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男「龍倒したら俺の嫁になった」ロゼ「二じゃ!」ゼロ「二だよ」
1
:
◆TiKUvGS/sQ
:2017/12/30(土) 10:09:52 ID:WNVub4M2
スレ立てしました!
キャラ紹介は後々やっていきます!
以下簡単なあらすじ
男が龍を倒したよ! そしたらお嫁さんになったよ
ギルドで男の弟子女騎士と会ったよ
その女騎士に挑発されてロゼがギルドマスター目指すことになったよ!
ギルドマスターになるにはAAAにならないといけないよ!
ランクを上げるために武闘会に出たよ
優勝したよ!
その間に色々あったけど詳しくは前スレをみてくれよな!
2
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/30(土) 23:13:15 ID:/FhBbvQE
-ー=-‐ 、__
, r '" ヽ,
l ' ,
/ 三ニ=ー-'`=ニiiiiiiiiiiil
/ ニ'" `ヾiiiiiiii|
/ ニ' 'liiiiii|
,l |,r=-;.,_ _,、-=-、|iiiiil
l .il .,rェェ、_" :;"ェェ j |iiiiiil
| . i| ,, :; ,, iiiiiiil
,| il, , :: , liiiiiill
l iil, ` ' ,|iiiiiiii|
/ l、 ー- -,ー イiiiiiiiiill
/ iゝ、  ̄ /|iiiiiiiiiiiil
/ i| `ー- ' " ,liiiiiiiiiiii|
クソスレータ・テルナー[Qtosleata Telnault]
(1946〜1992 イタリア)
3
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/31(日) 09:51:44 ID:CptAA/cg
楽しみ。
もう一日たってるけど
4
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/31(日) 09:56:06 ID:CptAA/cg
と思ったら前作は一年以上続いててワロタ
気長にちょくちょく覗くとするかね
5
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/01(月) 09:42:35 ID:ajajuIdE
早くさ! はよ! はよう!
6
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/01(月) 21:33:22 ID:Woslqqas
これすこ
7
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/03(水) 08:13:27 ID:L0zNxHIY
wktk
8
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/03(水) 15:26:18 ID:xulIC832
楽しみ!
9
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/05(金) 03:52:21 ID:W41/NjDA
書き溜めてるのか初レスが遅いな。
仕方ないかもだが
10
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/01/06(土) 00:59:36 ID:S/B73Zz2
ロゼ「でりゃあああ!! くらえ若人ぉ!!」ズアッ!
男「なんのこれしき! それじゃ俺は倒せないよ!!」
武闘会から二ヶ月後天気も良きお昼下がり、ギルドの訓練場では凄まじい勢いで闘う男女が居た
ーおい、あれってやっぱり......ー
ーああ、武闘会優勝者のロゼたんだー
ーロゼたんってお前......ー
ー何を言ってる、お前ロゼたんファンなら当然の呼称だぞ?ー
ーいやいや、お前ロゼさんの旦那はあの男さんだぞ!? バレたら......ー
ー尚、男さんには了承済みだー
ーいいのかよぉ!?ー
11
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/06(土) 01:00:36 ID:S/B73Zz2
彼らの事を周りのハンター達は噂しているがそんな事は知ったこっちゃないと言わんばかりにロゼと男の拳閃は勢いを増す
ロゼ「ふん! とぅお!! りゃぁぁ!!」
男「ほい、はい、おっと! 今のは危なかったよ!」
ロゼ「ゼェ......ゼェ(一発も当たらん......)」
男「もう終わり? それじゃご褒美は無しかな?」
ロゼ「!! まてい! まだじゃ!!」
ロゼ「スゥ......<龍拳>!!」ゴゥ!
男「え、本領発揮しちゃう?」
ロゼ「絶対に! 若人に! 一撃当ててやるんじゃぁ!!」グッ!
男「そんなにご褒美欲しいのかなぁ?」ニヤッ
ロゼ「欲しい!!」ドンッ!!
12
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/06(土) 01:01:13 ID:S/B73Zz2
男「おっと、そんな真正面から言われると照れるんだけど?///」
ロゼ「!/// むぅ!! いいから食らえーい!!」
男「うわぁ!? ちょ待って!? それは流石に......<食らわないよ>」
ロゼ「な.........ふぎゃ!?」
ロゼが果敢に男へと迫るが、振り上げた拳は彼の横へと外れる。ロゼは拳の勢いを殺し切れずに顔面から地面へダイブした
ロゼ「.........」ムスッ
男「ふ、甘い甘い!」
ロゼ「それは反則じゃろぉ!!」
男「いやいや、本領発揮禁止って言ったのにロゼが使うから......ね?」
ロゼ「むきーー!! ずるいんじゃずるいんじゃ!!」ダンダンダンッ
男「(怒ってる顔も可愛いな......///)」
13
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/06(土) 01:02:03 ID:S/B73Zz2
ロゼ「(くっそぅ! 初めて闘った時から手加減されていたのは分かるがこんなに力の差があるんか......じゃが何としても一撃当てねばご褒美がぁ......)」
「(ロゼ変わってくれる?)」
ロゼ「(ゼロ? むぅ、正直我では当てられる気がせん......頼めるか?)」
「(もちろん! 任せてくれ!)」
ロゼ「ふふ、頼んだぞ......! 行くぞ若人!! レッドフレイム<赤い誓い>!!」
ロゼの声に呼応するかの様に周りから炎が迸り彼女を包み込む
男「......そこまでやっちゃう?」
男が狼狽えている間に炎が収まると赤髪の女の子が姿を表す
ゼロ「さぁ、ダーリン君! 今度は私が相手だよ!!」
14
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/06(土) 01:02:49 ID:S/B73Zz2
意気揚々と赤髪の女の子は宣戦布告し拳を突き出す、それに対し男はおもむろに無地のハンカチを取り出し......
男「............こーさーん」ヒラヒラッ
ゼロ「.........へ?」
潔く良く負けた
ゼロ「な、それはないだろう! ダーリン君!!」
意義ありとゼロ
男「ゼロに勝てるわけないよ」
仕方ないでしょと男
ロゼ(まさかの展開じゃぞ......)」
困惑するロゼ
15
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/01/06(土) 01:03:24 ID:S/B73Zz2
ゼロ「(あああ......!! せっかく私もご褒美もらえるチャンスがぁ......)」グググッ
ロゼ(ぬ、お主下心が聞こえとるぞ?)
ゼロ「う......」ギクッ
男「まぁまぁ、俺の本領発揮は加減が厳しいからさ? 許して? ね?」
ゼロ「.........じゃあ私にもご褒美頂戴!」
男「いいよ?」
ゼロ「ダメって言ってら何が何でも......っていいの!?」
ロゼ(なんじゃと!?)
男「元々二人にあげようと思ってたしね、勝っても負けても」ナデナデ
ゼロ「ほ、本当に!? ふふ/// やったぁ///」
ロゼ(じゃあ最初からくれればええじゃろー)
男「ロゼの稽古って理由で組手したけど、これくらいで充分。いやー強い強い」
ロゼ(釈然とせんぞ......)
ゼロ「(私は今最っ高に嬉しいよー!!)
16
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/01/06(土) 01:04:06 ID:S/B73Zz2
ロゼ「(むー!! ゼロ変われ! 変わらんか!!)」
ゼロ「(えー、もう少し待ってよー)」
ロゼ「(駄目じゃー!)」
ゼロ「(もう、我儘なんだから......)」
ロゼ「(うるしゃい!! はよ! はようせい!)」
ゼロ「(はーい)ダーリン君、ロゼと変わるね?」
男「もう良いのか?」
ゼロ「変われってうるさいからね、ヤキモチな子だよ」
男「ふふ、じゃあ後でゼロにはご褒美あげるね?」ナデナデ
ゼロ「うん/// それじゃ.........」
ゼロ「...............」
ロゼ「.........」キッ
男「は!? 殺気!」
17
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/01/06(土) 01:05:24 ID:S/B73Zz2
ロゼ「こりゃーーー!!」
男「ぬぅは!?」
ロゼ「意地悪過ぎじゃぞー!」ポカポカ
男「ごめんごめん、ロゼの力量をね? 測りたかったんだよ」
ロゼ「.........バカ若人......」
男「そんなこと言わないで、ちゃんとご褒美あげるから」ギュ
ロゼ「ふん! 今の我には生半可な褒美なんぞ......」プイッ
男<ほらこっち向いて>
ロゼ「そんな言葉など......」
男<俺の奥さん>
ロゼ「な.........ど」プルプルッ
男<愛してるよ>
ロゼ「...............///」カァァ
男「ロゼ?」
ロゼ「ば、バカモンがぁ///」ギュウ
18
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/01/06(土) 01:06:06 ID:S/B73Zz2
男「うーんこの抱き心地、良いね」
ロゼ「反則じゃぁ! 反則じゃぁ///」スリスリ
男「もー! チョロ可愛いなー/// ロゼー///」
ロゼ「若人がそうさせたんじゃろぉがぁ!///」
男「うんうん、じゃあ唇でも頂こうかな?」クイッ
ロゼ「へぇ!?///」
男「一応ご褒美なんだけど? 不満?」
ロゼ「不満ではないが......」
男「ないけど?」
ロゼ「......ちゅー......だけか?///」ジッ
男「な.........」プチン
ロゼ「若人......///」
男「そんな事言われたら我慢出来ないよロゼ......」
19
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/01/06(土) 01:06:45 ID:S/B73Zz2
ロゼ「いやなんて......我は言っとらんぞ?///」
男「ロゼ......」
ロゼ「若人......」
ーおーいここは訓練場ですよー ー
ー夫婦愛見せ付ける所じゃないぞー
ー不純異性交遊だぞー
男「ぁ.........///」
ロゼ「!!/// って不純ではないじゃろー!!」
ー赤面ロゼたーん!!ー
ーマイエンジェルー!!ー
ーちっちゃ可愛いー! もっと視線をこっちにぃ!ー
ロゼ「お、おのれぇ......烏合の衆めがぁ......!」ゴゴゴッ
20
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/01/06(土) 01:07:38 ID:S/B73Zz2
ーやっべロゼたん怒ってね!?ー
ーに、逃げろーー!!ードドドド
ロゼ「まてーーー!! からこうてる主らは鉄拳制裁じゃー!!」
ーロゼたんじゃシャレなんねーーよ!?ー
ロゼ「誰が野蛮な女じゃと!? ゆるさーん!」
ーそこまでいってねーーー!?ー
ワイワイ ギャー ウギャー ドドドドド
男「これは落ち着くまで暫くかかるな......」
「そりゃあんなにイチャコラしてたら野次が飛ぶのは当然だよ?」
「男さん場所を考えましょう......」
男「ん? おお! 赤髪! 拳士も!」
赤髪「やっほー」
拳士「ご無沙汰してます」
21
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/01/06(土) 01:08:21 ID:S/B73Zz2
男「どうかしたか?」
赤髪「うん、明日には出るんでしょ?」
男「そうだけど?」
赤髪「旅に出る男とロゼちゃんにプレゼントがあってね、それを渡したいからさ」
男「へぇ、どんなのくれるんだ?」
赤髪「それは明日のお楽しみ!」
男「えー、教えてくれよー」
赤髪「だーめー、兎に角明日ちゃんと来てね? バカップルさん?」ニヤッ
拳士「赤髪さんその言い方は......」
男「む、それはお前もだろ? 拳士から聞いてるぞ? ギャップ萌えなんだな赤髪って?」
22
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/01/06(土) 01:09:07 ID:S/B73Zz2
赤髪「ふぇ!?/// 拳ちゃん!?」
拳士「すいません、男さんの前では黙秘出来ませんでした......」
男「なんだっけ確か......拳ちゃん抱っこ〜とか」
赤髪「ぴゃ!?///」ドガーン
男「後は、拳ちゃんアーンとか?」
赤髪「ひゃぁぁ///」
拳士「......男さん、勘弁して下さい......」
男「はっはっは、赤髪よ人をからかいたければ、からかわれる覚悟も必要だぞー」ニヤリッ
赤髪「くぅー! 男の卑怯者ぉ! いこ拳ちゃん!!」グイッ
拳士「うわっとと!? 取り敢えず明日来てくださいね男さーん!!」ズルズルッ
男「おう、楽しみにしてるー」
男「ふぅ、バカップルめ......さて......」
男「この街ともちょっとばかしお別れだ......みんなに挨拶しなきゃな」
23
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/01/06(土) 01:15:21 ID:S/B73Zz2
続く、明日はおまけ書きます
24
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/07(日) 05:16:06 ID:npV.YDzQ
おつ
25
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/08(月) 05:09:36 ID:BUCzoeQk
待ってたら見逃してただと・・・!?
おまけも楽しみにしてまーす
26
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/08(月) 13:01:25 ID:VIjR0lfU
まってま
27
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/10(水) 05:39:29 ID:LXRODzAY
おまけまだー?
28
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/12(金) 16:54:59 ID:wDIp3M9g
こりゃもう一年かかりそうやね
29
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/13(土) 06:35:03 ID:eEk.Al7U
今はどこまで溜めてるんだろうか
おまけも期待
30
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/14(日) 16:59:31 ID:xaHO5QyY
テンポわるいなー
31
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/15(月) 08:53:12 ID:ZXpJ01nE
明日とは...
32
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/15(月) 15:15:34 ID:4v689Fp6
期待wktkして待ってる
33
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/17(水) 02:59:19 ID:O4du8xH2
なろうでやれよ
34
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/17(水) 14:58:41 ID:VQuCEhGM
>>33
だが断る
35
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/17(水) 16:01:37 ID:rKhKg356
明日っていつの明日よ?
36
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/18(木) 12:12:46 ID:0d4Az/O.
明日って今さッ!
37
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/19(金) 03:46:17 ID:2JccK6vM
あしたってなんだっけ?
38
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/19(金) 17:20:12 ID:Pv1K0C0M
1日何時間だよwwww
39
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/19(金) 21:46:27 ID:w6bK8Y4s
更新はよ
40
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/20(土) 03:11:57 ID:1kgyzStI
これ作者さんぽいしまとめで叩かれてモチベ喪失してしまったか
203 名前:以下、名無しが深夜にお送りします[sage] 投稿日:2018/01/03(水) 21:35:12 ID:r2dNt4EE
やっぱりさヒロインに名前つけるのは寒いよね......一応伏線なのにさぁ
それなら最初からつけんなって話かぁ
マスター焼酎、次から転載禁止やー
やっぱり男とか女とかが安牌だったか...
41
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/20(土) 13:19:37 ID:u5yutm.U
例え叩かれても書きたいものを書けばいいんだよ それがやりたいことなら尚更ね 更新来るの待ってるぞ
42
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/20(土) 20:37:00 ID:FU3k5gyQ
>>40
どこのスレ?
43
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/21(日) 01:21:31 ID:zyTTlFg.
そうだな
主が書きたい物を書けばいいよなまったく
口が悪い奴は無駄に声もでかいんだよな
44
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/21(日) 01:24:40 ID:zyTTlFg.
言い忘れたが何年だろうが待ってやるぜ!
45
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/23(火) 13:21:09 ID:IU0nmx.g
>>42
SS深夜酒場
46
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/27(土) 09:31:02 ID:xkFLgh1Q
おまけマダー?
47
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/31(水) 16:53:52 ID:.6cMxo76
もう一月も終わりだな
48
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/03(土) 03:16:45 ID:TtTO/ovU
>>47
2月「俺はもっと早いぜ」
49
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/08(木) 00:44:31 ID:.Y35Zv9A
>>48
3月「さすが先輩っすね!」
50
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/12(月) 01:23:01 ID:g20tlDmA
楽しみできたのに終わっちゃったのー
51
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/02/12(月) 03:21:10 ID:c4MFkacg
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー忍宅ー
訓練場を出た後、男とロゼは旅に立つ前にと、挨拶周りをしに忍と魔女が住む家へと赴いた
魔女「そう......行っちゃうのね?」
ロゼ「何、半年ほどすれば戻ってくるつもりじゃ、その頃にはギルドマスター教育もやっておるじゃろ?」
忍「勿論だ、待ってるぞ」
男「今年は見所ある奴が多いからなぁ〜、合格者新記録出るんじゃないか?」
忍「今までは毎年二人づつしか受かってないからな......今年は楽しみだ」
魔女「ふふ、鍛えがいありそうねぇ」
忍「だが面倒な事になったな? ハンター依頼ならこの街で消化しても良いだろうに」
男「まぁ王国のトップに言われたら首を横には触れないよ」
魔女「各国を周ってハンター依頼を達成してこいなんて、王様も良く言ったものよホント」
ロゼ「我は構わん、そもそもハンター登録をして一回も依頼を受けてない者をAAAランクにすんなり上げる訳にもいかんじゃろ他に努力しておるハンターに失礼じゃしのう」
男「それに俺にもやる事があるからね、一石二鳥さ」
52
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/12(月) 03:22:08 ID:c4MFkacg
忍「恩人探しか」
男「そ......あと女騎士もね姫さんに頼まれてるし」
魔女「ふーん私は女騎士を探す男の気持ちが分からないけど?」
忍「あいつはギルドマスターとしてやってはいけない事をしたんだ、ほっといても良いんじゃないか?」
男「まぁまぁ、そう言うなよ! 確かに武闘会では色々あったけど、あいつだって騙されてたんだ......許してやってくれとは言わないけどさ......な?」
ロゼ「......ふん、若人は絶対に渡さんがのぅ」
魔女「それはないわね、あの子は例の魔法具で力を失っているから」
忍「ロゼにもう一度挑もうとは思わないだろう、それに自分から去って行ったんだ、それで探されても出て来ないぞ?」
男「.........」
ロゼ「......若人」
男「......アイツは俺の初めての弟子だ」
忍「.........」
53
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/12(月) 03:22:48 ID:c4MFkacg
男「師としてほっとけはしない、俺の師匠が俺にしてくれたように......だからそう決めた」
魔女「はぁ、男がそう言うなら止めはしないわ」
忍「俺たちがとやかく言うのも無粋だな」
男「ありがとな二人とも、戻ったら結婚祝いの土産でも持ってくるよ」
忍「......お、おう」
魔女「た、楽しみにしてるわね.........///」
ロゼ「.........」
そうして二人はまた雑談に花を咲かし、程よく忍の家を後にした
54
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/12(月) 03:23:34 ID:c4MFkacg
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー宿ー
男「.........よし、出発準備はこれくらいで良いかな」
ロゼ「うむ元々荷物なんぞそれほど無かったからの、して若人や」
男「ん?」
ロゼ「まずは何処に向かうんじゃ?」
男「んー、依頼をこなすのは何処でも良いからなぁ......何処が良い?」
ロゼ「ぬー、そうじゃのう......獣人の国なんてどうじゃ? 前から行ってみたいと思ってたんじゃ!それに獣人の国は妖界とも交流しておるしのぅ、ウルフと雪に会いたい」ソワソワ
男「ロゼが行きたいなら俺も賛成だ、あいつらは先に帰っちゃったからなぁ、挨拶がてらいこっか!」
ロゼ「うむうむ!」ソワソワ
男「じゃあ決まったって事で今日はもう寝よう」
ロゼ「.........う、うむ」ソワソワ
男「.........なんかずっと落ち着かないようだけどどうしたの?」
55
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/12(月) 03:24:14 ID:c4MFkacg
ロゼ「............いつになれば褒美をくれるんじゃ?」
男「.........あ、忘れてた」
ロゼ「むー! そうだろうと思うたわい!」
男「ごめんごめん」ナデナデ
ロゼ「.........」
男「ロゼ?」
ロゼ「......褒美を忘れる程、女騎士の事を考えていたのか?」
男「.........! それは」
ロゼ「若人には我がおるじゃろ?」
男「......嫌な気持ちにさせちゃったかな?」
56
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/12(月) 03:24:58 ID:c4MFkacg
ロゼ「......ちと不機嫌じゃ」
男「......俺さ、ロゼには正直に言いたい」
男「あの件で女騎士がいつ黒騎士に会ったのか、あの一連の行動が女騎士自身の意思でやったことなのか...それとも黒騎士に操られていたのか......」
男「それを知らない限り俺は女騎士を探すよ」
ロゼ「......あやつを信じておるのか?」
男「俺の弟子だから」
ロゼ「.........ん」
男「だから俺が女騎士を探すのを許してほしい」
ロゼ「.........」
男「.........」
57
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/12(月) 03:25:32 ID:c4MFkacg
ロゼ「......本音を言えば反対じゃ、まず若人が他の女子の事を考えているのが気に入らん! しかしの......」
ロゼ「若人の嫁としてそこは受け止めるかのぅ......」
男「!! ありがとうロゼ!」
ロゼ「う、浮気したら許さんからな!///」
男「大丈夫、俺はロゼ一筋だよ...」ギュ
ロゼ「ぁ....../// 当たり前じゃぁ!」ギュ
男「よしよし」
ロゼ「ふん!///」
58
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/12(月) 03:45:26 ID:c4MFkacg
おまけ 魔女「おまけよぉ〜」
ある日魔女が買い物から帰ろうと帰路についた時である
魔女「(ふふん、今日は忍に私が美味しい夕食を作るわよぉ〜///)」
少女「えっと、確かこの辺りで......あってるかな......ええっと......」
魔女「(......あら、あの少女いつぞやの......何か困りごとかしら?ここは私が.........は?)」
「少女ちゃん、久しぶり」
魔女「.........」
少女「! 忍さん!」
59
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/12(月) 03:46:07 ID:c4MFkacg
忍「よ! 落ち着かない様子だったけど大丈夫か?」
魔女「(何で忍がそこにぃ!?)」
少女「そ、それは......その......///」
忍「む、顔が赤いぞ? 調子が悪いなら今度でも......」
少女「だ、大丈夫です! 風邪とかじゃないので......!! 本当に大丈夫です!」
忍「そっか、なら行こうか......」スッ
少女「!......は、はい///」キュ
スタスタスタ
魔女「.........」
魔女「.........」
魔女「......」
魔女「」
60
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/12(月) 03:47:09 ID:c4MFkacg
魔女「(はあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!??)」
続く
61
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/12(月) 03:48:58 ID:c4MFkacg
>>1
です。すいません単純にリアルが忙しくて手付かずでした汗 ぼちぼち再開していきます!
62
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/12(月) 08:00:33 ID:AUQn99/w
思わせぶりなとこで終わりやがって
乙
63
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/12(月) 20:10:20 ID:21z68H1.
やった来たあああああ!!
待ってたぜ!
>>62
確かに
64
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/12(月) 21:34:59 ID:4ZawaQME
やば、テンション上がりすぎて変な声出た
65
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/12(月) 21:53:20 ID:gscfZtko
キター!!
66
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/14(水) 00:42:40 ID:ol0QHAmw
乙
ゆっくり書いてくれーい!
楽しみにしてるぜ
67
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/16(金) 00:41:27 ID:rGqLGA4A
次の話はもう書けているのだろうか。
楽しみ。
68
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/19(月) 21:36:40 ID:sggHht5U
保守
69
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/24(土) 15:34:55 ID:n2P6lh6.
保守っておこう。五日たっちゃったけど
70
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/24(土) 17:04:18 ID:ufab0ZFQ
支援する分にはよっぽど過剰じゃなきゃ構わんと思うけど、
今の深夜の勢いからしてスレ落ち回避の保守は数ヶ月に一度で問題ないよ
71
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/02/25(日) 20:41:41 ID:ro5QLsN6
ーーーーーー
ーーーー
ーー
翌朝、男とロゼはギルド本部に向かいギルドの面々と別れの挨拶を交わす
ロゼ「色々世話になったのぅ」
受付嬢A「帰ってきたらこっちでも依頼受けてね? ロゼさんなら大歓迎よ」
受付嬢B「お二人なら心配無用とは思いますがお気をつけて!」
拳士「ロゼ......また勝負しような?」スッ
ロゼ「うむ、次も負けんぞ」ギュ
忍「男、ちゃんと連絡は寄越せよ?」
男「ああ、心配させるのも申し訳ないからね」
魔女「最初はウルフと雪に会いに行くんでしょ? よろしく言っといて頂戴ね?」
男「もちろん、伝えておくよ」
72
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/25(日) 20:43:01 ID:ro5QLsN6
赤髪「はい男とロゼちゃん、受け取って」
ロゼ「むぅ、なんじゃこれは? イヤリングか...?」
男「おお、遂に作ったのか遠距離通信機」
赤髪「ふっふーん! 魔女がつくってくれたんだよー!」
魔女「でも三個しか完成してないけどねぇ」
ロゼ「これはどう使うんじゃ?」
拳士「それは俺がこれは魔力を内部に充填してそれを動力にし、遠い所にいる相手と話す事が出来る魔道具だ」
ロゼ「ほえぇ......」
赤髪「あまりピンと来てないようだけどこれで男と離れた場所に居ても連絡出来る優れものだよー! 凄いんだよー!」
ロゼ「おおー! 傑作ではないかぁ!」
73
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/25(日) 20:44:02 ID:ro5QLsN6
男「わざわざありがとな、大事にするよ」
魔女「でも試作品だからあまり過信しちゃ駄目よ? あと使い勝手の程、教えてね? ギルド本部に一つ設置してあるからいつでも連絡待ってるわ
男「分かった、その都度連絡するよ」
そしていよいよ出発の時が来た
男「それじゃ行ってくる!」スタスタ
ロゼ「行ってくるけー!!」
赤髪「ばいばーい!!」
魔女「帰って来るの待ってるわよー!」
拳士「お気をつけてー!」
忍「男ぉ!」
男「ん?」
忍「......」グッ!
男「!......おう」グッ!
74
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/25(日) 20:44:48 ID:ro5QLsN6
ーーーーーー
ーーーー
ーー
魔女「......行っちゃったわねぇ」
忍「半年後には帰って来るさ、それよりギルドマスター教育の準備も始めないとなぁ」
魔女「そうね今年は楽しみだわ!」
赤髪「け、拳ちゃんも教育行くの?」
拳士「はい、赤髪さんの弟子ですから当然!」
赤髪「!! ふふ、楽しみだよ」
受付嬢A「私達も準備しておかないとねぇ」
受付嬢B「え!? 私達もですかぁ!」
受付嬢A「そうよ、知らなかったの?」
受付嬢B「ひえぇ......知りませんでした」
受付嬢A「もう......まずは教える所からね......」クスッ
75
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/25(日) 20:46:43 ID:ro5QLsN6
ーーーーーー
ーーーー
ーー
男「よーし! じゃあ行こっか! 目指すは獣人の国!」
ロゼ「ふふ、ふふふ///」
男「? どしたのロゼ?」
ロゼ「(若人との旅......二人きり/// こ、これは将来を誓い合った者同士とくれば)」
ロゼ「(し、新婚旅行じゃないかぁ///!!)」
男「ロゼー?」
ロゼ「(ああ、幸せじゃぁ......感無量じゃぁ......///)」
76
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/25(日) 20:48:44 ID:ro5QLsN6
男「おーい」ポンポン
ロゼ(龍化)「うぉぉぉぉぉ!!」
男「うおおおお!? どうしたー!?」
龍「あ、愛の......逃避行じゃーー!!」ガシッ
男「ロゼ!? ちょ、ま」
ヒューーん
男「わあああああああぁぁぁぁ!!?」
こうして凄まじい勢いの新婚旅行が始まった
男「獣人の国そっちじゃないよー!!?」
彼の声が彼女に届くのはもう少し後である
続く
77
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/25(日) 20:49:43 ID:XR14IXBI
乙!
78
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/25(日) 21:35:44 ID:UHijwrOc
乙乙!
79
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/25(日) 23:48:17 ID:V9/7RlRc
オマケ ロゼ「バレンタインデーじゃと?」
男「そ、女性が好きな男性にチョコを渡すイベントがあるんだ」
ロゼ「人族にはそんな文化があるんじゃなぁ」
男「で、ロゼは知らなかったでしょ?」
ロゼ「う......知っとれば若人に渡しとるわ」
男「ありがと、って事で今回は俺がロゼにチョコあげるね?」
ロゼ「ふえ? じゃが男性は貰う側じゃろ?」
男「男性にもあるんだよ、バレンタインでチョコを貰ったお返しをするホワイトデーっていうのがね?」
男「だから今回は俺からロゼに......来年はロゼにチョコ貰えたら嬉しいな?」
80
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/25(日) 23:49:23 ID:V9/7RlRc
男「へへ、楽しみにしてるよ。それじゃ失礼して.........」スッ
ロゼ「へ? 若人チョコと言うのはどこじゃ? 何故頬を触る?」
男「えーと......あった、これなーんだ?」
ロゼ「ぬ? コレは......口紅か? 何でーー」
男「これは口紅チョコって言うんだ」
ロゼ「ほう......ふえ!?///」
男「大人しくしててね、俺が塗ってあげるから」スゥ スゥ
ロゼ「ぁ......ば、バレンタインと言うのは......ん、こんな......ふぁ......こんな///」
男「.........はい、とっても甘そうで可愛い唇だね」なでなで
ロゼ「若人......///(もう想像しただけでと、溶けそうじゃぁ......///)」
81
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/25(日) 23:56:21 ID:V9/7RlRc
男「ふふ、顔凄く赤いよ? なに考えてるのかな?」
ロゼ「なぁ!?/// そ、それは......」
男「キス、すると思った?」
ロゼ「ぬ......違うのか?」シュン
男「ううんそうだよロゼ......ん」
ロゼ「!! ふぁ......///」
男「ん、甘くて美味しいよ......ちゅ///」
ロゼ「わ、我も......こんなの初めてじゃ......ちゅ///」
男「ん......ロゼ......ちゅ」ギュ
ロゼ「ん......はぁ、ふ......ちゅる(ふぁぁぁ/// 若人......若人......///)」ギュウ
男「気に入ってくれた?」
ロゼ「か、甘美じゃ......///」
82
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/25(日) 23:56:58 ID:V9/7RlRc
男<じゃあ、もっとあげるね>スッ
ロゼ「ひゃぁぁ/// それはやり過ぎじゃぁぁ///!!」キュンキュン
男<好きなんだから仕方ないよね?>ニコッ
ロゼ「バカタレがぁ/// もうおかしくなりそうじゃ......///」
男<愛してるよ......ロゼ>
ロゼ「」プチッ
過剰な愛情に理性が吹き飛んだロゼが
その後何をしたかは、また別の話
尚、口紅チョコは使い切ったとだけ言っておこう
オマケ 終わり
83
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/25(日) 23:57:40 ID:V9/7RlRc
続く バレンタインとっくに終わってるけど許してください汗
84
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/26(月) 00:02:22 ID:A4Frsmck
すいません
>>79
と
>>80
にこれ入れて下さい
ロゼ「おお! そういう事か......ふふんわかった若人よ、今回は我が頂こう来年を楽しみにしておれ!」
本当すいません!
85
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/26(月) 00:17:45 ID:2ll0LfCI
あまぁぁぁぁぁぁい!!!!
86
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/26(月) 00:57:57 ID:KgXq.ewo
oh...yes...(浄化)
87
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/28(水) 07:57:09 ID:wheIpE6A
ゼロちゃんにはご褒美あげないの?
88
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/01(木) 18:48:38 ID:SKhRPcGk
甘すぎぃ!
89
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/02(金) 23:48:56 ID:MtsPfRKc
唯一このスレに文句を言うのなら更新速度が遅いくらいだからはよ!!はようせい!!
90
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/03(土) 07:02:35 ID:QcLsNNlk
>>89
壁
に
向
か
っ
て
し
ゃ
べ
っ
て
ろ
ゴ
ミ
91
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/04(日) 12:05:09 ID:1kfmZD0Q
女騎士に対して男の言動が無責任すぎるし、何より女騎士が幸せになれるとこが見たい
92
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/03/04(日) 23:26:27 ID:ipLuFIAo
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ロゼの愛の逃避行?(暴走)によって、本来なら一週間程掛かる道のりを二日まで短縮させ二人は獣人の国に到着した
男「...............」
ロゼ「ふぅ〜、この姿もええがたまには龍に戻って翼を広げるのも悪くないのう〜」
男「そ、その時は見守ってるね......下で」
ロゼ「ぬぅ、若人がここまで弱いとは意外じゃのう?」
男「あんな速度で飛ばれたら誰もが悲鳴を上げると思うんだ......うぷっ」
ロゼ「ふふ、かつて最強と言われたお主にも弱点があるとは......弱点二つ目発見じゃ」
男「.........もう一個あるかな弱点」クイッ
ロゼ「ひゃ///」
男<俺はロゼに頭が上がらない、大好きだから>
ロゼ「!? わ、わわわ......若人のバカタレ......///」カァァ
93
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/03/04(日) 23:28:16 ID:ipLuFIAo
男「お返しだよ?」ニッ
ロゼ「むぅー!!///」ポカポカッ
男「(......か、可愛い、やっぱり逆らえないかも......///)」
「はっはっは! ウルフさんから聞いていた通り仲が良いですね? 男さん、ロゼさん」
男「ん? おお!? ウルフ部下!!」
ロゼ「ん? 誰じゃ?」
男「ウルフの部下だよ、久しぶり! 怪我は大丈夫そうだね?」
ウルフ部下「いやー切られた時は死ぬって思いましたがこの通り! 元気ですよ!」ムンッ
男「そりゃ良かった! ウルフは元気?」
ウルフ部下「勿論です!でも驚きましたよ? 見張りの奴がいきなり龍が攻めて来たって言うもんですから......」
ロゼ「もうちと奥で降りれば良かったかのぅ......いらん騒ぎをさせた」
ウルフ部下「いえいえ、ウルフさんと雪さんが分かってたそうなので、それ程でもないですよ」
ウルフ部下「兎に角立ち話もアレですから、ウルフさん達の所に向かいましょう」
94
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/03/04(日) 23:29:02 ID:ipLuFIAo
男「そうだね、案内頼むよ」
ロゼ「獣人の国は初めて来るから楽しみじゃ......!」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー獣人ノ国ー
ーワイワイ、ガヤガヤー
ロゼ「おお〜」
男「へぇ、前来た時より活気があるね」
ロゼ「尻尾と耳がいっぱいじゃぁ......」
男「クスッ、変わった感想だね?」
ロゼ「!......若人や」
男「ん?」
ロゼ「獣人に混ざって妖族もおるぞ!」
男「そりゃそうさ、獣人族と妖族は仲が良いからね」
95
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/04(日) 23:30:15 ID:ipLuFIAo
ウルフ部下「ですがここまでの友好関係を維持出来てるのはウルフさんと雪さんのおかげですよ?」
ロゼ「そうなのか?」
ウルフ部下「ええ、私達もそうですが、妖族にとっても二人は友好の象徴みたいなものですから」
ウルフ部下「ハンターの最高峰ギルドマスターってだけでも凄いのに二人はギルドマスター教育では同期でしたし」
ウルフ部下「想像絶する過酷なギルドマスター教育を獣人と妖族が苦難を乗り越え、手を取り合って達成した」
ウルフ部下「その二人の姿に、互いに胸をうたれました、獣人族は妖族と手を取り合って行けると確信し」
ウルフ部下「妖族も獣人は信頼出来る存在だと.........結果気薄だった関係が今では互いになくてはならない存在にまでなりました」
男「良い話だな〜」
ロゼ「ギルドマスター教育というのは種族間で影響があるんじゃなぁ......(一体どんな教育なんじゃろな?)」
96
:
◆TiKUvGS/sQ
:2018/03/04(日) 23:31:41 ID:ipLuFIAo
ウルフ部下「何より二人とも仲がとても良くて、それが追い風にもなってますね!」
ロゼ「ふふ、そうとくればギルドマスターのカップルがまた増えそうじゃ」ニヤッ
男「............」
ー俺は獣人族の族長の息子だ......ー
ーただでさえ異種族との子は妊娠率が低いと言われてるんだ、獣人族と妖界の子供なんて前例もないしな......それで俺が雪と結婚してみろ、子を成せなくて辛い思いをするのは雪だ......俺は雪に不幸になって欲しくないー
男「.........」
ロゼ「若人?」
男「そう......だね、いつまでも二人には仲良く居て欲しい......」
ウルフ部下「.........同感です」
続く
97
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/05(月) 01:50:32 ID:iWKAJO2w
乙
98
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/06(火) 21:02:25 ID:w3TakIJg
乙。次も楽しみです。
99
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/06(火) 22:08:37 ID:WhT1mRbk
スライディング保守
100
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/08(木) 07:06:07 ID:czXD7iZk
てか
>>1
キャラ紹介はいつやるんや?
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