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( ^ω^)達はアインクラッドを生きるようです。
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その後の事を、ミセリはよく覚えていない。
気付いた時には、目的地だった安全エリアで、一人うずくまっていた。
おそらくはあの時の少年と少女が助けてくれたのだと思われるが、
どうやってあの場所から逃げたのか、
あの時の敵は全部倒したのか、
あれはいったい何だったのか。
彼女は何も覚えていなかった。
気付いた時には朝日がエリアを照らしていた。
かすかに残る記憶の中で、
「ありがとうございました」
と、少女に向かって頭を下げていたことだけを覚えていた。
日の光がエリアを照らした時、
視界の隅にビコーズがいるのが見えた。
彼もうずくまり、
膝を抱え、
そしてずっと何か呟いていた。
けれど声をかける事も出来ず、
ぼんやりとその姿を見ていた。
視界の隅にメッセージの到着を知らせる印が点滅しても、
開く気にはなれなかった。
ぼんやりと、
目の前の景色を、
ただ、
ただ、
眺めていた。
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