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( ^Д^)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
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川 ゚ -゚)「ワイズマン、いるんだろ!」
ドアを叩く拳に鈍い痛みが走るがそんな事に構ってはいられない。
それにこの程度の音や振動で文句を言うガラではない事くらい知っている。
川 ゚ -゚)「今日だけは入れてくれるまで叩くぞ!」
そんな脅し文句が容易く通じる相手でもない。良く良く解っている。でも
川 ゚ -゚)「ワイズm」
ぷしゅ。
気が抜ける様な音と共にあっけなく開かずの筈の扉は開き。
勢い余った私は当然の如く頭からドア向こうの床に突っ込む事になり
ぷしゅ。
再び間が抜けた音と共に柔らかな軌道を描く腕に抱きとめられる事になる。
( ・∀・)『当初の予測より大分お転婆、いや、活発に育ったと言うべきかなぁ』
壁面のディスプレイの中で机に肘をつき、その左手の月丘にほっそりとした顎を乗せている
皮肉な笑顔を振り仰いで私は眉をひそめた。
川 ゚ -゚)「何事も想定外を想定するのが大切だと耳にタコが出来るまで繰り返したのは誰だ?」
居心地が悪いのは認めてもいい。私らしくない振る舞いだった事も確かだ。
耳がちょっと熱い。目敏い奴の事だ、自覚する前に気付いてるに違いない。
川 ゚ -゚)「大体、大分前に決まってたって言う話じゃないか、聞いてないぞ!」
( ・∀・)『確定したのはここ数日だよ。それに移送の手配やスケジュールがなかなか決まらなくてねえ。
日程そのものは現刻もまだ未定さ。だから必ずしも意地悪で黙ってた訳ではないよ』
川 ゚ -゚)「だからって意地が悪いぞ、教えるタイミングだって打ち合わせてたんだろ?」
( ・∀・)『はて、そんなに怒らせる程のイタズラじゃあないだろう? ささやかな老人の楽しみみたいなものさ』
川 ゚ -゚)「そういうのは老獪って言うんだ!! イビリだ、イビリっ」
( ・∀・)『ほほぅ、最近また語彙が増えたね、いい傾向だ。まぁ一息つきたまえ』
ふぃ、ことん。カラン。涼しい音だ。風流。
( ・∀・)『ちょうどいい、麦茶の試作品がいくつか上がってきた所だし、良さそうな奴の味見を頼もうか』
川 ゚ -゚)「……焦げてない?」
( ・∀・)『改善済みらしい。まぁ、試してみたまえ、このサンプルはなかなか良さそうだから』
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