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∬ ´_ゝ`)姉者とつーが貧民街でさぼるようです(゚∀゚*)

1 名も無きAAのようです :2016/12/18(日) 23:49:35 ID:leroevmI0

∬ ´_ゝ`)「はー……この一杯のために生きてるわー……」
(*゚∀゚)「姉者さんもう5杯目ですよwwww」
∬ ´_ゝ`)「……うっさいわね、言葉の綾よ」

ここは大都会・ヴィップ……のはずれにある貧民街。大都会に挑戦して夢破れた者、「健全」をめざす市長によって爪弾きにされた浮浪者など、内に黒いものを秘めた人間たちが薄汚れた空気の中日々を暮らしている
そんな街で売春婦あっせんを行っている姉者は昼間から自室でビールをかっくらっていた

2 名も無きAAのようです :2016/12/18(日) 23:50:59 ID:leroevmI0

∬ ´_ゝ`)「それよりあんた、今日は昼から男ひっかけてくるって言ってなかったっけ?」
(*゚3゚)「だっていい男いなかったんスもーん」
∬ ´_ゝ`)「だからってただで帰ってくるのは無しでしょ…… ただでさえウチは経営難だってのに……」
(*゚∀゚)「大丈夫っスよ、乞食のおっさんが持ってた札をくすねてきたッスからwww」
∬;´_ゝ`)「はぁ…… あんたって子は……」

つーはもともと無銭飲食やスリなどで有名な孤児であった。しかし、とうとう街の自警団に尻尾をつかまれた挙句、姉者に「社員」として買われて以来、共同生活をしている。経緯は最悪であるが、それでもつーは姉者を本当の姉のように接している。そのことは姉者にとってうれしいことであったが、ひいきの客からのクレームが入る度に姉者は頭を抱えていた

3 名も無きAAのようです :2016/12/18(日) 23:53:15 ID:leroevmI0

∬ ´_ゝ`)「もうやっちゃったことは仕方ないとして…… いつまでも危ないことをしてたら、お金があっても幸せな暮らしはできないよ」
(*゚∀゚)「嘘だね、お金さえあれば幸せだって『パパ』が言ってたっスよ」
∬ ´_ゝ`)「あんたみたいな年端もいかない小娘を買う男なんかの言うこと鵜呑みにしてんじゃないよ……」

目の前にいるがきんちょに呆れながら一気にビールをあおる。これが最後の一缶、これからまた禁酒生活のはじまりである

(*゚∀゚)「ていうか姉者さんもあたしのこと言えないっすよ。真っ昼間からお酒ばっか飲んで」
∬ ´_ゝ`)「しょうかないでしょ、客が来ないんだから。あーもっと酒が飲みたーい」

4 名も無きAAのようです :2016/12/18(日) 23:55:43 ID:leroevmI0
酒が飲みたい…… その一点に思考を集中させ、ある結論にたどり着いた

∬ ´_ゝ`)「つー、さっきの札寄こしなさい。酒買ってくるから」

(*゚3゚)「えー、さっきお金で幸せにはなれないって言ってたじゃないっスかー」

∬ ´_ゝ`)「あたしが酒に求めているのは幸せじゃなくて現実逃避よ。酒がないとやってられないのよ、大人ってのは……」

不満そうに唇をとがらせるつーを無視して、姉者はつーが先ほどからちらつかせていた札をひったくる、が……

∬ ´_ゝ`)「あんたこれ、偽札じゃないの」

(*゚∀゚)「え、マジ……?」

∬ ´_ゝ`)「ほら、ここ。本物なら透かしが入ってるはずなのに……」

姉者が札を伝統に透かしてみると、そこには本来出てくるはずのヴィップ初代市長の肖像画だ出てこない。間違いなく偽札である。というのも、最近この街で偽札が横行しているようで、店に来た客の数人が偽札をそうとは知らず持っていたことがあったのだ

(*゚∀゚)「へー、姉者さんそんなの分かるんスねー」

∬ ´_ゝ`)「こんな粗悪品分からない方がおかしいわよ……」

今度つーに一般常識を勉強させようと本気で思っていると、不意に部屋のチャイムが鳴った。もう少し飲んでいたかったが、酒は無いし金もない。せっかくの客なのだから無下にするわけにはいかないので姉者はしぶしぶ玄関まで行くことにした

5 名も無きAAのようです :2016/12/18(日) 23:59:14 ID:leroevmI0

<ヽ`∀´>「……」

∬ ´_ゝ`)「(またえらく強面な人ね……)」

玄関を開けると、そこには身長2メートルが優に超えると思われる大男が立っていた。無言で直立するその男からは尋常ならざる雰囲気を感じたが、客を待たせては評判が下がってしまう。姉者は大男を部屋の奥へと導いた

(*゚∀゚)「ヒェッ……」

∬ ´_ゝ`)「ヒェッじゃないわよ、大事なお客さんよ」

<ヽ`∀´>「……別に構わんニダ」

怖がられるのに慣れているのか、大男は表情一つ変えずに姉者に勧められるままにソファに座った。

6 名も無きAAのようです :2016/12/19(月) 00:02:11 ID:bA9TSsX60

∬ ´_ゝ`)「で、お客さん。今日はどんな娘をお探しですか? ウチの娘はどんな性癖にも答えられますよ」

姉者は机の下に収めていた写真入りのカタログを出し、中を見せながらパラパラとめくってみせた。しかし男は眉を少しも動かすとしない。一体何を考えているのだろうか……

∬ ´_ゝ`)「あのー…… 冷やかしならお断りしますよ」

<ヽ`∀´>「……『ヴィップの』……『紅い牙』」

∬ ´_ゝ`)「!」

『ヴィップの紅い牙』―― この言葉を聞いた瞬間、姉者の目の色が変わった

∬ ´_ゝ`)「……その名を口にしたってことは、あんたカタギの者じゃないわね。ウチはそれ相応の報酬がないと『仕事』しないよ」

姉者が牽制すると、男はただポツリとつぶやくように言った。

「偽札を……偽札を『引き取って』ほしいニダ」

7 名も無きAAのようです :2016/12/19(月) 00:34:33 ID:50CB6YRU0
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8 名も無きAAのようです :2016/12/21(水) 15:29:12 ID:YgS174rc0
支援


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