青年「大変だよ村長！クマだ！クマが出たんだよ！！」
村長「ハハ、馬鹿をいっちゃいけない、こんな海沿いの村にクマがでるわけ…」
球磨「球磨だくまぁ〜」
村長「な、なんだ今の可愛い泣き声は！？」
青年「だからクマだって言ってるじゃないか！ほら向こうを見てくれよ！」
球磨「くまぁ〜 くまぁ〜」
村長「ひー！！ 自分でくまって言ってる、間違いなくクマじゃないか… もうこの村もおしまいだ…」
球磨「くまぁ？」
村長「うわ、コッチ見て首かしげた！仕草まで可愛いぃ！！ くそぉ…私はもうダメみたいだ… お前は一人で逃げてくれ…」
青年「村長ー！！ …そうだ、猟師だ！猟師の人ならきっとなんとかしてくれるはずだ！」
漁師「漁師ならここにいるぞぉ！」
青年「字は違うけど読みは一緒だ！これならいける！クマをやっつけてください！」
球磨「球磨型軽巡の1番艦、球磨だくまぁ〜」
青年「1番艦… ってことはまさか長女なのか！？」
漁師「嘘だろ… 全身から末っ子オーラがにじみ出てるじゃないか！ ま、守ってあげたぃ… ぐふぅ…」
青年「漁師の人ぉー！！」
理容師「理容師ならここにいるぞぉ！」
青年「早口で読めばほぼ一緒だ！今度こそいける！クマをやっつけてください！」
理容師「頭をなでるふりをしてこのハサミで驚かせてやるぜぇ！」
球磨「くまぁ〜 なでなでしないでほしいくまぁ〜、ぬいぐるみじゃないくまぁ〜」
理容師「ぬいぐるみより可愛いぶふぅ…」
青年「理容師の人ぉー！！」
研究者「俺は量子について研究しているぞぉ！」
青年「量子ってなんだろう！そんなことよりクマをやっつけてください！」
研究者「俺の量子パンチでクマを追い払ってやるぜぇ！」
球磨「くまぁ〜 意外に優秀な球磨ちゃんって、よく言われるクマくまぁ〜」
研究者「俺もクマちゃんってちゃん付けして呼びてえぇっくしゅん…」
青年「量子の人ぉー！！」
青年「くそっ、いきどまりか… どうやら俺もここまでみたいだ…」
球磨「お手紙が届いてるくまぁ〜」
青年「へ？手紙？ ああ、田舎のじいちゃんからだ… なになに、来週そっちに遊びに行きます…」
球磨「遠征中に迷子になってお腹空かしてたらお爺ちゃんにご飯もらったくまぁ〜 お礼に郵便屋さんだくまぁ〜」
青年「可愛いうえに… 性格までいい… ぐふぅ…」
球磨「くまぁ？ 作戦終了、鎮守府に帰るくまぁ〜」
提督「よく戻ったな！遠征中に迷子になったって聞いて心配していたぞ球磨ちゃん！心配しすぎて首をつろうかと思ったところだ、ハハハ
」
球磨「ふふふ〜ん、人の為に一働きして良い感じだくまぁ〜」
提督「そういえば球磨ちゃん、妹を連れて二人で遠征に行ったんじゃないのか…？」
大変だぁ！レズが出たぞぉー！？
〜完〜