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( ^ω^)達はアインクラッドを生きるようです。
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その日は、朝から灰色の雲が空を埋め尽くしていた。
朝の情報番組で、可愛いだけかと思いきや、
気象予報士の資格をちゃんと持っているお天気お姉さんが、
降水確率を100パーセントと言っていた。
『あの人局アナじゃないんだよ』
親友が、特に必要じゃない知識を披露してくれたのを、彼は覚えていた。
昼前には雨が降り出して、帰宅する頃には本格的な雨だった。
傘をさしていてもほんのりと濡れてしまう雨。
通っている高校には徒歩でも自転車でも通える距離に住んでいる彼と彼女は、
帰り道の道路をならんで歩いていた。
「ドクオと本城は?」
「ドクオは本屋、ショボンは生徒会だお。
そっちこそ、今日は来島さんは一緒じゃないのかお?」
「久美子も生徒会。書記も大変みたいね。
あんた、今日部活は?」
「体育館も武道館も渡り廊下も使われてて、お休みだお」
「そっか。吹奏楽部が使ってたわね」
「そういうことだお。
ショボン達もその関係だおね。多分」
「まだ部活に入ってない生徒向けの、文化部発表会か。文化部は大変よね」
「運動部系は今から入る一年生はまれだけど、文化部系はそれなりにいるみたいだお。
あれ?茶道部は出ないのかお?発表会」
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