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男「メダカ飼うっぞ!」
-
男「うひひ」
"
"
-
男「メダカ飼うからホームセンターに行くっぞ!」
女「で、何で私が正月早々付き合わされなきゃいけないのよ」
男「いいじゃん、俺とお前は幼なじみじゃん」
女「はぁ…まぁいいわ。それより元旦から営業してるホームセンターなんてあるのかしら」
男「行ってみなけりゃ分からないっぜ!」
-
・ ・ ・ ・ ・
女「案の定、やってないわね」
男「くそっ!ファッキンジャップ!」
バンバン
女「ちょ、入口を叩くのは止めなさいよ!」
男「あーけーろ!あーけーろ!」
バンバン
-
男「ちぐしょう…なめやがって!」
キック キック バンバン
女「止めなさいって!割れたらどうす…」
パリーン!
男「ひゃはぁ!早く開けないからだっぞ!」
女「な、何してるのよ…そんな事したら…ポリスマンが…」
-
ウーウー
キキィ
女「ほら見なさい!もうパトカーが!」
ガチャ
警官「何をやっている…何をやっているのかねと訊いているっ!」
男「見ての通り、入口を蹴破ってやったんだっぜ?」
警官「何だと…もう一度言ってみろ…もう一度言ってみろと言っている!」
ヌギッ
警官「裸の私に!もう一度言ってみろと言っている!」
"
"
-
女「きゃあ!何でいきなり裸になるのよ!」
警官「これはこれは…不思議な質問とはこの事だ」
ブルンブルン ビターンビターン
警官「法の番人たる警官は…怒りによる体温の上昇に耐えられず服を脱ぐ…学校で習わなかったのかい?」
女「ぐっ…チンポをビターンさせながら偉そうに物を言う!」
男「止めとけ女…こいつらは所詮、新日本政府の犬さ」
ヌギッ セナカ バァーン
男「俺の背中に『反逆の刻印』を焼き付けた…クソッタレな新日本政府の、な!」
-
なんだこ
-
〜新日本政府とはッッ!?〜
西暦20XX年
世界経済がなんかヤバくなり
日本は頑張ったが駄目だった。
あとはなんやかんやあって
周辺のアジア諸国にいいようにされて
日本とは名ばかりの支配された国と成り果てたのが新日本政府。
-
ひどい…話だ
-
男「新日本政府は、色々あって俺の背中にこの刻印を焼き付けたんだ!」
女「酷いわね」
警官「だがそれには理由がある…違うかい?」
男「…そうさ、これは…この反逆の刻印は新日本政府に仇なす反乱分子にノリと勢いで刻まれる物!」
男「俺はなんか顔が反乱起こしそうっていう理由で…この刻印を刻まれたのさ!」
-
ん〜何となくとかノリとかってワードを多用してカオス感を出していくなら、せめてもう少し疾走感を出して欲しい感じ
-
刻み海苔?(難聴)
-
警官「フフ…」
男「何がおかしいんだ!」
警官「いやすまん、君のような血気盛んな姿を見ているとつい、ね」
クルリ
警官「そういう奴を私は知っている…よぉく、知っている…」
女「警官が後ろを向いた…」
女「!?」
警官「そうさ…忘れたくても忘れられない…そうやって突き進んだ姿を…若さ故の過ちを!見ろ!これはその代償だ!」
バァーン
男「警官の背中にも…反逆の刻印が…!」
-
警官「私も新日本政府に逆らい、そしてこの印を刻まれた…そうして今は政府の犬になったわけさ」
女「くっ、政府の犬め!」
警官「うん、今私が言ったよね」
男「まったくもって政府の犬だな!」
警官「うん、同じ事言ってるよね君」
-
男「それよりも…」
ジッ
警官「?」
男「何だが体が…熱く…」
警官「!」
警官(しもた工藤…反逆の刻印は引かれ合うと性的興奮する効果があったんや…)
警官「私としたことが!」
プルプル
-
なんやて
-
男「アンハー!興奮して服を脱ぐ俺!」
バビィ
男「そしてすかさず四つん這い!」
ビィィン
警官「!」
警官「四つん這い…貴様…それが何を意味するか分からん訳ではあるまい…?」
男「…いいよ」
警官「!」
男「同じ刻印を持つもの同士…傷を舐め合うのも悪くない、でしょ?」
女(舐め合う…キター!)
ヌギッ
女(男と男が絡み合う…腐女子の私は興奮しない筈が無い!)
-
ジュンッ
女「私のアワビに…私のアワビにBLパワーが溜まってきましたわ!」
ジュジュンッ
女「今!解き放たれる私の最大出力!」
ギュンギュンギュン
女「必殺!あわビーム!」
ズギュゥゥゥゥゥゥゥゥン!
-
――あわビームは強酸性――
――あわビームは極太――
――触れるものは皆、溶かす――
――例外は、無い――
-
今まさにまぐわおうとしている警官と男を
女のあわビームが襲おうとしていた!
ズモモモ モモモ
警官「!」
男「!」
警官(この極太ビーム…かわせないな…)
男「…」
ガシッ
男「お慕い申しております…」
ズモモモ モモモ
警官「…押忍」
ジュッ
-
こうして警官と男は
抱き合いしんだ。
女「うふふ…BLは美しい…美しいまま死ぬからこそ…人は美しい…」
女「私のアワビも、これで少しは疼きが収まったわ…」
-
女「それじゃあ、目的のメダカを買いに…」
ハッ
女「メダカ…?」
女「しまった、私としたことが!」
テッテレレ テーテーテー テーテーテー
女「相棒である男を…消し去ってしまった…」
ガクッ
女「BLに興奮して、私はなんて事を…もう一緒にメダカを買う私の相棒は…いない…」
相棒は いない。
再放送も、まともにできない。
女「…一体何の話かしら」
相棒の話である。
-
大人の事情って哀しいよね
-
女「でも私は諦めない…相棒がいないなら…作ればいい…うっぴょーん!」
マンコ ガパバァ
試験管 イラッシャイ
女「こんな事もあろうかと!男の精子を特殊技術でフリーズドライ保存したものが!ここにある!それを私の母なる子宮で!はぐくむのよ!」
パリーン!
女「この試験管内には男の精子が沢山…たぁくさんあるの…これを私のアワビマンコが吸引する!」
スゥー
女「フフフ…星のカービィ…何でも吸い込む…星のカービィ!」
-
スゥー
パァァァァ
女「でらっくす!」
ガッシーン
女「来た!来ましたわ!私のアワビと男の冷凍保存精子が!マグワイア!」
女「そして通常の万倍の速度で細胞分裂!成長!細胞分裂!成長!細胞分裂!成長!」
女「妊娠をスキップし出産という結果を先に確定!」
女「さらにスキップ!スキップ!ドロー4!」
途中でUNO混じってないか。
-
女「さらになんやかんやで!ここに私と男の愛の結晶が!現れた!」
ドム
?「…」
女「ごきげんよう、私の子供ちゃん」
?「俺が…あんたの子供…?」
-
女「そうよ、父親は諸事情でもういないけど」
息子「ふん、よく分からんがあんたが俺の母親というのは事実のようだな」
カミ ファサー
ファサーファサーファサー
女(この子、髪の毛かきあげすぎ。ナルシストね)
-
女「さて息子、さっそくだけど」
息子「うむ」
女「メダカ買いに行くわよ」
息子「よく分からんが、分かった。マイマザー」
-
・ ・ ・ ・ ・
〜ホームセンターメコリ〜
女「ここは都内有数の巨大なホームセンター。メダカくらいなら売っているはず」
息子「なるほど」
女「今私は500円持っている。500円ならメダカ買えるかしら?」
息子「分からんが、買えるに違いない」
-
女「ここは店員呼び出しベルを使うが吉とみた!」
息子「よかろう!」
ポチリ
ピンポーン
ウー!ウー!ウー!
『召集、召集。全てのメコリスタッフはAー5に集結し、すみやかにお客様の要望に応えよ。繰り返す、全ての…』
-
息子「なんだ、これは店員呼び出しベルじゃなかったのか!?」
女「いえ、呼び出しベルには違いないけど…これは…」
ダダダダダ
店員A「お呼びでしょうか!」
ザザッ
店員B「お客様ァ!」
フワッ
店員C「ご要望はァ!」
スナケムリ ブワッ ズララララ
店員D〜Z「なんでしょうか!」
-
息子「か、囲まれた!?」
女「この店員の数はッッ!」
店員達「さぁお客様、ご要望を!」
店員達「三秒以内に言わなければ殺しますよ!」
女「な、なんて残虐な!」
息子「これがホームセンターのやり方かよ!」
-
店員達「ひとぉーつ!」
店員達「ふたぁーつ!」
息子「くっ、このままでは殺され」
女「る!」
店員達「みいーっつ!さぁ、ご要望を!言わぬなら、死あるのみ!」
-
女「くっ、私の…私達の要望はッッ!」
息子「メダカを買う事ッッ!」
店員達「!」
ザワッ
店員達「メダカ…?」
ザワザワ
店員達「メダカを…買う…だと!?」
ザワワワワ
店員達「もう一度言ってみろォォォお客様ァァァ!」
-
ホムセンって行くとつい長居しちゃうよね
-
ホムセン閉まってたはずじゃ……
-
女「!?」
息子「何だこいつらの反応は…?」
店員達「このホームセンターは世界最高峰のホームセンター…生き物を売るなど卑劣な行為をしているとでもお思いか!」
女「で、ではメダカは売っていないと…?」
店員達「いえ、売っています」
ズッコケー
女・息子「「売ってんのかい!」」
-
店員達「ここメコリでは数十種類のメダカを取りそろえておりマッスル」
店員達「非合法、非人道的な遺伝子組み替え技術で生み出された他には無いメダカ達でございマッスル」
店員達「勿論メダカ以外にもあらゆる生き物をペットという名目で売っておりマッスル」
ニヤッ
店員達「そう、例えば人間なども、ね…」
-
息子「人間…だと…」
ゴクリ
息子「このホームセンターでは人間を…人間を売り物にしているというのか!?」
ビンッ ボッキシテ ズボンツキヤブル!
息子「こうふんしてきた」
こ う ふ ん し て き た
-
女「息子よ、その汚いフランスパンをしまいなさい」
息子「やらいでか!」
シナッ
息子「ふぅ…俺の特技はコンマ3秒で萎える事だぜ!」
女「便利ね」
店員達「便利ですねぇ!」
-
自在棒ですな
-
ジュルリ
店員達「その便利なチンポ…よぉく…よぉぉぉく見せてくださいよォォォ!」
ワラワラワラ
息子「う、うわぁ何をする群がるな」
ワラワラワラ
店員達「触る、触るだけだから!ちょっと先っぽ触るだけだから!」
ワラワラワラ
息子「け、汚されるるる!」
-
店員達「いいじゃないのぉ〜!」
ヒタヒタヒタ
女「店員達の無数の手が息子の息子をムッスォー!!!」
フンス フンス
女「私の息子と無数の男達が絡みあuuuuuuuuuu!」
パシャァァァ
女「私のアワビから興奮汁が!シルシルシル!シルビァ!」
プリンプチュ
女「ダーッ!シャラー!」
-
店員達「!?」
店員達「何だ、この湿度は!?」
店員達「そうか、あの女のアワビから大量の汁気が…その汁気が周辺の湿度を劇的に上げている…!」
店員達「なるほど…その推測は悪くありませんね」
店員達「だからどうだというのだ!ワシはあの便利なチンポに触る!触るぞォォォ!」
-
ズモォ
店員達「ふはは!チンポまであと5センチメートル!」
息子「さ、触るな…触るなぁぁぁ!」
店員達「いいや、限界だ…触るね!」
ズモォ
店員達「今だ!」
-
無駄な緊張感よ
-
ムニュ
息子「ん」
ムニュムニュ
息子「は、ひょゅゅゅ?」
ムニュムニュムニュ
息子「めろ、ぽす」
シロメ グルンッ
息子「…」
-
えぇ……
-
なんてこった(棒
-
女「む、息子ォー!」
店員達「は、はは…やった、やってやった…息子の息子に…息子にふれたよ!」
店員達「心の容量がいっぱいになるくらい!」
女「くそっ、ショックで息子はしんでしまったか!」
しんでしまった。
-
女「店員達め…許さん!」
店員達「ほぅ」
店員達「どう許さんと、いうのかのぅ?」
店員達「私達はただ、ひとりの人間の股間を触っただけ…」
店員達「ショック死は事故みたいなもの…」
店員達「わい等なら簡単にもみ消せるでぇ!」
女「くそっ、外道!貴様等店員達は外道の集団だァァァ!」
ビィィ
女「私の怒り、見せねばならんようだな!」
-
フシュゥ
女「今更だが、私は今、全裸…表皮に気を集中し…体内血液中の鉄分と反応させ、鎧と成す!」
ガキッ ガキガキガキッ
女「ほぉら、全身タイツを来ているように見えるでしょうが…」
ムキッ
女「これ全身鉄の鎧!今の私は鉄の処女【アイアン・メイデン】!」
鉄ではあるが処女ではない。
-
店員達「ぬっ、鉄の鎧だと」
店員達「こしゃくな」
店員達「だが私達には数の利がある…なんといっても私達はAからZまでの店員が…仲間がいるッッ!」
ヌギッ ヌギギッ ヌギヌギ
スポーン
店員達「その私達が全員全裸全力全開になれば!」
-
ブワッ
女「風…?」
店員達「全裸になるという事は肌に直接大気が触れるという事…その流れが変わりぶつかり合う…つまりは風が…巨大な風が!」
ビュワ…
ブオッ ブォォォォォ
ビュワワワワワワワワ!
店員達「巨大な風が!発生するのさ!」
-
ビュワワワワワワワワ!
女「くっ、これはまるで台風だ!」
店員達「そう、私達の…全員全裸全力全開が起こした奇跡の必殺技だ!」
ビュワワワワワワワワ!
女「だがいくら強い風だろうと…鉄の鎧を着た私には有効打にはならないわよ!」
ハッ
店員達「!」
店員達「しまった!」
-
女「それどころか…見なさい、周りの状況を」
ビュワワワワワワワワ!
ガラガラガッシャーン
女「ここがホームセンター内という事を忘れていたようね…こんな閉鎖空間で強力な風なんか発生させたら!」
ガラガラガッシャーン
パリーン バリバリバリ
客「うわぁ!」
客「商品が風で!」
店員達「くっ、店内の商品が!」
-
女「店の商品を滅茶苦茶にして…貴方達、大丈夫かしら?」
ニヤッ
店員達「くっ…!」
店員達「強力な風があだとなるとはな!」
女「これだけ店のものを駄目にしたなら…賠償額はどれくらいになるかしら。貴方達は私が手を下さなくても、既に破滅しているのよ!」
バァーン
店員達「くっ…言いよる!」
-
つよい(賠償額)
-
めだかちゃんの水槽が
-
店員達「…」
ガクブル
店員達「どうした、店員?」
店員達「お、終わりや…ワイには金が無いんや…商品を弁償する金なんか、無いんや!」
ジョロロロロ
店員達「くっ、失禁したか!」
-
またや(悟り)
-
店員達「ワイは毎日パチスロばっかりやっとった…ろくに働きもせずに、や!」
店員達「そ、そうか」
店員達「親はワイが幼い頃に死んだ。わずかな遺産を残して…その遺産ももう尽きて今は借金しとる…そんなワイが弁償なんかできる訳あらへん!」
ヌギッ
店員達「ワイには体で払うしか、方法は無いんやね!」
-
店員達「て、店員!お前はなんて事を口走っているのだ!」
店員達「止めんといてや!」
ヌギッ バサバサッ
店員達「ワイは決めたんや、覚悟完了したんや!体で払うんや!むしろ払いたいんや!誰かに抱かれたいんや!」
店員達「貴っ様〜!それが本音かぁぁ!」
女「なんだこいつら」
なんだこいつら。
-
ザザッ
息子「ふむ」
シュバッ
息子「そういう事なら、俺の出番だな」
息子「俺は今、500万程持っている。店内の商品を弁償するにはじゅうぶんだろう」
-
息子「しかも、今の俺は適度に興奮している」
キュムッ ムキッ
息子「ほぅら、皮も剥いた」
息子「さて、どうしますかな店員達さんよォ…?」
-
生きとったんかいワレェ
-
女「あら息子、随分早く生き返ったのね」
息子「母さんの子だぜ、すぐ生き返るのなんか訳ないさ」
店員達「なんだこいつ…不死身なのか…?」
息子「チンポをニギニギされたくらいでは、そうそう死なんさ」
店員達「ば、化物め…!」
息子「そうかい。そんな事より、どうするね?俺のバスター(チンポ)はビンビンだぜ?」
-
ギンッギン
店員達「くっ、なんて太さだ…さぞや硬度も凄いに違いない!」
息子「俺のチンポは悪魔将軍の鎧と同等の硬度を持つ…そうやすやすと砕けはしないよ」
ダイヤモンドは砕けない。
女「ブレイクダウン、ブレイクダウン!」
-
息子「そろそろこの騒ぎに気付いた店長が来るんじゃあないのかい。そうなる前になんとかしないと…あんたら店員達はクビになる…かもしれんねぇ?」
ニヤニヤ
息子「決断は早い方がいい。そもそもそんなに深く考える必要は無かろうよ…あんたらの中に金が無く抱かれたい奴がいる。俺は金が有り抱きたい…需要と供給というやつさ」
-
ジリジリ
店員達「んっく…あ、あかん!もうワイは我慢できへん、抱かれたる…抱かれたるんや!」
ダダッ
店員達「あっ、おま…」
ガバァ
店員達「ワイの全力全開フライングダイブ!抱いて、抱いておくれやすゥゥゥ!」
息子「ふん、積極的なのは嫌いではないのでな!」
ズムム
息子「俺の鋼の胸板で受け止めてしんぜよう…来ォい!」
-
うぃんうぃん
-
ザワッ
店員達「くっ、先走りやがって…おい、俺達も続くぞ!」
店員達「あぁ。俺達はAからZ、全員そろって店員だ!」
店員達「息子はーん、ワイらの全員全裸全力全開を…抱きしめておくれやすゥゥゥ!」
ブバババババ
息子「えっ、ちょ、数が…」
-
店員達「おくれやすゥゥゥ!」
ピョーン
店員達「おくれやすゥゥゥ!」
ピョーン
店員達「おくれやすゥゥゥ!」
ピョーン
店員達「おくれや
以下略。
-
息子「うわぁぁぁ!裸の店員達がフライングダイブして!俺に!」
ブバババババ
バキィ バキィ バキィ バキィ バキィ
息子「ぐふっ…」
女「あぁっ、息子の胸板が…」
息子「さすがに連続フライングダイブを受けたら…俺は…」
バタリ
息子「ぐふっ…」
女「む、息子ォー!」
店員達「ふふ…抱かれる覚悟はしていたが、その体では無理みたいだな。悪いが金だけ貰うぜ」
ヒョイ
店員達「確かに500万円あるな…これで俺達は助かる」
女「て、てめぇらぁぁぁ!」
-
息子「くっ…どうやら俺の死に場所はここらしいな…」
女「息子…な、何を言って…」
息子「母さん…今までありがとう…」
息子「俺が今から放つのは最初で最後の大技…腐った店員達をぶっ倒すための…超必殺だ!」
グォォォォ
-
女「む、息子の周りの大気が…震えて…?」
息子「いくぜ超必殺…」
『これが僕の生きる道【リ・ボーン】』
グニュ
息子「」
ポワン スゥッ
-
息子は
傷だらけの息子は
全ての細胞がその生命活動を停止し
砂のように崩れ落ちた。
女「なっ…」
店員達「ふはは、死んだか!」
否。
死んではいない。
生まれるので、ある。
キラッ
女「?」
女「あれは…光…?」
-
かつて息子であったその砂から
ふたつの光が現れた。
ひとつは、男の精子。
もうひとつは、女の卵子。
光のひとつは女の体内に還り
もうひとつの光は
まばゆいほどに輝きだした。
-
ビカカカカ!
店員達「な、何だこの輝きは!?」
ビカカカカ!
『命は廻り、流転する』
光はやがて人の形を成し
その光は、それを呼び寄せた。
それとはすなわち
-
――あの姿、顔――
――あの笑い方――
――忘れる筈が無い――
――だって、その人は――
女「男…」
男「よう」
-
店員達「な、何だ…一体何が起こった!?」
男「何が起こったって?」
男「そうさなァ…奇跡ってヤツかな」
女「…男ぉ!」
ダダッ ダキッ
女「よかった…ちゃんと、男だ…生きてる…ここに、ちゃんといる…いるんだね…」
男「おぅ、ちょいと心配かけちまったようだがよ…いるぜ、ちゃんと」
-
クルッ
男「さぁて、じゃあ、目的を果たすとすっか」
店員達「も、も、目的…?」
男「あぁ。このホームセンター、メダカは売っているか?」
店員達「は、はい。ございますが」
男「そっか…よし、女!」
女「うん!」
『メダカ買うっぞ!』
-
・ ・ ・ ・ ・
〜3年後〜
『今年も沢山タマゴ産んだね〜』
『あぁ、順調に増えていってるっぜ』
『ねぇ』
『ん?』
『お腹の子の名前…私が決めてもいい?』
『ん?』
『この子にね、付けてあげたいの…私達の大切なものの、名前…』
『ん?』
『そう、名前は…』
【完】
-
息子ォ!!
謎の感動
乙
"
"
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