（　＾ω＾）ブーン系小説練習＆イラスト総合案内所のようです

136：同志名無しさん：2016/05/15(日) 23:59:13 ID:rFSYwL4.0: 川ﾟ々ﾟ)「なんど暮らしてもやってくる月曜日に。木曜日に。水曜日に。ちょっとだけ疲れただけなの」

川ﾟ々ﾟ)「きっとあと少し休んだら向き合うから」

川ﾟ々ﾟ)「…きっとこれはコンポンテキには避けられないことだから」

川ﾟ々ﾟ)「だから、くるうはもどってくるよ。これは思春期の家出とそう大差ないのだ」

くるうはそう言って、スカートをひるがえして前を向いた。

川ﾟ々ﾟ)「くるうは月曜日も水曜日も木曜日も日曜日もきらいだけど──でも、へりかるのことは、だいすきだからね」

*(‘‘)*「くるう、」

何か返そうと思って口を開いた瞬間くるうが大きく跳んだ。

兎のように高く、猫のようにしなやかに、ぼろぼろのスニーカーを地面から軽やかに離して、跳んだ。

足音が、頭がぐらぐらするほど鳴っているこの場所で、跳躍するときの小石の擦れる音が随分と澄んで聞こえる。

くるうの髪が内側に風を溜め込んでぶわりと膨らんで、街灯の光で輝いている。

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