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( ^ω^)剣と魔法と大五郎のようです
118
:
◆x5CUS.ihMk
:2016/10/26(水) 21:58:11 ID:RSFxJfvw0
品行方正で真面目な人間であれば、ここで諦めて剣を置くなり、ロマネスクを見直して共に切磋琢磨することも出来ただろう。
美しい師弟愛と言うやつである。出来た人間の流石な考え方と言うやつだ。
ところがどっこい残念ながら、初期の発言からも分かる様に、ナンカスは全然そんなキャラじゃなかった。
邪魔者与太者気に喰わなければ斬って殺すが当たり前と言うクソ野郎だった。
自身の不調の原因までもロマネスクに押し付け、妄執に駆られたナンカス。
とある山中での野営の際に、小便を垂れていたロマネスクに背中から襲い掛かった。
(一;ФωФ) 「ッ師匠?! なにをするのであるか」
(`)(´)ミ 「うっさいダボハゼェ! 弟子にしてやったんにメキメキ強く成りよって!」
(一;ФωФ) 「言ってる意味が分からんである!」
(`)(´)ミ 「ええから死にや!! 痛いのは最初だけやで!!」
運よく気が付きナンカスの斬撃を逃れたロマネスクだが、お師匠様は変わらずご乱心である。
言葉による意思疎通が可能でないと判断するとすぐさま野営場所に駆け戻り、自分の剣を手に取った
こうして師弟の斬り合いが始まったのである。
流石のロマネスクも死にたかないので懸命に剣を振るった。
並び立つだの才があっただの言っても、純粋な実力はまだナンカスのほうが上だったのだから必死である。
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