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( ^ω^)達はアインクラッドを生きるようです。

284 ◆dKWWLKB7io:2015/09/27(日) 15:29:01 ID:khqOjRnI0

(ブーン)「(ドクオは寄るとこがあるから少し遅くなるって言ってたし、
来たらすぐ合図をするだろうから、
多分この3人がツンとショボンとクーさんなんだおね。
声をかけたいけど、女の人に声かけて違ったら恥ずかしいし、
こっちの男の人は…)」

3人を観察しているブーン。
なんとなく女性二人は互いを意識しているように見えるので、
あの二人がツンとクーならその後こちらに声をかけてくれるだろうと思い、
もう一人の青年に視線を向けた。

一心不乱に右手を振っている青年。
おそらくはウインドウを見ているのだろう。
かなり真剣な表情だが、なにをそんなに真剣に見ているのか不思議だった。

(ブーン)「(お知らせがさっき一回来てたけど、
その後は来てなかったおね)」

暇つぶしに何度かウインドウは開いて見たが、新しいメッセージなどは来ていない。
ウインドウを出すことによって現れるメニューは重要と言えばすべて重要なんだとは思うが、
これから落ち合う頼れる男友達二人に教えてもらえばいいやと思っていた彼は、
すぐに画面を閉じた。

(ブーン)「(すごく真剣だから、話しかけられないお……)」

どうしようかと腕を組み、教会を見るブーン。

すると、教会の前の一本道の真ん中を歩いてくる人影が見えた。

(ブーン)「お?」

ドクオが来てくれたのかと思い、じっと見つめる。

身長は190近いだろう。
胸板も厚く、足も長い。
ガッチリといった表現が似合うが、太いと言ったイメージは持たない。
服装は自分達と同じ初期装備に見えるが、腰付けた剣が彼を更に引き立てていた。
顔も凛々しく、美青年と言うよりは美丈夫。
精悍で、爽やかな好青年と言った感じだった。

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