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要望スレ

4テスト:2013/08/01(木) 22:56:26 ID:hPlRsFLg


君臨する希望の星――スーパーサイヤ人キング。


降臨した絶望の神――スーパーサイヤ人オーガ。


共に幾多の戦を闘い抜こうと道を違えば昨日の友は今日の敵。


皮肉にもその力はどちらも夢を追いかけた結果


正義だとか悪だとかそんな記号は関係ない。


燻るハートに火をつけろ――戦え。


「馴染むぞ……勇次郎はやっぱ強えわ。そんでお前はやれんのかベジータ?」

肩を回し首を捻り腕を鳴らし気を高める。
溢れ出る闘気に邪悪さは一切感じられず寧ろ清々しい気分だ。
何もカカロットも勇次郎も人を殺すために戦っているのではない。
彼らにとって戦いとは何よりも勝る至高の快楽であり純粋に楽しみたいが故に戦い続ける。
純粋な子供のように暴れ己の欲を満たすこの姿が本当の人間らしさかもしれない。

対するベジータの顔は絶望の色に染まり闘気も弱々しく衰えている。
激しい戦いの末に手に入れた全開をたった一人の男の出現により覆されてしまった。
元より絶対の勝率ではなかったが確率は少なからず存在しており彼自身諦めていなかった。
しかし圧倒的実力差の前に身を竦めどうにかこの場を何とかしたい焦りが生まれる。
『お前の力を信じろ――俺やキュゥべぇの力もあるんだから』
背中を支えてくれる友がいるなら今一度戦える気が湧いてくる。
今の声は幻聴、甘え、妄想の域に留まるご都合なお告げかもしれない。

「抜かせカカロット……貴様はこの俺以外に誰が止めると言うのだ」

それでも死んだ闘志に火を付けるのには十分すぎる理由だった。
再度闘気を溢れだし己の力を開放するベジータ。
周辺の物質と腐った意志を吹き飛ばし覚悟を決める。
戦わなければ殺られる。
止めるなんて甘いことは言わない、確実に息の根を止める。
いやそれも甘えの発想であり最後に立つのがそもそもベジータであるほうが軌跡だろう。
それ程までに実力の差は激しい。

「おめぇ本気でオラ達に勝てると思ってっか?頭ン中メルヘンになっちまったかぁ?」

「勝てるさ――諦めない限りな」

その足は何のために付いているか考えたことはありますか?
それは前に進むためである。







会場に降り注ぐ月の破片を処理するため手塚と石田はクロスゲート攻略から離れ迎撃に向かう。
応援に駆けつけた戦車に跨る少女達は残る参加者の保護のためにその進路を切り替えた。
残る進撃の翼、革命の担い手、反逆の意志は大量に溢れ出る巨人達と対面している。
どれだけ駆逐しようが大元であるクロスゲートを止めない限り永遠に巨人は湧き続ける。
そして取り返さない限り帰る術は無い。
エルエルフの発言によって今の状況が危険なことに気付く。

『この会場は無限力の暴走によって時期に滅亡する』


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