の最後でちょっと違和感残すのやめろォ!(建前)ナイスゥ!(本音)
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お疲れナス!
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あんかけルートで二回以上も男汁を出した。もう一度やりたいぜ。
-
あんかけ√好評っぽいのでいずれ続き書きますね
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阿知賀勢好きだから阿知賀メンバーでの安価SSも勝手に期待してます
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>>358
あっそっかぁ…、じゃあ早ければ来週にはやりますかね
-
>>359
ありがてぇ…ありがてぇ…(歓喜)
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