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川 ゚ -゚)は探しているようです

17同志名無しさん:2014/02/24(月) 23:19:21 ID:rpim4zdM0
ニ.



 時は、いささか遡る。


(  ・ω・)「手ぬるい!!」

 カラマロス大佐のドラ声が、軍営の会議室に響いた。

 ここでは、植民地の主だった人間が詰め、
 迫り来るニューソク本国軍への対応を決める会議が行われていた。


 本国軍を率いる老将軍フィレンクトとタンブルストンは、
 八千の兵力をもって、ここニューソクタウン占領に向けて、すでに動いているという。

 ニューソク本国はついに、武力をもって、植民地を本国に併合する動きを見せたのだ。


(  ・ω・)「なにが遊撃戦か! なにが撤退か!!
      相手は八千の兵とはいえ、本国からこちらに来たばかりの新兵の群れよ!
      植民地戦争で鍛えられた我が精兵の敵ではないわ!!」

 激昂して立ち上がる大佐の向いには、論戦の相手、ドクオ海尉が座っていた。

('A`)「大佐。その「我らが精兵」は、対ブラゲ植民地戦争のおかげで、今や定数の八割を割る兵数しかいないのです。
   またニューソク本国軍に叛旗をひるがえすとなれば、現王に忠誠心を持っている兵の中からは、脱走者も出るでしょう。
   これだけの兵力差があるというのに、馬鹿正直に真正面からぶつかっていくのは……」

(  ・ω・)「兵力差だと!? ふん、臆病風に吹かれおったか!
      敵を討たんとする攻撃精神に溢れてさえおれば、
      幾万の敵をも、ものともせんわ!!」


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