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女「好きです、付き合って下さい」

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/11/14(火) 23:37:49 srW1c7h6
屋上

男「えっ…僕とですか?」

女「はい、男くんとです」

男「…………」

女「私とじゃ付き合って貰えませんか…?」

男「そんな訳ありません?ただ…」

男「僕のどこを好きになったんですか?」


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2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/11/14(火) 23:42:11 srW1c7h6
女「男くんを一目見た時から好きになっていたんです」

女「一目惚れでした」

男「そんな…僕を好きになるところなんて…」

男「背は低いし、女顔だし、ひ弱だし…」

女「そういうところに惹かれたのかもしれませんね」クス

男「えぇ?!」


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/11/14(火) 23:45:38 srW1c7h6
女「その伸ばした髪、とても似合ってます」

男「これは姉さんが切るなって…」

女「可愛いです」

男「………その言葉は嬉しくないです」

女「ふふ、ごめんなさい」

女「それで、告白の答えをいただけますか?」

男「その、僕で良ければよろしくお願いします!」

女「こちらこそ、よろしくお願いします」ニコ


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/11/15(水) 23:47:59 rzkfPmM6
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男「女さんと一緒に帰れるなんて…!」

女「本当は何度かお誘いしようと思ってたんです」

男「そうだったんですか?」

女「はい、でも中々勇気が出せなくて」

男「女さんでもそういう時あるんですね」

女「?」


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/11/15(水) 23:50:47 rzkfPmM6
男「いつも物事ははっきり伝えられている気がして…」

男「正直憧れてました」

女「男くん、だからですよ」

男「え?」

女「好きな人だから、上手く伝えられないんです」

男「…っ」ドキ


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6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/11/15(水) 23:54:28 rzkfPmM6
男「でも告白は凄くはっきり伝わりました!」

女「何度もイメージトレーニングしましたから」

男「告白をですか?!」

女「妄想の方が正しいですか?」

男「えと…それはそれで…」

女「ふふ、とにかくずっと男くんのこと考えていました」

男「うぅ…」カァァ


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/11/16(木) 21:09:58 fOInyCfk
続けるんだ


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/11/18(土) 22:57:14 T92yG3EE
女「男くんは私のこと考えてくれますか?」

男「もちろんです!女さんは僕の…彼女ですから」

女「嬉しいです、男くんに彼女って言われて」ニコ

女「あっ、私はこっちの道ですからここでお別れですね」

男「そうなんですね」

女「では、また明日」

男「はい!また…明日」


9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/11/18(土) 23:28:10 T92yG3EE
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男の部屋

男「はぁ、まだ信じられないなぁ」

男「僕なんかが女さんの彼氏なんて」

男「……うぅ、考えたら不安になってきた」

男「不釣り合いだよね、普通に考えたら…」

男「嫌われたらどうしようぅ!」

トントン

男「は、はい!」


10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/11/18(土) 23:34:37 T92yG3EE
ガチャ

姉「弟ちゃん、ちょっとお話しいいかしら?」

男「うん、どうしたの姉さん?」

姉「まずは、こっちに座って」ポンポン

男「…どうしてベッドなの?」

姉「近くでお話ししたいからよ」ニコ


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2017/11/19(日) 00:02:05 b0WwsL/2
男「それで、話って?」ギシ

姉「その前に…ん」ギュ

男「ちょ、姉さん!」

姉「それでお話なんだけど」

男「この状態で話すの?」

姉「何か問題でも?」

男「…………」


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