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ドS妹「いつまでも寝てないでID腹筋でもしろクソ兄貴」

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 05:00:26 9q6r7NMA
ようこそウルトラハイパーエクストリームID腹筋スレへ!


ここはsageずに書き込み、出たIDの0以外の数字の階乗した数だけ腹筋をするという
超硬派なトレーニングスレです。

例1 ID:2hwG1kMs0 の場合は 21の階乗なので51090942171709440000回頑張りましょう。

例2 ID:bicycle0 の場合0以外の数字がないので今日は一休み。
※計算できないという方はこちらで→http://www.kishimo.com/math/kaijou.html


               ∧__∧
              ( ´・ω・` )     
             /::  `ニニ´ .:::\`ー-、_
        ,. -‐'´.: : .:|!:.:ヽヽ、ニ__ ー ::|::...       ̄``ー-、  
    _,. --r'´.:.:.:.::  ..:.:∧:.:.:.:  (__) ::::::::|:.:.:.:...    r       \ 
 r‐'´ _:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l |!:.::   ハ  ::: |;;;;:.:.:.:>....:.|:..       、 ヽ  
:.:.:.:.::.´:.:.:.:.:.:.:.:\_____ヾ:.:.:.:.:.|  ∨ >:┴…'´ー‐-、|:.:.:.. \:   |:.:.: |、
:. /了:.:.:.:.:.:.:.:.: /:.:.:.:.:.:.:. ``ー-、L.. __〉.'"        \:.:.:.:.:.:.ヽ:.:./:.:.:/: \
/__/:.:.:./:.:.:.:/-、:.:.:...     __  .:Y´:: _,.     =ミ:.:\_;;;;;V;;;/ヽ  l
:.:.:.:.:.,.イ:.:.:.:.:.:ノ|! _}‐‐::.:.:.. ,r‐'´ ノ. . ::lr'´::"          :;;;|:.:.`ー'⌒  |  |
:.:.:.:厶;;辷==' /⌒|::.:_;. -'´...:/   :.:l!:.:::            :;;;;;|:.:.:    ',     ∧   
:.::イ:.:.:.:´ `ヾ|::  レ'ヽ:.:.:.:/ .:.:.:.:.:.:.:.:.|!:.:.:...     rぅ...:.;;;;;:∧:.:.:.   ヽ.  |: \
:.:/:.:.:     :.:.|::/ /r─  ̄〉.:.:.:.:.:.:.人;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;/::∧:.:.:.:...... ヾ \
:.:.:.:.:.:   :.:/: :/.:.:/__ノィ' ̄〉‐一'´___  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄lヾ、:/ :::\_::::::.: . l|  :ヽ   さあ、存分に腹筋するがよい。↓


"
"
2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 05:03:18 7engU6Zo
何て事だ……!


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 08:09:39 rtE40CKI
受けてたとう


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 09:27:24 U1QWzYyc
割ってやろう


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 10:09:43 w3o6PJNs
かかってこいや!


"
"
6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 10:29:26 m6nyBB8s
こいや


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 11:10:57 CYycZO8Q
なんて恐ろしい


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 17:34:00 5x36flRw
ドSすぎるぜ…


9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 18:03:09 ZnMjq5KE
ふぅ…


10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 18:46:27 IRKLILVw
よっしゃ今日はやるで


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 20:15:51 3OFRZEiY
お前らショボいなwww
俺を見習えwwww


12 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 20:17:23 8ypbIShM
しかたないなー


13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 20:18:31 7engU6Zo
>>8
この答えは, 1232ケタの数です。
末尾に0は132個連続します。


14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 20:22:23 AWOaEYx6
788657867364790503552363213932185062295135977687173263294742533244359449963403342920304284011984623904177212138919638830257642790242637105061926624952829931113462857270763317237396988943922445621451664240254033291864131227428294853277524242407573903240321257405579568660226031904170324062351700858796178922222789623703897374720000000000000000000000000000000000000000000000000


15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 20:32:20 eJ.iLZQw
らめぇ


16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 20:35:32 ZQTK/9dE
何かこのスレだけ異様に長いな


17 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 21:43:29 2srzXuPE
がんばってこう


18 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 21:53:08 eSwUw8aA
0回の場合は100回やれとかいうのじゃなくてよかった


19 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 21:53:59 eSwUw8aA
4万320回・・・orz


20 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/28(日) 22:21:49 wORiWKaQ
「ったく、マジキモイんだよ。何実の妹に欲情してんの?キッモ」

「オラ、寝てんじゃねーよ。罰としてさっさと腹筋しろよなー」

「……聞いてんの?」

「……」

「……兄貴さあ、何カタくしてんの?……キモッ」


21 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/28(日) 22:24:20 wORiWKaQ
「うっわ、カチカチじゃん……何?もしかしてさあ、罵られて興奮してんの?」

「うわあ……マジびょーきじゃん。キモすぎんだけど」

「言っとくけど、あたし何もしないかんね?」

「……何?なんか期待してたの?……ドーテーが調子のってんなよ」

「処理したけりゃー勝手にすればぁ?クスクス……」


22 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/28(日) 22:27:33 wORiWKaQ
「ほら、いつまで寝てんだよ。さっさと腹筋ー。罰としてふっきーん」

「えーっと、とりあえず21の階乗だから……いち、じゅう、ひゃく……んーっと、まあとにかくいっぱいだね」

「いっぱい腹筋しなよ。終わるまで他の事しちゃダメだからねー」

「……何?一回も出来ないの?……ったく、これだから引きこもりは……」


23 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/28(日) 22:30:04 wORiWKaQ
「……」

「……おーい、さっきから全然進んでないんだけどー?」

「……マジ寝ちゃったの?」

「っざっけんなよー。腹筋しろよクソ兄貴。あたしに逆らうなんてナマイキだぞー」

「……」

「……ふぁーあ……眠っ……」


24 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/28(日) 22:33:15 wORiWKaQ
「……ちょっと、あたし寝るから」

「あ、変なこと考えたら、また突き飛ばすかんね?覚悟しとけよ?」

「ホンット、普通なら実の妹襲おうとしたとか、警察沙汰だかんね?ケーサツ」

「腹筋で許したげるあたしに感謝しろよ?クソデブ兄貴」

「……聞いてんの?返事は?」

「……はあ?聞こえねえんだけど」

「……ったく……」


25 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/28(日) 22:36:07 wORiWKaQ
…………

「……ふぁ……おはよー……」

「あ、兄貴まだリビングいたの?」

「……なんっかさあ、さっきと全然体勢変わってねえように見えんだけど……腹筋やったの?」

「……何?シカト?」

「……ナメてんじゃねえぞクソが……」

ゲシッ

「うっわ、何?チョーかたいんですけど……踏まれてテンション上がってんじゃねえよ」


26 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/28(日) 22:39:22 wORiWKaQ
「わー、わー。キモーイ、ヤバーい。何?こんなにかたくなるモンなの?」

ゲシゲシ

「……は?何その顔……何もしねえって……する訳ないじゃん……馬鹿? 」

「……あー、なんっか冷めた……兄貴のその顔見てたら急激に冷めたわ……」

「……」

「……マジきもい……」


27 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/28(日) 22:41:27 wORiWKaQ
「……はあ、もういいよ……兄貴腹筋やるつもりねえみたいだし……」

「……お腹すいた。代わりに兄貴、メシ作ってよ」

「……」

「……ねえ!聞いてんのー!?おい兄貴っ」

「……はあ?もしかしてまだ寝てんの?いつまで寝る気だよ……ハァ……」

「……あーもういいや……ポテチでも食べよ……」


28 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/28(日) 22:44:30 wORiWKaQ
パリパリ

「……やっぱあたし、ポテチはのり塩だと思うんよね」

「……兄貴も食う?」

「……は?あげる訳ねえじゃん。食いたいなら買ってこいよ」

「ついでにジュース買ってきて欲しいし。あーあと雑誌も」

「ほら、ポテチ食いたいんでしょー?コンビニ行って来いよ」

「……」

「……おい、寝るなよテメッ。卑怯じゃん」


29 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/28(日) 22:47:21 wORiWKaQ
「……」

「……この時間、テレビマジつまんねー……」

「……」

「……兄貴、風呂いれてきてよ」

「……」

「……何?あたしに行けっつうの?……兄貴のくせに命令する気?」

「……」

「……兄貴、腹筋一回でもやった?」

「……」


30 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/28(日) 22:49:38 wORiWKaQ
「……」

「……芸能人の恋バナとか、興味ねえっての……んだよこのバラエティ」

「……」

「……あ、風呂沸いたみたいだね」

「……兄貴、風呂入んないの?」

「……」

「あたし入るけど……覗いたらマジ殺すから」

「腹筋じゃ済まさねえから……わかった?」

「……返事しろよ……」


31 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 22:50:46 rtE40CKI
期待


32 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/28(日) 22:52:13 wORiWKaQ
「……ふぃー、いいお湯だった」

「兄貴、次風呂入れよ。汗かいてんでしょ?」

「……って、よく見たら全然かいてねえな……」

「……ハァー、おめー腹筋するフリしてるだけとか、ヒキョーっしょ。マジで」

「この妹様の言う事聞けねーっての?死ねよ」

「……」

「……ハァ……」


33 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/28(日) 22:53:54 wORiWKaQ
「……寝るわ。明日学校だし」

「……兄貴もさあ、リビングでごろついてねえで、ベッドで寝たら?」

「……」

「……で、無視……っすか。ったく……」

「……学校遅刻すんなよ?」

「……」

「……おやすみ……」


34 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/28(日) 22:57:52 wORiWKaQ
…………

「……おはよー……」

「……は?……兄貴、一晩中ここいたの?」

「……風邪ひいても知んねえぞ……ったく……」

「……腹筋やったの?」

「……」

ゲシッ

「うお、なんか……腹かたくなってね?……へー……」

「見た目全然変わってねえけど……筋肉ついてんじゃん?」


35 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 22:59:32 eSwUw8aA
ざわ…


36 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/28(日) 23:01:09 wORiWKaQ
「っとと、兄貴踏んでる場合じゃねえし……遅刻ちこくっ」

タタッ

「……?……兄貴、学校行かねえの?」

「……何?まーだ眠いん?……もうそれ病気じゃん」

「……」

「……ハァ、学校連絡しとけよ?」

「……」

「……仕方ないなあ……あたしも休むよ」

「……は?何その顔……兄貴がきちーんと腹筋終わらせるか、見とくだけだしっ」


37 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 23:20:48 mBwWabpg
なんか怖い


38 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/28(日) 23:38:02 rtE40CKI
すごくいい。


39 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/29(月) 00:26:01 4Fb2SFPY
来るって信じてた!


40 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 06:39:45 ZtUoZL6M
「……」

「……ちょっと、クソ兄貴。さっきから1ミリも動いてないんだけどー」

「……何?見られてたら出来ないとかでも言うつもり?」

「どんだけナイーブなんだよ……」

「……」

「……ゲームでもしよかな……」


41 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 06:44:46 ZtUoZL6M
カチャカチャ

「くっ……んのっ……あーっ!負けたーっ!」

「さっき昇竜拳出てたらぜってー勝ってたし!ダンのくせにクッソ生意気なんだけど!」

「……ハァ……」

「……?……何兄貴、もしかして……やりたいの?ゲーム」

「……はい。2Pだかんね」


42 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 06:49:18 ZtUoZL6M
「っていうか、あたしが負ける訳ねーし。ソッコーでボコだから、ボコ」

「あ、兄貴ダン使えよ……ダンわかる?そこのキャラ」

「……あーもー、貸せっ。あたしが選ぶっ」

「あたし春麗ね。これがあたしの本気だから。兄貴なんかに負ける訳ねーし」

「……」

「……あ、けど本当はジュリのほうが強かったり……」

「……」


43 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 06:52:31 ZtUoZL6M
カチャカチャ

「よっ、ほっ……はーいっ!ケー・オー!」

「あはは!兄貴弱すぎっ!せめてガードぐらいしなよ!やられっぱなしじゃん!」

「兄貴なんかよりもコンピュータの最弱のほうが強いぐらいじゃん!あははは……」

「ははは……」

「……ハァー……」

「……全っ然やる気ねえじゃん」

「……」

「……腹筋もやる気ねえみたいだし」

「……」


44 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 06:54:54 ZtUoZL6M
「……」

「……あ、もうこんな時間……お昼ごはんにしないと」

「兄貴ー、なんか作ってってばー」

「食材、なーんも無いけどインスタントラーメンくらいなら棚にあったはずー」

「……兄貴ー?聞いてんのかクソ兄貴ー」

「……」

「……もう……仕方ないなあ……」

「……みそラーメンでいい?」


45 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 07:02:20 ZtUoZL6M
「はい、出来たー。妹ちゃん特性みそラーメンー」

「にんにくとネギを弱火でじーっくり焦げる寸前まで炒めてぇ、たーっぷりの豚肉をその油に絡ませるのが旨みのヒミツなのじゃー」

「……兄貴、こっち来て座れば?」

「……まだ腹筋する気?……」

「……まぁ、いいけど」

「いただきまーす……」

ズルズル


46 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 07:08:11 ZtUoZL6M
「んまふーっ!やっば、あたし天才だわ……」

「これ売れる。行列出来ちゃうわ。いやマジで」

「……まあ、インスタントだけどさ……」

「……け、けどさ?作り方このまんまで、麺とスープ美味しいのに変えたらもう最高じゃね?」

「……」

「ねえ、兄貴聞いてんのーっ!?さっきからガン無視じゃん!」

「あたし兄貴に話しかけてんだけどーっ!!」

「……」


47 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/29(月) 16:27:11 z4uaowkY
あっ…(察し)


48 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/29(月) 18:34:42 YDZiiR8Q
超高速で腹筋してるから話せないんだよ(適当)


49 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/29(月) 18:42:14 21w72d5o
そりゃあ51090942171709440000回も腹筋したら固くもなるよな


50 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 18:48:50 ZtUoZL6M
「ったく……麺伸びるよ?」

「このあたしがラーメン作ってやったんだから、マズくなる前に食えってのーっ」

「……」

「……ケンカ売ってんの?」

「……そっちがその気ならさぁ、無理矢理にでも食わせてやるんだけど」


51 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 18:53:28 ZtUoZL6M
「ほらっ!食えよクソ兄貴っ」

「ふーっ、ふーっ……ほら、あーんしな。あーん」

「……何?嫌なの?……このあたしがここまでやってんのに?」

「てめーっふざけてんじゃねーぞーっ。ほら!口開けなって……」

「……んぎぎぎぎ……!」

「ど、どんだけ嫌なんだよ……ちょっと口、固いって……!」

「……はぁ、はぁ……」


52 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/29(月) 18:55:49 BmRK8QO.
どゆこと


53 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 18:57:09 ZtUoZL6M
「……あーもう、勝手にしろっ!」

「このあたしがせっかくクソ兄貴のために作ってやったのに……バーカ」

「……」

「……童貞。包茎。万年発情期。妹に欲情するクズ」

「ロリコン。犯罪者予備軍。オタク。変態。デブ」

「……」


54 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 18:58:30 ZtUoZL6M
「……ちょっと!ここまで言われて、なんも言う事無いのーっ!?」

「少しは言い返すとか!年上の兄貴として言う事とか……」

「……」

「……もういいっ」

「……もう、知んないっ」

「あたし、ちょっと出かけるから。……」

「……バカ兄貴」


55 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 18:59:04 ZtUoZL6M
…………

……




56 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:00:39 ZtUoZL6M
…………

「……ただいまーっ」

「……」

「……兄貴、ずっとリビングにいたの?」

「……」

「……腹筋したんだろうな?」

「……」


57 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:02:05 ZtUoZL6M
ゲシッ

「!……ちょ、兄貴……腹筋全然ついてねえじゃん」

「何これ?ブヨブヨなんだけど……」

「……」

「妹様の言う事守れないとか、マジ最悪……」

「……ホント、兄貴って取り柄ないよね」


58 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:03:33 ZtUoZL6M
「しかも、ちょっと太ってない?」

「……」

「どーせ、リビングでゴロゴロ寝てたんだろ」

「いつまでも寝てないで、腹筋でもしろよクソ兄貴」

「……」

「……」


59 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:04:28 ZtUoZL6M
「……」

「……ねえ、兄貴」

「……」

「……もしかして、さ……」

「……」

「……怒ってる?」

「……」


60 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:06:46 ZtUoZL6M
「……そりゃあ、まあ……」

「……ちょっと言い過ぎたかもしんないよ?」

「……」

「兄貴、そこまでデブじゃないし」

「……」

「……ちょっとは、整った顔してんじゃん」

「……言い過ぎたのは、悪かった。……」

「……けどさ」

「……ガン無視はひどくない?」


61 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:08:52 ZtUoZL6M
「……元はといえばさ」

「兄貴が、あたし押し倒そうとしたんが悪いんじゃん」

「それで、その……突き飛ばしたのは悪かったよ?」

「けど、兄貴があたしに欲情したんが悪い訳で……」

「……あーもう、なんか……恥ずかしいな。改めて言うと……」

「……」

「とにかく、兄貴が全部悪いんだから……あたし、悪くないから」

「……」

「……機嫌なおしてよ……」


62 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:10:10 ZtUoZL6M
「……」

「……グスッ」

「……」

「……」


63 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:11:18 ZtUoZL6M
「……」

「……ん?……あっ」

「……うわ、寝ちゃってた……」

「今、何時……?」

「うわ……どうしよ……」

「……」

「兄貴、今日学校はー?」

「……」

「そう……」


64 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:12:10 ZtUoZL6M
「……」

「……本でも読もう……」

「……」

「……」

「……兄貴には読まさねえから」

「……」

「……」


65 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:14:19 ZtUoZL6M
「……」

「……?……なんか、さ」

「……くさくない?」

「……」

「……兄貴、昨日風呂入ったの?」

「……」

「勘弁してよ……汗かいて風呂入んないとか、意味わかんないんだけど……」


66 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:16:27 ZtUoZL6M
「……」

「……あーもーっ!」

「クソ兄貴、さっさと風呂入れよっ!」

「くせえんだよっ!マジ最悪なんだけど!」

「……何?風呂入るのもだるいって言うの?」

「……」

「……無理矢理にでも入れさせてやんだから……」


67 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:18:09 ZtUoZL6M
「ほら!立てよ、風呂ぶち込んでやっから!」

「そのー……別に、背中洗うくらいだったら……やってもいいからさ」

「……立てって!引きずり起こすよ?マジで」

「……」

「このっ!いい加減に――」



ズルッ



「……あっ」


68 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:19:21 ZtUoZL6M
「……え?……うわ、どうしよ……」

「……髪、抜けちゃった……」

「……」

「……あ、アロンアルファとかでくっつけたら、大丈夫……かな?」

「……」

「……そのー……」

「……ごめん、兄貴……」

「……」


69 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:20:24 ZtUoZL6M
「……」

「……も、もういいよ……風呂、入んなくて」

「……」

「……そんな顔、しないでよ……」

「……」

「……悪かったって……」

「……」


70 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:21:35 ZtUoZL6M
「……」

「……」

「……お腹すいたな……」

「……兄貴、メシ……」

「……」

「……いや、あたしが作るよ」

「……」

「といっても、食材……無いしな……」

「……」


71 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:23:14 ZtUoZL6M
「……」

「……兄貴の指ってさあ……」

「……なんか、ソーセージみたいだよね」

「……」

「足とかも、ぷりぷりしてて……ステーキみたいだし」

「……」

「……あ、別に……かぶりつこうなんて……」

「……思って……」

「……」

「……」


72 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:24:07 ZtUoZL6M
「……」



…………



「……ふーっ……」

「お腹、いっぱい……」

「……」


73 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:24:55 ZtUoZL6M
「……」

「……さすがに、全部は食べられないなあ……」

「……」

「……」


74 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:25:25 ZtUoZL6M
「……」

「……」

「……」

「……」


75 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:26:28 ZtUoZL6M
「……」

「……兄貴、なんか……」

「……虫、多くない?」

「……ハエが……」

「……」

「……窓、閉めてんだけどなあ……」

「……」


76 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:30:01 ZtUoZL6M
「兄貴が風呂入んなくて、くせーからだよ」

「……」

「……嘘、ごめん。……そんな顔しないでって」

「……」

「……けど、やっぱ臭うよ?」

「……」

「……なんか、メシ食ってねえのに、前より太ってるし」

「……」


77 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:30:38 ZtUoZL6M
「……」

「……」

「……」

「……」


78 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:31:42 ZtUoZL6M
「……兄貴、今日も学校休むの?」

「……」

「……別にいいけど」

「……あたしも休もうっかな……」

「……結構休みまくってるなあ……大丈夫かな?」

「……」


79 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 19:32:58 ZtUoZL6M
「……」

「……兄貴、ちょい痩せたね」

「なんか、余分な肉が無くなったって感じ」

「……腹筋のお陰かな?なーんて……」

「……」

「……まだ機嫌なおってないの?」

「……」

「……」


80 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/29(月) 19:51:44 PxoP8Psk
どうせありきたりなら普通のがよかった


81 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/29(月) 20:00:23 hXJy1LzQ
まさか……


82 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 20:47:07 ZtUoZL6M
「……」

ピンポーン

「?……兄貴、インターホン鳴ってる」

「……」

「兄貴が出てよ……面倒だし」

「……」

ピンポーン

「……」


83 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 20:48:19 ZtUoZL6M
ピンポーン

ピンポーン

「……ああもう、はいはい!わかりましたよ……あたしが出りゃあいいんっしょ?」

ピンポーン

ピンポーン

ピンポーン

「うっさいなあ……はいはい、どなたですかー?」

「……」

「……え?」


84 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 20:50:12 ZtUoZL6M
「……け、警察?」

「……ちょ、ちょっと待って下さい……」

「あ、兄貴……警察だって」

「な、何か悪い事した?」

「……学校、ズル休みしてっからかな……」

「とにかく……あ、兄貴は隠れててよ。結構におうし、髪もボサボサなんだからさ」


85 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 20:51:45 ZtUoZL6M
「あたしが対応すっから。兄貴は奥行ってて」

「……早く!何ぼーっとしてんの?」

「……もう……」

ガシッ

ズルズルズル……

「……よし、ここでじっとしててよ?」

ピンポーン

「はいはい、今出ますって……」


86 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 20:53:09 ZtUoZL6M
「ど、どうもこんにちは……えへへ……」

「な、何か御用ですか?……え?」

「……入るんですか?家に?」

「……いや、いいっすけど……」

「……どうぞ……」


87 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 20:54:43 ZtUoZL6M
「すみません、家汚れてて……」

「あ、お茶でもどうですか?……紅茶とか、ありますけど……」

「……そうですか」

「じゃ、じゃあ……まあその、とりあえずソファにでも……」

「そこ、クッションあるんで……はい、それです」

「……」


88 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 20:56:20 ZtUoZL6M
「それで、その……」

「……何の用ですかね?その、警察が……うちに」

「……」

「……あ、学校は、その……今日調子悪くって、休んでまして」

「……はい。あー……そ、そうですね。家には……あたし一人です」

「……はい……はい……」

「……え?」


89 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 20:58:19 ZtUoZL6M
「……失踪?」

「……え、うちの……兄貴が、ですか?」

「……それは、ドウイウ……」

「……ソンナ……ソンナはずがありません……だって、今日も……」

「いえ、何でもありません……」

「……」

「……連絡、してなかったですか?」

「……」

「……病気で、休むって……うちの兄貴……」


90 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:00:09 ZtUoZL6M
「……あ、イエ……今家にはいないんですけど」

「……」

「けど、病気で……あ、そうだ。病院にいるんです。病院に……」

「……え?病院の、名前?」

「それは、チョット……わからなくって……」

「う、嘘じゃあないです。あたしは嘘なんて……」

「……な、何ですかその顔……」


91 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:02:20 ZtUoZL6M
「あたしがおかしいって、そう言うんですか?」

「違います。あたしはオカシクなんてありません」

「……違うっつってんじゃん……」

「……けど、その……兄貴の場所は、チョット……わかんなくて」

「……」

「……け、今朝はいましたよ。けど……出かけたんです。……だから、わかんなくて」

「……」


92 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:04:36 ZtUoZL6M
「……え?」

「……見てたって……それストーカーじゃないっすか!」

「……ずっと、家の前にいたんですか?」

「……今朝から?」

「……見張られてたんですか?」

「……」


93 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:06:29 ZtUoZL6M
「……ええ、ええそうですよ」

「……家にいますよ、兄貴」

「……」

「いや、呼ぶのは……チョット……」

「兄貴、少し……最近風呂入ってないみたいで」

「……」

「あ、もしかして……臭いますか?すみません。うちの兄貴のせいで……」

「……」

「そうですね……汚れてるのも……うちの兄貴が……」


94 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:08:37 ZtUoZL6M
「はい。……そこのシミも、うちの兄貴が悪いんです」

「……風呂に入ってないから」

「この腐敗臭も、うちの兄貴が悪いんです」

「……腐ってきてるから」

「そこのゴッソリ落ちた毛髪も、うちの兄貴が悪いんです」

「……もうボロボロだから」

「だから、あたしは悪くないんです。……ええ、そうでしょう?そうですよね?」

「……ね?」


95 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:10:40 ZtUoZL6M
「……」

「……なんですか」

「……あ、あたしが……」

「あたしが、キチガイだとでも言うんですか!?」

「ちょっと……さすがに、言っていい事と悪い事が……」

「……そんな……ソンナ馬鹿な……」

「……」


96 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:13:48 ZtUoZL6M
「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「全部、兄貴が悪いんです……罰なのに、腹筋しないから……」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「兄貴のせいなんですよ……こんな事言いたくないんですけど、あたしを……襲おうとして」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「だから、突き飛ばした……それだけなんですよ?なのに……怒っちゃって」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「それで、口きいてくれなくなって……あたしは悪くないです。キチガイでもないです」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「だって、コウシテ……キチンとお話出来てるじゃあないですか……ねえ?」


97 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:17:25 ZtUoZL6M
「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「……ここまで言ってるのに、まだわかんないんですか?」

「いいえ、あたしはキチガイではありません」

「ダッテ、あたしはキチガイでは無いと思ってるからです。本当のキチガイなら、こうして自分の事をキチガイでは無いと言い切れますか?」

「だから、あたしはキチガイなんかじゃあありません」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「ただ、兄貴が怒ってて……それが悲しくって、少し……支離滅裂になってる所もありますけど」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「……本当は……兄貴の事が好きなんです。……大切な、家族なんです……」

「……コウシテ、家族の事を想えるあたしが……どうしてキチガイだと言えるんですか?」


98 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:19:50 ZtUoZL6M
「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「……そりゃあ、まあ……兄貴の事愛してる、なんて……少しオカシイかもしれないですけど」

「それは、家族として愛してるだけで……」

「あたしはキチガイなんかじゃありません」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「ええ……けど、兄貴はチョット……今人前に出せる格好じゃなくって……」

「それと、あたしの頭は関係無いじゃないですか」

「だって、あたしはキチガイなんかじゃないんですから」


99 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:22:04 ZtUoZL6M
「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「何故なら、あたしは昨日食べたものも、一昨日食べたものも、全部思い出せるからです」

「本当のキチガイなら、そんな事いちいち覚えてると思いますか?」

「だから、あたしはキチガイなんかじゃありません。あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「……まだわかんねえのかよ……ウッザ……」


100 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:23:01 ZtUoZL6M
「いいですか。あたしは昨日の夜」

「兄貴を食べました」

「あたしは昨日の昼」

「兄貴を食べました」

「あたしは昨日の朝」

「兄貴を食べました」


101 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:24:34 ZtUoZL6M
「あたしは一昨日の夜」

「兄貴を食べました」

「あたしは一昨日の昼」

「兄貴を食べました」

「あたしは一昨日の朝」

「兄貴を食べました」

「あたしはその前の夜」

「兄貴を……あ、いや……ポテチだったかな?」

「……もしかしたら、ラーメンだったかもしれません」

「……な、なんですかその目は」


102 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:26:34 ZtUoZL6M
「ちゃ、ちゃんと覚えてますって!」

「ここまで覚えてたら、あたしがキチガイなんかじゃないってわかるでしょう?」

「キチガイが、ここまでハッキリと物事を覚えていますか?だからあたしは大丈夫です」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「……信じてないんですか?」

「……だから、兄貴はチョット……今、呼ぶ訳には……」


103 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:28:18 ZtUoZL6M
「……え?」

「……あっ!兄貴!?」

「ちょっと……何で出てきたの?」

「……ああ……バランス、崩れたんだ……」

「……せっかく冷蔵庫に押し込んだのに……」

「……ね?ほら……言ったじゃないですか」

「……人前に出す訳にはいかないって……臭いし、くずれてるし」

「……」


104 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:30:45 ZtUoZL6M
「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「ええ……これがあたしの兄貴です……自慢の……」

「けど今、口きいてくんなくって……ずっと寝てますし」

「普段はしっかりしてるんですよ?その……面と向かっては言えないけど、自慢の……兄で……」

「え?いえ……いきなり何を言い出すんですか。違います」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「……いつもは、その……結構仲良かったり、するんですけど……」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」


105 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:32:33 ZtUoZL6M
「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「ねえ……兄貴、起きてよお……」

「もう罰とかいいから……腹筋なんて、しなくっていいから……」

「……」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「ええ……正常ですから、わかりますよ。……もう、腹筋出来ないんですよね。兄貴」

「……」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「だって……その、言いづらいっすけど……」


106 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:35:15 ZtUoZL6M
「兄貴、もう腹筋無いし」

「……」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「あたしは……アッハハ!おっかしいやっ!」

「ええ。違いますよ?キチガイなんかじゃ……」

「だって、キチガイがこうして、腹筋が無い事に気付きますか?」

「だから、あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「……え?」

「そういう事じゃないって?……ナニを、バカな……」


107 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:37:16 ZtUoZL6M
「だって、そうじゃないですか」

「兄貴、腹筋無いでしょう?」

「だから、腹筋出来ないんですよ……罰なのに……」

「……え?」

「じゃあ、腹筋は……何処に行ったかって……」

「わかりますよ。あたし、正常ですから」

「あたしはキチガイなんかじゃありませんから」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「……っていうか、なんでソンナ事……聞くんですか?」

「わかりきってるのに」


108 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:39:50 ZtUoZL6M
「ええ。はい……そうですね」

「その、ソファの上にあるクッション」

「……アハハ……アハアハアハ……ほら、わかりきってるでしょう?」

「そんな事がわかるんですから、どうです!あたしはキチガイなんかじゃないって事です」

「あたしは正常です。意識はハッキリしています」

「ええ……そういう事ですね」

「その、ソファの上にあるクッション……」


109 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:40:32 ZtUoZL6M



「それが、兄貴の腹筋です」



おしまい。


110 : ◆eUwxvhsdPM :2014/09/29(月) 21:42:52 ZtUoZL6M
最後までありがとうございました
あたしは正常です。意識はハッキリしています
腹筋しないからこうなるんですよ。しっかり腹筋するように
あー実の妹に殺されてぱくぱくされてえ。妹いないけど

男「ち…痴女の恩返し…?」痴女「うふふ…」
前乗っ取ったんこれです
ではまた、腹筋スレで……


111 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/29(月) 21:45:00 qN5FVODc
面白かった!! 

俺も頑張って妹物の腹筋スレ立てるよ


112 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/29(月) 21:57:26 0i13ri22
うーん…


113 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/29(月) 21:59:15 hXJy1LzQ
最高でした、乙乙です!


114 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/29(月) 22:10:57 .OSW5UfQ
好きで食べちゃうカニバ妹かわいいよ


115 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/29(月) 22:17:02 0PWbGD4.
てす


116 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/29(月) 22:22:19 8sMG3h/6
この間の逆・・・でもないか




117 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/30(火) 01:00:28 nR9Wf0L6
まさかのお前だった
さて腹筋腹筋


118 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/30(火) 17:44:33 qy3bEPC2
ほっほっ


119 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/10/01(水) 01:42:34 4qCAAWUU
やべえ、腹筋しとこ。


120 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/10/04(土) 04:18:18 O/hY9ubA
そう


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