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女「ここであってるよね…?」
-
女「大きなお屋敷」キョロ
女「こんな立派なお屋敷に雇って貰えるなんて…」
女「頑張って働かなくちゃ!」グッ
トントン
女「本日からこちらで働かせて頂きます、女です」
ギィィィ
女「………………」ドキドキ
───
──
─
"
"
-
メイド・執事「お待ちしておりました、女様」ニコ
女「あわわっ、は、初めまして!」
メイド「どうぞ、お屋敷の中へ」
執事「お荷物をお持ち致しますね」
女「あ、ありがとうございます!」
女(凄い、本物のメイドさんと執事さんだ)
メイド「お嬢様がお待ちしております、どうぞこちらへ」
-
トントン
メイド「お嬢様、女様をお連れしました」
お嬢様「そう、入りなさい」
ガチャ
メイド「失礼いたします」
女「失礼いたします…」
お嬢様「女さん、よく来てくれたわ」ギュッ
女「お、おお嬢様?!」ビク
お嬢様「貴女が来るのを待ちわびてたのよ」
女(わぁ、お嬢様から甘い香りが…)
メイド「お嬢様、女様が驚かれてますよ」クス
お嬢様「あぁ、ごめんなさい!嬉しくて…つい」パッ
女「大丈夫ですよ」ニコ
-
女「でも、ここにはメイドさんや執事さんもいるのに」
女「私はどんなお仕事をすればいいんでしょう?」
お嬢様「ふふ、女さんは居てくれるだけでいいわ」
メイド「お嬢様」
お嬢様「…わかっているわ、冗談よ」
お嬢様「この屋敷は広いでしょ?」
お嬢様「メイドと執事だけでは負担が大きくてね」
女「なるほど、私はメイドさんや執事さんのお手伝いをすればいいんですね」
お嬢様「えぇ、お願いね女さん」
-
お嬢様「そう言えばお部屋にはもう行った?」
女「お部屋ですか?」
メイド「まだお連れしておりません」
女「あの、お部屋って私のですか?」
お嬢様「当たり前じゃない」
お嬢様「住み込みで働くんですもの、貴女の部屋は当然用意してあるわ」
女「私なんかに人部屋下さるなんて勿体ないです」
お嬢様「それならどこで寝るつもりなの?」
女「物置小屋…?」
"
"
-
お嬢様「ふふふ」
メイド「ふふふ」
お嬢様「そんなところで寝かせる訳ないじゃない」ニコ
お嬢様「さぁ、行きましょう貴女のお部屋に」
メイド「お荷物は執事がお部屋に運んでおります」
女「は、はい」
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ガチャ
女「これが私のお部屋ですか?」
お嬢様「えぇ、気に入って貰えるかしら」
女「こんな素敵なお部屋、私いただけません!」
お嬢様「貰ってもらわないと困るわ」クス
メイド「お嬢様のご厚意ですから、女様」
女「うぅ、本当に良いんですか?」
お嬢様「勿論よ」ニコ
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まだか
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まつぞ
"
"
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