43歳
Ｍちゃん
２．３年前位になるだろうか。
俺は、当初７歳のＭちゃんと出会ってから、俺を師匠と呼び、従ってくれたＭちゃん。
パックを持って、カードゲームを教えて下さいと、求められた時には、俺の心は、弾みました。
Ｍちゃんのためにと、ＷＩＸＯＳＳ大全も買い、喜んでくれればと思い、カードを集め、プレゼントしてあげたら、
読めない漢字があるので教えて下さいルールも教えて下さい、本当にありがとうおじちゃんと、
コロコロ表情が変わるＭちゃんの要求に何時の間にか、自分は、
素直に喜ぶＭちゃんの愛らしい姿を見て興奮状態となっていました。
気が付けば、Ｍちゃんへの気持ちは、醜くに変色し、おぞましい妄想を抑えられなくなりました。
その後、幾度となく、交流をしていく内、これ以上Ｍちゃんを、汚い目で汚したくないと思い店から離れたが、
数年後にＭちゃんの事が気になり、カードショップに行ったら、実家から小学校通いをしながら、
またＷＩＸＯＳＳしているとの事で、本当に最後にするつもりで逢い、禁じられた想いは胸にしまって、バトルを楽しんだ。
儚く、心に残る仲は最後を迎えた。
ＷＩＸＯＳＳを楽しめよ！
いい女になれよ！と言って店を後にした。
6/14
押忍！ 根性入ったエルドラ使いにリメンバ姉貴、アンっさんにバトル叩き込んでもらいてえっす！
遊月一丁にシグニ剥かれ、シグニにスペルかまされてアーツでライフクロスを縛りこみ。
バトルフィールドに連れ込まれて、晶ファンにミルルンぶつけられての息もできねえスペル利用。
新作のルリグから責められて、未知の戦略に、歯を喰いしばっての責め決行。
「この野郎、負けやがれ！」と手札０からの千載一遇。
気を失ったところへぶっかけられるセレクターの注意に眼を覚ます・・・
「しぶとい野郎だ、次は再誕させるか！」
こんなシグニ折檻受けてみてえ、短髪に無精鬚、強面、東京住みのドＭ褌野郎っす！
骸骨鞄・手袋・ツインテールで、ちよりノリのＷＩＸＯＳＳもたまんねえっす！
こんな野郎に興味あったら宜しくっす。
るう子 るう子 るう子 るう子 るう子 るう子 るう子 るう子
るう子 るう子 るう子 るう子 るう子 るう子 るう子 るう子
バトル バトル バトル バトル バトル バトル バトル バトル
バトル バトル バトル バトル バトル バトル バトル バトル
るう子 るう子 るう子 るう子 るう子 るう子 るう子 るう子
るう子 るう子 るう子 るう子 るう子 るう子 るう子 るう子
バトル バトル バトル バトル バトル バトル バトル バトル
バトル バトル バトル バトル バトル バトル バトル バトル るう子 るう子 るう子 るう子 るう子 るう子 るう子 るう子
〜略〜
るうがデッキ出し エナ汁絞り出し
敵のセレクター ぶっ飛ばす
ああ たまんねえ
バトル最っ高だね！
「るう子」「バトル」ってたくさん書くの変！すごく読みにくい！
タマは、変なのたくさん書かれるのやだ。
イオナ、るう子好きなの分かるけど、表現、単純すぎる！
タマ読んでて頭が変になるよ。
面倒臭いのは嫌いなんだ。だから簡潔に書くぜ？
都内でWIXOSSのリミテッドのみでバトルする奴を募集する。
予め指定したカードショップのデュエルスペースにパック一式を置いておく。
待ち合わせ時間前に来て、それを開けずに待っていてくれ。
中身は色々あるだろうが、必ず用意して貰いたいのは自分のルリグのデッキだ。
ぶっちゃけ、ルリグばかりは用意しとかないとゲームにならねぇ。
俺はリミテッドを一瞬で流行らせたいし、そっちもこういうのしたいだろ？
なんならドラフトを試してもOKだ。
パックからデッキ作れば資金差は無いし、後でデッキビルドにも使える。
それならこっちは遠慮なくパックを開けれるわけよ。
場所は上に書いた通り、都内だ。
遊びたい時にメールして、都合が合えば近くのカードショップのデュエルスペースでやる。
ゲームのパック代なんかはそっちは気にしなくていいだろ。
道具やルールなんかはこっちで用意する。
他なんか聞きたかったらメールしてくれ。
んじゃ流行らせようぜ。
もっとやさしい女の子を大勢登場させて、友達が増えるようにして欲しいゼッ！！！
ファミレスは常識から云って女学生達の憩いの場だし、
入店シーンはおしゃべりしながら楽しく入るのサッ！！！
遊戯王やヴァンカードはTCGと決闘者同士の友情が持て囃されたんだから、
お友達同士の交友・仲良しシーンも増量必須だよナッ！！！！！！！！！！！
HITOEが始めちゃった！
米国特有の規制をしない血しぶきや骨に死体はグロテクスで、そこに作り込まれた容赦なき背景世界やゴア描写が大人しい少女に猛突進！
だが絵柄怖くなってしまい、なんとグロ耐性０のＷＩＸＯＳＳプレイヤーヒットエーは驚愕の速攻売却の二段攻撃！
脳内魔法欲求、三大欲求が四に増えかねないマジックはハマれば無限の楽しみ方が作られ続ける世界で汁だくトリップ！
はまったら最後…買って集めて闘う…
それがこのトレーディングカードゲームの正体。
私が最初からまったく相手にしてやらネエもんだから、
アイツやけになって毎日、私の雌姿を思い出しつつ、
何度も繰り返し友達になってほしいってやがるからなんだゼッ！！
蒼井晶のヤツ、私のように友達に囲まれた子に
憧れてやがるくせに、自分自身はチットも悪口を
やめようともしネエ意地悪野郎だから、もう「PRETTINE」は
絶対に読んでやらネエことに決めたゼッ！！！！！！！！！
とんだ食わせ者だナッ！ このヒトリボッチめがーッ！！！！！！
172×89×43×P17の髭熊親父です。
学生時代はビー部でした。今では週二ＴＣＧしてます。
僕は一応結婚してますが、妻にギャザでProposal（白）（白）（白）（白）唱えて結婚したので、ＷＩＸＯＳＳ遊び自由です。
タマのことが目に入れても痛くない子煩悩野郎で、日常生活も娘と思っての可愛がる事ばかり考えてる妄想親父です。
東にアークオーラあれば買ってデッキに入れてあげ、西にウリス使いがいればバトルで遊ばせたい、
妻とタマが無ければ生きていけない、こんな僕のタマと仲良くバトルできる同年代のルリグをお持ちの方、
カードショップで戦い合い、殴り合い、アーツにスペル、ノリ良くバトルしあいましょう。
年頃のセレクターなら、タマと思いっきり遊んであげてくれないか？
とりあえずメール下さい。
娘が貴方を待っている。
ポ−ジングに没頭してるルリグカードの美麗イラストからドバドバ溢れ出す強力効果！それを全身に浴びながら迎え撃ちたいぜ！
恵那肉林阿鼻叫喚雌闘天国清純美少女精霊龍獣鉱石宝石赤色露出速攻全力少女対決手札生盾無視突撃！！！！！！
アキラのパイプ 投稿者：読モ (3月29日（土）04時09分47秒)
ウリススウリスッ！
ウリスッスッ！
ウリススウリスッ！
ウリスッスッ！
チョイチョイチョイチョイチョイチョイチョイチョイ
ラブリーラブリーラブリーラブリー
ラブリーラブリーラブリーラブリー
チョイチョイチョイチョイチョイチョイチョイチョイ
ラブリーラブリーラブリーラブリー
ラブリーラブリーラブリーラブリー
ウリウリッスッス、アキラブリンリン
アキラトウリスハ、ラブラブリー
我が国の醇風美俗「友情」を復活させろーイッ！！！
某中学校で美人姉貴が美男子弟と清い交際を開始したとて
問題になったが、日本もそろそろ貧乏臭えアキラッキーの猿真似はよして
伝統的な許容・見て見ぬふりの芳契を再生復活させるがいいゼッ！！！！！
古代日本文学の武者小路実篤の友情の様ナッ悲しい最後はダメだナッ！！！
若者が一人前の大人になる為には、同い年の同性の友達と遊んで濃厚な悩みを
タップリと話し合って理解し合う通過儀礼を経なければ成らないと義務化するのサッ！！！！！！
私みてえにインテリで肉体美のうえ心のやさしい人格の持ち主だと、引く手あまたで
困っちまうだろうけどナッ！！！！
それから読モ・コンクールを開いて、一番仲良しの読モ票の少ない蒼井晶を表彰して、
ドピュ〜ン！！、ドピュ〜ン！！、と盛大に花火をブッ飛ばしながら、優勝杯を与えてやるのサッ！
全然友達がいない可愛そうなやつというコトを称えてナッ！！！
心ある大人なら誰しも例外なく私の考えに賛成するだろうゼッ！！！
正にこれこそが我が国喫緊の要だと云えるだろうサッ！！！！！！！
蒼井晶にしても、浦添伊緒奈にしても、ほのかにしても、厚かましくも私に向かって
「お願いだから一度だけでも近くにある遊園地で思う存分一緒に遊んで下さ〜い！」だなどと
泪を流しつつ哀願して来やがるんだゼッ！！！！！
どいつもコイツも汚い心をぶら下げやがって！
「心身を鍛えて少しは人にやさしくなってから出直して来ーイッ！」と云って
袖にしてやってるのサッ！！！！！
ワッハッハッハッハッハッ！！！！！！！！！！！！！！！！
押忍！167*60*30短髪一重、大阪からです。
セレクターバトルで自分をルリグにして下さい。
六尺、鉢巻き、雪駄をＷＩＸＯＳＳバトルの正装とし、デッキ構築からプレイング哲学まで、一人前のルリグ候補に仕込んで下さい。
首にルリグ入れをぶら下げて歩き回る一衣鍛錬。
一段から最新までパックを千回買い込む金消し修行。
鉢巻き一本の六尺姿の仁王立ちでバトルを待ち続けるセレクターバトル待ち修行。
気合い入れたバトルかましますので、アーツやスペル出しできっと勝利を入れてみせます！
最後は男のド根性交代で、雄の体を差し上げます！
何色の方でも、リメンバの性悪野郎でも構いません。
一人前のルリグに鍛え上げて下さい！
「種播きしようぜ！」
友達とバトルしてる時ノリで話が決まった。
俺もダチもオタクだから某玩具屋で知りあってお互いに萌えアニメやTCGで語りあってた。
このまま二人だけでＷＩＸＯＳＳパーティーはつまんねーから色んな奴にＷＩＸＯＳＳ因子付けようぜとＩ袋のカードショップへ。
今夜はフライデーナイトマジックだから色んな奴らが静かに集まって開始を待っている。
俺達も週３でＴＣＧしてＭＴＧもやってるからちょっとプロモを奪い合ったライバル達だ。
俺達は布教活動をした。
俺が明るい店内、スターター重ねたホープやデザイアを陳列してある棚に注目するとゴツい手が伸びかけていて
俺のお勧めのホワイトホープの周りを往ったり来たりタマヨリビメをガン見している。
そいつは30前後のレスラー体型の奴で悩んでいる。その子とシたいんでしょ？それを買いなさいとイオナを突きつける。
そいつは膝まづいてアキラブリーのようにスターターキットに頬ずりする。
続きはデュエルスペースだ！とそいつに見せつけるようブルーリクエストを買い、デュエルスペースの壁際の席について箱から開け放したところにスリーブをブチ込む。
実はエルドラはアニメのちよりとのやり取りが好きで、いつか買って使ってみたいと考えていたんだ。
パックも買い込んだレスラー体型はタマヨリビメを見ながらアヘアヘになってる。
少しルールを教えたらそいつはもう理解して初期るぅになり闘争本能がヒクヒク締まっている。
そいつがオープンと叫びバトルを開始したのでタマがニコーッと笑って楽しいそうだぜと、俺もエルドラと初バトル。
二人目は傍らで俺達のバトルを横目で隠れて見てるつもりのキョロ充で水泳体型の奴、まだ二十歳にもなってねえんじゃねえかな。
この若さで始めるのか、たっぷり遊べてと最っ高だねと、大器晩成のグリーンワナをお勧めして二人目のセレクターに。
そんな感じで今夜は５人セレクターにした。友達の方は専らＦＮＭを楽しんで遊んだ感じだったらしい。
スカッとしたからまたやろうぜ！とヤサに戻ってバトルしあった。
時計から流れる目覚ましが鼓膜を撫で目覚める一衣ちゃん
そこそこのサイズベッドの中でしばし昨晩のるう子と遊月と遊びに行ったことを思い微笑む
起きると緑子とおしゃべりしながらデッキから外へ
誰もいないプライベートガーデンで緑子に内容を話聞かせながら読書をする一衣ちゃん
語り終えるとシャワーブースで火照ったカラダを冷まし
お母さんと一緒に作った朝食をつまむ
パパイヤやマンゴーなどの南国フルーツプラッター
チーズたっぷりのエッグベネディクト
もぎたてのオレンジジュース
そして熱いアールグレイをすすりながら家に遊びに来る友達を待つ
フレンドリー一衣ちゃんin優雅な朝
ボロアパートでお昼過ぎに腹が減って目覚めるヒットエー
安物の糞ベットの上でしばし敗北で一生ボッチである事を思い暴れる
起きてうっすい部屋の壁を蹴ると自分の部屋から居間へ
パートで親がいない事を確かめ昼ドラを見るヒットエー
昼ドロが終わると、ヤカンに水を入れて沸騰するまで待ち
ババアの飯とは別に昨晩買いに行かせたペヤングの賞味期限ギリギリを朝食に食べる
転落と屈辱のクソくだらない傷跡が残る汚い残り人生
親が勝手に片づけるスナック菓子の袋
飲みかけのオレンジジュース
そして床に置いたままの腐った牛乳をほっておいて親がいる時間は深夜徘徊でもしてやるかと考える。
哀れなヒットエーin朝の晩餐
「親寿司」
客は子供のいる親以外入店禁止という変わった店だ。
晶母（？？）は今日からこの店で働くことになったパートだ。
まだ手術代が必要になって一年もしない新米で、新たな稼ぎ場所としてこの親寿司の門を叩いた。
ここを選んだ理由はその名前と、自給１５００円という店の制度が気に入ったからだ。
晶母は昔から貯蓄をやってきた。そして今は早く晶の頬を元に戻してあげたいという目標であるから、稼ぎの大きい職場のほうが早く娘を救える。
ただ単純にそう思った。
晶母の服は安物でまとめられており、年齢にしては童顔で幸薄い顔をしている。
娘の晶の将来を考え、預金通帳のケタもがっしりしている。
時刻は午前６時。晶母は店の裏口から中に入った。
「失礼します！本日よりお世話になります、蒼井晶の母です！」
早速大きな声で挨拶をしてみる。
見たところここは板場だが、人の姿はない。
しばらく待ってみると、やがて一人の女がやってきた。
白髪頭に、小さい頃の晶に負けないほどの柔和な表情。
一重の目はおっとりとし、温和な日本老婆の顔をしている。
腰にはデッキケースを差しているが、服装は白いポロシャツにジーンズだ。
足には雪駄を履いている。
ここの店主であるるう子のばあちゃん（？？）である。
「おう！早かったね」
「お早うございます！今日からお世話になります！宜しくお願いいたします！」
晶母は直立不動で挨拶をし、頭を下げる。
「ん、なかなか礼儀正しいママね。一衣ママが即決で採用したのもわかるわ。礼儀作法は子育てで一番重要なことだからね」
「はい、ありがとうございます！一衣さんというのは私の面接を担当して下さった方でしょうか？」
「そうだ。植村一衣のママ、あなたの姉弟子の一人だ。あなたの指導係も任せてある。それでだ、今日は本当は定休日なんだよ。だが今日晶ママさんに店の中を案内しといた方がいいだろうと思って呼んだんだ。ちょっと付いて来てね」
「はい！」
晶母は店の中へと向かうばあちゃんの後を追った。
しかしそれ以上に違うのは、客席の中央に設置された舞台だった。
直径２ｍ程の円形をしており、畳張りになっている。
高さは１ｍくらいだろうか。
「面接に来たときに気になったかい？」
その舞台の横に立ち、ばあちゃんが言った。
「はい！寿司屋には珍しいものですから」
そう言いながら晶母はこの舞台について考えてみた。
宴会でもあるときにテレビか何かでここで子供の運動会の上映でもするのだろうか？
しかしそれはうちの子を写せで揉めそうだ、どちらにせよ寿司屋には似あわない。
「これは何なのでしょうか？」
晶母は思い切って訊いてみた。
「これが舞台というのは分かると思うけど、特に別の字をあてずに。舞台と呼んでいる」
「舞台、ですか？」
「ああ。この上でいつもうちのパート達が親心を見せている。まさに、母親の戦いの場だ」
しかしそう言われても晶母にはピンと来ない。
「親心を見せるというのは、具体的にはどういったことをするのでしょうか？」
「人それぞれ違うがな。最後は一緒だ。子供への愛情をたっぷりと手紙にして朗読し、お客さんに親心を見てもらう。
うちの寿司は、こんな子供想いの母親の板前が握ってますぜってね！そしたら、自然と寿司もうめぇと感じるってわけよ」
ばあちゃんは腕を組みながら、笑顔で語る。
しかし晶母には何がなんだか理解ができなかった。
娘の事を赤の他人に話す？それってこの舞台の上で晶をどんなに愛しているか話すって事？冗談じゃない。そんな資格私にはない・・・
「あの、親方。そのことですが・・・」
「言っとくが、うちの板前になったからにはやってもうわ。ここの伝統でもあるんでね。うちを辞めるならそれでもいいけど、ばあちゃんは結構パート仲間の中で顔が利いて。この地方で働くのは諦めたほうがいいわ。どうするんだい？」
そんな・・・
もう未亡人の晶母にすれば、夫との思い出の残る土地から離れて地方でやっていく自信などない
ならば、この店でやっていくしかない。
よし、晶ちゃんもお母さん頑張るからね！腹くくるわ！
「押忍！自分も親寿司の一板前として、舞台で立派に母親にならせていただきます！」
大声で決心を告げる晶母を見て、ばあちゃんは満足そうにうなずいた。
こいつは本当に活きのいい母親が来たもんだ。
すでにこいつを一人前の母親だ、更に鍛えるのが楽しみだよ！
ＡＩＬＥくんに消されちゃったけど六尺野郎のクソスレを一本だけっ！くださいっ！
ってスレ立てたんです。
でもこの誰も見てないクソスレが生き残ったら、生き残ったらでへぇっ！？ ってもう ダブル☆オドロキ ですよね。
「親寿司」
客は子供のいる親以外入店禁止という変わった店だ。
晶母（？？）は今日からこの店で働くことになったパートだ。
まだ手術代が必要になって一年もしない新米で、新たな稼ぎ場所としてこの親寿司の門を叩いた。
ここを選んだ理由はその名前と、自給１５００円という店の制度が気に入ったからだ。
晶母は昔から貯蓄をやってきた。そして今は早く晶の頬を元に戻してあげたいという目標であるから、稼ぎの大きい職場のほうが早く娘を救える。
ただ単純にそう思った。
晶母の服は安物でまとめられており、年齢にしては童顔で幸薄い顔をしている。
娘の晶を大学に行かせようとしており、預金通帳のケタもがっしりしている。
時刻は午前６時。晶母は店の裏口から中に入った。
「失礼します！本日よりお世話になります、蒼井晶の母です！」
早速大きな声で挨拶をしてみる。
見たところここは板場だが、人の姿はない。
しばらく待ってみると、やがて一人の女がやってきた。
白髪頭に、小さい頃の晶に負けないほどの柔和な表情。
一重の目はきりりとし、温和な日本老婆の顔をしている。
腰にはデッキケースを差しているが、服装は白いポロシャツにジーンズだ。
足には雪駄を履いている。
ここの店主であるるう子のばあちゃん（？？）である。
「おう！早かったね」
「お早うございます！今日からお世話になります！宜しくお願いいたします！」
晶母は直立不動で挨拶をし、頭を下げる。
「ん、なかなか礼儀正しいママね。一衣ママが即決で採用したのもわかるわ。礼儀作法は子育てで一番重要なことだからね」
「はい、ありがとうございます！一衣さんというのは私の面接を担当して下さった方でしょうか？」
「そうだ。植村一衣のママ、あなたの姉弟子の一人だ。あなたの指導係も任せてある。それでだ、今日は本当は定休日なんだよ。だが今日晶ママさんに店の中を案内しといた方がいいだろうと思って呼んだんだ。ちょっと付いて来てね」
「はい！」
晶母は店の中へと向かうばあちゃんの後を追った。
取ってくるから、ちょっと待ってろ」
「はい！」
晶母がそう言った瞬間、晶母にばあちゃんの平手打ちがとんだ。
「あのねぇ、お前はここで一人前の親になると宣誓したろ。
だったらここでの規則は厳守しなきゃならねぇ。
この店では返事や挨拶は押忍しか認められていないんだよ。次からそんな生ぬるい返事しやがったら、張り倒すよ！」
「お、押忍！了解いたしました！」
晶母は直立不動の姿勢をとり言った。
「よし、じゃあちょっと待ってろ」
「押忍！」
ばあちゃんは店の奥の方へと行った。
晶母は直立不動のままその場で待つ。
その間、晶母の親心は硬くなり、胸のふくらみを押し上げていた。
るう子のばあちゃんの平手打ちを受けてからだ。
今まで感じたことのなかった気分だ。
さっきまでとは全然違う。
自分の中から親心が溢れて来る。
これからさらに親を磨いて一人前になっていけるのだという期待。
晶ちゃんの苦しむ姿が心に染みる。
畜生、早く綺麗なお顔に戻してあげたいぜ！