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【ガヴドロSS】ガヴリール「短編、始まるぞ」

1以下、名無しが深夜にお送りします:2018/12/28(金) 00:14:46 ID:UkITovdM
※三本立てになります


【痴漢】

ヴィーネ「前に電車に乗ったら痴漢に遭っちゃったの!怖かったわ」

サターニャ「あら、ヴィネットも?」

ヴィーネ「もって事は、サターニャも痴漢に?」

サターニャ「えぇ。ほんとムカつくわ。人間の分際で大悪魔であるこの私の胸やらアソコやらを触ってきてさぁ…」

2以下、名無しが深夜にお送りします:2018/12/28(金) 00:25:52 ID:UkITovdM
ラフィエル「ヴィーネさんもサターニャさんも大変ですね」

ヴィーネ「そういうラフィはどうなの?」

サターニャ「アンタって、顔もだけど、スタイルも良いから痴漢にとっては「格好の餌食」として狙われそうね」

ラフィエル「私ですか?そうですねぇ、確かに良く遭いますが、私の場合は故意に触らせつつも痴漢の会話をこっそり録音したり、痴漢を隠しカメラで撮影しています」

ラフィエル「そして、そこから一気に弱味を握って痴漢を脅し、最終的には色々された分の返しとして痴漢を私の玩具にして導っています♪」ニコリ

サターニャ「う、うわぁー…」

ヴィーネ「あ、はは…なんだか、ラフィらしいわね」

3以下、名無しが深夜にお送りします:2018/12/28(金) 00:34:34 ID:UkITovdM
ガヴリール「………」モグモグ

ヴィーネ「えぇ、ガヴはどう?」

ガヴリール「なにが…?」

サターニャ「痴漢よ、痴漢。最近、女子高生を中心に増えてるらしいのよ」

ガヴリール「痴漢か。そうだな、私は痴漢に遭ってもすぐ返り討ちにしてるから、心配ない」

ラフィエル「そうなんですか!流石はガヴちゃん、お強いですね」

ガヴリール「……」

〜ガヴリールの回想〜

ガタンゴトン

ガヴリール「………ふわぁ〜」

ガヴリール「暇だな。乗客がいっぱいだけど、私に何かをする奴がいないだけマシだな」

〜回想終了〜

ガヴリール(まぁ、本当は私に痴漢するような奴はまだ一人もいないだけだけどな…。)


【痴漢】おしまい

4以下、名無しが深夜にお送りします:2018/12/28(金) 00:42:48 ID:UkITovdM
【インタビュー】

ガヴリール「なぜか朝早く目が覚めちまった。じゃあ、ネトゲやろうとしたのに、課金用のウェブマネーが無いのに気付いたから、これからコンビニに買いに行かないとな」

ガヴリール「で、なんで私は説明口調なんだろう…。」

女性「すみません」

ガヴリール「んっ?」

女性「歩いているところすみませんが、私たちニュース番組の中継先で歩行者にインタビューをしてるんですが、よろしいでしょうか?」

ガヴリール「インタビュー?あぁ、お前らテレビの…」

女性「はい。」

ガヴリール「チッ、急いでるけど、少しだけな」

女性「ありがとうございます。さっそくですが、貴方のお友達はどんな方ですか?」

ガヴリール「ほんとさっそくだな…。で、私の友達か。そうだな」

5以下、名無しが深夜にお送りします:2018/12/28(金) 00:56:07 ID:UkITovdM
〜その頃 ヴィーネの部屋〜

ヴィーネ「早起きしたから、今日もどんなニュースが流れるかをチェックしないと」ピッ

テレビ『では、さっそくですが、貴方のお友達はどんな方ですか?」

ヴィーネ「あ、街角インタビューね。」

テレビ『ガヴリール「で、私の友達か。そうだな」』

ヴィーネ「ぶっ!?って、ガヴじゃないの!?なんで、ガヴがこんな朝早くにインタビューを!?」

テレビ『ガヴリール「私の友達にヴィーネって名前の奴がいるんだけど、正直五月蠅いんだよ!アレしろ、コレしろだの怒鳴りやがって、バッカじゃねぇか!』」

テレビ『ガヴリール「大体ヴィーネだって本来やるべき悪い事が何一つ出来ない弱虫ちゃんの癖によ…』」

ヴィーネ「………」ギリギリ、ゴゴゴゴゴゴゴ

6以下、名無しが深夜にお送りします:2018/12/28(金) 01:15:27 ID:UkITovdM
〜一方、サターニャの部屋〜

サターニャ「なああぁーーーっ!?な、なんでガヴリールがテレビなんかに!?」

テレビ『ほ、他には誰か、どのようなお友達を?』

テレビ『ガヴリール「そりゃあ、サターニャっていう馬鹿だよ。頭空っぽで、頭のネジが無い癖して、口だけ達者の大馬鹿だなww」』

サターニャ「………」ブチッ

〜一方、ラフィエルの部屋〜

ラフィエル「が、ガヴちゃん、テレビに!?」

テレビ『えぇと…他には…?』

テレビ『ガヴリール「最後はラフィエルって奴だ。見た目は良いが、中身は最悪だ。平気で自分の胸を私に押しつけてきて、まったく無駄に脂肪の塊溜めやがって…なんとかなんないかな?」』

ラフィエル「………」プチッ

7以下、名無しが深夜にお送りします:2018/12/28(金) 01:17:01 ID:UkITovdM
〜中継先〜

女性「そうなんですか…。あ、ありがとう、ございます」

ガヴリール「あ、これ、カットで頼むな」

女性「いえ、これ…生放送なんですが」

ガヴリール「えっ!?」ピロン、ピロン、ピロン

ガヴリール「んっ、なんだ急にL○NEが…!?」

ヴィーネ『アンタ、ただじゃおかないから』、サターニャ『本気で怒った私のパンチ、食らってみる?』、ラフィエル『ガヴちゃ〜ん、今からそちらに行きますので、覚悟しておいて下さいね♡』

ガヴリール「あ……あぁ………」ガタガタ

ガヴリール「や、ヤバい…。あいつら、全員見てたんだ!?」

ガヴリール「こ、こうなりゃあ、地の果てまでも逃げてやるぅぅぅーーーー!!!」ダッ

その後、あっさり三人に捕まって、おしおきされましたとさ…。


【インタビュー】おしまい

8以下、名無しが深夜にお送りします:2018/12/28(金) 01:27:03 ID:UkITovdM
【ヒッチハイク】

ガヴリール「おい、ヴィーネ、どうすんだよ?!せっかくの冬休みだから、旅行に行こうと言い出したのはお前で、旅行中は順調だったってのに、肝心の帰りでまさかの…」

ヴィーネ「ごめん。私の連絡ミスで帰り分のチケットが取れなくて…」

ラフィエル「まぁまぁ、ガヴちゃん、あまりヴィーネさんを責めても可哀想ですよ」

ガヴリール「チッ」

サターニャ「ねぇ、ガヴリールか、ラフィエルの神足通ってヤツはどうかしら?アレなら、家まで瞬間移動だし」

ガヴリール「私は天使力が不足してて、今は使えない」

ラフィエル「私も天使力がちょうど足りなくて、使えません」

サターニャ「役に立たないわね!?」

ガヴリール「そういうヴィーネとサターニャはどうなんだよ?」

サターニャ「大悪魔だけど、移動用の魔力が足りなくて、使えないわ」

ヴィーネ「ごめん…。私もしばらくしないと…」

ガヴリール「サターニャの言葉、そっくりそのまま返してやるよ」

9以下、名無しが深夜にお送りします:2018/12/28(金) 01:36:48 ID:UkITovdM
ラフィエル「こうなれば、最終手段はヒッチハイクですね」

ガヴリール「ヒッチハイク?」

ヴィーネ「通りがかりの自動車に無料で乗せてもらうこと、よ!」

サターニャ「ふぅ〜ん。人間のお世話になるのは嫌だけど、まぁ今回はしょうがないわね」

車『…』ブーン

ガヴリール「ふわぁ〜、止まれ」

ガヴリール「って、行っちまったか…。」

車『…』ブーン

ヴィーネ「す、すみません。目的地まで…」

ヴィーネ「でも、無理ですよね」

車『…』ブーン

サターニャ「くっくっく…人間共、私は大悪魔よ。嫌な事されたくなければ、素直に車に乗せなさい!」

サターニャ「って、ゲホゲホッ!?ちょ、排気ガスかけた上、私を無視しないでよっ!?」モクモク

10以下、名無しが深夜にお送りします:2018/12/28(金) 01:43:42 ID:UkITovdM
ガヴリール「で、後は…」

ラフィエル「私が通りかかった車にヒッチハイクをお願いするんですね」

ヴィーネ「お願いね、ラフィ」

サターニャ「でも、普通に声を掛けただけじゃ止まってはくれなさそうね…」

ガヴリール「う〜ん。あっ、そうだ、アレでいくか」

ラフィエル「アレ?」

ガヴリール「悪いな、ラフィ。ちょっと失礼するぞ!!」バッ

ラフィエル「きゃああぁぁーーー!?」

ラフィエル「ガ、ガヴちゃん!?何をっ!!?」

11以下、名無しが深夜にお送りします:2018/12/28(金) 01:56:48 ID:UkITovdM
運転手の男「んっ?」

助手席の男「どうした?」

運転手の男「いや、誰か、路上に…」

(肩が全開に見えていて、胸の谷間もチラチラ見えている状態の)ラフィエル「今、困っていまして…。そこの方、よろしければ乗せてもらえませんか?」チラチラッ

助手席の男「うおおおぉぉぉーーーー、セクシーな可愛子ちゃんだああぁぁーーー!!?/////」ドキッ

運転手の男「乗せるうううぅぅーーーーー!!!/////」キッ、キイィーー

ラフィエル「あ、あのう…」

助手席の男「訳は話さなくても結構ですよ、お美しいお嬢さん。」キリッ

運転手の男「ヒッチハイクですね。ぜひ、俺の運転する車に乗って下さい。安全に目的地まで送り届けますから」キリッ

12以下、名無しが深夜にお送りします:2018/12/28(金) 02:05:50 ID:UkITovdM
ラフィエル「だ、そうです。やっと乗せて貰えそうな車に巡り合えました」

ガヴリール「いやぁ、ほんと助かった」スッ

サターニャ「まさか、ガヴリールのおかげで止まってくれる車が見つかるなんてねぇ…」スッ

ラフィエル「いきなり肩見せと胸の谷間のチラ見せの格好にしたのはそういう事だったんですね」

ヴィーネ「男性の、女性に対する視線を利用した、色仕掛けって所ね」スッ

助手席の男「えっ?」

運転手の男「なにっ!?」

13以下、名無しが深夜にお送りします:2018/12/28(金) 02:15:48 ID:UkITovdM
〜そして〜

ヴィーネ「すみません、乗せて頂いて」

助手席の男「あ、いえ、同じ方向ですから構いませんよ」

運転手の男「おい、あのセクシーな可愛子ちゃんだけだと思ったのに、なんで一気に三人も…」

助手席の男「しょうがねぇだろ、たまには助け合いも大事だ。それに、見ろ……セクシーな可愛子ちゃん以外の女も皆可愛いし、中々上玉じゃねぇか」

運転手の男「あっ、そっかぁ。分かった、そういう事なら乗せていこう」

サターニャ「はぁ〜、乗り物はやっぱ落ち着くわね」

ガヴリール「〜ZZZ」スースー

ヴィーネ「ラフィ、そろそろ服を…」

ラフィエル「はい。流石にもう、二度とこういう格好はしたくありません…。」


【ヒッチハイク】おしまい

14以下、名無しが深夜にお送りします:2018/12/28(金) 02:18:08 ID:UkITovdM
以上になります。

最後まで見て下さった方はありがとうございます。ではノシ


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