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('A`)夏の日とKILLING JOKEのようです
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夏。
暑い夕日が差し込む、オレンジ色に染められた部室で抱き合う男女。
そんな景色は映画の中か小説か。
そういう場所でしか見れないと思っていた。
('A`)「あ」
(;^ω^)ξ;゚⊿゚)ξ「あ」
まさか、実際にそんな場面に遭遇するとは、ドアを開ける1秒前までは考えてもいなかった。
('A`)「お疲れさんでした」
そう言ってドクオは開けたドアをそのままゆっくりと閉め、そのまま帰路へついた。
これがまずここまでの出来事だ。
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('A`)
毒田独夫は、揺れる電車内で窓の外を眺めながら、先刻見た場面を頭の中で反芻していた。
『部室の中で内藤と津田が抱き合っていた』
ただそれだけの場面なのに、何故か脳みそはそれを消化してはくれなかった。
耳につけたインナー型のイヤフォーンから流れる、KILLING JOKEの「The Wait」が、更にその混沌とした頭をかき混ぜている。
https://www.youtube.com/watch?v=f42MLoLbnnQ
別に津田に対して好意があった訳では無かった。
もちろん、内藤に対して恋愛感情があるわけでも無い。
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同じバンドメンバーであるだけ、ただそれだけの存在である彼らが別にくっついたからどうだと言うのだ。
そう思っていても、消化できないモヤモヤが彼、ドクオの心を包んでいた。
('A`)「(とにかく帰ったらギターを弾こう)」
何かあったらギターを弾く。
それがドクオにとって唯一知っているストレスの解消法だった。
ただ、何故か今日は何時ものようにギターの音は自分の心を晴れやかにはしてくれなかった。
歪んだギターの音が、ディレイのように延々と自分の頭の中で反響し続けた。
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次の日、ドクオは何時ものように学校へ向かい、授業をこなすとまた部室へと向かった。
ドクオも普通の高校生だ。軽音楽部という部活動に所属している一般的な学生だ。
よく軽音楽部というと軽薄そうなイメージや不良学生の所属している活動だという印象を持っている人が多い。
それは否定しない。実際他校との合同ライブなどの時はそんな人間をよく見かける。
しかし、この学校の軽音楽部に関しては人畜無害な人間が集まっている。
少なくとも、ドクオにはそう思える。
ただ、少し変わり者は多いかもしれない。
自分含め、所々ズレている人間が多い。
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('A`)「ちーっす」
('、`*川「あら」
その変わり者の代表格である伊藤ペニサスが先に部室で練習をしていた。
肩から下げた赤いボディのムスタングベースが目に痛い。
('A`)「また買ったんですかベース」
('、`*川「うん、だって可愛かったんだもん」
そう言ってボディを優しく撫でるペニサス。その手が弦に少し触れたようで、アンプから低音が小さく鳴った。
('、`*川「それにショートスケールだから楽でいいわぁこれ」
('A`)「しかもマッチングヘッドだし。高かったんじゃないですか」
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('、`*川「ところがどっこい、得体のしれないメーカーで中古だから安かったのよ」
('A`)「お幾らで?」
('、`*川「諭吉3枚」
そう言って指を3本立て、ビシッと口で言いながらこちらへ腕を伸ばす。
('A`)「へぇ安い」
肩に下げたギターケースを床に降ろしながらドクオは答えた。
('、`*川「ていうか今日あんたらのバンドが使う日じゃないよね」
('A`)「あ」
('、`*川「いいよいいよ、どうせ他の奴ら来ないからやってきなよ」
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ドクオはすいませんと軽く頭を下げるとケースからギターを取り出し、いそいそとセットを始めた。
('A`)「先輩方は受験勉強ですか」
('、`*川「うん、つーかあれね、放課後講習ってやつ」
('A`)「伊藤さんはしなくていいんですか?」
('、`*川「私? もう決まったし」
('A`)「マジっすか、おめでとうございます」
('、`*川「ま、AO入試で楽しちゃったんだけどね」
('A`)「帰国子女詐欺」
('、`*川「人聞き悪いぞ、一応本物だからな」
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('A`)「ペニスをいかに綺麗に発音できるかとかやってる帰国子女ってなんなんですかね」
('、`*川「いやん、そんなはしたない言葉言わないでくださる?」
('A`)「どの口がそんな事言えるんだか」
('、`*川「下の口かな? 」
('A`)「ぬかしおる」
そんな軽口を叩きながらチューニングを終えたドクオは、手癖を適当に弾く。
何となくいつもカッティング主体のファンクな感じになってしまう。最近そんなのばかりを聞いているからだろうか。
('、`*川「ねえドクオ、どうせだし何か弾こうよ」
('A`)「いいっすよ、何やりますか」
('、`*川「この前焼いてくれたCDあったじゃん?あれの4曲目だったかのベース耳コピしてみたからやろうよ」
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('A`)「なんだっけ……ああ、『Shoot You Down』ですか」
https://www.youtube.com/watch?v=oFNadvdO6wU
('、`*川「そう、多分それ! あれ、ベースカッコいいから一度ライブでやってみたくなっちゃった。デーンデンデンデン……」
('A`)「確かにカッコいいけどマジでやったらポカーンですよ」
('、`*川「いいじゃない、ロックなんて自己満よ」
('A`)「客受けって大事ですよ、冷めると弾く方も萎えますし」
('、`*川「自分の好きな事に対して忠実にいる事って大事よ」
('A`)「そりゃあ大事かもしれませんが、空気ってのも大事ですから」
('、`*川「恋もロックも空気読むなんてつまんねーぜ! シェゲナベイベー!」
そう言ってイントロを弾きだすペニサス。
ドクオも慌ててギターを構え、ペニサスに続いた。
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………
……
…
何回目かの『Shoot You Down』で
('、`;川「指が回らん!! 」
とペニサスが悲鳴をあげて演奏を放棄したのが5分前のことだ。
相変わらず部室には誰も来ない。
ペニサスは床に大の字になって寝ころんでいる。
指をうねうねと動かしてはあーでもないこーでもないと呟いている。
寝ころんだ横顔を見て、改めて整った顔をしているなとドクオは感心した。
中身さえ知らなければ、彼女は相当な美人と呼ばれる部類だろう。
今入口から誰か入ってきたらその短いスカートの中身が見えそうなくらいに脚を開いているが、本人は気にも留めていないようだ。
透き通るような真っ白い内腿が、動かす脚の隙間からチラチラと見えていた。
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('A`)「俺のバンド、もうダメそうです」
ドクオはさっきまで飲んでいたペットボトルの口を閉め、アンプの上に置くとそう言った。
('、`*川「……どうした?」
身体をむくっと起こし、ドクオの方を向いたペニサス。
まだ指をウネウネさせている。
('A`)「昨日、ツンとブーンがここで抱き合ってました」
('、`*川「ヒュー、やるぅ〜♪」
('、`*川「どう? 内藤のアソコ大きかった? あ、ツンの身体の感想はいいわ、何回か合宿で見てるから言わなくても」
(;'A`)「ちがいます、その『抱いた』じゃないっす」
('、`*川「何だよ違うのかよ」
そう言って軽く舌打ちをするペニサス。
先輩たちから『ペニス脳』と言われる理由も分かるとドクオは思う。
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('A`)「……まあそこまでいかずともそうなったという事はそういうことで」
('A`)「バンド内でそういう関係になった以上、俺はやっていける気がしないっす」
('、`*川「えっ、なんでよ」
(;'A`)「なんでって……そうなったら大体空気悪くなってバンドの関係もおかしくなるし」
('、`*川「でもまだそうなってない訳でしょう?」
(;'A`)「そりゃそうですけど……やっぱ悪化すると分かってるのにそのままやっていくのは……」
('、`*川「別にいいじゃない。そのまま続けておかしくなったら別れりゃいいのよ」
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('、`*川「最悪ショボン君と2人でやればいいじゃない。ホワイトストライプスやってよ。『Seven nation army』とか」
https://www.youtube.com/watch?v=y9ANOzmSKQg
('A`)「だからウケませんって」
('、`*川「ま、バンドなんて見切りどころが重要よ。恋人と一緒ね。切れる時に切ればいい」
('A`)「それは今ではないと?」
('、`*川「もちろん。だってまだ何も起こってないもの。起きてから考えなさい」
('A`)「はあ」
('、`*川「色々心配し過ぎだし妄想広げすぎなのよドクオは。童貞だからしゃーないけど」
(;'A`)「それは関係ないでしょ!!」
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('、`*川「てゆーかなんでそんなに気にしてるのよ、ツンの事もしかして好きだったとか?」
('A`)「……違いますよ」
それは違う、という確信を持ってドクオは答えた。
ツンに対しては綺麗だとか可愛いだとかいう感情を持ったことはあるが、バンドメンバー以上の感情は持った事が無かった。
これだけは確実に言える。
('、`*川「じゃーなんでよ?」
('A`)「自分でもよく分からないから困ってるんです」
('、`*川「なんじゃそりゃ」
('A`)「思春期なもんで」
('、`*川「はっはっは、悩め悩め若人よ」
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('、`*川「そんなことよりさー……このベースラインばっか弾いてたら7188の『浮舟』練習してる暇なくて……今度のライブでやるのに……」
https://www.youtube.com/watch?v=1nSKRcLQJ2I
('A`)「今回は出来そうなんですか」
('、`*川「分かんね。他の奴のモチベーションしだいだけど」
('、`*川「ま、でも無理かな」
そう言ってペニサスはぎこちなく『浮舟』のベースラインを弾きはじめた。
ドクオはその姿を三角座りをしながらボーっと眺めつつ、自分のモンモンとした理由を頭の中で堂々巡りさせていた。
そうしているとペニサスのバンドメンバーたちかぞろぞろと集まり始めてきた。
ドクオはセットした時と同じく、いそいそと片付けをして、先輩方に軽く頭を下げながら部室を出た。
部室から漏れ出てくるペニサスの謎シャウトを背中で聞きながら、ドクオは廊下を歩く。
窓から外を見ると辺りは薄暗く、そろそろ陽が落ちそうだった。
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('A`)「あ」
(´・ω・`)「やぁ」
下駄箱で靴をはきかえようとしたその時、ちょうどそこへやってきた緒本と出会った。
緒本光輝、通称ショボン。ドクオのバンドのドラムだ。
('A`)「なぁショボン、ホワイトストライプスやろうか」
(;´・ω・`)「何だよいきなり。それにホワイトストライプスってなんだよ知らないよ」
('A`)「……そうだよなーゴメンゴメン」
(´・ω・`)「そういやさ、貸すって言ってたマンウィズの新譜持ってくるの忘れちゃった」
('A`)「別にいいよ」
ドクオとしては本当にどうでもよかった。
あまり興味も湧かなかったが、経験として聴いておきたかっただけだった。
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('A`)「それよりショボン」
(´・ω・`)「何さ深刻な顔して」
ドクオは例の出来事をショボンに話す。
ショボンは話を聞いて、少し驚いた顔をしたがすぐに真顔に戻り、ドクオに向かって話し始めた。
(´・ω・`)「別に、いいことじゃないか。付き合ってようが彼らの勝手だろう」
('A`)「そういう問題じゃない、バンドの中で付き合うってことが問題だ」
(´・ω・`)「なんだい嫉妬かい?」
('A`)「違う、そうじゃない」
ペニサスと同じことを言われて少しドクオはムスッとした。
確かに自分は顔も悪けりゃ彼女もいないが、そんな事を思うほど小さい人間ではない。
少なくともドクオはそう思っていたからだ。
('A`)「バンドって言うのはグルーヴが重要なんだ。メンバーの中で張りつめた糸が緩んだらそれだけで崩れるんだよ」
よくまあそれっぽい事を言えるもんだ。ドクオは自分で自分に感心した。
ショボンも少し納得したらしく、うんうんと頷いていた。
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(´・ω・`)「確かにそうなのかもね」
('A`)「そうだろう? だから……」
(´・ω・`)「でも、僕らそんなにガチじゃないからいいじゃない」
('A`)「は?」
(´・ω・`)「わちゃわちゃ楽しくやるだけでいいじゃん」
(´^ω^`)「仲良くなる事はいいことだよ、学祭も夏休み明けにある訳だし……」
('A`)「……さいですかい」
(´・ω・`)「明日部室の日じゃん。皆でやる曲決めようよ。今回こそは僕の意見も入れてもらうかんね」
('A`)「はいはい」
そう言ってショボンと別れを告げてドクオは帰路についた。
今日は帰っても何故かギターを弾く気になれず、スタンドに立て掛けると、そのままベッドに倒れ込んでドクオは眠りについた。
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(´・ω・`)「だから僕はこれをやりたいんだ」
次の日、ドクオたちのバンドは部室で顔を突き合わせて演奏曲の打ち合わせをしていた。
週に数回、時間を決めて使えることになっているこの時間をわざわざ打ち合わせに使う事に対してドクオは少しイライラしていた。
('A`)「(あークソどうでもいい……早く弾きてえー……)」
ξ゚⊿゚)ξ「ていうか私がボーカルなのにそれは無いっしょ」
(´・ω・`)「なんでさ、ツンが『サブカル女子』とか歌ったら最高にロックだと思うけど」
https://www.youtube.com/watch?v=5QlPMfkCTaw
( ^ω^)「おっおっ、それ面白いお」
ξ゚⊿゚)ξ「あははウケるウケる」
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('A`)「(真顔でアハハとか言うなよ怖いわ)」
( ^ω^)「ドクオはなんかあるかお?」
('A`)「うーん……チャットモンチーとかは?」
ξ゚⊿゚)ξ「えー嫌よ、だって去年先輩たちやってたじゃない」
('A`)「(初期スーパーカーとかいいと思うけど、どーせ知らないって却下されるだろうし)」
( ^ω^)「そうだスキャンダルとかいいんじゃないかお!」
ξ゚⊿゚)ξ「あ、それいいかも」
(´・ω・`)「いや、それだったらSHISHAMOやろうよ」
ξ゚⊿゚)ξ「えー何よそれ……」
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延々と決まらない会議を少し離れた位置で眺め、振られた時だけ参加していたドクオ。
アンプに繋げていないギターで、延々と昨日ラジオで聴いた『目を閉じておいでよ』のリフを弾いていた。
https://www.youtube.com/watch?v=I5x7IlEIaLY
ξ゚⊿゚)ξ「もう、ブーン決めてよ」
(;^ω^)「えーっ、ブーンがかお……」
ξ゚⊿゚)ξ「だって決まらないんだもん、誰か決めなきゃダメじゃん」
( ^ω^)「ううん、分かったお」
(´・ω・`)「いやいや、今回は僕のやりたい曲もだね……」
('A`)「……」
結局、この日は全く纏まらず、部室を使える貴重な時間を使いつぶしただけだった。
帰っていく皆の姿を尻目に、ドクオは音楽準備室へと向かった。
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('A`)「お疲れ様です先輩」
川 ゚ -゚)「おや珍しい」
また一人変わり者がここにいる。
砂尾 空(すなお くう)、通称クーだ。
('A`)「ここなら空いてると思いまして」
クーはとにかくストイックだ。
空いている音楽準備室を教師に頼み込んで借りてはドラムの練習を延々としている。
それも長時間地味な基礎練習を延々としているというのだから十分異常だ。
('A`)「先輩は放課後の講習行かなかったんですか?」
川 ゚ -゚)「ん、私は指定校推薦で行けそうだから」
('A`)「クー先輩、流石です」
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ドクオがそう言うとクーは少し頬を赤く染めて「そんなことないさ」と言葉を返した。
頭脳明晰で授業態度も優秀なクーは、先生方のお気に入りだ。
色々な先生と会うたび「何故軽音楽部なのか」と聞かれるのが面倒くさいと度々ぼやいているのを、ドクオは聞いたことがあった。
('A`)「(やっぱりどっかのペニス脳とは違うな)」
普段ちゃらんぽらんで適当に過ごしているくせに、英語力という最強の一芸を持っている先輩の顔をドクオは思わず思い浮かべた。
川 ゚ -゚)「今日はなんだ? 練習か?」
('A`)「今日全く弾けなかったんで」
川 ゚ -゚)「やる曲が決まらなかったとか?」
('A`)「その通りっす」
川 ゚ -゚)「曲決めは重要だからな。ボーカルの個性や癖で全く変わってしまう」
('A`)「そんな上等なもんじゃないっすけどね」
そう言いながら端に置いてあったアンプにシールドを差し込むドクオ。
少々ぼろっちいアンプだが、しっかり音が出るのは以前確認済みだった。
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('A`)「もう俺のバンドダメかもしれないっす」
川 ゚ -゚)「ペニサスから聞いたぞ。何か起こると決まっているわけでは無いのだからまだ……」
('A`)「いや、それもそうなんすけど」
1弦から6弦まで鳴らし、一音一音じっくりと確認していく。
ヘッドにつけたチューナーを眺めながらドクオはため息をついた。
('A`)「なんかもう色々限界というか」
('A`)「やっぱ俺ダメだなって」
川 ゚ -゚)「私もバンドメンバーが皆受験勉強で忙しくてな……実質解散状態だよ」
('A`)「あぁ……」
そんなドクオの姿をみてクーは鼻で溜息をつく。
そして苦笑い交じりでドクオの方を見る。
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川 ゚ -゚)「……なんかやるかい?」
('A`)「ドラムとギターですし『Fell In Love With A Girl』やりましょう」
https://www.youtube.com/watch?v=fTH71AAxXmM
延々とドクオはリフを鳴らし、歌う。
クーもそのドクオについていくように延々と正確なドラムを叩き続ける。
ドクオは最後の一音を鳴らし終えると、10秒ほど余韻に浸った。
そしてクーの方を向き、深々と一礼した。
('A`)「満足しました」
川 ゚ -゚)「私も久々に満足したよ」
クーはスティックをタオルで拭きながら答える。
もうそろそろ夏休みが始まりそうな季節で、空調が無いこの部屋はいささか暑すぎた。
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美しい黒髪が差し込む夕日に照らされ、美しく輝いている。
クーの顔はほんのり紅潮し、汗が浮かんでいた。
額には乱れた前髪が張り付き、少し荒れた呼吸をしている彼女の姿。
川 ゚ -゚)「ん……」
そして髪をかき上げ耳にかけると、足元に置いていたペットボトルに口をつけ飲むクー。
ドクオは何故だかいけないものを見ているような気がして、さっとクーの顔から眼を逸らした。
川 ゚ -゚)「ん? どうかしたかい」
('A`)「いえ、何も」
ドクオは肩から下げたテレキャスターで、それとなく下半身を押さえつけながらそう答えた。
川 ゚ -゚)「ドクオはさ、もっと好きにやっていいと思うんだ」
('A`)「好きにですか」
川 ゚ -゚)「うん」
クーは飲んでいたペットボトルのふたをキュッと締め、また足元へと置いた。
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川 ゚ -゚)「君は自分の事を抑え過ぎている」
('A`)「そんなことないですけどね……」
川 ゚ -゚)「そんなことあるさ。現に君はやりたいことをやっていないじゃないか」
クーがスネアドラムを軽く叩く。
パンッと軽い音が響く。
川 ゚ -゚)「好きな様にやるのも、たまにはいいんじゃないのか」
('A`)「はぁ」
川 ゚ -゚)「……好きな事もそのうちやれなくなる時がくる」
('A`)「……」
川 ゚ -゚)「それまでは好き勝手にやるっていうのも悪い事じゃない。私はそう思うぞ」
('A`)「検討してみます」
川 ゚ ー゚)「頑張ってくれ」
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クーはクルクルとドラムスティックを回しながらそう答えた。
ドクオは軽くクーに向かって頭を下げた。
('A`)「もう一曲やりませんか?」
川 ゚ -゚)「別にいいが、あんまり君の知っているような曲のレパートリーは……」
('A`)「『1977』、確か新入生歓迎会でやってましたよね」
https://www.youtube.com/watch?v=1FTErp0flQs
川 ゚ -゚)「あぁ、それなら何回かやってるから大丈夫」
('∀`)「またあん時みたいにドラムボーカルやってくださいよ」
川 ゚ ー゚)「おいおい、勘弁してくれよ……」
そういってドクオはギターを鳴らし始める。
古ぼけたマーシャルのアンプから飛び出す音は、窓の外から夕方の夏空へと抜けていった。
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………
……
…
ξ#゚⊿゚)ξ「もうウンザリ!」
先ほどまで無音だった貸しスタジオに響いたのは、ツンのヒステリックな叫びだった。
(;^ω^)「お、落ち着くおツン」
ξ#゚⊿゚)ξ「いい加減にしてよね! あんたの好きな曲じゃないからって一々ウザいんだよ!」
(´・ω・`)「は? 自分でやりたいって言ってた曲なのに、まともに歌詞も覚えてこない方がなめてると思うんだけど」
(;^ω^)「ショボンも気持ちは分かるけど抑えて……」
ξ#゚⊿゚)ξ「何?気持ちが分かるって。ブーンはショボンの味方をするの?」
(;^ω^)「いや、そういう訳では……」
ξ#゚⊿゚)ξ「じゃあどういう訳なのよ!! もういい!」
そう言うと荒々しくスタジオのドアを開けてツンは出ていってしまった。
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(;^ω^)「ちょ、待てお!」
その後を追い、慌ててブーンも飛び出していった。
(´・ω・`)「あー、クソ女うっざ……」
('A`)「あー、ショボンどうする? 練習していく?」
さっきまで完全に蚊帳の外になっていたドクオがようやく口を開いた。
(´・ω・`)「バンドなのに2人で練習しても意味ないっしょ」
そのドクオを「ああ、いたっけ」とも言いそうな顔で見ながらショボンは言った。
そして、スティックをケースにしまい、「バイトがあるから」とスタジオから出ていってしまった。
('A`)
スタジオに一人残されたドクオ。
彼はBeatlesの『I've got a feeling』を口ずさみ、弾きはじめた。
特に理由は無かった。何となく頭に浮かんだこの曲を、ただ何となく弾いていた。
https://www.youtube.com/watch?v=h9HTsW2aWBU
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2回目の『I've got a feeling』に突入しようかというとき、急にスタジオのドアが開いた。
(,,゚Д゚)「やっぱりいた」
入ってきたのは、同じ部活の先輩のギコ先輩だった。
彼はトレードマークのツンツンの髪の毛を弄りつつ、僕の方を何とも言えない目で見つめてきた。
(;'A`)「どうしたんですか?」
ドクオは予期せぬ来訪者に驚いていた。
そもそも、貸りてたスタジオに、何故違うバンドの先輩がやってきたのか、理解できなかった。
(;゚Д゚)「いやさ、今日俺らも借りるつもりでさ」
(;゚Д゚)「階段降りて入口来たらカウンター前でツンとブーンが騒いでるし、その脇ショボンが我関せずって感じで抜けて帰っていくし」
(;゚Д゚)「そんでドクオの姿見かけねえからスタジオの窓覗いたら何か延々と弾いてるし」
(;゚Д゚)「何した?」
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(;'A`)「あー、音楽観の相違ってやつです」
(;゚Д゚)「なんじゃそりゃ」
(;'A`)「……察してください」
(;゚Д゚)「まぁ何があったか大体想像はつくけどよお」
(,,゚Д゚)「せっかくの1年生バンドなのに……ほんとお前ら……」
ぼりぼりと頭を掻きながら、近くにあったスタンドマイクを弄るギコ。
ドクオはとりあえずギターを近くにあったスタンドに立て掛け、端の方に置いてある丸椅子に腰かけた。
(,,゚Д゚)「休み明けたら学祭だぜ。仲良くやろうぜ仲良く」
('A`)「僕としては仲良くやりたいんですけどね」
そう言うドクオを苦笑いしながら見るギコ。
ドクオも苦笑いでギコに返す。
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('A`)「今年もギコ先輩とシイ先輩のツインボーカル聴けるの楽しみっす」
(,,゚Д゚)「おっ、ありがと。今年はオリジナルやるぜ」
('A`)「マジっすか」
(,,゚Д゚)「うん、俺もちょっとギター弾くし」
(;'A`)「マジっすか」
(,,゚Д゚)「てめー今俺ギターなんて弾けんのかよって思っただろ」
(;'A`)「いえいえそんなそんな」
首をぶんぶんと横に振って否定するドクオ。
それを見て、軽く笑いながら立て掛けたドクオのギターのそばで屈み、ボディをギコは触りながら話し始める。
(,,゚Д゚)「ずっと歌ってばっかだったけど家ではギター触ってたんだよ」
(,,゚Д゚)「どうせ最後だしやりたいことやろうぜ!……ってなってな」
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('A`)「良い事じゃないですか」
(,,゚Д゚)「ドクオもやりたいようにやっちまえばいいんだよ」
('A`)「いやぁ……」
(,,゚Д゚)「一人でもやれるだろう? アコースティックとか」
('A`)「いや僕はそんな……」
(,,゚Д゚)「ドクオの技術があれば余裕で出来る。そう俺は思うぞ」
('A`)「そう言えば先輩進路決まったんですか?」
ドクオは話の流れをぶった切る様に方向を切り替えた。
これ以上聞かれるのが何故か怖くなってしまったからだ。
(,,^Д^)「ん、まだ決まってないぞ!ギコハハハハ」
('A`)「一般受験組ですか」
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(,,゚Д゚)「そう。俺は専門学校行くから」
('A`)「専門?」
(,,゚Д゚)「そう、ギタークラフトのな」
ドクオは細い目をギョッと見開いてギコを見つめた。
あまりに予想外の返答がギコからやってきたからだ。
(,,゚Д゚)「俺は音楽は好きだ、けどプロで食っていけるほどの自信は無い」
(,,゚Д゚)「何でやれるかと考えたら好きなギターを作ることが一番いい事かなって思ったんだ」
('A`)「……すごいっすね」
(,,゚Д゚)「ま、成功するかもわかんねーし、何より受かるかどうかが一番の不安だな……」
('A`)「先輩なら、大丈夫っすよ」
(,,^Д^)「ありがとよ……」
('A`)「クー先輩もペニス……ペニサス先輩ももう決まってるんですよね」
(,,゚Д゚)「ん、確かな」
-
('A`)「今の時期に決まってるって羨ましいっす」
(,,゚Д゚)「ペニス……ペニサスはともかくとして、クーはちょっと可哀想だけどな」
('A`)「? 何でですか」
(,,゚Д゚)「あいつ、獣医なりたかったらしくてそういう方向進みたかったみたいなんだけどさ」
(,,゚Д゚)「どーしても両親は許可してくんねえし、先生共もどうしても大学行かせたかったらしくてさ」
ギターの方を見つめながらギコは話を続ける。
(,,゚Д゚)「泣く泣く妥協してW大の指定校呑んだんだと」
('A`)「へえ……」
(,,゚Д゚)「出来過ぎるって言うのも大変だよな。まぁ俺にはよく分からない世界だけどよ……」
そういうとスクッとギコは立ち上がり、マイクスタンドへ向かう。
そして何の気なしと言った感じでスタンドをゆらゆらと揺らしていた。
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('A`)「先輩、何か歌いません?」
(,,゚Д゚)「ん、俺歌っていいのか? 練習しなくていいのか?」
('A`)「ええ、1人で弾いてるより歌声あった方がいいです」
(,,゚Д゚)「よしきた、じゃあアレ、Blitzkrieg Bop!」
https://www.youtube.com/watch?v=K56soYl0U1w
('A`)「了解っす」
(,,゚Д゚)「Hey!Ho!Let's GO! Hey!Ho!Let's GO!」
演奏を終えると、ギコ先輩は「ありがとう」と言ってスタジオから出ていった。
スタジオの時計を見ると、予約していた時間の5分前に迫っていた。
ドクオはゆったりとギターをケースにしまい、少しのんびりとスタジオを出た。
すれ違い様、どこかのバンドマンに睨まれたが、気にしなかった。
-
………
……
…
カレンダーが一枚めくれた。
その夏の日の午後。
ブーンとドクオは、校舎の屋上にやってきていた。
〜-y('、`*川「で、どうすんのアンタら」
右手に火をつけた煙草を持ちながらペニサスはふうと煙を吐き出した。
('A`)「屋上だからって堂々と煙草吸うのやめてもらえます?」
〜-y('、`*川「誰も来やしないから平気平気」
(,,゚Д゚)「内定取り消しだな」
相変わらずのツンツン頭を弄りつつ、ギコが手すりに寄りかかりながら遠くを見つめていた。
日はそろそろ沈みはじめ、日差しがオレンジにと変わり始めていた。
遠くに見える街のビルは徐々にオレンジ色へと変わっている。
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まだミンミンと鳴く蝉の声が遠くから響いている。
('、`*川「それは困る」
右手に持った煙草をポロっと落とすと足で揉み消し、その吸殻をポイッと遠くへ投げ捨てた。
川 ゚ -゚)「ポイ捨てで内定取り消しだな」
屋上の入口近くに腰かけていたクーが、頬杖をつきながらその姿を眺めている。
暑い夏の日なのにも関わらず、相変わらず涼しげな顔をしている。
('、`*川「ふええ〜」
( ^ω^)「可愛くないですお」
('、`*川「内藤貴様殺す」
( ^ω^)「ふええ〜」
-
('、`*川「で、なんだって? もう一回流れ教えてくれない?」
ドクオは大きなため息をつき、周りに集まったメンツをぐるっと眺めてから話し始める。
いつもの顔から更に生気が抜けて枯れ木のようになっていた。
('A`)「まず、僕らのバンドは解散しました」
(,,-Д゚)「この時期に何とまぁ……」
( ^ω^)「……原因は僕とツンですお」
('A`)「あとショボン」
('、`*川「ドクオ以外全員じゃねえか」
(,,゚Д゚)「完全にドクオが被害者……」
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( ^ω^)「まず、ツンとショボンが喧嘩しました」
('A`)「それを説得しようとしたらブーンとツンが別れました」
( ;ω;)「おーん」
('A`)「そんでショボンは別のバンドへ行き、ツンはジョルジュと新しいバンドを組むそうです」
(,,゚Д゚)「ジョルジュのとこに入るって……」
('、`*川「完全に体のいいバンド乗っ取りよね」
(,,゚Д゚)「ジョルジュがギターボーカルだからな、ジョルジュがギターだけ弾いてりゃいいわけだ」
('A`)「ま、そういう訳で僕らは出れなくなりましたと」
('、`*川「流石にベースとギターじゃねえ……」
('A`)「……無理ですねこれ」
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一通りドクオとブーンが自分たちの絶望的な状況を話終え、屋上はシンと静まり返った。
遠くから聞こえていた蝉の声もパッタリと止み、辺りは風の音だけが響いている。
('、`*川「『KILLING JOKE』」
そんな中ぼそっとペニサスが呟く。
(,,゚Д゚)「は? なんて?」
('、`*川「キリングジョーク。死にそうになるくらい面白いジョークだって言ってんのよ」
('A`)「ガチなんだから笑えないんですよ……」
( ;ω;)「おーんおーん」
(:゚Д゚)「ブーンも泣くなよ」
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('、`*川「で、どうすんのドクオ」
('A`)「学祭には出ます」
(;゚Д゚)「マジか」
('、`*川「よう言うた! それでこそ男や!」
( ^ω^)「何故いきなり関西弁なんだお」
(,,゚Д゚)「でもよぉ、本当に時間無いぜ? 来週の合宿で覚えるっつったって……」
('A`)「レパートリーだけはあるんで、アコースティックで何とか……」
川 ゚ -゚)「なぁドクオ」
先ほどから静かにこの光景を眺めていたクーが口を開く。
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川 ゚ -゚)「それは自分がやりたくてやることなのか?」
川 ゚ -゚)「『ただ学祭があるから』やるのか?」
相変わらず暑さを感じさせない涼しげな顔と、澄んだ黒い瞳がドクオの眼を見据えていた。
('A`)「……はい、これは自分の意志です」
('A`)「まぁ、これがなきゃやる事も無かったですけど……いい機会ですし」
('A`)「やりたいことをやろうかなと」
川 ゚ -゚)「……よし分かった」
川 ゚ -゚)「ドクオ、私ドラム叩くよ」
(;'A`)「えっ」
-
('、`*川「クーちゃん男気〜♪」
川 ゚ ー゚)「後輩がやりたいことやるって言ってるんだ、手伝ってあげるのが先輩だろ?」
( ^ω^)「ブーンもベース弾くお!!」
('、`*川「おめーは元凶の1人なんだから当然だろうが」
( ^ω^)「ふええ〜」
(,,゚Д゚)「……んじゃー俺もギター弾くわ」
(;'A`)「ええっ、いいんすか」
(,,^Д^)「俺バンドじゃほぼボーカルしかやんねーし、ギター弾きたかったからよ」
(,,゚Д゚)「スリーピースで組むって言うなら俺身を引くけど」
(;'A`)「いやいや、ありがたいっす」
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('、`*川「うーん……じゃあ私はタンバリンでも叩くわ」
('A`)「……ペニサス先輩、ボーカルやりませんか」
('、`;川「はぁ?」
('A`)「帰国子女(笑)の英語力と、普段おふざけで歌ってる時の歌唱力をですね……」
('、`*川「なんか(笑)が付いていた気がするが、まあ褒められて悪い気はしないから許す」
川 ゚ -゚)「それじゃあ」
そう言ってクーはスッと手を差し出した。
その手が意味するところを、僕は瞬間、理解できないでいた。
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(,,゚Д゚)「おっ、よろしく」
('、`*川「クーちゃんって案外こういうの好きよね」
( ^ω^)「よろしくお願いしますお」
次々と差し出した手を握り返していく彼らをドクオはボーっと眺めていた。
そんなドクオの方を向き、クーは手を差し出す。
川 ゚ -゚)「君が最後だ」
('A`)「あっ、えっ、はい、お願いします」
慌ててその手を握り返すドクオ。
クーの手は、柔らかく、細く、そしてほんのり暖かかった。
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川 ゚ -゚)「やろう、君の好きな事を。君の好きな曲を」
('A`)「……はい」
日差しはクーの白く透き通る肌に反射し、彼女を赤く染めている。
暑い夏の日は続くのだろうと思わせるような熱が僕らの身体を包む。
静まり返っていた蝉も、また遠くで鳴き始めた。
まだ、夏は始まったばかりだ。
『('A`)夏の日とKILLING JOKEのようです』
終わり
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おつ
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・GW祭り参加しようと思ったら間に合わなくて泣いたので勢いで書いちゃいました。
・まだ夏には遠いけど書いちゃいました。
・好きな曲を使いたかっただけだけど書いちゃいました。
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おもろかったで
どっかで一つ山場があったら、より良かったかなとは思うけども
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おー、ええやん
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乙
なんだ、学祭までやるのかと思った
これブーンもわりと被害者じゃね?
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乙
思い通りに行かないけどなんとか進んで行く感じが好きだゼ
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乙!!
この少し気怠げ?な感じがいいね!
ずっと続きを読んでたい。
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学祭まで見たかったおつ
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乙
続き読みたい!
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バンド系好きだからすごく嬉しい
乙
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乙!
ドクオのもやもや感はバンド結成時からあったんだろうなぁ
趣味の合うクーやペニサスみたいな奴がメンバーなら全然違っただろうに……
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あっこれ終わりか
残念だ
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典型的なサークラって奴だな
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いい感じ、乙
綺麗な終わり方だけど続き読みたくなる
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続きはないのか!続きはよう!
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おもしろい!!
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こんにちは。
今更ですが、この作品の続編を制作中です。
近日中に投下できればいいなと思っておりますが……。ま、最悪夏のうちに。
ではまたそのうち。
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いーーーーね!
このドクオの青春を見たい!期待!
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めたくそくそくそくそくそくそくそ嬉しい
こういうバンド系ホント好き
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まじか期待
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http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1749.jpg
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>>69
素晴らしい
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やっぱテレキャスは黄色だよな
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>>69
めちゃくちゃカッコいい!!
凄く嬉しいです。素晴らしい絵をありがとうございます。
とても励みになります。
お礼がてら、進行状況のご報告を。
続編の進行具合ですが、全体の7割〜8割ほどは書き終わりました。
文章量的に言ってしまうと、この作品がプロローグ、続編が本編になりそうなぐらいの差が……(;^ω^)
レスしていただいている皆様、ありがとうございます。
期待に答えられるよう頑張って書いておりますので、投下までもう少々お待ちください。
投下の際は事前にこちらに連絡させていただきますので、よろしくお願いいたします。
では、またそのうち。
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待ってるぜー
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待ちきれない
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期待
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涼しくなってきなねえ
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夏とは何だったのでしょうか……(ヽ'ω`)
ようやく完成しました。
確認の後、本日22時ごろ投下予定です。
待っていてくださった方々、長らくお待たせして申し訳ありませんでした。
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待機
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連続スレッド作成制限中の表示が出て立てられず苦戦しております('A`)
('A`)夏の日とGANG OF FOURのようです
のスレタイでどなたかスレッド立てていただけませんか?
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把握
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すまん俺も規制だった…なんだこれ
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>>80
ありがとうございます!!
お手数おかけして申し訳ありません……。
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>>82
ごめん立てられなかったんだ…
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>>81
いえいえ、わざわざありがとうございました。
もしかしたら何かしらの規制をしているのかもしれませんね。
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たてたよー
('A`)夏の日とGANG OF FOURのようです
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1441719492/
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>>85
ありがとうございます!!!!
それではただ今から投下してまいります。皆様よろしくお願いします。
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>>85
gj
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投下終了いたしました。
スレ立てなど色々お手数おかけしました。
またいつかお会いしましょう。
ありがとうございました。
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おつ!!
ずっと待ってた甲斐があったわ、最高だった
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