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男「モテる代わりに難聴で鈍感なキミたちへ告ぐ 〆!」

88以下、名無しが深夜にお送りします:2016/11/27(日) 21:16:53 ID:robm.lTs
男(優雅の欠片も見当たらない朝食を終え、食器洗いに徹するお兄さまとはこの俺の事である。妹の回復も早い段階で行えて助かった、応急処置に等しいけれど)

男(ところでアレから部員の皆の連絡は来ていない。話合いの末、俺を除け者に動くともなれば冗談ではないぞ――――ひょん、と現れたロリ天ヘッドが思考を止めさせた)

天使「男くんが物思いにふけるのって別段珍しくもないんですよねぇ」

男「どうした? 構って欲しいなら洗い物の片付け手伝ってくれよ。猫の手も借りたい気分だ」

天使「ねぇねぇ、前と比べて男くんてばまったく自分を頼りにしてくれねーんですが?」

男「だから今必要だと言ってるだろう、聞いてなかったのか? スポンジもう一つあるから洗剤垂らして……」

天使「自分 毎日何不自由なく暮らせるようになって楽しいです。新しい発見もいっぱいだし、男くん以外の人間とも関われるようにもなって……」

天使「でも、でもですよ! ……うーん」

男(ウンウンと唸る天使ちゃんの頭に、水を拭った手を乗せてみた。一時停止した彼女は上目でこれを確認し、まだ何か言いたげに全身で訴えている)

男「今度時間作って思い切り遊んでやろうじゃないか。我慢、できるだろ?」

天使「えぇっ……」

男(申し訳ないが、今は問題が山積みなのだ。些細な悩みもすかさず拾って即解決、なんて呑気なスタイルを気取っている時間すら惜しい)

男「留守番任せたぞ。家の中が暇なら、俺も今から幼馴染の家に顔出すつもりでいたんだ。ついて来るか?」

天使「……まぁ、はい」

男(自分の行いを上手に客観視できれば、どれだけ救われる場面があったのだろう? きっとこの“些細”ですら、爆弾に変わったと気がつけたに違いない)


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