■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■
夏の甲子園・都道府県別優勝校対戦回数ランキング
-
センバツも終わって夏の甲子園が待ち遠しいので、以前から気になってた
「どの都道府県勢が優勝校に一番負かされてるか」
を数えてみた。暇な人は見てくれると嬉しい。詳しいルールは次に書きます。
-
お、面白そう
-
期待
-
優勝校と当たった回数か
-
見とるで
-
ルール
・今回は公平性を考慮して「夏の甲子園」の「現行の1県1代表制が始まった1978年(第60回大会)から2013年(第95回大会)」までをカウントしました。
・対戦回数の他に「何回戦で当たったか」を考慮して、
1回戦:1P
2回戦:2P
3回戦:3P
ベスト8:4P
準決勝:5P
決 勝:6P
として点数付けしました。回数が同率の場合はこの点数で上位を決めます。
・順位の関係上、北海道は南北まとめて、東京は東西を分けてカウントしました。キリ番で複数出場する県についてはまとめてカウントしました。
・長丁場になると思うので気長にお付き合いお願いします。
・間違いがある時は容赦なくツッコミをお願いします。
他に質問あれば適宜答えます。
-
この手のスレ立ては初めてなので不慣れなところがありますが宜しくお願いします。
それでは今日は48位(ビリ)から40位くらいまで発表します。
-
48位:島根県(1回・2P)
優勝校との対戦は93回(2011年)の開星vs日大三高の2回戦のみ。開星のエースはその風貌から「島根のジャイアン」と呼ばれた白根尚貴であった。猛打をウリに1回戦に日本文理を打ち砕いたその力をそのままに、11―8と打撃戦で勝利を収めた。
-
43位:福島県(1回・4P)
法学石川、日大東北、聖光学院と昔から絶対王者が代わる代わる出場してきた福島県勢。その中で優勝校との対決は92回・興南vs聖光学院の準々決勝のみ。琉球のトルネードの異名を持つ島袋洋奬を擁し、前年の貧打を克服した春の王者と好投手・歳内を擁した福島の雄の対決は、打撃力で中盤に逆転を果たした興南が10―3と春夏連覇に大きく前進した。
-
県勢のなかでも、どの高校が多く負けてるかってのも興味深いな
-
43位:栃木県(1回:4P)
初の春夏連覇を果たした作新を中心に様々な有力校が甲子園に出場する栃木県勢。優勝校との対決は1回と少なく、その1回は79回の準々決勝、初優勝を飾ることになる智弁和歌山戦であった。対する栃木県勢は今年のセンバツに一躍注目を浴びた佐野日大。
-
43位:岐阜県(1回:4P)
岐阜県といえば他県の私立圧倒とは違い、昔から公立の雄として名を馳せる県岐阜商が県勢の歴史を占めている。勿論優勝校との対戦もこの県岐阜商であり、その相手は現行の1県1代表制が始まった60回大会のPL学園との準々決勝。準決勝、決勝での逆転劇で「逆転のPL」として語り継がれるが、この準決勝も白熱した守備合戦を展開。結果としてPLが虎の子1点を守りきり、1―0と辛勝した。
-
43位:佐賀県(1回:4P)
佐賀県勢は76回決勝の九州勢対決、89回決勝の奇跡の満塁ホームランなど時たま旋風を巻き起こし甲子園を盛り上げてきた。
そんな佐賀県勢の優勝校との対決は意外と近年であり、それが85回大会・準々決勝の鳥栖商業vs常総学院である。常総学院の名将・木内監督の勇退が決まっていた常総にとってはこの夏は負けられない大会であり、後に決勝で東北・ダルビッシュを見事攻略。全国制覇を果たし有終の美を飾った。なお、2007年に復帰した模様。
-
こういうデータスレ好きだから頑張ってや
-
スミマセン、ミスりました。福島、栃木、岐阜、佐賀は同率43位ではなく44位でした。初っ端から申し訳ありませんでした。
それでは改めて、次は対戦回数2回(39〜43位)の発表です。
とりあえず今日は40位まで頑張ります。
-
ええんやで、複数回も楽しみやわ!
-
43位:鳥取県(2回:5P)
高野連へ参加する学校も少なく、全国でも夏の地方予選が始まるのが特に遅いのが鳥取県。有力私立が少なく、近隣の県に人材流出が激しいのもありなかなか勝てないのが現状である。
そんな鳥取県勢が優勝校と相対したのは71回2回戦の後に初優勝を飾る"東の横綱"帝京、68回大会3回戦の後に初優勝を飾る奈良の名門校・天理である。どちらも米子東が対戦した。
-
42位:香川県(2回:5P)
日本全国の中でも特に野球熱が高く、アイランドリーグも設立されている野球大国四国の一角。60回大会あたりまでは高松商業が県内を圧倒していたが、私立の尽誠学園が80回大会付近で台頭。近年はその尽誠も謎の衰退、戦国化しているのが香川県である。
鳥取県と点数としては同率であるが、その内の1回は準々決勝での対決だったのでこちらを上位にした。その対戦は72回大会、丸亀vs天理である。この大会では天理は好投手・南を擁し、決勝では沖縄初の優勝旗を目指した沖縄水産を完封し2度目の夏制覇を果たした。
もう一度の対決は62回大会1回戦の高松商業vs横浜であり、この時の横浜のエースが愛甲である。
-
41位:岩手県(2回:6P)
樟南vs一関学院の逸話があるように以前は弱小県として扱われてきた岩手県ではあるが、近年は好投手・菊池を擁してセンバツ準Vを残した花巻東が全国的にも台頭しはじめ、ダークホースとして注目を集めつつある。
そんな花巻東は91回大会に春準Vの肩書きを引っさげて出場。準決勝で堂林のいる名門中京大中京と対戦した。結果は堂林を最後まで打ち崩せず11―1と大敗。しかし後に国体にて菊池は再び堂林と投げ合い、雪辱を見事果たす。
ちなみにもう一つは63回大会1回戦の盛岡工業vs報徳学園。
-
40位:長崎県(2回:7P)
長崎県勢の歴史といえば2005年夏に初出場ながら大金星を挙げ、その後トントン拍子で全国の壁を登りつづけ、2009年春にサックリと県民悲願の甲子園初優勝を果たした清峰の功労が大きい。
そんな長崎県勢の優勝校との対戦もまた近年に集中しており、まずは89回大会、長崎日大vs佐賀北の九州勢対決。準々決勝で東の横綱・帝京を延長の末に飲み込み、完全に波に乗っていた佐賀北が3―0で制した。
もう一つは86回大会の佐世保実業vs駒大苫小牧の2回戦。7―3で苫小牧が制し、優勝旗の津軽越えの1歩を踏み出すことになる。
-
さて本日は以上40位までになります。不慣れなところがあったり見辛かったりですみません。
見てくれた皆さんはありがとうございます。これから数日かけてまったり頑張りますので生暖かい目で見守ってもらえると嬉しいです。それでは。
-
乙やでー
次の更新が待ち遠しいですわ
-
面白そうなスレ立っとるやんけ!
次の更新期待してるでー
-
||||||||||||||||||||||シ''''""" ........ ..;;illl||||||llii;;,,... |||||||||||||||||||||
||||||||||||||||||||'" .,,;il||||||||||||lli,. '""""" ""''ミii,.. ||||||||||||||||||||
|||||||||||||||||||| .,;il|i'"" ..,,,,,,. il|||||||||||||||||||
|||||||||||||||||||i .,,,;iツiii''"''''ミi;,. .,;ilツ'.;ニ;..''' ''ミi,. il||||||||||||||||||||
|||||||||||||||||||l' ;'"".;il||||||||ミi;."';,,. .,;ill|'" .,;l||||||||||ミ;,. "' i|||||||||||||||||||||
|||||||||||||||||||i i|' .l||||||||||||ミi; "' .,i'" 'i||||||||||||lツ' i il|||||||||||||||||||||
|||||||||||||||||||i 'i|ミ;,.'ミi|||||||ツ".,;iil|i' "''il|l;;,,.. 'ミl||||||lツ..,il|l' i||||||||||||||||||||
|||||||||||||||||||" "''iillll|||llllツ''""" "''ミiill|||||llllツl''" i||||||||||||||||||||
|||||||||||||||||||| ;;,. ,. ill|||||||||||||||||||
|||||||||||||||||||| ::;;:,,.. "i||||||||||||||||
||||||||||||||||||||i ':;:,. .;;: |||||||||||||||||
'|||||||||||||||||||i il||||||||||||||||
"'il|||||||||||||||||i, ..,,,,,,,,;;;;;;:....;;;ili;;,,,,,.... il||||||||||||ツ
''ill|||||||||||||i, il|||l,. " ;: l'" ;l il||||iii;, ill||||||||||ツ
"'i||||||||||||i;, "l|||illllllllllllll|iiiiil|liiiiil|lil||||||ツ" .,;il|||||||||ツ
"il||||||||||i;;, "'i||l;i;;,..,,,,,....,,,,;i;;,,iiiツ'", .,;il||||||||ツ
-
まとめサイトやニコ動に載せたら地味に人気出そうなデータやな
-
>>1です。昨日書き込みや見てくれた方はありがとうございました。見てくれた結構多くて安心しました。書きためなどほとんどなく、のろのろ更新になりますがこれからも宜しくお願いします。
今日は対戦回数2回最後の39位から対戦回数3回の都道府県をざっと発表しようと思います。それではいきます。
-
待ってましたよ〜
期待
-
39位:奈良県(2回:9P)
夏の奈良県勢といえば、現行の代表制になって36回のうち、19回出場の天理・14回出場の智弁学園とこの両校が大部分を占める。ちなみに残りの3回のうち2回が郡山、そして1回が昨年波乱の奈良大会を制した公立の桜井である。
さてそんな奈良県勢と優勝校の対決はたった2回、そしてその両方が天理である。1つは藤浪の快投で春夏連覇を果たした大阪桐蔭との94回準々決勝である。もう1つは愛甲が中心となり初優勝を果たした横浜との62回準決勝。ともにある程度勝ち上がっての対決であることに名門校らしさが窺える。
-
さてそれでは対戦回数3回の都道府県勢に移ります。3回対戦は38位〜31位の8都道府県になります。
-
桜井はなんだったんやあれ
なんか不気味で変わったチームだったなあ
-
38位:富山県(3回:7P)
富山県勢で欠かせないのは40回夏の徳島商業・板東と村椿の投手戦が語り草となっている魚津の"蜃気楼旋風"、58回選抜で数々の下馬評を覆し感動を呼んだ新湊高校の快進撃"新湊旋風"である。昨年夏は富山第一が初出場ながらベスト8まで勝ち進み、今後を期待されている。
富山県勢の優勝校との戦いは以下の3回。
68回2回戦:新湊vs天理
69回3回戦:高岡商業vsPL学園
74回2回戦:高岡商業vs西日本短大附属
69回のPL学園は橋本、片岡、立浪、野村を擁するタレント軍団であり、かのKKコンビすら成し得なかった春夏連覇を達成している。
-
37位:三重県(3回:9P)
三重県勢は1955年の37回大会に四日市が初出場初優勝を達成して以来半世紀に渡り長く優勝旗から遠ざかっている。その間に三重高校(私立)や海星、明野や宇治山田商業など様々な高校が甲子園へと出場してきた。
そんな三重県勢の優勝校との対戦がこちら。
71回準々決・海星vs帝京
74回3回戦・三重vs西日本短大附属
89回2回戦・宇治山田商vs佐賀北
71回大会では初戦で海星(三重)vs海星(長崎)の同名校対決が実現している。89回大会の初戦は15回延長引き分け再試合。佐賀北の勢いの波はこの初戦から始まっていたのかも知れない。
-
36位:秋田県(3回:9P)
夏の甲子園の記念すべき第1回大会決勝で延長13回までもつれた末に京都二中に敗れてしまったのが秋田中(現在の県立秋田高校)である。白河の関の呪いは第1回から始まったと言っても過言ではない…のかも知れない。
そんな秋田県勢の優勝校との対戦が以下の3回。
71回準決勝・秋田法経大附属vs帝京
73回3回戦・秋田vs大阪桐蔭
75回1回戦・秋田法経大附属vs育英
古くから見ている方には秋田法経大附属(現在の明桜高校)の活躍が記憶に新しいが、丁度その全盛期に2回ほど対戦がある。また73回の大阪桐蔭は初出場初優勝を達成している数少ない1校。
-
おお...第一回大会
ワイの母校も出とったなあ
-
35位:新潟県(3回:9P)
新潟県勢は近年その甲子園への切符をドカベンの元ネタで有名な新潟明訓と日本文理で分けて来た。しかしある時を境に、新潟県勢の様相は日本文理が頭一つ抜けるようになる。その新潟県勢の優勝校との対戦がこちら。
79回2回戦・日本文理vs智弁和歌山
91回決 勝・日本文理vs中京大中京
93回1回戦・日本文理vs日大三
なんと言っても91回決勝。2死走者無しから"つなぐ野球"により6点差を1点差まで縮めた猛攻は記憶に新しい。
-
34位:山口県(3回:10P)
古くから県勢を引っ張ってきたのが古豪・宇部商業。98回豊田大谷戦でのサヨナラボークなど、何かと甲子園の逸話にもあちこちで絡んでいることが多い。近年は岩国周辺の高校がちらほらと甲子園に訪れるようになった。そんな山口県勢の対戦は以下の3回。
67回決 勝:宇部商業vsPL学園
71回3回戦:桜ヶ丘vs帝京
95回1回戦:岩国商業vs前橋育英
67回決勝では始終リードするも、清原の2度に渡る値千金のホームランに涙を飲んだ。95回1回戦では好投手高橋対決により投手戦となったが、前橋育英が虎の子1点を守りきった。
-
調べた努力に草生える
この人あたまおかしい…(賞賛)
-
>>36
しまった!98回って未来に飛んでますね。
正しくは80回になります。すみません。
33位:滋賀県(3回:12P)
近畿勢として唯一甲子園優勝がないのが湖国・滋賀県。しかし近年の戦いぶりは凄まじく、その象徴が93回2回戦、9回一死からの奇跡の逆転満塁ホームランで勝利した八幡商業vs帝京戦である。近年は北大津のように打撃力を強化して甲子園に望む私立が多いように見受けられる。
67回準決勝:甲西vsPL学園
81回1回戦:比叡山vs桐生第一
83回決 勝:近江vs日大三
竹内、島脇、清水の"三本の矢"により準Vを果たしたのが83回決勝。日大三高は11点、11点、7点、7点とここまで猛打をウリにしたチームであり、地方予選を通しても最小得点であったという。
-
日大文理対中京大中京は半ベソの堂林が可愛かった(こなみ)
-
32位:岡山県(3回:13P)
夏の岡山県勢でユニークなのは、72回大会の岡山城東以降のこれまでに"初出場"を全く輩出していない点。また県北はその厳しい環境からか甲子園に出られず、現在出場校はすべて県南に集まっている。広島新庄のような新星を期待したいところだ。
76回2回戦・関西vs佐賀商業
81回決 勝・岡山理大付属vs桐生第一
93回準決勝・関西vs日大三
81回大会で初出場初優勝、かつ群馬県勢として初優勝した桐生第一。そのエースが正田樹である。
-
31位:広島県(3回:16P)
対戦回数3回の最後は広島県。地元プロ野球チームを持っており野球の関心は中国地方随一。古くから夏は広島商業、春は広陵と数々の優勝校や強豪校がひしめき合い、日々しのぎを削っている。
64回決 勝・広島商業vs池田
84回準々決・広陵vs明徳義塾
89回決 勝・広陵vs佐賀北
64回のと言えば"攻めダルマ"池田高校の全盛期。決勝ながら2-12と完勝を収めた。89回決勝については…記述すると広島県民の方々を逆撫でするのでやめておきます(
また広陵は1927年(13回)、1967年(49回)、2007年(89回)と40年周期で夏の甲子園決勝へと勝ち残るという謎のジンクスがあったりする。なお3回とも準優勝の模様。
-
さて本日は以上の31位、対戦回数3回まで。優勝校との対戦が見辛かった気がするので書き方を変えてみました。
何か要望なり質問なり雑談なりあればまたお願いします。ではでは。
-
乙やで〜
ワイは今ので大丈夫やで
-
乙ー、今のが見やすくてええと思うで
これって優勝校に負けての敗退が多い方が結果的にその県が強豪ってことになるんかな...上位が楽しみやわ
-
こんばんは>>1です。書き方を変えましたが見やすくなったということで一安心しました。見てくれている皆様は本当にありがとうございます。
それとどっかの項目で桐生第一が初出場初優勝とかいう大嘘を書いた気がしますが、正しくは群馬県勢初優勝っていうだけでした。どこで勘違いしたのかな…orz
観戦歴も長くないにわかなので今後もこういうミスがあるかと思いますが、どうぞ宜しくお願いします。
さて今日は対戦回数4回の都道府県勢を紹介。30位〜21位までの10都道府県になります。それではスタート。
-
30位:西東京(4回:11P)
ここで登場するのが日本最大・東京の片割れこと西東京。大都市の半分ながら参加校は133校にまで上り、全国の予選でもかなりの激戦区に上げられる。参加校として有名なのが58回夏に初出場初優勝を果たした桜美林、名将・小倉監督率いる日大三、東東京から移ってきた名門早稲田実業、そしていろーんな意味で有名な創価。
86回3回戦・日大三vs駒大苫小牧
78回2回戦・東海大菅生vs松山商業
77回準々決・創価vs帝京
64回2回戦・日大二vs池田
77回準々決勝では東京対決が実現、軍配は総合力の差で帝京に上がった。また64回の全盛期池田の試合で唯一リードを奪われたのがこの日大二戦。しかし暴投で同点、そして自慢の打力でソロ本塁打を打って決勝点を上げた。
-
29位:群馬県(4回:11P)
正式名称は秘境の地グンマー。その内情はあまり知られず、全国の畏怖の対象である…という冗談はともかく。近年の活躍は目覚ましく、特徴的な校歌と初出場に見合わぬ戦いぶりが人気を博した健大高崎、昨年夏に初出場初優勝を果たした前橋育英など、新興勢力が芽を出しつつあるロマン地区である。
89回3回戦・前橋商業vs佐賀北
85回準決勝・桐生第一vs常総学院
73回2回戦・樹徳vs大阪桐蔭
69回1回戦・中央vsPL学園
69回大会の黄金期PL学園は毎試合先制により始終有利な試合運びをしたが、唯一逆転・リードを許したのがこの中央戦。この時中央を率いていた監督が、春夏通じて初の完全試合を達成したレジェンド・松本稔であった。
-
このイッチを擁するNaNじぇいやきう民の未来は明るい
-
28位:山梨県(4回:13P)
現行の代表制の歴史では、当初こそ東海大甲府1強の時代であったが後に山梨学院大付属、日本航空といった高校が台頭。近年ではその3校で切符を分け合ったりしているのが山梨県勢。昨年夏は日川が量産型ダルビッシュの1つを擁するが森が率いる大阪桐蔭に惜しくも敗れた。
87回3回戦・日本航空vs駒大苫小牧
86回準決勝・東海大甲府vs駒大苫小牧
83回3回戦・日本航空vs日大三
60回3回戦・日川vsPL学園
駒大苫小牧2連覇で2回戦ったのは山梨県勢だけ。86回では失策等で一時期は1―10まではなされるも終盤で追い上げ、8―10で敗れた。
-
27位:北海道(4回:14P)
28位で駒大苫小牧に2年連続で苦汁を飲まされた山梨の次がなんとその北海道とは…なんとも縁のある道と県である。
平成以前は厳しい冬の環境から弱小と見なされてきた北海道勢ではあるが、2000年代に初優勝を果たして以来駒大苫小牧が引っ張っている。現在その駒大苫小牧を率いているのが初優勝時の主将・佐々木孝介氏で、今春監督として初勝利を上げた。
88回決 勝・駒大苫小牧vs早稲田実業
76回準々決・北海vs佐賀商業
75回2回戦・旭川大vs育英
61回2回戦・札幌商業vs箕島
もちろん目玉は88回決勝。対照的な性格の斎藤と田中の投げ合い、そして引き分け再試合。決勝以外にも88回大会は傑出したスターが多く、近年でも最高峰の夏であったと評される。
-
88回大会は見応えあったなあ
智辯和歌山と帝京の試合はよう覚えとるわ、勝利決めた打者は同じ中学やったし...
-
26位:埼玉県(4回:14P)
「おおきく振りかぶって」の舞台として一躍脚光を浴びたのがこの埼玉県。参加校も多く、キリ番の記念大会で2枠出場を許される県の1つである。特に有名なのが「モリシ」の愛称(?)で有名な森 士(もり-おさむ)監督率いる去年春の王者・浦和学院。三塁ランナーを殺すことにかけて右にでるものはいない、と専らの噂である。
83回2回戦・花咲徳栄vs日大三
75回決 勝・春日部共栄vs育英
70回準決勝・浦和市立vs広島商業
65回1回戦・所沢商業vsPL学園
特筆するのはまず75回決勝。この時の花咲徳栄のエースが後にベイスターズで"巨人キラー"として活躍した土肥義弘。70回では激戦区を勝ち上がった無名の公立校、別名"さわやか浦和市立"の快進撃が感動を呼んだ。
-
25位:茨城県(4回:15P)
茨城県勢の高校野球を語るのに欠かせないのが"木内マジック"で知られる木内幸男氏。取手二高時代、練習試合でKKPLに大敗した際の「これが茨城1位ですか」という桑田の発言をバネに奮闘。66回決勝でその宿敵を延長の末に破って全国制覇を果たす、という漫画のような逸話を残している。
95回準々決・常総学院vs前橋商業
84回3回戦・常総学院vs明徳義塾
69回決 勝・常総学院vsPL学園
62回2回戦・江戸川学園vs横浜
なんと3回が常総学院。69回決勝はPL学園が66回決勝の雪辱を見事果たした。95回準々決勝は9回2死走者無しから同点、10回サヨナラと優勝へ大きく近付いた一戦であった。この他の準々決勝3試合も一見の価値アリ。
-
24位:兵庫県(4回:16P)
夏の甲子園の開催地・甲子園球場のお膝元。第1回大会から変わらずに1県1代表を貫く唯一の県であり、第1回大会から東京と共に絶えず代表校を送り込んできた長い伝統を持つ。
92回準決勝・報徳学園vs興南
91回2回戦・関西学院vs中京大中京
90回準々決・報徳学園vs大阪桐蔭
64回準決勝・東洋大姫路vs池田
92回大会では興南一強が予想されており、その中で"最強の挑戦者"であったのが報徳。積極性のある攻めを見せて島袋から5点を奪うが、貧打を克服した絶対王者には僅か1点、及ばなかった。
-
23位:青森県(4回:19P)
野球に留まらず、各分野の高校スポーツに力を注いでいるのが青森の私立二強・青森山田と八戸学院光星。野球留学に力を入れて県勢としての歴史を数々塗り替えてきた一方、外人部隊と揶揄される・ヒール扱いされてしまうという苦悩がある。そんな中で95回夏にフィーバーし、今後を期待されているのが弘前学院聖愛である。
94回決 勝・八戸学院光星vs大阪桐蔭
93回決 勝・八戸学院光星vs日大三
84回2回戦・青森山田vs明徳義塾
82回準決勝・光星vs智弁和歌山
校名を八戸学院光星として以来3期連続で決勝に進むもいずれも準優勝に沈んだ。青森県勢として、東北勢として、最も優勝旗に近付いたその時に立ちふさがったのは、都の名門であった。
-
22位:沖縄県(4回:20P)
"沖縄代表の試合が始まると経済が2時間止まる"という逸話がある程に高校野球に熱心なのが日本最南端・沖縄県。毎年応援席は満員、知らないおっちゃんが底抜けに指笛を吹いてる光景がよく見られ、毎年夏を賑やかに、鮮やかに彩っている。
79回準決勝・浦添商業vs智弁和歌山
76回3回戦・那覇商業vs佐賀商業
73回決 勝・沖縄水産vs大阪桐蔭
72回決 勝・沖縄水産vs天理
浦添商業は強打の智弁和歌山を無得点に凌ぎ延長戦に持ち込むが、最後は智弁和歌山の力押しによりサヨナラ負け。その健闘ぶりに賞賛が送られた。73回の沖縄水産といえば甲子園の酷使の象徴となっている悲劇のエース・大野倫である。
-
21位:愛媛県(4回:21P)
対戦回数4回の最後は野球大国四国の一角・愛媛。甲子園での県勢通算勝率は6割を超え、勝利数も余裕の3桁と全国屈指の成績を残している。甲子園の長い歴史の中で大正・昭和・平成で唯一優勝している松山商業、2校で初出場初優勝という快挙を達成した名将・上甲監督が率いている済美が有名。
86回決 勝・済美vs駒大苫小牧
84回準決勝・川之江vs明徳義塾
68回決 勝・松山商業vs天理
63回準々決・今治西vs報徳学園
春夏連覇の偉業を目指した済美は決勝で駒大苫小牧と対決、乱打戦の末に敗れた。また84回の川之江は2回戦に浦和学院を破り、県勢通算100勝を達成している。
-
>>55
三沢高校と松山商とかも有名だよね
白河関の堅牢さは筋金入り
-
それでは本日は以上の対戦回数4回、21位までとなります。これで全国48地区のうち28地区が終わりましたがどうでしょうか?
これからは5回以上となります。どんな都道府県が出てくるか楽しみにしててください。ではでは。
-
沖縄が意外と早く出ましたね
-
>>59
オツシャス!
-
乙やでー、地元県がいつ出てくるんか楽しみですわ
対戦校の方ではけっこう出とるけど
-
乙やで〜
-
サンキューイッチ
明日も期待してるで〜
-
>>53
アッー!前橋商業が優勝してる!
正しくは前橋育英です。申し訳ありません。
光成君が負傷したり秋、春連続で初戦敗退が続いてるので、しっかり夏に向けて調整して欲しいですね…。
-
高校野球に自信ニキ今夜も期待してるでー
-
どうもこんばんは>>1です。読んでくれてる&書き込んでくれてる皆さん、ありがとうございます。もともとは自分の知識不足と興味から調べてきた今回のデータですが、割と好評なので公にできてよかったなと思います。
明日から全国春季大会に先立って九州大会が始まります。個人的には日南学園がどうにか勝ち残って欲しいなと思いますが、熊本工業と大島の勝者…期待してます。
さてそれでは本題へ。今日は対戦回数5回、20位〜10位の11都(道)府県勢の発表をしようと思います。それではスタート。
-
20位:長野県(5回:12P)
麻雀の新星・清澄高校がある。今年は団体戦で新1年の活躍で見事インターハイ出場を決め、今後が期待される。
…冗談はともかく、高校野球的には戦前で全盛期を迎えているという、どっちかというと"古豪"として扱われがちなのが長野県勢。優勝経験は14回大会で松本商業が早期に達成しており、県勢通算成績の良さは松商学園の恩恵が大きい。
91回3回戦・長野日大vs中京大中京 5-15
82回1回戦・新発田農業vs智弁和歌山 4-14
78回1回戦・東海大三vs松山商業 0-8
76回準決勝・佐久vs佐賀商業 2-3x(延長10回)
70回2回戦・上田東vs広島商業 3-4x(延長10回)
91回3回戦では0-5から同点に追いつくものの終盤で大きく突き放されて敗戦、76回準決勝では9回に同点、10回サヨナラ。今一つ終盤で粘りきれない、という部分が目立つ。
-
>>68
多分新発田農業は新潟だと思うんですけど(名推理)
-
19位:山形県(5回:18P)
日本海側の県の例に漏れず、環境が厳しく弱小とみられがちになってしまう山形県勢。それに拍車をかけているのが全盛期KKPLに食らったあの"29-7"である。この歴史的惨敗は県議会すら動かし、その時の罵声・苦節・努力がようやく近年の羽黒・日大山形の快進撃として現れ始めた。今後が期待できる県勢の一つと言える。
95回準決勝・日大山形vs前橋育英 1-4
88回準決勝・日大山形vs早稲田実業 2-5
84回1回戦・酒田西vs明徳義塾 0-5
77回3回戦・東海大山形vs帝京 6-8
67回2回戦・東海大山形vsPL学園 29-7
95回大会では日大三、作新、明徳義塾と優勝経験校をなぎ倒しブレイク。しかしそんな"大物喰い"の最大の敵が初出場とは…これも甲子園のマモノか。
-
>>69
あっホンマ…ツッコミありがとうございます。
となると一部で順位が変わりますね、後日に訂正版を出します。
-
さて順位の変更はこうなります。嘘ついてスミマセン…orz
・愛媛県(21位)〜山梨県(28位)→愛媛県(20位)〜山梨県(27位)・長野県は群馬県と同順位なので20位→28位タイ
・新潟県は4回:10Pに変わり、35位→31位
・広島県(31位)〜山口県(34位)→広島県(32位)〜山口県(35位)
-
さてそれでは発表へ。17位タイが2県あります。
17位:宮崎県(5回:17P)
オフには多くのプロ野球チームがキャンプ地として逗留する南国県。最近では県知事が甲子園優勝プロジェクトを企画・立案したり、MRT(宮崎の民放)特別招待野球として強豪校との交流戦を行うなど、高校野球の強化に力を入れ始めている。去年夏の延岡学園の準優勝により県民の悲願が現実となりつつあるのも一つの要因だろう。
95回決 勝・延岡学園vs前橋育英 3-4
91回準々決・都城商業vs中京大中京 2-6
87回2回戦・聖心ウルスラvs駒大苫小牧 0-5
77回2回戦・日南学園vs帝京 1-2(延長11回)
64回3回戦・都城vs池田 3-5
都城は後に池田を破ったPL学園とも対戦、延長の末サヨナラで敗れた。日南学園好投手・坂本を擁するも帝京に惜敗。
-
17位:和歌山県(5回:17P)
戦前は和歌山中、海草中。戦後は箕島、智弁和歌山。どの世代においても常に全国トップクラスの優勝校を輩出してきたエリート・和歌山県。昨年夏の箕島復活に対する尾藤公氏の長男・尾藤強監督の姿に胸を熱くした方は少なくないだろう。
93回3回戦・智弁和歌山vs日大三 4-6
85回2回戦・智弁和歌山vs常総学院 3-6
84回決 勝・智弁和歌山vs明徳義塾 2-7
66回2回戦・箕島vs取手二 3-5
62回準々決・箕島vs横浜 2-3
93回大会では"20世紀最後の王者"vs"21世紀最初の王者"という好カードに注目が集まった。また智弁和歌山vs明徳義塾は今春でも実現、延長15回の壮絶な試合となった。
-
おお、ついに和歌山がきたか!
この順位なんやなー、年代制限で桐蔭(和中)や向陽(海草)が対戦成績に無いんは寂しいけど...イッチが紹介で触れてくれてワイ感激
-
16位:福井県(5回:18P)
参加校の数は少ないものの、その代表校がよくダークホースとして扱われるのが福井県勢。大まかな構図からすると公立の雄・福井商業、その名前から知られる敦賀気比が代表的。あつがきひ(
89回1回戦・福井商業vs佐賀北 0-2
88回3回戦・福井商業vs早稲田実業 1-7
78回準決勝・福井商業vs松山商業 2-5
77回準決勝・敦賀気比vs帝京 0-2
74回準々決・北陸vs西日本短大附属 0-4
77回大会では準決勝第1試合で星稜が勝ち上がっており、北陸勢への優勝旗が期待されたが、東の横綱に見事阻止された。
-
さて次ですが、こちらも14位タイが2県あります。
14位:熊本県(19P)
公立の雄、と言われると出てくるのが前述の県岐阜商、福井商業、そして熊本工業ではないだろうか。公立ではプロ輩出者数全国トップであり、未だに県勢を牽引し続けている。そして最近になって甲子園を訪れるようになったのが、熊本県に初めて優勝旗を持ち帰ってきた古豪・済々黌。"ドカベンのルールブック盲点の1点"をリアルで決めたことで話題を呼んだ。
94回2回戦・済々黌vs大阪桐蔭 2-6
78回決 勝・熊本工業vs松山商業 3-6(延長11回)
69回2回戦・九州学院vsPL学園 2-7
66回準決勝・鎮西vs取手二 6-18
60回3回戦・熊本工大vsPL学園 0-2
78回決勝は奇跡のバックホームがよく取り沙汰されるが、何より熊本工業が同点に追いつくまでの過程も必見。このままサヨナラで初優勝を決めるはず―それを阻止したのが伝説の采配"選手交代、ライト、矢野君"である。
-
14位:石川県(5回:19P)
野球では松井秀喜、サッカーでは本田圭佑。一時代を牽引するカリスマを野球とサッカーの両方で輩出したのが石川県の名門・星稜である。この星稜と長く甲子園への切符を分けて来たのが、春夏で2度しか達成されていない完全試合を達成した中野真博の出身・金沢。
90回2回戦・金沢vs大阪桐蔭 5-6(延長10回)
80回3回戦・星稜vs横浜 0-5
77回決 勝・星稜vs帝京 1-3
73回準決勝・星稜vs大阪桐蔭 1-7
61回3回戦・星稜vs箕島 3-4x(延長18回)
高校野球のドラマの全てがつまっている、といえるのが伝説の死闘・星稜vs箕島。この時に延長18回をボロボロになりながら投げた悲運のエース・堅田は、現在審判として甲子園のグラウンドに立ち、球児たちを後押ししている。
-
>>77
つまり次のルールが適用される
ああ^〜
-
箕島と星稜の一戦は伝説過ぎる...
箕島がそのまま優勝したというのもええね
-
13位:宮城県(5回:20P)
2005年には本拠地とするプロ野球チームも生まれ、一層野球への関心が高まりつつある東北一の県・宮城。仙台育英と東北のライバル関係は有名であり、地方大会ながら数々のドラマを生んできた。縦縞か、黄文字か。そのユニフォームに惹かれて入学する球児も少なくない。
92回3回戦・仙台育英vs興南 1-4
85回決 勝・東北vs常総学院 2-4
81回2回戦・仙台育英vs桐生第一 2-11
72回3回戦・仙台育英vs天理 0-6
71回決 勝・仙台育英vs帝京 0-2(延長10回)
71回の仙台育英は大越、85回の東北はダルビッシュと、両校共に好投手を擁しながら準優勝に沈んでいる。
-
さて次ですが、またまた同位タイがあります。それでは11位タイの2つをご紹介。
11位:福岡県(5回:21P)
プロ野球チーム・ソフトバンクホークスの本拠地を九州で唯一持つのが福岡県。"九州ブランド"と銘うって、九州出身の有力選手を優先的にドラフトで指名することも多い。高校野球では名将・原貢監督が初出場初優勝を果たした三池工業が有名で、野球に興味の無い年配層でも「あぁ!あの三池工の!」とパッと思いつく方は少なくない。
82回準々決・柳川vs智弁和歌山 6-7x(延長11回)
79回3回戦・福岡工大附vs智弁和歌山 4-11
72回準優勝・西日短大附属vs天理 4-5x
70回決 勝・福岡第一vs広島商業 0-1
66回3回戦・福大大濠vs取手二 1-8
82回の柳川のエース・香月は春にも智弁和歌山に破れており、リベンジに燃えていた。しかし試合終了間際にまさかの逆転、そしてサヨナラを喫した。
-
ヤクルト武内がホームラン打ったやつかー
-
11位:大阪府(5回:21P)
ここで天下の大阪が登場。参加校は177校、通算勝星は336勝というぐうの音も出ない大正義な成績を持ち合わせる。(惜しい。)また県予選にはシードなんてものは存在せず、1回戦から名門校がつぶし合う事が日常茶飯事。これを考えるとKKPLの"5期連続甲子園出場"という記録だけでもいかにバケモノじみているかが分かる。
88回2回戦・大阪桐蔭vs早稲田実業 2-11
87回準決勝・大阪桐蔭vs駒大苫小牧 5-6(延長10回)
82回3回戦・PL学園vs智弁和歌山 7-11
80回準決勝・PL学園vs横浜 7-9(延長17回)
66回決 勝・PL学園vs取手二
かの箕島vs星稜に匹敵する名勝負と呼ばれるのが横浜vsPL延長17回。他にも87回は駒大苫小牧が辻内・平田に守り勝ち、88回は斎藤vs中田が注目を集めた。
-
10位:京都府(5回:21P)
大正義大阪に続くのは超名門京都。近年は初戦敗退が続き府民のプライドはズタズタだったが、今春に名門・龍谷大平安が春を初めて制覇。古豪復活に古都がわいた。他にも最近は府大会で鳥羽(第1回優勝校・京都二中)が復活の兆しを見せ、こちらにも熱い期待が寄せられている。
さて…そんな京都府の対戦成績なのだが…みてもらおう。
91回1回戦・龍谷大平安vs中京大中京 1-5
87回決 勝・京都外大西vs駒大苫小牧 3-5
80回決 勝・京都成章vs横浜 0-3
79回決 勝・平安vs智弁和歌山 3-6
63回決 勝・京都商業vs報徳学園 0-2
お分かりだろうか。5戦中4戦が決勝である。これはシルバーコレクターと揶揄される訳だ。
63回…39回以来の優勝旗を目指すも報徳・金村が完封
79回…好投手川口を擁するも終盤に打ち込まれ逆転負け
80回…春の屈辱を反省、打力を上げて出直すも松坂ノーノー
87回…名将・三原の手腕で決勝進出も北の怪物・田中の前に敗退
好投手に覚醒されることが多いようだ。
-
さて、本日は以上の対戦回数5回、10位までを発表しました。痛恨のミスも見つかったり、書きたいことが書けなかったりと色々歯がゆいですが、自分の知識のためにもいい糧にできれば、と思います。
明日からは対戦回数6回以上を発表。ただ6回以上となると書きたいことが山ほどになってしまうので、ここから先はもしかしたら小出しになってしまうかもしれません。そうなったらごめんなさい。ではでは。
-
乙やでー、今日も面白かった!
母校の名前が出て感涙でしたわ...9位以降も楽しみにしてるで!
-
最後に>>72の訂正についてちゃんと明記しておきます。やらかしてすみません。反省します。
長野県…5回12P(20位)→4回11P(28位タイ)
新潟県…3回9P(35位)→4回10P(31位)
20位 愛媛県4-21
21位 沖縄県4-20
22位 青森県4-19
23位 兵庫県4-16
24位 茨城県4-15
25位 埼玉県4-14、決勝+ベスト4
26位 北海道4-14、決勝+ベスト8
27位 山梨県4-13
28位 群馬県4-11、ベスト4
28位 長野県4-11、ベスト4
30位 西東京4-11、ベスト8
31位 新潟県4-10
32位 広島県3-16
33位 岡山県3-13
34位 滋賀県3-12
35位 山口県3-10
-
あ、京都府のポイントが21Pになってる。正しくは25Pです。
-
今日はベスト10かのう?
-
>>90
そうなりますね。
みなさんこんばんは>>1です。さて本日から対戦回数6回以上の都道府県勢をご紹介
…したいのですが、昨日のミスが割と精神的に応えたので上位の県も見直ししながらのデータ整理となり、今日は多分5位くらいまでしか発表できません。もったいぶってる、みたいな真似をして申し訳ないです。
その代わりちゃんとした、細かい試合の紹介を踏まえた文章を書くつもりなので、質の高いデータを発信できればいいなと思います。
長々とすみません。それでは対戦回数6回、9位〜6位までをどうぞ。
-
9位:静岡県(6回:17P)
静岡県と聞くとパッと思いつくのがサッカーではないだろうか。高校サッカーでも毎年その県代表が優勝候補として挙げられることも多い。しかし裏を返せば「それだけスポーツに力を入れている」という部分は変わらないため、国立のピッチと甲子園のマウンドを経験している、なんて高校もある。静岡学園、常葉橘がその代表。
90回決 勝・常葉菊川vs大阪桐蔭 0-17
85回3回戦・静岡vs常総学院 0-7
81回3回戦・静岡vs桐生第一 3-4
76回1回戦・浜松工業vs佐賀商業 2-6
65回3回戦・東海大一vsPL学園 2-6
64回1回戦・静岡vs池田 3-4
90回大会の常葉菊川は春も制覇しており、県勢として初の春夏連覇を狙っていた。チャンスを逃さずビッグイニングを作り出す超攻撃特化の野球は決勝で発揮されることがなかった。
-
清水東、清水商、藤枝東か、サッカーやと
-
8位:愛知県(6回:21P)
日本のほぼ真ん中にドンと構える愛知県。昔から長きに渡り甲子園に精鋭を送り続ける強豪県の1つであり、その盟主が前人未踏の夏3連覇を達成している名門・中京大中京。他にも世界のイチローを輩出した愛工大名電、1989年春の劇的優勝が知られる東邦など、多くの名門校がひしめいている。
90回3回戦・東邦vs大阪桐蔭 5-7
82回2回戦・中京大中京vs智弁和歌山 6-7
74回準決勝・東邦vs西日本短大附属 0-4
72回1回戦・愛工大名電vs天理 1-6
63回準決勝・名古屋電気vs報徳学園 1-3
60回準決勝・中京vsPL学園 4-5x(延長12回)
優勝校との対決も冒頭で紹介した名門校が全てを占めている。60回準決勝では8回まで0封、さらに9回表に追加点を加え勝利を確信したその裏に同点、そしてサヨナラ。長い甲子園の歴史で"甲子園のマモノ"の存在が囁かれたのもこのあたりからである。
-
>>93
静学もおるで
なお清商は統合の結果全く関係ない名前になった模様
あと90回大会のボロ負けはデスブログのせいだってそれ一番言われてるから(県民並感)
-
>>95
静学は紹介されてたんで書かんかった
清水商名前変わったんか、悲しいなあ...
-
7位:徳島県(6回:22P)
徳島野球のルーツといえばかの有名な"やまびこ打線"。金属バットの特性を生かしたバントに頼らない超攻撃野球―そんなド派手な野球は現在でも継承されている節がやや見られたりする。95回の鳴門高校も満塁11打席中8安打と勝負強いバッティングを見せつけ、"うずしお打線"と恐れられた。歴史は繰り返されるものである。
92回1回戦・鳴門vs興南 0-9
87回準々決・鳴門工業vs駒大苫小牧 6-7
78回3回戦・新野vs松山商業 2-8
65回準決勝・池田vsPL学園 0-7
62回3回戦・鳴門vs横浜 0-1
61回決 勝・池田vs箕島 3-4
甲子園の歴史の中で"世代交代"を決定づけたのが65回準決勝。自慢の"攻めダルマ"は当時1年ルーキー桑田の前に沈黙、そしてエース水野への逆"攻めダルマ"。当時の高校野球関係者には大きな衝撃を与えた一戦である。
-
6位:高知県(6回:26P)
徳島の次は野球大国四国の最後・高知県。高知に初の優勝旗を持ち帰った高知と"四国四商"の一角・高知商業のライバル関係は、90年代に名将・馬淵監督率いる明徳義塾に水をあけられることとなる。また、名門校だけでなく伊野商業のように甲子園を初出場ながら圧巻する高校も存在し、"高知県代表"とは毎年否応なく注目が集まるブランドなのである。
94回準決勝・明徳義塾vs大阪桐蔭 0-4
92回2回戦・明徳義塾vs興南 2-8
80回準決勝・明徳義塾vs横浜 6-7x
67回準々決・高知商業vsPL学園 3-6
65回準々決・高知商業vsPL学園 9-10
60回決 勝・高知商業vsPL学園 2-3x
やはり目を見張るのが高知商業vsPL学園の対戦。全盛期のPL学園とここまで戦う県勢、いや高校も高知商業のみである。
また、80回準決勝では8回表までに6-0とリードしていたが、8裏の猛攻・9回松坂登板に完全に後押しされ、一気にサヨナラを決めた。
-
さてそれでは本日最後の紹介はこちら、対戦回数7回・単独5位の県勢になります。
5位:千葉県(7回:29P)
千葉県勢は夏を3回制覇しているが、その全てが60〜70年代。それ以降はやや低迷期が続いている、"古豪"の部類に含まれる県である。NaNじぇいでも人気を博している多田野数人は80回大会・キリ番大会で千葉県勢の片割れとして参加している。県予選防御率0.23で貧打(.196)の八千代松陰を見事聖地へ導いたその右腕は今、プロで活躍している。
94回2回戦・木更津総合vs大阪桐蔭 2-8
93回準々決・習志野vs日大三 0-5
82回決 勝・東海大浦安vs智弁和歌山 6-11
75回準決勝・市船橋vs育英 1-6
74回決 勝・拓大紅陵vs西日本短大附属 0-1
72回2回戦・成田vs天理 2-3
69回準々決・習志野vsPL学園 1-4
さて今回特筆するのは拓大紅陵。名将・小枝監督の守り勝ち、細かいプレーで1点を取る"小枝野球"は多くの名将たちに影響を与えた。また、74回大会で"同大会において初戦から準決勝まで4人の異なる投手が勝ち投手になる"という、長い甲子園の歴史の中でも史上初の快挙を達成した。今年勇退を決め、最後の夏に注目が集まっている。
-
>>34
秋田のエリートじゃねぇかww
-
さて、それでは今日は以上までになります。のこりわずかですが明日はたっぷりとデータを公開するので、またお暇なら見てやってください。ではでは。
-
>>100
ワイの母校は和中やで〜、今は桐蔭って名前になっとる
-
おつやで〜
(したらばがごたついてまともにレスせんで)すまんな
-
乙やで
初めて見たけど凄いですねこれ
-
>>101
乙やでー、上位となってくると更に見応えありそうやな...楽しみですわ
-
おつやで〜
明日も楽しみにしてるわ
>>102
そうなんか。こっちも有名校やな
-
このスレ生き残ってたか
イッチ今夜も頼むで(意味深)
-
どうもこんばんは>>1です。ついにベスト4発表ですね。途中でミスしちゃったりしましたが無事に48地区全て発表できてほっとしてます。これまでレスしてくれた&見てくれた皆様はありがとうございます。
調べるうちにあれこれ書きたいものが増えたり、文章が分かりにくかったりと苦悩はありましたが、データとしてちゃんと出せたのが何よりです。まとめブログやらに載ったらミスがそのまま載りそうで怖いですね。
さてそれでは行きましょう。今日は4位〜1位。まずは対戦回数ですが、なんと4位〜2位は9回、そして1位が単独10回となりました。まずは4位から、どうぞ。
-
4位:大分県(9回:21P)
大分県と言えば、九州地区の数ある名門の中で春夏制覇を達成している唯一の高校・津久見の存在が大きい。しかしその津久見も全盛期は現在の代表制が始まるちょっと前であり、それ以降は戦国模様を見せている。それでもポテンシャルを秘めている高校というのは多く、その一例として2009年夏、悲惨な籤運から勝ち上がっていった強打者・今宮擁した明豊の活躍がある。また、甲子園出場に恵まれないながらもプロへと進んでいく球児も少なくないため、いわゆる九州のダークホース、という立ち位置と考えるのが妥当だろうか。
90回1回戦:日田林工vs大阪桐蔭 2-16
88回1回戦:鶴崎工業vs早稲田実業 1-13
85回1回戦:柳ヶ浦vs常総学院 1-2
83回準々決:明豊vs日大三 2-9
80回1回戦:柳ヶ浦vs横浜 1-6
70回準々決:津久見vs広島商業 0-5
68回準々決:佐伯鶴城vs天理 2-4
67回2回戦:津久見vsPL学園 0-3
65回2回戦:中津工業vsPL学園 0-7
そんな大分県勢だが…ご覧の通りなんと4/9が1回戦、2回戦を含めると6/9で優勝校と対戦している。つまりは県勢として1・2回戦が壁として高く立ちはだかっているという意味であり、要するに「 籤 運 が 圧 倒 的 に 悪 い 」のである。2009年の快進撃の裏側にはこういう事情もあったのだ。「ウチの県勢は籤運がない」などとお嘆きの方は大分県勢の悲運をある意味忘れてはならない。
67回大会では強打者・上島を擁して登場。桑田の投球をあわやホームラン…という豪快な打球もあったが、最後は抑えられ、さらにスケールが上の清原もおり、不遇の強打者として甲子園を去った。
-
3位:鹿児島県(9回:34P)
九州勢の中で「聞いたことがある高校」が一番よく出てくるのがこの鹿児島県勢。昔は鹿児島実業・樟南(旧・鹿児島商工)の2校が甲子園への切符を争っていたが、近年台頭してきたのが野球にとどまらず各方面のスポーツに力を注いできた神村学園。現在はこの3校が三つ巴の争いを展開している。九州各県で「中学の有力株が県内にいない!」というときにこの3校を探してみるとだいたいよく見つかる。特に神村で。
95回2回戦・樟南vs前橋育英 0-1
88回準決勝・鹿児島工業vs早稲田実業 0-5
83回1回戦・樟南vs日大三 7-11
81回準決勝・樟南vs桐生第一 0-2
80回2回戦・鹿児島実業vs横浜 0-6
78回準決勝・鹿児島実業vs松山商業 2-5
70回決 勝・樟南vs佐賀商業 4-8
68回準決勝・鹿児島商業vs天理 6-8
66回準々決・鹿児島商工vs取手二 5-7
大分と比較すると1.2回戦が3/9と、比較的勝ち上がった後に優勝校と衝突…という強豪県らしい部分が見られる。特筆するのは70回大会決勝。九州勢同士の戦いとなったこの決勝はもちろん前評判は樟南の優勝、試合も前半に3点を先行しリードを保っていた。しかし終盤に入ったところで追いつかれ、9回表に決勝で史上初の満塁ホームランを放ち、一挙に突き放して劇的な優勝を決められた。そしてこの喜劇は19年後に、奇しくも同じ佐賀県勢の佐賀北が、もう一度決勝の大舞台で、再び実演することになる。「歴史は繰り返す」と徳島の項で述べたが、なんとも不思議なことである。
-
2位:東東京(9回:37P)
さて、西東京に比べて東東京が何故こんなに順位が高いのか。理由は大きく2つあり、1つはかつて全盛期の早稲田実業が属していたこと。70〜80年代では夏での優勝こそ果たせなかったものの、東東京大会を3連覇、数々のヒーローを擁するなど安定感のある実力と人気を持っていた。荒木大輔こと大ちゃんブームなどがその一例である。もう1つが帝京の台頭。名将・前田三夫が長きにわたり指揮しており、一時期の葛藤もありながらそれでも夏を2回制覇。高校野球に興味がある方は”東の横綱”という二つ名をよく見かけたことがあるだろう。参加校は西東京の133校をやや上回る140校。もちろん大激戦区であり、上記2校の他にも関東一、修徳、日大一、岩倉といった知名度の高い高校も所属している。
89回準々決・帝京vs佐賀北 3-4x(延長13回)
75回準々決・修徳vs育英 1-8
73回準々決・帝京vs大阪桐蔭 2-11
70回3回戦・日大一vs広島商業 1-12
69回準決勝・帝京vsPL学園 5-12
64回準々決・早稲田実業vs池田 2-14
63回3回戦・早稲田実業vs報徳学園 4-5x
62回決 勝・早稲田実業vs横浜 4-6
61回準々決・城西vs箕島 1-4
63回大会の早稲田実業は冒頭の荒木を擁して人気・実力ともに十分優勝を期待されていたカリスマであった。試合も7回ウラまで完封ピッチングでこのままベスト8入り―
しかし無情にも8回ウラで同点、その勢いのままサヨナラ負けし、甲子園を去った。そしてその荒木で特筆すべきことは、62、63、64と3期連続出場しておきながら、すべて初優勝校に阻止される、という点である。甲子園は稀代のアイドルに二物を与えることは、なかった。
-
さてそれでは1位の発表。
1位:神奈川県(10回:43P)
さぁそして栄えある1位がこの神奈川県。漫画では『MAJOR』『ドカベン』など多くの漫画で舞台として取り上げられる他、県勢としての成績を列挙すると
・通算成績190勝116敗1分
・勝率通算.620(堂々の全国1位)
・優勝回数春6回+夏6回=12回
…バケモノである。一時期には『横浜ベイスターズは県内で7番目に強い』とまで言われるほどその激戦区ぶりを評されており、参加校はなんと190校。2枠常設の意見も多く出ているのだが、如何せん南北に分けても東西に分けても強豪が偏ってしまい、キリ番大会の度に高野連が頭を抱えているとか。
95回3回戦・横浜vs前橋育英 1-7
92回決 勝・東海大相模vs興南 1-13
90回準決勝・横浜vs大阪桐蔭 4-9
86回準々決・横浜vs駒大苫小牧 1-6
83回準決勝・横浜vs日大三 6-7x
81回準々決・桐蔭学園vs桐生第一 0-4
75回2回戦・横浜商大vs育英 4-5
65回決 勝・横浜商業vsPL学園 0-3
63回2回戦・横浜vs報徳学園 1-4
61回準決勝・横浜商業vs箕島 2-3
さて、今回は83回の準決勝を特筆しよう。エース畠山は日南学園・寺原と準々決勝で死闘を演じ、”甲子園最速男”を見事退けた。しかしその代償として肘を痛め、この試合の先発を回避。試合の流れは完全に強打の日大三高のペースだったが、9回表に代打・松浦の活躍もあり同点に追いつく。完全に流れを掴んだ―そう確信した横浜はここでエースを登板。しかし、準々決勝の代償はあまりにも大きすぎたのだった。
-
最終順位はこちら。
1位:神奈川県 11-43
2位:東東京 9-37
3位:鹿児島県 9-34
4位:大分県 9-21
5位:千葉県 7-29
6位:高知県 6-26
7位:徳島県 6-22
8位:愛知県 6-21
9位:静岡県 6-17
10位:京都府 5-25
11位:大阪府 5-21 ベスト4×2
12位:福岡県 5-21 ベスト4×1
13位:宮城県 5-20
14位:石川県 5-19
14位:熊本県 5-19
16位:福井県 5-18
17位:和歌山県 5-17
17位:宮崎県 5-17
19位:山形県 5-15
20位:愛媛県 4-21
21位:沖縄県 4-20
22位:青森県 4-19
23位:兵庫県 4-16
24位:茨城県 4-15
25位:埼玉県 4-14、決勝+ベスト4
26位:北海道 4-14、決勝+ベスト8
27位:山梨県 4-13
28位:群馬県 4-11、ベスト4
28位:長野県 4-11、ベスト4
30位:西東京 4-11、ベスト8
31位:新潟県 4-10
32位:広島県 3-16
33位:岡山県 3-13
34位:滋賀県 3-12
35位:山口県 3-10
36位:秋田県 3-09 ベスト4
37位:三重県 3-09 ベスト8
38位:富山県 3-07
39位:奈良県 2-09
40位:長崎県 2-07
41位:岩手県 2-06
42位:香川県 2-05 ベスト8
43位:鳥取県 2-05
44位:福島県 1-04
44位:栃木県 1-04
44位:岐阜県 1-04
44位:佐賀県 1-04
48位:島根県 1-02
-
乙やで〜、やっぱ上位には強豪県が来るんやなあ
大阪がちょい低めなんが意外やった
和歌山は戦前の分考えると健闘したか
-
あっ また神奈川県が11になってる…
ということで長丁場になりましたが以上で終わります。いろいろあたふたしましたが無事に終われて何よりです。
また何か興味が沸いたりしたらデータスレ立てたりするかもしれませんが、その時にまた見てもらえれば幸いです。多分今度は春のセンバツでやるかも。
それではお付き合いありがとうございました。また会いましょう。
なんか質問とかツッコミあれば随時受け付けます。
-
乙ー
鹿児島は優勝回数の割に順位高すぎませんかね…(元県民並みの感想)
-
データニキ乙やで
ホモとレズと咲が大好きなNaNじぇい民も夏休みは地元高校を応援、しよう!
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■