学歴や資格は幸福、もっと限定すれば富、権力、異性との性行為の機会を獲得するための手段に過ぎない。
目的である幸福を手にするために手段を選ぶ余裕など周回遅れの君達にはないはずだ。
広い視野で自分の可能性を捉えるべきだろう。
東大も、医学部も、司法試験も幸福を得るツールとしては大して役に立たない。
ノーリスクのギャンブル、それが小説だ。
他人にはない経歴、もっとあからさまに言えば、不完全燃焼のまま煮え滾る欲望を抱き続けた日々を君達は経験した。
それを小説という形にまとめてみてはどうか。
純文学である必要はない。
エロ、グロから始めればいい。単1フレーズから始めればいい。
フィクションの世界では物理も気にしなくていい。
例文:
智春は自分の誘いを無下にした上財布を持ち去った女を見つけた。
後ろからクロロホルムを捕縛してかつて本郷三丁目駅だった廃墟の中に女を蹴り込む。
許しを乞い自身から服を脱いで股を開いた女を冷たく見下ろしながら呟いた。
そんな穢いマンコに俺のペニスを入れられるか。
智春は膣に信号砲を捻じ込んで引き金を引いた。
女の腹が破れて赤い噴水と炎が噴き上がる。
これを芯に前後のエピソードを付け加えていけば小説になるではないか？
まず、やってみよう。
競馬やネトゲや株のように大損はしない。
個人的には陽春は小説家を目指すべきだと考えている。
他人には見えてないものを彼は見ていると感じるから。
モテない君たちが普段考えてるのはこういうグロいことばかりなんじゃないか？
自分もモテない時代にはこういうことしか考えなかった。
クロロホルムを「嗅がせて」だ。補って読んでくれ。
通報したよ、何の迷いもなく。
Uボートの中で発見された恋人の頭蓋骨を掲げる東洋人の女(30)。
自ら全裸となってその股関節を屈曲させて思い切りに外旋させる。
あらゆる悲痛に泣き叫びながら頭蓋骨を自らの洞穴に押しつける。
無理矢理な行為に恥骨結合が緩んで出産の時のように骨盤が開く。
頭蓋骨は吸い込まれるように腟内に入り女の膣圧で粉々に砕けた。
股間から血と骨粉が混じった桜桃色の汁がぽたぽたと垂れていた。
白眼を剥いて失神し股を開いたまま仰け反って横たわる女がいた。
10カ月後女は一人の子を産んだ。
いったい誰の子なんだろうか？