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無職は魔物に食われて死ね
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魔法使い「もう私の力では魔王に勝てない……だから生き残って人間達を逃がす……トルグハイドン」
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魔王が勇者、賢者、剣士を殺し魔法使いが呪文を唱え
人間達を地面如空に突き上げてから50年後それがこの物語の舞台だ
最初人間達は喜んだもう魔王に怯え無くて良い
もう戦う必要も逃げる必要も無い毎日毎日
食えや飲めやドンチャン騒ぎしかしいつまでも働かない訳には行かない
やがて働く人間、働く人間から奪う人間、奪う人間を捕まえる罰する人間
労働者…犯罪者…警察
退屈な現実が始まるまでにそんなに長い時間はかからなかった
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〜空町国会議事堂〜
総理大臣「え〜では本日を持ちまして無職者の国外退去法案を可決します」
若者政治家「異議有り!……無職者にも生存権は有ります!……無職者国外退去法案は無職者の生存権を侵害して居る!………下界がどれだけ危険かお分かりでしょう!?」
総理大臣「え〜……では賛成99票…反対1票ですね……」
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〜空町無料食堂〜
ニート「よう…田中おは♪」
キモオタ「遅いぞォ…田中氏」
田中「ああ…ダリイ」
俺の名は田中太郎ただの無職だ……ダリイ…全てがダリイ…
だが食わなきゃ死ねだから俺は1日に1度この無料食堂でクズ共の顔を眺めながら
不味くも美味くも無い飯を食う
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テレビ「…国民の皆様にお知らせで政府は今日…人口増加に継ぐ食料不足問題の解決の為…無職者国外退去法案を可決しました」
田中「はあ?」
オイオイオイオイオイオイ!
オイ!…冗談だろ?
無職者国外退去なんたら?
ぁ?…俺達にどこに行けと?
"
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警察「警察だ!……直ちにこの町から飛び降りろクズ共!」
金髪「ふざけんなオラ!」
警察「………」
金髪「」
警察に殴りかかる金髪を警察は躊躇無く射殺し口を開けた
警察「クズ共!………貴様達には選択の自由が有る……下界に飛び降りる自由……俺に射殺される自由」
「ウワワワワワ!」と何人かか同時に叫び走り出す
果たして奴らは下界に行くのか?それともただ逃げただけか?
嫌……逃げるってどこに?
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キャンピングカー娘の人?
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>>7違います
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警察「死ね…屑ども」
アフロ「」
ギャル「マジあり得な
チャラ男「やめ
キモオタ「フヒイw」
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何をやってるキモオタ……銃も持った警察に体当たりなんて
死にたいのか?
警察「…屑が……アレ?」
キモオタ「フヒヒw」
警察「銃をか
キモオタ「さあ逃げるでござるw」
ニート「行くぜ♪」
田中「え…嫌…逃げるたってどこに」
キモオタ「国会議事堂の地下に魔法使いの死体が眠ってる筈でござる……ネット情報によると普通の人間でも魔法使いの死体を食べると魔法使いになれるらしいでござる」
田中「ふざけんなキモオタ!……誰がそんなヨタ話信じるか?」
ニート「でも…それしか俺達の生きる道は…」
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〜その頃国会議事堂〜
警察「削除削除削除削除削除…サ~クジョ〜」
死体「」
ヤクザ「」
ハゲ「」
失業者「国は俺達を見捨てた……ならば俺達も国を見捨てよう」
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警察「屑は削除だぁ〜!」
失業者「セイ!……」
警察「お前その構えは暗殺拳かぁ……しかし……こっちは銃だ削除ォ!」
失業者「暗殺拳奥義!」
警察「」
失業者「フン!」
-
〜その頃田中〜
街はまるで地獄絵図だ
逃げ惑う無職者達……追います警察……気が狂って一般人に危害を加える無職者
「ウワ!」 「助けて」 「殺す!」
叫び声があちらこちらから聞こえ気が違ってしまえばどれだけ楽だろう
ああ…ダリイ
警察「無職者は死刑
キモオタ「フヒヒw」
警察が台詞を言い終える前にその生命活動をキモオタの手に握られた銃が簡単に止める
もう俺達は殺すか殺されるしか無い
この小さな空町の中で逃げ場所なんか存在しない
みんな敵だ
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おつかれさま!
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〜その頃国会議事堂地下〜
警察A「ここは重大拠点だ………個々を万が一ここを破られたら……」
警察B(クヒクヒケフ………魔法使い生きてたら婆だが若くして死んだのか?……綺麗な顔だ……それとも魔法使い方だから人間より老化遅かったり?)
警視総監「………」
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〜その頃田中〜
鮫島「オット!……どこに行くテメエら?」
キモオタ「鮫島氏〜生きておったか」
コイツは俺達と同じ無職の鮫島……典型的な不良だ俺達とは人種が違うただ無職だと言う理由だけで俺達に友達面しやがる
警察「無しょ
鮫島「ヒハ」
鮫島の放った銃が警察の顔面を貫く
ニート「仲間が増えたぜ♪」
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おつかれさま!
-
〜その頃国会議事堂〜
警備員「なんだきさ
失業者「暗殺拳!」
警備員「」
失業者「フン!……弱者は死ぬ強者は常に屍の上に」
〜国会議事堂地下〜
警察B(フフフ………ハハハ……誰か襲撃しろ……この場を混乱させろ……早く早く……魔法使いを食べたい……退屈な日常から抜け出すチャンスは今しか無い!)
警察A「あー暇だなー」
警視総監「………」
-
〜その頃田中〜
犯罪者「ねえねえ…なんで無視するの?…ねえ!」
OL「辞めて!……触らないで!」
鮫島「ヒハ」
犯罪者「」
OL「キャー人殺し!」
-
鮫島「ヒハハ!…助けたにそりゃあねえぞ」
田中「鮫島!……なんで犯罪者を殺した?……アイツも無職」
鮫島「ぁ?……殺したいから殺したんだよ」
警察「死ねく
キモオタ「フヒヒw」
ニート(鮫島とキモオタ凄い………生きる希望が見えて来た)
鮫島「着いたぜ……国家議事堂だ……」
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〜国家議事堂地下〜
警察「ハアハアハ……銃が当たらない……国家議事堂内の仲間も殆ど死んだ」
失業者「逃げるな………お前はそれでも警察官か?」
警察A「どうした!」
警察「仲間は殆ど死んだ………俺はもう戦いたく無い」
失業者「…さあ戦いを始めよう警察官達よ」
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警察A「死ね!」
失業者「暗殺拳!」
警察A「」
警察B「クヒクヒケフ…ハア!」
失業者「何?…魔法使いの死体を噛んだ?」
警察B「ガガガガガガ……………」
失業者「泡を吹いて……死んだ?」
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〜61年前魔法使いの記憶〜
警察B「………ここは?……な!なんだあの巨大なゴキブリか?」
ゴキダイ「フシャー!」
勇者「……魔物如きがこの勇者様の往く道を塞ぐたあそうとう死にたいらしいな」
賢者「んふ……相手は一匹です…余裕でしょう」
剣士「真っ二つにしてやるぜ!!」
ゴキダイ「フシャー!」
警察B「ヒイ!……ゴキブリがこっちに来る!」
魔法使い「シルドレイ」
警察B(魔法使いは無表情に呪文を唱えた……その周辺に突然半透明な壁が現れ……ゴキブリが壁に衝突した)
魔法使い「この程度の攻撃では私達に物理的ダメージを与える事は不可能」
-
〜国会議事堂地下〜
警察B「クヒクヒケフ……クヒクヒケフ…ア〜」
警察A「なんで魔法使いを食べた!」
警察B「うるせー」
警察A「」
-
警視総監「気が狂ったか」
警察B(そう言うと警視総監は俺に…この俺様に銃の引き金を引いた)
「シルドレイ!」
(俺様の周りに半透明な壁が現れ銃弾が砕け散った)
「クヒクヒケフ…俺様は無敵だあ!」
失業者「ホウ……魔力を手に入れたか」
警察「く狂ってる」
警察B「うるせー」
警察「」
警察B「クヒクヒクヒ……さあ俺様を殺して見ろ雑魚」
-
乙
-
〜その頃田中は国会議事堂廊下で〜
田中「な!……何なんだコレは?」
鮫島「ヒハ!…死体の山だな……狂ってやがるぜ」
お前が言うな人殺し等を言える訳が無くただただ俺は鮫島の横顔を睨みつけた
キモオタ「さて……銃を確保するで御座る」
田中「ああ……そうだな」
とりあえず俺達はキモオタの言葉に従い警察官の死体のポケットを無造作に弄る
ニート「……ああ帰りたい……平和な日常に帰りたい」
-
〜国会議事堂廊下〜
警察B「クヒクヒクヒ………死ね」
失業者「フン!」
警察B「銃弾が当たらない?」
失業者「さあ……魔法使いを寄越せ!」
警察B「やだ!」
失業者「暗殺拳!」
警察B「シルドレイ!」
-
失業者「イタ!……お俺の拳が!」
警察B(俺様を殴ろうとした屑の拳が勢いよく半透明の壁に衝突し……拳が有った筈の空間から赤いしぶきが勢いよい吹き出した)
失業者「」
鮫島「ヒハ!」
警察B「シルドレイ!」
(新手か?)
-
乙
-
鮫島「ヒハー……魔法使い方を寄越して貰おうか」
警察B「嫌だ…と言ったら?」
ニート「そうか…じゃあ仕方ないね」
ニートがなんの躊躇いも無く警察官に引き金を引いた
警察B「シルドレイ!」
キモオタ「フヒヒw……フヒイw」
警察B「シルドレイ!……シルドレイ!」
田中「連打するなキモオタ!……弾の無駄だ!」
キモオタ「フヒヒwサーセンw」
警察B「シルドレイ!……シルドレイ!」
田中「だから弾の無駄だ辞めろ!」
-
〜数分後〜
警察B「シルドレイ!……アレ?…なんで?」
キモオタ「フヒヒw……魔力切れでごさる」
警察B「ちくしょ
鮫島「ヒッハー!」
警察官がキモオタを撃つより早く鮫島が警察官を射殺した
田中「魔力切れ?」
キモオタ「フヒヒw……魔力切れとは魔力の元で有る@派が0になり一時的に魔法使用不可能状態に陥った……魔法使いの事を言うでござる」
田中「は?…@派?」
キモオタ「フヒヒw@派とは……魔法の源でござる……そもそも@派とは魔物の抗体でござる………ある日突然変異で体内の細菌だけでは無く体外の敵を殺す抗体を持つ人間が現れたでごさる……人々はその人間を恐れ…イジメ…仲間外れにし…牢に閉じ込めたでござる……しかしその人間はある日突然マジギレして村人たちを皆殺しにしたでござる……それが魔王でござる…………魔王は人間や動物をレイプしまくったでござる……そして産まれたのが……魔物…勇者…賢者…魔法使いでござる……」
-
乙
-
田中「詳しいなキモオタ………ネット情報か?」
キモオタ「左様でござるw」
ニート「凄いね…キモオタは」
鮫島「テメエらもたもたすんな!……サツが来る前に食うぞ」
と言うと鮫島は魔法使いの足にかじり着いた
田中「サツ?……ああ警察官か」
鮫島「ガガガガガガ…」
田中「鮫島!?」
キモオタ「フヒヒw……体内で急速に@派が分裂して居るでごさる…運が悪ければ体内の抗体が過剰反応して絶命でごさる」
ニート「え?死ねの?」
キモオタ「フヒヒwニート氏は池沼でごさるな……どうせ銃だけでは警察には勝てないでごさる………食わずに100パーセント死ぬか?……食っても死ぬ可能性僅か10パーセントでごさる」
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〜65年前魔法の記憶〜
鮫島「あ?……ヒィィ!?……な…なんだコレ」
ドラゴン「グオオオオ!」
ゴーレン「フガー!」
ゴッドサキス「愚カナ勇者ヨ何故人間如キヲ守リ魔王様ニ逆ラウ」
-
勇者「痛てえ……」
鮫島(痛がってる奴には足もねえ……とんでもない量の出血だ)
賢者「糞!……魔力切れだ!」
剣士「………うう……目が見えない」
ゴッドサキス「死ネ…サージア!」
魔法使い「バードファイヤー」
-
鮫島(血みどろで下半身が無い女が呪文らしき言葉を叫んだ瞬間……巨大な鳥の形をした炎が現れた鳥が幅広くと…敵ポイ奴らはぶっ倒れた)
ゴッドサキス「コノ程度カ?コノ程度デハ俺ニハ勝テン」
魔法使い「勝つ必要は無い」
鮫島(と言うと死にかけの奴らが鳥の形した炎に乗りこんだ)
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おつかれさま
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〜国会議事堂地下〜
鮫島「ヒア!…」
田中「情けない声を出すなよ…鮫島」
鮫島「………悪かったな……偉そうな口聞くならテメエも食えよ!」
田中「な!?……なんで俺が死体なんか食わなきゃならん!」
鮫島「お前はヘタレだな……」
田中「何?」
鮫島「ビビってんだろ?」
田中「俺は………ビビって無いだった嫌なんだ………死体を食うなんて」
キモオタ「フヒヒw……じゃあ次は拙者の番でござる」
-
田中(と言うとキモオタは魔法使いの太ももにかじりついた)
〜142年前魔法使いの記憶〜
キモオタ(此処は?……城でござるか?)
魔王「ククク……この魔王に逆らうのか?……我が子達よ」
勇者「……お前のやり方は間違ってんだよ」
賢者「すいません父上……我々は今から魔王軍を壊滅させ……いづれ貴方も殺します」
剣士「俺はやるぜ!」
魔法使い「ピカデリー!」
魔王「ク………目が見えん……覚えおれ愚子共よこの魔王に逆らった罪を死を持って償え!」
魔法使い「死を持って償うのは魔王の方」
-
乙
-
〜国会議事堂地下〜
警察「警察だ!動くな!」
キモオタ「フヒヒw」
キモオタが魔法使いの死体を持ち上げ…死体の後ろに隠れた
警察「なんのつもりだ!」
警部「……………」
キモオタ「ピカデリー!」
鮫島「バードファイヤー!」
あたり一面が光に包まれ巨大な燃えた鳥?が現れた
鳥が羽を軽く動かすと警察官達が俺達から見えない位置まで飛ばされた
鮫島「乗れ!逃げるぞ」
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警部「………」
警察官が無言で放った玉が鳥に弾かれた
鮫島「ヒャハハハハ……さあ自由への逃避行だ」
キモオタ「フヒヒw」
キモオタが警察官に弾丸を放つ
警部「………例の兵器の使用許可を」
無線「許可する」
警察官が何やら無線で喋って居る
キモオタ「ぬは!…そ…それは魔力無効化銃!」
警部「死ね…クズ」
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絶望とは突然訪れる物である,警官が放った弾丸が鳥に命中し
俺達はただただ死へと下界へと落下するしか無い
キモオタ「フヒ!魔法使いが!」
田中「今そんな事気にしてる場合か!?」
鮫島「バードファイヤー!…アレ?」
キモオタ「召喚魔法は@派の消費が激しいでござる……続けて2回は無理」
鮫島「チクショウが!……警官も町の奴らも死ね!」
ああ誰か落下する俺達の命を助けて
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〜田中17年前〜
父親「おお…俺に似て良い男だ」
田中0歳「ホギャア!ホギャア!」
母親「ママですよ〜」
ああコレが走馬灯か
〜田中12年前〜
母親「キャー!人殺し」
強盗「………」
父親「」
田中「いやだぁぁぁ!……パパャ…」
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〜田中5年前〜
鮫島「ヒャハハハハ!」
強盗「」
田中「…………」
鮫島「留めを刺したのはテメエだせ……田中あ」
田中「ぁあ」
鮫島「大丈夫だコイツには親も仲間もいねー……落としちまえばバレねー」
田中「………」
-
乙
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〜下界〜
田中「……………は!?……生きてる」
なんとか沼の用な場所に落下し無傷で生還した
奇跡だ恐らく俺は今日だけで一生分のツキを使っただろう
鮫島「ハーッ!……ヒハハハハ!…なんて事ねえ生きてる…生きてるぞォ!!」
キモオタ「フーヒーフーヒー…死ぬかと思ったでござる」
ニート「生きてるぜ♪」
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キモオタ「ニート氏後ろ!」
ニート「え?」
サクリ「この匂い魔族では無いな………人間か?」
ニートの腹部から刀の用な物が見える
田中「コイツ……手が刃物なのか?」
ニート「ア¨ア¨…ヒュ
ニートが喉から意味不明な音を鳴らし倒れ込む
キモオタ「ピカデリー!」
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おしっ子
-
乙
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あたり一面が光に包まれた
勝てるぞやれキモオタこの化け物を殺せ!
サクリ「く……目が」
鮫島「ヒハ……」
鮫島がなんの恐れも無く化け物に発砲した
サクリ「そこか人間!」
キモオタ「フヒヒw」
焦点の合わない目で鮫島に切りかかる化け物をキモオタが発砲した
サクリ「グ………残鉄剣!」
化け物が呪文を唱えるとその剣から眩い光が放たれた
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だがしかし光は見当違いな報告に向かい木を破壊した
鮫島「ヒイ!」
鮫島が完全に怯えきった顔で化け物を睨みつける
インファルゴ「ジャエル」
サクリ「」
インファルゴ「………何故?…人間が」
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突然現れた緑髪で長髪の化け物が呪文を唱えると,刀の化け物の首から上が飛び散り,その脳みそがあたり一面に被弾した
キモオタ「な…なんで魔物が魔物を殺したでござる!」
インファルゴ「………奴と俺は派閥が違う……」
鮫島「ヒハ!………」
攻撃して来ない奴には強いなコイツは
又しても鮫島が化け物に発砲すると
化け物は無表情のまま片手で銃弾を弾き笑顔で口を開いた
インファルゴ「人間達よ貴様達には利用価値が有る……俺は過激派幹部インファルゴ……お前ら人間が嫌いな魔王とは違う……俺は過激派を代表し貴様達三人に対し強く同盟宣言をする……もし同意するならば我々過激派は如何なる理由が有ろうとお前達三人に攻撃はしない……そして貴様達人間にはひとつだけ仕事をして貰う」
田中「は?…仕事だぁ?」
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キモオタ「なんなんでござるか!……状況は分からんでござる……何故我々を生かすでござる?……何が目的でござる?」
インファルゴ「貴様達には利用価値が有る………もちろん仕事を断れば殺すが………我々過激派の目的はひとつ人間に勇者の剣を抜かせる事」
田中「勇者の剣?」
インファルゴ「そうだ……勇者は死ぬ直前に剣に呪いをかけた剣に触った者の魔力に反応し相手の身体を溶かす呪いだ………だから我々魔族は勇者の剣に近づかずに生活を行って来ただがしかし!……ここに人間が現れたコレは奇跡だ」
キモオタ「そう言う話なら無理でござる」
インファルゴ「何?」
キモオタ「我々はもう……魔法使いになってしまったでござる」
インファルゴ「それは分かってる……俺は利用するのはただ1人」
と言うと化け物はキモオタから目線を逸らしその目線を俺に向けた
田中「は?」
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インファルゴ「……人間よ貴様達三人が生きる道はただ1つ我々過激派と同盟を結び互いに利用しあうのだ……我々は貴様達人間にとって利用価値が有る…我々過激派は貴様達人間の盾代わりにも剣代わりにもなろう」
田中「ふざけんなこの野郎!…化け物なんか信用出来るか?」
鮫島「そうだ…俺達人間がなんで魔物如きと手ぇ組むんだ?」
インファルゴ「……そうかならば仕方ない……貴様達が他の派閥に捕まると厄介だ今ここで殺す」
と言うと化け物はゆっくりと鮫島に近づいた
鮫島「ヒイ!…やめて」
鮫島……まあコイツは不良だ別に死んでも
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田中「待て!……そいつを殺すな!」
何を言ってるんだ?…どうしちまったんだ俺?
鮫島やキモオタやニート周りの連中なんか別に好きじゃ無かった筈だろ
俺の言葉を受けて化け物は動きを止め鮫島から目線を逸らしその目線を俺に向けた
インファルゴ「そうか……やってくれるか」
〜上空〜
魔目「………」
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〜魔王城〜
魔王「ククク………この地上も人間が増えて賑やかになったわ」
ゴッドサキス「魔王様過激派ガ人間ト同盟ヲ結ビマシタ」
魔王「ククク…………面白いぞ過激派よ…また勇者が生きてた頃の用に楽しめるか」
ゴッドサキス「ドウ致シマショウカ?魔王様」
魔王「ククク…そうだな…まあコレで死ねはこの程度……勇者の道具近くの魔王軍に対し過激派及び人間を殺す用、命令しろ」
ゴッドサキス「ハ……畏マリマシタ魔王様」
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〜その頃勇者の洞窟〜
魔王軍所属シュエル「優雅だ……なんて優雅が空だ」
過激派駆虞兵数百体「ここはかげきはのりょうどだされ」
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シュエル「また……君達かい?……優雅じゃないね」
駆虞兵数百体「はいじょする」
シュエル「ドラゴンやっちゃって!」
ドラゴン数百体「グオオオオオ」
駆虞兵数百体「はいじょする」
ドラゴン12体「ガルルルルル!」
虞兵兵数百体「はいじょする」
魔目「シュエル……今カラココニ過激派ハト人間ガ来ル…ソイツラヲ殺セ」
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シュエル「わかった…了解」
駆虞兵数百体「はいじょする」
シュエル「ルーラ」
駆虞兵全滅「」
インファルゴ「ジュエル」
シュエル「その呪文は優雅だね…名前が僕と似てる…ただ君のスピードは僕に劣るから怖く無いよ」
-
乙
-
シュエル「君は過激派かい?……もしそうなら戦うけど……君は下級じゃないから言葉が分かるだろう?」
インファルゴ「ああ……勇者の剣はどこだ?」
シュエル「……困ったなー……言葉が分からない訳じゃ無さそうだけど……死にたいのかな?」
キモオタ「ピカデリー」
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シュエル「な!…」
(優雅じゃないね…不意打ちかーぁあ目が痛い………視界が歪む……魔力が小さ過ぎて存在に気付かなかった)
シュエル「ドラゴン!」
ドラゴン12体「グルルル」
インファルゴ「ジュエル」
ドラゴン全滅「」
田中「……」
魔物は未だに俺の存在に気付いて無い
あの魔物がどの程度強いのか分からない
インファルゴを信用して良いのか?
いや……それは今は考え無い事にする
さてどうした物か
-
鮫島「ヒーハー」
鮫島が化け物に銃を発砲した
シュエル「…痛ッ……ピートサイエンス!」
オイ鮫島…お前バカじゃねえのか?
銃なんか撃ったら居場所がバレるだろうが
せっかく化け物が視力を失ったるんだから余計な真似するじゃねえよ
化け物が呪文を唱えると明るい球体が化け物の手のひらから飛び出し
その球体は鮫島に向かった
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インファルゴ「サイレント」
なんだコイツ……チートでも使えるのか?
インファルゴが呪文を唱えると球体が消滅した
シュエル「はは……僕の視力はそろそろ回復する……君達は僕には勝てない」
インファルゴ「そうか……逃げるぞ!」
と言うとインファルゴは洞窟へと走り出した
キモオタ「え?」
田中「オイ!逃げるのかよ!」
鮫島「はあ!?」
俺達は化け物を恐れ未だに信用ならんインファルゴのクソ野郎の後に続き
化け物から逃げ出した
シュエル「………優雅じゃないね」
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〜その頃魔王城〜
ゴッドサキス「過激派ト人間ガ洞窟ニ入リマシタ」
魔王「ククク……面白いぞ人間はこれだから面白い……まだ死ぬで無いぞ勇敢なる弱者達よ」
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〜その頃勇者の洞窟〜
ゴーレム「」
巨兵「」
無所属ガンダイル「早く剣を抜け人間……早く……早く!」
広見(警察の言いなりで飛び降りた下界で俺は、魔族に言われるがまま勇者の剣を抜いた)
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〜呪いの世界〜
広見「ここは?」
俺はさっきまで洞窟に居た
それは紛れも無い事実しかし剣を抜いた瞬間……俺の視界…上下左右にはただただ白色の空間が広がって居た
勇者「……やっと来たか……俺の新しい身体ぁ!」
広見「新しい身体?……お前勇者か?」
勇者「嫌…俺は正確には勇者じゃねえ………死ぬ直前の勇者が自分の記憶の一部と戦闘能力の一部を……剣に保存した…それが俺だ……まあ勇者劣化版だと思ってくれ」
広見(何コレ?……なんなの)
勇者「状況が分かって無いのか……まあ良いお前の身体を奪って蘇ってやる!」
-
乙
-
広見(何なんだコレ……なんで俺はこんな……俺の人生でこんな…なんで?……ただ働くのが面倒くさかっただけなのに)
勇者「行くぞ!」
広見「ッア…………ア¨」
(無い俺の腕が……痛い……何も言えないなんなんだコレ……なんなんだコレ……)
勇者「………俺は親切に行くぞ!って……事前に警告したぞ……若いお前へのハンデだ………それでも避ける事すら出来ねーのか?」
広見「うわわわわわわわ」
(死ね勇者劣化版……僕は勇者劣化版の胸に剣を突き出した)
勇者「……胸を見ながら胸を攻撃するな……避け安いだろ」
広見「ガ………」
(頭が重い……ああなんかもう………どうでも良いや)
勇者「……さて俺が生み出されてから何年立ってんだ………」
-
〜勇者の洞窟〜
広見の身体を支配した勇者(…呪いの世界での身体的ダメージは現実世界に影響しない…しかし呪いの世界で死んだ奴は現実世界で死ぬ)
ガンダイル「……どうした人間……いきなり気絶して………ってうわ!」
勇者「この人間の身体はこの俺が支配した………喜べお前が勇者復活第1回の犠牲者様だ」
ガンダイル「……いきなり手を斬るな……」
勇者「手ぐらい良いじゃねえか………どうせお前死ぬんだし」
ガンダイル「待て!……俺は魔王軍じゃねえ」
勇者「魔王軍?」
ガンダイル「俺は勇者パーティーと敵対してた奴らとは派閥が違う……つまり俺は魔王の手下じゃない」
勇者「派閥だあ?」
ガンダイル「……勇者……あんたが死んでから俺達魔族は共通の敵を失い……魔族どうしで対立しやがて派閥が出来た……魔王を神を崇める魔王軍……魔王を殺し自分たちのボスを魔王の座につかせようと企む過激派……魔王も過激派も殺し…争いの無い世界を作るとかなんかほざいてやがる反魔王勢力……戦いを拒みコソコソ隠れてやがる恩恵派……そして規律を拒み自給自足で生活する無所属」
-
勇者「へ〜」
ガンダイル(よし腕の再生が終わった……勇者を殺せばはもう魔王軍も俺にビビるだろ………俺が名を上げるチャンスは今しか無い)
勇者「………」
ガンダイル「」
勇者「殺気出すなよ………反撃し易いだろ」
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インファルゴ「勇者なのか?」
田中「何?……勇者だと」
鮫島「……」
キモオタ「………」
勇者「……新手か?」
インファルゴ「勇者め……死人の分散で生きた人間の身体を乗っ取ったな」
勇者「……仕方無いだろう正義の為に犠牲はつき物だ」
インファルゴ「違う!……それは間違ってる」
勇者「……」
勇者が無言でインファルゴに近づく
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インファルゴ「フン!」
その動きに合わせる用にインファルゴが後ろに下がる
勇者「お!……今のを避けるたあなかなかすげーな」
インファルゴ「勇者よ………最初はお前なりの正義が有ったのだろう……しかし今のお前は魔王と同じ!……ただの殺戮を楽しむ怪物だ!」
勇者「………お前は違うのか?……魔物如きが」
-
インファルゴ「どうした人間!……4人で勇者を潰すぞ……そして勇者の剣を手に入れるのだ」
勇者「………そこの3人……俺を殺したらこのお前達は用済みだ……殺さるぞ」
インファルゴ「そんな事はしない!………過激派は同盟を破らない!」
勇者「騙されるな!………魔物如きが人間と手を組むなんてあり得無い!」
インファルゴ「勇者!……もうお前の時代とは違うのだ!……もう人間も魔族も関係ない」
勇者「へ〜良い時代じゃねえか……オイ!」
と言うと勇者は突然俺の目の前に現れた
田中「な…な…なん…」
-
なんだテメエと言いたいが上手く声が出ない
とにかく近くで見ると威圧感がヤバいんだ勇者の
勇者「………お前達の目的はコレだろやるよ」
と言うと勇者は俺に剣を差し出した
田中「お……おおう」
インファルゴ「待て人間!…」
-
田中「」
勇者「」
キモオタ「何が有ったでござるか?……」
鮫島「田中ぁ!」
インファルゴ「安心しろ……あの人間は死んじゃ居ねー……だが」
(ク………どうせこの人間の身体でも吸収するつもりだろう………祈るしか無い……あの人間の勝利を)
-
乙
-
〜呪いの世界〜
田中「どこだ……ここ」
勇者「……よう人間………選別を始める」
田中「?」
勇者「俺を含め魔力無しの連中は弱い……だから勝った方が負けた方を吸収して強くなるんだ……まあ融合だと思ってくれ」
田中「ふざけんなこの野郎!………なんで勇者が人間にそんな事を」
勇者「………守る為さ……世界を」
田中「……俺はやらんぞ」
勇者(と言うと人間が一目散に逃げ出した………チ………コイツ殺意がねえから隙…尽きずらいぜ)
-
乙
-
田中「ハアハア……ふざけんな勇者が!……なんで俺が戦わなきゃならん」
と叫ぶ事しか出来ないか弱い俺の名前は田中
ただの人間だどれほど走り回っただろうがふと顔を上げた俺の目の前には絶望が居た
勇者「ただいま……早かったな」
田中「な!」
勇者「この世界は現実と違って狭いんだよ……逃げ場所なんかねーよ」
-
と言いながら勇者は俺に近付く
田中「ク!」
勇者「何?」
よし上手く行った勇者が俺の腕を切る事を予測した俺は
自分の手と勇者の手の間の空間に適当に剣を振り回し
それは上手い具合に俺と勇者の剣と剣がぶつかりお互いの剣がはじき飛ばされた
勇者「まぐれだ……そうだ……俺がこんな人間に」
-
乙
-
死にたく無いし殺すのもごめんだね
そんなこんなで俺が導いた答えは1つ素手で勇者に勝つ
剣で戦う事に比べ素手での戦いはストレスが少ない
俺の拳は簡単に勇者の顔面に命中した
勇者「………なんでだ?………なんで殺意も無しにこの威力……あり得無い」
と言うと勇者は口から血を垂れ流しながら俺を殴り倒した
田中「ッア………」
顎が痛い折れてねえか?
勇者「合格だ………お前が次の勇者」
(本当はさっきの奴を勇者にするつもりだったが…アイツは流石に弱過ぎる……)
と言うは勇者だった物は半透明の液体とも個体とはつかん形に変形し
俺の口へと入りこんだ
-
〜76年前勇者の記憶〜
田中「ここは………田舎か?…」
賢者石化「」
魔法使い石化「」
剣士石化「」
村人達石化「」
メドゥーサ「いい加減目を開けたらどうだ?……勇者」
-
勇者「ハアハア……馬鹿じゃねぇのか!……目開けたら俺が石化するじゃねえか」
メドゥーサ「フフ……何時まで持つかな」
勇者「聖なる剣よ…
メドゥーサ「辞めろ!」
呪文を唱える勇者を化け物が必死で殴る
勇者「…我が寿命の半分を与える……神なる力において我を救済せよ」
メドゥーサ「」
勇者「ハー…ハー……あー…これで俺の寿命半分かよ……」
-
〜勇者の洞窟〜
インファルゴ「……………さてどっちだ」
鮫島「田中ぁ………生きてたかぁ」
キモオタ「……嫌……もしかしたら勇者でござるか」
田中「勇者が俺の身体に入った…今の俺には勇者の記憶が有る……………俺は勇者の記憶を持った田中なのか?………田中の記憶を持った勇者なのか?」
俺は誰なんだ……ああそうだ正義だ…世界の平和の為に魔王を
え?……俺は何を考えて居る?
俺には魔王なんかどうでも良いはず
-
インファルゴ「……お前は田中でも勇者でも無い……田中と勇者が融合した結果産まれた何かだ」
田中「俺は田中だ!……そうだ俺はただの人間だ」
インファルゴ「………」
インファルゴが無言で俺の顔面を殴りつけた
俺はその衝撃で強く後ろに下がり頭を強打した
俺の後頭部からは信じられない程の血が流れ
その血を眺めるとただただインファルゴへの怒りが湧き出した
田中「魔物如きが!」
俺がインファルゴの手に切りかかるとインファルゴは後ろ下がった
インファルゴ「フン………認めろ…お前はもう人間では無い……人間なら今の攻撃で死ぬ筈」
-
田中「違う……俺は人間だあああああああああああ!」
バカにしやがって魔物如きが
この勇者様が正義の鉄槌を下してやろう
インファルゴ「ホウ」
首を狙ったが当たらない
インファルゴ「フン!」
目を狙ったが当たらない
インファルゴ「……さあて……ソルプ!」
田中「」
鮫島「田中ァ!」
インファルゴ「安心しろ……殺しては居ない……ただ意識を切っただけだ」
-
〜2年前田中の記憶〜
ここは?………ああ空街の無料食堂か
ニート「田中〜勇者の野望やった?」
田中「勇者の野望?」
ニート「ゲームだよ♪……めちゃくちゃ面白いよ♪」
キモオタ「フヒヒw……ニート氏もなかなかミーハーでござるな」
ニート……ああもう死んでるんだよなお前は
そうか俺はまた走馬灯を
ああこのまま死んでしまえば楽なんだろうな
-
〜地下過激派アジト〜
ボス魔人ラーガー「では今日は優秀な幹部……インファルゴ君から素晴らしい方向だ……みんな聞いてやれ」
雑魚集団数百人「………」
インファルゴ「同志達よ……俺は今日…人間を保護し同盟を結び…更に勇者の剣を抜いて貰った……勇者の剣の力は本物だ……我々はまた勝利への大きなっ一歩を歩んだのだ!」
雑魚集団「ぉお!…同盟よ!」
〜端っこ〜
田中「なんなんだこの状況!……誰か説明しろ」
キモオタ「フヒヒw…田中氏おはよーでござる」
鮫島「おう…生きてたか……まあアレだあの胡散臭い奴らが今は俺達の仲間だ」
-
魔王軍ガイラズ「……この魔力はラーガーか……つまりここは過激派のアジト………ラーガーを殺せば俺も幹部だ」
過激派雑魚「誰だ!」
過激派門番「ここは通さん!」
ガイラズ「……カラーキャンセル」
雑魚「消えた?」
門番「」
雑魚「」
ガイラズ「透明化すればお前らなんか……皆殺しだ」
-
乙
-
あかり「ここは通さないよ!」
ガイラズ「……誰だ?」
\アッカリ〜ン/
ガイラズ「貴様もカラーキャンセルの使い手か……」
あかり「いじめいけないんジャー」
ガイラズ「……お、おうっ……」
あかり「うわーん、あかり、またすべちゃったよー」
-
>>95すいません別になりすましても良いですけど
急展開過ぎるのでまあ良いやそのまま続けます
-
ガイラズ「プゲラ」
あかり「」
ガイラズ「何だったんだ…あの小娘……見た目は人間だった……何故魔術を」
インファルゴ「シュエル」
ガイラズ「」
インファルゴ「!…………この人間は誰だまあもう助からんだろう」
-
〜その事田中は〜
鮫島「もう俺達は……この胡散臭い奴らと組むしかねえんだよ」
田中「しかしだな…鮫島…俺達は人間だぞ魔物如きと」
キモオタ「フヒヒw……田中氏はもう立派な魔物でござるよ」
田中「俺を魔物如きと一緒にするなキモオタ!」
キモオタ「フヒヒw何故魔物如きだと?……魔物は人間より強いでござるよ……ここは空街とは違うでござる……逃げ道も無い……過激派が裏切らない保証も無いでござる……生存確率をあげる為には人間で有ることを辞める必要性が有るでござる」
-
>>98
コテをはずせばいいんじゃないか?
あるいは酉も一緒に使うとか
-
>>99垢ってなんですか?
-
インファルゴ「オイ!……人間……と勇者2代目」
田中「………その勇者2代目てのはまさかなー……俺に言ってんのか?」
インファルゴ「ああ……お前はもう人間じゃない……」
田中「ふざけんなこの野郎!……俺は人間だ!」
インファルゴ「そうか……まあ良い……さっき魔王軍1人と謎の人間が侵入し……門番が2人死んだ……アジトを移動するぞ」
キモオタ「フヒヒw……その魔物を食べて良いでござるか?」
インファルゴ「何故だ?」
キモオタ「魔物を食べたら魔物になれるでござる……」
インファルゴ「辞めとけ……失敗すれば死ぬし……成功してもお前は人間じゃなくなる……それにあの死体を食べて食べた相手に力を与えるのは……勇者…賢者…魔法使い等の限られた強者だけだ……あの程度の中級魔族食ってもメリットが無いわ」
-
トリップを付けた方が良いよ
-
突然ですがここからID腹筋です
∧,,∧
( `・ω・) ようこそID腹筋スレへ!
/ ∽ |
しー-J
ここはsageずに書き込み、出たIDの数字の回数だけ腹筋をするという、
硬派なトレーニングスレです。
例1 ID:wwh7KM12 ID抽出 ID抽出 の場合 7+12=19 なので19回頑張りましょう。
例2 ID:bicycle. ID抽出 ID抽出 の場合 数字がないので今日は一休み。
さあ、存分に腹筋するがよい↓(`・ω・´)
-
>>102トリップって何ですか?
-
>>103腹筋鍛えてどうするつもりですか?
-
>>102
今、名前欄に出てるのがトリップ。
書き込む時に、名前欄に##を二個入力してその後に好きな英数字を入れてみて。
-
>>106
#一個でよくね?
-
>>107
そうだね
-
こうですか?
-
〜その頃過激派アジト2〜
反魔王軍トウルジム「くつくつくつ……過激派は全員殺す」
過激派幹部「」
過激派派雑魚集団「」
斎藤「す……すげー」
-
〜その頃田中は〜
インファルゴ「旅はお前達に取って過酷な物になる……敵は魔王軍だけじゃない……万魔王軍や……無所属も敵だ……死にたく無ければ俺から離れるな」
サーガ「大丈夫,大丈夫……すぐ慣れるさ」
田中「絶対に慣れたく無いね」
インファルゴ「しかし……この世界で生きるには慣れるしか」
田中「………俺はやってやる!……なんとかして上に戻ってやる」
鮫島「田中ぁ…テメエ馬鹿だろ……戻っても俺達に居場所なんかねえよ」
-
田中「………でも……俺は嫌だ……」
鮫島「?…何が嫌なんだ?」
田中「嫌なんだよ!……勇者の剣なんか押し付けられて!」
鮫島に勇者の剣を投げようとしたが
剣が手から離れ無い
キモオタ「フヒヒw……呪われた装備でござる」
田中「呪いだと?」
インファルゴ「なんだ……剣を捨てたいのか?……なら魔王を殺せ」
田中「ふざけんなこの野郎!………俺は喧嘩が嫌いなんだ!……下らないと思ってる!……なんで俺がわざわざ魔王を殺さなきゃならん!」
インファルゴ「ホウ……魔王を殺すのは嫌か……まあ良い……それならば死ぬまで剣はお前から離れんぞ」
-
それで良いよ
-
〜その頃魔王城〜
魔王「ククク…反魔王軍は賢者の力を手にし……過激派は勇者の力を手に入れた……さあこの魔王を見つけ見せよ……勇敢なる弱者達よ」
-
〜その頃魔王城〜
魔王「ククク…反魔王軍は賢者の力を手にし……過激派は勇者の力を手に入れた……さあこの魔王を見つけ見せよ……勇敢なる弱者達よ」
-
〜その頃田中は〜
ドラゴン「ガルル」
過激派雑魚「どけよドラゴン!……どかねーなら殺す」
インファルゴ「待て……敵は1人だ田中にやらせろ」
田中「ふざけんなこの野郎……なんで俺がこんな化け物と」
インファルゴ「ドラゴン程度……勝てんなら今ここで死ね」
田中「はあ?……同盟を裏切って俺を殺す気か?」
インファルゴ「いや……俺は手を出さんドラゴン程度に勝てんならドラゴンに食われて死ねと……そういう意味だ」
なんでなんだなんでなんだ
田中「なんでだ!」
なんで俺が勇者の剣を押し付けられてる
-
なんで俺がこんな恐ろしい化け物と逃げてやる
チャンスを見て全てから逃げ出してやる
ドラゴン「グルル!」
インファルゴ「………怖いのか」
田中「違う!……怖くなんかねえ………」
インファルゴ「……では何故
田中「……」
糞ビビってなんかねえよ……やってやる…糞ビビっねえ…ビビっねえけど
殺すのも殺されるのもやだ
-
鮫島「ヒャハハ……ヘタレだな田中」
田中「………」
糞…こんな奴に
田中「ヘタレじゃねえ!」
ドラゴン「グルル!」
-
乙
-
そうだドラゴンの腹の皮をちょっと切ってビビらせてやろう
インファルゴ「直線は駄目だ!」
ドラゴン「グルル!」
田中「あ……」
ドラゴンの口から真っ直ぐ炎が吐かれ俺の視界が真っ赤に染まる
……ああ短い人生だった俺はここで死ぬ
-
田中「あ……暑く無い」
ふと目を開けると炎は消え去り変わりに勇者の剣がメラメラと燃え上がって居た
インファルゴ「ほう……咄嗟に剣を突き出したか」
ドラゴン「グルル!」
田中「死んでたまるかあああ!」
ドラゴン「」
-
鮫島「ヒャハハ……対した事ねぇなドラゴン」
田中「あ…あ」
俺が殺した?
俺はただちょっとビビらせてやろうと皮を切ろう
-
なんでこんな簡単に巨大な化け物の身体が真っ二つに?
化け物を切った瞬間に勇者の剣を通し俺の手に肉が切れる感覚が
嫌だ柔らかい肉の次に伝わった固い骨が千切れる感触
その感触は何にも形容しがたくまたその苦悩は未経験者に口で説明出来るモノでは無い
何も言えない俺の変わりに俺の胃袋が悲鳴を上げた
-
田中「ウエェェェェェェェ…」
俺の目と鼻と口が情けなく液体を撒き散らかし
胃袋の中で半分消化されて胃液塗れの昨日の夜飯がその姿を表した
サーガ「なんで吐いた?」
-
乙
-
田中「さめじまあァァァァァ!」
鮫島「?…田中…?」
田中「おまえのせいだァ!……おまえがおれをちょうはつするからァ!…2かいめだぞォ!…ころしたのは」
鮫島「ヒハハ……ああ5年前の話だな……確かに殺したな……お前の親父を殺した強盗を」
-
田中「おれはいやだ……もう……みんなしねよ……ウウ」
めからなみだがいっぱいでる
もうおれはだめだいやだこわい
たすけて
キモオタ「甘えるな!」
田中「へ?」
キモオタ「良いか田中氏……ここはもう平和な空町では無く…危険な下界でござる……それを敵1人殺したぐらいでその発狂ぶり…失笑ものでござる」
田中「ああ…そうだな…すまん」
-
〜その頃沼地〜
魔王軍所属ピーパー「アキャャャ!……この魔力はインファルゴとサーガだな……過激派め殺してやる」
魔王軍所属ツイスター「……ヤバい!…ここは沼地!」
無所属沼地の魔獣ヌーディー「……」
ピーパー「イタ……ああああ…足が…俺の足が千切れやがった…何をされた?」
ツイスター「竜巻の舞!」
-
(沼地の魔獣め…だがこの竜巻には勝てまい)
ヌーディー「……」
ツイスター「何?…何故この風で飛ばんのだ!」
ヌーディー「…」
ピーパー「」
ツイスター「」
-
〜その頃田中達は〜
サーガ「さあ…沼地を抜ければアジトたぜい」
インファルゴ「サーガ!……ここは危険だ…魔獣が居る」
サーガ「インファルゴくん何ビビってんの?…近道じゃん」
インファルゴ「待て……ここの魔獣は魔力無しで気配ゼロ……それで目にも留まらぬスピードで…俺が3年前に戦った時も俺以外全員死んだ」
サーガ「危ない魔獣だね…でもそしたら…他の派閥も近づけないから逆に安心」
インファルゴ「辞めておけ!…迂回だ」
サーガ「……ボスは俺だよね?」
インファルゴ「………」
サーガ「行くぞ」
-
乙
-
ツイスター「」
ピーパー「」
田中「なんなんだコレは?」
沼地を渡ろうとした俺達の目の前に
上半身と下半身が綺麗に千切れた魔物が現れた
インファルゴ「……知らない奴らだ…違う派閥の奴らだな……しかしこの死に方は魔術では無い」
過激派雑魚「うわわああ……俺の足がーあああ」
ヌーディー「……」
インファルゴ「シュエル!……チ…避けられた」
鮫島「」
田中「鮫島!」
インファルゴ「逃げるぞ!」
-
田中「嫌だ…俺は逃げない……どっちから壊れて動け無くなるまで戦うんだ」
過激派雑魚「俺の下半身が無くなりやがった!」
コソコソ隠れんなこんな沼
田中「……」
俺が剣を振り回すと沼地の泥が跳ね上がり不細工な化け物が顔を出した
ヌーディー「あわわ…」
田中「……」
俺はなんの躊躇いも無く化け物の目を突き刺した
ヌーディー「」
-
〜その頃魔王城〜
ゴッドサキス「勇者ノ力ダ……厄介ダ消スカ」
魔王「ククク……勇者の力か…消すな」
ゴッドサキス「シカシ…魔王様勇者ノ力ハ厄介デス」
魔王「厄介か………だがそれで良い……この魔王に逆らう者は強い方が面白い」
-
〜過激派アジト2〜
過激派雑魚集団「」
過激派幹部「」
過激派雑魚「なんなんだコレは!」
田中「う!………なんだ死体か」
やっとたどり着いたアジト…そこで出会った魔物達の死体の前に俺は胃からこみ上げる液体を押さえつけながら
出来るだけ無感情な顔で強がりを吐き捨てた
キモオタ「き傷も無しに……口から心臓が飛び出してるでござる」
インファルゴ「……この死に方は賢者だな」
サーガ「え?……インファルゴくんヤバいよ………賢者の力が他の派閥に行ったの?」
インファルゴ「サーガ!…ボスは堂々としてろ」
サーガ「……ぁあ」
-
〜その頃過激派アジト3〜
過激派幹部ブラック「おやおやおや…君は誰だい」
トウルジム「くつくつくつ……僕はただ過激派を皆殺しに来た……通行人さ」
ブラック「おやおや……困った通行人だね……なんでそんな事を」
トウルジム「………君達…過激派の目的は魔王殺害…それは僕達と同じさ……だけど君達には具体的な理念が無い……もし魔王が死に君達が支配者になれば……君達は魔王と同じ事をする」
ブラック「君達は違うのかい?」
トウルジム「ああそうさ……」
ブラック「おやおや…困ったね……今は会話の途中だよ……いきなり切りかからないでもらいたいね」
トウルジム「……」
(な!……そんな僕の不意打ちが避けられた?)
-
ブラック「困ったねえ……我々としては魔王軍以外とは戦いたく無いのだがねえ……」
トウルジム「まあ…そう言わずに遊ぼうよ」
(当たった)
ブラック「参ったね……腕の皮膚が抉れてしまったよ」
-
トウルジム(浅かったか!!)
ブラック「アップテンポ!」
トウルジム「イ………ぼ僕の両手が…取れた?」
(何をされた?…早くて見えなかった)
ブラック「……私の勝ちだね」
斎藤「ヒーリング」
トウルジム「くつくつくつ………まあ1対1なら君が勝っただろうね……残念だけど僕には心強い味方が居るんだ」
ブラック「この再生力……参ったな……これはまさしく賢者の力だね」
-
乙
-
トウルジム「君はイライラさせる奴だよ…本当に」
ブラック「私はただ…君の剣を避けてるだけなのだかね……さて君の敗因を教えよう」
トウルジム「?……くつくつくつ……何を言い出すかと思えば……確かに僕は君より弱いが……賢者の力だよ?……負ける筈が」
ブラック「ん〜……君の敗因はね……アジトにたった2人で乗り込んだ事さ」
-
トウルジム「……な…」
背後から過激派幹部イキュパス「ウフフ……坊や〜可愛がってあげるわ〜」
トウルジム「ヌバ!…」
(糞……敵の腕が僕のお腹に貫通した……)
ブラック「さあ……人間を私に引き渡しなさい」
-
トウルジム「嫌だね……」
(僕は背後の敵の鼻にに力一杯の頭突きをした)
イキュパス「痛いわね!……あたしの顔になんて事を!」
トウルジム「グハ……」
(よし手が僕のお腹から抜けた)
斎藤「ヒーリング」
トウルジム「テレポネス!」
-
乙
-
サーガ「ヤバいよ!……ブラックくん……アジト1が魔王軍にバレてアジト2のみんなが殺された」
ブラック「これは,これはサーガ様……因みに先ほど此方に反魔王軍が来てね……参ったよ」
インファルゴ「チ……反魔王も動き出したか」
イキュパス「反魔王軍は動いて無いわよ……敵は反魔王軍の名を出さなかったし……それに本気が反魔王が動けばたった2人で私達に戦いを挑むなんてあり得無いわよ」
サーガ「イキュパスさん?……敵は反魔王軍の名前出さなかったんだよね?……なんで反魔王軍だって分かったの?」
イキュパス「敵は…『君達の目的は魔王殺害…それは僕達と同じだ』って言ってたわ……この世界で魔王殺害なんて……あたし達か反魔王軍ぐらいしか…」
田中「なんの話だ?…意味が分からんのだが」
キモオタ「フヒヒw…つまり敵はたったの2人でござる」
-
イキュパス「この件に反魔王軍は関与して居ない……でも敵が賢者の力も持って居るなら……今は魔王殺害より賢者の力を消し去る事が優先よ」
イキュパス「待て!……反魔王軍としても我々との全面抗争を避けたい筈だ……しかし我々から手を出せば反魔王も黙っては居ない」
ブラック「困ったねえ……じゃあ大人しくたった2人の敵に反撃すらしないつもりかい?」
イキュパス「違う……ここは人間にやらせる」
田中「は?」
キモオタ「フヒ?」
-
乙
-
田中「ふざけんなこの野郎!……アジトをたった2人で潰した化け物に俺が勝てるか?……俺が死ぬ未来しか見えないね」
キモオタ「そうでござる!」
インファルゴ「サーガ……色仕掛けだ」
サーガ「お……俺が?」
インファルゴ「違う……イキュパスにやらせろ」
サーガ「イキュパスさん……人間達を虜にして………手加減してね……あんまりハードだと人間は壊れる」
イキュパス「ウフフ……覚悟なさい坊や達……性魔術ムーンナイト」
キモオタ「な……辞めるでござる」
魔物が呪文を唱えながらキモオタの頭に手を突っ込む
しかしキモオタの頭からは出血は無くその表情からもダメージは見られ無い
イキュパス(幼女)「……へ〜ロリコンね……じゃお兄いたん…エッチな事しようか?」
-
キモオタ「フヒ!」
幼女「お兄たん……大好き♪」
なんなでござるか!
幼女ォ〜幼女が拙者に突然抱きついたでござる
身長的な理由で幼女の小さなお口がちょうど拙者のおにんおにんの位置でござる
幼女「あ〜お兄たんのおちんちん大きくなってるよ〜」
キモオタ「や…辞め……何を…」
幼女が拙者のズボンのチャックにその瑞々しい両腕をあてがい
拙者のおちんちんがその姿を表したでござる
幼女「ん〜お兄たんさっきぽ……糸引いてる〜エッチ〜」
-
幼女が拙者のカウパーを人差し指で軽く遊び
その人差し指をお口でペロペロし始めた
その間…幼女は拙者の目を上目使いで見つめ
拙者のおちんちんをもう片方の人差し指につんつんと弄ぶ
キモオタ「な…辞めて」
幼女「あ〜お兄たん嘘ついた〜本当はもっとして欲しい癖に〜」
先に断っておくが誰も拙者を責めないで欲しい
拙者は童貞にて候…理想的な幼女にこうも責め立てられるとこうなるのは必然
拙者はおにんおにんへの僅かな刺激と言葉責めのみで射精に至り
幼女のその可憐な顔面に精液を発射したでござる
-
キモオタ「フヒ……フーヒー」
イキュパス「美味しかったわよ♪…アナタの生気」
サーガ「じゃあ次はアイツだ!…イキュパスさん頑張って!」
-
田中「来るな!」
俺は剣を適当に振り回しながら後ろに下がり魔物達と
適当な距離を取った
イキュパス「ウフフ……楽しい事しましょうよ♪」
田中「嫌だ!……こっち来るな化け物!」
ブラック「ほら…抵抗は辞めて貰おうか」
魔物が背後から俺を羽交い占めにしやがった
-
田中「離せ!…刺すぞ!…」
イキュパス「ウフフ………ムーンナイト」
田中「あ」
魔物が俺の頭に手を突っ込みニヤニヤと俺の顔を見つめる
イキュパス「へ〜まあさっきの子よりわ普通かな……さあお姉さんが遊んであげる」
-
お姉さん「おいで……坊や」
田中「はい」
黒のブラジャーに黒のガーターベルト
長い金髪がセクシーなお姉さんの両頬を隠し
その大人ぽさを増大させる
Dカップはあろうその胸に俺は無意識に顔を埋めた
嫌……俺だってキモオタの汚らしい精子がついた魔物の雌なんか嫌だ
だけどマイナスを打ち消すだけの美しさがこのお姉さんには有る
お姉さん「エッチなお姉さんは嫌い?」
-
田中「嫌……はは」
嫌な筈なんか有りません
是非とも夜のお供をさせて頂きたい
は!いかんいかん
なんなんだ俺は!魔物如きに欲情しやがって
田中「……俺には色仕掛けは通用せん」
-
お姉さん「……私そんな魅力無いかな」
お姉さんが淋しそうな表情で俯く
イヤイヤイヤイヤ!…魅力MAXで御座いますお姉様!
それでも俺はこの誘惑に負けたく無い!
田中「魅力なんてねよ!ババア!」
俺はお姉さんに向かって精一杯の強がりを叫んだ
-
お姉さん「無駄な抵抗よ」
お姉さんは無表情に呟き俺に接近する
うん正直怖いです
………仕方無い……ドラゴンの時は力加減を間違えたが今回は殺さねー
俺は利き手に握られてる勇者の剣を見つめ
軽く横に剣でお姉さんの身体を撫でた
お姉さん「キャアアアア!」
お姉さんの腹部から鮮血が走り俺の顔面に血飛沫がしたたる
田中「う……ふう」
どうしたちまったんだ俺は?
なんで俺は………人を殺して射精だなんて
はは……違う…違うぞ俺は俺は正常だ
俺はお姉さんの裸に興奮して射精したんだそうだ
-
イキュパス「ウフフ……良い夢みれたかしら♪……坊や達」
キモオタ「フーヒーフーヒー」
田中「……………」
インファルゴ「どうだった?………コイツらの性癖は?」
イキュパス「う〜ん……最初の子はロリコンだし……2人目の子……自分では正常なつもりでしょうけど……彼は勇者や魔王と同じ……殺害を楽しむ化け物よ」
ブラック「う〜ん……敵に回すと厄介だね〜」
サーガ「余裕じゃん……イキュパスさんが洗脳したし」
-
イキュパス「さあ賢者の力を消しなさい…坊や達……」
田中「賢者消す」
キモオタ「賢者消す」
ブラック「アップテンポ」
(コレでしばらくの間…この人間達のスピードはアップするよ……)
サーガ「………うん…まあ……余裕しょ」
-
〜その頃荒野〜
無所属ガーリー「フヘヘヘヘ!」
無所属雑魚「……」
無所属ブダダ「………」
トウルジム「くつくつくつ……なんなんだい君達は?」
-
乙
-
ガーリー「賢者の力を渡せばお前の命を保証する」
トウルジム「くつくつくつ……嫌だ……と言ったら」
ガーリー「そうか…なら力づくで!」
デブブ「待て!……オイ人間!…お前には反魔王軍も無所属もどうでも良いはずだ……どうだ2対3より…4対1の方が楽だろう?」
斎藤「…まあね……確かに俺には関係無いね」
-
デブブ「そうか…なら」
斎藤「だけどね………俺はね……命の恩人は裏切らないんだね」
雑魚「ぁ?……命の恩人だぁ……コイツはお前を助けようなんてつもりはねぇよ……テメーは利用されてんだ……」
斎藤「だから?」
雑魚「あ?……テメー話聞いてたぁ?……利用されてんだよ……別に裏切っても問題ねぇだろ」
斎藤「俺を利用したいのは…お前の方だね?……俺はね……どうせならね…命の恩人に利用された方がマシだね」
雑魚「死ね!」
-
斎藤(敵が俺に切りかかって来た…なる程…回復要員の俺を先に殺す気か?……そうか俺を仲間にするのはもう諦めたのね)
雑魚「」
トウルジム「くつくつくつ……君は遅いね」
斎藤(俺に切りかかって来た敵の身体をを……横から一直線にトウルジムが切る……敵の身体は綺麗に上半身と下半身が分かれた)
ガリリ「スペアンカ」
斎藤(敵が手から放たれた光線が真っ直ぐ俺に向かう)
-
トウルジム「……」
トウルジムが俺の前に立ちふさがり光はトウルジムの腹を貫通し俺の目に命中した
ガリリ「ウギャ!」
敵の目から緑色の液体が流れ落ちそのもう黒目と白目の境界線は無い
斎藤「ヒーリング」
トウルジム「くつくつくつ……隠し魔法陣だよ……この人間は大切な回復要員だよ?………僕はこの人間の身体に無数の隠し魔法陣を仕掛けて居る……この人間にあまりこの人間に攻撃しない方が得策だよ」
デブブ「しかし……それだとお前魔術使えねーじゃん?」
ガリリ「詰んだな……お前」
-
斎藤(ハッタリだ…俺についた隠し魔法陣は両目と股関と頭と胸…急所だけだ……しかし敵がトウルジムのハッタリを鵜呑みにしたとすれば……勝てる!)
トウルジム「くつくつくつ………回復要員に防御系の隠し魔法陣なんて戦闘の基本中の基本……普通は回復要員には攻撃しない物さ……これだから勇者パーティーと戦った事が無い若い魔族は」
ガリリ「だからどうした!」
デブブ「……お前は魔力を使えないし…回復要員はただの人間だ」
ガリリ「サーマーボール」
デブブ「ダークボール!」
敵が2人同時に呪文を唱え明るい球体と黒色の球体が
トウルジムに迫る
デブブ「」
ガリリ「」
-
球体はトウルジムに命中する寸前で消え
敵の口から心臓が飛び出した
トウルジム「くつくつくつ……実は僕も賢者の力を持ってるんだよ……もしかして賢者の力はこの人間しか使えないとでも?」
斎藤「心言呪文か…便利だね」
トウルジム「そうでもないさ……戦いながら心の中で呪文を復唱するのも……なかなか骨が折れるよ」
斎藤「敵は…トウルジムが…魔術を使えないと勘違いしてたね」
トウルジム「くつくつくつ……嬉しい誤算だね……もしかして僕が君の全身に隠し魔法陣かけたとでも思ったのかな?」
-
乙
-
田中「賢者消す」
キモオタ「賢者消す」
トウルジム「…」
斎藤「ヒーリング」
トウルジム「いきなり背後から刺すなんて………卑怯だと思わないかい?」
田中「賢者消す」
トウルジム「……っと……人間にしては速い方だね……それよりなんなんだい?……その死んだ用な目は?……君達は誰かに洗脳されてるのかい」
キモオタ「ピカデリー」
田中「賢者消す賢者消す賢者消す賢者消す賢者消す賢者消す」
トウルジム(なんなんだこの動き………速いしめちゃくちゃだ……あ!……僕の首が)
-
斎藤「ロングヒーリング」
トウルジム「くつくつくつ………これで僕は不死身……」
キモオタ「なぁ!……ア¨ア¨」
トウルジム「くつくつくつ……腹を切り開いただけで戦闘不能かい?……人間は大変だね」
田中「賢者消す」
トウルジム「君は勿体ないよ……せっかくの勇者の剣をそんな無造作に………」
キモオタ(は?……拙者は何を?……ア¨アア¨足がぁ!……拙者の足が!)
-
田中「賢者消す」
トウルジム「………君には疲れと言う概念は無いのかい?………イライラするね…勇者の力は厄介だ……ここで殺す!」
キモオタ「待つでござる!」
トウルジム「まだ生きてたのかい?……なら仕方ない君から」
キモオタ「拙者達を殺すと……みんな死ぬでござる!」
トウルジム「は?………それはどう言う意味だい?」
キモオタ「反魔王軍も過激派も最終的には魔王と対立してる……でござろう?」
トウルジム「ああ……そうだよ」
キモオタ「………ここで拙者達を殺すと過激派と反魔王軍の全面抗争に勃発するでござる……そしてどっちが残った方は少なくなった戦力で………魔王と戦い死ぬでござる」
トウルジム「それはあくまでも可能性の話だ……実際には過激派も僕達との抗争は避けたい筈だ………だからそんな事は実際には起こらない」
-
キモオタ「抗争にならなかった場合は……お主にとって最悪なシナリオが待って居るでござる………過激派は自分たちでは動かず下っ端の鉄砲玉をお主の元に送り込むでござる………そうまさしく今の用に」
トウルジム「くつくつくつ………で?」
キモオタ「拙者達4人で協力し……過激派と反魔王を1つにまとめる……それが拙者達が生きるたった1つの方法でござる」
トウルジム「………そんな事が出来るのかい?」
キモオタ「可能でござる……賢者と勇者の力が有れば不可能は無いでござる」
-
田中「賢者消す」
トウルジム「くつくつくつ………しかし肝心の勇者がこの有り様じゃね……さっきから僕は防戦一方だよ」
キモオタ「ピカデリー」
田中「!」
トウルジム「……なる程ね」
斎藤(トウルジムが…勇者の胴体を横に真っ直ぐ切り裂いた………)
田中「ガ………イツ」
斎藤(勇者が口からおびただしく血を吐き出し……勇者の胴体が重力に従い地面に落下しようとしたその時!………勇者の上半身と下半身の切り口から触手が飛び出し………触手同士が激しく絡まり……あれよあれよと勇者は五体満足になった)
田中「はあはあはあ………ぁ?………え?……ここは?」
-
トウルジム「ところで君はなんで生きてるの?」
キモオタ「へ?」
トウルジム「自分で分かって無いのかい?……君はさっき僕に切り裂かれれた……腹の傷から上半身と下半身が真っ二つなんだよ」
キモオタ「な!………どうして?」
トウルジム「くつくつくつ…………どうやら君は人間じゃないみたいだね……でも出血が酷い………魔族でも下級なら一瞬で死ぬレベルだ」
斎藤「ヒーリング」
キモオタ「な!……治った」
-
トウルジム「人間や下級魔族なら僕でも瞬殺出来る筈だ………でも君には回復魔術で修復可能なレベルのダメージしか無い……君は魔族なのかい?」
キモオタ「うぬ……拙者は魔法使いでござる」
トウルジム「……気配と見た目は不細工な人間なんだけど………何かしたのかい?」
キモオタ「うぬ……拙者は魔法使いを食べて魔法使いになったでござる」
-
乙
-
田中「なんなんだこの状態は!……誰か説明しろ!」
トウルジム「君達は誰かに洗脳されてた……僕を殺そうとした……僕はなんとか君達に勝って洗脳を解いた……僕は君の仲間に言われて君達の仲間になった」
田中「なんでだ!……俺が知らない間に勝手に話を進めるな!」
キモオタ「田中氏落ち着け………この魔物を仲間にすると……賢者の力が我々を守ってくれるでござる」
斎藤「トウルジムと俺は賢者の力…お前達は勇者と魔法使いの力」
トウルジム「くつくつくつ……面白い!……面白いよ!……コレじゃあまるで勇者パーティーじゃないか」
-
ブラック「ファイヤーオール!」
トウルジム「スペルガ!」
斎藤(敵が放った炎を…トウルジムが放った光がかき消す)
トウルジム「なんなんだい?」
イキュパン「ポーズ」
田中(な!……動けないだと?)
キモオタ(………どうするでござるかコレ?)
トウルジム(くつくつくつ……安心したよ……この呪文は相手の動きを止める呪文………この状態で攻撃されたら呪文の効果が消える………つまり過激派には僕達を殺す意志が無い)
インファルゴ「さっき……コイツらは結構を魔力使った……そろそろ他の派閥の奴等も来る頃だろう……場所を移動する」
サーガ「まあ………殺さないから安心しろよ」
-
〜その頃魔王城〜
ゴッドサキス「ドウナッテルンダ」
魔王「ククク………面白いぞ過激派……勇者に何をやらせるつもりだ?」
-
〜その頃田中達は〜
インファルゴ「勇者,人間,過激派,貴様達は我々に制圧された……我々はその気になれば貴様達を殺す事も容易だ……だがしかし我々はそれをしない…イキュパス…その魔物のポーズを解け」
イキュパス「ポーズキャンセル」
トウルジム「くつくつくつ…で?……君達の目的はなんだい?」
インファルゴ「その前に我々を安全な場所に移動させろ」
ブラック「……反魔王軍が居ない場所だよ…………分かるよね?」
イキュパス「ウフ!……逆らえばこの3人を殺すわ」
トウルジム「分かったよ…………全く過激派はコレだから…テレポネス!」
-
〜洞窟〜
トウルジム「くつくつくつ……で?…………なんの用だい?………僕を殺すのかい」
インファルゴ「いや…ここでお前を殺すメリットが無い……サーガ説明してやれ」
サーガ「お前らは勇者パーティーの力を手に入れた………だがまだ完璧じゃない」
イキュパス「剣士の力が必要よ………」
サーガ「お前達の目的は分かって居る……俺達はお前達に従う…だがその前に…剣士の力を手に入れろ」
ブラック「勇者パーティーを完成復活させるんだよ…分かるかな?」
-
〜その頃世界樹の下〜
魔王軍所属メンテ「さあ人間…オイラ達の仲間になりな」
魔王軍所属チビ「戦士の力は欲しい」
魔王軍所属雑魚「オイ!人間話の途中に髪を弄るな!」
気流「下品な奴らだ……この気流に勝てるのか?」
メンテ(この人間!………魔王様の若い頃と似てる………)
チビ(この髪型とファッションセンスは……まさしく若い頃の魔王様)
雑魚「女みたいだなお前」
気流「………中性的と言ってくれ……」
無所属グレル「やれ気流………お前1人で充分だ」
気流「フン!……言われ無くともこの気流……3匹の魔物如きに負けん!」
-
乙
-
雑魚「」
気流「美しく散るが良い!」
メンテ(なんだ?……雑魚がこの人間の攻撃範囲に居たのか?)
気流(ああ!俺の前髪が乱れた)
チビ(戦いの途中で前髪弄るなよ)
「チャルプ」
-
気流「……」
チビ(何!……俺の呪文を見もせずに交わした?)
気流「……」
チビ「」
気流「美しく散るが良い!」
メンテ「ドブゼ!」
気流「何?……お前飛べるのか?」
メンテ「エルサレム!……エルサレム!……エルサレム!」
気流「グ………ハ」
グレル「……剣士が負けた?」
-
斎藤「ヒーリング」
キモオタ「フヒヒw剣士を我々に寄越すで御座る」
トウルジム「くつくつくつ……この人数に勝てるかな?」
田中「……」
オイオイいい加減にしろよ
これじゃあまるで俺達が悪役じゃねえか?
メンテ「………なんだお前ら?」
-
乙
-
グレル「ハードコ
トウルジム「言わせ無いよ(敵が呪文を唱える前に…僕の剣が敵の喉を潰した)」
グレル「グ……ギギギ」
気流「フン……足手まといだ」
田中「オイ!仲間を置いて逃げる気か!」
剣士が木によじ登る……俺はふと木を見上げる………なんてデカい木だ頂上が雲に隠れてやがる
キモオタ「ピカデリー」
気流「フン………」
キモオタ「避けられた………でござる」
-
メンテ「ガウルバイソン!」
田中「…」
敵が巨大な木に呪文を唱えると真紅色のこれまた巨大な光が
木に激突したが木はビクともしない
トウルジム「あーあ世界樹を怒らせた」
突然巨大な木からなんの全長の無しに細長い枝が現れ
それは敵の腹を突き刺した
メンテ「」
-
乙
-
田中「なんなんだ?……どうなってやがる」
トウルジム「世界樹はこの世界の植物の中で一番デカくて強い………世界樹に攻撃して死ななかった魔族は今までに1人も居ないよ」
キモオタ「フヒヒw…そうなるともう登るしか無いでござる」
斎藤「頑張れ」
と言う斎藤の顔は何故か俺を見ている
田中「?」
斎藤「大丈夫だよ!落ちたら死ぬ前に回復するから♪」
田中「オイオイ……オイ!……待てよ!……なんで俺がそんな……」
トウルジム「くつくつくつ……僕達は仮にも勇者パーティーだよ……誰か1人だけ行くとしたら君に決まってるじゃないか」
田中「そう言うがな……俺1人で勝てるのか?」
トウルジム「良いかい……戦いの場所は世界樹だ……一直線だよ……数の利が通用するような場所じゃないんだ……それに下手に魔術を使ってもし世界樹に当たれば……命の保証は無い」
-
田中「剣の勝負と言う訳か?……しかし剣ならお前も」
トウルジム「くつくつくつ……君はバカなのかな?……普通の剣を装備して居る僕と……勇者の剣を装備して居る君……どっちが強いと思う?」
田中「しかしだな……現に俺はお前に負けて洗脳を解かれた訳だが」
トウルジム「それは数の利さ………1対1なら君の方が強い……それとも僕に勇者の剣を渡すかい?」
田中「それが出来れば苦労しない………わかったよ……だが俺が負けても恨むなよ」
-
乙
-
〜その頃気流は〜
夕陽に染まる大樹に俺の前髪
美しい!美しいぞ!
この気流は誰にも従わん数の力にも
暴力にも屈しる事は無い
田中「オイ!!待てよ!」
気流「嫌だ……と言ったら?」
田中「………そう言われたらもう……戦うしか」
気流「フン!醜いな………貴様は何故…この気流と戦う」
田中「!?」
(何故?……そうだ俺は警察から逃げ延び……この下界に来た……そして過激派の言いなりになり……次は自称勇者パーティーの言いなりだ……俺はなんで?)
気流「フン!……答えられんか?」
-
〜その頃空〜
魔王軍所属サンダーバード「!……こ…この魔力は勇者!…まさか勇者が復活!……だとしたら殺される前に殺す……ドラゴン!」
ドラゴン100対「グオオ!」
サンダーバード「世界樹に気付かれない程度の力で……羽ばたけ!」
-
〜その頃田中達は〜
気流「!」
なんの前触れも無しに突風が俺と気流を襲う
気流「うわああぁぁ!」
世界樹から離れ重力に従い地面へと落下しようとする気流の手を
俺の手が付かんだ
気流「助けて!助けてくれ!」
やれやれ真下に落ちれば斎藤が回復してくれるだろうが
この風だ仕方無い
俺はバランスを保つ為に世界樹に勇者の剣を突き刺した
気流「お前は馬鹿か!!」
田中「?…グ……ア¨……」
気が付くと俺の腹に耐え難い激痛が走り
手の力が抜け気流が落下した
-
気流「嫌だ!死にたく無い!」
と落下しながら叫ぶ気流を俺は見つめる事しか出来なかった
それはそうと俺はなんで生きてる?
恐らく世界樹にやられたであろう腹の傷はものの数秒で証明に
痛みも無い
田中「ふざけんなこの野郎……元はと言えばこの強風のせいだろうが」
と精一杯の叫び声を世界樹に浴びせ
俺は下を見た
この高さから落ちるのは正直怖いが
空町から落下した時と比べたら対した事は無い
情けない話だが今の俺は気流の安否等どうでも良い
ただ死ぬ事への恐怖と勇者への怒りで頭がいっぱいだ
もし俺に勇者の剣が無ければ俺は痛みも恐怖も感じる事無く
一瞬で死ねるだろう
-
乙!
-
〜その頃空〜
サンダーバード「何故死なない!…威力が足りないのか?……かくなる上は世界樹と共に滅びるが良い……やれドラゴン!」
ドラゴン100対「グオオ!」
-
〜その頃田中〜
さてどうした物かここで剣を抜けば
世界樹にダメージが行くそうすれば俺は世界樹に攻撃したと見做され
また痛い目に会う
しかし何時までもこのままと言うのは
ドラゴン100対「グオオ!」
田中「なんなんだお前ら!……さっきの風もお前らの仕業か?」
-
乙!
-
田中「……オイ世界樹!………お前が攻撃すべき相手が誰か……コレで分かったよな?」
ドラゴン100対「グオオ!」
-
もっと世界樹に気が付かれ無いように
上手くやれば良いものを
馬鹿な連中だ
だがしかし連中が馬鹿なお陰で俺は助かるかもしれない
もしかしたら俺はこの下界で一番運が良いのかもしれない
嫌……あるいは一番不幸なのか?
兎に角ダメで元々だ俺は出来るだけ勇者らしく
大きな声で世界樹に叫んだ
田中「ドラゴンをぶっ倒すぞ!」
-
乙!
-
ドラゴン100対「グオオ」
ドラゴン達の羽ばたきのせいで俺はバランスを崩し遂に
勇者の剣が世界樹から外れた
田中「!」
嫌…大丈夫だ世界樹も分かって居る筈だ
世界樹に攻撃したのは俺では無くドラゴン達だ
田中「ガ………な………ァ¨」
なんで俺が………気が付けば俺の腹と胸に触手が貫通し
激痛と共に視界が震え
薄れ行く意識の中で俺が見た物は触手に羽を千切られ
落下するドラゴン達だった
-
〜その頃気流はこの下界のどこか〜
気流「ハアハア…生きてる……生きてるぞ……グア……ハ」
二階堂「………なかなか良い剣だ……頂き」
-
〜その頃世界樹の下で〜
田中「ァ¨………グア……イ」
斎藤「どうする?」
キモオタ「何を言っておる!早く回復するでござる!」
斎藤「……肉体の負傷は俺が回復させれる……でもこの人は世界樹に呪われて居る……今回復させたら死ぬ以上の苦痛を味わうよ」
トウルジム「しかしだね……この人間が死んだら誰が勇者をやるんだい?………勇者の剣を装備出来るのは魔力を持たない純粋な人間だけ………純粋な人間なんかこの下界では直ぐに死ぬだろうし……仮に居たとしてもその都合良く、僕達の言う事し従うかどうか」
斎藤「でも……呪いが強過ぎるし……無理やり回復しても……もう戦える用な身体じゃない………無理に生きさせるのは残酷だ」
キモオタ「なんとかするでござる!」
トウルジム「呪いか…………1つだけ呪いを解く方法が有る」
-
乙
-
キモオタ「早く!方法を教えるでござる!」
トウルジム「落ち着いて……この人間はまだ72時間は生きられる………あんまり焦ると出来る事も出来なくなるよ」
キモオタ「72時間とか短いでござる!……田中氏が死んだら拙者はボッチでござるよ!……早く方法を教えるでござる」
トウルジム「旧魔王城近くの……魔王の森に解毒草が有る……しかし今の僕は魔王派じゃないから手に入れる保証は無い」
斎藤「は?じゃあ無理じゃん」
トウルジム「しかし諦める訳には行かないんだよ………もしこの人間が死んでしまえば……過激派は僕達、勇者パーティーを利用する事を諦めて……僕達を殺すかもしれない」
斎藤「じゃあ……どうすれば」
トウルジム「命を変えてもこの人間の呪いを消す」
-
トウルジム「解毒草は強いよ……どんな呪いよりもね」
〜91年前魔王の森〜
サーガ後の過激派リーダー「残念だな勇者…ここから先は通さん」
トウルジム「くつくつくつ……君達が勇者パーティーかい?」
-
ゴブリン「来いよ!」
勇者「死にたいのか?」
賢者「おやおや……ここで雑魚の足止めですか」
剣士「切り裂いてやる!」
魔法使い「………………」
ゴブリン「死ね!」
魔法使い「ヒートボール」
ゴブリン「」
ゴブリンが魔法使いに殴りかかってけど
魔法使いに燃やされて死んだ
-
サーガ「…………」
トウルジム「逃げるのかい?」
サーガ「ああ」
サーガは逃げたよまさかあんなヘタレが過激派のリーダーになるとは
勇者「お前は逃げなくて良いのか?」
-
トウルジム「くつくつくつ……そうだね……」
せめて1人殺してから逃げようと勇者に切ったつもりだったんだ
勇者「…………ハ!……雑魚が」
トウルジム「……ハーハー」
斬られたのか腕だけの筈なのに全身の力が抜けた
賢者「勇者様…留めを指さなくて宜しいのですか?」
勇者「ア?……体力の無駄だほっとけ……俺の呪いを食らって死なない奴はいねーよ」
トウルジム「…」
なんとか死んだふりをして切り抜けた僕は勇者が見えなくなってから
解毒草で命を取り留めた
-
乙!
-
〜現在魔王の森〜
魔王軍所属ガガギゴ「辞めろ!……魔王様を裏切るのか?」
魔王軍所属ルーブラ「私は決めたの………この人と幸せになる」
イケメン刈谷「………やれ」
-
乙!
-
〜その頃キモオタは〜
キモオタ「なんなんでござる!」
拙者達が魔王の森に付くとそこには所狭しと魔物の
死体がうようよしてたでござる
トウルジム「………くそ!」
キモオタ「何をやってるでござる?」
トウルジム「無いんだよ……魔王軍の連中のポケットに入ってる筈の……解毒草が」
斎藤「なんで?」
トウルジム「…………誰かが僕達と同じ事を考えてるのかもしれない…………どうする?…………友達の為に命を懸けて戦うかい?」
キモオタ「勿論でござる!」
-
〜その頃刈谷は〜
ガガギゴ「サンジ!」
ルーブラ「エネル!」
刈谷(敵の出した赤い光と…ルーブラが出したピンク色の光が激突し……ルーブラが吹っ飛んだ)
ルーブラ「ア¨」
刈谷「なんだ……生きてるのか?」
-
ガガギゴ「サンジ!」
刈谷「フン!……魔物如き下等生物が」
ガガギゴ「!」
俺が魔力無効化銃を敵が出した赤い光
に発砲すると光は消滅した
刈谷「さて……この液体をかけると」
俺が赤色の液体をルーブラにかけると
ルーブラの傷が消えた
ルーブラ「エネル!」
ガガギゴ「」
刈谷「フン!」
-
乙!
-
トウルジム「……」
刈谷「!」
ルーブラ「ア¨」
イケメンに不意打ちをしたトウルジムだったが
突如としてイケメンの前に女の魔物が立ちふさがり
トウルジムの剣が女の魔物の腹に刺さったでござる
トウルジム「なんのつもりだい?……君は魔物軍だよね…なんで人間と」
ルーブラ「ア¨……」
刈谷「ハハ!………なかなか死なねーのなお前!」
-
ルーブラ「サンジ!」
トウルジム「……」
イケメンが女の魔物に赤い瓶を投げつけたと
思えば女の魔物は突如元気なり呪文を唱え
ピンク色の光がトウルジムを吹き飛ばしたでござる
斎藤「ヒーリング」
トウルジム「どうする?……僕達の魔力切れを待つかい?……僕達は解毒草が欲しいだけなんだけど」
刈谷「…………チ……俺に逆らうか?……低能な魔物如きが」
と言うとイケメンは袋から剣を取り出したでござる
トウルジム「守人の剣じゃないか!……それを何処で?」
-
刈谷「ああコレか?コレはな」
〜数時間前魔王の洞窟〜
刈谷「ハアハア……なんなんだ此処は!……魔物がいっぱいじゃないか……俺には魔力無効化銃が有るがそれでも……厳しい」
-
魔少女「お兄ちゃんだ〜れ?」
刈谷「うわ!」
魔少女「あ〜イケメンだあ〜」
刈谷(も……もしかしたら俺の顔は魔物にも通用するのか?)
魔少女「人間がこんな場所に居たら危ないよ〜」
刈谷「ああそうだな……何か武器が有れば」
魔少女「それならアソコに守人の剣が有るよ〜」
刈谷「守人の剣?」
魔少女「うん!………う〜んと昔……魔族が集団で人間の村を襲ってたんだけど……守人がたった1人で魔族を殺したんだって……長老が言ってたよ〜」
-
刈谷「なる程……それでお前達…魔物は何らかの方法で守人を殺し剣を手に入れた訳か?」
魔少女「うん!……多分守人より強い魔族が守人を殺したんだよ〜」
刈谷「なあお嬢ちゃん……俺は今困ってるんだ……その剣…俺にくれないかい?」
魔少女「うん!……お兄ちゃんイケメンだから良いよ〜…守人の剣は人間にしか装備出来ないし〜」
刈谷(勝った)
そいて僕は守人の剣を装備した
魔長老「何をやっとるか!」
俺は突進に魔物の少女の喉元に剣を近づけた
刈谷「近づくな!…低能魔物が!…殺すぞ!」
-
魔長老「フラッシュ!」
魔物の爺が呪文を唱えると金色の光にが俺に飛び出した
俺は咄嗟に魔力無効化銃を発砲した
魔長老「なんじゃと?
-
」
刈谷「それ……返すよ」
俺は魔物の少女を魔物の爺に投げつけた
魔少女「?」
魔長老「危ない!」
頭から落ちそうな魔物の少女を魔物の爺が抱きかかええる
刈谷「今だ!」
俺は二匹の魔物を串刺しにした
魔少女「」
魔長老「」
刈谷「凄い!凄い!守人の剣……俺は強い!」
-
〜現在魔王の森〜
刈谷「そうだ!……俺は強いこの下界を支配するに相応しい」
キモオタ「違う!……お前はただ強い武器を装備して…調子に乗ってるキチガイでござる!……摂取はおぬしを許さんでござる!」
刈谷「だったらどうした!……俺に勝てるか?………俺は守人の剣を持って居る選ばれた人間だ!」
トウルジム「くつくつ……なる程……君が何をしようと僕達には関係ない……それより解毒草をくれないかい」
刈谷「俺の下僕になり……俺が下界の支配になるのに協力すると誓うなら……なんでもやるさ」
トウルジム「くつくつ……どうやら君は自分の立場を理解してないようだ……別に僕は後先考えずに魔力を消費して……君を殺す事も出来るんだよ」
刈谷「……俺には回復アイテムも……解毒草も有る……お前の攻撃を食らっても死なない」
トウルジム「くつくつくつ……じゃあこうしよう……お互い回復無しで1対1で戦おじゃないか……どちらかが死ぬか降参したら負け……僕が負けたら君の下僕になる………君が負けたら解毒草を貰うよ……君も支配者になりたいなら……アイテムの無駄使いを控えたいだろう?」
-
乙!
-
トウルジム(この人間は殺さずに利用したい………純粋な人間か貴重だ)
刈谷「ハ!」
トウルジム「くつくつくつ……遅いよ」
刈谷(チ!………胸に貫通させてやりかかった……そう簡単に殺らせてくれないか………しかし避けると言う事はコイツにも剣が効くと言うことだ……勝てない相手じゃない)
トウルジム「……」
刈谷「オイイイイ!顔を狙うナァァァ!」
トウルジム「くつくつくつ……その顔をグチャグチャにしてやろうと思ってね………まさかはじき出しかえされるとは」
刈谷「殺す!……絶対に殺す!」
-
乙
-
トウルジム「くつくつくつ……おお……いきなり早くなったね」
刈谷(なんで当たらない!……クソ!……大丈夫!…大丈夫だ!……1回でも当たれば勝てる!)
トウルジム「くつくつくつ……お……と……太刀筋が荒いよ……良いかい」
刈谷「グ……ア¨ア¨ア¨」
(喉が!……喉が痛い……血…血が!……嫌だ嫌だ嫌だ!……誰か助けて!)
トウルジム「良いかい……1対1で戦う時は攻撃より防御を優先して考えるんだ……攻撃は敵が隙を見せた時だけで良い」
-
ルーブラ「私の刈谷くんに何をするの!」
トウルジム「くつくつくつ……なんだい?…怒ってるかい?……君が動いたら……君の仲間を殺すよ」
ルーブラ「………」
キモオタ「………」
斎藤「…………」
刈谷「ア¨ア¨ア¨」
トウルジム「さてと…………解毒草を貰おうか?」
-
乙!
-
〜その頃田中は〜
田中「ここは何処だ!」
勇者「………ここは呪いの世界……お前が余りにも苦しそうだったんでな………消えるまでここに居させてやる………ここでは現実世界でのダメージは影響しない……だから現実のお前がどうだろうと……痛くも苦しくも無い」
田中「ふざけんな勇者!……テメエのせいで俺は!」
勇者「お前が死ねば俺がお前の身体を支配し……復活する………さあ諦めろ……お前が死にたいと願えばお前は消える」
田中「嫌だ!消えたくない!死にたく無い!」
勇者「………何故だ?………お前はもう勇者の剣を装備して居る……色々な連中がお前も狙う……もう世界中がお前の敵だ……もう消えた方が楽だぞ」
-
乙!
-
〜魔王の森〜
刈谷「………分かった…解毒草だ」
トウルジム「くつくつくつ…………ありがとう……所で君は僕達の仲間になる気は無いかい?」
刈谷「断る!……俺はこの世界の支配者になるんだ!……魔物なんかの仲間になるか!」
トウルジム「分かったよ………君が支配者になる日を楽しみにしてるよ」
キモオタ(絶対無理でござる……この世界の支配者になるには魔王を殺す必要が有るでござる……コイツには無理で御座ろう)
-
乙!
-
〜その頃田中は〜
勇者「さあ諦めろ……お前が死にたいと思えばお前は消える」
田中「断固として断る!……俺は死なんぞ…」
勇者「生きてどうする?……お前はなんの目的も無くただ……死にたく無いから生きてるだけ……そんな人生になんの意味が?」
田中「意味なんて知らねーよ……で?……勇者さんよ〜お前こそ生きる意味が有るのか?……どうせ1回死んだ命じゃねえか」
勇者「俺は魔王を殺す……それが俺の生きる意味だ」
田中「魔王を殺してどうなる?……また別の奴が魔王みたいになるだけだろ?」
勇者「そうなればソイツを殺す」
田中「……殺して殺して殺して殺す……それがお前の考え方か?……魔王と同じゃねえか!」
勇者「違う!……俺はより多くの命を守る為に!」
田中「お前が守ってる命と…お前が殺す命…何が違うんだ?」
-
勇者「お前の意見はまるで何も知らない子供の……良いか?…より多くの命を助ける為には…悪い奴を殺す必要が有るんだよ」
田中「そうして自分の違う考え方の奴を殺すか?……勇者さんよ〜お前は魔王と同じだ……この世界に戦いのキッカケを作って居る」
勇者「…………じゃあどうすれば?……誰も殺さずに多くの命を助けるのは不可能だぞ」
田中「……なんでそこまでしてお前は……その多くの命を助けるんだ」
勇者「……俺が勇者だからだ……オット残念だ」
田中「!」
-
〜世界樹の下〜
田中「!………アレ?……勇者は?」
トウルジム「くつくつくつ……どうやら間に合ったみたいだね」
キモオタ「田中氏〜」
斎藤「本当に良かった!」
田中「そうか……俺は死にかけて」
-
〜その頃反魔王軍アジド〜
二階堂「この剣の力が有れば…世界は我が手に」
雑魚「死ね〜」
二階堂「フン!」
雑魚「」
反魔王軍幹部デスゴッド「我々の仲間になれ……人間よ」
-
二階堂「……断る」
デスゴッド「ヒートボール!」
二階堂(凄いぞ…この剣は光の玉を吸収しやがった!)
デスゴット「強い……強いぞ!…剣士の剣!」
ビリー「ハハハハハ!」
二階堂「あ!……ア¨」
(目が!……俺の目が)
ビリー「お前死にたい?…仲間になりたい?」
二階堂「ああ…な仲間になります」
-
〜その頃世界樹の下〜
トウルジム「!」
田中「?…どうした…トウルジム?」
トウルジム「剣士の魔力が……反魔王軍のアジドに」
キモオタ「フヒ!……ソイツは不味いでござる」
田中「何が不味いんだ?」
トウルジム「良いかい……僕は反魔王軍の一員だ……しかし過激派に利用されてる立場でも有る……そして反魔王軍は恐らく剣士の力を手に入れた……そして反魔王軍は僕達勇者パーティーの存在を知らない……さてどうなる」
-
キモオタ「反魔王軍が過激派に攻撃を仕掛けるでござるか?」
斎藤「話がややこしくなるね」
田中「なんでだ!魔王に攻撃しろ!魔王に!」
トウルジム「世の中はそう簡単じゃないんだよ……何処に居るかも分からない魔王より……まず近い敵から殺す…それがこの下界の常識だよ」
田中「反魔王軍も過激派も魔王に逆らってるじゃねえか!……団結しやがれ!」
斎藤「そうだそうだ!」
トウルジム「団結か………そうだね…もし反魔王軍と過激派を1つに出来れば…話がややこしくならなくて住むかもね」
-
乙!
-
〜その頃反魔王軍〜
デスゴッド「……人間を捕獲しました……」
ビリー「ハハハハハ!……この人間凄いよ……勇者パーティーの装備持ってるよ!」
反魔王軍No.2龍夜「来たぞ!…今こそ戦いの時……我々反魔王軍は魔王…魔王軍…過激派…恩恵派……そして無所属…我らがボス龍神様の意志に従わぬ愚民達を皆殺しにし…その後…龍神様が神として支配する世界にて真に平等な世界を構築するのだ!」
反魔王軍雑魚集団「ウオオオオオ!」
-
乙!
-
〜その頃過激派〜
サーガ「どう言う事だ………反魔王軍の魔力がアジドに近づいて居る?」
インファルゴ「………抗争か?」
イキュパス「仮に抗争だとしたら……反魔王軍は我々に勝てる根拠を持ってる筈」
ブラック「もしかしたら………勇者パーティーの力を手に入れたか?」
-
乙!
-
〜その頃田中は〜
トウルジム「さて……君達に1つ警告だ……死にたくなければ僕の作戦に従うんだ」
田中「俺も戦うのか?」
トウルジム「当たり前じゃないか………君がやらなきゃ過激派と反魔王軍の戦いを誰も止められず…最悪みんな死ぬ…僕達も過激派に呼ばれるさ…まあ逃げれるけどね……問題はその後だ………過激派と反魔王が滅べば魔王が完全復活した時に……一番最初に殺されるのは君だよ」
-
田中「なんで俺が?」
トウルジム「君は勇者の剣を装備してるからね……さて作戦だまず僕がテレポネスでみんなを運ぶ……君は出来るだけ目立て雑魚の切り…反撃される前に離れ…別の雑魚を切る…その繰り返しだ…後が怖いから殺さないでね…威圧感の有る敵は殆ど幹部クラスだ……幹部は狙わなくて良い…まず敵を恐れさせ誰も君に本気を出せない状態を作る」
田中「敵ってのは反魔王軍か?…過激派か?」
トウルジム「両方だよ……無差別で良い……君は恐怖の独裁者だ」
キモオタ「摂取は何をすれば?」
トウルジム「恐怖の勇者が負けそうになった時に…君はピカデリーを使う……君には斎藤がロングヒーリングをかける……多分死なないよ」
キモオタ「た………多分?!」
トウルジム「その間に僕が心言呪文で幹部クラス及びリーダーを…気絶させる……そして呪文で動きを止め……説得する……従わなければ殺す」
斎藤「え?殺すの?」
トウルジム「最悪の場合はね……だって反魔王軍と過激派の抗争に巻き込まれるのは……君達を嫌だろう?」
-
乙!
-
〜その頃過激派アジド〜
過激派雑魚集団「ウオオオオオ!」
反魔王軍雑魚集団「ウオオオオオ!」
過激派幹部インファルゴ「ソルプ」
反魔王軍雑魚1人死亡「」
反魔王幹部ビリー「ハハハ!」
インファルゴ「フン!」
ビリー「ウヴ!…目を潰そうと思ったのに…逃げるなよ!」
過激派幹部イキュパス(後ろががら空きよ)
-
ビリー「うわ!」
イキュパス(素早いわね…不意打ちも無理ね)
反魔王幹部幹部デスゴッド「ヒートボール!」
過激派幹部ブラック「ダークボール!」
デスゴッド「チ!……邪魔だオッサン」
ブラック「オッサン?……出来れば叔父様って呼んで欲しいね」
二階道「ぶっ殺してやる!」
過激派リーダーサーガ「おお!……なかなか威圧感の有る攻撃だ……しかし遅い」
反魔王幹部No.2龍夜「………剣士に続け!……我々が勝つ!」
反魔王軍雑魚集団「ウオオオオオ!」
-
乙!
-
田中「………俺がやるのか?」
反魔王軍雑魚「テリャア!」
(殺してやる)
-
田中「うわ!」
反魔王軍雑魚(俺の手が無い……アレ?…なんか目の前が歪んで)
田中「うわあああ!」
反魔王軍雑魚「良くも俺の友達を!」
田中「…これなったらやってやる!…」
反魔王軍雑魚(俺の手が)
過激派雑魚(俺の足が)
サーガ「血迷ったか?…勇者ァ!」
二階道「オラア!(背中を刺してやる)」
サーガ(遅いな…問題無い交わせる…まずはこの人間から)
ビリー「ハハハ!(目を潰してあげるよ)」
インファルゴ「ソルプ!」
デスゴット「キャンセル!」
-
キモオタ「うわあ…誰も誰にも攻撃て無いでござる」
斎藤「ロングヒーリング」
キモオタ「おお…なんか身体が一瞬光ったでござる」
反魔王軍雑魚「テリャア!」
キモオタ(あ…腹を貫かれたのに…痛く無いでござる…傷が消えた?)
過激派雑魚「死ね!」
斎藤「俺を刺しても無駄だよ…隠し魔法陣有るし」
過激派雑魚「」
斎藤「ヒーリング」
過激派雑魚「何故、俺を回復した?」
斎藤「俺達の目的は過激派と反魔王軍を…無理やり同盟させる事だから…俺達は殺さない」
-
乙!
-
二階道「死ね!…チ!…よし当たった」
サーガ(くっ……腕が取れた!)
-
インファルゴ「……」
二階道(痛い……俺の前歯が取れて…殴られたのか?)
インファルゴ「集団戦での魔術攻撃は……不毛だ……やはり拳こそが」
サーガ「そうか〜?……やっぱり魔術が一番強いよ……邪悪なる神よ今
龍夜「その呪文は!……ヤバいぞみんなで止めろ!」
イキュパス「サーガ様そんな上級魔術!……我々も敵も全滅です!」
サーガ「我の導きにおいて
ビリー「ハハハ!……え?……は…早い!」
龍夜「ビリーの不意打ちが交わされた?」
サーガ「今邪悪なる光
-
ブラック(サーガ様…悪いけど後ろから殴りますよ)
サーガ「絶望の光
ブラック「しまった!……殺意を出してしまった!」
イキュパス「もう今のサーガ様は誰にも…止められ無い」
サーガ「」
イキュパス「」
ブラック「」
インファルゴ「」
ビリー「」
龍夜「」
二階道「」
デスゴット「」
トウルジム「くつくつくつ…なんとか間に合った」
-
乙!
-
過激派雑魚「なんだ!……どうなってやがる?」
トウルジム「くつくつくつ……感謝して欲しいね…もし僕達が止めなければ…過激派と反魔王軍はほぼ解明して居た」
反魔王軍雑魚「おりゃあ!」
トウルジム「………遅い……良いかい君達は負けたんだ……僕達のやり方に従ってもらう」
サーガ「え?…どうなってんの?」
ブラック「参ったねー身体が動かないよ」
イキュパス「何がしたいの?」
龍夜「俺は別に過激派と差し違えても…良かったんだぜ」
ビリー「ア¨〜ア¨〜動けない」
デスゴット「………」
二階道(糞がぶっ殺してやる)
-
トウルジム「くつくつくつ……君達は僕の心言呪文で…しばらくは動け無い……僕達には君達を皆殺しにするだけの力が有る……だけど僕達はそれをしない………それは何故か!?……君達が戦う相手は目の前の敵では無い」
サーガ「……何をするつもりだ?」
トウルジム「本日より過激派と反魔王を1つの派閥とし……勇者軍と名付ける!…僕達は目的は違えど殺すべき敵はただ1つ…魔王だ!」
イキュパス「魔王に勝てるの?」
トウルジム「僕達に従えば必ず魔王に勝てる!……世界は僕達の手に!……」
過激派雑魚集団「オオオオ!」
-
反魔王軍雑魚集団「オオオオ!」
サーガ(俺をコケにしやがって!殺すか?)
イキュパス(別に……私は自分が死なないならそれで)
インファルゴ(まあ良い……今は従うただ魔王の後は勇者パーティーを消し…我々の天下だ)
ブラック(おやおや…なかなか面白いね)
龍夜(龍神様に報告せねば)
デスゴット(この程度の数で魔王を殺すのか?……勇者パーティーとは言っても奴らの力は本物の勇者パーティーの足元にも)
二階道(勇者パーティーの力……全部俺が手に入れて…やる)
ビリー「ハハハ!楽しいね〜」
-
乙!
-
トウルジム「さて…勇者様…愚かな魔族達にその光希なる御言葉を」
田中「……」
キモオタ「田中氏……おい…呼ばれてるでござる」
田中「え?俺か?」
トウルジム「………さあ……勇者様」
トウルジムお前何キャラ変えてんだこの野郎
なんて言える筈が無く
俺は魔物達に向けて口を開いた
-
田中「あ〜どうも…田中です…宜しくお願いします」
トウルジム「なる程……この方の名前は田中!……運命に選ばれし勇者様だ!……さあみんな……勇者様が優しくしてる内に忠誠を誓うんだ…じゃないと…」
と言うとトウルジムは負傷に片手を失った魔物に指を刺した
トウルジム「わかってるのよ……余り勇者様を怒らせないで欲しい……僕も止める自信が無い」
オイオイ…いつからそんな恐ろしい奴になったんだ俺は?
過激派魚集団「勇者軍万歳!」
反魔王軍雑魚集団「勇者軍万歳!」
-
乙!
-
〜その頃龍神は〜
反魔王軍リーダー龍神「何故だ?……何故アジトに誰も居ない」
イケメン刈谷「……おう…強そうな魔物だ俺の仲間になれ……」
-
ルーブラ「………」
淫魔「………」
龍神「………何者だ?…人間?」
刈谷「俺はこの世界の支配者になる…選ばれし存在だ!…さあ仲間になれ!」
龍神「フハハハハ!…」
刈谷「な!何笑ってやがる!」
龍神「若い!若いぞ人間よ!……強い装備を手に入れた若者はみんな最初はそう考える……自分は特別だ…何者にもなれると」
刈谷「オイ!…低能な魔物が!……俺に喧嘩売ってるのか?」
龍神「……別に喧嘩は売って無いが?……貴様はそれを望むのなら相手になろう」
刈谷「やれ!」
ルーブラ「サンジュ!」
-
龍神「」
刈谷「は!…呆気なか…え?」
龍神「どうした?……俺はここに居るぞ」
淫魔「魅惑のムーンナイト」
龍神「」
刈谷「よし!今度こそ!」
龍神「フハハハハ!…先程より貴様らは俺の残像ばかり狙っておるが…なんのつもりか?」
-
刈谷(考えろ考えろ俺!…どうすれば勝てる?……コイツはダメだここで殺さないとダメだ!…でもどうやって)
ルーブラ「ギャアアアア」
刈谷「避けろよ馬鹿!」
龍神「フハハハハ!…この程度の攻撃も避けれぬか?」
刈谷(ルーブラもう両手両足が無い……回復アイテムで間に合うか?…まあ良い投げる!)
龍神「させん!」
刈谷「邪魔するなぁぁぁ!」
(糞!ポーションが破壊された!)
ルーブラ「」
刈谷「やれ!淫魔!」
淫魔「え?え?」
-
龍神「フハハハハ!……どうだ人間…コレが貴様が望んだ喧嘩」
淫魔「魅惑の
龍神「フハハハハ!」
刈谷「どうせ…回復アイテム使わせてくれないんだろ?」
淫魔「!…私の下半身が無い!…血が!助けて!」
刈谷「ギャーギャーうるせーな!……お前は終わりだよ」
龍神「……貴様もな」
刈谷「」
淫魔「」
-
〜その頃田中は〜
龍夜「まだだ!……まだ我々…反魔王軍は屈して無い!」
トウルジム「くつくつくつ…君は面白いね…勝てるのかい?…勇者様に…それとも僕が相手になろうか?」
龍夜「まだ龍神様が居る!…龍神様ならお前達なんか!」
龍神「フハハハハ!…呼んだか?」
龍夜「りゅ龍神様!…申し訳有りません!」
龍神「フハハハハ!……誤るで無い…龍夜よ」
-
龍夜「……しかし」
龍神「まあ良いわ……誰でも良い!…状況を説明するのだ!」
ビリー「あ……すいません」
デスゴット「いやですね……龍神様…我々は負けたのですよ…勇者に」
龍神「ホウ……勇者か……」
トウルジム「なんなんだい君は?………正義のヒーローか何かかい?」
龍神「貴様が勇者か?」
トウルジム「どう見ても違うよね?……勇者の剣は人間にしか装備出来ないし……君は馬鹿なのかい?」
龍夜「龍神様を愚弄するな!」
龍神「フハハハハ!…まあ良いわ……勇者を出すのだ!」
-
トウルジム「くつくつくつ…君が勇者に勝てるとでも?…さあ出番だよ勇者様」
田中「え?俺?」
トウルジム「君以外に誰が居るんだい……それとも敵将に集団でかかるつもかい?……それは失礼だ…君は常識が無いのかい?」
田中「なんか納得いかんのだが……俺があんな強そうな奴とやるのか?」
龍神「皆の者よ!俺と勇者の攻撃を受けたく無ければ下がれい!…」
反魔王軍雑魚集団「龍神様ァ〜!……格好良いぞォ〜」
田中「オイオイ…これじゃあまるで俺が悪役じゃねえか?」
トウルジム(龍神め…僕に向かって初対面みたいな態度じゃないか…僕も一応反魔王軍だよ?)
-
乙!
-
龍神「フハハハハ!…顔が若いぞ人間……人間の老化か我々魔族より早い……貴様まだ子供だな……手加減した方が良いかな?…勇者様?」
田中「……」
バカにしやがって!
だが俺がコイツに勝てるか?
龍神「フハハハハ!…そう睨むでない」
田中「来るな!」
ジワジワと近づいて来る龍神に対して
俺はただ闇雲に勇者の剣を振る事しか出来なかった
龍神「フハハハハ!…!……こコレは」
田中「!」
余裕の笑みで勇者の剣を掴んだ龍神だったが
次の瞬間、龍神の手が溶け落ちた
龍神「フハハハハ!…なかなか強いな勇者様よ……手加減等…失礼な事はもう二度とせぬ!」
-
田中「イギ!」
情けない声を出してしまった
龍神の蹴り1つで俺の下半身は
吹き飛び言葉に出来ん程の激痛が走った
トウルジム(良かった…まだ解毒草の効果が切れて無い…)
龍神「ホウ……ここまでされて気絶すらせぬか…殺すつもりだったのだが」
田中「つ……強過ぎるんだよ!」
気が付いたら俺の上半身と下半身が何事も無かったかの用に
つながって居た
勇者の剣って強いな初めてそう思った
-
田中「うおおおお!」
コレ以上痛いのは嫌だ
俺は勇者の剣のせいでこんな目に会っても死ね無いんだ
恐怖も痛みも感じずに死にたい
良くも勇者で有る俺に向かって邪悪なる魔物よ
勇者と魔物…俺とお前の格の違いを見せてやる
龍神「」
田中「やったか?」
龍神「残像だ……貴様には手加減出来ん」
勇者たる俺を背後から蹴るとは卑怯な魔物だ
チ!背中に穴が開いたじゃねえか
俺は敢えて蹴らた勢いに抵抗せず
吹き飛ぶ
反魔王軍雑魚集団「うわあ!…こっち来た!」
田中「お前らとはやらねーよ……どうした龍神?…来いよ…」
さあてコレで傷を回復する時間は稼げた
アイツはまだ手の再生が完全じゃない
素早さでは負けるが回復能力では勝てる
-
龍神「フン!」
胸に強い殺気を感じ俺は自分の胸の辺りに
適当に剣を振り回す
田中「ありがとうな龍神……お前のお蔭でこの人間の意識がかなり弱まった」
龍神「何?」
龍神の下半身は溶け落ち中途半端に再生した両腕からは骨が垣間見える
田中「この勝負は俺の勝ちだ……さてと」
と言うと俺はトウルジムを睨みつけた
トウルジム「くつくつくつ……なる程…呪われた勇者の剣…この人間の身体を乗っ取ったのかい?」
田中「ああ…まだ完全では無いがな…さてトウルジム……勇者の力を私利私欲に利用しようとした罪を重い……悪が死んで貰うぞ」
-
トウルジム「くつくつくつ……この人数に勝てるとでも?」
インファルゴ「………」
イキュパス「……」
ブラック「おやおや…」
サーガ「久しぶりだな………勇者…おっとトウルジム…勇者に殺されるのはお前だけにしろよ」
龍夜「良くも龍神さ
田中「………」
俺の剣は容赦なく若造の首に掠めその皮膚を溶かした
龍夜「ァ……」
田中「ホウ……死なねーのか?」
ビリー「アワワワワ!」
田中「逃げるのか?…まあ良い……」
デスゴット「戦うのはトウルジムだけだ!」
トウルジム(万事休すか?)
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