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( ´∀`)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
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そんな風に、俺が物思いにふけっているとき。
川 ゚ -゚)「アッ、ソウイエバデレハイツモ東門カラ帰ッテタナー。アークチガスベッチャッター」
そのクールのわざとらしい言葉で、俺の心のなかに一筋の光が差す。
その言葉のお陰で、俺の頭はいつにないほどのフル回転を始める。
('A`)「……クール、それは本当か?」
川 ゚ -゚)「デレといつも一緒に帰ってますから。帰り道ぐらいは知ってますよ」
ああ、まさかこいつに助けられる日が来るとは。
('A`)「ありがとう、クール。この恩はいつか返す」
川 ゚ー゚)「ハーゴンダッツ3個で手を打ちますよ」
クールは、体育座りをしている膝の上に、3本指を作って俺の方にひらひらと揺らしてみせた。
('A`)「上等だ」
そう言った後、俺はデレの後を追うために全力で地面を蹴り始めた。
たとえどうなろうと構わない。デレを悲しんだままこのまま帰らせてしまったら、
この先、自分で自分を幾度と無く責め続けることになってしまうのは明らかだ。
たとえデレが俺のことを好きじゃなかったとしても良い、せめて、あいつの笑顔を取り戻せるだけでも良い。
デレに自分が何を出来るかも全然わからないけど。でも、また前みたいにこんな悲しい“想いで”を自分に残してしまうのだけはごめんだ。
“想いで”になんか、させない。
川 ゚ -゚)「……まあ今の姿を見て少し、デレが先輩を好きな理由がちょっと分かった気がするよ」
川 ゚ー゚)「たとえ私が気に入らなくても、私を散々悩ませたデレの独断で、勝手に“想いで”になんてさせないさ」
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