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【咲SS】末原恭子「宮永照が死んだ!?」
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・咲×ナゾトキゲームのSSになります。
・SS2作目の初心者です。(関係ありませんが1作目はここの1周年コンペに投稿した『咲「最後の夏を戦う君へ」』です。)
・ナゾトキを進めるうえで致命的な破綻が見つかった場合はごめんなさい(一応ないように確認はしました)
・ナゾの難易度はかなり易しめだと思うので暇なときにどうぞ
読んでくださる皆さんが遊べるSSがあったら面白いんじゃないかと思って作りました。
少しでも皆さんの暇つぶし、退屈しのぎになれば幸いです。
ただし今からはプロローグなのでナゾは登場しません。
しばらくの間普通のSSとしてお楽しみください。
ではどうぞ
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〜プロローグ〜
〜末原探偵事務所〜
恭子「冗談いいなやスズちゃん」
恭子「宮永照は私と同い年、つまりまだ20そこそこやないか」
恭子「確かに最近テレビで活躍を聞くことはなかったけどやなぁ・・・」
漫「テレビぐらい見ましょうよ先輩・・・だいぶ前に、病気を発症したからしばらく麻雀が出来ないって報道されてたやないですか」
漫「それに!これ見てくださいって!」
-
恭子「ん?なんやこれ」
漫「宮永照の友人からウチの探偵事務所宛に届いた依頼書ですよ」
恭子「差出人は弘世菫・・・元白糸台の部長か」
恭子「宮永照の死について話したいことがある・・・ねぇ」ペラ
漫「ね?ホンマでしょ?元チームメイトがおふざけでこんなの送ってきませんって」
恭子「にしたっておかしないか?今のスズちゃんの話聞いてる限りじゃ、宮永は病死やったんやろ?」
恭子「殺人事件とか不可解な自殺なら探偵呼ぶんも分かるけど、なんで病死やのに探偵が必要なんや?」
漫「続きに書いてありますよ。どうも不可解な『謎』があるらしいです」
恭子「ほぅ・・・『謎』か・・・」
恭子「よし・・・会ってみよか。 いくで、上重助手!」
漫「ハイっ!」
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末原恭子(すえはらきょうこ)
姫松高校を卒業後、私立探偵事務所を設立。持ち前の冷静沈着さと頭脳でそこそこ有名な探偵に。
上重漫(うえしげすず)
末原探偵事務所の助手。
という設定でやっていきます。それでは続きをどうぞ
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〜宮永照邸〜
菫「私が依頼書の送り主、弘世菫だ。よろしく」
恭子「末原探偵事務所の末原恭子や」
菫「多忙な身であるだろうに、急な依頼で申し訳ない」
恭子「いやいや、そんなことより・・・宮永照が病死したってのはホンマなんか?」
菫「・・・」コク
恭子「・・・そうか。全く知らんかった」
菫「あいつの意向でな。世間ではまだ宮永照は闘病中ということになっている」
恭子「ええんか?部外者の私らに教えてしまっても」
菫「本来あいつが生前親しかったごく一部の者にしか知られていないんだが、状況が状況でね」
菫「それに、君たちのことも信頼できる、と私は思っている」
恭子「そりゃありがたいことで・・・じゃあまずは話を聞こか」
-
菫「まず、照の死を知っているのは両親、妹、そして白糸台時代のチームメイトだ」
菫「照の両親以外は全員今日この場に集まってもらっている」
恭子「一応全員分、高校卒業後の宮永照との関係を聞かせてもらおか」
菫「じゃあまずは私からだな」
菫「あいつはプロに、私は大学に進学したんだが、それからもよく連絡は取り合っていたよ」
菫「何度か無理を言ってウチの麻雀部の練習に付き合ってもらったこともあったぐらいだ」
菫「社会人になってからもよく会っていたからな。あいつにとってどうかは分からなかったが、私にとってあいつは一番の親友だよ」
菫「だからこそ・・・あいつの死を、まだ受け入れ切れていない自分がいる・・・」
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恭子「・・・そっちの眼鏡の人は?」
尭深「・・・渋谷尭深です」
尭深「・・・高校時代から、お茶とお菓子のことで盛り上がることが多くて」
尭深「高校卒業後も色んなところへ二人でお茶に合うお菓子を探しに行ったりなんてしてました」
尭深「先輩が闘病生活に入ってからは、たくさんお見舞いのお菓子を持って行きましたし」
尭深「そのたびにすごく喜んでくれた先輩の顔は・・・しっかりと憶えています」
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恭子「なるほどな・・・そっちの人は?」
誠子「名前は亦野誠子といいます」
誠子「私は・・・あの人には感謝してもしきれないほどの恩があるんです・・・なのに先だたれてしまって」
恭子「恩?」
誠子「高校卒業後に、当時もうプロとして活躍していた先輩からマネージャーをやらないかとスカウトされたんですよ」
誠子「先輩の身の回りのお世話をしている間、普通に進学や就職をしていたんじゃ学べなかったような、たくさんの経験をさせてもらいました」
恭子「なるほど、拾ってもろた恩、ってとこか」
誠子「日ごろから先輩への感謝は口に出して表していたんですが・・・亡くなられてからもっとあれこれ伝えておけばよかったと悔やむことばかりです・・・」
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恭子「じゃあ次、そっちの・・・大星プロ」
淡「関係もなにも、テルと私は永遠のライバルだよ」
恭子「ライバル?」
淡「そ。テルのチームとウチは同じリーグで首位争いを毎年してるような関係で、私たちはそれぞれのチームの若きエースだったんだよ!」
菫「ライバルって・・・お前は照との直接対決で一度も勝ったことないじゃないか」
淡「も、もうちょっとで勝つ予定だったんだよ!」
淡「勝つ予定だったのに・・・それなのに・・・勝ち逃げなんてずるいよ、テル・・・」
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恭子「さて最後に・・・」
恭子「・・・久しぶりやな、宮永」
咲「・・・・・・」
咲「・・・私とお姉ちゃんに、関係なんてありません」
恭子「? どういう意味や?」
咲「あの年の全国大会、私はお姉ちゃんと麻雀を通して話がしたくて戦ってました・・・」
咲「でもそれは結局叶わなくて、お姉ちゃんは卒業後プロになって、もっと遠い存在になってしまって・・・」
咲「やっともう一度話せると思った時には、難病と戦っていて、気がつけば絶対に届かない存在になっていました・・・」
咲「・・・きっと、お姉ちゃんの目に私が映っていたことなんてないんです」
恭子「・・・・・・宮永」
咲「・・・それでも、それでも!私はもっとお姉ちゃんに近づきたい!」
咲「もうお姉ちゃんと繋がることはできなくても、お姉ちゃんのことをもっと知りたい!」
咲「・・・ヒクッ・・・だから、お願いします。末原さん」
咲「お姉ちゃんの遺した謎を・・・解明してください」
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恭子「これがその、宮永照が遺した『謎』か?」
誠子「えぇ。先輩の死後見つかった遺書と、10枚ほどの紙が入った封筒、そして・・・」
恭子「・・・鍵のかかった部屋、か」
誠子「先輩の私生活のお世話をしていた私でも、ついにこの部屋には入れてもえらえませんでした。この部屋に何があるのかも分かりません」
恭子「遺書にはなんて?」
菫「簡単に言えば、
・この開かずの部屋の中に、大事なものを仕舞っているということ。
・部屋のロックを解除するための番号をこの封筒の中に隠してあるということ。
・この部屋の鍵を無理やり外すようなことはしないでほしいということ、かな」
恭子「・・・なるほどな」
菫「そして最後にはこうつづられている
『私の遺した全てのモノ・文章・文字を使った先に、私が本当に伝えたい言葉がある』 」
-
菫「・・・だそうだ」
恭子「その封筒の中にあるのが、彼女の『遺したモノ』、か」
菫「あぁ、どうやら色んなものを参照しながら自分で作ったようだ。これを作ったであろう時は既に病気を患っていたはずなのに・・・全く無茶をする」
淡「でも中身を見てみたけど、解除の番号なんてどこにも書いてないし、なんのことだかサッパリだったよ?」
尭深「・・・私はちょっとだけ分かりましたけど、結局番号は分かりませんでした」
誠子「・・・大丈夫そうですか?末原さん」
恭子「私を誰や思てんねん。・・・任しとき」
恭子「_____さぁ、ナゾ解きの時間や」
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グダグダと長いプロローグ申し訳ありません。ここから本編のナゾトキゲームの開始です。
ナゾ解きに挑戦するにあたっての注意事項
1.これから出題される謎を全て解き明かして、最後の答えにたどり着いてください。
2.(重要)
謎に関するヒント、及び謎の答えを書き込むことは、他の人がゲームを楽しむのを最も阻害する行為です。
・問題に対する質問は書き込んでもらってもかまいませんが、ヒントを出し合う、正解を教えあう書き込みはご遠慮ください。
・質問の返答は、「補足しないとゲームの進行に致命的な支障をきたす場合」のみこちらから返答を差し上げます。
(SSや問題に対しての感想は嬉しいので書き込んでいただいて構いません。
「シナリオガバガバだな」とか「問題チョロすぎて草も生えない」とかなんでも514!)
3.解答編について
・問題を全て投下し終えてから一定の時間を見計らって(1〜数時間を目安)、解答編をはじめます。
・自分の出した最後の答えが合っているかどうかは、解答編投下まで分かりません。
今のところ、解答編投下直前に、最後の解答を書き込む時間を設けようと思っています。
その時間帯のみ、自分の解答を書き込むのをOKにします。
(それ以外では、何度も言うようですが他の人の楽しみを奪いかねない行為なのでご遠慮ください)
4.途中、麻雀を経験したことがない人には解けないような問題が存在します。
それほど難しくないので調べていただければ解決すると思いますが、どうしても分からない場合はその旨を書き込んでください。
5.ゲーム途中で重大な欠陥が見つかった場合
更新がなくなります。失踪します。ご了承ください。
-
それでははじめます
〜問題編〜
恭子「じゃあスズちゃん。その封筒開けてくれるか?」
漫「はい!末原先輩!」
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org228741.txt.html
pass:huutou
(図形が崩れるのがいやなのでテキストアップローダを使用しました。ダウンロードしてお使いください)
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漫「A〜Jのアルファベットが振られた10枚の紙、これが宮永照が遺した『謎』ですか」
漫「ここから部屋の解除番号を見つけ出し」
恭子「・・・そこの画面に入力する、か」
== ロック解除ナンバー入力画面 ==
Jカラ [ ]
-
問題は以上です。
スマホだと図形が大幅に崩れる・改行が変で読みにくい、ということが考えられるので、できるだけPCでの閲覧を推奨します。
補足事項
最後の部分は[]内に求めた番号を入力するものだと思ってください。分かりづらくて申し訳ないです。
ちょくちょくある左端の.は、なにもないと左詰めになって図形が成立しなくなるのを防ぐためのもので、問題とは一切関係ありません。
問題Gについて、○と○を挟む記号が、その数字の間で成立する関係だと思ってください。
斜め方向に関しては、全ての○及び◎に対して、右斜め上と左斜め下で成立する関係だと考えてください。
(PC上では分かりづらいので、紙に書き直すのをオススメします)
制限時間は、数時間後に解答の投下を予定しています。
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謎解きSSとは新しい試みですね…
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メゲロック末原
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難しすぎぃ
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ちゃんと全部問題解いたうえでナンバーもわかった
最後の最後で違ってたら泣く
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アップローダを投下してから2時間半が経過しました。
大体3時間で解答編を投下する予定だったのですが、
「まだ問題を解き終わってない」「まだ挑戦したい」
など、解答編の投下を遅らせほしい人がいれば書き込んでいただけるとありがたいです。
どれくらいの人にこのゲームを遊んでいただいているか分かりませんが、要望がないようでしたら3時間を過ぎた辺りで投下を始めたいと思います。
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もうわかんないからあきらめたゾイ…
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あと数分というタイミングで本当に申し訳ないのですが、
急遽やらなければならない用事が出来てしまったので更に30分ほどお待ちください。グダグダになってしまい本当に申し訳ありません。
・問題が解けた人へ
その「最後の答え」は『ある言葉』で間違いありませんか?
間違いなければ30分ほどおまちください
・まだ問題がとけていない人へ
はからずも30分増えてしまったので、もう30分ほど遊んでいただけるとありがたいです
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数字じゃないのか
なんか間違ってるかも
-
恭子(・・・よし、これがおそらくロックを解除する番号やろ)
恭子(それに遺書に書かれたあの言葉・・・)
恭子(・・・宮永照。こんな凝った問題作るくせに・・・ホンマに不器用なやつやな)
恭子(・・・あんたの遺したメッセージは、私がしっかりと伝えたる)
恭子(さぁ、解決編の始まりや)
-
というわけで解答編です。遅くなってすいませんでした。
問題が解けたという人もそうでない人も、
問題の解説とSS、その両方のような何かと思って読んでいただけるとありがたいです。
それではどうぞ
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〜解答編〜
菫「謎が解けた!?」
咲「本当ですか!?」
淡「ナンバー分かったってこと!?」
恭子「あぁ。それじゃ今から、私らはこの謎をどう解き進めていけばよかったか、簡単に解説していこか」
恭子「まず私らが封筒を開けて目にしたもの、それはA〜Jのアルファベットが入った10枚の紙やった」
恭子「このうち、まずJを見てみると、そこにはA〜Iまでのアルファベットとたくさんの空欄」
恭子「Jの用紙は、A〜Iの解答を書き込む解答用紙の役割をもっとると考えられる」
尭深「・・・まぁ、そのぐらいは」
淡(そうだったんだ・・・)
-
恭子「それに気づいたら次はA〜Iの問題をそれぞれ解いていく」
恭子「ちょっと難しいと思うものもあったけど、落ち着いて解けばなんてことない、どれも楽勝な問題や」
恭子「Aの問題は上下が50音、もしくはアルファベット順になっとると考えればすぐ答えが出るし」
恭子「Bは数字がアルファベットの何番目を指してるか、というのに気づけば楽勝や」
漫「Cは高校時代麻雀やってた私らにはサービス問題でしたね。わざわざ並べ替えるまでもなかったですよ」
恭子「・・・あぁ、そうやな」
-
恭子「Dも単純な漢字パズルや。矢印の方向に成立する2文字の熟語を作れるようなaとbを考える」
恭子「Eは少し難しかったかもしれんけど、年月と見慣れた7つの星の名前から、カレンダーが連想できればすぐ解ける」
恭子「まぁ、2015年5月のカレンダーをスマホで開いてみればひらめける問題やな」
恭子「Fも一見長ったらしいけど、『照の頭』の意味が分かればなんてことない」
恭子「Gは数字のパズル。律儀に全部解かんでも、◎の部分さえ埋まればええ」
恭子「Hは単純な連立方程式に置き換えられるし、Iも落ち着いて整理してみればすぐ答えに行き着く」
-
オカシスベテカケロで7328416だよな?
なんか間違えてるっぽいけど
-
恭子「そうして導き出したA〜Iの答えを、Jの解答用紙に記入していく。するとこうなるんや」
J
. ABCDEFGHI
.
. カ
. イ ミ
. ノ スヤ チ
. ウ トナ ヨ
. アヨ ロガ コヒ
⇒『 オカシスベテカケロ 』
. ロ コウリルレーセ
. ナ ガー ーキス
. ミ ク ミ
. ン レ
. c
-
なんかズレたのでもう一度
恭子「そうして導き出したA〜Iの答えを、Jの解答用紙に記入していく。するとこうなるんや」
J
・ ABCDEFGHI
・ カ
・ イ ミ
・ ノ スヤ チ
・ ウ トナ ヨ
・ アヨ ロガ コヒ
⇒『 オカシスベテカケロ 』
・ ロ コウリルレーセ
・ ナ ガー ーキス
・ ミ ク ミ
・ ン レ
・ c
-
菫「確かに一見キレイに収まっているように見えるが、私たちの目的はそうじゃないだろう?」
菫「部屋のロックを解除する番号が必要なんだ、この解答用紙を埋めたからってなんになる?」
恭子「いやいやそうでもないで?このJの用紙、よく見てみ?」
誠子「・・・あっ! この解答用紙の矢印の部分、言葉になってる」
恭子「そう。矢印の部分を順に拾って読んでいくと」
『オカシスベテカケロ』
恭子「って一文が出てくる」
-
淡「・・・でも、これってどーいう意味?」
尭深「よくわかりません」
恭子「おいおい、この謎を解き進める中で、みんないくつか『オカシ』を目にしとるはずやで?」
咲「オカシ・・・お菓子・・・問題Hの・・・!」
恭子「そう。私らは問題Hの中で、お菓子のメモを4種類目にした」
恭子「そしてそのメモには全て【お菓子No】と言われる番号が振られとったのも目にしたはずや」
菫「それじゃあこの、オカシスベテカケロってのは・・・」
恭子「そう、このお菓子Noを全てかけ合わせろ、ってことや。実際に全てかけるとこうなる」
29 × 32 × 53 × 149 = 7328416
恭子「これが・・・」ピッピッピッ ピー
恭子「この部屋のロックを解除するために必要な番号や」ガチャ
-
〜部屋の中〜
菫「これが、照が遺したかった部屋か」
淡「なにこれ・・・本棚びっしりに本が詰まってる」
尭深「これ・・・アルバム? たくさんあるみたいだけど」
誠子「こっちには麻雀牌のセットが。よく手入れされてあるけど、相当古いですよこれ」
咲(見覚えがある・・・これってもしかして・・・)
菫「なんなんだこの部屋は・・・あいつの思い出の部屋、ってとこか?」
-
恭子「・・・この部屋がなんのためにあるのかを明らかにするには、ひとつ思い出さないかんことがある」
淡「思い出さなきゃ・・・」
誠子「いけないこと・・・?」
恭子「宮永照は遺書の中でこう言っとった。『本当に伝えたい言葉がある』と」
尭深「本当に伝えたい言葉・・・」
恭子「そう。つまりこの『謎』の中には、部屋のロック解除ナンバーだけやなくて、彼女の遺したメッセージも隠されとるっちゅうことや」
恭子「彼女が、宮永照が本当に伝えたかったものは、数字やない。言葉や」
咲「・・・!」
菫「し、しかし封筒にはあの10枚の紙しかなかったぞ!?そんなもの一体どこに・・・」
恭子「謎を解き始めてから目にしたのは、なにも封筒の中の紙だけやない」
恭子「メッセージが隠されとるんは、ロック解除画面そのものや」
-
誠子「ロック解除画面・・・たしかに、入力画面の左に変な文字はありましたけど」
恭子「そう、入力画面の左には、『Jカラ』という文字が刻まれとった。そしてその右に数字を打ち込んだ」
尭深「・・・! まさか、この数字が言葉になってる・・・!?」
淡「でもでも、7328416でしょ? ナ、ミ、ニ、ヤ、 ・・・なんて読むのこれ」
-
恭子「そのまま読もうとしても上手くいかん。でも、もしこの数字を変換できるものがあれば話は別や」
咲「数字を変換・・・できるもの・・・」
恭子「そう、それはここにちゃんと用意されとった」
表
1:ト 6:レ
2:ン 7:ブ
3:イ 8:ヌ
4:キ 9:カ
5:ー
-
誠子「これって、問題Gの変換表ですか?」
恭子「そう。これを使って、数字をカタカナに変換してみる。するとこうなる」
7328146 ⇒ ブインヌキトレ
漫「ブインヌキトレ・・・?」
恭子「正確に言えば『Jカラ ブインヌキトレ』 やな」
淡「Jっていうのは、さっきのJの解答用紙のことだよね?」
尭深「でも、ブインっていうのは・・・?」
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入力画面がなんか意味深だなあとは思ったけどそういうことか
-
恭子「さっきと同じ発想や。私らはもう『ブイン』を既に目にしとる」
菫「・・・! 問題Iの部員名簿か!」
恭子「その通り。そしてその名簿とJの解答欄を見比べてみると、あることに気づく」
恭子「このJの解答欄の文字と部員名簿の文字、やけに被るものが多いってことに」
恭子「つまり『ブインヌキトレ』ってのは、Jの解答欄から、部員名簿に使われとる文字を抜き取れ、ってことなんや」
恭子「実際にやってみるとこうなる」
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J
・ ABCDEFGHI
・ カ
・ イ ミ
・ ノ スヤ チ
・ ウ トナ ヨ
・ アヨ ロガ コヒ
⇒『 オカシスベテカケロ 』
・ ロ コウリルレーセ
・ ナ ガー ーキス
・ ミ ク ミ
・ ン レ
・ c
・ ABCDEFGHI
・ イ
・
・
・ ア
⇒『 シ テ 』
・ ル
・
・
・
・ c
『 c ア イシ テル 』
-
漫「c・・・問題Cってことですかね?」
誠子「今Cの欄にはイシ、が残ってるから、イシ愛してる・・・ってこと?」
恭子「・・・・・・」
恭子「・・・宮永照は、きっとものすごく几帳面なやつなんやろう」
咲「・・・?」
恭子「彼女はアルファベットの大文字小文字ひとつにすら、意味を持たせとったってことや」
恭子「この『c』は小文字・・・そして、実は小文字のcは、この謎を解いてきた中でひとつしか存在せんかった」
誠子「・・・・・・あぁ!! これ・・・これですか!?」
-
投下順をミスったゾ。>>43の前にこれを挟んでください
菫「 『cアイシテル』・・・愛してる、ということか?」
恭子「そう。間違いなく宮永照からのメッセージや」
尭深「でも愛してる、と言っても、『c』って・・・? 一体先輩は何を愛していたんですか?」
-
恭子「そう、問題Cの、図Xと書かれた部分や」
図X
・ 『 』
・ 『 』
・ c = 『 』
・ 『 』
・ 『 』
淡「ホントだ・・・」
-
なぜかズレこんでしまいますが、きちんと並んでるのが正しいです
恭子「この図のすぐ上には、問題Cの5つの手牌を、上からシャンテン数が低い順に並べ直せ、とある」
恭子「つまり『c』は、完成させた図Xそのものってことや」
恭子「スズちゃんはさっき『並べ替えるまでもない』って言っとったけど、これにもちゃんと意味があったってことやな」
漫「そ、そんなぁ・・・」
菫「いや、だからといって、この図そのものといわれても意味が分からないだろう?」
尭深「この図に何か隠れてる・・・?」
淡「あぁ〜、全然わかんないよぉ〜!」
咲「・・・・・・」
-
恭子「宮永照は、彼女の遺書の中でこう言っとった」
『私の遺した全てのモノ・文章・文字を使った先に、私が本当に伝えたい言葉がある』
恭子「私らはここまで、様々な『モノ・文章・文字』を使って謎を解き進めてきた」
恭子「そしてこの図Xの中には、まだ私らが『使っていない』モノがある」
菫「麻雀牌・・・文字・・・ハッ!!」
菫「”字牌”のこと・・・か?」
-
すっごい考えられてるなぁ
-
恭子「その通りや。正確に言えば文字の描かれた牌。マンズと、白を除く字牌のことや」
恭子「宮永照が全ての文字を使えというのなら、当然この文字の描かれた牌にも意味がある」
恭子「並べ替えた牌の並びから、『意味のある』マンズと字牌のみを、分かりやすいように黒く塗りつぶしてみる」
恭子「___これが、宮永照が遺したメッセージや」
-
『 ⑧3南4南13⑤2南⑦2⑧ 』
『 ①九東中西九9⑧南北発⑨1 』
『 ②4五⑦二②④38三⑨⑧⑤ 』
『 ③④69東86三六八発一3 』
『 85中東①②⑧92西1⑤⑨ 』
↓
『 ○○●○●○○○○●○○○ 』
『 ○●●●●●○○●●●○○ 』
『 ○○●○●○○○○●○○○ 』
『 ○○○○●○○●●●●●○ 』
『 ○○●●○○○○○●○○○ 』
-
菫「これは・・・!」
誠子「『c = サキ』・・・」
淡「ってことは・・・」
尭深「宮永先輩のメッセージって・・・」
咲「・・・・・・・・!」
恭子「宮永照はこの謎と、この部屋、それに『伝えたい言葉』を、一人の少女に向けて遺した」
恭子「その少女は、彼女にとって最愛の妹・・・宮永咲」
恭子「そのメッセージは・・・」
『 サキ アイシテル 』
-
咲「お、お姉ちゃん・・・ わ、わたし・・・」
恭子「宮永、あんたさっき、『お姉ちゃんの目に自分は映っていない』なんて言っとったけど、本当はそんなことなかったんや」
恭子「むしろ、彼女は誰よりもあんたのことを見ていた」
恭子「この部屋もきっと、自分のことを妹に知っていてほしい、っちゅう願いから遺されたものなんやろう」
恭子「『もう繋がることはできない』なんてことない。あんたら姉妹は、立派に繋がることができたんや」
咲「・・・・・・・・お」
咲「お姉ちゃあああああああああん うわあああああああ」
-
咲「お姉ちゃん・・・グスッ・・・わたしも・・・わたしもお姉ちゃんのこと・・・大好きだよ・・・グスッ」
淡「よがっだね、サキ・・・」グス
尭深「うん、よかった・・・」
恭子「しかしこんな回りくどいやり方せんでも、とは思うけどな」ハハ
菫「・・・私には分かるよ。これがあいつのやり方だ」
菫「仏頂面で不器用なあいつの・・・精一杯の、親愛の表現」
菫「咲ちゃん。君は誰よりも、あいつに愛されていたんだよ」
咲「お姉ちゃん・・・グスッ・・・ありがとう・・・ヒクッ・・・」
-
恭子(それから宮永はしばらく泣き続けた・・・彼女の姉が遺したものをひとつずつ、確かめるように)
恭子「それじゃあそろそろ私らは退散しよか。いくで、スズちゃん」
漫「はい!」
誠子「あ、忘れるところでした! 」
恭子「?」
誠子「今回の謝礼をまだお支払いしていませんでした」
恭子「・・・ シーッ。 今この場で、お金の話はふさわしくないで?」ヒソヒソ
誠子「そ、そうですね。ではこちらにお越しください」ヒソヒソ
恭子「了解や。スズちゃん、先に外で待っといてくれるか?」
漫「分かりました、末原先輩。車出しておきますね」
-
恭子(愛の形は人それぞれ、とはよく言ったもんやけど・・・こんな愛もあるんやな)テクテク
恭子(全ての言葉をつむいだ先に隠された愛・・・普通に伝えたんでは大きすぎる、『親愛』)テクテク
恭子(全ての・・・言葉・・・)ピタッ
誠子「どうかしましたか?」
恭子「・・・ん、いやなんでもない。ただ・・・」
恭子「『愛の形』ゆうんはどうしようもなく、人それぞれやと思ってな」
-
以上で解答編終了です。楽しんでいただけましたでしょうか。読んでいただいた方、ありがとうございました。
質問・感想・苦情などあればよろしくおねがいします。
実はまだちょっとしたエピローグがあるんですが、まだ微妙に書ききれていないので今日はこれで終了です。
多分明日までに書き終われるので、AILE君明日の夜までこのスレ残してオナシャス!
-
乙
カレンダーの意味が分からないゾ(池沼)
-
乙シャス!
解答見ないとわからなかったゾ…(池沼)
綺麗な終わり方でよかった(小並感)
-
A〜Iの問題で分からなかったものがあれば簡単に解説しますのでコメントいただければと思います
>>57 2015・May、というのから2015年5月のカレンダーをスマホで開いてみてください
7つの星がそれぞれ月〜日の曜日を表しているのに気づけば、上から順にひらがなを当てはめていけます。
当てはめ終えたあと、ひらがなを1日から31日まで順に読んでいってみてください。
-
完全に正岡民でした
こういうのは最初の答えが出てからが本番というのをすっかり忘れていた
回答編見ながら戒能さんのことを愛していたのかと本気で思ったしダメすぎる
-
>>59
ありしゃす!
-
ロックナンバー出して満足してしまった
理牌してないのに意味があるとは思ったんだけど、そこから先に進めなかった
-
エピローグってなんだろう
さらっと書いてあった○○かな?
-
日付を跨いでIDが変わってしまうのを忘れてた・・・
なんの証明にもなりませんが一応このIDが投稿者です。こんなスレ乗っ取りとかないと思いますが
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『 真実はいつもひとつ 』
恭子(使い古されに使い古されたこの謳い文句・・・それでも私はこの言葉を信じて探偵をやってきたつもりや)
恭子(けど・・・もしかしたらそれも今日までかもしれへんなぁ)
恭子(そろそろ時間やな・・・始めよう)
恭子(____もうひとつの・・・解答編の始まりや)
-
〜エピローグ・もうひとつの解答編〜 です。
先に断っておきますが、問題自体は解答編で出た答えで終わっています。
なので解答編の答えが導き出せた人が正解者であることに変わりはありません。
あくまでもオマケとして、お楽しみください。それではどうぞ
-
〜別室〜
恭子「依頼主は弘世さんやのに、謝礼を払うんはあんたなんやな」
誠子「えぇ、これでも宮永先輩のマネージャーですから」
誠子「今日は本当にありがとうございました。こちらが本日の謝礼金です」
恭子「・・・・・・」
誠子「末原さん?」
-
恭子「・・・亦野さん、あんた、宮永照のこと好きやった?」
誠子「 ? えぇ、いつまで経っても、本当に尊敬すべき先輩です」
恭子「・・・そうか」
誠子「それが何か・・・?」
恭子「・・・宮永照の遺書にはこう記してあった」
『私の遺した全てのモノ・文章・文字を使った先に、私が本当に伝えたい言葉がある』
誠子「え、えぇ。それは先ほども聞きましたし、その意味も分かってます」
恭子「・・・私らは本当に、彼女の遺したモノを全て使ったやろうか」
-
誠子「・・・え?」
恭子「まだ彼女の遺したモノの中で、使ってないものがあるとしたら・・・?」
誠子「な、何を言ってるんですか? 末原さん」
恭子「少し引っかかってたんや・・・問題F」
-
誠子「問題F・・・?確か、WEEKLY麻雀TODAYのインタビュー記事でしたっけ?」
恭子「今あの問題を見返してみると、少し妙な感じがするんや」
恭子「あそこに書かれた問題は、
『 Q.ここまでの『照の頭』をつなげ。 』
やった。わざわざインタビュー記事の間に挿入してあったやつや」
誠子「えぇ。ですが、それのどこが妙なんですか・・・?」
-
恭子「妙やなと思ったんは、この問題文より上の部分だけで、問題Fは成立しとる点や」
恭子「にもかかわらず、これより下にも、インタビュー記事は続いとる」
恭子「私らはこの後半の文章を、果たして遺書に書かれたとおり、『全て使った』と言ってええんやろうか」
誠子「後半の文章に・・・意味があったと・・・?」
恭子「あぁ。インタビューはこんな風に続いた」
照「この記事を読んでいる人の中にはもしかしたら、今
自分のやっていること、進む道に疑問を持つ人がいる
かもしれません。そんな人たちにこれだけは伝えたい」
恭子「『これだけは伝えたい』。この次の彼女の発言は、間違いなく『読者』へのメッセージ・・・彼女の遺した『言葉』や」
-
誠子「・・・・・・」
恭子「そして彼女はこう続けとる」
照「あなたが今間違いだと思っていることは、決して間違い
なんかじゃありません。必ずそこに意味はあるんです」
恭子「問題Fに直接関係しないこの一文をわざわざ残した意味・・・それは、この一文が私らに向けたメッセージだったから」
誠子「じゃあ・・・この一文は、何か意味があると・・・?」
恭子「・・・宮永照の遺した謎を解き明かす過程で、ずっと私らが『間違い』だと思っとったことが、何かあったやろうか」
誠子「間違い・・・?でも、ちゃんと謎は解明されたわけですし・・・そんなものあるはあずが・・・」
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恭子「各問題をよく振り返ってみた。そしたらこんな『間違い』があったんや」
恭子「問題Fの最初、インタビュアーの発言の三行目」
『 この記事は主に宮永選手と同じ高校生を対照としたものになる予定ですので 〜 』
恭子「この『対照』という漢字。これは何かを比較する時に用いられるもので、本来この文脈に適した使い方やない」
誠子「・・・!」
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恭子「そう。つまり私らがこの謎を解く間、ずっと『間違いだと思っていたもの』とは、宮永照が作成した問題にある、この『誤字』のことや」
誠子「誤字・・・たしかに、宮永先輩が誤って書いたのだろうと思ってました」
恭子「でも、彼女の遺した言葉によれば、これは間違いなんかやなくて、むしろちゃんと意味を持つものらしい」
恭子「彼女の作った問題の中には、他にも同じような漢字の誤字がいくつかある」
恭子「問題Gの問題文。本来は『合言葉』と書くのが正しい」
恭子「問題Hのお菓子メモの寸評。お菓子は『製作費用』と書かなあかん」
恭子「問題Iの部員名簿。麻雀役なら本当は『国士無双』と書くべきや」
-
恭子「本来間違いであるはずのこれらの誤字が、実は意味をもつものだとしたら・・・」
恭子「並べてみるとこうなる」
F 象 ⇒ 照
G 合 ⇒ 愛
H 製 ⇒ 誠
I 士 ⇒ 子
照 愛 誠 子 ⇒ 照 愛 誠子
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誠子「照・・・愛す・・・誠子・・・?」
恭子「・・・そう。これが宮永照の遺した『もうひとつのメッセージ』」
恭子「宮永咲を妹として、家族として愛したのとは違う・・・彼女は、宮永照は・・・」
恭子「一人の女として、あんたを・・・亦野誠子を愛していた、ってことや」
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誠子「・・・・・・そ、そんな」
恭子「このことは他の誰にも話してない。元白糸台メンバーや、宮永咲にも」
恭子「この真実は、あんただけが知る権利があると思ったし、あんただけで抱える義務があると思ったからや」
誠子「義務・・・?」
恭子「あぁ。おそらく彼女のこの想いは、誰にも知られることなく、彼女の胸の内にずっと仕舞われるはずのものやった」
恭子「昔ほどやないとはいえ、まだまだこの国の同性の交際や同性婚に対する理解は浅く、風当たりは強い」
恭子「ましてや彼女はいまや麻雀のトッププロ。このことが判明すれば自分だけやなくあんたにも迷惑がかかる」
恭子「なら、自分の中でこの想いを閉じ込めておけば、誰も悲しむことはない。それが彼女の考えのはずやった」
-
誠子「でも・・・」
恭子「それでも今回、この謎の中に、こうして『言葉』として遺してしまった」
恭子「これは妹を愛し、親友や後輩を思いやる、いつだって他者のことを考えてきた彼女が、それでも自分を優先してしまった結果」
恭子「__抑えきれずに零れ出てしまった・・・心の叫び」
恭子「それがこの謎に隠されたもうひとつの、『本当に伝えたい言葉』や」
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誠子「宮永・・・先輩・・・」
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『 今日からチーム虎姫に入る、亦野誠子といいます!精一杯頑張ります、よろしくおねがいします! 』
___・・・。
『 宮永先輩、ご卒業おめでとうございます! プロでも頑張ってください! 』
___・・・・・・・・・。
『 宮永先輩、私、先輩のマネージャーをやれて本当に良かったと思ってます! 』
『 こんな私を拾ってくれて、ありがとうございます 』
___違う・・・私はそんないい人じゃないの
___あなたを雇ったのだって、どうしようもなく自分勝手な理由
___あなたを誰にも渡したくない・・・近くにおいておきたい・・・
『 最近お身体の調子はどうですか? 着替え、ここに置いておきますね 』
___やめて・・・あなたの瞳が、笑顔が、心が・・・
___誠子・・・誠子・・・・・・誠子・・・・・・・!
『 宮永先輩 』
___私は・・・あなたのことが・・・・・・
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______
___
誠子「・・・・・・・・・・」
恭子「・・・伝えることは伝えたで。 これからどうするかは、あんた次第や」ガチャ
恭子「それじゃあまたいつか。 『謎』のある場所で」ペコリ
バタン
誠子「宮永先輩・・・わたしは・・・」
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漫「あ、末原先輩! 遅かったですね、なにしてはったんですか?」
恭子「ん〜、なんでもあらへん。 はよ車出さんとデコに油絵の具やで?」
漫「フギィ!? 分かりました出します! すぐ出しますから、勘弁してください!!」
ブゥゥゥゥゥ
ブロロロロ・・・
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恭子「真実はいつもひとつ・・・か」ボソッ
漫「へ?なんか言いました?」
恭子「いや・・・案外、先人の偉大な言葉もアテにならんもんやな、ってな」
漫「 ?? 変な先輩 」
恭子(別に真実なんて、いくらあってもえぇんやろうな。星の数ほどいる人間、それと同じ数の結末があってえぇ・・・なんたって)
恭子( ___なんたって・・・この世界は『謎』で満ち溢れとるんやから )
末原恭子「宮永照が死んだ!?」
カンッ!
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以上でこのSSはほんとに全て終了です。読んでいただいた方、ゲームを遊んでいただいた方、ありがとうございました
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おもしろかった
おつかれさま
誤字があるのには気づいたんだけどなぁ…
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乙乙
問題もSSもすごい(小並感)
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すごい良かったゾ(小並感)
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まさかの亦野
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良SSいいゾ〜
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