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勇者「ゆっくり」

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/09/19(月) 04:45:18 J5fVmlQ.
勇者「まーおーうー、たーおーすー」

魔王「・・・」

勇者「いーくーぞー」

魔王「・・・」

勇者「てーーーーい」

魔王「・・・」

勇者「とーりーゃー」

魔王「勇者よ、ふざけてるのか?」

勇者「いーたーっーてーまーじーめーだーぞー?」

魔王「何故だか涙が・・・」

勇者「なーかーなーいーでー」

魔王「誰のせいだと・・・」


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2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/09/19(月) 04:48:19 J5fVmlQ.
勇者「だーれーのーせーいー?」

魔王「お前だお前」

勇者「ぼーくー?」

魔王「そうだ」

勇者「そーっーかー。ごーめーんーねー」

魔王「謝られてる気がしないぞ・・・」

勇者「えーっー。じーゃーあー、しーぬー」

魔王「おい!ちょっと待て!」

勇者「えー?なーに」グサッ

魔王「あ・・・」

勇者「えー・・・」

剣士「勇者うざい」

勇者「ひーどーいーよー」

魔王「味方に刺されるとは・・・」


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/09/19(月) 04:52:34 J5fVmlQ.
剣士「もっとハキハキ喋れよ!」

魔王「勇者・・・」

勇者「あーれー?なーんーかーさーむーいーよー?」

剣士「死ぬのに時間かかりすぎだろ!」

魔術士「ファイヤーボール!」

勇者「うーわー。あーつーいーよー」

魔王「勇者が不憫すぎる・・・」

僧侶「・・・」

魔王「回復しないのか?」

僧侶「こいつ嫌いなの」

魔王「そ・・・そうか・・・」


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/09/19(月) 04:55:19 J5fVmlQ.
勇者「てーがーもーげーたー」

魔王「なかなか死なないな・・・」

勇者「みーぎーうーでー・・・」

魔王「右腕?」

勇者「ふーっーかーつー!」

魔王「えっ・・・」

剣士「えっ・・・」

魔術士「えっ・・・」

僧侶「・・・」


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/09/19(月) 05:00:20 J5fVmlQ.
勇者「おーなーかーのーきーずーもー、なーおーっーたー」

剣士「おいっ!」

魔術士「僧侶?」

僧侶「てへぺろ」

剣士・魔術士「てへぺろ。じゃねーよ!!」

魔王「僧侶は本心を隠し切れなかったか」

僧侶「だって、まがりなりにも勇者だし。勇者じゃないと魔王倒せないよ?」

勇者「まーおーうー、いーくーぞー」

僧侶「って、まて!人の話を聞けぇ!!」

勇者「えー。めーんーどーうー」

僧侶「・・・」イラッ


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6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/09/19(月) 05:06:15 J5fVmlQ.
側近「Zzz...」

魔王「勇者がゆっくりすぎて側近が寝てしまった・・・」

勇者「まーおーうー、かーくーごー!・・・あーれー?あーたーまーがー」

剣士「勇者、お前はもう死んでいる・・・」

魔術士「まぁ、首斬ったしね。頭だけこっちにあるし」

勇者「でーもー、ぼーくーはーしーねーなーいー」

剣士「ひっ?!ゆ、ゆ、化け物だぁぁぁぁ」

魔術士「あ、ちょっと!置いていかないでよっ!」

僧侶「皆まってー」

魔王「・・・」


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/09/19(月) 05:09:22 J5fVmlQ.
勇者「あーれー?ぼーくーひーとーりー?」

魔王「勇者お前、俺の仲間にならないか?」

勇者「みーんーなーいーなーいーしー」

勇者「ぼーくーしーねーなーいーしー」

勇者「まーおーうーのーなーかーまーにーなーるー」

魔王「よし、では世界征服するぞ!」

側近「え?なになに?戦争?よっしゃ!いくぜ!!」


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/09/19(月) 05:13:13 J5fVmlQ.
1ヶ月後・・・

勇者「世界征服終わったな。」

魔王「あーあー、おーわーっーたーなー」

側近「まーおーうーさーまー、やーりーまーしーたーねー」

勇者「これでこいつら倒したら終わりだな」

魔王「ゆーうーしーゃー!はーかーっーたーなー!!」

勇者「魔王、側近!くたばれ!!ギガスラッシュ!!」

魔王「ばーかーなー」

側近「ぐーはーっ」


こうして世界は平和になりましたとさ




9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/09/19(月) 10:22:28 oBKWQ23k
どういうことよ(北岡)。


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