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もこっち「何がリアルにRPGだよ……プロトポロスかよ」

1 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2015/06/07(日) 20:04:46 L1HL2Hro
黒き淑女モコチェンカ「ダイスロール!5・5!ファイアーボール命中!」
恐ろしいオーク男「ぐわああああああ!!体力が無くなった!」
凶暴なオーク男「黒き淑女モコチェンカに悪辣な斧でヘビーアタック!命中は……4・2+斧技能2!」
黒き淑女モコチェンカ「回避選択!ダイスロール!3・4に素早さのシューズの補正3!回避成功!」
城砦の騎士フンドゥル「何という華麗な戦いだ……」
猛獣ハンターヅヨイ「モコチェンカ様に続け―!」
黒き淑女モコチェンカ(変なコスプレしてサイコロふるって、私何やってるんだろ?)
黒き淑女モコチェンカ(いや、いや、私は最強の魔女のモコチェンカなんだから、色々考えるのは砦落としてからにしよう)


2 : 名前なんか必要ねぇんだよ!qwerty2014 :2015/06/07(日) 20:09:35 ???
門倉さんに見放されそう


3 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2015/06/07(日) 20:10:55 cfCdsB8w
伽羅さんより腐敗してそう


4 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2015/06/07(日) 20:10:57 L1HL2Hro
城砦の騎士フンドゥル「オーク砦攻略やりましたね!」
猛獣ハンターヅヨイ「フッ、我々モルデナーイの精鋭部隊の手にかかればオークなど赤子の手をひねるようなもの」
城砦の騎士フンドゥル「何といっても此度の戦の一番の功労者はモコチェンカ様ですね!」
黒き淑女モコチェンカ「あっ、うん、でもオーク共って弱いからね」
新米戦士1「流石だなー」
黒き淑女モコチェンカ「おっ、そろそろ異世界に通じる魔道具で新しき世界の知識を得てくるから」
新米戦士1「えー!一緒に飲みましょうよ!」
黒き淑女モコチェンカ「交渉ダイスロール……6・6言いくるめ技能、ささやきのイヤリングの補正合わせて18」
新米戦士1「……あ、無理ですね」
黒き淑女モコチェンカ「じゃあね」


5 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2015/06/07(日) 20:19:03 L1HL2Hro
パソコン(異世界に通じる魔道具)「ここで冒険者から逃げたらミノタウロスが死ぬ!ちくしょー!」
黒き淑女モコチェンカ(モンスターは出会いを求てなんぼ、良アニメだな……はぁ〜ボーパルバニーに守られてぇな……)
黒き淑女モコチェンカ(とりあえず大学に入ったが弱小サークルの幽霊部員……)
黒き淑女モコチェンカ(一向に友達が出来ないのはリア充どものせいだ、わが物顔でのさばりやがって)
黒き淑女モコチェンカ(どうせやる事しか頭の無いクソ共の癖に、そんなにやりたきゃ大学に入らずに中卒で風俗店にでもそのままいけばいいんだ)


6 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2015/06/07(日) 20:24:24 L1HL2Hro
???「もこっち」
黒き淑女モコチェンカ「ん?」
キャットピープルの娘「こっち向いて」
黒き淑女モコチェンカ(キャストが何自分から冒険者様に話しかけてるんだよ……新入りか?教育ちゃんとしとけよ)
黒き淑女モコチェンカ「あの今新しき世界のち、し」
ゆうちゃん「もこっちこんなところにいたんだね」
黒き淑女モコチェンカ「ゆ、ゆ、ゆうちゃん!?」


7 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2015/06/07(日) 20:31:44 L1HL2Hro
ゆうちゃん「夏休みなのに帰ってこなくておばさん心配してたよ」
黒き淑女もこっち「えっ、で、でも、私今黒き淑女の」
ゆうちゃん「そういうのいいから、こんな所で遊ぶの辞めて帰ろ?」
もこっち(な、何が遊ぶの辞めて帰ろ?だよ、私は一番レベルの高くてマジックアイテムもたくさん持ってる魔女なんだぞ!?)
もこっち(帰って、女子大生なのに友達もいなくて、お金ないから家でゴロゴロしてそれで大切な夏休みが終わって)
もこっち「帰りたくない、みんなの役に立って尊敬されるこっちで私頑張りたい」
ゆうちゃん「もこっち……」


8 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2015/06/07(日) 20:36:19 8L2cMfZM
このスレのゆうちゃん生き埋めにしたい(過激派)


9 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2015/06/07(日) 20:38:13 Je0k9Zuk
このもこっち原作に近くていいね


10 : 名前なんてないんだよ? :2015/06/07(日) 20:38:36 ???
ゆうちゃんがなんだかサットレみたいな存在感ですね…


11 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2015/06/07(日) 20:40:00 L1HL2Hro
ゆうちゃん「じゃあわかった勝負しようよ私がもこっちに勝ったらいう事聞いてね」
もこっち(職業メイドで特別なアイテムもついてない……絶対勝てるな)
もこっち「いいよ、それじゃあ先行後攻ダイスロールするよ」
もこっち「……4・2に素早さのシューズ補正3だね、メイドは一つしかサイコロ触れないから私が先だね」
ゆうちゃん「うんいいよ」
もこっち「ホーミングマジックアローの呪文、必ず命中する代わり威力が6固定だけど、メイドの体力は3だから私の勝ちだね」
ゆうちゃん「何かバカみたいだね、あっギャグ補正のスキルで食いしばりが発動して体力が1残ったから、まだ負けてないよ」
もこっち(クソッ、ジョブがどじっこメイドだったのかよ……)


12 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2015/06/07(日) 20:49:46 L1HL2Hro
ゆうちゃん「私の番だね、それじゃあゲームマスターの部屋から奪ってきた破滅の歌声を使います」
もこっち「!?は、破滅の歌声?」
もこっち(何かのスイッチ?全然ファンタジーっぽくない、実装前の新アイテムか?)
もこっち(私は魔防が12あってサンダーボルトだって無傷でいられる、物理攻撃は怖いけど素早さのシューズがある)
もこっち(音波系統のダメージ計算ならささやきのイヤリングがダメージ半減してくれるし、最悪の呪い返しのお札で反射できる)
もこっち(あ、でも呪い返しのお札は1出したら壊れちゃうからな、ゴブリンシャーマンと戦う為にもここで壊したくはない)
ゆうちゃん「それじゃあスイッチ入れるね」
スピーカー(彼方よりの声)『フー、オークの着ぐるみってクッソ暑いっすね』
もこっち「!?」


13 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2015/06/07(日) 21:03:04 L1HL2Hro
スピーカー『とりあえずビールでも飲もうぜ、まったくオタクどもの相手なんてやってられねぇよ!』
スピーカー『コスプレしてサイコロ振って何やってんだが、恥ずかしくないんですかね?』
もこっち「あ、あ」
スピーカー『いや恥ずかしいと思うぜ、そう思うからこんな所に集まって恥ずかしい仲間同士で歪な世界作ってるのさ』
スピーカー『へー確かに高校ん時にクラスにああいうのいたな……一学期で来なくなりましたけど」
スピーカー『正直話を聞いたときは馬鹿馬鹿しくて笑えて金ももらえるバイトだと思ったけど、気持ち悪いわここもあいつらも』
スピーカー『俺もラインとかで最初は仲間に紹介して馬鹿にしてたけど、最近あいつら必死過ぎて気持ち悪いんすよ、いい年の大人が情けねぇっす』
アッ、ザワザワ……ザワザワ……オレハサイキョウノ、ナンダコレハ……ザワザワ……ザワザワ……ヤ、ヤメロー
もこっち「の、呪い返しのお札発動します」
ゆうちゃん「自分に向けられた魔法や呪いの反射でしょ?全体攻撃だから防げないよ」


14 : 名前ナンカ必要ネェンダヨ! :2015/06/07(日) 21:05:20 ???
アウトローにシバかれそう


15 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2015/06/07(日) 21:12:55 L1HL2Hro
もこっち「と、止めてよ」
ゆうちゃん「ダメだよもこっち、私とお家に帰るの、それとも……」
ゆうちゃん「こんな壊れた世界でサイコロ振ってごっこ遊びし続ける?」

アーイヤダ―!35サイフリーターデス、ザワザワ……ザワザワ……
ナンダヨコレハ、シラケタ、セカイノオワリ、ドラゲナイ、ザワザワ……ザワザワ……
サイコロナンテヒツヨウナインダヨ、ハハ、ハッポウスチロールセイデンセツノケン……
オレハステータスガー!ステータスガー!ナオリアルハ……。

もこっち「……」
ゆうちゃん「定期バスが30分後に来るから着替えて帰ろ?そんな安っぽいローブカッコ悪いよ」
もこっち(防御力が軽鎧級の4で魔法威力+2、炎・氷・呪い抵抗がある最強クラスの装備なのにカッコ悪いんだ……)

夏休みは実家で過ごして終了。


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