＊　　　愛　、　愛　、　愛　　　＊

1：りんげんlove ◆dRNvjenHtY：2014/03/15(土) 14:32:34: - p r o l o g u e -

”愛してる＿＿＿。”

そう言ってくれたのはずっと昔のことで＿＿＿、
私の隣に君はいない。
それなのに私は、君を追い求めて、探して、探して、愛して＿＿＿。
やっと見つけた今でも、前のようには戻れない。

もう、昔みたいに愛し合うことなんてできないのかな＿＿＿??

　*　*　*　*　*
2：りんげんlove ◆dRNvjenHtY：2014/03/15(土) 14:47:11: - C a s t -

*水本　凜

*伊藤　元太

*三井　理陽
*鎮西　寿々歌
*長江　崚行

etc...
3：りんげんlove ◆dRNvjenHtY：2014/03/15(土) 14:53:53: #1

「愛してる。」
暖かい春の日、卒業する春の日、桜が舞う春の日。
君とそう言って笑い合った。
この気持ちはずっとずっと変わらないから、
そう言ってた中学校の卒業式の日。
高校でクラスが離れて会う機会が減っても、
絶対に変わらないと思っていたこの関係。

”私たちは磁石だから、お互いに引き付けあって離れられないね。”
違う、ホントは違った。
磁石だから、お互いに退け合って離れてしまうんだ＿＿＿。

もう戻れないあの瞬間で、幸せだったあの瞬間で、
...＿時間が止まったなら＿＿＿＿。
4：りんげんlove ◆dRNvjenHtY：2014/03/15(土) 16:06:38: #2

「凜!!」
あの日同じ、桜が咲いている春。
あれから２度目の春。
今日は新学期。
３年生へと進む、第一歩の日＿＿＿。

『おはよう、寿々歌』
親友と挨拶を交わし、いつもと違う風を感じながら歩く学校。
周りと何も変わらない、普通の私達。

「今年こそ凜と同じクラスになりたいなぁ♪」
『そうだね、去年も離れちゃったもんね』
寿々歌とは家が近くて、小さい頃からよく一緒に遊んでいた。

でも、寿々歌は名門の私立中学に進学して、私は地元の公立中学に進学した。
そして高校、寿々歌は付属の高校には行かずに私の行く高校へと進学した。
寿々歌と一緒にいられるんだから、私もすごくうれしかった。

「クラス割見に行こうや」
２人でクラス割を見に行く。
神様、どうか同じクラスに＿＿＿
「やぁったぁぁぁ!!!!凜、うちら同じクラスやで!!」

一足早く見た寿々歌が目を輝かせてそう言った。
私も慌ててクラス割を見る。
２人の名前が同じ２組のところに書いてあった。
『ほんとだ!!やったね、今年は同じクラスだ♪』

寿々歌と同じで嬉しかったのは嬉しかった。
でも同じ２組のところにもう１つ引っかかる名前があった。
＿＿＿伊藤元太、私の元彼氏である。
寿々歌にはまだ言ってないけど中学生の時私と元太は付き合っていた。
詳しくは話さないけど、あの頃の私はすごく幸せだった。

『そういえば寿々歌、崚行は探さなくていいの??』
崚行というのは長江崚行、寿々歌の彼氏である。
「あっ、そうだった。凜、一緒に探してくれへん??」
両手を顔の前にあててお願いしてくる寿々歌。
ほんと可愛い。
寿々歌はモデルにでもなれそうなくらい綺麗な顔をしている。
その彼氏の崚行も中々のイケメンだからすごい。

「おーい、寿々歌ぁ!!」
声のした方を振り返ってみるとお探しの方が。
人ごみの中で飛び跳ねながら手を振っている。

「崚行ごめんなっ、今から探そ思ってたとこやった」
「いいって、凜もおはよ」
『おはよう』
そういえば崚行のクラスは見てないなぁ。

『崚行は何組だったの??』
私がそう尋ねると、崚行は誇らしげな顔をして言った。
「君たちと同じく、２組ですよ」
２組かぁ、私達と一緒だったなんて全く気付かなかった。

「今年はすっごい楽しくなりそうやな」
満面の笑みでそういう寿々歌。
それに釣られて笑顔になる崚行。

その光景を見て、今年こそは幸せが続くといいな、と思う私であった。
5：りんげんlove ◆dRNvjenHtY：2014/05/29(木) 15:18:56: 雷亜ー!!!!!!!!!!

ここ見てない可能性の方が高いかもだけど、一応。

掲示板大変だね。
でも皆雷亜の掲示板大好きだし、復活楽しみにしてるから、頑張ってね♪
あたしも早く雷亜と話したいし、小説読みたいよー!!
待ってるから、頑張ってねー!!!!
6：ジヨン ◆3kew7GgH/A：2014/05/29(木) 18:40:07: 久しぶりにきたわ
小説がんばってな。
7：りんげんlove ◆dRNvjenHtY：2014/05/29(木) 22:13:44: ジヨンさん！
こんにちはー！
今はここでは書いてないんです>_<
愛沙が作った掲示板で皆書いてます♪

＊ 愛 、 愛 、 愛 ＊