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ジャン「どうしたんだ?」ミカサ「寒い」
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ジャン「クリスマスは」ミカサ「空いている」の続き
前回同様
オマケに少しのユミクリ付き
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エレン「マフラーはどうしたんだ?」
ミカサ「洗ったので干している」ブルッ
エレン「そうか、くさいもんな」
ミカサ「そう、くさ…えっ!?」ビクッ
エレン「アレ洗わないとくさい」
ミカサ「…くさい…分かった、定期的に洗う」
アルミン「その方がいいね」アハハ
ジャン「(ミカサが寒い…だと!?俺はどうすればいいんだ!?後ろからギュッと抱きしめればいいのか!?…いやいや、早まるな。俺はまだお友達…いや、知り合い以上恋人未満というような微妙な位置にいる…早まるな)」ウーン
壁lマルコ「(ジャン…いいか、ここで選択肢を間違えちゃいけない…)」ジッ
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ミカサ「…マフラーがないと寒い」
壁lマルコ「(ほら…ジャン!いいセリフがあるじゃないか!何故言わないんだ!)」
エレン「頑張れ」グッ
ミカサ「…うん」
アルミン「腹巻をしたらどうかな?」
ミカサ「…腹巻とは?」
アルミン「お腹に巻くものだよ!
暖かくなるんだ!最近は毛糸で作ったものも売っているよ、買ってみたらどうかな?」
ミカサ「…いい!それはすごく良さそう!」
壁lマルコ「(いい感じで進んでいるよ、ジャン!今言わなかったらいつ言うんだ!?)」
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ミカサ「…マフラーがないと寒い」
壁lマルコ「(ほら…ジャン!いいセリフがあるじゃないか!何故言わないんだ!)」
エレン「頑張れ」グッ
ミカサ「…うん」
アルミン「腹巻をしたらどうかな?」
ミカサ「…腹巻とは?」
アルミン「お腹に巻くものだよ!
暖かくなるんだ!最近は毛糸で作ったものも売っているよ、買ってみたらどうかな?」
ミカサ「…いい!それはすごく良さそう!」
壁lマルコ「(いい感じで進んでいるよ、ジャン!今言わなかったらいつ言うんだ!?)」
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ジャン「へぇーあったかそうだなー」
壁lマルコ「(ジャン…しょうがないな)」
マルコ「…」スッ
エレン「じゃあ、俺が買って―――」
マルコ「腹巻?腹巻の話だろう?僕も持っているよ」ススス
ジャン「…マ、マルコ?」
マルコ「いい腹巻が売っている店を知っているんだ」ススス
ミカサ「そう、じゃあ教え―――」
マルコ「あぁ…場所は、この前ジャンと行ったからジャンが連れて行ってくれるよ」ニコッ
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ジャン「!!(…マルコ、お前ってやつは…)」
エレン「おー、連れてってもらえよ」ウンウン
アルミン「いいと思うよ」ウンウン
ミカサ「…ジャン、お願いできる?」
ジャン「…あ、あぁ、いいぞ」
ミカサ「じゃあ次の休日にお願い」
ジャン「おう」
ミカサ「ありがとう」
ミカサーコッチキテー
アルミン「…呼ばれてるよ」
ミカサ「…行ってくる」タッ
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エレン「…」
アルミン「…」
マルコ「…」
ジャン「…ミカサはもう行ったか?」
エレン「…行ったぞ」コク
ジャン「っ〜〜〜〜//」
マルコ「ジャン、背中に頭突きしないでくれよ」ハハハ
エレン「ジャン、風呂入ってこいよ。…今から清潔に、だろ?」ニコッ
ジャン「そうだな!そうだな!ありがとな皆!」タッ
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アルミン「春だね」
エレン「冬だけどな」
マルコ「…どうする?」
エレン「この前は見事に失敗したからな…今回こそ」グッ
アルミン「頑張ろうね、エレン、マルコ!」グッ
マルコ「あぁ!…じゃあ僕はベルトルトに!」タッ
エレン「俺はライナーに!タッ
アルミン「僕はコニーに!」タッ
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――――休日
壁lエレン「かと言って今日は、あんまりだな…」
壁lコニー「でぃなーってやつじゃねぇのかよ!」プンスカ
壁lライナー「今回はディナーじゃないんだ、すまんな、コニー」
壁lベルトルト「でも前のお店美味しかったよね!」
壁lマルコ「美味しかったよ――あ!二人が歩き始めた!」
壁lアルミン「よし、今回も極力バレないように行こう!」グッ
ジャン「…あー、ミカサは休日何してるんだ?」ソワソワ
ミカサ「自主練習」
ジャン「あー」ソワソワ
ミカサ「エレンは休日返上で自主練習をするので…私も見習って」
ジャン「…そうか」
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ミカサ「ジャンは?」
ジャン「…俺はマルコと出かけたりだな」
ミカサ「それもいいと思う」
ジャン「ありがとよ。おっ、ミカサ!屋台だ!行こうぜ」ギュッ
ミカサ「!!…う、うん!」タッ
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――――屋台前
屋台のオッチャン「たい焼きいらんかね」
ジャン「タイヤキ?初めて聞いたな…」
ミカサ「…ジャ、ジャン…手///」
ジャン「手?」
ジャン「!!!(どさくさに紛れて手を繋いでいた…だと!?)」
ジャン「す、すまん!」パッ
ミカサ「別に大丈夫…//」ソワソワ
屋台のオッチャン「…」
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ジャン「た、タイヤキ二つくれ!」
屋台のオッチャン「はいよ」ゴソゴソ
屋台のおっちゃん「二つで××円だ」ヒョイ
ジャン「ほい」チャリン
屋台のオッチャン「まいどー」
ジャン「…結構熱いなー」スタスタ
ミカサ「お金」ヒョイ
ジャン「…いらない」プイ
ミカサ「払う」
ジャン「俺のおごりだ、焼きたてっぽいな」スッ
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ミカサ「…ありがとう」ヒョイ
ジャン「…」パクッ
ミカサ「…」パクッ
ジャン「…うまっ」
ミカサ「美味しい!」
ジャン「うまいなー」ニッ
ミカサ「甘くてサクサクでモチモチしてて…美味しい」キラキラ
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ジャン「マルコに食わせてやりたいなー…」
ミカサ「私も、エレンに…あとアルミンに」
柱lマルコ「ありがとう、ありがとう!ジャン!だけど大丈夫!もう購入済みさ!」モグモグ
柱lエレン「うまー」モグモグ
柱lアルミン「美味しい!美味しい!美味しいね、エレン!」
柱lライナー「こらこら、アルミンあまり大きな声で喋るなよー」モグモグ
柱lベルトルト「ライナー、口から何か飛んだ!」
柱lライナー「…すまん」
柱lコニー「でぃなーじゃなくてもウマイなー」ホンワカ
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ジャン「…ミカサは食べ物だったら何が好きとかあるか?」
ミカサ「…たい焼きが好きになった」
ジャン「まじかよ!早いなー」ハハハ
ミカサ「エレン達にお土産として買っていきたいくらい…」
ジャン「…」
ミカサ「ジャン?」
ジャン「…いや…あー、何か欲しいもの他にあるか?マフラーとか」
ミカサ「私は死ぬまでエレンのマフラーでいい」キリッ
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ジャン「…そうか」
ミカサ「…あ、あそこに見えるのが腹巻のお店?」
ジャン「…おう」
ミカサ「マルコはいい店を知っている。さすがマルコ」
ジャン「…そうだな」
ミカサ「…そういえばこの前の立体機動訓練、ジャンはすごかった。…かっこよかった」
ジャン「…そうか」
ミカサ「…ジャン」
ジャン「…」
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ミカサ「…ジャン、着いた」
ジャン「…あぁ、ほら入ってこいよ。俺は待ってるから」
ミカサ「え…」
ジャン「気にせず買い物してこい」
ミカサ「…で、でも外は寒い…ので」
ジャン「いいから」
ミカサ「…分かった」
ジャン「(あぁぁぁああああああ…クソ、またかよ)」
ジャン「(どんだけエレンの話するんだよ、ミカサは!!!クソッタレ!死に急ぎ野郎が!)」
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ジャン「(…俺もせっかくマルコが協力してくれたデートだったのに拗ねて…女々しいやつだな)」
ジャン「はぁ……」
壁lマルコ「…ジャン」
壁lライナー「…ミカサが店から出てきたぞ!」
ミカサ「…」トコトコ
ジャン「早かったな、…見つからなかったのか?」
ミカサ「…いや、あった」
ジャン「じゃあ何で買わなかった?金が足りなかったか?」
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ミカサ「…ジャンが怒った顔をしているのに、私だけ楽しめるはずがない」
ジャン「…」
ミカサ「良ければ話して欲しい、怒っている訳を…」
ジャン「…ミカサが」
ミカサ「うん」
ジャン「エレンの話ばかりするから…」
ミカサ「……ごめんなさい」
ジャン「……いや、俺が勝手に拗ねただけだ」
ミカサ「ジャンがエレンを嫌っていることを忘れていた…ごめんなさい」
ジャン「べ、別に嫌いってわけじゃねーけど」
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ミカサ「…緊張して、ジャンと何を話せばいいか分からなかった」
ジャン「!!」
ミカサ「…ごめんなさい」
ジャン「…別に怒ってねーから、ほら入ってこいよ!」
ミカサ「いや」
ジャン「何だ?俺も一緒に入るか?」
ミカサ「…別の店に行きたい」
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――――手芸屋
ジャン「何買ってきたんだ?」
ミカサ「毛糸たくさん」キリッ
ジャン「なんでだ?…っハクショーイ」
ミカサ「…ぷっ」
ジャン「(可愛い)…笑うなよ、こういうクシャミなんだよ…ハクショーイッ」
ミカサ「…もう少し待っていて」
ジャン「何をだ?」
ミカサ「…秘密」
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―――女子寮
クリスタ「何編んでるの?ミカサ」
ミカサ「腹巻」アミアミ
ユミル「はらまきぃ?」
クリスタ「2個も?」
ミカサ「…1つは自分用」アミアミ
ユミル「もう1つは?」
ミカサ「…あったまって欲しい人がいるから、その人に」
おわり
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おまけ
クリスタ「いいなぁ、ミカサ好きな人できたのかなー」ゴロゴロ
ユミル「どーせエレンの事だろ」
クリスタ「…腹巻もいいなーいいなー」
ユミル「なんだよ、腹巻が欲しいのか?」
クリスタ「あったかいんだよ?」
ユミル「そうだな、腹巻だもんな」
クリスタ「…今寒いでしょ?」
ユミル「そうだな、冬だもんな」
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クリスタ「…腹巻買おうかな」
ユミル「腹巻なんてなくたっていいじゃんか」
クリスタ「えぇえ、寒いもん」
ユミル「私がいるだろ」ギュッ
クリスタ「ユミルはあっついよー」
ユミル「えぇー」
クリスタ「えいっ」ピョン
ユミル「」ゴチン
クリスタ「あっ、ごめんね!!」
ユミル「(あ、顎が…)」
クリスタ「本当にごめんねっ」アセアセ
ユミル「こいつめー」アハハ
クリスタ「きゃー!」アハハ
終わり
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おもしろい
こいつらみんなかわいいな
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乙
とても良かった
-
とてもよかった
雰囲気が好き
乙
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おつ
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おつかれさん
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非常にかわいい
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和んだ、乙
"
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