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蓬莱人形について考察するスレ

1 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:41:10 AnXL6UuM
C62で発売されたものとその後のプレス版では収録曲は同じですがストーリーが異なっています


2 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:41:20 AnXL6UuM
Story
僕ら正直村はもともと八人だけだったのだ。
全員で東の山に引っ越すことになって二年が経とうとしていたんだ。正直退屈な毎日だった。
ある日、一人が桃の木の脇に小さな穴を発見した。
そう、それから僕らはこの楽園に迷い込んだのだ。
そして僕はさっそく、人間をやめた。


3 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:41:35 AnXL6UuM
#01
蓬莱伝説 Legend of Hourai

最も好奇心の高い僕は、先を急ぎ森の奥を目指した。 奥で謎のピエロに呼び止められ、なにやら嬉しそうに蓬莱の玉の枝を手渡されたんだ。受け取ろうとしたら一瞬で首と体が離れたようだ。僕は動くことも出来なくなって、二度と仲間に会うことが出来なかった。 残りの正直者は七人になった。


4 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:41:54 AnXL6UuM
#02
二色蓮花蝶 〜 Red And White Dichromatic Lotus Butterfly ~ Red and White

朝は、池の上に紅と白の二色の巫女が踊っているのが見えた。 最も早起きな僕は、その無慈悲で過激な舞に長い間魅了されていたんだ。 やがて雨が降り始め、僕は我にかえった時、もう巫女の姿は無かった。


5 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:42:10 AnXL6UuM
#03
桜花之恋塚 〜 Japanese Flower Lovely Mound of Cherry Blossoms ~ Japanese Flower

雨は止むことを知らなかった。巫女はしっとりと全身を濡らしたまま、雨に溶け込む様に消えていく。 巫女に見とれているうちに雨は恐ろしい嵐になり、最も美しいボクはピエロに捕らわれたのだ。そのままピエロは嵐の中に消え、もう僕らの所へ帰る事は出来なかった。 残りの正直者は六人になった。


6 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:42:25 AnXL6UuM
#04
明治十七年の上海アリス Shanghai Alice of Meiji 17

夜、六人は異国風のパーティを開催した。最も幼い僕はまだお酒も阿片も飲めなかったのでひどく退屈だったんだ。 僕は一人でこっそりその場から抜け出したんだけど、暗闇で不吉なピエロに捕まってしまったんだ。僕は、あっさり首を切られた。 もう退屈することも二度と出来なかった。 残りの正直者は五人になった。


7 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:42:38 AnXL6UuM
#05
東方怪奇談 Strange Oriental Discourse

僕は息が切れるまで走った。最も臆病な僕は、この楽園が怖くなったのさ。この位予想していたことだけど、いくら走っても帰り道を見つけることは出来なかったのだ。 もう僕の想い人も消えてしまっている、生きていても仕方が無い、僕は失意の後に太い枝に縄を縛りつけ首を掛けた。 ...僕はなぜか意識がある。縄が脆かったのか?... 最も臆病な僕は生まれ変わった。もう失うものは何も無い、僕はもう一度だけ人間の真似をしてみることにしよう。


8 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:42:54 AnXL6UuM
#06
エニグマティクドール Enigmatic Doll

目が覚めたら僕ら五人は暗闇に居たんだ。一人の言うことには、僕らは謎のピエロにさらわれたらしい。 四人は幼稚な脱出計画を立てている。最も聡明な僕は、止めとけばいいのにと見ていたがとうとう口に出さなかったのだ。 四人の予定通り計画は実行され、一人の予想に反し成功に終わったんだ。そして僕は永遠に逃亡出来なかった。 永い暗闇の中で暇を潰していると、すぐに後ろに気配を感じたが、身を任せた。熱いものが背中を伝った。


9 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:43:08 AnXL6UuM
#07
サーカスレヴァリエ Circus Reverie

僕らは見事脱出に成功したんだ。僕らは何て賢いんだろうと感心し、楽園に見つけた住みかに帰ろうとした。 誰もお互いを疑う事なんて考えたことは無かったのさ。 みんな正直者だったんだ。みんな仲良しだったんだ...


10 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:43:20 AnXL6UuM
#08
人形の森 Forest of Dolls

楽園は、僕らが住むにはちょうど良い建物を用意してくれた。 森の奥にある古びた洋館は、いつでも僕らを受け入れてくれる。でもいつもなら大量に用意する食事も、いつもの半分で済んだ。 正直者の僕らはいつのまにか半分になっていたのだ。


11 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:43:33 AnXL6UuM
#09
Witch of Love Potion

午後は、いつもお茶の時間と決めていた。いつもならただ苦いだけの珈琲が、今日は僅かに甘く感じたんだ。 それが惚れ薬−Love Potion−入りだったとは... 最も大人びた僕は、美しきピエロに恋し幸福のままに眠りに落ちた。 残りの正直者は三人になった。


12 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:45:15 AnXL6UuM
#10
リーインカーネイション Reincarnation

僕は明らかに毒で殺された仲間を見てしまったんだ。あれは自殺のはずがない。珈琲は僕が適当に選んで皆の部屋に配ったんだからな。
他の二人には彼の死を伝えなかった。
最も警戒心の強い僕は、自分で用意した食事以外は口に入れなかった。他の二人が寝静まるまで必死に起きていた。

僕らは別々に部屋に入って鍵をかけた。そう僕は二人のうちある一人を疑っていたんだ。
どこからか、すぐ近くで木に釘を打つような音が響いていたんだ。
一体どっちの仕業だろう? 暗闇の中恐怖に顔が歪む。
音に合わせ僕の手足が痛む。まるで五寸もある釘で打たれたかのようだったんだ。
霊媒師にでも相談しようとも考えたが、ある事に気付いてしまったんだ。

そうだった、僕が木に打ち付けられていて動けないんだった。
どっちが僕を木に打ち付けているのだろうか?
そして最後の釘が眉間に当てられた。 そこには予想通りの顔が見えた。
声を出す間も無く、光は完全に途絶えた。


13 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:45:38 AnXL6UuM
Interlude
君は余りにも腑抜けだったのだ。
正直者が馬鹿を見るということが分からないのか?
こんな隠居暮らしで昔のあの鋭い感覚・・・・・・が麻痺したのか?
もう一度街の賑わい、富と快楽が恋しくないのか?
僕は、昔みたいに皆で盗賊団になって、もう一度人生やり直したいだけだったのに。
一仕事終えた僕は、朝食の準備をし夜があけるのを待った。


14 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:46:10 AnXL6UuM
#11
U.N.オーエンは彼女なのか? U.N. Owen was Her?

最も早起きな僕の意識は、すでに虫の息だったんだ。今朝のハムエッグに何か盛られてたんだろうな。なんて僕は頭が悪いのだろう、二人になるまで全てが分からなかったなんて。
全部あいつの仕業だったんだ、気違いになった時点で殺しておくべきだったんだ。  いずれにしても、もう遅すぎたな... いつかの巫女が見えた気がした。僕の幻覚なのか?
それにしても髪の色はあんなブロンドだっただろうか。
僕の命と引き換えに、もうしばらく幻覚を見せて欲しいと言う願いは、前者だけ叶ったようだ。


15 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:47:00 AnXL6UuM
#12
永遠の巫女 Eternal Shrine Maiden

あれから生まれ変わった僕は、昨日は夕食後、強烈な睡魔に襲われたんだ。頭が割れる様に痛い。
昨夜のことが何にも思い出せない、永い夢を見ていたような気がする。
目の前の現実さえ見なければもっと良かったのに... 何てことだ、一人は珈琲に毒、一人は木に打ち付けられていて、そしてもう一人は首をはねられて・・・・・・・いたなんて
僕は椅子と縄を用意し最後に呟いた。


16 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:47:18 AnXL6UuM
最後に死んだとしたら、珈琲で死んだ奴しかありえない。
つまり、そういうことなのか?
そういうことなのだろう。
僕の夕食にも何か盛られていたようだな。
そんなことはもうどうでもいい、僕は一人だけなんだ。
もうこんな嘘つきだらけの世に未練など、無い。
今度は丈夫な縄を天井に縛り、僕は高い椅子を蹴った。
今度こそ、二度と体が地面に着くことは無かった。


17 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:47:30 AnXL6UuM
そして正直者は全員消えた。


18 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:47:43 AnXL6UuM
#13
空飛ぶ巫女の不思議な毎日 The Strange Everyday Life of the Flying Shrine Maiden

楽園の巫女は、いつもと変わらない平和な夏を送っていた。
ある夏の日、巫女の日記にはこう書かれていた。


19 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:48:06 AnXL6UuM
八月○日
今日遭った出来事といえば、森の廃洋館のある方から歩いてくる美しいブロンドの少女に遭ったこと位ね。
その少女をどこかで見たような気がしらけど、私はそんな瑣末な事に頭を使おうとはしないの。その娘はいたずらに舌を出しながらぺこりと頭を下げて、大笑いしながら楽園の出口の方に向かっていったわ。変な娘ね。
そういえば、あの娘は正直者八人組の唯一の女の子だっ
たわね、そんなことはどうでもいいけど。 あーあ、今日もまた退屈な一日だったわ...


20 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:48:22 AnXL6UuM
この楽園「幻想郷」から人間の数が八人ほど減り、七人の遺体は無事妖怪たちに持っていかれた。幻想郷は正直者を永遠に失った。ただの数値の変化だ。
そんなことは、大したニュースでも無い。


21 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:49:32 AnXL6UuM
以上がC-62で販売されたCD-R版になります


22 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:53:20 AnXL6UuM
まずstoryの正直村の8人=元盗賊団の8人=正直者8人であり
この楽園に迷い込んだのだ。とは即ち幻想郷でもある(13、空飛ぶ巫女より)


23 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 20:55:01 vwLp9O9E
面白い
続けてどうぞ


24 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 21:00:18 AnXL6UuM
正直者8人はそれぞれ
最も好奇心の高い僕→好奇心で謎のピエロに近づき首を刎ねられ死亡
最も早起きな僕→巫女に魅入る
最も美しいボク→巫女に魅入る、ピエロに捕らわれる
最も幼い僕→退屈しパーティから抜け出しピエロに首を刎ねられ死亡
最も臆病な僕→恐怖で自殺するも蘇生
最も聡明な僕→脱出計画に乗らずに暗闇で迷い背後から襲われ死亡(犯人はピエロ?)


25 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 21:05:11 AnXL6UuM
最も大人びた僕→コーヒーに惚れ薬を混ぜられ美しきピエロに恋し幸福のままに眠りに落ち死亡
最も警戒心の強い僕→木に五寸釘で縛りつけられ、眉間に釘を打たれ死亡
最も早起きな僕→巫女に魅入る、ピエロに捕まるも脱出する、がハムエッグに毒?を盛られ幻覚?を見て死亡
最も臆病な僕→恐怖で自殺するも蘇生しピエロに捕まるも脱出する、が夕食に睡眠薬を盛られ気が付くと他の皆は死んでおり自殺


26 : 耳たぶ :2014/08/21(木) 21:06:54 ???
凄い面白い


27 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 21:10:02 AnXL6UuM
そして正直者は全員消えた。
森の廃洋館のある方から歩いてくる美しいブロンドの少女に遭ったこと位ね。
その少女をどこかで見たような気がしらけど、私はそんな瑣末な事に頭を使おうとはしないの。その娘はいたずらに舌を出しながらぺこりと頭を下げて、大笑いしながら楽園の出口の方に向かっていったわ。
この楽園「幻想郷」から人間の数が八人ほど減り、七人の遺体は無事妖怪たちに持っていかれた。

↑より正直者8人の内死亡したのは7人であり、美しいブロンドの少女は生存しており幻想郷から脱出している


28 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 21:13:47 AnXL6UuM
最も好奇心の高い僕
最も早起きな僕
最も美しいボク
最も幼い僕
最も臆病な僕
最も聡明な僕
最も大人びた僕
最も警戒心の強い僕
の中で明確に死亡描写が無いのは最も美しいボクである
また、最も美しいボクだけ「僕」ではない事から男性女性の区別をしていたと考えられる
(あの娘は正直者八人組の唯一の女の子だったわね)


29 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 21:15:58 AnXL6UuM
12、永遠の巫女で
「そして正直者は全員消えた。 」とあることから
最も美しいボクは嘘を吐き正直者ではなくなったと考えられ、3、桜花之恋塚 〜 Japanese Flower
の描写は嘘であるとも考えられる


30 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 21:19:38 AnXL6UuM
少し訂正すると、最も臆病な僕は上で蘇生と書いたが厳密に言えば死んで蘇ったのではなく自殺に失敗しただけだと考えた方が良いと思われる


31 : 耳たぶ :2014/08/21(木) 21:22:03 ???
嘘つきでお茶目で金髪の美しい娘ですか
原作にいる娘何でしょうか?


32 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 21:24:05 vwLp9O9E
>>31
幻想郷から出てったんだからいないんじゃね?
ちな旧作は守備範囲外


33 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 21:25:18 AnXL6UuM
#9において
美しきピエロに恋し幸福のままに眠りに落ちた。とあるようにピエロは最も美しいボクとも考えられる
惚れ薬で恋したもっとも早起きな僕は男であり、惚れ薬で惚れるのは一般的に男⇔女間であろう(尤も同性愛という物もあるため断言は不可能)


34 : 耳たぶ :2014/08/21(木) 21:25:55 ???
出口のほうに〜って書いてありましたねすいません


35 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 21:31:06 AnXL6UuM
そして10〜12の間ではそれ以前に描写されたピエロが文中に存在しない
ピエロ=最も美しいボク、と考えた場合
10〜12で死亡した最も警戒心の強い僕、最も早起きな僕、最も臆病な僕の3人はそれぞれ
疑心暗鬼になってお互いに毒を盛り合ったとも考えられる


36 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 21:34:24 AnXL6UuM
しかし10において
僕は二人のうちある一人を疑っていたんだ。
僕が木に打ち付けられていて動けないんだった。どっちが僕を木に打ち付けているのだろうか? そして最後の釘が眉間に当てられた。 そこには予想通りの顔が見えた。
↑から疑っていたのは生き残っていた最も早起きな僕、最も臆病な僕ではなく
正直者達が直接死亡を確認しなかった最も聡明な僕、最も美しいボクの2人のどちらか
という考え方も出来る


37 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 21:38:11 AnXL6UuM
11においても
髪の色はあんなブロンドだっただろうか。
僕の命と引き換えに、もうしばらく幻覚を見せて欲しいと言う願いは、前者だけ叶ったようだ。
とあるように
紅と白の二色の巫女=霊夢?と考えるといくら幻覚を見ていたとしてもブロンドの髪と黒髪である霊夢を
見間違えるとは考えられず
12において、何てことだ、一人は珈琲に毒、一人は木に打ち付けられていて、そしてもう一人は首をはねられて・・・・・・・いたなんて
とあるように今までのピエロの手口である首はねと一致するため
幻覚ではなく薬で動けなくなった最も早起きな僕をブロンドの少女(ピエロ)が殺しに来たと見るのが妥当だと考えられる


38 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 21:44:24 AnXL6UuM
ただ
昨日は夕食後、強烈な睡魔に襲われたんだ。頭が割れる様に痛い。
昨夜のことが何にも思い出せない、永い夢を見ていたような気がする。目の前の現実さえ見なければもっと良かったのに
とあるように最も臆病な僕が薬を盛られ寝ている間(=?意識が無い)に最も早起きな僕、最も警戒心の強い僕を殺した
という考え方も出来得る
二人を殺害した後意識が戻り目の前に死体がある、という状況もおかしくはない


39 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 21:45:58 AnXL6UuM
その場合上にある幻覚を見ていたい〜や僕は二人のうちある一人を疑っていたんだ。
が文章通り読むことができる


40 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 21:48:16 AnXL6UuM
>>31
ブロンドの少女=アリスと考えることも出来ます


41 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 21:52:17 AnXL6UuM
森の奥にある古びた洋館(アリスの家も魔法の森の中にある)
惚れ薬−Love Potion−、惚れ薬を調合するのは魔女
五寸もある釘で打たれたかのようだったんだ
美しいブロンドの少女に遭ったこと位ね。その少女をどこかで見たような気がしらけど
巫女=霊夢だとすると旧作で会っていた(旧作魔理沙はブロンド髪ではない)


42 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 21:55:27 AnXL6UuM
この楽園「幻想郷」から人間の数が八人ほど減り(アリスだとした場合人間ではなく魔女)、七人の遺体は無事妖怪たちに持っていかれた。
楽園の出口の方に向かっていったわ。=出ていったとは限らない、或いは幻想郷から出てまた戻ってきた


43 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 21:58:49 AnXL6UuM
因みにこの話の元ネタである『そして誰もいなくなった』を読むことでより考察しやすくなるかと思います


44 : 耳たぶ :2014/08/21(木) 22:02:08 ???
原作って最後結婚したんじゃなかったっけ?


45 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:12:41 AnXL6UuM
また、神主からの回答として
>Q.「蓬莱人形」正直村の人間が成す術無く喰われていくのは何故?
>A.それは、迷い込んだ(込まされた)人間です。人間が減ったと言うのは、
>  人間が元の世界に帰った事も含めた表現で、元々居た訳では無いのです。
>  ただ、二年余りは近くに住んでいたのですが・・・

とあります


46 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:20:09 AnXL6UuM
僕ら正直村はもともと八人だけだったのだ。
全員で東の山に引っ越すことになって二年が経とうとしていたんだ。正直退屈な毎日だった。
ある日、一人が桃の木の脇に小さな穴を発見した。
そう、それから僕らはこの楽園に迷い込んだのだ。
そして僕はさっそく、人間をやめた。

君は余りにも腑抜けだったのだ。
正直者が馬鹿を見るということが分からないのか?
こんな隠居暮らしで昔のあの鋭い感覚・・・・・・が麻痺したのか?
もう一度街の賑わい、富と快楽が恋しくないのか?
僕は、昔みたいに皆で盗賊団になって、もう一度人生やり直したいだけだったのに。
一仕事終えた僕は、朝食の準備をし夜があけるのを待った。


47 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:33:26 AnXL6UuM
とあるように8人は偶然迷い込んだのではなく迷い込まされた、そして盗賊団になろうとしたから
殺された、と考えることも出来る

その場合ピエロ=ボクは幻想郷の人間(妖怪)であるが・・・


48 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:36:54 AnXL6UuM
考察の参考になるかもしれないプレス版ストーリー

Story
それは人間と妖怪の新しい関係だった


49 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:37:11 AnXL6UuM
#01
蓬莱伝説 Legend of Hourai

不死の薬は、あの始皇帝の使いですら見つけることが出来なかったというのに... かぐやは何を考えているのか?  ...蓬莱の玉の枝などみつかるものか。


50 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:37:27 AnXL6UuM
#02
二色蓮花蝶 〜 Red And White Dichromatic Lotus Butterfly ~ Red and White

また、変な人が紛れこんで来た見たいね。 神社まで来る前に何とかしないと... あら、あの娘... 人間でも妖怪でもないみたい


51 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:37:45 AnXL6UuM
#03
桜花之恋塚 〜 Japanese Flower Lovely Mound of Cherry Blossoms ~ Japanese Flower

あの桜の木の下には、今も*が眠っているのだろうか。 あんなに紅くなった花びらが、年々、薄くなっていく。 もう、土の中には何も残っていないのかも知れない。


52 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:38:01 AnXL6UuM
#04
明治十七年の上海アリス Shanghai Alice of Meiji 17

阿片の煙が雲と棚引き、街のあらゆる場所に流れ込んでいた。 私は租界にいる。 ワルツを踊る極彩色の衣装の人々。 ここにはその魔法は届かないわ。


53 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:38:15 AnXL6UuM
#05
東方怪奇談 Eastern Strange Discourse

「妖怪?いまどき非常識な。」 しかし、僕は知っている。妖怪達は、人間にそう思わせとけば平和に暮らせるという事を。 妖怪は人間よりずっと平和で現実的だという事を。


54 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:38:29 AnXL6UuM
#06
エニグマティクドール Enigmatic Doll

ああ、あの人形、どうにかして早く捨てたいのに。 だって、あの蒼い目。時折黒い鴉がくわえて持ってっちゃうのよ? あの目は本物の目よ。 いつも、私が新しい目を入れるんだから。


55 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:38:46 AnXL6UuM
#07
サーカスレヴァリエ Circus Reverie

さて、お次は鳥人間の登場だよ。 この鳥人間、なんと人間と、遥か南の国にしかいない世にも珍しい、ゴクラクチョウとの間に生まれた子供だよ。 親はとっくに死んじまって、可哀そうな孤児だったのを、うちの劇団で助けてあげたって訳だ。 えらいだろう?


56 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:39:02 AnXL6UuM
#08
人形の森 Forest of Dolls

雨が止まない。
私がこの家に迷い込んでから、一度も太陽を見ていない。
もう何日経つんだろう。
人形はしきりに話し掛けてくれる。
僕は、人形の首をはねた。 雨が止んだかの様にみえた。


57 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:39:16 AnXL6UuM
#09
Witch of Love Potion

まさかね。 もちろん僕も馬鹿じゃない。
友達に言ったって笑われるだけさ。
あそこの店に惚れ薬が売ってたなんて。
だから、僕は誰にも言わず豚の貯金箱を壊したのさ。


58 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:39:50 AnXL6UuM
#10
リーインカーネイション Reincarnation

そもそも、道の無い森の中に洋館が建ってるだけでも不思議なのだ。あそこに住んでいた彼女は滅多に街に出てこない。 でも、最近、彼女の娘らしき人を見た。 何で娘って分かったか? そりゃ、あれだけ幼少時代の彼女に似ていれば。。。


59 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:40:09 AnXL6UuM
#11
U.N.オーエンは彼女なのか? U.N. Owen was Her?

君は想像力をかけている。 罠に落とそうと思えばわけはない。 U.N.オーエンほど想像力豊かな犯人なら、 君の頚に縄をまく事ぐらい朝食前だろう。


60 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:40:22 AnXL6UuM
#12
永遠の巫女 Eternal Shrine Maiden

今日も何事も無い一日だった。
明日も何事も無い事が約束されている。
ここには誰も来ない。 人間も神も。
妖怪?ああ、毎日来るわ。


61 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:40:36 AnXL6UuM
#13
空飛ぶ巫女の不思議な毎日 The Strange Everyday Life of the Flying Shrine Maiden

最近、魔法だとか妖怪だとか今時無学なこという輩が増えてきたな。 嘆かわしい。


62 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:52:25 AnXL6UuM
>>46でやや言葉不足だったので補足
そして僕はさっそく、人間をやめた。

君は余りにも腑抜けだったのだ。
正直者が馬鹿を見るということが分からないのか?

とあるように人間をやめたというのは妖怪化したとかではなく人間としての道徳性等を失ったと考えるのが妥当だと思われる
→この楽園「幻想郷」から人間の数が八人ほど減り
ともある


63 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:54:14 AnXL6UuM
人形の森の解説にこの曲が見せる幻想は、雨が静かに降る町。そう、珍しく人間の存在を幻視できる曲だと思う。人形の森というタイトルも、おそらく荒廃した人間の街をイメージした物だろう。昔の自分の事なので確実では無いですが……。

#08
人形の森 Forest of Dolls

雨が止まない。
私がこの家に迷い込んでから、一度も太陽を見ていない。
もう何日経つんだろう。
人形はしきりに話し掛けてくれる。
僕は、人形の首をはねた。 雨が止んだかの様にみえた。

#08
人形の森 Forest of Dolls

楽園は、僕らが住むにはちょうど良い建物を用意してくれた。 森の奥にある古びた洋館は、いつでも僕らを受け入れてくれる。でもいつもなら大量に用意する食事も、いつもの半分で済んだ。 正直者の僕らはいつのまにか半分になっていたのだ。


64 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 22:56:59 AnXL6UuM
とあるように人形=人間だとも考えられ
内容がリンクしているのなら森の奥にある古びた洋館=私がこの家に迷い込んでから〜
とも考えられアリス説の後押しになる


65 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/21(木) 23:01:34 AnXL6UuM
他にも色々考えられますが是非他の人も考察してここでそれぞれの考えを教えてほしいです


66 : 耳たぶ :2014/08/21(木) 23:07:54 ???
人形、森、洋館、釘打ちってあるからねぇ


67 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/22(金) 19:03:12 CLxgI7vc
ていうか何でテキスト変えたんだろ?


68 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/22(金) 19:08:17 PKPBq1Zk
旧作、紅魔郷/妖々夢以降で区切りをつけたとか?
作品的には旧作/紅魔郷だけど

旧蓬莱人形を無かった事(過去)にして新たに物語(幻想郷)が始まっていく…的な


69 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/22(金) 23:23:43 jC8jCpVA
あれ、ここは東方幻想板かな?(錯乱)

ブロンドの少女=アリスと考える考察ニキも多いが
ブロンドの少女=ピエロ=八雲紫とワイは思いついた
紫が8人の中に2年前からまぎれ>>8ぐらいまでピエロとなって殺し
後の3人を勝手に自滅させるように仕向けた、で自分が生き残る
>>19で巫女が見たことがありそうだけど気がつかなかったのは
紫が巧妙に化けていたから?
ただ何の目的でこんなことをするために7人の正直者を幻想郷に
おびき寄せたのかは不明だが、やはり妖怪のご飯のためかな


70 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2014/08/25(月) 09:53:30 i5k.J56U
最も臆病な僕二重人格説も有りますね
story「僕は人間をやめた」=まともでいることをやめた
#5最も臆病な僕は生まれ変わった。もう失うものは何も無い、僕はもう一度だけ人間の真似をしてみることにしよう。
→仮死状態から蘇生しもう一つの人格が表面に出た(嘘をついたのでは無くもう一つの人格だから正直者の人数の減少にカウントされなかった)


#11「気違いになった時点で殺しておくべきだったんだ」って思われてる
朝起きたら昨夜のこと全く覚えてない、Interludeの独白「君はあまりにも腑抜け〜」
は二重人格の最も臆病な僕に言っている可能性


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