[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
| |
( ・∀・)純愛のようですミセ*゚ー゚)リ
1
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:36:04 ID:LQDBkE/Y0
( ・∀・)(......あーあっちぃ)
( ・∀・)(高校生にもなって外で縄跳びとかやってられんわ)
( ・∀・)
( ・∀・)(......サボるか)
( ・∀・)「あー......ドクオっちー、ちょっといいー?」
('A`)「ん?なに?」
( ・∀・)「俺体調悪いから体育休むわ。だから伝言よろ」
('A`)「......サボるの間違いだろ?別にいいけど」
( ・∀・)「へへ、助かるぜ」
3
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:38:16 ID:LQDBkE/Y0
( ・∀・)「サボりたくなった?」
('A`)「残念、ドクちゃんは偉いからそんなんじゃへこたれませんことよ」
( ・∀・)「ちぇ」
('A`)「ま、一人でいってこいよ。早くしないと先公に捕まっぞ」
( ^∀^)「そだな。サンキュードクオ。愛してる!」
('A`)「ははっ、気持ちだけありがたくそこら辺に捨てとくわ。キモいから」
(; ・∀・)「ひどくね!?軽く傷ついた!」
('A`)「ハハッ。軽いならよかった。あとで致命傷負わせてやる」
(; ・∀・)「あっ!今のでも傷ついた!あとで覚えておけよ!」ドタタタ
('A`)ノシ「おー覚えてたらなー」
4
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:38:57 ID:LQDBkE/Y0
( ・∀・)「......ふぅ。ちくしょードクオめ。ちゃんと聞けよなー」テクテク
( ・∀・)(......とまぁ、サボったはいいがどこいくかねぇ)
( ・∀・)(......)
( ・∀・)「とりま携帯を取りに教室、戻りますか」
( ・∀・)テクテク
( ・∀・)(サボるとしたら涼しいとこ......教室はバレそうだからパス、んで図書室は......空いてないな。んー)テクテク
ッ......ッ.........!!
( ・∀・)「......ん?」
5
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:39:45 ID:LQDBkE/Y0
( ・∀・)(うちの教室から声......?体育、誰か他にもサボってんのか?)
( ・∀・)(......誰だろ)カラッ
ミセ* ー)リ
( ・∀・)(あらー、ミセリか。女子の中でも真面目なタイプだと思ったらサボってモラちゃん悲し......ん?)
ミセ* ー)リ「......ハッ......ハッ」
( ・∀・)(おや?)
ミセ* ー)リ「......ハッ......アッ!」
(; ・∀・)(んん?!)
6
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:40:17 ID:LQDBkE/Y0
ミセ* ー)リ「......んぅ......ぁあ!」
(; ・∀・)(もしかして)
ミセ* ー)リ「......あ......や......」
(; ・∀・)(これは)
ミセ*//ー/)リ「......っあ!?......はふぅ」
(; ・∀・)そ(完全に自慰ってらっしゃるぅ!?)ガーン
7
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:40:53 ID:LQDBkE/Y0
(; ・∀・)(え!?真っ昼間だよ!?学校だよ!?授業中だよ!?)
ミセ*//ー/)リ「あぁ......いい匂い......」
(; ・∀・)(ご丁寧にパンツらしきものまで嗅いでらっしゃる!?)
ミセ*//ー/)リ「あ......あぁ......アッ」
(; ・∀・)(うーわどうしようこれ......うわー)
ミセ*//ー/)リ「あ、あああ!!」
(; ・∀・)(声でか!?ヤバい、扉隙まできてるから廊下まで響いてるよ!)
8
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:42:16 ID:LQDBkE/Y0
ミセ*//ー/)リ「アッ......イク......ぁあ!」
(; ・∀・)(アカン、早く閉めよう。うん、そして逃げよう!)
(; ・∀・)ガタッ
ミセ*//ー/)リ「......え?」
( ・∀・)「あ」
メトメガアウー
ミセ*゚ー゚)リ (・∀・ )
シュンカンー
.
9
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:42:50 ID:LQDBkE/Y0
ミセ*゚ー゚)リ
( ・∀・)
( ・∀・)
(; ^∀^)ニ、ニコリ
ミセ*゚ー゚)リ
ミセ*;゚ー゚)リ
ミセ*;゚ー゚)リ「あ......いや......その......違うの!」ポトリ
(; ^∀^)「あー......えっとうん!そうだね!違うよね!」
ミセ*;゚ー゚)リ「そ、そう!違う、違うの!!」
10
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:43:31 ID:LQDBkE/Y0
(; ^∀^)「う、うん!だ、大丈夫!そ、そう、うん!きっと大丈夫!」
ミセ*;゚ー゚)リ「だよね!?」
(; ^∀^)「見てないから!俺なにも見てないから!」
ミセ*;゚ー゚)リ「なにも見てないよね!?そうだよね!遠くからだからなにも見えてないよね!?」
(; ^∀^)「うんそうだ!なにも見てないから!そう、ミセリのこともそこに落ちてる白いフリルのパンツ......」
11
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:44:21 ID:LQDBkE/Y0
(; ^∀^)
( ・∀・)「......?」
( ・∀・)「......フリル?」
12
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:45:06 ID:LQDBkE/Y0
ミセ*;゚ー゚)リ「......あ」
( ・∀・)「......これ」
ミセ*;゚ー゚)リ「......い」
( ・∀・)「おんなも」
ミセ*; ー)リ「やぁぁぁああああああ!!!」スパーッン!!
(; ∀(#)「ぐっほおおぉぉぉ!??」ガッシャーン
13
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:45:33 ID:LQDBkE/Y0
.........
......
...
(; ・∀・)「......お?」
(゚、゚トソン「あ、起きた」
( ・∀・)「あれ?......トソン委員長?」
(゚、゚トソン「はいはい、トソンですよー。ったく、教室でのびてたわりには平気そうね」
( ・∀・)「はい?のびてた?」
(゚、゚トソン「そうよ、体育終わって教室行ったらあんたが倒れてたのよ。ビックリしたわ」
( ・∀・)「ん......あー、そうか......はぁ」
14
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:46:10 ID:LQDBkE/Y0
(゚、゚トソン「なにその反応」
( ・∀・)「え?あーいや、その気絶する前のこと思い出してて」
(゚、゚トソン「ふーん......で、何があったのよ」
( ・∀・)「え?えーと、そうだな」
( ^∀^)(教室で授業サボってミセリが女の子の下着で自慰ってたよ!それ僕ちん見ちゃった!やっちゃったね!)
(; ・∀・)(何て言えるかぁ!!)
(; ・∀・)「えーあー......うー......」
(゚、゚;トソン「どうしたのよバカみたいな声出して......頭おかしくなった?やっぱどっか悪いんじゃ」
(; ・∀・)「え?あーいやいや!へーきへーき......それよりさ」
(゚、゚トソン「?」
15
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:46:40 ID:LQDBkE/Y0
( ・∀・)「ミセリ、今どうしてる?」
(゚、゚トソン「どうって......んー、そういえば早退したわね......あんたまさか」
( ・∀・)「?」
(゚、゚トソン「あんたミセリのこと襲ったんじゃ......」
(; ・∀・)「んな訳あるかぁ!!」
(゚、゚トソン「えーでも抵抗されて頭うったとからならつじつまあうし......」
(; ・∀・)「強引すぎるだろ!!そもそも俺はなぁ......」
(゚、゚トソン「......?俺は?」
(; ・∀・)「......あー、なんでもない」
16
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:47:24 ID:LQDBkE/Y0
(゚、゚トソン「......ま、別にいいけど。あんたがそんなことするとは思えないし」
( ・∀・)「......ったく」
ε=(゚、゚トソン フー
φ(゚、゚トソン カキカキ
(゚、゚トソン「......はい」
( ・∀・)「......ん?なにこれ」
(゚、゚トソン「ミセリの家の住所」
(; ・∀・)「何故!?」
(゚、゚トソン「あら、ミセリになにか重要な用事があるのかと思ったのだけれども。それも私にミセリのことを聞くくらいに。違った?」
(; ・∀・)「むぐ......違わ......ないな」
(゚、゚トソン「そ。それならよかった」
17
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:47:58 ID:LQDBkE/Y0
( ・∀・)「......にしてもよくわかったな」
(゚、゚トソン「そりゃ......付き合い長いし」
( ・∀・)「付き合い長いっておま......高校2年間クラス一緒だっただけじゃねーか」
(゚、゚トソン「そうね」
(; ・∀・)「スゲーなお前」
キーンコーンカーンコーン
(゚、゚トソン「......あら残念」
( ・∀・)「授業出んの?」
(゚、゚トソン「そうね。あんたと違って病人じゃないし......行くわ」
( ・∀・)「そっか」
18
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:48:23 ID:LQDBkE/Y0
(゚、゚トソン ガラッ
(゚、゚トソン「......」
( ・∀・)「......?行かないのか?」
(゚、゚トソン「......あんたさ」
( ・∀・)「?」
(゚、゚トソン「ミセリと、付き合ってるの?」
( ・∀・)「......はぁ?」
(゚、゚トソン「......その反応だと好きでもないみたいね」
( ・∀・)「......そうだけど。なんだよいったい」
(゚、゚トソン「別に?まぁそうだってことは知ってたしね」
( ・∀・)「なんだそりゃ」
19
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:48:44 ID:LQDBkE/Y0
(゚、゚トソン「......ただ」
( ・∀・)「?」
(゚、゚トソン「あなたの口から聞きたかったのよ」
バタン
( ・∀・)
( ・∀・)「......なんだ?あいつ」
( ・∀・)
( ・∀・)
( ・∀・)ピラッ
( ・∀・)「ミセリ......か」
( ・∀・)(......)
( ・∀・)「......うっし」
( ・∀・)(行って、みるかね)
20
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:49:26 ID:LQDBkE/Y0
ー放課後ー
( ・∀・)「......そんなこんなで学校から来たわけだが」
( ・∀・)「......地図だと多分」テクテク
( ・∀・)テクテク
( ・∀・)「......んでここが」
( ・∀・)テクテク
( ・∀・)「あれでもここが......」
( ・∀・)テクテク
( ・∀・)ピタッ
( ・∀・)(あかん、迷った)
21
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:50:00 ID:LQDBkE/Y0
(; ・∀・)「え、だって......えぇ?ここが......んん!?あ、ここがこっち......んー?」
(; ・∀・)
(; ・∀・)(誰かヘルプミー!!都会の砂漠で倒れそうだよー!!)
(; ・∀・)「こんなことなら社会科くらいサボらなきゃよかったー!!」
(; ・∀・)「ちくしょー!!近くまで来てるんだ!そうだ!近いんだ!適当に走れば行ける!」
( ・∀・)「そうだ行ける!うんなんか行ける気がする!今ならどこだって行ける!行けるぞぉ!!フハハ......」
( ^∀^)「フハハハハハハハハハハハハ!!」
(゚、゚トソン「近所迷惑だアホ」ゲシッ
(; ・∀・)「ぬお!?」
22
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:50:34 ID:LQDBkE/Y0
(゚、゚トソン「予想通り迷ってたみたいね」
(; ・∀・)「......はは」
(゚、゚トソン「あんた、昔から地図苦手だったからね。念のため待っててよかったわ。さ、行きましょ」
(; ・∀・)「え」
(゚、゚トソン「ミセリの家でしょ?いかないの?」
(; ・∀・)「あ、いやいく。行くけど」
(゚、゚トソン「そ、なら早く来なさい」テクテク
(; ・∀・)「あ、ちょっ!?」
(゚、゚トソン「......置いてくわよ?」
(; ・∀・)「今行くよ!」
(; ・∀・)(.....そういやなんでここいんだろ)
23
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:51:10 ID:LQDBkE/Y0
(゚、゚トソン「......はい、ここよ」
( ・∀・)「......なぁ」
(゚、゚トソン「なに?」
( ・∀・)「明らかに地図と違うところに着いたんだが」
(、゚トソン「あらごめんなさい、描き間違えてたみたいね」
( ・∀・)「おい、目を見て謝れ、目を見て」
(゚、゚トソン「まあいいじゃない、結果私のお陰でたどり着けたんだから」
( ・∀・)「......まーな」
24
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:52:03 ID:LQDBkE/Y0
(゚、゚トソン「じゃ、私はここで帰るわね」
( ・∀・)「おう......ありがとな。今度礼するわ」
(゚、゚トソン「......デート一回で許してあげる」テクテク
( ・∀・)
( ・∀・)「......ん?」
( ・∀・)(なんかあいつとんでもないこといってかなかったか?)
( ・∀・)
( ・∀・)「ま、いっか」
( ・∀・)「えーと......ここか」
( ・∀・)ピンポーン
25
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:53:00 ID:LQDBkE/Y0
( ・∀・)
( ・∀・)
( ・∀・)「......いない?」
( ・∀・)「......」
( ・∀・)「......うし」
( ・∀・)スー
( ・∀・)「おーいミセリー!俺だー!」
「......」
( ・∀・)
ガチャ
( ・∀・)「......お」
26
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:53:31 ID:LQDBkE/Y0
「......」
( ・∀・)「大丈夫......じゃなさそうだな」
「......何の用?」
( ・∀・)「いや、少し話そうかと」
「......そ。あがって」
ギィ
ミセ* ー)リ「......」
(; ・∀・)(......数時間前とは別人だな)
ミセ* ー)リ「......あがらないの?」
(; ・∀・)「え?あ、ああ。お、お邪魔します」
27
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:54:02 ID:LQDBkE/Y0
ミセ* ー)リ「......」テクテク
(; ・∀・)「......」テクテク
ミセ* ー)リ「......ここ」カラッ
(; ・∀・)「あ、うん......」
(; ・∀・)
ミセ* ー)リ
(; ・∀・)(気まずい......)
ミセ* ー)リ「......座って」
(; ・∀・)「あ、お、おう」ストッ
28
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:54:27 ID:LQDBkE/Y0
ミセ* ー)リ
( ・∀・)
ミセ* ー)リ
(; ・∀・)
ミセ* ー)リ「......それで」
(; ・∀・)そ「お、おう!なんだ!?」
ミセ* ー)リ「なにしに来たの?辱しめに来たの?私を脅しに来たの?」
(; ・∀・)「おまっ、んなことしないって」
ミセ* ー)リ「......そ」
(; ・∀・)「......うん」
29
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:54:57 ID:LQDBkE/Y0
ミセ* ー)リ
(; ・∀・)
ミセ* ー)リ「......なにも、しないんだ」
(; ・∀・)「え?あ、そりゃ......ね」
ミセ* ー)リ「弱味を握ってるくせになにもしないなんて、やっぱり気持ち悪いから?」
(; ・∀・)「は?」
ミセ* ー)リ「......誤魔化さなくてもいいよ。気持ち悪いでしょ?」
ミセ* ー)リ「同性が好きなんて、さ」
30
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:55:21 ID:LQDBkE/Y0
( ・∀・)「......んなことねーよ」
ミセ* ー)リ「嘘、引いてるくせに」
( ・∀・)「......まぁ驚きはしたが」
ミセ* ー)リ「無理しなくていいよ。自分でもおかしいってわかってるから」
( ・∀・)「......別に誰かを好きになるのなんて普通だろ」
ミセ* ー)リ「......普通じゃないよ」
( ・∀・)「......」
ミセ* ー)リ「おかしくなかったら......こんなに苦しくないよ」
( ・∀・)「......おかしくねーって」
ミセ* ー)リ「......」
31
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:55:50 ID:LQDBkE/Y0
( ・∀・)「誰かを好きになるのは普通だしそれで胸が苦しくなるのも普通だ。なにもおかしくない」
ミセ* ー)リ「......なんで?」
( ・∀・)「え?」
ミセ* ー)リ「なんで、そんなに私を庇うの?私......こんなに気持ち悪いのに」
( ・∀・)「......別にお前をかばってる訳じゃねーよ」
ミセ* ー)リ「......」
32
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:56:12 ID:LQDBkE/Y0
( ・∀・)
( ‐∀‐)ハァ......
( ・∀・)「俺、好きな人がいるんだ」
ミセ* ー)リ「......」
( ・∀・)「そいつのこと思うとすごく胸が苦しくなる。お前と変わんねーのよ、俺」
ミセ* ー)リ「......変わるよ。だって」
( ・∀・)「変わんねーよ」
33
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:56:39 ID:LQDBkE/Y0
( ・∀・)「だってドクオのことが好きなんだもん、俺」
.
34
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:57:08 ID:LQDBkE/Y0
ミセ*゚ー゚)リ「......え?」
( ・∀・)「あ、やっと顔あげてくれた」
ミセ*゚ー゚)リ「......嘘」
( ・∀・)「嘘じゃねーよ。毎日好きだっていうくらい、大好きなんだ。冗談だと思われてるけど」
ミセ*゚ー゚)リ「......なんで」
( ・∀・)「へ?」
ミセ*゚ー゚)リ「なんで、そんな」
( ・∀・)「別に誰を好きなってもいいだろ......」
35
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:57:58 ID:LQDBkE/Y0
ミセ*゚ー゚)リ「......でも」
( ・∀・)「そんな顔すんなって。いいじゃねーか。誰を好きになったって」
ミセ*゚ー゚)リ
( ・∀・)「そいつのこと、好きになっちまったんだから」
ミセ*゚ー゚)リ「......」
( ・∀・)「変なんかじゃ、ねーんだよ。もし変なら、俺も変人になっちまうし」
ミセ*゚ー゚)リ「......プッ」
( ・∀・)「ん?」
ミセ*゚ー゚)リ「......そっか、変じゃ、ないか」
( ・∀・)「おう」
36
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:58:21 ID:LQDBkE/Y0
ミセ*゚ー゚)リ「......」
( ・∀・)「......」
ミセ*゚ー゚)リ「......ありがと」
( ・∀・)「......別に」
ミセ*^ー^)リ「そっか」
( ・∀・)「おう」
ミセ*゚ー゚)リ「......」
( ・∀・)「......」
37
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:58:57 ID:LQDBkE/Y0
ミセ*゚ー゚)リ「......私さ」
( ・∀・)「お?」
ミセ*゚ー゚)リ「トソンがさ、好きなの」
(; ・∀・)「あんなのを!?」
ミセ*#゚ー゚)リ「あんなのとか言うな!めっちゃかわいいじゃない!」
(; ・∀・)「お、おう......でも急になんで」
ミセ*゚ー゚)リ「私だけあんたの好きな人知ってるの、なんか嫌だもん」
( ・∀・)「......」
38
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:59:28 ID:LQDBkE/Y0
ミセ*゚ー゚)リ「さ、これでお互いに弱味ができたわけね」
( ・∀・)「......そうだな。ちなみに俺はその他にあの時、お前はトソンのフリルのおパンティでおな」
ミセ*゚ー゚)リ「フンッ!」
(; ・∀(#)「ゴフッラ!?」
ミセ*^ー^)リ「そ、れ、は、忘れろ。な?」
(; ・∀・)(......マジであれトソンのだったのか)
39
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 02:59:53 ID:LQDBkE/Y0
( ・∀・)「でも......トソンかぁ。お前、そんなにあいつと仲良かったっけ?」
ミセ*゚ー゚)リ「正直あんまり......そういうあんたは?」
( ・∀・)「んー?トソンとか?それともドクオ?」
ミセ*゚ー゚)リ「ドクオと」
( ・∀・)「まー、そこそこ仲はいいと思うけど」
ミセ*゚ー゚)リ「だよねー、いいなー」
( ・∀・)「でも、なんかな......」
ミセ*゚ー゚)リ「?」
40
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 03:00:25 ID:LQDBkE/Y0
( ・∀・)「改めて聞かれると俺ドクオのこと、よく知らないわ」
ミセ*゚ー゚)リ「......あーあるわよね、そういうの」
(; ・∀・)「てか......あれ?俺、あいつんちいったことないし......まぁ行ったら緊張してなにもできない気はするけど......あれ?」ブツブツ
ミセ*゚ー゚)リ「?」
(; ・∀・)「あかん」
ミセ*゚ー゚)リ「どうしたのよ」
(; ・∀・)「俺、ドクオと友達じゃないかも。むしろあんな風に扱われて......もしかして嫌われてる......?」
41
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 03:00:54 ID:LQDBkE/Y0
ミセ*゚ー゚)リ「......」
(; ・∀・)「......」
ミセ*゚ー゚)リ「......知りたい?」
( ・∀・)「え?」
ミセ*゚ー゚)リ「ドクオのこと。私、あいつとは小学校の頃から一緒だからそこそこあいつのこと、知ってるよ」
(; ・∀・)そ「マジで!?超知りたい!ちっちゃい頃のドクオとかマジで知りたい!」
ミセ*゚ー゚)リ「その代わりさ」
( ・∀・)「ん?」
42
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 03:01:19 ID:LQDBkE/Y0
ミセ*゚ー゚)リ「あんた、トソンと仲いいよね?」
( ・∀・)「え?あーまぁ、仲いい、のかな?」
ミセ*^ー^)リ「じゃ、決まりね!」
(; ・∀・)「何が!?」
ミセ*゚ー゚)リ「もー、察しが悪いわね」
ミセ*゚ー゚)リ「協力しあおうって言ってるの」
( ・∀・)「?」
ミセ*゚ー゚)リ「お互いの恋を、さ」
43
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 03:01:54 ID:LQDBkE/Y0
( ・∀・)「......」
ミセ*゚ー゚)リ「お互いがお互いのためになるように頑張るの。ね?」
( ・∀・)「......」
ミセ*゚ー゚)リ「......どうよ?」
( ・∀・)つ「......その話、乗った!」
ミセ*゚ー゚)リつ「そうこなくちゃね!」
ミセ*゚ー゚)リつ⊂(・∀・ )ガシッ
( ・∀・)「これから頼むぜ、相棒」
ミセ*゚ー゚)リ「たりめーよ!目標!今年中に告白成功!」
(; ・∀・)「きつくね!?」
ミセ*゚ー゚)リ「こんくらいの心意気じゃないと私たちの恋は叶わないよ!」
( ・∀・)「数分前までうじうじしてたやつとは思えんな」
ミセ*^ー^)リ「お?なんかいったか?」
( ・∀・)「お口ミッフィーするのでその固めた拳を下ろしてください」
ミセ*^ー^)リ「うむ、よろしい」
44
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 03:02:39 ID:LQDBkE/Y0
ミセ*゚ー゚)リ「じゃ、また明日」
( ・∀・)「おう、また明日、学校でな」
ミセ*゚ー゚)リ「......」
( ・∀・)「......」
ミセ*゚ー゚)リ「......絶対」
( ・∀・)「ん?」
ミセ*゚ー゚)リ「絶対、恋、成功させようね。諦めたりしたら、許さないから」
( ・∀・)「......たりめーだろ、相棒。ミスんなよ?」
ミセ*゚ー゚)リ「へへへ......そっちこそ」
( ・∀・)「もう教室であんなことを」
ミセ*^ー^)リ「お?」
( ・∀・)「あ、なんでもないですはい」
ミセ*゚ー゚)リ「ふふ、もうしないよ。じゃ、明日ね」
45
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 03:03:02 ID:LQDBkE/Y0
バタン
( ・∀・)「......」
( ・∀・)「......正直、諦めかけてたんだけどなぁ」
( ‐∀‐)「......」
( ・∀・)ハァ
( ・∀・)「やっぱ、諦めらんねーよ」
( ‐∀‐)「......うっし!」
( ・∀・)「待ってろよドクオ、ぜってー、振り向かせてやるからなぁ!!」
( ・∀・)「そう、俺はできる!出来るんだ!」
( ^∀^)「フハハハハハハハハハハハハ!!」
46
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 03:03:24 ID:LQDBkE/Y0
ハハハハ
ミセ*゚ー゚)リ(......うるさいなぁ、あのバカ)
ミセ*゚ー゚)リ「......はぁ」
ミセ*゚ー゚)リ「誰にも言わないつもりだったんだけどな」
ミセ*゚ー゚)リ
ミセ*゚ー゚)リ「......変じゃない、か」
ミセ*゚ー゚)リ「......」
ミセ*゚ー゚)リ「早く、明日にならないかな」
ミセ*゚ー゚)リ「えーと、写真は......あったあった」
ミセ*^ー^)リ「......おやすみ、トソン。また、明日ね」チュッ
47
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 03:07:05 ID:LQDBkE/Y0
( ・∀・)純愛のようですミセ*゚ー゚)リ
第一話 おしまい
48
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 17:09:07 ID:I9X6DG.U0
乙
期待
49
:
同志名無しさん
:2014/06/22(日) 18:40:40 ID:NaqwJ.Zs0
乙
そこはかとない波乱がありそう
50
:
同志名無しさん
:2014/06/24(火) 00:55:18 ID:NaynaPuA0
乙
面白い
51
:
同志名無しさん
:2014/06/25(水) 00:17:36 ID:hI1mrblM0
おつ
52
:
同志名無しさん
:2024/08/16(金) 23:40:21 ID:iBKtFMIQ0
乙
ボリュームが丁度アニメの一話ぐらいで、読みやすくてワクワクした
続き希望
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板