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女騎士「くっ…びだけになった」
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女騎士「オークに捕まり犯され首をはねられ…執念で首だけで生きています」
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女騎士「しかしこれでは女騎士としてのアイデンティティがな…たくましさと性的魅力を兼ね備えたあの肉体が無いと私じゃないのだが」
女騎士「はぁ…首だけじゃあなぁ。もうオークも私に会ってくれないだろうな」
ハァ
ガチャ
バタン
?「お、女騎士!死んだって本当か!?」
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女騎士「ん、お前は…」
オーク「俺だよ俺、オークだよ!」
女騎士「そんなワリオみたいな自己紹介しなくても分かるよ」
オーク「な…首が…女騎士の首が!」
女騎士「お前のおかげでこのザマだよ」
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はよ
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首を刎ねたオークと仲良さげなオークは別人ってことかな
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オーク「まさか首だけで生きているとは…化け、物…」
女騎士「お前がやったんだろうが!」
オーク「だって、仲間が見ている手前、やるしかなかったんだよ。てかノコノコとオークの巣に来るお前が悪いんだろ」
女騎士「陵辱を期待して行ったんだよ…まさか斬首…ザンネックされるとは思わなんだわ」
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オーク「最近のオークは容赦ないからな。人間共がオークを殺し回るせいだ」
女騎士「もとはといえばオークが人間を襲い犯すのが悪いんだろ」
オーク「俺らはただ生きるためにやっているだけだ。人間だって他の生き物を殺して食うだろ。それとも何か、人間様は特別だっていうのか、あんたは!」
女騎士「くっ、魔物の分際で…」
オーク「あんたって人はー!」
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女騎士「人間がどうとかオークがどうとか、そんな問答はいまさら意味が無い。この世界に人間がいて、魔物がいる限り、な」
オーク「ふん、やはり人間は上から物を言う…お前を斬首した事を後悔していたが…どうやらそれは意味がなかったようだ」
女騎士「貴様ッ…」
ギリッ
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女騎士「お前がした事に…私を斬首した事に、これっぽっちも罪悪を感じちゃいないって、そう言うのか!」
オーク「あぁ、今はこれっぽっちも、だ」
女騎士「外道が!」
ピョン
オーク「うわっ、首だけで動きおったわ!」
女騎士「かみ殺す!」
ガバァ
ガブッ
オーク「!!!」
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女騎士「ふしゅるるる」
ガブッ
オーク「あ…お、おれの股間に…噛みついた…だと…」
女騎士「はふはふはふ(このまま睾丸を食いちぎってやる)」
オーク「ま、まっ…」
ブヂリ
オーク「んほぉぉぉぉぉだぎり!」
ジョー
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その時不思議な事が起こった。
ショックのあまり失禁したオークの尿と
女騎士の深い憎悪が混ざり合い
女騎士の首はオークの股間に結合した。
オーク「こ、これは…奇跡…か」
女騎士「違うさ…奇跡ってのは起こらないから奇跡っていうんだ…これは奇跡なんかじゃないさ」
オーク「ならこれは…」
女騎士「奇跡…かな」
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股間に女騎士の生首を有したオーク。
これからなんやかんやあって彼は
魔物の中でもトップクラスの実力を持つまでに成長する。
それに伴い股間の女騎士は
徐々に上がっていった。
やがて女騎士の生首は腹部に来た。
そう
彼が後のデスピサロである
【完】
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