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ジョルジュ・マリン・ウォーのようです
35
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/20(月) 13:56:14 ID:ar1vcAtY0
「ハインよ。幸せに生きるには『地図』が必要なんだ。」
私の父の口癖だ。2人きりになると、父は私に言い聞かせるように言った。
「船出の時、海図やコンパスが無ければ遭難し、たちまち死に直結する。だが人生にも必要だ。迷いや悩みなど抱えずに生きるには道がはっきりと見えなければならない」
「ハイン、結婚して、男子を生み、我がブルー家を守ってくれ」
父は勇敢で尊敬すべき男だ。
私の祖父や叔父上、父の弟子達も航海士として立派に活躍している。
でも私は………。
私が海図の勉強をすると、父は激昂した
父は私が海に憧れを持つ事を許してはくれなかった
私はただ『私にしか出来ない』ことをしたいだけだ。
ブルー家の先祖やこれから生まれる子孫の為に…………
36
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/20(月) 13:58:25 ID:ar1vcAtY0
从 ゚∀从「……………………」
从 ゚∀从(柄にもなくツマンネーぇこと考えちまった。1stステージのゴールまであと1000マイル。このままぶっちぎりの1位だ)
('A`)「……………ハイン気をつけろ。『何か』来る」」
从 ゚∀从「あ?何かって何だ?」
その時、ハイン達の後方から猛スピードで駆け抜けていき、大きな水飛沫を立てて、船の横を通り過ぎていった
从; 〉∀从「くっ、思いっきり水を被っちゃったじゃねーか」
(*'A`)「ホントか!?服脱ぐ?服脱ぐッ!!?」
从; ゚∀从「黙れ糞バカ。おい、今のは何だよッ!!」
('A`)「モララーだ。あいつ船にニトロエンジンを積んでんだ。稼働距離は約1000マイル。ご丁寧にゴール直前まで使わなかったんだな」
('A`)「まあ、このステージは諦めろ。それでも2位には付けるんだからよ」
从;# ゚∀从「ざっけんなッ!!毎度あんなの使われたら、全然勝てねえじゃねーかッ!!」
('A`)「そんな心配はしなくていい」
从 ゚∀从「え?」
37
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/20(月) 14:02:05 ID:ar1vcAtY0
(* ・∀・)「あははは!?ザマーッねーぜ!!俺のエンジェルさえ有ればどんな海でも走破できるぜ!」プスンプスン
(; ・∀・)?
モララーは機動部に移動し、ニトロエンジンの状態をチェックした
黒煙を上げ、今にも炎をあげそうな様子だった
(;;・∀・)!?
モララーはエンジンを止め、蒸気が顔にかかるのもお構いなしに、ニトロエンジンの内部チェックを始めた。
(; ・∀・)「…………くそッ!メインの機関部分が完全にイカレてんじゃねーか。一体何が………何かあるな、何だコレ………」
(; ・∀・)!?
(; ・∀・)「『弾丸』だとッ!!一体いつの間に打ち込まれたんだっ!?あの時か!?あいつ等の横を通り過ぎた時なのかァァアアア!?」
38
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/20(月) 14:08:02 ID:ar1vcAtY0
('A`)「さっき俺らの船を追い越した瞬間、後ろから狙撃してやったんだ。水飛沫で僕の手元も隠れたから、ドローンにも見られていない」
从 ゚∀从「………あんな一瞬でエンジンを撃ち抜いたのか?お前一体何者なんだ?」
('A`)「…………そんな事は些細な問題だ。それよかモタモタしていたら、後続の船が来ちまうぞ。」
o川*゚ー゚)o「1stステージ終了ォオオオオオオオオオ!!順位発表です!1着はモララー選手!!」
ォオオオオオオオオオ!!
( ・∀・)「1着だ………。だがニトロエンジンはスクラップになっちまった。修理する時間も新品を買う金も無い」
o川*゚ー゚)o「2着はハインリッヒ選手!!続けて3着はドクオ選手です!!」
( ・∀・)「ドクオ………それにハインリッヒ……テメーらのツラ覚えたからな」
39
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/20(月) 14:09:24 ID:ar1vcAtY0
( ゚∀゚)「はいはいスポンサーの皆様ァ!!冷えた高級シャンペンを用意していまーす。どうぞお取り下さいッ!!」
_
( ゚∀゚)ちら
('A`)おっぱいおっぱい从 ゚∀从つーん
_
( ゚∀゚)「ドクオ選手」
('A`)「?なんスか?」
_
( ゚∀゚)「………水飛沫で確認出来なかったが、私は君がモララー選手を妨害したと確信している。本来であれば失格相当の行為だ」
('A`)「あー、アンタを大会の主催者として、僕は敬意を払っている。だがな、」
('A`)「証拠もねーのに難癖つけてんじゃねーぞ、クソ眉ぅ」
_
( ゚∀゚)「……………」
('A`)「何もねーなら行くわ。次のステージの準備をしないとな」
40
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/20(月) 14:31:49 ID:ar1vcAtY0
男「Mr.ブラック」
_
( ゚∀゚)「あの空条ドクオについて何か分かったか?」
男「はい。『入国管理ゲート』に記録(ログ)が残っていました」
_
( ゚∀゚)「外国人か………。どこのエリア出身なんだ?」
・・・・・・・
男「空条ドクオ選手は閉ざされた島国出身です。」
_
( ゚∀゚)
「成る程。旧日本国、今は厳格な情報統制の為、謎に包まれている『夕闇列島』か………。確かに彼処は『色々良くない噂』を聞く」
_
( ゚∀゚)「ありがとう。引き続き調査を頼む」
男「かしこまりました」
( ^ω^)「にぃぢゃにぃぢゃ、いよいよだお」
( ^ω^)「ああホライゾン。次のステージで2人を消す」
41
:
同志名無しさん
:2017/03/21(火) 12:23:00 ID:fCicG/qo0
面白いじゃん
42
:
同志名無しさん
:2017/03/21(火) 17:36:16 ID:LksCgzpI0
海上レースは想像するだけでも絵になるな
43
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/21(火) 19:51:47 ID:qd8k4F6Q0
#4 磁力 その①
从 ゚∀从「………お湯を入れて15分。袋がパンパンになっている事を確認し、封を開けると、」
从* ゚∀从「どジャーン!!チキンライスの完成でーす」
船旅は長旅だ。時には海のど真ん中を何日もかけて走らなくてはならない。
必然的に長期保存が可能な携帯食料や不足しがちなミネラルやビタミンを補うサプリメントが好まれる。
从* ゚〜从「ケチャップ旨ぁ!」むちゃむちゃ
从 ゚∀从ちら
ハインは少し離れて走行しているドクオをなんの気ナシに見た。
彼もまた船の甲板で食事をしていた
44
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/21(火) 19:53:13 ID:qd8k4F6Q0
('A`)「カ・ツ・オのッ!!叩きっ?」
('A`)「玉ねぎをスライスしてぇー!ネギをたっぷり乗せてえー」
('A`)「ゆすポン酢におろししょうがをたっぷり溶かしてぇー」
('A`)「頂きます」パクっ
(*'A`)「んまぁーい。薬味とポン酢が鰹の臭みを消し且つ鰹の旨味を押し上げているッ!!玉ねぎのシャキシャキって音も面白いッ」
ピィー……ガガ……
从 ゚∀从「おいドクオ何してんだよ。食事に手間と費用をかけ過ぎじゃないか?」
('A`)「君は食事は空腹と栄養が補えればと思っていないかい?ノンノン。食事とは目と耳で楽しみ、鼻で頬張り、そして口に入れ味合う。それは一種の『芸術』なんだ。」
('A`)「僕は多少の装備は犠牲にしても食品関係を充実させたい。それに今回使ったのは野菜と調味料だけ。鰹はさっき吊り上げたんだ。まだまだあるよ美味いぞ?」
从; ゚ -从ゴ、ゴクリ
('A`)「あれ?もしかして食べたい?でもタダじゃあげれないな?」
('A`)「ねえ、おっぱいみーせて「死ねッ!!」ガチャ
('A`)「ありゃりゃ無線切られちゃったよ」
45
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/21(火) 19:55:23 ID:qd8k4F6Q0
(□'A`)ひゅ〜んべちゃ
('A`)「あん?なんか張り付いた?でも何もねえな」
ドクオは風の吹いている方向に顔を向けた。
そこには一艘の船がドクオ達の船に近づいていた
(* ^ω^)「にぃぢゃ♡にいぢゃ♡お尻凄いよ!すごく吸い付いてる最高だおッ!!」
(* °ω°)「オ"ッ♡オ"ッ♡ヤッベ♡いつも馬鹿にしている弟にガン掘りされてケツアクメ感じてるッ!!」
(*;°ω^)「にいぢゃ!イキそうだお!」
(* °ω°)「いい!腸内(ナカ)に出していいからッ♡俺をイキ殺してくれッ!!」
(* ω )「イグイグイグゥ!!!!!!!」
(* °ω°)「オ"ッ♡アッ--------ッ!」
46
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/21(火) 19:57:17 ID:qd8k4F6Q0
(||'A`)「オエッ!さっき食ったもん全部出そう」
('A`)「………つーか、あれはブンブーン兄弟。『殺し屋』の2人が何故ここに………?」
('A`)そ
(;'A`)「マズイ!狙いはハインの持つ『赤石』か!!」
その頃、ハインの船でも『異常』が起こっていた。
鰹「…………」(一部切り取られている)┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
47
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/21(火) 19:58:43 ID:qd8k4F6Q0
从; ゚∀从「なんだ?アイツ、食べかけの鰹を丸々寄越しやがった。これを嬉しく食べると思うのか?行動が読めん」
ひょーーー
从; ゚∀从「何だ?」
不気味な音の方向に顔を向けると『刺身包丁』がハインに向かって真っ直ぐ飛んできた。。
从; ゚д从「ふぉおおおおお!」
間一髪で避け、包丁は船の欄干に刺さった。
次の瞬間、炸裂音を響かせ、包丁と欄干は破壊された。
从; ゚∀从「ま、マジか……」
ピィー………ガガ………
48
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/21(火) 20:00:00 ID:qd8k4F6Q0
(;'A`)「ハイン、聞こえるか?今すぐ舵を取れッ!!『出来るだけ俺達の船を離すんだ』ッ!!」
从; ゚∀从「ドクオ!何が起こっているんだ!?」
2艘の船はいつの間にかどんどん距離を縮め、衝突しそうになっていた。
食器やロープ類など宙を舞い、お互いの船に行き来する。
物体同士がぶつかると、時たま花火の様に爆発が起きた
(;'A`)「遅かった……。ハイン!!錨を降ろせッ!!ぶつかったら、俺達は終わりだッ!!」
从; ゚∀从「ドクオッ!!」
(;'A`)「…………僕の話を聞いてくれ……」
『人間の未知の領域についての話だ』
49
:
同志名無しさん
:2017/03/21(火) 21:41:00 ID:fCicG/qo0
のっけからカオスだな
50
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/23(木) 13:41:51 ID:xDyhyZ/w0
#5 磁力 その②
「無」から「有」は生まれないという表現がよくされる。
しかし現代の物理学では全く何も無い「無」=「絶対真空」の中で、極小の『素粒子』と云う粒子が生まれる。
素粒子の特徴として、エネルギーになって突然発生したり、突然消えたりする。
引力や質量の発生は素粒子のエネルギーが原因だ。
つまり無から有を生み、「無」とは「可能性」の事を指す※。
※第10巻より抜粋
そして、それは『人間にも同じ事が言える』
51
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/23(木) 13:44:26 ID:xDyhyZ/w0
从; ゚∀从「なんだ?何の話をしている?」
(;'A`)「僕達が直面している『危機』の話だ。」
(;'A`)「よく聞け。あいつらはブンブーン兄弟。右の立っているのが弟のホライゾン・N・ブンブーン。左の尻を上げて震えているのが兄のホライズン・N・ブンブーンだ」
从; ゚∀从「事後の余韻じゃねぇか。ヤバイな」
(;'A`)「ヤバイのは奴らの性癖じゃない。兄弟の職業は殺し屋で他の人間には無い『恐るべき能力』を持っている」
('A`)「それは手品や技術と言ったチャチなもんじゃあない。それ以上の力を誇る。それは『人の心の闇』を具象化したモノだ。」
('A`)「ブンブーン兄弟は自分達の能力を『磁力』と呼んでいる」
从; ゚∀从「………超能力みたいなもんか?とても信じられないが……」
('A`)「僕もただの作り話だと思っていた。だが、『話は本当だった』。」
('A`)「僕らの磁力は強くなり過ぎた。さっきから掴んでいる欄干から手を離せば、僕は空中を飛び、君の方に飛んでいくだろう」
52
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/23(木) 13:51:08 ID:xDyhyZ/w0
ドクオの虹彩は薄っすらとではあるが、この『現象の正体』を写し取っていた
ドクオ達の体、船に夥しい程の『シール』が貼られていた。赤と青のシールがあり、シール同士が引力を持って引きあっているようである。
同じ色のシールは何も起こらないが、『赤と青のシールが重なると破壊が起こる』ようだった。
先程から花火の様に宙で物体が爆発するのは、その為である。
('A`)(僕の眼にも見えるなら『素質』があるはずだ。問題は対抗策ができる前に死んじゃうかもって事だけど………)
ピィ……ガガガ…
『………ドクオ…………ドクオォ………」
('A`)!?
53
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/23(木) 13:53:57 ID:xDyhyZ/w0
( ^ω^)『良いザマだなぁ、ドクオ』
ホライズン・N・ブンブーンは船の無線機からドクオに呼びかけた。
余った手で弟の下腹部を弄っている
『その声はホライズンか?ホモデブはやる事が陰湿でかなわねえなぁ」
( ^ω^)「おぅふ。お前の薄汚い目には脂肪と筋肉の違いも分からないんだなぁ。まぁいい。おい、ドクオ」
( ^ω^)〈助かりたいか?〉
『どういう意味だ?』
( ^ω^)「言葉の通りだ。俺達は全く知らない者同士じゃあない。顔馴染みの『同業者』だ。」
( ^ω^)「だお。ドクオも分かっているはずだだお」
( ^ω^)【青^ω^赤】(^ω^ )
「「お前じゃあ俺達の『磁力』には勝てない」」
ブンブーン兄弟の間に現れた『幽霊のようなモノ』は赤と青のシールがペラペラと重なっていて、それが人の形を成していた
54
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/23(木) 13:55:48 ID:xDyhyZ/w0
( ^ω^)「その女を差し出せばいい。俺達と協力して、その女を殺し、赤石を奪えばいい。」
( ^ω^)「一言でいい。協力すると言えば助けてやる」
『本当か?本当に助けてくれるんだな?』
( ^ω^)「ああ、本当さ。だから言えよ」
55
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/23(木) 13:56:47 ID:xDyhyZ/w0
('A`)「だが断る」
56
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/23(木) 14:03:24 ID:xDyhyZ/w0
( ^ω^)「」
『メリットがねぇな。僕はお前らにハインを渡さないし、何よりお前らは僕がぶち殺す』
( ^ω^)「そうかい。残念だよ」
ブンブーン兄弟の幽霊のようなモノから何枚かのシールが飛び出し、脇目も振らずドクオの船に向かっていった。
シールは欄干に付着し、破壊した。
(;'A`)「おおおおっ!!」
支えていたモノは無くなり、無様に宙を滑空し、ドクオはハインの船に転がるように落ち、磁石の様にハインの身体にくっついた。
从; ゚∀从「ドクオ!!ヤバイぞッ!!何も見えないけど、とにかくヤバイッ!!見えないのにッ!!今にも爆発しそうに熱いッ!!」
その通りだった。ドクオとハインが密着したことにより、間のシールが今にも爆発せんとばかりに煙を噴いていた
(* ^ω^)「にぃぢゃ爆裂するお!あいつらのぶち撒けた腸を塗りつけて交尾しようお!!!」
57
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/23(木) 14:05:51 ID:xDyhyZ/w0
( A )「………」
ドクオは静かだった。二人の体勢は抱き合うような形であり、且つドクオの顔がハインの胸に埋まるような形だった
('A )(固い………サラシで巻いてるから当然か……だがやはり感じる。グツグツと煮えたつマグマみたい『おっぱいの波動』を感じるッ!!)
( A )スーッハーッ!!
( A )(これが乳の匂い………甘ったるい雌のかほり…………)
( A )「…………アアア………」
(# A )「ああああああああああああああああああああああああああああああああ」
ズダァアアアン!!!
^ω^)「にいぢゃ?」
( ^ω::::::::ビチャビチャビチャ
58
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/23(木) 14:10:04 ID:xDyhyZ/w0
ホライズン・ブンブーンの左半身が『消し飛んでいた』
傷口から残った内臓と体液がドロリと流れて兄弟の船を汚した
メ;^ω^)「にぃぢゃああああああああ!!!僕の右腕がぁああああああ」
ホライゾン・ブンブーンの右腕もホライズンと同じように消し飛んでいた
「惜しかったな。うまくいけば、2人とも殺せてたんだが」
从; ゚∀从「ドクオ……お前………」
59
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/23(木) 14:17:56 ID:xDyhyZ/w0
('A`)
( 夕 )┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
| |
正直に描写しよう
ドクオの男性器が「長さ30cmのロングバレルに膨張し」、放たれた白き弾丸、そう「白き弾丸」がブンブーン兄弟を破壊したのだ。
('A`)「………人はどうして争うのだろうな?空はこんなに青いのに………」
从 ゚∀从「いや賢者モードに入ってんじゃねーよ」
「ドクオォオオオオオオオオオッ!!!」
60
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/23(木) 14:19:59 ID:xDyhyZ/w0
メ;#°ω°)「絶対に許さねぇ!!貴様の血管をぶち切って殺してやるおッ!!復讐してやるッ!!」
メ;#°ω°)「お前がやった事は13枚の銀貨でキリストを売ったユダにも劣る行為だお!!『これから多くの刺客がハインの赤石を狙うからなッ!!』覚悟しとけおッ!!」
从; ゚∀从「何だって?どういうことだ?」
(A` )「聞く耳なんて持たなくていい。磁力の効果も無くなった。ハイン、先を急ごう」びたんびたん
从*つ∀从「早く下を隠せよぉ〜〜〜〜」
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
61
:
同志名無しさん
:2017/03/23(木) 19:04:21 ID:JbEvA.CU0
びたんびたんで堪えきれなくなったコーヒー返せ
62
:
同志名無しさん
:2017/03/23(木) 20:17:16 ID:Qr9CsMwI0
純粋な熱く滾るバトルを見れると思っていたこの純情をどうしてくれる
63
:
同志名無しさん
:2017/03/23(木) 20:42:16 ID:5xbz...o0
お前どうしてくれるんだよ早く続き出せよ
64
:
同志名無しさん
:2017/03/24(金) 00:24:04 ID:Ll/YlEwk0
>>62
熱く滾るバトル(意味深)
65
:
同志名無しさん
:2017/03/24(金) 03:21:54 ID:9BB6fyTc0
なんかGS美神を思い出した
66
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/24(金) 14:05:48 ID:FaI2r0HE0
#6 2st.stage到着〜或いは幕間〜
ーーーー執務室ーーーー
テレビ「食欲だけじゃなく、性欲も満たしたいんですかー!?///」
テレビ「アホか!」
「ハハハハ」
<ヽ ∀ >「失礼します。」
<ヽ ∀ >「ブンブーン兄弟が失敗しました。兄のホライズンは死亡。弟のホライゾンも重傷を負っています。ハインリッヒ・ブルー、空条ドクオは依然レースをつづけています」
67
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/24(金) 14:07:40 ID:FaI2r0HE0
テレビ「滅びろッ!!エ○マッ!!」
「今、旧時代の『あにめ』を見ているんだ。日本と言う、今は夕闇列島と呼ばれている国の作品でな。OLとメイドに扮したドラゴンの話なんだが、いやぁ面白いぞ」
「このトー○というドラゴンは献身的で可愛いし、カ○ナちゃんのキャラデザは胸とお腹がひとつながりで描かれているところが幼女はぁはぁでブヒれるし、ルコ○は痴女とおっぱいと僕っ娘で○ルマは尻がエロすぎてやばい」
「もう全部可愛くて勃起もんやでえ。私にはチン○ついて無いんだけどなガハハハハハ」
<ヽ ∀ >
「んんん。上司の話には何らかのリアクションをするべきだ。それが社会人としての務めだと思わないかい?」
<ヽ ∀ >「3rd.stage『霧隠れの海』には私が雇用した『海賊』がいます。彼らに『赤石』の回収と2人の抹殺をやらせます」
68
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/24(金) 14:09:28 ID:FaI2r0HE0
「……………西暦2059年。南極大陸の氷が溶け、大地は海に飲み込まれ、それに伴う異常気象は人類に牙を剥き、多くの命を奪った。」
「俗に言う世界浸水により、世界の総人口の半分以下まで減少したが、人類は生き残っている」
「41年経った今、私達には『世界を救う使命』がある」
「良い返事を期待してるよ。 ニダー・プラチナくん♪」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ<ヽ`∀´>ゴ ゴ ゴ ゴゴ ゴ ゴ
<ヽ`∀´>「承りました。仰せの通りに。」
<ヽ`∀´>『大統領閣下』
69
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/24(金) 14:10:41 ID:FaI2r0HE0
ーーー2nd.stage 新太平洋海域B21エリアーーー
『2nd.stageゴーーーールッ!!1着はモララー・ブランドーッ2着はチャック・ノリスッ!!3着は……………」
从; ゚∀从「くっそう。ゴールまで後1000マイルなのに………もう陸地は見えてんのに……」チッチャクシカイエナイケド…
从; ゚∀从「風が弱いな………俺達、きっと亀より遅いぜ」
('A`)「そのうち風が吹くさ。今は待つしか無いよ。」
('A`)
「それに3rd.stageから4th.stageは圧倒的に行程が長い。これからは『悪霊の住処』で名高い<<霧隠れの海>>に行くんだ。そこをモララー達より抜きんでたら優勝も射程範囲だ」
从 ゚∀从「詳しいんだな」
('A`)「………君、家電製品を買っても説明書読まないタイプだろ。全部ルールブックに書いていたよ」
从; -∀从「おうおう、ご丁寧なこって」
70
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/24(金) 14:12:45 ID:FaI2r0HE0
从 ゚∀从「………その、身体は大丈夫なのか」
('A`)「………馬並みに怒張した男性器も通常に戻ったし、さっき君が見てない所で自慰をしたけど問題なく射精出来た」
('∀`)「え?何?心配してくれてんの?」
从 ゚∀从「………一応助けてもらったからな」
(*'∀`)「え、じゃあおっぱい見せ从 ゚∀从「それとは話が別だ」
从 ゚∀从「あとお前手洗った?もし洗ってないなら早くやれ。その手で俺はもちろん俺の船に触ったら真顔でお前を殺す」
(*'∀`)「え?臭くないよむしろフローラ从 ゚∀从「黙れ早くやれ」はーい」
71
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/24(金) 14:14:20 ID:FaI2r0HE0
从 ゚∀从「手洗った?」 ('A`)「うん」
从 ゚∀从「じゃあ本題に入ろう。」
从 ゚∀从「『お前らは何なんだ?』」
('A`)「………質問は抽象的だな?何が聞きたい?」
从 ゚∀从「あのホライゾンって男……。俺の家宝を狙ってきた。そして、最後にこれからも刺客を送ってくるとも……」
从 ゚∀从「アンタも最初は俺の家宝の『ペンダント』を狙ってきた。目的は何だ?なぜ皆これを奪おうとする?」
('A`)「その前に僕も確認したい。ハインにとって、『赤石』をどのように認識している?」
72
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/24(金) 14:32:13 ID:FaI2r0HE0
从 ゚∀从「これは俺の家に先祖代々から伝わる家宝だ。ブルー家を継ぐ者はこの家宝は未来永劫守っていく。それが『誇り』だと教えられた」
(つA`)「ふーん、そっか」ゴシゴシ
('A`)「俺も詳しくは知らない。受けた依頼は『ハインから赤石を奪う』『レースに参加して、それらを集める』事がだったからな」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
从; ゚∀从「………今お前何て言った?『集める』って?」
('A`)「………ああ。赤石は『7つ』ある。このレースに参加して赤石を全て集めろって言われたよ。前金もたくさん貰ってなぁ。えらく金払いのイイ客だったよ」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
73
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/24(金) 14:33:17 ID:FaI2r0HE0
从; ゚∀从「その、依頼人は誰なんだ?」
(つA`)「さぁ。名前は聞かない主義だしね。」ゴシゴシ
(つA`)「だが顔と体型は分かる。『エラが張っていて、筋肉モリモリのマッチョ』さんだ」」グシゴシ
从; ゚∀从「………さっきからなんで右眼を掻いている?」
(つA`)「なんか、さっきから痒いんだよねー」グジグジ
从; ゚∀从「気をつけろよ。基本的な知識はあるが、私は船医じゃあない。航海で1番怖いのは医者も居ない状況で病気になる事なんだぜ」
74
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/24(金) 14:33:59 ID:FaI2r0HE0
('∀`)「………なになに?心配してくれるの?」
从 ゚∀从
(;'∀`)「……………?」
从 ゚∀从「顔はお世辞にもイケメンとは言い難い。どっちかつーとブサイクだ。おまけに性癖を拗らせてすこぶる気持ち悪い。普段なら視界に入れたくないぐらいだ」
(;'∀`)「おっほう、ボロクソ〜。知ってた?僕だって傷つく事があるんだぜ」
从 ゚∀从「たが、あの危ない状況で私の命を救った。その事には凄い感謝をしている。そして、これは俺の勘だが、アンタは悪人じゃない」
('A`)「…………」
('A`)「……僕は悪党さ。お金目当てで何人もの命を奪ってきた。」
从 ゚ -从「………そうかい…………」
75
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/24(金) 14:37:05 ID:FaI2r0HE0
从 ゚∀从「なぁ、アンタの事を教えてくれよ。俺はアンタの名前しか知らない。「空条」ってのはファミリーネームなのかい?」
('A`)「………僕の事なんか聞いても面白くな从 ゚∀从「面白いかそうでないかは、俺が判断する」
('A`)
('∀`)「僕は夕闇列島って国で生まれ育ったんだ。」
('∀`)「国って言っても世界浸水の所為でさ、1つの町みたいな大きさしか無いんだ。その小さな町でお互い身を寄せ合って暮らしている」
でも幸せだったよとドクオは言う。
('∀`)「空条家は『芸術家』の家系でね、父さんや母さん、兄貴達や小さい妹達もみんなアートを嗜んでいる」
その時、ドクオ達の頭上で一陣の風が吹いた。
今まで凪の状態だったが、どうやらそれも終わり、船を走らせるには丁度いい風量だった
('A`)「ハイン、帆を張ろう。この風を逃す手は無い」
从 ゚∀从「アイアイサー」
2人は錨を上げ、舵を切り、船を走らせる。
目指すは3rd.stage 『霧隠れの海』へ
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
76
:
◆8aac7uEWYg
:2017/03/24(金) 14:39:35 ID:FaI2r0HE0
スタンドデータベース ①
【青^ω^赤】
能力名:ダーティ・ワーク
本体:ブンブーン兄弟
赤と青のシールがペラペラと折り重なった人型スタンド。
シール同士が引き付け合い、赤と青のシールが重なると破壊が起こる。
兄弟は自分達の能力を他人に説明する時に、簡潔に磁力と読んでいる。
元ネタは人気タレントのブル○ンちえ○さんのネタのBGM
因みに筆者がこの歌での好きな歌詞は、
Somebodies gotta do it
『誰かがやらなきゃいけない』
So we're getting into it
『だから俺がやる』
とい部分。
77
:
同志名無しさん
:2017/03/24(金) 20:37:05 ID:uAi6ufKM0
おつ
ジョジョまだ5部までしか読んでないや
78
:
同志名無しさん
:2017/03/26(日) 12:01:47 ID:M1FP3inU0
これ面白い
79
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/02(日) 01:40:52 ID:nJXpCzBk0
ーーー3rd.stage 霧隠れの海ーーー
从;゚∀从(な、なんで………)
手下1「げっへっへっへ」
手下2「ウヒヒヒヒヒヒヒ」
从;゚∀从(どうして………?)
「ようこそッ!!」
手下1・手下2「『船長』ッ!!」
爪'ー`)「我が『海賊船』、ジョン・ホーネスト号へ」
┣゙┣゙┣゙┣゙爪'ー`)┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
.
80
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/02(日) 01:42:33 ID:nJXpCzBk0
从;゚∀从(状況を整理しよう。俺達は結局2nd.stageは5〜6位で到着し、すぐに3rd.stageに入ったんだ。この霧隠れの海ってのは、その名の通り本当に霧の濃い海域で、俺達はゆっくりと進路を確かめながら船を進めていたんだ)
从;゚∀从(3rd.stageを3000マイル進んだあたりで、いきなりデカイ船が現れた。それが海賊船で、俺達は拉致られて拘束されている。)
爪'ー`)「ハハハ。私はジョン・ホーネスト海賊団の船長、フォックス・ワシントン・フェアルフェローだ。以後お見知りおきを。」
爪'ー`)「ミス・ハインリッヒ。これから、いくつかの質問をする。全て正直に答えて頂きたい。でなければ、」
爪'ー`)「質問が拷問に変わってしまう。私はそんな残酷な事はしたくない」
爪'ー`)「少し私の話をしようか。人と人が繋がり関係を成していく中で、一体何が重要だと思う?」
爪'ー`)「『正直』である事さ。偽りの無い真実を持って接してくれたら、それで十分だ。」
爪'ー`)「逆にいえば『嘘を付く』というのは重罪だ。相手に敬意を払っていない。乱暴な言い方をすれば、ナメているという事だ」
爪'ー`)「例えばだ。以前、私の子分が財宝庫から少しばかりのお宝を盗んだ。でだ、私はその子分にお宝を盗んだ事を今の様に聞いた。私は許すつもりだった。私も過去に盗みを働いた事がある。正直に話したら、罪を許すばかりか、多少の小遣いをあげていただろう。何せ金を盗む理由のほとんどは遊ぶ金欲しさだからな」
爪'ー`)「たが子分は私に『知らない』と嘘をついた。子分は私をナメたんだ。」
81
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/02(日) 01:43:46 ID:nJXpCzBk0
爪'ー`)「三日三晩頭を殴り続けたら、最後は脳味噌がペースト状になっていたよハハハハハ」
爪'ー`)「今の話をよく吟味して答えてくれ」
爪'ー`)「君の『赤石』はどこだ?」
从;゚∀从(こいつ、やはり私の家宝を狙っている。どうする?もし嘘がばれた場合、私はきっと殺される。だけど絶対に渡す事は出来ない。)
从 ゚∀从(ここは時間稼ぎだ。時間を待ちドクオからの救出を待つ)
从 ゚∀从「………そんなものは持っていない。あんたらの勘違いだ………」
从:゚U从バチィ ̄ ̄ ̄ ̄Z_____ン
.
82
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/02(日) 01:45:54 ID:nJXpCzBk0
ハインがフォックスに嘘を付いた瞬間、『金属で出来た物体』がハインの舌先を貫いた。
金属は形を変え、舌を輪っかが貫き、輪から金属が伸びる形になった。金属の先は矛のような、矢印のような形になっており、さながら、それはまるで『錨』のようだった。
从:゚U从「ンッーーーー!!ンッーーーー!!」
从:゚U从(何だッ!?『舌が下に引っ張られるッ!!!』)
从:゚U从(まるで、舌に『重り』がついているみたいだ。)
カチ爪'ー`)y- シュボ
爪'ー`)y-「君には今どんな状況か分かっていないだろ?そーゆーのは公平性に欠けるからな。初心者にも分かるように言ってやる」
爪'ー`)y-「これから話す事は私達海賊に広く伝わる話だ。」
83
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/02(日) 01:48:09 ID:nJXpCzBk0
昔、海には『悪霊』が住んでいた。
.
84
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/02(日) 01:49:25 ID:nJXpCzBk0
爪'ー`)y-「悪霊は強靭な魂を持つ者に自らと比肩する者とした『呪い』をかけたんだ。悪霊に呪われた者は不幸になる。しかし代わりに『呪いの力』を使えるようになった」
爪'ー`)y-「人間の心の闇が絵画や映像の様に映し出されるヴィジョン。ヴィジョンが傷つけば本体も傷つき、酷ければ死ぬ」
爪'ー`)y-「呪いは『いつでもそばにいる』」
爪'ー`)y-「呪いを幸福に変えるにはその運命に『立ち向かわなくてはならない』」
爪'ー`)y-「その能力を知る者は呪いの事を『スタンド』と呼ぶ」
フォックスにしか見えない錨のヴィジョン。
しかし、それは確かな質量としてハインの舌に耐え難い苦しみを与えていた。
85
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/02(日) 01:50:32 ID:nJXpCzBk0
爪'ー`)y-「舌がちぎれそうかな?私の『錨』は私の質問に対して、嘘を付いた時に発動する。」
爪'ー`)y-「誠に残念だよ。質問はすでに拷問に変わっている。君は私をナメたんだ。その報いは受けてもらう。手始めにそのだらしなく伸びた舌に煙草の火を押し付けるか。」
フォックスは口に咥えていた煙草の火をギリギリまでハインの舌に近づける。ハインは熱で舌の粘膜がチリチリするのを感じた。
爪'ー`)y-「ん?」
86
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/02(日) 01:51:59 ID:nJXpCzBk0
フォックスはハインの首回りに紐のような物を見つけた。
ハインの髪で分からなかったが、彼女が舌の重みで頭を垂れた事により、うなじが露わになった。
その為、『ネックレスの紐』が見えたのだ。
爪'ー`)ブチブチ
フォックスはハインからネックレスを奪った。
それはは六角錐の形で赤く輝く宝石だった。
87
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/02(日) 01:52:36 ID:nJXpCzBk0
爪'ー`)「これが『赤石』か。意外と普通だな。まぁ、真偽はすぐに分かる」
爪'ー`)「これはある人から聞いたんだが、赤石は非常に特殊な鉱物らしくてな、主な特徴として光や火に近づけると、石の中で乱反射を繰り返し、何倍も光量を増大させるそうだ。」
爪'ー`)「その様は一種の太陽の様だってよ」
フォックスは赤石を側にあった蝋燭の火に近づけた。
ジリジリと言う音が静寂の中、確かに響く。そして、
88
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/02(日) 01:53:27 ID:nJXpCzBk0
赤石「割れるんやで」パリンッ
.
89
:
同志名無しさん
:2017/04/02(日) 02:15:39 ID:LsYi2Rl60
…っええ……
90
:
同志名無しさん
:2017/04/02(日) 10:23:01 ID:IMSnZhY20
どういうことだってばよ
91
:
同志名無しさん
:2017/04/02(日) 11:50:09 ID:J.lLi5S20
本人の投下だよなこれ…?
92
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/03(月) 01:09:09 ID:h5TXvNMc0
爪 ー )ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
爪 ー )「お前、ルーペ持ってたろ。財宝を鑑定する用の。すぐに持ってこい」
手下の1人が程なくしてフォックスにルーペを渡した。
フォックスはそれを使い、割れた赤石を入念にしらべる。その結果、
爪'ー`)=3「ふー…………。よく出来ているが、イミテーション………つまりは『偽物』だ。」
93
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/03(月) 01:10:02 ID:h5TXvNMc0
爪#'ー`)「ミス・ハインリッヒ?これはどういう事かな?」
从; ∀从ソンナ……ウソダ……アレハブルーケガダイダイマモッテキタ……デモ、ニセモノ……
ハインは酷く狼狽えていた。ブツブツとうわ言を繰り返し大粒の汗と涙を流している
彼女の舌に刺さっていた『錨』はいつのまにか消えていた
爪'ー`)「嘘は言っていないみたいだな。どうやらお互い見当違いをしていたみたいだ。君が守っていたものは、パチモンの石コロって訳さ」
爪'ー`)「さて『真実を雄弁に述べた事』に免じて命は助けてやろう。だが無駄足を踏ませた報いは受けてもらう。」
爪'ー`)「君は私を含め、船員の慰み者になって貰おう。」
.
94
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/03(月) 01:11:01 ID:h5TXvNMc0
フォックスの発言を切っ掛けに手下達が色めき立つ。
心ここにあらずといった感じのハインも、これには声を荒げた
从#;∀从「ふざけんなぁッ!!死ねェ!!ドクオッ!!!ドクオォオオオオオオオオオ!!」
爪'ー`)「君の連れだが、最初から彼には死んでもらう予定だ。」
95
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/03(月) 01:11:51 ID:h5TXvNMc0
爪'ー`)「私の部下に腕っ節の強い男が居てね。名前は梅毒山 ホモ太郎という。」
爪'ー`)「彼は30回腹部を殴った後、100回ばかりアヌスの臭いを嗅ぐ。」
爪'ー`)「でだ、気の済むまでセックスを楽しんだ後、首を掻っ切る。そうしないと満足出来ないらしい」
爪'ー`)「部下の射精管理も船長の仕事だ。だからもう、君の連れは君を助ける事は出来ない。」
爪'ー`)「状況が分かった所でズボンを脱ぎましょうねー」ヌガシヌガシ
从#;∀从「やめろぉおおお!」
爪'ー`)「次叫んだら、目と舌を切り取るぞ。んー…………?」
爪*'ー`)「ふふ。君けっこう毛深いんだね。おーい、剃刀とシェービングクリームを持ってこいッ!」
从 ;∀从「ああああああああああああああああッ!!!」
96
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/03(月) 01:12:53 ID:h5TXvNMc0
場面は変わり、
ーーーーー船内・倉庫室ーーーー
(; A )うっ……ごふ………
ホモ太郎「すっーはっーすっーはっー」
ホモ太郎「良いわッ!アンタすっごくイイッ!!」
ホモ太郎「アタイ、久しぶりに昂ぶってきちゃった!燃えるようなプレイが出来そうね」
ホモ太郎「OOH!!クソ濡れ祭りよッ!メスイキさせてやるッ!!アンタの前立腺ぶっ壊して精液タレ流しにしてやるッ!!!!」
97
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/03(月) 01:13:46 ID:h5TXvNMc0
(; A )「や、僕はどうなってもいい。ハインは、一緒に居た女は助けてやってくれ。頼む。」
ホモ太郎「………まあ命は大丈夫なんじゃない?ウチの船長は海賊の中では紳士的な方だし。」
ホモ太郎「でも、たぶん輪姦されるわよ。船の男達は年がら年中プッシーの事しか考えてないし」
(; A )
( A )「は?」
.
98
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/03(月) 01:14:43 ID:h5TXvNMc0
( A )「それはハインのおっぱいも弄ぶって事か?」
ホモ太郎「当たり前じゃない。おっぱいどころか全身汚されるわよ」
( A )
('(#°A°)「ふざけるなよキサマアアアアア!!!!この拘束を解けエエエエッ!!」
ホモ太郎「ハン。アンタはアタイのおもちゃになって最期には首を掻っ切られるのよ。」
('☆(#°A°)「殺すぅううううううううハインに手ぇ出す奴は殺してやるううううううううう!!!」
99
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/03(月) 01:15:34 ID:h5TXvNMc0
ホモ太郎「…………興が冷めたわ。もう死ね」
ホモ太郎はサーベルを振り上げると、ドクオの喉元目掛けて一気に振り下ろす。
(#☆A°)「アアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」
ホモ太郎「ッ!!?その『右眼』は!?」
どぴゅう!!!
.
100
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/03(月) 01:17:04 ID:h5TXvNMc0
爪*'ー`)「ふー、終わったー」
爪*'∀`)「つるピカはげマ○コの完成でーす」
从 ;∀从「ぐっ………うっ……ひっく……」
爪*'ー`)「君、こーゆーのは初めて?もし、そうなら嬉しいな」
爪*'ー`)「初めての相手はこのフォックスだ!」
フォックスは自身の男性器をハインの膣口にあてがった
爪*'ー`)「あんまり濡れてないけど、どうせすぐにドロドロになるよ」
ミリっ…………
.
101
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/03(月) 01:18:28 ID:h5TXvNMc0
(#☆A°)「オラァアアアアアアアアアアア!!!」ドッガアアアアアアアアアアア!!
('☆`)どぴゅっ!どぴゅっ!どぴゅっ!
『それは』瞬く間にフォックスの手下達を射殺した。
「オラァアアアアアアアアアアア!」
(#☆A°)==つ メ) 'д`)。:::・゜:・゜::・。
ゴシャアアアアアアア!!
.
102
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/03(月) 01:19:49 ID:h5TXvNMc0
爪メд`)ガッ……ハァ……
(☆A°)「ハイン、大丈夫か?何もされてないか?(あっ、上の方は服着てるじゃんおっぱい見れない………(泣) )」
从 ;∀从「ドクオォ………ドクオおおお」
(☆A°)「僕の上着とシャツで下を隠せ。」ヌギヌギ……ポス
从 ;∀从「………ひっく……ドクオが全裸になっちゃうよぉ」
(☆∀°)「知らないのか?男の正装は全裸なんだぜ。」
103
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/03(月) 01:21:52 ID:h5TXvNMc0
(☆A`)「安心しろ。僕が来たからにはもう安心だ」
从 ;ー从「……ばぁか………」
爪メー )「……おい、お前がここに来るまでに子分達が居たはずだ。」
(☆A`)「殺した。1人残らずな。」
爪メ ー )「そうかい。まあ海賊だしな。いつ死んでもおかしくない稼業だ。」
爪#'ー`)「甲板〈デッキ〉にでろ。怒りで気が遠くなったのは初めてだ。」
('☆(☆A`)「屈辱的に殺してやる。僕達に手を出した事を後悔しろ」
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
.
104
:
同志名無しさん
:2017/04/03(月) 03:33:57 ID:gauAO9Xg0
乙!
105
:
同志名無しさん
:2017/04/03(月) 08:00:04 ID:ubf1mdLs0
真面目に読んではいけない作品だということはわかった
106
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/09(日) 21:14:16 ID:olrAes.Y0
#8 正直者のジョン その②
彼らは甲板に出ていた。
その周りをフォックスの手下達が取り囲む。
だが手下達は手を出さないし、出せない。
海賊団の半分の人員はドクオによって倒された
生き残った有象無象はドクオと自分達の実力差に完全に腰が引けていた。
107
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/09(日) 21:15:21 ID:olrAes.Y0
爪'ー`)「お前、なんでチン○が無いんだ?」
(☆A`)「…………」
ドクオの下半身にはついてて然るべきの陰茎と睾丸が『ついていなかった』。
・・・・・・・・・・・・・・・・
まるで人形の様につるんとしている
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙('☆`)┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
フォックスは次にドクオのそばに寄り添うヴィジョンを見た。
見た目はオーバーコートを着た男性。
質感はあまりに肉肉しく、勃起した肉棒のように血管がビクビクと脈打っている。
右手は拳銃のような物が握られている。おそらく、それがヴィジョンの武器なのだろう。
108
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/09(日) 21:16:31 ID:olrAes.Y0
爪;'ー`)(どう見てもスタンドだな。『こんな事は聞いてないぞ。』それに……)
爪'ー`)「お前、その右眼にある結晶はなんだ?本物の赤石か?」
(☆A`)「………グダグダと五月蝿い人だ。早いとこかかってこいよ。」
ドクオの発言を切っ掛けに一対一の銃撃戦が始まった。
2人の間に弾丸を防ぐ障害物は無い。では、どうするか?
照準を向けられない様に動き回るしかない
爪#'ー`)rー〈・ ドッ!ドッ!
フォックスは2発、弾を撃つ。
1つはドクオの頬を掠め、1つは右脇腹の肉をほんの少し抉った。
109
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/09(日) 21:17:46 ID:olrAes.Y0
(;☆A`)(……こいつ、かなり決闘慣れをしてやがる。中々の銃の腕だ)
フォックスには2つの武器があった。
1つは他人の嘘にツケを払わせる『錨』のスタンド
1つは卓越した射撃の技術。
そして、彼は紛う事なき『海賊』だった。
手下2「オラ、こっちに来いっ」
从;゚∀从「やめろッ!その手を離せ」
(;☆A`)!?
110
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/09(日) 21:18:25 ID:olrAes.Y0
爪#°д°)rー〈・・
「ウオオオオオオオオオオオオ!!」ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!
フォックスは全弾、ハインに向かって発射した。
弾丸は全て、
。:::(;☆A )ドッ!ドッ!ドッ!
ハインの前に素早く滑り込み、盾となったドクオに命中した
111
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/09(日) 21:21:50 ID:olrAes.Y0
从#゚∀从「ふざけんなッ貴様!卑怯だぞッ!!」
爪'ー`)
「卑怯?私は海賊だぞ。それにこれは互いを破滅に追いやる為の殺し合いだ。手段の正当性なんか問わず、ただこいつをぶっ殺す」
爪'ー`)「そしてお前の弱点を見つけたぞ」
急所を狙った弾丸は全てドクオのスタンドが防いだ。
だが防いだスタンドの手足は負傷し、ドクオへとダメージが還元する
爪'ー`)
「世の中には素手で弾丸を止めるスタンドが居るが、お前のはそうじゃないな。動きが緩慢過ぎる」
爪'ー`)「これからお前のスタンドに弾丸を全部ぶち込んでやるぜ」カチャカチャ
112
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/09(日) 21:23:11 ID:olrAes.Y0
(☆A`)「……zanna……」
爪'ー`)「あ?何?」
(☆A`)「名前さ……。スタンドだっけか?この能力の名をずっと考えていたんだ」
(☆A`)「ツァンナ。イタリア語で『牙』を意味する」
(☆A`)「これからは【牙-ツァンナ-】と呼ぶ!」
.
113
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/09(日) 21:23:59 ID:olrAes.Y0
爪'ー`)…………ぶちっ……
爪#'д`)「テメェエエエエエエエエエエエエ!!ナメてんじゃあネェエエエエエエエエエエエッ!!!」
('☆`)夕 どぴゅん!
.(☆A`)
爪°ー * °)ボッ
爪 ー* )。:::・゚::・。 パァ ̄ ̄ ̄ ̄Z_____ン
ドクオのスタンドから放たれた弾丸は白い軌跡を描き、フォックスの眉間に命中した
額の穴から鮮血を吹き出し、そして、倒れた。
手下1「船長ォオオオオオオオオオ!!」
('A`)ズズズ………
('A`)「勝負は僕の勝ちだ。ハイン、早いとこ船を出るぞ」
114
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/09(日) 21:26:21 ID:olrAes.Y0
ーーー
ーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ハインとドクオは自分達の船に乗り込み、ジョン・ホーネスト号を離れてから、2時間程経過した
('A`)「ふぅ、ずっと全裸だから寒かったわ。コロナビール飲む?」
服を着たドクオはハインに声をかけた
从 ゚∀从
从;∀从 ジワァ
从;∀从「うっ……うっ……ひっく」
(;'A`)「どうしたの?どこか怪我でもしたの?どこか痛い?」
从;∀从「ち、違う」
(;'A`)「じゃあ、なんで?」
从;∀从「なんで?なんでだと?」
115
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/09(日) 21:27:13 ID:olrAes.Y0
从;д从「俺が、俺がブルー家の誇りだと思っていたものはただのゴ、ゴミだったッ!!俺の19年間信じてきた物は粉々になったッ」
从;д从「おまけに下の毛まで剃られ、お、犯される直前だったッ!!俺は………俺はッ!!」
('A`)「……………」
('A`)「海に出るというのは、相応のリスクが伴う。」
('A`)「命を奪われる以外に、人の尊厳も踏みにじられる事も十分あり得る」
('A`)「ハイン。生きるというのは戦いの連続だ。生まれた時から『理不尽』とともに生きている。」
('A`)「ハイン、君が望むなら、レースをリタイアし、君を家に送ろう。家に帰れば、君は守られるんだ」
('A`)「どうする?」
116
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/09(日) 21:29:01 ID:olrAes.Y0
从つ∀从グシグシ
从 ゚∀从「……俺は男に負けたくなくて、このレースに参加した。今逃げ帰ったら俺は男にも女にも、何者にもなれやしない」
从 ゚∀从「レースは続行だ。そして砕け散った家宝の代わりに本物の赤石を集める。」
从 ゚∀从「1つでいい。だが、赤石が何かしら悪意のある目的の為に集めてる奴がいるなら、俺が止めてみせる。」
('A`)「…………」
('A`)「ハイン。これからは僕が君を守る盾になり矛になろう。そして、もし赤石が君の手元に集まらなかったら」
('A`)「僕の右眼にある赤石を取ればいい。」
('A`)「行こう。目的は決まった。帆を張り、船を進めよう」
117
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/09(日) 21:29:30 ID:olrAes.Y0
一方、ジョン・ホーネスト号では、
爪 ー )
爪'ー`)パチ
手下1「おお!船長が目を覚ましたぞ!!」
爪'ー`)「………奴らはどうした?」
手下1「………すいやせん。船長が死んじまったと思って、テンパってたら、逃げて時いました。」
爪'ー`)「………そうか。じゃあすぐ、追いかけて殺そう」
118
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/09(日) 21:30:03 ID:olrAes.Y0
爪'ー`)「弾丸は空中での飛投誤差で数十センチ右にそれて着弾する。正確に命中するには、そうだな、5歩圏内と言ったところか」
爪'ー`)「あのスタンド能力の射程範囲は5歩。それ以上は命中精度も威力も落ちる」
爪'ー`)「だから眉間を撃たれても、私は生きている。」
爪#'ー`)「長距離狙撃で今度こそ息の根を止めてやる」
「一回の戦闘でそこまでの分析。たいしたものニダ」
ゴ ゴ ゴ ゴ<ヽ`∀´>ゴ ゴ ゴ ゴ
.
119
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/09(日) 21:30:34 ID:olrAes.Y0
手下1「何だテメェ!?どっから入った!?」
爪'ー`)「よせ。………お前は今回の赤石回収の依頼した男」
<ヽ`∀´>「成し遂げてくれると思ったが、とんだ期待外れニダ」
爪#'ー`)「貴様……あのドクオとか言う男がスタンド使いだと何故言わなかった?それに右眼の赤石ッ!」
爪#'ー`)「ハインが持っていたのはニセモノだった。だが赤石はドクオの右眼と結合していたぞッ!?」
フォックスはニダーが嘘やごまかしを言えば、スタンド能力が発動出来るようにしていた
だが、頭の片隅に何か違和感がある事も感じていた。
120
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/09(日) 21:31:34 ID:olrAes.Y0
<ヽ`∀´>「そうか。」
<ヽ`∀´>『ドクオはスタンド使いになったニダか』
爪;'ー`)ッ!!?
ニダーがフォックスに今回の事を依頼した時、当然、錨のスタンドは発動していた。
その時ニダーは全く嘘を言わなかった
だからこそ、フォックスはニダーを信じ、依頼を受けたのだった
フォックスの発言はニダーにとって新しい情報であり、フォックスにとって『切り札を全て無くした』状態だ
121
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/09(日) 21:32:11 ID:olrAes.Y0
爪;'ー`)「これだけの情報を揃えたのは私だ。もう一度私にチャンスをくれ」
<ヽ`∀´>
<ヽ`∀´>「そんなおいしい話があると思うのか?お前のようなカスに?」
ズズズ<ヽ`∀ ① >「身ノ程ヲ知レ」
爪;' д`)rー〈
「野郎共ォオオオオオオオオオ!!こいつを殺せエエエエエエエエエエエエ!!」
この日を境にジョン・ホーネスト海賊団は海の世界から姿を消した
彼らが何処に行ったかは分からない
ただ1つ分かっているのは、数日後、彼らの船の残骸がどこかの浜辺に漂着したそうだ。
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
.
122
:
同志名無しさん
:2017/04/09(日) 23:14:39 ID:ISxyqIZI0
スティールボールラン読んでないからあれだけど面白い展開だなぁ
123
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/14(金) 00:47:00 ID:8pKl.Q6o0
スタンドデータベース②
能力名:オネスティ
本体:フォックス・ワシントン・フェアルフェロー
フォックスの問いに対して、嘘やごまかしをすると舌に錨が自動的に突き刺さる。
フォックスは伸びた舌に煙草の火を押し付けたり、数ミリ感覚で切り刻むのが好きらしい。
フォックスは自身の能力を説明する時、『錨』と表現する
元ネタはビリー・ジョエルの「Honesty」より。
124
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/24(月) 02:46:15 ID:ncGbpHmM0
#9 感染 その①
从 ゚∀从「………ふぅ〜〜」
('A`)「どうしたハイン?ムラムラする?」
从 ゚∀从「お前と一緒にするなハゲが。」
从 ゚∀从「見渡す限り霧、霧、霧and霧。イヤんなるぜ、全くよぉ」
('A`)「確かに気が滅入りそうだ。一つここはハインのおっぱいで景気付けと行こうじゃないか」
从 ゚∀从「死ねハゲ」
('A`)「ハゲはテメェの下半身だろ」ボソ)
从 ゚∀从
125
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/24(月) 02:46:49 ID:ncGbpHmM0
(メ)A(メ)「そう言えば、あと数マイル船を走らせると『休息ポイント』があるんだ」
从#゚∀从「休息ポイント?」フッーフッー
(メ)A(メ)「ああ。ルールブックによると霧隠れの海は行程が長いから、途中の海路で人工的に作られた島があるんだ」
(メ)A(メ)「そこで薬や食料品と水が用意されてるから、そこで補給をしよう。」
(メ)A(メ)「だから、その金槌は置いて、ね。美味しいご飯もあるんだって。」
从#゚∀从「いや、殴り足りない。」
(メ)A(メ)「やめてくださいしんでしまいます」
126
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/24(月) 02:47:34 ID:ncGbpHmM0
从 ゚∀从「んー………?」
('A`)「今度はどうしたの?」
从; ゚∀从「いや、あそこで船が流れている」
つ双眼鏡
ハインの言う通り、一艘の船が揺蕩うように浮かんでいた
船の脇腹には大会の参加者に施されるバーコードが付いていた。
从;○∀从「ん?ありゃモララーだぞ?なんか苦しんでいる」
(; -∀)「〜〜〜〜〜〜〜」
.
127
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/24(月) 02:51:14 ID:ncGbpHmM0
('A`)「んー?もうちっと側に近寄ってみますか。」
( ; ∀ )グッタリ
从; ゚∀从「おい!!大丈夫か!?」
('A`)「待て待てハイン。まずは反応があるか見よう」
('A`)('☆`)夕 どぴゅん!どぴゅん!
( ; ∀ )。::・゚::・゚:・。ガハ
( ∀ )しーん
('A`)「うん。動かないね。次はどうしたらいい?」
从 ゚∀从「お前マジか」
从 ゚∀从「仕方ねーな。モララーの事は見なかったことにしよう」
('A`)「ハインも中々ワルくなって来たな。コロナビール飲む?」
从 ゚∀从「………ラム酒がいい。」
( ∀ )
(( ∀ ))
.
128
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/24(月) 02:52:02 ID:ncGbpHmM0
('A`)(酒で酔わせて、おっぱいを拝もうとしたけど………)
从*゚∀从「ふー、船旅はやっぱラムだよなぁ」←既にボトル50本突入
('A`)(そっかー。ハインはお酒が強いんだねー)
从*゚∀从「ドクオ、まだラムある?」
('A`)「今ので最後だよ」
………………デーーーーーデッデッデーーー
('A`)从 ゚∀从「?」
129
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/24(月) 02:53:07 ID:ncGbpHmM0
( ・∀・)「デーーーーーデデッデッデーー」
〈((* ・3・)〉おっおーおっおーおおおっおー
(;'A`)从;゚д从「ゲェーーッ!!クレ○ジー・イン・ラブを口ずさみながら高速で腰を振ってるーーーーッ!!」ヒエエエエエ
( ・∀・)「よぉ、お前ら!!こんなところで会えるなんて嬉しいなぁ!!」
( ・∀・)「不運(ハードラック)と踊らなくて良かったな」
(;'A`)「おっ、おう」
130
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/24(月) 02:54:33 ID:ncGbpHmM0
( *・∀・)「なぁ聴いてくれよ。鮫はなんで下顎が出てるか分かるかぁ?」
( *・∀・)「答えはしゃくれだから。シャークれ!しゃくれ!アハハハハハハ」
从 ゚∀从「危ない薬でもやってんの?」
(;'A`)(ハイン直球すぎぃ)
( ・∀・)「ハハハハハ。違う違う。だけど、すげえ気分が良いんだ。スカッとさわやかな笑いが止まらないんだハハハハハ」
( ・∀・)「お前らも休息ポイントに行くんだろ?一緒に行こうぜ」
( ・∀・)「俺達はライバルだが、同じ船乗りだ。お互い海の魅力を存分語ろうじゃないか」
131
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/24(月) 02:56:23 ID:ncGbpHmM0
从 ゚∀从(………どうする?ドクオ)ヒソヒソ
('A`)(どっちにしろ目的地は同じだ。だが、こいつと同じメシを食うのはゴメンだ。胡散臭過ぎる)ヒソヒソ
从 ゚∀从(同感)
('A`)「モララー。あくまでも休息ポイントまでだ。そこからは別行動を取ってくれ。出なけりゃどこかへ行きなよ」
( ・∀・)「ふふふ。全然それでいいぜ。」
( ・∀●)「それでいい。ふふふ」ザアア
从;゚∀从「………………?」
それから2〜3時間後
.
132
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/24(月) 02:57:19 ID:ncGbpHmM0
ーーーーーー霧隠れの海・休息ポイントーーーー
ワイワイガヤガヤ
从 ゚∀从「結構賑わってんなぁ。ほとんどレースの参加者とスタッフだけど」
(*'A`)「なぁハイン。今日の晩御飯ココにしようぜ」
ドクオが指差した先には「curry」の看板が掲げられていた。
从 ゚∀从「cu………かりー……?」
(*'A`)「きっと本格的な店なんだぜ。入ろ入ろ」
ハインとドクオは流れる様に店に入り、そして、メニューを一瞥した後、すぐに注文をした。
小粋な店員が踊りながら、鉄の椀にオレンジ色のスープと平らなパンが添えられていた。
133
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/24(月) 02:58:11 ID:ncGbpHmM0
从 ゚∀从「?なんだこれ?」
('A`)「ん?バターチキンカレーとナンだよ。僕の故郷だと、ライスの上にカレーを掛けるんだけど、本格的な店はナンを千切ってカレーにつけて食うんだ」
从 ゚∀从「ふーん。俺の所じゃ見たことないや」
ハインはドクオの言う通り、ナンを千切って、カレールーに浸して食べた
从;゚∀从「こ、これはッ!!」
从*゚∀从「ルーの溶け込んだスパイスと隠し味のバターが相まって絶妙なハーモニーを奏でてる。スパイシーだが、辛さの中に甘みが見え隠れしている。まるで内気な少女がこちらの様子を伺っているみたいで、純朴で可憐だ」
从*゚∀从「んまぁーい!!」
('A`)(黙って食えや)
134
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/24(月) 02:59:44 ID:ncGbpHmM0
ううう……ピチピチ……
('A`)「………?……」
('A`)「」
('A`)「ハイン。店を出よう」
从*゚〜从「なんで?ナンおかわりしようと思ったんだけど」ムグムグ
('A`)「君の左後ろを見てみろ」
ハインは振り向いて、自分の背後を見た
く● ))くくくく◆「ガアアアアアア!!!」
.
135
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/24(月) 03:00:46 ID:ncGbpHmM0
それは凄惨な光景だった
1人の男性客が呻き出したかと思うと、身体が盛り上がり、衣服は裂け、巨大な鮫と化した
雑なAAだが、それは『鮫である』
('A`)('☆`)
「ツァンナ!!」
('☆`)つどぴゅん!どぴゅん
く● ))くくくく◆「きしゃああああ」
136
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/24(月) 03:01:12 ID:ncGbpHmM0
从; ゚∀从「な、何だこりゃあ!!」
('A`)「逃げるぞハイン!!」
ドクオとハインが店を出ると、街中では巨大な鮫が暴れまわっていた
最悪な事に鮫は空中も自由に泳ぐ事が出来るみたいだった
そして町の人々やレースの参加者に襲いかかり、人の肉を喰らっていた。
137
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/24(月) 03:01:42 ID:ncGbpHmM0
从;゚∀从「酷すぎる……。地獄みたいだ」
「所詮、鮫だからかな。だが気をつけないと次は僕らが鮫のご飯だ」
(;☆A`)「十中八九、誰かのスタンド能力だ。そして、目的もはっきりしている」
从; ゚∀从「ドクオ!?右眼がッ!!」
(;☆A`)「どうやら、『この場所が当たりらしい』。さっきから右眼の赤石が疼く」
(;☆A`)「この町に赤石はあるよハイン」
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
138
:
同志名無しさん
:2017/04/24(月) 20:43:09 ID:IkmoMM.60
乙!
139
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:28:22 ID:PFvePj5k0
#10 感染 その②
く● ))くくくく◆「ギァ ̄ ̄ ̄ ̄Z_____ス!!!」
从 ゚∀从「ロレンチーニ器官だ。鮫の鼻先を攻撃したら、鮫は動けなくなるッ!!」
('A`)('☆`)つどぴゅん!
(;'A`)「糞ッ!!キリが無いッ!」
く● ))くくくく◆「………アアア…………」ミチミチ
く● ))くくくく◆「………ギギ…」ブチブチ
140
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:29:00 ID:PFvePj5k0
鮫の攻撃を受けた人間は驚異的な速さで凶暴な鮫に変化していく
さながらゾンビ映画みたいに攻撃を受けた人間がウイルスに『感染して』ゾンビになってしまうようだった
从;゚∀从「絶対に攻撃を受けるなよ。でなきゃ、俺達もフカヒレの仲間入りだ。」
(;'A`)「……こんな時になんだが、僕の能力について分かった事がある」
(;'A`)「弾丸の射程範囲は5歩。それ以上は命中率も威力も大きく下がってしまう」
从;゚∀从「マジか……。じゃあ近づいて撃たなきゃダメだな……」
(;'A`)「もう一つある。というより、こっちが問題だ。」
141
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:30:15 ID:PFvePj5k0
(;'A`)「弾丸は発射する度に俺の体力を奪っていく。」
(;'A`)「そして、発射する度に次の弾丸の装填までのインターバルが長くなってしまうみたいだ」
从;゚∀从「それって……」
(;'A`)「弾丸はあと1回は撃てる。その次はしばらく使えないんだ」
从;゚∀从!!?
く● ))くくくく◆
く● ))くくくく◆「シャアアアアアアア」
く● ))くくくく◆
142
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:31:46 ID:PFvePj5k0
鮫は獲物の匂い群がり、その肉を食らう
あとには骨も残さない
2人の周りを取り囲むように鮫は旋回する
从;゚∀从「クソ……万事休すか……」
('A`)「……だが、良いところだってあるぜ」
('A`)'☆`)夕
「5歩以内なら『威力は段違いだし、弾丸の操作も出来る』」
どぴゅーーーー!!
.
143
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:33:21 ID:PFvePj5k0
ドクオは弾丸を自分達の足元に放った
轟音と共に土埃が舞う。
?く● ))くくくく◆「ギャア?」
埃が晴れたが、ドクオとハインの姿は無く、かわりに『人一人分の穴が地面に開いていた』
从;゚∀从「ふぉ、何だココは?」
('A`)「この島の下水路さ。弾丸は地面を掘り、下水路までの道を繋げた。穴は鮫の体よりも小さいから、簡単には侵入できない」
从 ゚∀从「なるほど。ここに隠れてやり過ごすんだな?」
144
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:34:28 ID:PFvePj5k0
('A`)「違う。逆に敵のスタンド使いを探し出す。まずはこの島の赤石を手に入れよう。」
从;゚つ从「おっk………おえっ」
从;゚つ从「この臭いで吐きそうだ」
('A`)「大丈夫か?吐くなら僕のケツの中に吐けよ」
从 ゚∀从「ありがとう。おかげで吐き気も治ったよ死ね」
145
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:34:59 ID:PFvePj5k0
ーーー島の北北東にある高台ーーー
从 ゚∀从「………ドクオ、ここがそうなのか?」
「…………ああ……」
(☆A`)「右眼の赤石が強く反応している。」
その瞬間、地面から大量の水が吹き出し、高台を満たした
水はドクオ達の足元に集まり、『下から上に』2人を押し上げて行く
それはまるで水のエレベーターのようだった
146
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:35:50 ID:PFvePj5k0
从;゚∀从「すげえ………一体どーゆー原理なんだ?」
(☆A`)「…………」
エレベーターは空間の途中で止まった。
時刻は真夜中過ぎ。辺りは真っ暗な闇だった。
その闇を切り裂くように赤い光が突如として出現した
◇ピカーーーーッ!!
从;゚∀从「これが2番目の赤石……」
(☆A`)つ「よし。取るよ」
147
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:36:49 ID:PFvePj5k0
ドクオが左手を伸ばした、その刹那
「キャシャアアアアアアア!!」
(皿 ・)))くくくく◆。:::・゚. ; A°)「!!?ッ」
一際大きな鮫がドクオの左手を喰い千切り、赤石ごと奪いさった
鮫は真っ直ぐ飛び、鮫の魚群へと向かっていった
魚群の中央には『男が立っていた』
「よくやったよ、『モララー君』。」
「やはり君は有象無象とは違うようだ」
148
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:37:16 ID:PFvePj5k0
.
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
ナデナデ(‘_L’)つ(∀ ・) ))くくくく◆
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
.
149
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:38:27 ID:PFvePj5k0
(;'A`)「…………ぐぉぉ……」
从;゚∀从「ドクオ?ドクオォ!?大丈夫か!?クソッ!!何だ、テメェ!!」
(‘_L’)「やれやれ。粗野なお嬢さんだ。」
(‘_L’)「私はパンツクロッチ・ルイ・フィレンクト。新仏國領域(ニューフランスエリア)から来ました」
(>_L’)「ぼんそわーる♪」パチン
150
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:40:27 ID:PFvePj5k0
(‘_L’)「さて君達が死ぬ前に覚えて欲しいのは、私のファミリーネームだけでいい。」
(‘_L’)「なぜ私がパンツクロッチという名前だと思う?」
(;'A`)「いや、特に興味は無い……」
(‘_L’)「私の父親は女性のパンティーのクロッチの部分が大好きでね。特に尿や愛液で付いた染みに興奮するタイプだった」
(‘_L’)「子供の名前に自身の性癖を込める程、入れ込んでいた。」
(‘_L’)「そんな話を思春期の時に聞いてしまったら、どうなると思う?」
151
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:40:58 ID:PFvePj5k0
(‘_L’)「私は海の悪霊に魅入られ、『感染』の能力を手に入れた。その日の内に鮫に襲わせて、父を殺したよ」
( _L )「君達にも父の後を追ってもらう」
(;'A`)「ふーん。ハイン、なんか言ってやれ」
从 ゚∀从「聞くに耐えねぇ。耳が腐る」
(;'∀`)「だってさ。お疲れ!パンツクロッチ君!」
152
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:41:28 ID:PFvePj5k0
( _L )「………ふふふ」
(*^_L^)「あははははははははは!」
(*'∀`)「あははははははははははははははは!」
(*°_L^)「ひょひょひょひょひょひょひょひょ!」
(*^∀^)「いーひっひっひっひっひっひっひっ!」
(*°3L°)「あーはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!」
(°∀° *=*°∀°)「あーはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!」
153
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:42:30 ID:PFvePj5k0
く● ))くく(‘_L’)「「テメーぶっ殺す」」('A`)('☆`)
.
154
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:43:23 ID:PFvePj5k0
「WRYYYYYYYYY!!!」
(∀ ・) ))くくくく◆
鮫になったモララーがモブ鮫を引き連れて、ドクオ達を襲う
从;゚∀从「ドクオ!何発撃てそう!?」
('A`)「大丈夫さ。鮫供を一掃できる程は回復してないよ」
从;゚д从「うっそだろッ!!?大丈夫じゃねーじゃんッ!!」
ツァンナの弾丸は強力だ。
だが、あくまでも1対1だ。
対多数になると途端に戦況が苦しくなる
155
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:43:44 ID:PFvePj5k0
('A`)「1発でいい」
('☆`)つどぴゅん!
白き弾丸は射程範囲である5歩以内でピタリと空中で停止した。
156
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:44:46 ID:PFvePj5k0
(*‘_L’)「テメーは何がしたいんだ?あぁん?バァーカッ!!」キャッキャッ
(‘_L’)「鮫に生きながら腹わたを食われて死ね」
('A`)「ハイン覚えていないかい?」
('A`)「5歩以内なら威力も弾丸の操作も思いのままなんだぜ」
白き弾丸)
白き弾丸く========(石)パァン
(石)=。::メ_L°)。:::・゚::「ギャアーーース」
.
157
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:45:43 ID:PFvePj5k0
空中に停止していた弾丸は破裂し、その衝撃で拳大の瓦礫が飛び出した
瓦礫は矢の如く飛び、フィレンクトの左肩の肉を抉る
('A`)「あいつにはあと5歩足らなかった。」
('A`)だから足りない5歩分は石をぶっ飛ばして距離を稼いだんだ」
フィレンクトは魚群から落ちていき、地面に叩きつけられた
ドクオはその後に続く
鮫はもうコントロールを失い、宙を力無く揺蕩う
158
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:46:31 ID:PFvePj5k0
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ('A`)(‘_L’メ)ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
('A`)「この距離なら外さねーぜ」
('☆`)夕 びんびん
('A`)「オイ、フィレンクト」
('A`)「弾はもう一発残っとるがよぅ」
(‘_L’メ)「ふん、往年のスターの様な台詞を吐きやがる」
(‘_L’メ)「殺せよ」
('A`)('☆`)夕 どぴゅん!( _L )。:::・゚::::・゚::・。 バァ ̄ ̄ ̄ ̄Z_____ン
.
159
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:47:16 ID:PFvePj5k0
('A`)
(;'A`)「あ、危なかった」
从;゚∀从「こんなのが次々と来んのかやべーな」
从;゚∀从「あっ!ドクオ!!赤石がっ!?」
◇(皿 ・) ))くくくく◆「WRYYYYYYYYY!!」
モララーは鮫の身体のまま闇の中に消えた
第2の赤石は彼が持ち去ってしまった。
おそらくフィレンクトの感染のスタンド能力はモララーに引き継がれたのだろう
今はそう推測するしかなかった
160
:
◆8aac7uEWYg
:2017/04/30(日) 00:48:38 ID:PFvePj5k0
(;'A`)「………っ痛……」
从;゚∀从「ドクオ、左手大丈夫か?」
('A`)「いや全然大丈夫。義手を付ければ問題なく生活出来るし。」
从;゚∀从「そ、そっか。急に冷めた感じになったな」
('ー`)「鮫だけに?」ニヤッ
从 ゚∀从
从*゚ー从フッ「ばぁか」
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>
161
:
同志名無しさん
:2017/05/20(土) 14:05:12 ID:MS55072c0
えろぉい
162
:
>>1
:2017/07/03(月) 00:31:43 ID:3arTk52c0
#11 3rd.stage GOAL 旧世界への扉
船乗りにとって天候は重要だ
風が吹いている時は帆を張り、船を進め、
凪の時は潮に流されないよう、錨を沈め、ひたすら休息を取る。
壊血病にならないようビタミンを取り、体力を回復させる
夜、光が無い航海は危険すぎるので、即座に船を停める
そうやって一つ一つの海を越えていく
風が吹き、海路を無事に渡れる事を祈りながら、俺達は奔る
163
:
>>1
:2017/07/03(月) 00:33:10 ID:3arTk52c0
o川*゚ー゚)o「さあ、お集まりの皆さま!!キュートです。3rd.staagゴールまであと1000マイルを切りました。」
o川*゚ー゚)o「風速は上々!方向は南南西!3rd.stageの覇者は誰でしょうか!?もうすでに掛け金が億に達しております!」
o川*゚ー゚)o「では、ドローンの映像を確認してみましょう!モニターにご注目下さい!!」
==========从 ゚∀从=======
========('A`)=======
=∀・)============
.
o川*゚ー゚)o「現在、1着はハインリッヒ選手、2着はドクオ選手が続きますッ!!」
164
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 00:37:28 ID:3arTk52c0
从;゚∀从「…………ドクオ……」
('A`)「ああ、やっぱりと言うか……必ず立ち塞がるなコイツは」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
=================从;゚∀从========
==============('A`)===========
============( ・∀・)===========
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
o川*゚ー゚)o「アレはモララー選手ッ!!1st、2ndステージとトップ通過のモララー選手!!この3rd.stageも一位を取るのかっ!?」
( ・∀・)「………………」
165
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 00:38:39 ID:3arTk52c0
('A`)「ハイン、このレースは勝つぞ。僕達はあいつの脳に今度こそ敗北の2文字を深く刻まなきゃいけない」
('A`)「あいつに取られた僕の左手が軋むんだ。あいつに借りを返さないとなぁ」
从;゚∀从「………痛いか?手?」
('A`)「いや、高性能の義手を付けてるからね。普段と全然変わりないよ」
('A`)「だが心情的には別だ。僕はモララーに『正々堂々小細工無しに勝ちたい』
从 ゚∀从「ああ。負けっぱなしは俺の性に合わない」
166
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 00:39:56 ID:3arTk52c0
2人が話をしている間にモララーは静かに船を横につけた
从 ゚∀从!
( ・∀・)「………」
モララーとハインの目が合った瞬間、モララーの船は大きな唸りを伴って、ハインとドクオを抜き去った。
从;゚∀从「馬鹿なッ!?なんで急加速出来る!?またニトロかぁッ!?」
('A`)「いや、そうそうニトロがあるとは思えない。あのエンジンは貴重品だから、簡単には見つからない」
( )┣゛┣゛┣゛┣゛
( ●∀)「WRy……」
167
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 00:41:29 ID:3arTk52c0
o川;*゚ー゚)o「なんでしょう?モララー選手の前方に『正体不明」のモノが泳いでます」
ドローンを通して見えたのは、黒い魚の影だ。
長さは2m弱。数は5体。
不意に影が上昇し、姿の一部分をみせた。
それは『背ビレ』。真っ黒な背ビレだ。
o川;*゚ー゚)o「『鮫』です!!大きな鮫が五体ッ!!モララー選手の船を引っ張るかのように先頭を泳いでいますッ!!」
o川;*゚ー゚)o「それはさながら馬車を操る馭者(ぎょしゃ)の様です!!」
168
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 00:41:56 ID:3arTk52c0
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛( ●∀・)┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
.
169
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 00:42:32 ID:3arTk52c0
モララーの母は新大英帝国領(ニューイギリスエリア)の小さな港町で育った
彼女はその町で平凡に暮らしていくはずだった
だが、ある日
タンカスとこびり付いた糞で汚れた公衆便所で、
170
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 00:42:55 ID:3arTk52c0
彼女は強姦された
.
171
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 00:43:56 ID:3arTk52c0
相手は麻薬中毒者で余罪もあった為、すぐに処刑されたが、話はそれで終わらなかった。
『彼女は妊娠していた』。周囲は堕胎を勧めたが、彼女は頑として聞き入れず、人知れずモララーを生み、そして故郷を去った。
彼女とモララーは貧しかったが、彼女は母としてモララーを愛し、モララーもまた子として彼女を愛した
モララーが7歳になった頃、彼女に求婚する男性が現れた
モララーは喜んだ。男の要求を聴くまでは。
男は彼女にモララーを施設に入れる事を望んだ。曰く彼女を愛しているが、モララーに一欠片も愛情をかける事は馬鹿らしい。
犯されて孕んだ子などは忌み子だと言いきった
172
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 00:44:39 ID:3arTk52c0
モララーは絶望した。そして母の幸せの為に、『自分が消える』という選択をした
新月の晩、モララーは海に身を投げた
彼が目を覚ましたのは、病院のベッドの上だった
傍らには寝ずに付き添っていた母がいた。母の服は濡れており、その顔色は青白かった
彼女が身を投げたモララーを救ったのだ
母はまずモララーの頬を叩いた。モララーの人生で初めて親に殴られた瞬間だった。
173
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 00:46:01 ID:3arTk52c0
「モララー、よく聞きなさい。これから貴方の人生にはきっと多くの困難が待ち受けているわ。」
「だけど、『貴方の人生から貴方を引かないで』。」
「貴方は私が愛するたった1人の息子なんだから」
母はその後、男の婚約を断り、数ヶ月後、肺炎を拗らせて死んだ
モララーの人生はこれまで『引き算の連続』だった。
糞のような人生を母の言葉が救った
モララーは母の言葉通り、何も引かなかった
母への愛情も。この世界に対する憎しみも。
( ・∀・)「お前らは何一つ分かってねージャリガキだ。俺からママンを、ママンから全てを奪っておいて、お前らは何も知らず生きている。」
( ・∀・)「お前らから全てを奪い、俺は天下(てっぺん)を取ってやる。」
174
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 00:47:04 ID:3arTk52c0
彼の心は飢えていて、そして渇いている
.
175
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 00:48:34 ID:3arTk52c0
( ●∀・)「ダイヤモンド・イン・ユア・ハート!!」
( ●∀・)「ドクオ!!お前が持つ赤石は必ず奪ってやる!だが、その前にレースだ。」
( ●∀・)「3rd.stage も俺が覇者だッ!!この勝利で完膚なきまでに潰してやるッ!!」
从;゚∀从「ドクオ!あいつフィンレクトの能力を受け継いでやがるッ!!このままだと3rd.stageも取られちまうぞッ!!」
('A`)「ああ。モララーが能力を使いこなしているのは想定外だよ」
('A`)('☆`)『だが既に手は打ってある』ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
(;●∀・)「うおっ!?」ギュおおおっ
176
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 00:49:10 ID:3arTk52c0
o川*;゚ー゚)o「え?おおっと!?これはどーゆー事でしょう!?」
o川*゚ー゚)o「モララー選手の船がルートを外れ、猛スピードで進んでいます。何か作戦があるのか!?」
o川*゚ー゚)o「何にしても著しいコースアウトです」
( ;●∀・)「糞ッ!!言うことを聞けッ!!」
177
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 00:50:04 ID:3arTk52c0
('☆('A`)「鮫の存在を確認した時点でツァンナの弾丸を後方高く打ち上げた。弾丸は風などの影響でよりコースから外れた場所に着弾する」
('A`)「弾丸は俺の『精液』で作られている。そして精液の主な主成分はタンパク質だ」
('A`)「飢えた鮫は匂いを嗅ぎとり、本能のまま、弾丸を追っていくだろうよ。僕達はその間にゴールまで船を進める」
从*゚∀从「スゲーなドクオ、純粋に凄いぜ」
('☆`)('A`)「あ、砲身から液が流れた。はいんたーん、なーめーてー」
从;゚∀从「お前が舐めろアホ」
('☆`)('A`)
( '☆`)('A` )
(;'☆`)('A`;)ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
「これってセルフフェラになるのかな?」
178
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 00:50:43 ID:3arTk52c0
从;-∀从「んもぅ!油断してたら他の選手に抜かされちゃうぞッ!」
('A`)「それは無いよハイン」
('A`)「君と2人なら僕らは無敵だぜ」
o川*>ー<)o「3rd.stageゴォォオオオル!!1着はァァアアア」
o川*゚ー゚)o「ハインリッヒ・リリー・フローレンス・ブルー選手ッ」
o川*゚ー゚)o「2着は空条ドクオ選手です!」
(;*'A`)=3「ふぅ。どうやら3rd.stageは1.2フィニッシュって感じだな」
从 ゚∀从「あー………一息つこうぜ」
('A`)「なんか飲み物を取ってくるよ。ハインはここ待ってて」
从 ゚∀从ノシ「おー」
179
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 00:51:28 ID:3arTk52c0
从 ゚∀从「……………」
4th.stageスタート地点には巨大な2本の鉄柱のモニュメントがある。
等間隔で立つ柱の間にはこれから続くレースの海路が見えている
「あの柱が気になるかい?」
从 ゚∀从!「あんたは……!」
_
( ゚∀゚)「3rdのゴールであり、4th.stageのスタートである『門』………」
_
( ゚∀゚)「『旧世界の扉』と呼ばれている」
180
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 00:52:39 ID:3arTk52c0
从 ゚∀从「旧世界?」
_
( ゚∀゚)「世界が海に沈む前の時代の海域を便宜上、そのように呼んでいる」
_
( ゚∀゚)「そこは目まぐるしく天候が変わり、海の様子も『通常の常識では考えられないような』事が次々と起こる。」
_
( ゚∀゚)「そして、最近では『巨大な怪物』の目撃情報が相次いでいる」
从;゚∀从「………冗談だろ?」
_
( ゚∀゚)「さァな。だが、事実として見た者は多い。そして、その倍は謎の海難事故が旧世界で起こっている」
181
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 00:55:42 ID:3arTk52c0
从;゚∀从「なんで、そんなヤバいところをコースに選択したんスか?」
_
( ゚∀゚)「これは『試練』だからだ、ハインリッヒ・ブルー。私からレース参加者へでは無く、『もっと大きな力』からのな」
_
( ゚∀゚)「健闘を祈るよ」
从;゚∀从「あ、ちょい待てよ」
('A`)「ハイーン、シナモンと生姜と蜂蜜の香りが弾むアイスチャイを貰ってきたよー」
从;゚∀从「何凄い説明口調………あ!」
从;゚∀从「行っちゃったよ」
ハインはドクオからアイスチャイを受け取り、一口口に含む
口内に広がる甘みとは対照的に胸中では不安が渦巻いていた
182
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 00:56:46 ID:3arTk52c0
数時間後
ハインとドクオは旧世界の扉より4th.stageをスタートした
目指すは次のゴールである『悪魔の目頭』
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
183
:
同志名無しさん
:2017/07/03(月) 01:01:41 ID:GF04co4I0
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴじゃねえよクッソ笑ったわ
184
:
〉〉1
:2017/07/03(月) 01:45:18 ID:3arTk52c0
スタンドデータベース③
能力名:ダイヤモンド・イン・ユア・ハート
本体
パンツクロッチ・ルイ・フィレンクト/モララー・ディオ・ブランドー
スタンドAA
く● ))くくくく◆/( ●∀・)
能力:生命を鮫に変える。鮫に喰われた者は鮫に変化する。
鮫は海中だけでなく、空中も泳ぐ事が出来る
モララーはフィレンクトの能力で鮫になったが、赤石の力で自分の能力にした。
モララーの場合、生命を鮫に変えることはできないが、自身が鮫になる事と鮫を操る事が出来る。
操ると言っても鮫の本能を完全に御し切ることはできない
元ネタは東京スカパラオーケストラの曲。
185
:
同志名無しさん
:2017/07/03(月) 02:07:56 ID:aDClAR3U0
来てたか乙乙
186
:
同志名無しさん
:2017/07/03(月) 06:16:39 ID:EgVYI/CY0
マリンウォー来てた!おつおつ!
187
:
同志名無しさん
:2017/07/03(月) 19:43:00 ID:Ual4.Ztg0
>>183
お前のおかげで気づいてしまった
188
:
同志名無しさん
:2017/07/04(火) 20:15:41 ID:.8dKohlc0
おつ!
189
:
◆8aac7uEWYg
:2017/07/11(火) 00:31:41 ID:LqjeWVZk0
こんばんわ。
>>1
です。
スタンドデータベースにて誤りがありましたので、訂正をお知らせいたします。
スタンドデータベース③
誤り パンツクロッチ・ルイ・フィレンクト/モララー・ディオ・ブランドー
正 パンツクロッチ・ルイ・フィレンクト/モララー・『ディエゴ』・ブランドー
以上です。引き続き、ジョルジュ・マリン・ウォーのようですをお楽しみください。
190
:
◆8aac7uEWYg
:2017/07/11(火) 00:34:16 ID:LqjeWVZk0
#12 変身 その①
世界が海に沈んだ日。『その場所』は数多の国々が海底に沈んだ事により、潮の流れが不安定になった。
結果、局地的に渦潮が発生。
それに引き摺られるかの様に天候が荒れ狂う嵐の海になった
目まぐるしく変わる天気と渦潮の海を人々は『螺旋海峡』と呼んだ
ーーー4th.stage 旧世界・螺旋海峡ーーー
.
191
:
◆8aac7uEWYg
:2017/07/11(火) 00:35:03 ID:LqjeWVZk0
('A`)ハッ!
この3日間、ドクオ達は荒れ狂う波の隙間を抜く為、不眠不休で船を操っていた。
現在、嵐は収まり、多少は雲の切れ間も見えたので、仮眠をとっていた。
ドクオは不意に目を覚ました。
最初敵が近づいているのかと思いきや、それらしい気配は無い。
そしてドクオは確信する。
『世界はさらなる高みに昇った事を』
192
:
◆8aac7uEWYg
:2017/07/11(火) 00:36:09 ID:LqjeWVZk0
从;゚∀从「くっ…。やっぱり何度やってもサラシがキツイ」
从;゚∀从「間違いない。『胸がおっきくなっている』」
从;゚∀从「くっそう。こんなもんあっても邪魔なのに……。普通なら無理やり締め付けるが、こんな荒れた海で体調不良になっても嫌だし……」
从 ゚∀从「ドクオはやっぱり気づくよな。たぶん、あいつなら。」
从 ゚∀从( ('A`)「姫!ご機嫌麗しゅう!今、世界が真理に近づく兆しを感じとりました!」 )
从 ゚∀从 ( (*'A`)「貴女の黄金のおっぱいがさらに進化を遂げ、完成になりつつあるということですね。」)
从 ゚∀从( (*'A`)/「ジークおっぱい!!!」ペカーーー
从 ゚∀从「それぐらいの事は言いそうだな」ヤダナーーー
ハインはため息を吐きながら甲板に出た。
193
:
◆8aac7uEWYg
:2017/07/11(火) 00:37:17 ID:LqjeWVZk0
('A`)「姫!ご機嫌麗しゅう!今、世界が真理が近づく兆しを感じとりました!」
(*'A`)「貴女の黄金のおっぱいがさらに進化を遂げ、完成になりつつあるということですね。」
(*'A`)/「ジークおっぱい!!!」ペカーーー
从 ゚∀从
从 ゚∀从「……うわぁ………」
从;゚∀从「もうね、想像した事と一言一句一緒だったから、二の句が告げない」
从;゚∀从「キモすぎて何も言えない。」
194
:
◆8aac7uEWYg
:2017/07/11(火) 00:37:46 ID:LqjeWVZk0
('∀`)「ところで今日はゆったりとした服を着てるんだね。しかもマントまで羽織って。おっぱいが大きくなった事と関係があるのかな?」ヘラヘラ
从 ゚∀从「?………サラシがキツくて巻けないからな…大きめのシャツで誤魔化してんだ」
('A`)
(;*'A`)「え?それって、つ、つまり、ノノノノノーブラ?」
ガチガチガチガチ(*°☆(;*'A`)ドキドキドキドキ
从*;゚∀从ハッ!
从*;゚∀从「アホな事言ってないで、飯にすっぞこのアホ!」
195
:
◆8aac7uEWYg
:2017/07/11(火) 00:38:47 ID:LqjeWVZk0
('A`)「本日はとろろご飯を作ります」テレレテレレテレレテッテテッテ
('A`)つ長芋
「まずはこの3rd.stageのゴールで買った自然薯を擂鉢ですります」
从 ゚∀从「ジネンジョ?」
('A`)「ハインは見た事ない?白くて糸を引く食べ物だよ。精子じゃないよ」
从 ゚∀从「食欲が失せるだろ殺すぞ」
('A`)「そーして、すりあがった『とろろ』にお出汁を足していきまーす。うーんイイねb」
('A`)「麦飯は炊けてるかな?」オヒツパカーーー
从 ゚∀从「なんだ?茶色のライス?」
('A`)「べつに白米でもいいんだけどさ、とろろご飯には麦飯が鉄板だよねー」
196
:
◆8aac7uEWYg
:2017/07/11(火) 00:40:09 ID:LqjeWVZk0
('A`)「お椀に麦飯をよそってェー、とろろをかけちゃいます︎」
从; ゚∀从「え?ポテトシェイクをかけたライスを食うの?本気で?」
('A`)「まぁまぁ、これが結構旨いんだって。お味噌汁もあるからさ。」
从;゚∀从「うーむ………」
ハインは一口ご飯を口にした。
从;゚∀从「これはッ!!」
从*゚∀从「んマァーーーーーーーい!!」
从*゚∀从「出汁割とろろの優しいがキチンと味の主張を行なっているッ!!麦飯のしっかりとした味わいもとろろとベストマッチだッ!!」
从*゚∀从「これはまるで自分の半身を見つけたようなッ!!生涯の友と出会えた喜びを表現している感動したッ
197
:
◆8aac7uEWYg
:2017/07/11(火) 00:41:11 ID:LqjeWVZk0
('〜`)ズルズル
<ヽ`∀´>「キムチとかあるか?」
('A`)「そんなもんウチには無いよ」
<ヽ`∀´>「そうか。……味噌汁が欲しい」
('A`)「そこの鍋から自由にとっていいよ」
从 ゚〜从ズルズル
('〜`)ハフハフ
<ヽ`〜´>ズッズッ
从 ゚〜从「少しいいか?」
('〜`)「何?出汁割の秘密?醤油と鰹出汁の配合がキモなんだけどさぁ」
从 ゚〜从「それは後で教えて。俺が聞きたいのは、…………っつーかさぁ」
从 ゚∀从「誰だよお前」
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙<ヽ`∀´>┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
.
198
:
◆8aac7uEWYg
:2017/07/11(火) 00:41:41 ID:LqjeWVZk0
<ヽ`∀´>「良かったニダ。普通に溶け込んでしまったから、前フリの長いボケかと思ったニダ。」ホルホルホル
从# ゚∀从「質問に答えろテメェ。敵か?敵なんだな?よし殺す」
('A`)「まぁ待てよハイン。僕は『この男を知っている』」
('A`)「あんた、僕にハインが持つ赤石の回収を依頼した男だよな」
<ヽ`∀´>「ニダー。名乗らせていただこう。ニダー・プラチナだ」
<ヽ`∀´>「私の目的はたった一つ。空条ドクオの右眼に宿る赤石を回収する事」
('A`)「メルシーボークー、自己紹介恐縮の至り」
('A`)「じゃあ死んで」('☆`)つどぴゅ
<ヽ`∀。:::・゚::::・゚::・。 パァン!
199
:
◆8aac7uEWYg
:2017/07/11(火) 00:42:17 ID:LqjeWVZk0
从;゚∀从「グロいッ!!容赦ねぇ!!」
<ヽ`∀。:::・゚「……………」
<ヽ`∀①。::「『4つだ』」ズ ズ ズ
<ヽ`∀①>「『我々』は今、4つの赤石を所持している。残りは3つ。」
<ヽ`∀①>「一つは目下捜索中。一つはモララーが。一つはお前達だ」
<ヽ`∀①>「おとなしく渡して、レースを降りてくれたら、何もしない。だが、抵抗するなら、命を奪う」……ボチャン
<ヽ`∀①>?
音の方向に目を向けると、味噌汁の鍋の中に『黒い筒』が複数入っていた
。:::`∀。:::・゚::::・゚::・。 ドォオオオオン!!
200
:
◆8aac7uEWYg
:2017/07/11(火) 00:42:48 ID:LqjeWVZk0
ドクオはニダーが話している間に静かに味噌汁に爆弾を入れた
爆弾は発火し、すぐ近くのニダーを攻撃した。そして、
(#'A`)「ウォオオオオオオオオオッ!!」
爆発のダメージで傷ついているニダーを海に突き落とした
(#'A`)「ハインッ!!すぐに帆を張れッ!!あいつがこの程度で死ぬとは思えない」
(#'A`)「 ダメージが回復する間に逃げるぞぉ!!!」
ハインは頷く事が出来なかった。
海中から『伸びる影』を見つめていた
|◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎>ゴォォオオオッ!!
それは『巨大なイカの足』だ。
一本のイカの足がハイン達の船を襲う。
201
:
◆8aac7uEWYg
:2017/07/11(火) 00:43:17 ID:LqjeWVZk0
(#'☆`)つ
(#'A`)「ォオオオオ!!ツァンナァアアアアアアア!!!」
(#'☆`)つどぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅ!!!”
ぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅッ!!!!
|。:::・゚::::・゚::・。 ◎◎◎。:::・゚:::>
イカの足はツァンナの弾丸を受け、粉々に砕け散った
202
:
◆8aac7uEWYg
:2017/07/11(火) 00:43:59 ID:LqjeWVZk0
「サスガ空条ドクオ。私ノ『足』ヲ破壊シタカ」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ<ヽ①∀①>ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
.
海面から迫り上がるは足以上に巨大な『烏賊』だった。その大きさはちょっとした小山程ある。
巨大な烏賊は念波のような物で直接ドクオ達の頭に語りかけてきた
<ヽ①∀①>「私ノスタンドハ『変身』ノ力ヲ持ッテイル。海ノ魔王、烏賊ノ大怪物『クラーケン』二。」
<ヽ①∀①>「オマエラ二ハモウ攻撃ノ手段ハ無イ。ドクオハ既二グロッキーダカラナ。」
(; A )ハァ……ハァ………
ドクオは自分の許容量以上の弾丸を打ち出した。
それ故に立てない程の体力を消耗してしまった。
203
:
◆8aac7uEWYg
:2017/07/11(火) 00:45:07 ID:LqjeWVZk0
<ヽ①∀①>!
<ヽ①∀①>「風ガ出テキタナ。スグニ嵐二ナルダロウ。ドウスル?赤石ヲ渡スカ死ヌカ?」
从 ゚∀从「どっちの選択もしない。」
(; A )「………ハ、ハイン……」
从# ゚д从「逃げるんだよォオオオオオオオオオ!」
船の帆は風を受け、張り詰めたようにピンと張る
<ヽ#①∀①>「逃ガスカァ!!」|◎◎◎◎◎◎◎◎>ギュオオオッ
204
:
◆8aac7uEWYg
:2017/07/11(火) 00:46:05 ID:LqjeWVZk0
吹き荒ぶ嵐の中、烏賊の触手を潜り抜け、船は前進する
不安定な潮の流れを読み、荒れ狂う波に破壊されないように舵を操る
从# ゚∀从「ドクオ、安心しろ。俺はブルー家の誇りにかけて必ず逃げ切ってやる。だから休んでな」
ハインの言葉には意志があった
『今度は俺が助ける番だ』
その意志がハインの力となり、『波を読み切るチカラ』に変わる
( ー )「ハイン…………」
ドクオはその意志を感じとり、そして、意識を失った
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
205
:
同志名無しさん
:2017/07/11(火) 19:41:29 ID:taCHx.s20
エネルギッシュな下品さ好き
206
:
同志名無しさん
:2017/07/16(日) 17:07:49 ID:E8mti3Z60
紅白出るんだな、楽しみにしてるよ
207
:
同志名無しさん
:2017/07/17(月) 19:25:49 ID:FP.kwcYo0
>>206
>>1
です。ありがとう。頑張ります。
208
:
同志名無しさん
:2017/08/08(火) 19:25:00 ID:hJ8d7DZI0
紅白終わったら続き待ってる
209
:
◆FdL1jBqM3g
:2017/09/07(木) 22:03:28 ID:U46g3xMg0
#13 変身 その②
彼女達は逃げ続けていた。
身体に容赦なく打ちつける雨と風。
それによる体温の低下。
一手。一手読み間違えれば、船は転覆し、荒れ狂う波に飲まれてしまう。
捕まれば最後、殺されるというストレスに苛まれながらも、彼女は逃げ続ける。
210
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/07(木) 22:04:54 ID:U46g3xMg0
从;゚∀从「…………?」
ハインはふと追っ手の気配が感じれなくなった。
諦めたわけではない。それは絶対に分かる。
だからこそ、不安が渦巻くのだ。
( A )「……ハイン………『下だ』……」
从;゚∀从ハッ!
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
|◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎>
◎◎◎◎◎◎◎◎从;゚∀从◎◎◎◎◎◎
|◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎>
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
数にして10本。イカの足がハインとドクオの船を取り囲んでいた。
「諦メロ。モウオ前タチ二逃ゲ場ハ無イ。」
.
211
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/07(木) 22:08:12 ID:U46g3xMg0
<ヽ①∀①>「ココマデ逃ゲタノハ褒メテヤル。素晴ラシイ操舵技術ダ。」
<ヽ①∀①>「ダガ、オ前ラハ釈迦ノ掌で踊ル孫悟空ダ。コノ後ノオチハ分カルカ?ソウダ。バラバラ二引キ裂カレテ、オ前ラハ死ヌ」
<ヽ①∀①>『小便ハ済マシタカ?神様二オ祈リハ?』
<ヽ①∀①>『部屋ノ角デガタガタ震エテ命乞イスル準備ハOKェ?』
从; ゚ -从「クソッ!!万事休すか………」
212
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/07(木) 22:09:01 ID:U46g3xMg0
( A )「…………ハイン、『おっぱい』を見せてくれ………」
从 ゚ -从「………ドクオ、世の中にはふざけていい時と絶対にダメな時があってだな……」
(; A )「ちょっと待って。今回はマジだからッ!!『僕の右眼を見てッ』」
(;☆A`)「僕のツァンナの発現のきっかけは君のおっぱいのかほりを嗅いだからだッ!!」
(;☆A`)「ツァンナがスタンド能力として目覚めたのは、海賊が君を輪姦すると聴いて、無我夢中で助けたかったからだッ!!」
(;☆A`)「右眼の赤石は僕に訴えかける。『ツァンナには次のステージがある』って!!」
213
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/07(木) 22:10:47 ID:U46g3xMg0
从;゚∀从「次のステージ?」
(;☆A`)「それが何なのか分からない。だが、この追い込まれた状況を打破するには、これしかないッ!!」
(;☆A`)「おっぱいをッ!!僕達の為にッ!おっぱいを見せてくれッ!!」
从;゚∀从「……………ッ!!」
从;-∀从
214
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/07(木) 22:12:13 ID:U46g3xMg0
ハインはマントの留め具を外すと、スルスルと脱いだ
雨の為、ハインが来ていたシャツは濡れていて、ぴったりと肌に付いている
彼女の胸のシルエット!剣の如く立つ乳首!
絶対絶命の中、彼女の姿はエロティックで、全ての音は彼女にひれ伏した。
(*°A°)
从;゚∀从「……ドクオ………?」
…………クオ…………ドクオ…………
.
215
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/07(木) 22:12:49 ID:U46g3xMg0
J( 'ー`)し「ドクオ。今日もお勉強をしましょうねー」
(*'a`)「うんこー!」
(*'a`)←空条ドクオ、当時5歳
J( 'ー`)し『黄金長方形という形がある』
ドクオの母は紙とペンを取り出し、長方形を書く
J( 'ー`)し『それはおよそ9:16の比率になっている長方形の事を指し、正確には1:1.618の黄金率と言う』
J( 'ー`)し『この長方形は古代からこの世で最も美しい形の基本の比率とされている』
J( 'ー`)し「ダヴィンチ、ミロ、建造物で言えばピラミッド、パルテノン神殿………」
J( 'ー`)し『偶然か計算か?古の美の傑作の中には、この黄金比率の形が隠されている』
216
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/07(木) 22:15:41 ID:U46g3xMg0
J( 'ー`)し「これは先達の芸術家の感性の集大成なのよ」
('a`)「ほえー」
J( 'ー`)し『黄金長方形には次の特徴がある。正方形をこの中に1つ作ってみる』
母は紙に書かれた長方形に線を入れ、正方形を作った。
J( 'ー`)し『残った長方形も9:16の黄金長方形になる。また、その中に正方形を作り、再び出来た長方形も黄金長方形。何度でも、無限に作る事が出来る』
J( 'ー`)し『そして長方形の中心点を結んでいくと、無限に続く渦巻きが現れる』
(*'a`)「おもしろいねー」
J( 'ー`)し「ドクオ、覚えておきなさい。」
217
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/07(木) 22:16:16 ID:U46g3xMg0
J( 'ー`)し「黄金長方形のスケールは『自然の中』で見出しなさい。古の芸術家達がそうであった様に。」
………クオ…………ドクオ!!
.
218
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/07(木) 22:17:08 ID:U46g3xMg0
从;゚∀从「ドクオ?大丈夫か?生きてるのか?」
( A )
( A )ギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャル
ギャルギャルギャル( A )ギャルギャルギャルギャル
「黄金長方形のスケールは自然の中にある。」
ギャルギャルギャルψ(☆ ∵ °)ψギャルギャルギャル
ギャルギャルギャルギャ( A )ギャルギャルギャル
「ハイン、君のおっぱいは本当に良い。美しい比率を持つ黄金のおっぱいだ」
219
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/07(木) 22:18:42 ID:U46g3xMg0
<;ヽ①∀①>「ナッ!?ナンダアノスタンドハ?」
<#ヽ①∀①>「何ダカ分カランガ死ネッ!!」
|◎◎◎◎◎◎◎◎◎>ギュァアアアア!
( A )「ツァンナ!!」
ψ(☆ ∵ °)ψドビュルルルルルルルルルル!!
|◎。:::・゚:::◎。:::・゚::・。 ◎◎>バァ ̄ ̄Z___ン
<;ヽ①∀①>「ナッ!?私ノ足が一撃デッ!?」
('A`)「Act.2!!」ψ(☆ ∵ ° )ψピギャアアアアアア
220
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/07(木) 22:19:35 ID:U46g3xMg0
<;ヽ①∀①>「スタンドガ成長シタノカ……。先ホドトハ段違イノ威力ダ」
<ヽ①∀①>「タガ、ソレデモ私ノ優位性ハ変ワラナイ」
|◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎>ニョキニョキ
<ヽ①∀①>「私ノ足ノ再生能力ハ飛ビ抜ケテイル」
<ヽ①∀①>「例エ破壊サレテモ何度デモ蘇レル」
ψ(☆ ∵ ('A`)
「そうかい?じゃあ、これならどうだい?」
ψ(☆ ∵ °)ψドビュルルルルルルルルル!
|◎◎◎◎◎◎◎( | |◎◎◎◎>ベチ!
<ヽ①∀①>「ハハハハハハハハ。ナンダソレハ!サッキヨリモ威力ガ低イゾッ!!」
('A`)「ああ、大分弱いよ」
|◎◎◎◎◎◎◎( |A|◎◎◎◎>メキメキ
('A`)ψ(☆ ∵ °)ψ
「『能力』に力を使ったからな」
221
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/07(木) 22:21:45 ID:U46g3xMg0
.ブリュウ!
.|◎◎◎◎('A`)◎◎◎◎>「おぎゃあwwwおぎゃあwww」
<ヽ①д①>
从 ゚д从
(*'A`)フンス
222
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/07(木) 22:22:45 ID:U46g3xMg0
烏賊の脚に着弾したツァンナAct.2の弾丸は周辺の肉を巻き込みながら、まるで胎児から大人になるのを早送りで見るかの様に、瞬く間に『もう1人のドクオ』になった。
いや、正確には『生まれた』のだ
ψ(☆ ∵ °)ψドビュルルルルルルルルル!ドビュルルルルルルルルル!ドビュルルルルルルルルル!
('A`)「おぎゃあwww」
('A`)「wwwおぎゃあwwwおぎゃあww」
('A`)「ばぶみを感じる………尊い……」
223
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/07(木) 22:24:32 ID:U46g3xMg0
精液とは精しょうと精子の混合物であり、精子は遺伝情報を含んだ核DNAを持っている
この精子が卵子に結びつき、赤ちゃんの元になる受精卵になる
Act.2の弾丸は他者の細胞の核をスタンドパワーによって受精卵に変化させ、ドクオの『分身』を作り出す
黄金長方形の軌跡が生み出す『無限のパワー』。
ツァンナAct.2の能力ッ!!
それは『弾丸による受精でドクオのクローンを生み出す』事。
224
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/07(木) 22:25:27 ID:U46g3xMg0
|◎◎('A`)おぎゃw◎◎◎('A`)ツァンナ!('☆`)◎>
◎◎◎◎◎<ヽ;('A`)∀①('A`)おぎゃあ◎◎◎>
|('A`)('A`)('A`)('A`)(「wwwおぎゃあwwwおぎゃあ」
('A`)「ママになった気分はどうだ?気持ちイイのか?」
<ヽ;('A`)∀①('A`)「ゥ…ァ……ィギ……」
从;゚∀从「昔見たネットの動画に馬バエに寄生された動物を見たけど、それに近い物を感じる」
('A`)「じゃあ眉間をブチ抜いて終わりにしよう」
('A`)「烏賊は眉間を串で刺すと体が白っぽくなって動かなくなるからな」
从 ゚∀从「へー」
225
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/07(木) 22:26:18 ID:U46g3xMg0
('A`)「ハイン。折角だから、こいつに何か言ってやれ」
从 ゚∀从「……あー……アンタは俺達を殺そうとした。死に方としては最悪だが、自業自得だ」
从 ゚∀从「精々、豚の様な悲鳴をあげて死ね」
('A`)「あれイカだよ」ψ(☆ ∵ °)ψドビュルルルルルル!
<ヽ;('A`)∀ ('A`)。:::・゚::::・゚::・。 「ガッ!?」
巨体な烏賊は一瞬震えると全身が真っ白になり、ゆっくりと海中に沈んでいった
226
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/07(木) 22:26:47 ID:U46g3xMg0
从 > 3从。:::・゚:エックシ
('A`)「寒い?濡れたかっこじゃ風邪ひくよ」
('A`)「僕(やつがれ)が舐めて温めてあげるよ」
「調子に乗るな!」
从 ゚∀从=つ#) 'A`)。:::アヒン
从;゚∀从!!?
从;゚∀从「ヤバい……ヤバいぞッ!!すぐに舵を切れ!」
从;゚д从「『渦潮だァアアアアアア!!』
227
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/07(木) 22:27:12 ID:U46g3xMg0
ニダーが沈んだ場所に巨大な渦潮が出来ていた。
急激な潮の流れで、2人の船は中心に流されていく
(;'A`)「ハイ ̄ ̄ ̄ ̄Z_____ン」
从;゚∀从「ドクオーーーーーーーッ!!」
船は渦の中心に巻き込まれていき、水飛沫を上げて、その姿を消した。
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
228
:
同志名無しさん
:2017/09/07(木) 22:34:19 ID:9UasUFvY0
乙!
原作再現度と変態度の高さが好きだわ
229
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/08(金) 00:52:20 ID:/kn7NPmw0
能力名:パーティーモンスター
本体:ニダー・プラチナ
スタンドAA:<ヽ①∀①>◎◎◎>
能力:自身を烏賊の怪物『クラーケン』に変身させる
攻撃は10本の足で行い、身体を破壊されても直ぐに再生する事が出来る。
コミュニケーションは特殊な念波で行い、ニダーは自身の能力を『変身』と呼ぶ。
元ネタはEDMユニットのKrewellaが送る『Party Monstar』
230
:
同志名無しさん
:2017/09/08(金) 15:10:44 ID:1XjIwpOI0
最早寒気すらする能力で吐きそう
【警告】ウマバエで検索してはいけない
231
:
同志名無しさん
:2017/09/08(金) 17:50:28 ID:IhAW/AVQ0
能力進化の方向が悪役のそれ
232
:
◆FdL1jBqM3g
:2017/09/29(金) 09:27:03 ID:9Xl15ymk0
#14 Dragons Dream
从 -∀从
((从 -∀从))「…………んっ」
从;゚∀从『寒ッッ』
233
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:27:56 ID:9Xl15ymk0
○ / ̄\ ○
○ | |
\_/ 。
。 ○ 。 ○
○
从;゚∀从っ「雪だ……」
○ (ノ ノ ○
uu
/ ̄\ 。
゚| | ○
\_/ / ̄\
○ ゜ | |
゜ ゜。 ○ \_/
.
234
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:28:37 ID:9Xl15ymk0
ハインは目を覚ますと、視界に飛び込んで来た『世界』に驚いた
一面銀色の景色。『全ての海面が凍りついていた』。
从;゚∀从「一体何があったんだ……」
从;゚∀从「……ドクオ……ドクオは何処だ?無事なのか?」
彼女は凍った海面を歩き出す
風は無いが、しとしと降る雪と低い気温がハインの体力と意識を奪っていく
235
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:29:13 ID:9Xl15ymk0
从 ゚∀从「……何かして起きなきゃ。眠ってしまったら意識が飛びそうだ。」
从 ゚∀从「俺は……」
从 ゚∀从「……私はハインリッヒ・リリー・フローレンス・ブルー。海洋国家出身19歳」
从 ゚∀从「家は何世代にも渡って続く船乗りの家系で、女の私でも立派に海に出られる事を証明するためにジョルジュ・マリン・ウォーレースに参加した。」
从 ゚∀从「ドクオとは大会受付で出会った。初対面は最悪だった。だって私を襲うし、その次は胸を見せろとか言うし。」
从 ゚∀从「ドクオは半ば無理矢理私についてきた。そこから私の冒険は始まった」
236
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:29:51 ID:9Xl15ymk0
从 ゚∀从「ゲイの双子に襲われたり、海賊にレイプされそうになったり。」
从 ゚∀从「鮫に襲われるし、烏賊に襲われるし、散々だった」
从 ゚∀从「だけど辛い事だけじゃあなかった」
从 ゚∀从「バターチキンカレーやとろろご飯なんかはすげー美味かった」
从 ゚∀从『私はこの冒険を続けたい。』
237
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:30:13 ID:9Xl15ymk0
だけど、物事には必ず終わりがある
ゴ ゴ ゴ ゴ。:::A`)ゴ ゴ ゴ ゴ
.
238
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:30:42 ID:9Xl15ymk0
从;゚∀从「ドクオッ!!」
ハインはドクオの元に駆け寄った
ドクオの顔の右半分が『無くなっていた』
。:::A`)「ハ……ハイン……」
从;゚д从「ああ、嘘だろ……」
从;゚∀从「なんで……どうしてこんな事に……」
ーーーーーーー5時間前ーーーーーーー
( A )「………」
「………さんち……ン!」
(;'A`)「ん、んんぅ……?」
『小○さんちの○○ドラゴン♡!』
「ぶひひゃひゃ。トー○たんの娘になってぼへぇしたいなぁ」
「なぁ、最高だと思わないか?ん?」
(;'A`)「ここは何処だ?」
239
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:31:04 ID:9Xl15ymk0
そこは巨大な鉄の船と言うべきものだった。
ドクオのその船の甲板の上にいた。
なぜ、船だと『断言できないのか?』
船は『リング状』であり真上から見るとドーナッツの様な形をしている。
中央には何本ものワイヤーとそれを巻き上げるウィンチがあり、海中から『ナニカを引き上げている』
240
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:31:33 ID:9Xl15ymk0
川 - )旦「う〜む。このフカヒレスープは最高だな。」
川 - )旦「『倒したばかり』だから新鮮さが違うな」
('A`)「誰だ」
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙川 ゚ -゚)┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
「あんまりニュースは見ないのかァ?メデイアには露出しているつもりなんだが」
.
241
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:32:00 ID:9Xl15ymk0
川 ゚ -゚)「第4代海洋国家大統領」
川 ゚ -゚)「クール・ダークブルー・ヴァレンタイン」
川 ゚ -゚)「私を知らないなんて、とんだモグリだなァ」
川 ゚ -゚)「死ねよ。死んで、その素っ首だけ置いてけよ」
川 ゚ー゚)「右目に宿らせた赤石を私に寄越せ」
('A`)「………お前が黒幕か?」
川 ゚ -゚)「…………………」
川 ゚ -゚)『私は全ての赤石を手中に収めている』
242
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:32:38 ID:9Xl15ymk0
('A`)「あ?ニダーとかが言うには、お前らは4つしか持っていないはずだ」
川 ゚ -゚)「万物は流転するんだよカスが。」
川 ゚ -゚)「4つは我々が集めた。1つはお前が。1つはこのサルベージ船『竜の夢』号の真下。」
川 ゚ -゚)『そしてモララーの赤石は我らの手中だ』
ドクオの足元に何かが転がってきた
ゴ ゴ ゴ ゴ( 。∀。)ゴ ゴ ゴ ゴ
それは『モララーの生首』だ
243
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:33:55 ID:9Xl15ymk0
(;'A`)「なっ!?」
ショックが身体中を駆け巡る前に違和感を感じる
【生首はどこからやってきた?】
ゴ ゴ ゴ ゴ:(ヽ」´ཀ `): ('A`;)ゴ ゴ ゴ ゴ
:(ヽ」°ཀ°):ズァッ!!
川 ゚ -゚)「アイム・スティル・スタンディング。違和感を感じた時、攻撃は開始される」
(☆ A°;)ψ(☆ ∵ °)ψ「ツァンナァアアアアアア!!」
ψ(☆ ∵ °)ψドビュルルルルルルルルル
:(ヽ」´ཀ。:::・゚:パァン!!
3=(;☆A`)「………クソッ!」
川 ー )「ふふふ、逃げろ逃げろ!鴨撃ちにしてやる」
244
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:34:28 ID:9Xl15ymk0
(;☆A`)「あの女……スタンドを攻撃したのにビクともしねぇ」
(;☆A`)「それに、おそらくこの船も………」
次の瞬間ッ!!
ドクオの両足が『鋼鉄に変わっていく』
バキバキと音を立て、ドクオは堪らずその場に倒れ込む
「キッス・フロム・ア・ローズの結界内で、許可の無い者に自由は無い」
……カツ……
川 ゚ -゚)「密航者は鉄の呪いを受けるだろう」
……カツ……………………カツ………
245
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:35:28 ID:9Xl15ymk0
(;☆A`)「やっぱり、この船もスタンドかッ!」
(;☆A`)(こいつ、ネタかなんかあるな。1人の人間がこんな複数の、しかも同時にスタンドを操るなんて………」
川 ゚ -゚)「ちょうど良かったよ。『ここならすべて終わらせる事ができる」
ドクオはようやく気づいた。
そこはサルベージ船の最下層であり、サルベージされた『物』が引き上げられる場所。
ドクオはようやく気づいた。
自分は逃げていたんじゃあない。『誘導されていた』
川 ゚д゚)「引き上げろッ!!!」
ごうごうと機械の音とワイヤーが巻き取られる音が辺りに響く
同時に大量の水がぶち撒けられる音と共に、海面から巨大なモノが姿を現した
246
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:37:47 ID:9Xl15ymk0
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
( )
\ /
)) ((
((ミミMM彡))
\ミ(~⌒~)/
)ヽ) (/
( /|⌒|
//_/ ⌒ L_
幺((○)≡(○)
∠ ≦_ノ⌒ヽ_≧
/ヽ/ ー个ー/
(// /|_二/\
+ // / |从| |\_)
/(/ /|ノ♡| | /ア
+/(/ /从从从| | |/ア
(((/(从从从|ノV||
(((((((从从从(((\ |∧
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V(((((\\\二二_ノ
+V((((((\\ +
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<ヽ\(((((((\\
+|<ヽ| )(((∧∧ +
\||/ /(((((|||
/ ̄ ヽ∧(((((/ / |
V ̄ヽノ ((((//||
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┏┓+ ((//)/ |
┃┃ (//))/ヽ /ア
┗┛ (/ /)))/))|/ア|
+ +/ /)))∧))||ノ
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| ||))))) ||
/VL)))) || +
∠)/((VL)))) |+|
丿/((/VL)))) | |
|/(/ア VL))))|||
(/二ヽ VL)))) ||
+ V +V)))) ||
+ + + ∥)))) ||
| ∧ +/))/ ||
<@Z/)/ +|
+ \三/+ |
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
247
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:39:16 ID:9Xl15ymk0
(;☆A°)「…………冗談だろ」
川 ゚ -゚)「ところがどっこい!これが現実です!」
(;☆A°)「………これは何だ?………」
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「41年前、世界が海に沈んだ原因だよ」
(;☆A°)「嘘だろ?こんな……龍みたいなのが……?」
川 ゚ -゚)「そうだ。違うのは『みたいな』では無く、ドラゴンだ」
(;☆∀°)「……僕が編集者なら、こんなのはすぐにボツにする展開だぜ………?」
_,
川 ゚ -゚)「グダグダと肝っ玉の小さい男だ。いい加減、目の前の現実を受け入れろ」
248
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:39:40 ID:9Xl15ymk0
川 ゚ -゚)「このドラゴンは遥か宇宙の彼方から、この星にやってきた。これが持つ力は強大で、瞬く間に北極と南極を溶かし、世界を海に沈めた」
川 ゚ -゚)「海洋国家の前身であるアメリカ合衆国はこの事実を公表しなかった。秘密裏に処理をすることにしたんだ」
川 ゚ -゚)「多大な犠牲を払い、ドラゴンの心臓を破壊する事に成功した」
川 ゚ -゚)「心臓はな、『7つの赤い宝石』に分れて『世界中に飛び散ったんだよ』」
川 ゚ -゚)「そうやってドラゴンを海中に封印して、41年間秘密を守ってきたんだ。」
川 ゚ -゚)つ○△□◇▽
「だが、それも今日までの話だッ!!」
249
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:41:06 ID:9Xl15ymk0
5つの赤石はクールの手から離れ、ドラゴンの心臓部に真っ直ぐ飛んでいく
『ドラゴンの心臓の欠片』はお互いに引力を持つが如く、強力に癒着する
(;☆A°)「アアアアアアアアアアッ!!!!」
ミチミチミチミチッ!!!!!
☆。:::・゚::::・゚::・。 A°)ブチィ!!
「グゥガアアアアアアアアアアァァァァ!!」
ドクオの右眼から顔面の肉、脳味噌、骨を引き千切り、壊しながら、最後の赤石はドラゴンの心臓へ引き寄せられていく
250
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:42:20 ID:9Xl15ymk0
グゥオオオオオオォオオオオオオオ!!!!!」
( )
\ /
)) ((
((ミミMM彡))
\ミ(~⌒~)/
)ヽ) (/
( /|⌒|
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幺((●)≡(●)
∠ ≦_ノ⌒ヽ_≧
/ヽ/ ー个ー/
(// /|_二/\
+ // / |从| |\_)
/(/ /|ノ♡| | /ア
+/(/ /○△□| | |/ア
(((/(◇☆▽|ノV||
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┗┛ (/ /)))/))|/ア|
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(/二ヽ VL)))) ||
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+ /))/ ||
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<@Z/)/ +|
+ \三/+ |
251
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:50:22 ID:9Xl15ymk0
:::A`)「バ……バカが……そんなもん蘇らせてどうすんだ…?もう一度世界でも滅ぼすのか……」
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
`_ _
|∥ rへ/⌒ス ||
|∥ rく乙ス乙⌒z ||
人 \/⌒ / |⌒Y/ ノ
\ソ 丿 / // | Zス/ヽ
/ | _L|/イ|_| ヽフ |
7| ハ/_レ| ハ|_ヽ |ス |
||/K①)|ノ (①アN| |
/イ∧ ̄川 ゚ -゚)| ∧ |
| /イ 人″ 。 ″ノ||| |
『いいや、その逆さ』
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
252
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 09:52:26 ID:9Xl15ymk0
上司に呼び出されたので、一旦ここまでにします。
253
:
同志名無しさん
:2017/09/29(金) 11:16:01 ID:cCFpL7f20
面白くなってきた
254
:
同志名無しさん
:2017/09/29(金) 18:54:14 ID:l6LFoiww0
ドクオ!!??
255
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 23:01:28 ID:9Xl15ymk0
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
`_ _
|∥ rへ/⌒ス ||
|∥ rく乙ス乙⌒z ||
人 \/⌒ / |⌒Y/ ノ
\ソ 丿 / // | Zス/ヽ
/ | _L|/イ|_| ヽフ |
7| ハ/_レ| ハ|_ヽ |ス |
||/K①)|ノ (①アN| |
/イ∧ ̄川 ゚ -゚) |∧|
| /イ人″ 。 ″ノ ||||
「Gonna live like tomorrow doesn't exist
(失われた明日を生きるための行動)」
256
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 23:03:13 ID:9Xl15ymk0
その時、ドラゴンの爪がクールを横薙ぎに襲うッ!
川 ゚ -゚)「その能力は……」バシャア
爪はクールに当たる1メートル手前で『液体』に変わり果てた
川 ゚ -゚)『能力の射程範囲内に入った時、万物はスープに変わる』
川 ゚ー゚)『スープは飲む事ができ、スープにされたモノの力を継承する事が出来る』
。:::A`)「お前……まさか……」
川 ゚ -゚)「ドラゴンの力を手に入れ、この世界をッ!!創り変えるッ!!!!」
川 ゚д゚)「それがジョルジュ・マリン・ウォーの真の目的だッ!!!!」
257
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 23:08:17 ID:9Xl15ymk0
スタンドデータベース⑤
スタンド名:アイム・スティル・スタンディング
本体:クール・ダークブルー・ヴァレンタイン
スタンドAA:(ヽ」´ཀ `):
能力:対象者が何かしらの違和感を感じた時、攻撃を行う。
スタンドが攻撃する時のみ実体化する事ができ、それ以外は触れる事も出来ない。
反撃は攻撃の瞬間のみ有効。
元は新中華領域(ニューチャイニーズエリア)の連続殺人鬼のスタンド能力。
クールとの戦闘で敗北し、能力ごと吸収された。
元ネタはエルトン・ジョンのアイム・スティル・スタンディングより。
258
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 23:09:05 ID:9Xl15ymk0
本体:クール・ダークブルー・ヴァレンタイン
能力:巨大なリングの形をしたサルベージ船のスタンド。
本体の許可が無い者は肉体が鋼鉄に変化する
このスタンドは普通の人間にも見える事ができ、その際、名前は竜の夢号と呼び、能力も鉄の呪いと揶揄される
元は海洋国家(トリトン)の海軍中佐のスタンド。大統領であるクールに忠誠を誓う為に、自ら身体とスタンド能力を差し出した。
元ネタはシールのキッス・フロム・ア・ローズより。
259
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 23:10:29 ID:9Xl15ymk0
スタンド名:G.T.E
Gonna live like tomorrow doesn't exist
(失われた明日を生きるための行動)」
本体:クール・ダークブルー・ヴァレンタイン
スタンドAA
`_ _
|∥ rへ/⌒ス ||
|∥ rく乙ス乙⌒z ||
人 \/⌒ / |⌒Y/ ノ
\ソ 丿 / // | Zス/ヽ
/ | _L|/イ|_| ヽフ |
7| ハ/_レ| ハ|_ヽ |ス |
||/K①)|ノ (①アN| |
/イ∧ ̄川 ゚ -゚) | ∧ |
|/イ人″ 。 ″ノ ||| |
能力:射程範囲内に入った時、万物はスープに変わる。スープは飲む事ができ、スープにされたモノの力を継承する事が出来る
元ネタは顔を見せない歌手として有名なSiaの曲『Chandelier 』の歌詞の一節。
I'm Gonna live like tomorrow doesn't exist .
(明日なんて無いかの様に私は生きていく)
260
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 23:14:34 ID:9Xl15ymk0
>>258
訂正
スタンド名:キッス・フロム・ア・ローズ
本体:クール・ダークブルー・ヴァレンタイン
能力:巨大なリングの形をしたサルベージ船のスタンド。
本体の許可が無い者は肉体が鋼鉄に変化する
このスタンドは普通の人間にも見える事ができ、その際、名前は竜の夢号と呼び、能力も鉄の呪いと揶揄される
元は海洋国家(トリトン)の海軍中佐のスタンド。
大統領であるクールに忠誠を誓う為に、自ら身体とスタンド能力を差し出した。
元ネタはシールのキッス・フロム・ア・ローズより。
261
:
◆8aac7uEWYg
:2017/09/29(金) 23:17:21 ID:9Xl15ymk0
本日はここまで。次回更新は10月1日以降になります。
262
:
同志名無しさん
:2017/09/30(土) 11:10:55 ID:UpdQ102k0
乙
やはりチート能力……
263
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/03(火) 00:28:11 ID:sNSrZSJg0
ーーー
ーーーー
ーーーーーーーー
从 ∀从「この氷の世界はクールとかいう女がやったのか?」
:::A`)「………あいつはそのスタンドで龍の身体を一滴残らず飲み干した。」
:::A`)「強大な力を持った彼女は手始めに北極を作ると言いだしたんだ」
:::A`)
:::A`)「もう何も、感じない………さっきまで、痛さと寒、さで震えていたんだ……」
:::A`)「か、わり……に……凄く眠い、ん、だ……」
264
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/03(火) 00:29:09 ID:sNSrZSJg0
从; ∀从「おいッ!!!!しっかりしろッ!!このままだと死ぬぞッ!!」
:::A`)「………ここが僕の………終着点……だ」
从; ∀从
从; д从「………死なないでくれ………ドクオ……」
ハインは自身の着ていた服を脱ぎ、トップレスになり、ドクオの顔を引き寄せた
从; ∀从「まだお前と旅を続けたいんだッ!!!!いつまでもお前とッ!!!!」
从; ∀从「ほら、私の胸だ!いつもみたいにおっぱいおっぱいって言ってくれよ……私の胸を好きにしていいからッ!!!!」
265
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/03(火) 00:30:30 ID:sNSrZSJg0
:::A`)「…………」サワサワ
:::皿`)「…………」カリッ
从* ∀从「んっ………」
:::A`)「甘い……果実みたいだ……」
:::A`)「僕はこのジョルジュ・マリン・ウォーレースでいつも最短の近道を試みたが『1番の近道は遠回りだった』『遠回りこそが僕(やつがれ)の最短の道だった」」
:::A`)「この海を渡ってくる間ずっとそうだった。」
:::A`)「ハイン、君が居たから、その道を渡ってこれた。」
266
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/03(火) 00:31:11 ID:sNSrZSJg0
从; ∀从「………ドクオ?」
:::∀`)「ハイン、君を愛している」
从 ゚∀从「私も。私もだ、ドクオッ!!!!お前を愛している」
2人は銀色の世界でキスを交わした。
お互いの存在を確かめる様に。ここに生きている事を刻む為に。
267
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/03(火) 00:31:49 ID:sNSrZSJg0
:::A`)「ハイン、聞いてくれ」
:::A`)「『最期』に渡したいものがあるんだ」
ドクオはハインの手をしっかりと握った。
从 ∀从「嫌だ……そんなモン……。要らねぇから、最期だなんて言うな」
:::∀`)「そう言うなって……邪魔にならないモンだからさ」
268
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/03(火) 00:33:59 ID:sNSrZSJg0
ドクオの傷口から溜まった水が流れる様に、血が溢れ出した
血は風に舞い上がる木の葉の様にハインの身体に纏わりつく
从; д从「ドクオ!?ドクオォオオオオ!!」
:::∀`)
:::A )
.
269
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/03(火) 00:34:27 ID:sNSrZSJg0
「これが僕の『全て』だ。………受け取って……くれ」
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
270
:
同志名無しさん
:2017/10/03(火) 14:06:08 ID:KbWinF.g0
どうなるのやら・・・
乙乙
271
:
同志名無しさん
:2017/10/03(火) 17:26:23 ID:xRD6WRr20
乙
ドクオ消えないでくれ……死んでも現世にしがみついてくれ
272
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:36:44 ID:b2abIDgI0
15 .血濡れのツァンナ
ワンセグ「こたつでダラダラしている時も、神が攻め入って来た時も!」
ワンセグ「この世界に終末がもたらされた時も互いに愛し続けることを誓いますっ♡」
ワンセグ「なにそれ(汗)」
川* ゚ -゚)
つ【ワンセグ】キャッキャッウフフ!
273
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:37:46 ID:b2abIDgI0
川 ゚ -゚)「ふむ、特典映像のヴァージンロードラゴンの一幕のセリフ………。トー○ちゃんの小○さんへ行きの愛をコミカルに謳った場面だが……」
川 ゚ -゚)「我々にとっては【神託】だ。『一度世界が滅ぶのを経験している者』にとってはな。」
川 ゚ -゚)「41年前、世界が沈んだあの日、一体何人の人が愛を口にしたんだろう?そもそも事態を理解出来たんだろうか?気がついたら海の底だからなぁ」
川 ゚ -゚)「君はどう思う?」
川 ゚ -゚)ゴ ゴ ゴ ゴ从∀ 从ゴ ゴ ゴ ゴ
274
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:38:24 ID:b2abIDgI0
川 ゚ -゚)「知ってるか?人様の背後で、無言で殺気をぶつけてくるのは無礼って言うんだぜ?」
川 ゚ -゚)「ハインリッヒ・リリー・フローレンス・ブルー」
从∀゚ 从「クール・ダークブルー・ヴァレンタイン」
川 ゚ -゚)「さて、私は見ての通り忙しいのだ。これから世界を人類の楽園に創り直さなきゃあいけない。」
川 ゚ -゚)「そして全て終わったら、小林さんちのメイドランゴンを1話からOVAまで通しで観たいんだよ。何の用だ?」
从 ゚∀从「………お前だろ。ドクオを殺したのは、お前だよな。」
川 ゚ -゚)「は?復讐か?恨みを晴らしたい。こーゆー訳か?」
275
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:39:19 ID:b2abIDgI0
川 ゚ -゚)「弱き者、汝の名は女」
从 ゚∀从「あ?」
川 ゚ -゚)「一時の感情に支配され、大局も見れない愚か者が。」
川 ゚ -゚)「再び南極と北極を創り直した後、海水を蒸発させ陸地を作る」
川 ゚ -゚)「塩害でやられてるだろうが、龍の力で大地に生命力を巡らせた後、植林をし、食物を育てる」
川 ゚ -゚)「そうやって環境を再生させ、人類が再び繁栄する。その頂点はこの海洋国家(トリトン)だ。」
川 ゚ -゚)「これはだな、ハインリッヒよ。いわば世界レベルの復興事業なんだよ。一個人の復讐感情で止めていい事じゃあない」
276
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:40:09 ID:b2abIDgI0
川 ゚д゚)「人には『使命』がある」
川#゚д゚)「肉体的な『命』なぞ超越した大いなる『使命』が!!それがお前に理解出来るかッ!?」
从 ゚∀从「お前を殺す」
川 ゚ -゚)「話にならねぇ…………
馬鹿は殺すしかないようだなァァァァァァァァ!!
ヽ/\
|\ヾ //|
、ヾ //
\ ∧/|//_ /"
ヾ ヾヘヘ / ∠ /
\ ヾレレヽノ/ / /"
ヽヾレ# ゚д゚)/
\ d つ /"
ヽ | | | /
`\_(_(__)_/"
277
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:42:14 ID:b2abIDgI0
━━━━━━━━━━
竜の力を凝縮したエネルギー砲だッ!!
キィイイイイイイイイイイイイイイン!!
_|\∧/|
\ \ヽ ヘヘ|/|
\ ∧ |/|/ヽノ
ゞ ⌒ヽ/ -゚)
<( >> ⊂ )
//、ノ\/> >
/ / ||_)\__)
━━━━━━━━━━
死に晒せぇえええええええええ!!!
_|\∧/|
\ヽ ヘヘ|/| ドキュソ!!
`\ゝレレ/ヽ/ \ | / /
ヽ_°∀) ゞ⌒ヾ∠
(_ ̄つ⊃( =-
/ />" > //_く ̄
(_ノ (__) /∨N\
━━━━━━━━━━
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ!!!!
___________-ニ ̄ヽ
)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄-- =_ ノ
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ!!!
━━━━━━━━━━
ギャァ ̄ ̄ ̄ ̄Z_____ン!!
:;
\((从⌒从*))/
* #(( ::) (⌒ζ
\Σ从 ∵ ━((:∂)
\((§ )⌒; リ从/
__Σ; ) ((‡*ζ∵-
(( 从 ;)¢))―
 ̄ ̄*Σ((从 (( ))*ヽ
://・((; : ))(ζ\
"/ /W(_)_)W\
278
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:43:18 ID:b2abIDgI0
川 ゚ -゚)「やったか?」
「…………………」
「それで終わりか?」
Σ川;゚ -゚)ギョッ!!
从 ゚∀从「私は生きているぞ、大統領」
从 ゚∀从☆)ギャルギャルギャルギャル
「正直、この海に沈んだ世界を人間の住みやすい様に変える事は凄く良い事だと思う」
从 ゚∀从☆)ギャルギャルギャルギャル
「だけど生まれた時から、この海に囲まれた世界だったし、何より『私の世界は滅んでしまった』」
从#゚∀从☆)ギャルギャルギャルギャル
「ドクオが居ない世界なんて意味なんか無い。私はもっと早く気付くべきだった。」
从#゚∀从「落とし前はつけさせてもらう」
川#゚ -゚)「そうかよッ!!」
279
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:44:38 ID:b2abIDgI0
クールは両手を前方に翳す。同時に氷の塊か空に浮き、ハインに標準を定める。
氷塊は轟音を立てて、当たれば即死の突撃を行う。
从 ゚∀从☆)つギャルギャルギャルギャル
氷塊はハインに当たる前に粉々に砕けていく。だが、それをクールは狙って居た。
┣゙┣゙┣゙┣゙川 ゚ 从 ゚∀从┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
【川 ゚ -゚)】(『認識阻害』。竜の持つ力の1つ。今ハインリッヒは私の存在を感知する事が出来ない。)
【川 ゚ -゚)】(このまま背後から心臓を潰して終わりだッ!!)
280
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:45:14 ID:b2abIDgI0
ゴ ゴ ゴ ゴ【川;゚ -゚)】(☆w从 ゚∀从ゴ ゴ ゴ ゴ
ハインリッヒは『紅い服』を身につけていた。
その紅い服から『貌が出て来て、見えないはずのクールを睨む』
从 ゚∀从「無礼なんだろ?人様の背後で殺気をぶつけんのはよぉ」
从 ゚д从( ☆w☆)つギャルギャルギャルギャル
「ォォォォォツァンナァァァァ!!」
( ☆w☆)つズダァ ̄ ̄Z__ン!!
川; ゚дメ)「グガァ!」
281
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:45:51 ID:b2abIDgI0
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙( ☆w☆)┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
それは衛星が恒星の周りを回る様にハインの側にいる。
从 ゚∀从「見ろよ。私が身に付けているのは【ドクオの血だ』。あいつの全てだ。」
川;゚ -メ)「ぐっ………」
川;゚ -゚)メコメコメコッ!
上腕部に受けたのは『血の弾丸』だ。
クールはその腕を千切り捨て、竜の力で肉体を再生する
しかしクールは焦っていた。
川;゚ -゚)(認識阻害が使えないだとぉ!発動する気配すら無い。さっきまで呼吸をする様に出来ていたのにィ!!)
川;゚ -゚)「危険だッ………。あの血に触れるのは不味過ぎるッ!!」
282
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:46:26 ID:b2abIDgI0
切り落とされた上腕部から『弾痕』がクールの元に移動していく。
ギャルギャルギャルギャルと氷と空気を削りながら、滑るように向かっていく
川;゚ -゚)ゾッ!
クールは肩甲骨から竜の翼を生み出し、空中に逃げていく
川;゚ -゚)「考えろ!全ての事象には理由がある」
川;゚ -゚)「アイツの血の弾丸を受けたら、能力の1つを失った。今はもう『発動の仕方すら分からない』」
川;゚ -゚)「封印、キャンセラー………能力を破壊する能力かッ!!」
283
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:47:38 ID:b2abIDgI0
( ☆w☆)つズダンッ!!!
弾丸は流星の様に翼に直撃し、穴を開けた
風呂の栓を抜いた時、水が渦を巻いて穴に吸い込まれていく様に、翼も弾痕の中へ巻きとられていく。
川;゚ -゚)「おち、落ちるッ!!」
川;゚ -゚)「いや、その前に弾痕に身体を取られてしまうっ!!」
川;゚д゚)「ウオオオオオオ!!」ブチブチブチブチッ
翼をもぎ取り、宙に投げる。翼はそのまま弾痕の中に消え去った
クールの体は重力に従い、墜落していく。
284
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:48:49 ID:b2abIDgI0
落下の衝撃で粉雪が舞う
ハインは静かにクールが落ちた場所に向かう。
川## ゚д①从「ォオオオオオオオオオッ!!!」パキパキパキパキ(半角)
クールの身体が真っ黒な鱗に覆われていく。
目は爬虫類の様に鋭く冷たく。
歯は猛獣の様に大きく太く。
爪は猛禽類の様に無慈悲に冷酷に。
川## ゚д①从「死ねェ!ハインリッヒッ!!!」
从 ゚∀从「本当になんて長い回り道………」
从 ゚д从「ツァンナァァ!」
メギャン!( ☆w☆)
从 ゚д从「act.3!!」
( ☆w☆)オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーーーーーーーーーー
ーーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
285
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:51:19 ID:b2abIDgI0
「これを貴女にあげるわ。」
母はそう言って、私に一枚のハンカチを渡した。
「お父様はね、何にでも自分の名前を書く人だった。万年筆やメガネケース、車。パンツにまで名前を書く人だったのよ。」
「貴女が私のお腹の中に居た時、お父様と旅行をしたの。でも嵐にあって、船は難破してしまった。」
「船を沈み、荷物は流され、救命胴衣は1つしかなかった。お父様は迷いなく、救命胴衣とこのハンカチを私に渡した」
「『赤ちゃんが大きくなったら、このハンカチを渡してくれ。愛してるよ』………そう言って、海に消えた………」
「クール、ハンカチをご覧なさい。」
白いレースのハンカチ。そこには金色の糸でメッセージが刺繍していた。
【クール・ダークブルー・ヴァレンタイン。我が魂は娘の中に。】
「クール。貴女は、貴女を愛したお父様の分まで生きなさい。そして、偉大な事を成し遂げなさい」
「それがヴァレンタインの血族に生まれた者の使命なのです」
ーーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
286
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:52:10 ID:b2abIDgI0
メ - )「…………ぐうぅ………」
メ ゚ -゚)「………私は負けたんだな。」
从 ゚∀从「…………………」
メ ゚ -゚)「その能力を見誤っていたよ。能力の消去?そんな生緩いもんじゃあなかった」
从 ゚∀从「ツァンナact.3の血弾は相手の能力を『初期化する』。そして、最後はその存在も完全に消え失せる」
从 ゚∀从「本当はお前のやった事を全て消し去りたいが、そんな都合のいい事はなかった」
从 ゚∀从「能力の影響はあくまでも未来にしか及ばさない。お前の世界再編も、それによってこれから出る犠牲も永遠に無くなるだけだ」
287
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:53:09 ID:b2abIDgI0
从 ゚∀从
从 ゚ -从「ヴァレンタイン大統領。『取引をしないか?』」
メ ゚ -゚)「………………」
从;゚∀从「世界を再構築する力があるんだ。『死んだ人間を蘇らせれるだろ?』」
从;゚∀从「ツァンナact.3の初期化を、さらに上書きで初期化する。そしたら、あんたは力を取り戻せる。」
从;゚д从「あんたの世界を作る作業の邪魔をしないッ!!だからドクオを返せ!返してくれ!!」
288
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:54:10 ID:b2abIDgI0
メ ー )「弱き者、汝の名は女」
从;゚∀从「なにっ!?」
メ ゚ -゚)「私は民の為、国の為、身を粉にして働いてきた。愛国心をこの胸に数多の命を犠牲にしてきた。」
メ ゚∀゚)「だが、後悔はない。」
メ ゚д゚)「今までも、そして、これからも私が私自身を曲げる事は決して無いッ!!!」
川 ゚ -゚)「我が行動に一点の曇り無し。」
川 ゚ -゚)rー<ジャキ!
「全てが『正義』だ」
.
289
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:55:26 ID:b2abIDgI0
从;゚∀从「大統領ォ!!」
川 ゚ -゚)rー<・ C(☆w☆ )
ダァ ̄ ̄ ̄ ̄Z_____ン!!
.
290
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:56:57 ID:b2abIDgI0
从;>∀从。:::・゚::・。 「グッ………」
ハインは右肩を撃たれた。そして、クールは、
川 •- )。:::・゚::::・゚::・。 ボシュウ!!
川 - )(へッドショット………)
川 - )(クソッ!クソッ!私は死ぬのか?)
。::: - 。:::(死にたく………な……い……)
。:::・゚::::::::::・゚::・。パァアアアアアアアア!
大統領は死んだ。そしてact.3による初期化が終わり、肉体は完全に消滅した。
それはこの世界から竜の力が永久に消え去った事を意味する。
291
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:57:38 ID:b2abIDgI0
:从 ゚д从:「ァ……ァ………アアア…………」
:从;д从:「ウワァアアアアアアアアアアア!!」
('A`)つ从;д从ポンポン
从;д从「ド、ドクオ………?」
('A`)
('∀`)ニコッ
292
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:58:15 ID:b2abIDgI0
ハイン。気にするな。
そういう事ならそういう事でいいんだ。
僕の全てをあげたけど、僕にしがみつかなくていいんだ。
自由に生きろ。この海のように。
.
293
:
◆8aac7uEWYg
:2017/10/31(火) 23:59:06 ID:b2abIDgI0
从;д从「ドクオ……ドクオォオォオオオオオオオオオ!!」
彼女はドクオの名前を呼び続けた。
声にならない嗚咽だったが、それでも彼の名前を呼び続けた。
ジョルジュ・マリン・ウォー。
長かった2人の旅ももうすぐ終わる。
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
294
:
◆8aac7uEWYg
:2017/11/01(水) 00:02:09 ID:z30UpE4k0
スタンド名:ツァンナact.1〜act.3
本体:空条ドクオ※act.3のみ本体はハイン。
スタンドAA
act.1 ('☆`)
act.2 ψ(☆ ∵ °)ψ
act.3 ( ☆w☆)
能力
act.1・・・見た目はオーバーコートを着た男。
しかし、その質感は肉棒そのもの。右手の銃で精液を弾丸の様に発射する。
弾丸は5歩以内なら威力と軌道をコントロール出来る。
act.2・・・ハインのおっぱいの形を観察し、黄金長方形のスケールを見いだす事により、進化したスタンドの姿。
弾丸の威力が上がっている。また着弾した所の細胞の核を受精卵に変え、ドクオのクローンを作る事が出来る
act.3・・・ドクオが最期の力を振り絞り、スタンドパワーと自身の血液をハインに譲渡した為、誕生したスタンド。
ハインの持つ黄金比率のおっぱいから出される無限の力が形になっている。
精液とは違い、血の弾丸を放つ。
弾丸に触れれば、能力は初期化され、最後には存在も消し去る
295
:
同志名無しさん
:2017/11/01(水) 00:12:28 ID:Mp4J73720
どんな顔をすればいいのか分からんがこれが面白いのは確かだ
296
:
同志名無しさん
:2017/11/01(水) 00:19:57 ID:l0LcCyjA0
乙!
297
:
同志名無しさん
:2017/11/01(水) 20:18:04 ID:BOqRUJOo0
気づけばもう終盤
298
:
同志名無しさん
:2017/11/02(木) 18:38:46 ID:CTHG98VQ0
長いようで短いような。最後まで頑張ってくれ。乙
299
:
同志名無しさん
:2017/11/26(日) 19:14:39 ID:TCpCyBLM0
こんな迷作もとい名作があったなんて
一気読みしたわ
300
:
◆FdL1jBqM3g
:2017/12/06(水) 00:15:41 ID:ajLdy3ZE0
16.River of hi-voltage
ザックザックと雪を踏みしめる音が静寂の中に鳴り響く。
炎の光に誘われる蟲の様に彼女はフラフラと歩く。そして、
从 ゚∀从「見つけた、私の船を。」
氷の大地にポツンと置かれた彼女の船。
ドクオとハインの旅のもう1つの相棒。その相棒を丁寧に点検していく。
奇跡的にも船の重要な部分は無事だった。これならいつでも航海が出来る。
301
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:16:54 ID:ajLdy3ZE0
从 ゚∀从「まだレースは終わっていないということだよな」
从 ゚∀从「私には帆走る事しか残っていない。こういう事だよな。」
彼女は1人呟く。しかし、それに答える者はいない。
彼女は帆を張り、海に飛び出した。
もう振り向かない。少なくともジョルジュ・マリン・ウォーレースが終わるまでは。
302
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:17:52 ID:ajLdy3ZE0
o川*゚ー゚)o「ついにッ!!ついにッ!!この時がやって参りましたッ!!」
o川*゚ー゚)o「西の彼方へ消えた光線は東から復活し、輝きは再び戻ってくる!!」
o川*゚ー゚)o「風の騎士の港町(ウィンドナイツ・ポートレート)から発射された『JMW(ジョルジュ・マリン・ウォー)』の塊達はッ!!」
o川*゚ー゚)o「ここ最終地点『偉大なる大地(グランドアース)』に着弾するゥゥゥ!!」
o川*゚ー゚)o「さて選手達は4th.stageゴールである『悪魔の目頭』から一斉にスタートします。Last.stageを乗り越え、ゴールに到着し、総合得点が高かった選手が優勝です」
o川*゚ー゚)o「1st.stageから4th.stageまで到着し、順位ボーナス及びタイムボーナスの得点が加算されます。その上で優勝する可能性が高いのは以下の5人!!」
303
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:19:02 ID:ajLdy3ZE0
1.チャック ノリス318P
2.B.B.Q 306P
3.ジョースケ ヒガシカタ286p
4.ハインリッヒ・リリー・フローレンス・ブルー270P
5.ジャイケル マクソン198P
.
304
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:19:53 ID:ajLdy3ZE0
o川*゚ー゚)o「では、ここで偉大なる大地とLast.stageについて説明しましょう!!」
o川*゚ー゚)o「この場所は41年前の世界浸水の被害の中で唯一残った大地ッ!!人工土壌や強化プラスチックで作った浮島ではなく本物の大地なのです!!!」
o川*゚ー゚)o「そして前方に広がる海はこのレース最大の難所!!」
o川*゚ー゚)o「世界浸水の原因と考えられる1つに『隕石墜落によるオゾン層の一部完全破壊』があります。通常、地球にはオゾン層という空気の膜が有り、これが太陽光をシャットアウトしてくれています。」
o川*゚ー゚)o「ですよね、ジョルジュ・ブラック氏!!」
305
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:20:43 ID:ajLdy3ZE0
_
( ゚∀゚)「その通り。だが、オゾン層の一部が壊れた結果、そこから、直に高温の太陽光が降り注いだ。海水は急激に温められ、グラグラ沸き立つ鍋の水みたいになった。」
_
( ゚∀゚)「それの影響か、海流は常に変化し、高速で動く。一説には時速400kmで流れているものもあるそうだ。」
_
( ゚∀゚)「そしてオゾン層が壊れて開いた穴から今もなお太陽光が降り注ぐ。見た目はまるで光の柱だ。」
_
( ゚∀゚)「アレに触れたら最後、船も骨も燃えてしまい、灰も残らないだろう」
ミセ*゚ー゚)リ「River of hi-voltage!!外気温38°C!!私もこのレースはビキニを来て実況致します!!」
ウワァ ̄ ̄ ̄ ̄Z_____!!
オッパァ ̄ ̄ ̄ ̄Z_____イ!!タユンタユン!!
ーーーLast.stage. River of hi-voltageーーー
.
306
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:21:14 ID:ajLdy3ZE0
_
( ゚∀゚)「……………」
_
( ゚∀゚)「『ジョルジュ・マリン・ウォーはゴールを迎えるのだな……』」
_
( ゚∀゚)「レースはおそらく大成功なんだろう……子供の頃からの夢だったが、いつしか違う物になっていた。」
_
( ゚∀゚)「私がこの場に立つなんて思いもしなかった」
从 ゚∀从ギュッギュッ
ハインは船の帆とそれを固定するロープを調整していた。決して緩まない様にしっかりと結ぶ。
全ての準備が終わり、スタート1分前となった。
ハインも位置につき、スタートの合図を待つ。
307
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:21:47 ID:ajLdy3ZE0
その時、ふと視線を感じて、顔を横に向けた
ーーーーーーー( ФωФ)ーーーーーーー
从;゚∀从「あ……え………?」
从;゚∀从「………お父様………?」
从;゚∀从(なんで?……何しに………?)
( ФωФ)
( ФーФ)「ニッ」グッ
从;゚∀从!!!
从 ∀从
308
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:22:14 ID:ajLdy3ZE0
父は兄様達が船出に出る時、いつも眉間に皺を寄せて、無理矢理微笑んでいた。
航海は危険と隣り合わせだ。海で命を落とすかもしれない不安を無理矢理抑えこんで、それでも信じた息子を笑って見送っていた。
それが父だからだ。それが父の誇りだからだ。
その眼差しを娘の私にも向けている
从。∀从「……………」グッ
・・・・・・・・・・・
私を応援してくれている
o川*゚ー゚)o「ついに全世界注目のlast.stageが始まりましたッ!!残り13000マイルの距離!泣いても笑っても13000マイルで決着がつきますッ!!」
o川*゚ー゚)o「賞金5千万$は誰の物にッ!!歴史に残るだろう『栄冠』は誰のモノに!!」
(。ФωФ)ジワ
309
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:23:17 ID:ajLdy3ZE0
(。ФωФ)「皆さん聞いて下さいッ!ほんの少しだけでいいッ!!私の話を聞いて下さいッ!!」
(。ФωФ)「私は何年にも渡って娘を軽んじてきました。女では船乗りになれないッ!一族の為、血を繋いでいく事が重要なのだと!」
(。ФωФ)「私はずっと娘を信じませんでした。ひどい仕打ちをして来ました!!残酷にも!娘の夢を何度も何度も摘み取って来ました!!」
(。ФωФ)「子供の心を傷つけた事を謝ってもとても謝やまれるものではない事は知っています。」
(。ФωФ)「でも、その事に、私はやっと今気づく事が出来ました」
(。ФωФ)「私の子供の名前は『ハインリッヒ・ブルー』!!!」
(。ФωФ)「遥かなる海洋国家の端からこの海域を渡りきって、たった一人ぼっちで今!この地までやって来ましたッ!!!」
(。ФωФ)ウウ………
(。 ω )「………失礼しました………」
……パチ………
パチパチ………
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!
310
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:23:53 ID:ajLdy3ZE0
ハインリッヒは船を操り海を駆ける
流れの良い潮流と風を捕まえ、現在順位はトップである
从 ゚∀从(………このまま何事も無ければ、1位でレースに到着する事が出来る。)
从;゚∀从(くっ……、大統領に撃たれた所が痛む。操舵には問題ないが……万全では無いな……)
〜〜〜〜□〜〜ヒラ
从;゚∀从「………何だ?『赤い紙』……?」
次の瞬間
从; 。:◎ギャルギャルギャルガガガガガガ!!!
ハインの顔面に鉄塊がぶち当たった!
哀れ、頭蓋骨は破壊され、脳漿と体液を船に撒き散らし、彼女の人生もレースもジ・エンド…………
311
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:24:51 ID:ajLdy3ZE0
从;゚∀从☆w☆)つ◎ギャルギャルガガガ!
にはならなかった。間一髪でact.3が皮一枚で攻撃を防いだのだ。
運動を停止した鉄球は所々赤い光沢があり、たった今、その一枚が剥がれ落ちた。
从;゚∀从「なんだ?この赤い『シール』みたいなのは?凄い既視感……凄い『懐かしい感じ』がする」
从;゚∀从「大統領は死んだ。その残党が今になって攻撃を仕掛けて来たのか……?」
ピィ………ガガガ………
「…………リッヒ……ハインリッヒ!!!」
312
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:25:19 ID:ajLdy3ZE0
从;゚∀从!!?
突然、何者かがハインの船の無線機を乗っ取った。
無線から自身を呼ぶ声を聞いた時、ハインは襲撃者の正体を悟った。
从;つ○∀从カチャ
彼女は双眼鏡で直ぐに周囲を見渡す。
『居た。』
彼女の船から然程離れてい居ない所に、
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
〜〜〜〜赤 °ω( ^ω^)〜〜〜〜〜〜
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
襲撃者は姿を見せた。
313
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:26:26 ID:ajLdy3ZE0
从;゚∀从「ホライゾン・N・ブンブーン……」
ピィ……ガガ………
「ドクオはどこだお?まさか死んだのか?ん?」
「だとしたら、ざまーねーぉぉおおおおおおおおおお!」
从#゚∀从「てめー…………」
「………ハインリッヒィ………言ったはずだお……復讐してやる、と……血管をブチ切って殺してやる、と………」
314
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:27:04 ID:ajLdy3ZE0
(# ^ω^)つ○
「ダーティワークス」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ赤 ゚ω ゚赤ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
ホライゾンは赤いシールが貼られた鉄塊を取り出し、鉄筒に放り込む
赤 ゚ω ゚赤( ^ω^)
「まだだ。まだ溜める。スタンドパワーを鉄球に込める。鉄の筒は銃身だお。『反発』の力を逃さず一方向に向ける為の。」
そして、鉄筒についている引き金を引いた。
鉄球は高速で発射され、船の欄干を破壊した。
315
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:27:49 ID:ajLdy3ZE0
从#゚д从「テメーッ!!!」
( ^ω^)「聞こえないなぁ。だがお前が何が言いたいか、よく分かるよ公衆便所」
( ^ω^)「僕達、ブンブーン兄弟の『ダーティワークス』は赤と青のシールが触れ合うと爆発を起こすスタンド」
( ^ω^)「同じ色のシールは拒絶する様に弾かれるだけだお。だから考えたさ。」
( ^ω^)「この能力で戦う方法を。絶対に勝つ力を。反発の力を利用する大砲を思いつき、来る日も来る日も使える様になるまで撃ち続けた。」
316
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:28:18 ID:ajLdy3ZE0
ピィ……ガガガ……
「そして、ようやく復讐の時がやってきたお。」
从 ゚∀从「だが防いだぞ。私のスタンドで。テメーの力は役にはたたねぇ」
「ああ。だが、『お前の船はどうだお?』さっき、欄干に当たったのは確認したぞ」
「双眼鏡。あるだろ?それで、もう一度こっちを見ろ」
从;つ○∀从 スッ……
ホライゾンの船には先程の鉄筒が5本。彼の船の欄干からハインの船に向けてせり出て居た。
317
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:28:47 ID:ajLdy3ZE0
( ^ω^)「装填はスタンドが、発射は僕が。霰の様に鉄球をお見舞いしてやるから、精々防げ。」
( ^ω^)「楽譜みたいにお前の船を穴だらけにしてやる。その楽譜で奏でるのは……」
( ^ω ゚)つ○「兄への鎮魂歌だおッ ̄ ̄ ̄ ̄Z_____ゥ!!!!」
赤 ゚ω ゚赤ダーティワークス・レッドエディション!!
从;゚д从( ☆w☆)つ「オオオオッ!!ツァンナァァァァ!!!」
318
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:29:32 ID:ajLdy3ZE0
鉄球と血の弾丸が両者の船の間を行き来する。
ハインリッヒは鉄球を撃ち落とすが、その数の多さと弾速の速さに次第に取りこぼしていき、船に着弾と破壊が行われる。
从;゚∀从「クソッ!!このままだと船が沈んでしまうッ!それに汗が止まらない……」
ハインリッヒは前方に顔を向けた
撃ち合いに気を取られていたが、船は前へ前へと進んでいた。
River of hi-voltage。その『名前の由来』がハインリッヒ達の前に立ち塞がる
319
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:30:10 ID:ajLdy3ZE0
(;^ω^)「何だおッアレは!?あんな『光の柱』見た事ないおッ!!」
从;゚∀从「あれがオゾン層の割れ目から降り注ぐ太陽光か。たった2000〜3000マイルしか離れていないのに、もうこんなに熱気を感じる」
从;゚∀从(だが、よく見ると避けて通れるルートが何箇所かある。それを見極めていけば安全に行けるな」
(#^ω^)「余所見をするんじゃねぇええおッ!!」赤 ゚ω ゚赤つ○
从#゚∀从( ☆w☆)つ「ツァンナァァァァ」バンッ!!
ツァンナact.3の弾丸が先に発射された。弾丸はホライゾンの船の甲板に当たり、破片などを巻き上げた
そして破片はまるで初めから決まっていた様に、彼の胸に飛んでいき、突き刺さった。
ブシュウウ。:::・゚:(; ° ω)ウッ
从#゚∀从「やった!そのまま消え失せろッ!!」
320
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:31:11 ID:ajLdy3ZE0
船は風と潮流の力を使い、ゴールまでの道を縮めていく。
それは死をもたらす光の柱に刻一刻と近づいている証でもあった。
从 ゚∀从(だが問題は無い。このルートが『1番気持ち良い』。この海路が正解の帆走りだ。)
ハインは安堵した。だが、次の瞬間。
:从;゚∀从:ガクンッ!
321
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:32:08 ID:ajLdy3ZE0
突然、船がルートより大きくずれた。まるで、何かに『反発』しているかの様だった。
从;゚∀从「まさかっ!?」
ハインは船から身を乗り出し、船底を確認した。
揺れる海面からチラチラと『赤いシール』が見え隠れする
その海面に視線を向けると夥しい数のシールが浮かんでいた
赤 ゚ω。:::・゚:(; ° ω )「ダーティ………ワーク………」
.
322
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:32:40 ID:ajLdy3ZE0
:::・゚:(; °ω )「にいぢゃならッ!あともうちょっとでノドに喰らいつけるってスタンドを解除したりしねぇおッ!」
::・゚:(; °ω )「たとえ肺に穴が開いたとしても、もうすぐ命が尽きようとしてもなッ」
)。:::・゚:(; ω )「終わりだお……光の中でくたばりさらせ………」
从; ゚-从「………………」
323
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:33:15 ID:ajLdy3ZE0
正解のルートから外れてしまった。もう、そこに戻る事は不可能だ。
このまま柱に入り、跡形も無く焼かれるのだろう。
ハインは泣きも怒りも狼狽えもしなかった。
年老いた老人が最期の時を迎えるように、ただ静かに目を閉じて死を受け入れた。
「目を開けろハイン。」
从 ゚∀从パチ
324
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:33:52 ID:ajLdy3ZE0
('A`)
从 ゚∀从「ドクオ……」
('A`)「なーにババアみたいな事やってんだ。そーゆーのは乳首が干し葡萄になってからだろ?」
从 ゚∀从「馬鹿かお前。死ぬ前に何言ってんのお前」
('A`)「君が死ぬ訳ないだろ」
325
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:41:51 ID:ajLdy3ZE0
( ☆w☆)クアアアアアアアアアアアア
ツァンナact.3はハインの身体から飛び出し、その紅い体を限界まで船を覆った
太陽光が触れるも、光はツァンナのボディの遮られ船に当たらない
血が焼き爆ぜる匂いが周囲に拡散し、ツァンナact.3が蒸発していく
それでも、この船の速度なら十分に柱を通過出来る
从 ∀从「……なんで守ってくれる?私はお前に借りばっかり作ってしまう」
('A`)「当たりまえだよ」
('∀`)「惚れた女を守るのは男の甲斐性だからさ。」
从。ー从「………バーカ」
从。∀从「………ありがとう……」
326
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:42:18 ID:ajLdy3ZE0
ありがとうドクオ………本当に……本当に……
『ありがとう』。それしか言う言葉が見つからない。
.
327
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:43:10 ID:ajLdy3ZE0
o川*゚ー゚)o「……西暦2100年4月3日午前10時!風の騎士の港町からスタートしたジョルジュ・マリン・ウォーレース!!」
o川*゚ー゚)o「総参加人数1200人!!走行日数77日間と6時間33分……12秒」
o川*゚ー゚)o「レースの覇者はッ!!!」
『ハインリッヒ・ブルー』ゴォ ̄ ̄ ̄ ̄Z_____ルゥッ!!」
ーーーーー从 ゚∀从ーーーーー
.
328
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:43:50 ID:ajLdy3ZE0
o川*゚ー゚)o「ついに決着がつきましたッ!1着で到着したのは『ハインリッヒ・リリー・フローレンス・ブルー』!!」
o川*゚ー゚)o「優勝賞金5千万$!その他副賞として新太平洋領域横断株主賞3千万$!フォスフォフィライト製薬賞1千万$!海洋国家特別名誉賞1千万$!合計で1億$の獲得です!!!」
o川*゚д゚)o「世界の頂点はッ!!」
329
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/06(水) 00:44:18 ID:ajLdy3ZE0
『ハインリッヒ・ブルーで完結ですッ!!』
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
330
:
同志名無しさん
:2017/12/06(水) 08:28:24 ID:aiLktOhI0
ドクオー!!!!
331
:
同志名無しさん
:2017/12/06(水) 20:23:03 ID:EG09Lo2Y0
乙!!!
332
:
同志名無しさん
:2017/12/07(木) 18:41:56 ID:xv5nIJUQ0
うおお……何だこの名作
333
:
同志名無しさん
:2017/12/08(金) 00:54:06 ID:VefBYkQM0
支…援絵……で…す…
これが…せい…いっぱい…です
https://i.imgur.com/kw8gPgQ.jpg
334
:
同志名無しさん
:2017/12/08(金) 20:00:04 ID:O4iM6Hvs0
アルファベットのグラデーションが……イイな……
335
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/09(土) 14:40:26 ID:RadHV1O.0
>>333
('A`)「スゲー・・・むちゃくちゃ、かっこいいじゃあないですか」
从 ゚∀从「哀愁があって泣けるな・・・」
('∀`)「ありやとッす!どーもしたッ!!」
336
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/10(日) 16:55:17 ID:8hHi/wMw0
スタンド名:ダーティワークス・レッドエディション
本体:ホライゾン・N・ブンブーン
スタンドAA:赤 ゚ω ゚赤
能力:赤いシールを操る
兄のホライズンが生存の時は赤と青のシールが接触を行うと爆発が起きるが、同じ色のシールのみではシール同士が反発を起こす。
ホライゾンはこの特性を利用し、鉄球を放つ大砲を使うスタイルに切り替えた
337
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/10(日) 16:56:45 ID:8hHi/wMw0
17.群青の世界ーALL BLUEー
〜〜〜1ヶ月後〜〜〜
从 ゚∀从「えっと、白ワインで鯛とムール貝とイカとタコとアサリとプチトマトを煮込んで……」
从 ゚∀从「最後にローズマリーを乗せたら……完成、っと♪」
从*゚∀从「どじゃあ〜〜〜〜ん。アクアパッツッアの完成でーす」
从 ゚∀从「ミネラルウオーターをグラスに入れて………乾杯」
ハインの目の前には四角い箱が置いてあり、その前に料理とグラスが置かれている。
从 ゚∀从「……………」
338
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/10(日) 16:57:35 ID:8hHi/wMw0
この箱の中にはドクオの遺骨が入っている。
私はあの氷の大地からドクオの遺体を見つけ出し、彼の故郷の慣習に従い、火葬した。
从*゚∀从「ウンウン白ワインと魚介の味がして、うん、美味い」
「食レポ下手か、下手なのか?」
_
( ゚∀゚)「やあ」
.
339
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/10(日) 16:58:08 ID:8hHi/wMw0
从 ゚∀从「ジョルジュ・ブラック氏」
_
( ゚∀゚)「ジョルジュでいいよ。私もご相伴に預かってもいいかい?」
从 ゚∀从「………ああ」
从*゚ー从「賑やかな方がドクオも喜ぶ」
ジョルジュは私の船に乗り込み、食事の前に座る。
私は予備のグラスを差し出し、料理を皿に盛る
_
( ゚∀゚)「ヘネシーは飲むかい?」
从 ゚∀从「頂こう」
340
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/10(日) 16:58:33 ID:8hHi/wMw0
_
( ゚∀゚)「今日は雑誌の取材とか無いのかい?テレビの収録は?」
从 ゚∀从「私がそーゆーのを断ってるのは知ってるだろう?私は船乗りでタレントじゃあない」
从 ゚∀从「あんたこそTVに出まくりじゃないか?いいのか?こんなトコで油を売ってて?」
_
( ゚∀゚)「今日はオフなんだよ。まぁ仕事があったとしても今日は休むわ」
_
( ゚∀゚)『友人の門出は祝わないとな』
从 ゚∀从「………」
341
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/10(日) 16:58:59 ID:8hHi/wMw0
参加者数1200人の内、半数以上の死者を出したジョルジュ・マリン・ウォーレースは多方面から非人道的なレースと批判の声が上がったが、
レースの経済効果が7兆ドルと発表され、またプロモーターのジョルジュ氏が今回のレースで手に入れた個人的利益を全額寄付すると発表したら批判はピタリと止んだ。
かく言う私も一部の賞金を手元に残し、後は学校や病院の建設費用として寄与をした。
それも手伝って私とジョルジュ氏にはメディアからの取材が引っ切り無しに来た。
まあ、全部断ってやった。おかげで、最近は静かになったね。
从 ゚∀从「やれやれだぜ。」
342
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/10(日) 17:00:11 ID:8hHi/wMw0
_
( ゚∀゚)「調べさせてもらったよ。君、賞金で船を買ったんだって?それも金持ちが道楽で買うもんじゃあなく、長旅に耐えうる本格的な物を。」
_
( ゚∀゚)「食料、医療品、その他日用品も買い込んで………。また旅に出るのかい?」
私はグラスに注がれたヘネシーを流し込んだ。度数の高い酒にありがちな喉の焼けを感じながら、一言だけで伝えた
从 ゚∀从「ドクオの故郷に行こうと思うんだ」
.
343
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/10(日) 17:00:44 ID:8hHi/wMw0
_
( ゚∀゚)「……………」
_
( ゚∀゚)「旧日本国、夕闇列島領域……。あそこは『閉ざされた島国』として有名だ。」
_
( ゚∀゚)「行く事はあまりオススメはしないね。」
从 ゚ー从「良いんだ。それでも。」
从 ゚∀从「ドクオの家族にアイツの遺骨を渡さなきゃいけない。アイツにどれだけ助けられたか。アイツはどんな奴だったのか」
从^ー从「私が直接会って話したいんだ。」
344
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/10(日) 17:01:22 ID:8hHi/wMw0
_
( ゚∀゚)
_
( ゚ー゚)「乾杯をしよう」
ジョルジュは私と彼と、そして、ドクオのグラに再び酒を注ぐ
_
( ゚∀゚)「この見渡す限りの群青の世界で。君の無事と幸福を願っているよ」
从 ゚∀从「…………」
345
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/10(日) 17:03:34 ID:8hHi/wMw0
これは私とドクオの物語。
そして思い返せば、この太平洋横断レースは『祈り』の旅であった。
海の天気を『祈り』、風が吹くことを『祈り』、食料と眠れる時間がある事を『祈る』
そんな当たり前の事を繰り返しながら、愛する人の無事を『祈る』
そして、ひとつひとつの海を越える。今、最後の海の乗り越えた。
从 ゚∀从「…祈っておこうかな」
从 ゚∀从「航海の無事を。新たな冒険の門出が素晴らしいものになるように。」
346
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/10(日) 17:04:35 ID:8hHi/wMw0
ジョルジュ・マリン・ウォーのようです【完】
.
347
:
◆8aac7uEWYg
:2017/12/10(日) 17:23:55 ID:8hHi/wMw0
あとがき
拝啓 時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
>>1
です。この度は『ジョルジュ・マリン・ウォーのようです』を閲覧して頂き、誠にありがとうございます。
約9か月を掛けて、この作品が完結できましたのは、応援や感想のレスをしてくださった方を始め、
このスレを見て頂いた方々の御かげだと思います。
御付き合い頂き、誠にありがとうございました。
新作も書き溜めていますので、再びスレを立てた時には楽しんで頂ければ幸いです。
略儀ながら、このレスで厚く御礼申しあげます。
348
:
同志名無しさん
:2017/12/10(日) 18:13:30 ID:2bgdhNUI0
おつおつ
楽しかった
次回作も期待してます
349
:
同志名無しさん
:2017/12/10(日) 18:18:54 ID:K0fS0ZPQ0
言い方悪いがパクリものだったけどとても面白かったわ
350
:
同志名無しさん
:2017/12/10(日) 19:08:49 ID:z8bm1Uuc0
乙!!!楽しかったよー!
351
:
同志名無しさん
:2017/12/11(月) 22:00:43 ID:rHR/gQ3g0
心から乙
352
:
同志名無しさん
:2017/12/12(火) 01:27:31 ID:/1qaRBzQ0
楽しみがまたひとつなくなってしまったな
乙
353
:
同志名無しさん
:2017/12/12(火) 06:13:47 ID:GgZHkzAs0
鉄球の無限乙エネルギー!炸裂しろッ!
真面目と下ネタの塩梅がよかった
次も楽しみにしてる
354
:
同志名無しさん
:2017/12/12(火) 08:46:11 ID:3p11CDOE0
乙乙乙
バランスのいい作品で原作への愛も感じた
355
:
同志名無しさん
:2017/12/12(火) 13:14:29 ID:.hPAdm1g0
>>1
に敬意を表するッ!
356
:
同志名無しさん
:2019/04/20(土) 10:08:35 ID:d0uPesE.0
めちゃくちゃ面白かった
本当におつ!
357
:
同志名無しさん
:2019/05/22(水) 08:58:53 ID:DYGOsUV.0
ようやく読めた…
すっげえ名作じゃねえか、乙
358
:
同志名無しさん
:2019/05/30(木) 21:18:19 ID:fz4ZF5uE0
続編あるって聞いたんですがどこで読めますか!?!?!!?!
359
:
◆8aac7uEWYg
:2019/06/07(金) 21:01:27 ID:H4lC0yDU0
>>358
様
>>1
です。続編はこの掲示板内にある『ようこそ夕闇列島へ!のようです』
スレッドです。
URL
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/16305/1514540938/l50
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