('A`)ポケモンになっちゃったようです - 1481978925

1：名も無きAAのようです：2016/12/17(土) 21:48:45 ID:rUhSRw/k0: ('A`)「はあ…」

('A`)「世間はクリスマスで浮かれてる、そのせいかネットも過疎ってる…」

('A`)「家族も俺を置いて旅行…本格的にクリボッチだな…」

('A`)「こんな時はポケモンでもやるか…」

('A`#)「メタモン早く孕めよ…くそっ」

('A`)「大事なポケモン達でさえ俺を拒絶する…」

(；A；)

(；A；)「もう寝よう…」
2：名も無きAAのようです：2016/12/17(土) 21:56:31 ID:rUhSRw/k0: η η
('A`)「ん…？ここは…？」
η η
('A`)「なんか目線が低いな…」
η η
('A`)「それに何か歩きにくい…ぬめぬめしてるし…」

η η
('A`)「なんか…喉かわいたな…水…」
η η
('A`)「お、あんなとこに池が」
η η
('A`)「ん…」
　η η
(；'A`)「何だこれ！？」
　η η
(；'A`)「普段の俺とは明らかに違う…ヌメラか…？」
　η η
(；'A`)「おかしいだろ…何でこんな姿に…」

(？？？)「君は誰だい？」
　η η
(；'A`) ！？
3：名も無きAAのようです：2016/12/17(土) 23:33:06 ID:rUhSRw/k0: 川ﾟ -ﾟ)「おっと、驚かせてしまったかな？私はキルリアのクー。ワイワイ村の者だ」
η η
('A`)「ワイワイ村…？どこですかそれ」

川ﾟ -ﾟ)「君は村へ行こうとしているのではないのか？山1つ越えないと集落は無いぞ？」
　η η
(；'A`)「ええと…実は…」

川ﾟ -ﾟ)「なるほど、自分は元はニンゲンでニンゲンの世界から来た、と？」

川＊ﾟ -ﾟ)「君は冗談が上手いな、気に入ったよ」

川＊ﾟ -ﾟ)「私達の街へ客として案内しよう。ついてきたまえ」
4：名も無きAAのようです：2016/12/18(日) 19:50:11 ID:YMy1swY.0: しえん
5：名も無きAAのようです：2016/12/18(日) 20:39:47 ID:Ftmj.Ul.0: 川ﾟ -ﾟ)「着いたぞ、ここがワイワイ村だ」
　η η
(；'A`)「うわぁ、恐ろしいまでの田舎だぁ…」
Δ Δ　
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「あ、クー姐さん、お帰り」
　η η
(＊'A`)「か、かわいい…」
Δ Δ　
ξ#ﾟ⊿ﾟ)ξ「なんか言った？」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁ
　η η
(；'A`)「ひぃぃ、ごめんなさい」

川ﾟ -ﾟ)「紹介しよう、どこからどう見てもピカチュウのツンだ。どこからどう見てもピカチュウだな」

川ﾟ -ﾟ)「少し気性は荒いが、根はいい子なんだ、仲良くしてやってくれ」
Δ Δ　
ξ＊//⊿//)ξ「べ、別にいい子なんかじゃないんだから///」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ
η η
('A`)「支払いは任せろー」

川ﾟ -ﾟ)「…？まあいい、ところでブーンは？いつもいっしょじゃないか」
Δ Δ　
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ブーンは…また家にこもってるわ」　

川 -)「…そうか、心配だな…」
η η
('A`)「話についていけないんだが」
6：名も無きAAのようです：2016/12/18(日) 20:42:48 ID:Ftmj.Ul.0: ツンの耳何が良いかわからないんですけど何か良い記号ありませんか？
ズレスマン
7：名も無きAAのようです：2016/12/18(日) 21:21:46 ID:r8PzYrwA0: Aじゃいかんのか
8：名も無きAAのようです：2016/12/18(日) 22:00:53 ID:Ftmj.Ul.0: >>7
盲点だったorzなんだΔって
サンクス
9：名も無きAAのようです：2016/12/18(日) 22:08:47 ID:Ftmj.Ul.0: Α Α
ξｰ⊿ｰ)ξ「ブーンは私の幼なじみなんだけどね…」
Α Α
ξｰ⊿ｰ)ξ「ブーンのお父さんは紅蓮六人集と呼ばれる炎タイプトップクラスの6人が集まったグループの中で最も強かった」
Α Α
ξｰ⊿ｰ)ξ「でも半年前の遠征でブーンのお父さんは死んでしまったそうなの」
Α Α
ξｰ⊿ｰ)ξ「仲間達はなんとか逃げ延びてひどい怪我にも関わらず知らせに来てくれてね…」
Α Α
ξｰ⊿ｰ)ξ「…それ以来ブーンは家にこもって形見の謎の石を眺めてるそうよ」
10：名も無きAAのようです：2016/12/18(日) 22:23:01 ID:Ftmj.Ul.0: η η
('A`)「…そうなのか」

川ﾟ -ﾟ)「とりあえず…ええっと君、名前は？」
η η
('A`)「あ、ドクオっていいます」

川ﾟ -ﾟ)「ドクオ、住む場所はあるか？どこか遠くから来たのは本当のようだが」
　η η
(；'A`)「うげっ、そういえば無いな…今日からとうとうホームレスか」

川ﾟ -ﾟ)「なら村長に頼んでみよう」

~村長宅~

川ﾟ -ﾟ)「只今戻りました、クーです」

<ヽ｀⊃´>「おお、よく戻ってきたﾆﾀﾞ」

川ﾟ -ﾟ)「今日、迷い人を1人見つけました」

川ﾟ -ﾟ)「ヌメラの子供のようですが、どうかしばらく泊めて頂けないかと」

<ヽ｀⊃´>「分かったﾆﾀﾞ…そこの人、入ってくるﾆﾀﾞ」

η η
('A`)「は、はい…」

<ヽ｀⊃´>「ようこそﾆﾀﾞ、私はダーテングのニダーﾆﾀﾞ。宜しくﾆﾀﾞ」
η η
('A`)「は、はい…」
11：名も無きAAのようです：2016/12/18(日) 22:32:17 ID:Ftmj.Ul.0: ~その夜~
η η
('A`)「はあ…緊張して『は、はい…』しか喋れなかったな…」
η η
('A`)「個室まで貸してもらった分際で…」

η η
('A`)「こんなに優しくされたの…いつ以来だろ」
η η
('A`)「寝るか…おやすみなさい」

川ﾟ -ﾟ)「人間、か…」

川ﾟ -ﾟ)「まさか本当に別の世界が存在するとはな」

川ﾟ -ﾟ)「しかしあれでは研究の裏付けにはならない…」

川ﾟ -ﾟ)「また『扉』を開くしかないか…」
12：名も無きAAのようです：2016/12/18(日) 22:50:09 ID:Ftmj.Ul.0: ~次の日~
<ヽ｀⊃´>「起きるﾆﾀﾞ！ワイワイ村民の朝は早いﾆﾀﾞ！」
η η
('A`)「んん…せめて11時まで…」

<ヽ｀⊃´>「そんな時間まで寝てたらあっという間に大人になっちゃうﾆﾀﾞよ！それに今日は初登校ﾆﾀﾞ！」
η η
('A`)「！？登校…だと…」

<ヽ｀⊃´>「子供は学校に行くのが義務ﾆﾀﾞ！急いで支度するﾆﾀﾞ」
η η
('A`) ｶﾞｯｺｳｺﾜｲ

η η
('A`)「あ、ツンさんこんにちは」
　A A
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「おはようでしょ…ちょうどいいわ、ついてきて」
　η η
(；'A`)「え、ちょっ、待って」

~ブーン宅前~
　A A
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ブーン、学校に行くわよ～」

〈ｲﾔﾀﾞｵｰ
　A A
ξ#ﾟ⊿ﾟ)ξ「いい加減にしないと勝手に上がりこんじゃうわよ」

〈わーっ、わーっ、それだけは止めるお！

ﾄﾞﾀﾊﾞﾀﾄﾞﾀﾊﾞﾀ

火（；＾ω＾）「ほ、ほら、ちゃんと出てきたお」
　A A
ξ#ﾟ⊿ﾟ)ξ「やっと出てきたか…」ﾁｯ
　η η
(；'A`)（こっわ…逆らっちゃいけないな）

火（＊＾ω＾）「…そこの君は誰だお？僕はヒトカゲのブーンだお、これからよろしくだお！」
　η η
(；'A`)「お、おう、よろしく…」
　η η
(；'A`)（随分とフレンドリーな引きこもりだな…俺とは大違いだ）
13：名も無きAAのようです：2016/12/19(月) 20:18:44 ID:xy3DA/sk0: ツンが鬼にしか見えねえ！
14：名も無きAAのようです：2016/12/19(月) 22:39:56 ID:UxTVw01U0: ~学校~
　∧　∧
Ξ(,,＾Д＾)Ξ「皆さんこんにちは、ピクシーのタカラです」
〈ｺﾝﾆﾁﾊ―
　∧　∧
Ξ(,,＾Д＾)Ξ「皆元気そうだね、よかった。じゃあ今日は新入生を紹介しようと思います」

ざわ…ざわ…
　∧　∧
Ξ(,,＾Д＾)Ξ「それじゃあ入ってきて、ドクオ君～」
　η η
(；'A`)「えと　こんにちは　ドクオ　です」

火（；＾ω＾）（片言になっちゃってるお）
　η η
(；'A`)「趣味は　えと」

η η
('A`)「バトル…です」

ざわ…ざわ…
　η η
(；'A`)「えと　今日　から　よろしく！」

パチ…パチ…
　∧　∧
Ξ(,,＾Д＾)Ξ「ありがとうございました～ドクオ君バトルが好きそうなので皆遊んであげてね、さあ授業に入ります」
　∧　∧
Ξ(,,＾Д＾)Ξ「今日は『進化』について勉強したいと思います」
…
15：名も無きAAのようです：2016/12/19(月) 22:54:38 ID:UxTVw01U0: ~放課後~
　A A
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「あー授業だるかった…進化なんてまだまだ先だっつの」

火（；＾ω＾）「だおだお、僕も要らないと思うお」
火（；＾ω＾）「ん、あいつは…」
　　　Σ￢
Θ（　・∀・）Θ「ねえねえ、ドクオ君ってどこかわかる？」

火（；＾ω＾）「わ、わからないお」
　　　Σ￢
Θ（#・∀・）Θ「とぼけんなよ糞雑魚ヒッキー」ﾄﾞﾝｯ

火（；＾ω＾）「痛っ」
　A A
ξ#ﾟ⊿ﾟ)ξ「あんたねぇ、やっていいことと悪い事があるでしょ！」
　　　Σ￢
Θ（　・∀・）Θ「粋がってるんじゃねえぞ電気鼠め、俺の地ならしで沈めてやろうか」
　A A
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「くっ…」
　　　Σ￢
Θ（＊・∀・）Θ「あ、あんな所に　おーいドクオ君～」スタスタ

火（；＾ω＾）「行っちゃったお…」
　A A
ξ；ﾟ⊿ﾟ)ξ「行っちゃったお…じゃなくて！とっととあいつを追いかけないと！」

火（；＾ω＾）「おっおっお、そうだおね」

〈おーいドクオ君～
η η
('A`)（ん…？あれはフカマル…不利対面だな、逃げるか）
16：名も無きAAのようです：2016/12/19(月) 22:56:06 ID:UxTVw01U0: フカマルの一行aaを自力で試行錯誤した結果がこれだよ！
>>13まあ鬼みたいなもんだからな
17：名も無きAAのようです：2016/12/20(火) 00:51:50 ID:1fGHqQXU0: ポケモンの表現がいいなあ

ポケダンやりたくなってくる
18：名も無きAAのようです：2016/12/20(火) 22:47:30 ID:whnvsPlw0: 　　　Σ￢
Θ（＊・∀・）Θ「あ、いた～ドクオ君、バトルしよ～よ」
η η
('A`)「すまん、用事があるのでこれで」
　　　Σ￢
Θ（#・∀・）Θ「オラッ！たいあたり！」ﾄﾞｶﾞｯ　η η
(；'A`)「うおっ、痛ってえな…」
　η η
(；'A`)（これはあと1回位しか受けられないぞ…）
　η η
(；'A`)（何かドラゴン技は…適当に言ってみるか）　
　η η
(；'A`)「りゅうのいぶき！」ｺﾞｵｵｵ

　　　Σ￢
Θ（；　∀　）Θ「うわあああああ！！！痛いいいいい！！！くぁwせdrftgyふじこlp」
　η η
(；'A`)「お、おい大丈夫か？」
　　　Σ￢
Θ（#　∀　）Θ「くそがあああ！たいあたり！」
η η
('A`)「おっと」

しかし　フカマル　の　こうげき　は　外れた
η η
('A`)（す、すごい！相手の攻撃が見える！）
η η
('A`)（あんな数値に縛られたゲームとは違う！これなら俺も…）
　　　Σ￢
Θ（#　∀　）Θ「ち、ちくしょー！たいあたり！」ｽｶｯ
　η η
(#'A`)「おせぇ！りゅうのいぶき！」ｺﾞｵｵｵ

　　　Σ￢
Θ（#　∀　）Θ「くっ…かはっ」ﾊﾞﾀﾝ

フカマル　は　たおれた
　η η
(；'A`)「や、やったか…？」
19：名も無きAAのようです：2016/12/22(木) 17:41:43 ID:m1epKgUs0: 　η η
(；'A`)「なんだ、ガブリアスがちらついたけど大したことないな」
　　　Σ￢
Θ（　　∀　）Θ「ガブ…リアス…」
　　　Σ￢
Θ（#　∀　）Θ「その…名前…」
　　　Σ￢
Θ（#・∀・）Θ「その名前を呼ぶなあああっ！」

フカマル　の　ふいうち（たいあたり）　！
　η η
(；'A`)「！？」　

ﾄﾞｸﾞｼｬｱｯ
20：名も無きAAのようです：2016/12/25(日) 15:04:53 ID:xLPEYRGE0: 続きを　支援
21：名も無きAAのようです：2016/12/26(月) 19:44:39 ID:m6.kIl3g0: 色々と年末忙しかったので（地雷投下）放置してしまいました
今から投下します
22：名も無きAAのようです：2016/12/26(月) 20:01:37 ID:m6.kIl3g0: 　η η
(；ｰA`)「う、うーん…」
　η η
(；'A`)「知らない…天井だ…」

火（；＾ω＾）「おっ、やっと起きたお」
　η η
(；'A`)「ここは？」

火（；＾ω＾）「保健室だお、モララーと一緒に倒れてた所を僕とツンが助けたんだお」
　η η
(；'A`)（あいつ…モララーっていうのか）

火（；＾ω＾）「それで…モララーのお父さんが君を呼んでるんだお」
　η η
(；'A`)「うわっ、行きたくない」

火（；＾ω＾）「行かなかったら行かなかったで怖いお、行ってこいお」

~モララーの家~
Θ（　´∀｀）Θ「…君がドクオか…？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ガブリアス　の　プレッシャー　！（違います）
　η η
(；'A`)「は、はひっ」

Θ（　´∀｀）Θｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…

Θ（＊´∀｀）Θ「よく来たモナ！そこに座るモナ！今お茶沸かすモナ」
η η
('A`)「ﾎﾟｶｰﾝ」

Θ（＊´∀｀）Θ「何か言ったモナ？」
　η η
(；'A`)「い、いえ、別に…」
23：名も無きAAのようです：2016/12/26(月) 20:26:58 ID:m6.kIl3g0: 　η η
(；'A`)「…それで、モララー君について何ですけど、」

ﾎﾟｵｵｫｯ

Θ（＊´∀｀）Θ「あっ、お湯沸いたモナ！今取ってくるモナ！」

Θｒ（＊´∀｀）Θｒ∪「お待たせモナ～」ﾖﾁﾖﾁ
　η η
(＊'A`)（かわいい）

Θｒ（　´∀｀）Θｒ∪ｺﾄｯ「ふぅ、この手だと何かを持つのは辛いモナ、僕の分も持ってくるモナ」

Θｒ（　´∀｀）Θｒ∪ｺﾄｯ

Θ（　´∀｀）Θ「ふぅ…それで、話の続きは？」
　η η
(；'A`)「あ、はい、えーっと、モララー君すごくモナーさんの事を恨んでいるように見えました。何かあったんですか？」

Θ（　 ∀　）Θ

Θ（　´∀｀）Θ「僕は昔、他のポケモンをならず者として傷つけ回ってたモナ」

Θ（　´∀｀）Θ「でも…僕はもうポケモンを傷つける事にうんざりしたんだモナ」

Θ（　´∀｀）Θ「僕は隠居したけど…モララーはあの時の僕に憧れてたんだモナ」
　η η
(；'A`) …
24：名も無きAAのようです：2016/12/27(火) 04:46:25 ID:.Rft0hA20: 10年くらい環境のトップクラスに居座り続けてるもんなあ
25：名も無きAAのようです：2016/12/28(水) 23:52:12 ID:QwkuWaZ60: 　η η
(；'A`)「今日はありがとうございました、モララー君は多分モナーさんと話したいと思います」

Θ（　´∀｀）Θ「忠告ありがとう、だけど、もうモララーは今の僕なんて見えてないよ」

Θ（　´∀｀）Θ「あいつの目には昔の暴君だった頃の僕しか映ってない、昔の僕だけが行動理念」

Θ（；´∀｀）Θ「慕われることは悪くない気持ちだけど、僕も昔の僕は悪いと思う」

Θ（　´∀｀）Θ「君がモララーを曲がりなりにも倒した事で、何か変わればいいな」
η η
('A`)「そうですか…それでは」ﾊﾞﾀﾝ

η η
('A`)「…人は、放し飼いでは何も変わらない…ソースは俺」
26：名も無きAAのようです：2016/12/29(木) 00:03:04 ID:tDpeE4/U0: ~次の日~
η η
('A`)「休日にもおはよう」

火（；＾ω＾）「あ、ドクオ、モララーのお父さん大丈夫だったかお？」
η η
('A`)「ああ、割と優しい人で安心したよ」

火（；＾ω＾）「そうかお…大丈夫ならそれでいいお」
η η
('A`)「…ところで、このあたりにコダックか鳥ポケモンが沢山いる所ってあるか？」

火（；＾ω＾）「流石にここが田舎でもあるお、スミダ沢とワカ林だお」
η η
('A`)「今から案内してくれるか？」

火（；＾ω＾）「…別にいいけど、何するつもりだお？」
η η
('A`)「…修行かな…今度いつモララーが襲ってきても良いように」
27：名も無きAAのようです：2016/12/29(木) 00:15:08 ID:tDpeE4/U0: ~ワカ林~
火（　＾ω＾）「着いたお」
η η
('A`)「なんかしょぼい林だな」

火（　＾ω＾）「うっせえお、まだ若いんだお」

火（　＾ω＾）「ここには虫や鳥ポケモンが沢山いるお、弱いとはいえ注意だお」
η η
('A`)「説明ご苦労…俺、今日の夕方には帰るからさ、皆にも伝えておいてくれ」　　

火（；＾ω＾）「え、ちょ、一匹は危ないお、虫ポケモンには僕が有利だから僕もいるお」
η η
('A`)「…いいなそれ、じゃあ虫ポケモンはお前が、鳥ポケモンは俺が、という体制でいこう」

火（；＾ω＾）「…一つ条件があるお」
η η
('A`)？

火（；＾ω＾）「危なくなったらすぐ帰る、これだけは約束しろお」
η η
('A`)「おk」