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6
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テスト
:2013/08/01(木) 22:57:57 ID:hPlRsFLg
地平を埋め尽くす巨人から感じられるのは悪意と醜さ。美とは永遠にかけ離れている。
その光景を冷静に見つめるエルエルフと刹那。
そして彼らは一つの道えお見出す。
「沙慈、ライザーシステムを起動してくれ!」
「時縞ハルト……ハラキリブレードを使えるか?」
「分かったライザーシステム起動!」
「そうか……!分かったよエルエルフ!」
金色に輝くヴァルヴレイヴ。その体を赤く染め上げるガンダム。
機械が故に無機質と位置づけられる機体。しかし今感じられるのは生命の煌めき。
共に腕を掲げその力を集中させる。
「各人下がれ!巻き込まれるぞ!」
エルエルフの指示を機に下がり始める各位。しかし前に飛び出る男が一人。
「何楽しいことおっ始めようとしてんだよ……俺も混ぜろよォ!!」
その腕を全開に輝かせカズマも戦線に加入する。生身だろうが意志は本物である。
「トランザム――」
「ハラキリ――」
「シェルブリッド――」
意志が死なない限り人は何度でも立ち上がる。
「ライッ!ザァアアアア!!」
「ブレードーーーーー!!」
「バーストォオオオオオ!!」
光が輝き辺りを覆い被るように広がり全ての視界が統一される。
やがて輝きが収まり瞳を見開く。
そこに映るはクロスゲートから依然と湧き出てくる巨人の群れ。
そしてその光景がはっきりと目に映る――つまり。
「よしッ!今がチャンスだよ!!」
道が切り開かれた今全速で距離を詰めるハルト、オーバーヒートなど気にしていられない。
「やるじゃないハルト」
「流石ハルト君!」
「俺も続くぜーーーー!!」
色鮮やかな革命が揚々と駆けまわり残る巨人を何体も駆逐する。
どんな絶望であろうと、どんな状況に巻き込まれようと彼らは笑顔で立ち向かう。
学生だから、若さを武器に彼らは世界と対峙する。
その姿は絶望に染まっていた田所さんも笑顔を取り戻す程であり大した物。
「すごい……これなら勝てるよね小松さん!……え?」
振り向いた先に小松はいなかった。
「勝てるよ!こんな簡単に巨人が死んでいくから!」
参号機火神鳴は腕を振り回し巨人を飛ばし、その首を引き千切り再生しようとするなら止まるまで殴り続ける。
「アイナ、調子に乗ってると――!?危ない!」
「何言ってるの?ヴァルヴレイヴがあれば――」
人の命は重い。だが散る時には劇的な現象など存在しない。
あっさりと散るその姿こそが生命の煌めきかもしれない。
「アイナアアアアアアアアアアア!!!!」
「まさか……しかしあの機体は活動停止したはず……まさか!?」
友の死に叫ぶサンダー、謎の現象に疑問を投げ、辿り着きたくない真実に辿り着くエルエルフ。
空が舞い降りたそれはヴァルヴレイヴを踏み潰しアイナをこの世から葬り去った。
「撃滅のセカンド――うおッ!?」
正面から挑むカズマだがミサイルの迎撃により方向を転換、全て避け切れず僅かに触れてしまう。
射撃で残るミサイルを撃ち落とす刹那とハルト。ハルトの方はアイナの死により動揺している。
しかし取り乱すことなく――一人の戦士として立ち向かう。
(今は悲しむ時じゃ……くそ……くそッ!!)
降臨する悪は完全にすべてを終わらせるつもりだ。溢れだす邪気を隠しきれていない。
(頭が……この感覚は!?)
感じるの悪の波動は今までにない程の衝撃。刹那の精神が脅かされるがそれでも前を向く。
赤いボディに割り込む黒き邪悪。
「私は簡単に死なん、世界を!宇宙を統べるまでは!!」
DG細胞を吸収した伝説巨人――デビルイデオンが全ての終わりを告げる。
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