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女騎士「くっ、屈伸運動!」

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/07(木) 00:55:29 khGnTfpg
女騎士「足腰に効果あるよー」


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2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/07(木) 00:59:17 khGnTfpg
〜女騎士拳闘会〜

女騎士「はい、いっちに、さんし」

オーク「ふんっ、ふんっ」

女騎士「続けて左右に回転」

オーク「はっ、ふっ」

女騎士「はいそこでジャブ!」

オーク「しっ!」

パシィッ

女騎士「よし、いいぞ!」


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/07(木) 01:03:15 khGnTfpg
ビーッ

女騎士「よし、五分休憩」

オーク「うっす!」

プハーッ

女騎士「なかなか動きにキレがある。この時期の仕上がりにしては上出来な程にな」

オーク「はい。自分でも分かるくらい体が軽いです」

女騎士「うむ、今回は期待できそうだな」

オーク「…」


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/07(木) 01:05:59 khGnTfpg
女騎士「あっ、その、だな…」

女騎士(しまった…今回は、という言い方は失言だったな…)

女騎士(続けて判定負けしているんだ…自身を無くすような事を言ってどうする…トレーナー失格だな、私は)


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/07(木) 08:57:37 3t0TZ0.s
ウェイトをしぼれー


"
"
6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/08(金) 17:20:59 T47hiMf2
オーク「…」

プルプル
ポロッ…

オーク「ぐっ…ひぐぅっ、えっえぐっ…」

女騎士「な、泣くな!男だろ」

オーク「お、男…」

女騎士「そうだ、お前は男だ!」

オーク「男…俺は男…俺は男だ…」

ク ニ オ ク ン !

女騎士「オラァァァ!」

ヌギィッ

女騎士「何がクニオだクンニしろオラァァァ!」

オーク「!?」


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/08(金) 17:24:37 T47hiMf2
女騎士「オラァァァ!」

オマタ グリグリ

オーク「や、止めてください会長!」

女騎士「小僧ぉぉぉぉぉ!」

オーク(駄目だ完全に錯乱している…鴨川会長になりきっている…!)


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/08(金) 17:32:32 T47hiMf2
※本物の鴨川会長はオマタを押しつけたりしません


9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/09(土) 18:16:07 Cdr2EtTI
言わずもがなっ…! 自明の理っ…!!


10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/10(日) 01:06:58 pYHMZuRg
まぁお前だよな


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/10(日) 21:16:21 tXnGFWUA
オマタ グリグリ

女騎士「クロスアームブロックじやぁぁぁ!」

オーク「こんな状況でできる訳ないでしょう!」

女騎士「小橋ぃぃぃ!」

オーク「くっ、そんな初期のネタが通じるなどと!」

ギギギ オマタ ハナレテ

女騎士「小僧ぉぉぉぉぉ!」

オマタ グリグリ

オーク「す、すごいちからだ!」


12 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/10(日) 21:23:40 tXnGFWUA
グリグリ グリグリ

オーク「くっ、このままではオマタに食われる…!」

女騎士「小僧ぉぉぉぉぉ!」

オマタ グリグリ

オーク「…」

オーク(この状況を脱するには…振り子の動き…そう…あの伝説の…)

女騎士「!」

ブォン…
ブォンブォン…
ブォンブォンブォン…

女騎士「この軌道…∞を描く!この軌道はぁぁぁ!」


13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/10(日) 22:50:41 tXnGFWUA
グォォ

オーク「これが…最後の攻撃だぁぁぁ!」

女騎士「だが振り子の支点に力を加えてやれば、そんなもの!」

ダダッ

オーク「っ…!」

ブゥン
バキィィィッ!

女騎士「ぬぐぅぅぅっ!?」

女騎士(カウンターで直撃したっ…!アバラを三本もっていかれたっ…!)


14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/10(日) 22:55:29 tXnGFWUA
女騎士(デンプシーロールは捨て駒…は、初めから…これを狙っていたのか…!)

ググンッ

オーク「くらえ、ガゼルパンチ!」

ピョンバキィッ

女騎士(く、首をひっこ抜かれた…こ、これは…このパターンは…!)

ブゥンブゥンブゥンブゥン

オーク「うわぁぁぁぁぁ!」

ボスンボスンボスンボスンボスン!

女騎士(に、逃げられない…嵐のようなデンプシーロールから…)

女騎士(逃げようとすればより深手を負う…逃れられない…まるで地獄の業火…)

女騎士(これが…煉獄…)

オーク「いや違うから。それ違う漫画だから」


15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/10(日) 22:57:08 tXnGFWUA
ボスンボスンボスンボスン!
ボスン!

女騎士「ぐふっ…」

バタリ

オーク「死んだか」

女騎士「死んだ」


16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/10(日) 23:00:30 tXnGFWUA
オーク「…」

ツンツン

女騎士「…」

オーク「…」

ジュルリ

オーク「…フフ」

ニンマリ

オーク「いしきが ないようだな。いろいろ いたずら してやる」

ヌギィッ バッキバキィ

オーク「ンフフフフ…デカマラァ…」

ブルンブルン コシフリ ビターーン

オーク「まっくのうち!まっくのうち!」

ビターーン ビターーン ビターーン
タマブクロ ビララララ ビララララ


17 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/10(日) 23:06:22 tXnGFWUA
オーク「ンフフフフ…玉袋…ビララララ…」

ブォン ブォン ブォン

オーク「玉袋の高速移動で質量のある玉袋残像を!さらにその残像が新たな残像を!残像が残像を!残像が残像で残像は残像だ!」

ビララララ ビララララ ビララララ ∞ビララララ

オーク「ちょうちょ…むすび…」

ドクン ビクンビクン

オーク「はうわっ!」

ジワァ〜…

そうしてオークは我慢できずコップ半分ほどの大量の精子を射精した。


18 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/12(火) 15:38:05 nGpldes.
残像(残像)


19 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/13(水) 16:48:02 nuNkgBMw
やがてその大量の精子は風に乗り
自由気ままに世界中に散らばった。
そのうちそれらは突然変異し
『強制的に開く受精の扉【オープンザドア】』
というスキルを得た。


20 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/13(水) 16:52:32 nuNkgBMw
これは雌を対象者としたスキル。
肉眼で見えるまでに肥大化したオークの精子が対象者の胎内に無理矢理侵入し
なんやかんやで無理矢理孕ませるのである。

こうして世界中にオークの子が何人も生まれたのだった…

そして月日は流れ…


21 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/13(水) 16:58:47 nuNkgBMw
〜女騎士拳闘会〜

ガヤガヤ

オーク「はぁ…どうしてこうなった」

オークはため息をついた。今日何度目だろうか。
あの日、世界中に散らばったオークのアレ。
何をどこで聞きつけてきたのか知らないが
認知しろ認知しろと大勢の子連れがオークの元に押し寄せてきた。


22 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/14(木) 05:51:39 qiRQR.5s
生々しい…!


23 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/14(木) 21:27:42 qCU3cYZo
女剣士「ちょっとオーク!」

女剣士娘「ぱぱー」

姫騎士「あなた!訊いてまして!?」

姫騎士娘「ぱぱー」

魔法使い「騒がしい…オーク、どこか別の所に行こ…」

魔法使い娘「ぱぱー」

奇乳「オーク様!」

奇乳娘「ばいんばいん」


24 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/14(木) 21:32:40 qCU3cYZo
オーク「はぁ…」

女剣士、姫騎士、魔法使い、奇乳。
四人もの女達が押し掛けてきたのだ。
もちろん子供をつれて、だ。

女剣士「ちょっと!あんたオークから離れなさいよ!」

魔法使い「拒否…オークは私のだんなさま…ぽっ…」

姫騎士「だだだだ旦那様!?誰が!?誰のでして!?」

奇乳「ばいんばいん」

姫騎士「だあっとれ肉達磨!」


25 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/14(木) 21:40:26 qCU3cYZo
奇乳「!」

姫騎士「なんやぁその乳首!」

ガシッ

姫騎士「へっ!乳毛ばっか伸びて、ボーボボじゃねえか!ちゃんとメシ食ってんのか!?あぁん?」

奇乳「…」

ジワッ…

姫騎士「泣くぞ…すぐ泣くぞ…絶対泣くぞ…ほら!泣くぞ!」

奇乳「…だいっきらいだ」


26 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/14(木) 21:45:07 qCU3cYZo
その時不思議な事が起こった。

どこからともなく 素敵だね が流れてきて
全ては終焉を迎えた。
時は逆流し、起きた筈の事象は始まりに戻った。
つまりオークの娘達は再び精子と卵子に戻り、その存在は無かったものとなった。
そしてオークの精子は『オークの金玉【ふるさと】』に還った。


27 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/14(木) 21:50:52 qCU3cYZo
そして時はどんどん巻き戻され
オークと女騎士は、再び出会った。

・ ・ ・ ・ ・

オーク「強いって…何ですか?」

女騎士「知りたいか?」

オーク「…」

コクッ

女騎士「ならば…」



そして二人は強さを求め再び歩み出す。
一人は叶わなかった自分の夢を求め
もう一人は強いとは何なのかを知るために


28 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/14(木) 21:57:06 qCU3cYZo
これは

幾多あるオークの物語の、ひとつ。
傲慢なオーク、狡猾なオーク
卑怯なオーク、逃げ腰なオーク
下品なオーク、貧弱なオーク

そして、強いオーク。
強さの定義は数多あれど
真にその意味を知る為に、彼は
オークは、戦い続けるのだろう。

【完】


29 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/12/16(土) 13:18:58 DHJM.p.2
夢は終わらない…!



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