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【短編SS】明石「新しい艦娘が出来ましたよ!」
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明石「という訳で早速お披露目です!今回は軽巡と戦艦ですよ!」
軽巡??「…よろしく」
戦艦??「…どうも」
??「うん、結構良い感じじゃない。この子たちはどうしたの?」
明石「軽巡の子は砲撃で下半身を丸々損失して、解体処理となったところを私が修復と改造を施しました」
明石「戦艦の子は大破進撃指示によって轟沈した子を修復しまして、オプションを多めにつけてみました」
明石「で、こちらがレシピです。そんなに難しくはないですが素材が多めに必要なので量産はまだ難しいですかね」
??「……次の大規模作戦で投入してみるわ。じゃあ、これが今回の報酬」
明石「ありがとうございます!こちらの素材はなかなか手に入らないんですよね〜おお、こんなに沢山!」
??「いえ、こちらも相当助かってるしね。どうにも新型の艦娘の研究はあまりはかどらなくて」
??「……しかし今更だけど、あなたは『あちら側の艦娘』でしょう?こんなことをしてていいの?」
明石「まあ常識的に考えて良い訳が無いですよね。でも、どうにも欲望には勝てなくて」
??「欲望?」
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―――私は、ただ作りたいだけなんですよ。
ただただ知って、研究して、開発して、新たなものを産み出したい。私のこの手で作り上げたい。ただそれだけなんです。
それは、一つの立ち位置に留まっては出来ないことなんです。色んな立ち位置から、色んなものを作らなければいけないんです。
それが良いこととか、悪いこととかは関係無いんです。
例え悪魔と罵られようが、いずれ地獄に堕ちようがそんなことはどうでもいいんです。
例え自分の作った艦娘同士が恨みあって、憎しみあって、壊しあって、殺しあって、沈めあっても。そんなこともどうでもいいんです。
作って、作って、作って、作って、作って、作って、作って、作って、作って、作り続けて―――
ずっと、ずっと、ずっと作り続けられたら楽しいなって、そう思うんですよ。
??「……私達は負の感情から産み出された存在と言われているらしいけど。」
??「あなたは、一体なんなんでしょうね?何から産まれたら、そんな風になれるのかしら。」
明石「さぁ?そんな事考えたこともないですから。ずいぶんと哲学的なことをお考えになるのですね。」
??「……敵にしておくには勿体無いと思ってたけど、考えを改めるわ。あなたは、味方にもしたくない。」
明石「褒め言葉として受け取っておきます。おっともうこんな時間ですね。それでは、また次の機会に。」
??「……送って差し上げて」
??「……リョウカイ、シマシタ」
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…………
明石「工作艦明石、ただいま戻りました!」
大淀「お帰りなさい、明石さん。お目当てのものはございましたか?」
明石「ええ、おかげさまでホクホクです!アイテムも沢山手に入れましたし、アイテム屋明石もこれから営業再開です!」
大淀「それは良かった、皆さんお待ちかねですよ。その前にまずお食事でも如何でしょう?」
明石「ありがとうございます大淀さん!ありがたく頂戴します♥」
終わり!閉廷!
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NaNじぇい鎮守府の明石の闇は深い
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明石博士黒幕説
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咲!明石!ちひろ!
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